JP6025702B2 - 空気圧式緩衝体 - Google Patents

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Description

本発明は、物体が衝突した場合にその衝突の衝撃を緩和するための空気圧式緩衝体に関する。
下記特許文献1には、スケートリンク用の緩衝体が記載され、特許文献2には、スケートリンク,スキー場,カーレース場等で用いることができる緩衝体が記載されている。それら下記特許文献1,2に記載の緩衝体は、衝撃吸収させるための素材の主体となるものとして、ポリウレタンフォーム等の樹脂フォームが採用されている。
特開2001−37945号公報 特開平10−278152号公報
衝撃を緩和するための素材には、上記特許文献に記載の緩衝体のように、ポリウレタンフォームを用いたものが一般的である。しかしながら、ポリウレタンフォームは、上記特許文献2にも記載されているように、強度がそれほど高くなく、特に屋外で使用される場合には、劣化が早まって強度や緩衝性が低下してしまうという問題がある。また、ポリウレタンフォームを用いた緩衝体は、収納する際に、比較的広いスペースを必要するという問題もある。そのような問題に対処することにより、緩衝体の実用性を向上させ得ると考えられる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、実用性の高い緩衝体、詳しくは、内部に空気が充填されて膨らまされた空気圧式緩衝体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気圧式緩衝体は、(A)皮膜材の内部に空気が充填されて膨らまされた状態において物体の衝突を受ける面である衝突受面を平坦にするために、皮膜材における衝突受面を形成する部分である衝突受面部と、その衝突受面部に対向して衝突受面の反対側の面を形成する部分である背面部との間を、定められた間隔で連結する複数の連結材と、(B)それぞれが、互いに直交する2辺を有する形状に形成された布状のものであり、それら2辺の一方が、皮膜材における衝突受面部に固定されるとともに、2辺の他方が、衝突受面部と背面部とを繋ぐ部分である連結面部に固定された複数の角部固定材とを備えたことを特徴とする。
本発明の緩衝体は、皮膜材に強度の高いものを用いた空気圧式緩衝体とすることで耐久性を向上させつつ、複数の連結材によって衝突受面の膨らみを抑えて平坦なものとすることが可能である。また、本発明の空気圧式緩衝体は、空気を充填することで、衝突受面の端部に生じる丸みを抑えることが可能である。換言すれば、衝突受面を端部まで平坦にすることが可能である。さらに、本発明の空気圧式緩衝体は、内部の空気を出し入れ可能とすることで、内部の空気を排出した状態で折りたたんで収納することが可能である。したがって、以上のような利点を有する本発明の空気圧式緩衝体は、実用性の高いものとなる。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、それらの発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から何某かの構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項および(17)項を合わせたものが請求項1に相当し、請求項1に(5)項に記載の技術的特徴を付加したものが請求項2に、請求項2に(6)項に記載の技術的特徴を付加したものが請求項3に、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに(3)項および(4)項に記載の技術的特徴を付加したものが請求項4、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに(10)項に記載の技術的特徴を付加したものが請求項5に、請求項5に(11)項に記載の技術的特徴を付加したものが請求項6に、請求項5または請求項6に(12)項に記載の技術的特徴を付加したものが請求項7、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに(16)項に記載の技術的特徴を付加したものが請求項8に、それぞれ相当する。
(1)可撓性のある皮膜材の内部に空気が充填されて膨らまされ、物体が衝突した場合にその衝突による衝撃を緩和するための空気圧式緩衝体であって、
空気が充填された状態において、物体の衝突を受ける面である衝突受面を平坦にするために、前記皮膜材における前記衝突受面を形成する部分である衝突受面部と、その衝突受面部に対向して前記衝突受面の反対側の面を形成する部分である背面部との間を、定められた間隔で連結する複数の連結材を備えた空気圧式緩衝体。
