JP6025583B2 - 位置測定方法及び位置測定装置 - Google Patents

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本発明は、超音波を用いて測定対象の位置情報を測定する位置測定方法及び位置測定装置に関する。
自動車等を代表とする工業製品は、コンベア等の搬送装置を用いて搬送されるワークに対して作業用ロボットが組み付け、塗装等の各種作業を順次行うことで製造される。このような製造工程では、作業用ロボットをワークに対して位置合わせする必要があり、作業用ロボットの位置情報を適切に測定することが望まれる。
位置情報の測定方法として、超音波を用いた3次元位置を測定する方法、即ち、測定対象となる部分に超音波送信装置を配置し、そこから送信される超音波が異なる3箇所の受信装置に到達するまでの時間から測定対象の3次元位置を測定する方法が知られている。
ところで、超音波は、空気中の温度、湿度、気圧、流れ(風)等の影響を受け、空気中を伝搬する速度が変化する。そのため、これら空気中のパラメータが一定でない環境では、超音波を用いた位置情報の測定は、精度が低下する。
この点、特許文献1には、測定対象の周辺に複数の超音波送受信装置を設置し、これら複数の超音波送受信装置の間の伝搬速度から測定対象周辺の環境パラメータを取り込んだ上で、測定対象から送信される超音波の速度を算出する工夫が開示されている。
特開2011−38799号公報
上記特許文献1に開示された工夫によれば、測定精度を向上させることができるものの、測定対象の周辺に多くの超音波送受信装置を設置しなければならず、より簡易な構成で精度向上を実現することが望まれる。
本発明は、このような要求に鑑みてなされたものであり、超音波を用いた位置情報の測定精度を向上させることを目的とし、特に、超音波の速度に大きな影響を与える風の影響を適切に反映することで測定精度を向上させる位置測定方法及び位置測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、測定対象(例えば、後述の作業部13)に第1送信機(例えば、後述の第1送信機31)及び第1受信機(例えば、後述の第1受信機32)を備える第1超音波センサ(例えば、後述の第1超音波センサ30)を設けるとともに、少なくとも3箇所の異なる固定位置に夫々が第2送信機(例えば、後述の第2送信機41,51,61)及び第2受信機(例えば、後述の第2受信機42,52,62)を備える複数の第2超音波センサ(例えば、後述の第2超音波センサ40,50,60)を設け、前記第1超音波センサと複数の前記第2超音波センサとの間で超音波の送受信を行うことで、前記測定対象の位置情報を測定する位置測定方法において、複数の前記第2超音波センサに対して、前記第2送信機から超音波を送信するとともに前記第2受信機により超音波を受信する1の送受信第2超音波センサ、及び前記第2送信機から超音波を送信することなく前記第2受信機により超音波を受信する他の受信第2超音波センサを切り替えて設定する送信切替工程と、前記第1超音波センサ及び前記送受信第2超音波センサの間で送受信される超音波に基づき、両センサ間の風の影響を算出する風影響算出工程と、前記第1超音波センサの前記第1送信機から送信された超音波が、複数の前記第2超音波センサの第2受信機に受信されるまでの時間から前記測定対象の位置情報を測定する位置測定工程と、を含み、前記位置測定工程は、前記送受信第2超音波センサに対して前記風影響算出工程で算出した風の影響を反映するとともに、前記受信第2超音波センサに対して当該受信第2超音波センサが前記送受信第2超音波センサとして切り替えられていた直近の時点で前記風影響算出工程で算出した風の影響を反映して、前記測定対象の位置情報を測定することを特徴とする。
このような位置測定方法では、第1超音波センサ及び送受信第2超音波センサの間の一対一の関係で送受信する超音波に基づいて、両センサ間の風の影響を算出し、この送受信第2超音波センサを順次切り替えることで、第1超音波センサと全ての第2超音波センサとの間の風の影響を算出する。そして、位置測定工程において、この算出した風の影響を反映して測定対象の位置情報を測定する。このとき、送受信第2超音波センサに対しては算出した風の影響を直接反映させる一方で、受信第2超音波センサに対しては以前に送受信第2超音波センサとして切り替えられていたタイミングで算出された風の影響を利用することで、第1超音波センサ及び受信第2超音波センサの間の風の影響を反映させることができる。
これにより、測定対象に設置された第1超音波センサ、及び3箇所の固定位置に設置された第2超音波センサ以外の超音波センサを必要とすることなく、風の影響を反映することができ、超音波を用いた測定精度を向上させることができる。
また、前記送信切替工程は、前記位置測定工程で前記測定対象の位置情報を測定する度に、複数の前記第2超音波センサを順に1の送受信第2超音波センサと他の受信第2超音波センサとに切り替えることを特徴とする。
これにより、位置情報を測定する度に(即ち、サンプリング周期毎に)送受信第2超音波センサを切り替えるため、直接算出することのできない受信第2超音波センサに対する風の影響の誤差を抑えることができ、超音波を用いた測定精度を向上させることができる。