本項に記載の緩衝体は、内部に空気が充填される空気圧式のものであるため、ポリウレタンフォームを用いた場合に比較して、耐久性を向上させることが可能である。そして、空気圧式緩衝体は、内部の空気圧によって球体に近づこうとするが、本項の空気圧式緩衝体は、上記の複数の連結材によって、衝突受面の膨らみが抑えられ、比較的平坦にすることが可能である。したがって、本項の空気圧式緩衝体によれば、物体の衝突時の衝撃を効果的に緩和することが可能である。
本項に記載の「連結材」は、衝突受面を平坦にするためのもの、換言すれば、衝突受面の膨らみを抑えるためのものである。上記複数の連結材の各々は、一端が衝突受面部に、他端が背面部に固定されることで、それら衝突受面部と背面部との間隔を定めるものであればよく、例えば、布状のものや紐状のものなどを採用できる。
(2)当該空気圧式緩衝体が、内部への空気の注入、および、内部からの空気の排出が可能に構成された(1)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の空気圧式緩衝体は、空気の出し入れが可能に構成されている。本項の空気圧式緩衝体は、空気を抜いて折りたたんだ状態で収納することが可能である。本項の態様は、例えば、人の衝突を受けてその人の衝突時の衝撃を緩和するような、比較的大きな緩衝体である場合に、収納性という観点において、特に有効である。
(3)当該空気圧式緩衝体が、さらに、
前記皮膜材における前記衝突受面部の上端と前記背面部の上端とを繋ぐ部分である上面部と、前記衝突受面部の下端と前記背面部の下端とを繋ぐ部分である下面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材を備えた(1)項または(2)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様は、上面部と下面部とが複数の連結材によって連結されているため、上面および下面の膨らみを抑えることが可能である。したがって、本項に記載の空気圧式緩衝体は、下面が比較的平坦に形成されているため、容易に設置することが可能である。また、下面が比較的平坦に形成されているため、衝突受面と地面との隙間がほとんど無く、例えば、当該空気圧式緩衝体が人の衝突を受けるものである場合に、当該空気圧式緩衝体に衝突する人が、地面との間に入り込み難くなっている。
(4)当該空気圧式緩衝体が、さらに、
前記皮膜材における前記衝突受面部の左端と前記背面部の左端とを繋ぐ部分である左側面部と、前記衝突受面部の右端と前記背面部の右端とを繋ぐ部分である右側面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材を備えた(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様は、両側の側面部が複数の連結材によって連結されているため、両側面の膨らみを抑えることが可能である。例えば、当該空気圧式緩衝体を並べて使用するような場合に、それら隣り合う空気圧式緩衝体の各々の衝突受面の間の隙間をほぼ無くすことが可能である。したがって、本項に記載の空気圧式緩衝体によれば、例えば、当該空気圧式緩衝体が人の衝突を受けるものである場合に、衝突する人が、並んで設置された2つのものの間に入り込み難くなっている。
(5)前記複数の連結材の各々が、索体である(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様は、複数の連結材の各々を、紐状のものに限定した態様である。本項に記載の態様によれば、連結材として布状のものを用いた場合に比較して、空気を抜いて収納する場合に嵩張らないため、収納性に優れたものとなる。
(6)前記複数の連結材の各々が、断面形状が平たい形状の索体である(5)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様は、複数の索体の各々が平たいものとされているため、ロープ状のものに比較して、折りたたみ易いものとなっている。つまり、本項に記載の空気圧式緩衝体は、空気を抜いて収納する場合に、皮膜材の内部に張られた複数の索体が容易に折りたたまれるため、当該空気圧式緩衝体を容易に折りたたむことが可能となる。
(7)前記複数の連結材の各々が、互いに平行で、かつ、前記衝突受面部に上下方向および左右方向に等間隔に配設された(5)項または(6)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様によれば、衝突受面部における索体と索体との間の距離が均等であるため、衝突受面部における索体が連結されていない箇所の膨らみを抑えつつ、それらの膨らみを均一にすることができ、衝突受面の平坦性を確保することができる。
(8)前記複数の連結材の各々が、
長方形の布状のものであり、互いに対向する2つの辺において、前記衝突受面部および前記背面部にそれぞれ連結されるとともに、残る2つの辺において、 (a)前記皮膜材における前記衝突受面部の上端と前記背面部の上端とを繋ぐ部分である上面部および前記衝突受面部の下端と前記背面部の下端とを繋ぐ部分である下面部と、(b) 前記皮膜材における前記衝突受面部の左端と前記背面部の左端とを繋ぐ部分である左側面部および前記衝突受面部の右端と前記背面部の右端とを繋ぐ部分である右側面部との一方に、それぞれ連結され、前記上面部および前記下面部の間と前記左側面部および前記右側面部の間との一方を、定められた間隔で連結するものとしても機能する(1)項または(2)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様は、複数の連結材の各々を、布状のものに限定した態様であり、各連結材が、外周に沿って皮膜材に固定されている。したがって、本項の態様によれば、複数の連結材によって、各連結材が固定された箇所の断面形状が長方形に定まるため、当該空気圧式緩衝体の膨らませた状態の形状を四角柱状にすることが可能である。なお、複数の連結材の各々が、後に詳しく説明する角部固定材としても機能するものとなっており、衝突受面、背面、および、それらを繋ぐ2つの面の各々が、端部まで平坦性が確保されたものとなっている。
(9)前記複数の連結材の各々が、複数の挿通孔を有し、
当該空気圧式緩衝体が、さらに、
前記複数の連結材の各々が有する前記複数の挿通孔のうちの1つを挿通する状態で、前記上面部および前記下面部の間と前記左側面部および前記右側面部の間との他方を定められた間隔で連結する複数の索体を備え、
前記複数の連結材および前記複数の索体によって、直方体に形成された(8)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様は、上述の布状の連結材を用いた態様において、残る2つの面をも平坦にした態様である。つまり、本項に記載の空気圧式緩衝体は、丸みを帯び易い空気圧式の緩衝体の形状を、複数の連結材と複数の索体とによって、直方体とした態様である。
(10)当該空気圧式緩衝体が、さらに、
前記皮膜材における前記衝突受面部の上端と前記背面部の上端とを繋ぐ部分である上面部と、前記衝突受面部の下端と前記背面部の下端とを繋ぐ部分である下面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材と、
前記皮膜材における前記衝突受面部の左端と前記背面部の左端とを繋ぐ部分である左側面部と、前記衝突受面部の右端と前記背面部の右端とを繋ぐ部分である右側面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材と
を備え、
前記衝突受面部と前記背面部とを連結する複数の連結材、前記上面部と前記下面部とを連結する複数の連結材、および、前記左側面部と前記右側面部とを連結する複数の連結材が、索体であり、
それら複数の連結材によって、直方体に形成された(1)項または(2)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の空気圧式緩衝体は、上述のものとは別の構成で、膨らませた形状を直方体とした態様である。本項に記載の空気圧式緩衝体は、前後,上下,左右の3つの方向に延びる索体によって、膨らまされた形状が直方体とされている。
(11)当該空気圧式緩衝体が、
それぞれが上下方向に延びる状態で前記背面部に設けられ、自身を地面に固定させるための棒状の部材が挿通される複数の被挿通部を有する(9)項または(10)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様によれば、空気圧式緩衝体を地面に固定することができるため、衝突する物体を確実に受け止めることが可能である。本項に記載の空気圧式緩衝体は、例えば、スキー場において使用する場合、上記被挿通部を挿通させた棒状の部材を、積雪した雪の中まで挿入することで、容易に固定することが可能である。
(12)当該空気圧式緩衝体が、
自身と同じ構成の空気圧式緩衝体を左右の少なくとも一方に並べた状態において、それらを接続するための接続機構を有する(9)項ないし(11)項のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様によれば、上記接続機構によって隣接するもの同士を繋げること、つまり、複数の空気圧式緩衝体の各々の衝突受面を一平面上に並べることが可能である。
(13)前記皮膜材が、
当該空気圧式緩衝体の内部に空気が充填された状態において、前記衝突受面部と前記背面部との間隔が前記衝突受面部の幅および高さより小さくされるとともに、前記背面部にそれぞれがV字状で上下方向に延びる複数の切欠を有する形状のものとされ、
当該空気圧式緩衝体が、柱状構造物に巻き付けられるようにして設置される(1)項ないし(8)項のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の空気圧式緩衝体は、内部に空気が充填された状態における形状が限定されており、概してマット状のものである。そして、本項の空気圧式緩衝体は、背面部に設けられた複数のV字状の切欠が形成されており、それらV字状の切欠の各々の2つの面を合わせるようにして変形させることで、概して円筒状のもとすることが可能である。つまり、本項の空気圧式緩衝体は、柱状構造物に容易に巻き付けることが可能である。
(14)前記皮膜材が、
当該空気圧式緩衝体の内部に空気が充填された状態において、前記衝突受面部に上下方向に延びる複数の溝を有する形状のものとされた(13)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の空気圧式緩衝体は、柱状の構造物に巻きつける際に、衝突受面部に形成された複数の溝が拡がるため、その巻き付けを容易に行うことが可能である。
(15)前記複数の切欠が、前記複数の溝の深さより深くされた(14)項に記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様は、複数の切欠の深さが溝の深さより深くされているため、背面部が内側になるようにして巻き付けることが容易である。
(16)当該空気圧式緩衝体が、内部の空気圧を減圧する減圧器を備えた(1)項ないし(15)項のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様によれば、内部の空気圧を容易に調整することが可能であり、使用される状況に応じて、つまり、物体の衝突の大きさに応じて、空気圧を適切な大きさとすることが可能である。
(17)当該空気圧式緩衝体が、
それぞれが、互いに直交する2辺を有する形状に形成された布状のものであり、それら2辺の一方が、前記皮膜材における前記衝突受面部に固定されるとともに、前記2辺の他方が、前記衝突受面部と前記背面部とを繋ぐ部分である連結面部に固定された複数の角部固定材を備えた(1)項ないし(16)項のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
本項に記載の態様によれば、空気を充填することで、衝突受面の端部に生じる丸みを抑えることが可能である。換言すれば、衝突受面を端部まで平坦にすることが可能である。なお、上記連結面部により形成される面を平坦にするための連結材を備えた態様である場合には、衝突受面と連結面とを直角に近づけることが可能である。したがって、例えば、衝突受面部と下面部との間に角部固定材を設けることで、衝突受面と地面との隙間をより小さくすることが可能であり、衝突受面部と側面部との間に角部固定材を設けることで、当該空気圧式緩衝体を並べた場合の隙間をより小さくすることが可能である。ちなみに、複数の角部固定材は、その形状が、特に限定されるものではないが、例えば、上記2辺の端部同士を結んだ三角形状のものとすることができる。
請求可能発明の第1実施例としての空気圧式緩衝体の使用方法を示す図である。 第1実施例の空気圧式緩衝体の正面側および背面側からの視点において示す斜視図である。 第1実施例の空気圧式緩衝体の断面を模式的に示す図であり、(a)が平面断面であり、(b)が正面断面図であり、(c)が側面断面図である。 図3に示す連結体の皮膜材との連結部を示す図である。 図2(b)に示す第1の接続機構の取り付け方法を示す図である。 図2(b)に示す減圧器ネジ蓋を取り外した状態を拡大して示す斜視図である。 請求可能発明の第2実施例としての空気圧式緩衝体を示す斜視図である。 第2実施例の空気圧式緩衝体の平面断面図である。 第2実施例の空気圧式緩衝体の使用状態を示す斜視図である。 第3実施例の空気圧式緩衝体の断面を模式的に示す図であり、(a)が平面断面であり、(b)が正面断面図であり、(c)が側面断面図である。 第3実施例の空気圧式緩衝体の内部を拡大して示す斜視図である。 第4実施例の空気圧式緩衝体の側面断面を模式的に示す図である。
以下、請求可能発明を実施するための形態としてのいくつかの実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、請求可能発明は、下記実施例の他、前記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。また、〔発明の態様〕の各項の説明に記載されている技術的事項を利用して、下記の実施例の変形例を構成することも可能である。
請求可能発明の第1実施例である空気圧式緩衝体10は、内部に空気が充填されて膨らまされたものである。本実施例の空気圧式緩衝体10は、図1に示すように、例えば、スキー場において使用されるものであり、滑走中に転倒した人を受け止めるように、複数の空気圧式緩衝体10が並んで設置される。複数の空気圧式緩衝体10の各々は、図2の斜視図に示すように、内部に空気が充填された状態において、概して直方体形状のものとなっている。つまり、本空気圧式緩衝体10は、内部に空気が充填された状態においても、6つの面の平坦性が保たれたものとなっている。
複数の空気圧式緩衝体10の各々は、皮膜材20を有しており、その皮膜材20の内部に空気が充填されて形成される。皮膜材20は、図3の断面図に示すように、二重構造となっており、外部皮膜22と内部皮膜24とからなる。外部皮膜22は、ポリエステル系の生地をPVC(ポリ塩化ビニル)で挟み込むように形成された素材であるターポリンで作られたものである。内部皮膜24は、布生地をゴムで挟み込むように形成された素材であるゴムターポリンで作られたものである。ターポリン製の外部皮膜22およびゴムターポリン製の内部皮膜24は、防水性,耐寒性(耐熱性),耐久性に優れており、さらに、ターポリン製の外部皮膜24は、汚れにくいものである。したがって、本空気圧式緩衝体10は、屋外の積雪上で使用される状況下であっても、優れた性能を発揮するものとなっている。
次に、本空気圧式緩衝体10の皮膜材20の内部の構造について説明する。以下の説明において、皮膜材20における、物体の衝突を受ける面である衝突受面を形成する部分を、衝突受面部30と呼び、その衝突受面部30に対向して衝突受面の反対側の面を形成する部分を、背面部32と呼ぶこととする。また、皮膜材20における衝突受面部30の上端と背面部32の上端とを繋ぐ部分を、上面部34と、衝突受面部30の下端と背面部32の下端とを繋ぐ部分を、下面部36と呼ぶこととする。さらに、皮膜材30における衝突受面部30の左端と背面部32の左端とを繋ぐ部分を、左側面部38(図2(a)における右側)と、衝突受面部30の右端と背面部32の右端とを繋ぐ部分を、右側面部40(図2(a)における左側)と呼ぶこととする。
図3に示すように、皮膜材20の内側、詳しくは、内部皮膜24の内側には、衝突受面部30と背面部32との間を、定められた間隔で連結する複数の連結材40が設けられている。それら複数の連結材50の各々は、断面形状が平たい形状の索体である。それら複数の索体50の各々は、互いに平行で、かつ、上下方向,左右方向において等間隔に配設されている。また、その衝突受面部30と背面部32との間に配設された複数の索体50と同様に、皮膜材20の上面部34と下面部36との間が、複数の索体52によって連結されるとともに、皮膜材の左側面部38と右側面部40との間が、複数の索体54によって連結されている。
それら複数の索体50,52,54の各々の端部と、皮膜材20の内側との接続部について、図3に加えて、図4をも参照しつつ説明する。衝突受面部30および背面部32の内側には、複数の帯材60が固定されている。それら複数の帯材60の各々は、それぞれ、上下方向に延びる状態で一方の側端において、衝突受面部30,背面部32に固定されている。それら複数の帯材60は、左右方向に等間隔に設けられている。そして、衝突受面部30に固定された複数の帯材60と、背面部32に固定された複数の帯材60とは、当該空気圧式緩衝体10の内部に空気が充填された状態において、互いに対向するようになっている。
複数の帯材60の各々には、複数のリング62が設けられている。それら複数のリング62は、上下方向において、等間隔に並んで設けられている。つまり、複数の帯材60の各々には、等間隔に並んで孔が設けられているのである。
一方、複数の索体50の各々には、それの両端部の各々に、フック70が固定されている。そのフック70が、上記複数の帯材60に設けられたリング62に掛けられることで、複数の索体50の各々は、一端部が衝突受面部30に固定されるとともに、他端部が背面部32に固定される。
なお、上面部34と下面部36とには、上記の衝突受面部30と背面部32とに固定された複数の帯材60と同様に、複数の帯材74が、前後方向に延びる状態で固定されている。また、左側面部38と右側面部40とにも、同様に、複数の帯材76が、上下方向に延びる状態で固定されている。
以上のような構造により、本空気圧式緩衝体10は、内部に空気が充填された状態においても、6つの面の平坦性が保たれたものとなっている。したがって、本空気圧式緩衝体10は、下面部36が平坦とされているため、容易に設置することが可能となる。また下面部36が平坦とされているため、衝突受面部30と地面との間の隙間がないため、衝突する人をしっかりと受け止めて、当該空気圧式緩衝体10と地面との間に人が入り込んでしまうことを防止することができる。
なお、本実施例の空気圧式緩衝体10は、図2(b)に示すように、背面部32に、ターポリン製の3枚の長布80が上下方向に延びる状態で縫いつけられている。詳しくは、それら3枚の長布80は、それの左端および右端が、皮膜材20の外部被膜22に縫いつけられている。したがって、長布80と外部皮膜22とによって、上下方向に延びる3つの孔部82が形成される。そして、図1に示すように、本空気圧式緩衝体10が積雪上に置かれた状態において、棒状の部材84が、それら3つの孔部82に挿通され、雪の中まで挿入されている。つまり、それら3つの孔部82は、複数の被挿通部として機能し、空気圧式緩衝体10は、積雪上にしっかりと固定されることになる。
また、本空気圧式緩衝体10は、左側面部38および右側面部40が平坦とされているため、図1に示すように複数の空気圧式緩衝体10を連結する際に、隣り合う空気圧式緩衝体10の各々の衝突受面の間の隙間をほぼ無くすことができる。したがって、本空気圧式緩衝体10によれば、衝突する人が、並んで設置された2つのものの間に入り込み難くなっている。
さらに、本空気圧式緩衝体10は、隣り合うものと接続するための2種類の接続機構90,92を有している。第1の接続機構90は、バックルを用いたものである。そのバックルの雄バックル100が、図2(b)に示すように、背面部32の右端側に、外側に突出する状態で固定される。一方、雌バックル102が、背面部の32の左端側に固定されている。つまり、図5に示すように、雄バックル100が、右隣の空気圧式緩衝体10の雌バックル102に嵌め入れられることで、第1の接続機構90は、2つの空気圧式緩衝体10を接続するようになっている。
また、第2の接続機構92は、面ファスナであり、ループ状に密集して起毛されたループ面110と、フック状に起毛されたフック面112とからなる。具体的には、図2(a)に示すように、ループ面110が、衝突受面部30の右端(図2(a)における側)と上面部34の右端に設けられている。一方、フック面112が、衝突受面部30の左端および上面部34の左端に外側に向かって突出する状態で設けられている。つまり、空気圧式緩衝体10は、自身に設けられたループ面110と、隣り合う空気圧式緩衝体10のフック面112とを張り合わせることで、第2の接続機構92は、2つの空気圧式緩衝体10を接続するようになっている。
本空気圧式緩衝体10には、背面部32に、内部への空気の注入を行うための空気注入口120が設けられるとともに、内部の空気圧を減圧しつつ調整する減圧器122が設けられている。本実施例の空気圧式緩衝体10は、空気の出し入れが可能に構成されているため、空気を抜いて折りたたんだ状態で収納することが可能である。
減圧器122は、図6に示すように、皮膜材20の外部皮膜22および内部皮膜24の両者を貫通する状態で取り付けられている。減圧器122は、内周面に雌ねじが形成された本体部124と、外周面に雄ねじが形成されたネジ蓋126とで構成される。本体部124は、それの内周側が段付形状に形成されており、内周側における皮膜材20の外側の内径より内側の内径の小さくされている。そして、その段差部には、ゴム製のパッキン128が固定されている。一方、ネジ蓋126は、有底円筒状のものであり、円筒部の底側には、それぞれが径方向に貫通する複数の貫通孔130が周方向に等間隔に設けられている。
減圧器122は、ネジ蓋126を、本体部134にしっかりと螺合させた状態においては、ネジ蓋126の底が、パッキン128を介して、本体部124の段差部に当接している。つまり、内部からの空気の排出が防止される。そして、ネジ蓋126の本体部124への螺合を緩めることで、当該空気圧式緩衝体10の内部の空気が、ネジ蓋124の底とパッキン128との間、ネジ蓋126の複数の貫通孔130を通過して、外部に排出される。減圧器122は、そのネジ蓋126の本体部124との螺合の緩める程度によって、空気の排出速度を調整することができ、当該空気圧式緩衝体10の内部の空気を容易に調整することが可能である。なお、本実施例においては、スキー場における滑走コースの設置される位置に応じて空気圧を調整することが、容易に行えるのである。
次に、第2実施例の空気圧式緩衝体150を、図7ないし図9を参照しつつ詳しく説明する。図7は、第2実施例の空気圧式緩衝体150の斜視図であり、図8は、それの平面断面図であり、図9は、それの使用状態を示す斜視図である。
第2実施例の空気圧式緩衝体150は、本空気圧式緩衝体150は、第1実施例の空気圧式緩衝体10と同様に、二重構造の皮膜材152を有して、内部に空気が充填された状態において、概して直方体形状のものとっている。ただし、本実施例の空気圧式緩衝体150は、図7に示すように厚みがうすく、図9に示すように、柱状の構造物、例えば、スキー場のリフトの柱などに巻き付けて使用されるものである。詳しく言えば、本空気圧式緩衝体150は、皮膜材152における衝突受面を形成する衝突受面部160とそれに対向する背面部162との間隔が、衝突受面部160の幅および高さより小さくされたマット状のものである。
図8に示すように、皮膜材152は、内部に空気が充填された状態において、背面部162に、それぞれがV字状で上下方向に延びる複数の切欠170を有するような形状のものとされている。また、皮膜材152は、内部に空気が充填された状態において、衝突受面部160に、複数の切欠170と対向する位置に、上下方向に延びる複数の溝172を有するような形状のものとされている。なお、複数の切欠の深さ、詳しく言えば、衝突受面に直交する方向における衝突受面から底までの距離が、複数の溝の深さより深くされている。
そして、本実施例の空気圧式緩衝体150は、上記のような形状を保つために、皮膜材152の内部に、複数の連結材180が設けられている。複数の連結材180の各々は、布状のものであり、上下方向に延びる状態で、一方の側面が衝突受面部160の内側に固定され、他方の側面が背面部162の内側に固定されているのである
本実施例の空気圧式緩衝体150は、上記のような形状とされていることで、V字状の切欠170の各々の2つの面を合わせるようにして変形させることで、概して円筒状のものとなる。したがって、本空気圧式緩衝体150は、柱状構造物に容易に巻き付けることが可能である。また、本空気圧式緩衝体150は、柱状構造物に巻き付ける際に、衝突受面部160に形成された複数の溝172が拡がるため、巻き付けを容易に行うことが可能となっている。
第3実施例の空気圧式緩衝体200は、第1実施例の空気圧式緩衝体10と同様に、内部に空気が充填された状態において、概して直方体形状のものとなっている。ただし、第3実施例の空気圧式緩衝体200は、直方体形状を確保するための構造が、第1実施例の空気圧式緩衝体10と異なる。以下に第3実施例の空気圧式緩衝体200の内部の構造について、図10および図11を参照しつつ詳しく説明する。
本実施例の空気圧式緩衝体200は、第1実施例の空気圧式緩衝体10と同じ皮膜材20を有している。そして、本実施例の空気圧式緩衝体200は、図10に示すように、皮膜材20の内側、詳しくは、内部皮膜24の内側には、衝突受面部30と背面部32との間を、定められた間隔で連結する複数の連結材210が設けられている。それら各連結材210は長方形の布状のものであり、外周に沿って、内部皮膜24の内側に縫いつけられている。つまり、各連結材210は、2つの辺が、それぞれ衝突受面部30と背面部32とに固定されており、それら衝突受面部30と背面部32との間を、定められた間隔で連結している。また、各連結材210は、残る2つの辺が、それぞれ上面部34と下面部36とに固定されており、それら上面部34と下面部36との間を、定められた間隔で連結するものとしても機能する。
上記の各連結材210には、上下方向,左右方向において等間隔に、複数の挿通孔212が設けられている。本空気圧式緩衝体200は、左側面部38と右側面部40との間を、定められた間隔で連結する複数の索体214を有している。複数の索体214は、第1実施例の空気圧式緩衝体10が有する索体54と同じものであり、両端部の各々において、図4に示した構造で、皮膜材20の内側に接続されている。各索体214は、図11に示すように、皮膜材20の内部に空気が充填された状態において、各連結材210の挿通孔212を挿通し、一直線上に延ばされた状態となっている。
そのような構造により、本実施例の空気圧式緩衝体200は、直方体形状とされているのである。なお、複数の連結材210は、先にも述べたように、長方形とされた角の部分である角部220まで、内部皮膜24に縫いつけられている。そのため、本空気圧式緩衝体200は、皮膜材20の内部に空気が充填された状態における、各連結材210が設けられた箇所の断面形状が、連結材210の形状に定まることになる。本空気圧式緩衝体200は、複数の連結材210によって、衝突受面部30と、上面部34および下面部36とで形成される角の部分が、丸みを帯びることなく、直角に近い状態となる。つまり、各連結材210は、角部固定材としても機能するものとなっているのである。したがって、本空気圧式緩衝体200は、地面との隙間をより小さくすることができ、本空気圧式緩衝体200の下に、人が入り込んでしまうことを防止することができる。
第4実施例の空気圧式緩衝体250は、第1実施例の空気圧式緩衝体10に対して、複数の角部固定材250が設けられている。図12に示すように、各角部固定材252は、直角三角形をなす布状のものである。各角部固定材252は、衝突受面部30と上面部34との間、衝突受面部30と下面部36との間、背面部32と上面部34との間、背面部32と下面部36との間に、設けられる。例えば、衝突受面部30と下面部36との間に設けられた角部固定材252は、直交する2つの辺の一方が、衝突受面部30に固定され、他方が、下面部36に固定されている。詳しく言えば、各角部固定材252は、衝突受面部30に固定された帯材60と、下面部に固定された帯材74とを連結するように、内部皮膜24に縫いつけられている。また、各角部固定材252は、直交する2つの辺に沿って、内部皮膜24に縫いつけられている。
第4実施例の空気圧式緩衝体250は、複数の角部固定材252によって、角が丸みを帯びてしまうことがなく、角がほぼ直角なものとなっている。したがって、本実施例の空気圧式緩衝体250は、第3実施例の空気圧式緩衝体200と同様に、地面との隙間をより小さくすることができ、本空気圧式緩衝体250の下に、人が入り込んでしまうことを防止することができる。
10:空気圧式緩衝体 20:皮膜材 30:衝突受面部 32:背面部 34:上面部 36:下面部 38:左側面部 40:右側面部 50,52,54:複数の連結材(索体) 80:長布 82:孔部〔被挿通部〕 84:棒状の部材 90:第1の接続機構 92:第2の接続機構 120:空気注入口 122:減圧器 150:空気圧式緩衝体 152:皮膜材 160:衝突受面部 162:背面部 170:複数の切欠 172:複数の溝 180:複数の連結材 200:空気圧式緩衝体 210:複数の連結材〔角部固定材〕 212:複数の挿通孔 214:複数の索体 250:空気圧式緩衝体 252:角部固定材

Claims (8)

  1. 可撓性のある皮膜材の内部に空気が充填されて膨らまされ、物体が衝突した場合にその衝突による衝撃を緩和するための空気圧式緩衝体であって、
    空気が充填された状態において、物体の衝突を受ける面である衝突受面を平坦にするために、前記皮膜材における前記衝突受面を形成する部分である衝突受面部と、その衝突受面部に対向して前記衝突受面の反対側の面を形成する部分である背面部との間を、定められた間隔で連結する複数の連結材と、
    それぞれが、互いに直交する2辺を有する形状に形成された布状のものであり、それら2辺の一方が、前記皮膜材における前記衝突受面部に固定されるとともに、前記2辺の他方が、前記衝突受面部と前記背面部とを繋ぐ部分である連結面部に固定された複数の角部固定材と
    を備えた空気圧式緩衝体。
  2. 前記複数の連結材の各々が、索体である請求項1に記載の空気圧式緩衝体。
  3. 前記複数の連結材の各々が、断面形状が平たい形状の索体である請求項2に記載の空気圧式緩衝体。
  4. 当該空気圧式緩衝体が、さらに、
    (A)前記皮膜材における前記衝突受面部の上端と前記背面部の上端とを繋ぐ部分である
    上面部と、前記衝突受面部の下端と前記背面部の下端とを繋ぐ部分である下面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材と、(B)前記皮膜材における前記衝突受面部の左
    端と前記背面部の左端とを繋ぐ部分である左側面部と、前記衝突受面部の右端と前記背面部の右端とを繋ぐ部分である右側面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材との少なくとも一方を備えた請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
  5. 当該空気圧式緩衝体が、さらに、
    前記皮膜材における前記衝突受面部の上端と前記背面部の上端とを繋ぐ部分である上面
    部と、前記衝突受面部の下端と前記背面部の下端とを繋ぐ部分である下面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材と、
    前記皮膜材における前記衝突受面部の左端と前記背面部の左端とを繋ぐ部分である左側面部と、前記衝突受面部の右端と前記背面部の右端とを繋ぐ部分である右側面部との間を定められた間隔で連結する複数の連結材と
    を備え、
    前記衝突受面部と前記背面部とを連結する複数の連結材、前記上面部と前記下面部とを連結する複数の連結材、および、前記左側面部と前記右側面部とを連結する複数の連結材が、索体であり、
    それら複数の連結材によって、直方体に形成された請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
  6. 当該空気圧式緩衝体が、
    それぞれが上下方向に延びる状態で前記背面部に設けられ、自身を地面に固定させるための棒状の部材が挿通される複数の被挿通部を有する請求項5に記載の空気圧式緩衝体。
  7. 当該空気圧式緩衝体が、
    自身と同じ構成の空気圧式緩衝体を左右の少なくとも一方に並べた状態において、それらを接続するための接続機構を有する請求項5または請求項6に記載の空気圧式緩衝体。
  8. 当該空気圧式緩衝体が、内部の空気圧を減圧する減圧器を備えた請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の空気圧式緩衝体。
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