また、測定対象(例えば、後述の作業部13)に第1送信機(例えば、後述の第1送信機31)及び第1受信機(例えば、後述の第1受信機32)を備える第1超音波センサ(例えば、後述の第1超音波センサ30)を設けるとともに、少なくとも3箇所の異なる固定位置に夫々が第2送信機(例えば、後述の第2送信機41,51,61)及び第2受信機(例えば、後述の第2受信機42,52,62)を備える複数の第2超音波センサ(例えば、後述の第2超音波センサ40,50,60)を設け、前記第1超音波センサと複数の前記第2超音波センサとの間で超音波の送受信を行うことで、前記測定対象の位置情報を測定する位置測定装置(例えば、後述の位置測定装置14)において、複数の前記第2超音波センサに対して、前記第2送信機から超音波を送信するとともに前記第2受信機により超音波を受信する1の送受信第2超音波センサ、及び前記第2送信機から超音波を送信することなく前記第2受信機により超音波を受信する他の受信第2超音波センサを切り替えて設定する送信切替部(例えば、後述の送信切替部71)と、前記第1超音波センサ及び前記送受信第2超音波センサの間で送受信される超音波に基づき、両センサ間の風の影響を算出する風影響算出部(例えば、後述の風影響算出部72)と、前記第1超音波センサの前記第1送信機から送信された超音波が、複数の前記第2超音波センサの第2受信機に受信されるまでの時間から前記測定対象の位置情報を測定する位置測定部(例えば、後述の位置測定部73)と、を含み、前記位置測定部は、前記送受信第2超音波センサに対して前記風影響算出部が算出した風の影響を反映するとともに、前記受信第2超音波センサに対して当該受信第2超音波センサが前記送受信第2超音波センサとして切り替えられていた直近の時点で前記風影響算出部が算出した風の影響を反映して、前記測定対象の位置情報を測定することを特徴とする。
このとき、前記送信切替部は、前記位置測定部が前記測定対象の位置情報を測定する度に、複数の前記第2超音波センサを順に1の送受信第2超音波センサと他の受信第2超音波センサとに切り替えることを特徴とする。
この位置測定装置によれば、上記の位置測定方法の発明と同様の効果がある。
本発明によれば、超音波を用いた測定対象の位置情報の測定精度を向上させることができる。
本発明に係る位置測定装置を用いた搬送システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 上記搬送システムを模式的に示す模式図である。 本発明に係る位置測定装置を模式的に示す模式図である。 本発明に係る位置測定装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る位置測定装置の動作の流れを示す図である。 上記搬送システムの側面図である。 搬送システムの平面図である。 搬送システムを構成する作業装置の側面図である。 搬送システムを構成する作業装置の背面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。
[搬送システム3の概略]
初めに、図1及び図2を参照して、本発明に係る位置測定装置14を利用した搬送システム3の概略について説明する。図1は、搬送システム3の機能構成を示す機能ブロック図であり、図2は、搬送システム3を模式的に示す模式図である。
図1を参照して、搬送システム3は、ワークWに対する作業を行う作業装置1と、ワークWを搬送するワーク搬送装置2と、を含んで構成される。
なお、以下に説明するように、本実施形態では、ワークWとして塗装工程が終了した自動車の車体を用い、ワーク搬送装置2としてワークWを上方から吊るして搬送するオーバーヘッドコンベアを用いることとしている。このとき、作業装置1は、ワーク搬送装置2が搬送するワークWから塗装のために仮付けしておいたドアを取り外す作業を行う。勿論、ワークW、ワーク搬送装置2及び/又はワークに対する作業の内容は、一例に過ぎずこれに限られるものではない。
図1に示すように作業装置1は、移動部11と、ワーク測定部12と、作業部13と、本発明に係る位置測定装置14と、制御部15と、を含んで構成され、ワーク搬送装置2が搬送中のワークWに対して所定の作業を行う。
移動部11は、制御部15の制御に従い、ワークWの搬送方向に沿って移動する。このとき、移動部11は、ワークWの搬送速度と同速度でワークWの搬送方向に沿って移動、即ちワーク搬送装置2により搬送されるワークWと同期して移動する。特に、移動部11は、同期に際してワーク搬送装置2及びワークWと接触することなく非接触の状態でワークWと同期して移動する。
図2を参照して、移動部11は、例えば、ワークWの搬送方向に平行して設けられたレール112a,112b(図7等参照、以下、夫々を区別しない場合「レール112」と呼ぶ)を移動する台車111a,111bである。なお、本実施形態では、ワークW(車体)からドアを取り外す作業を行うため、ワークWの両側に2つの台車111a,111b(以下、夫々を区別しない場合「台車111」と呼ぶ)を用いることとしている。
ワーク測定部12は、ワーク搬送装置2により搬送されるワークWの位置情報を検出する。一例として、ワーク測定部12は、ワークWの任意の点の位置情報を検出する光学式のセンサ装置であり、制御部15と協働することで測定した位置情報の変化からワークWに生じた振動を検出する。
ここで、図2に示すように本実施形態ではワークWの底面の任意の位置P1,P2,P3(例えば、底面に設けられた溶接用穴部近傍の3箇所)の位置情報から底面中央部である位置Pの位置情報及び振動を検出する。そこで、本実施形態では、台車111の上面にセンサ装置121a,121b,121c(以下、夫々を区別しない場合「センサ装置121」と呼ぶ)を設置し、台車111と同期して移動するワークWの下方から位置P1,P2,P3(以下、夫々を区別しない場合「位置Pn」と呼ぶ)の位置情報を検出することとしている。一例として、台車111aには、搬送方向下流側の任意の位置に位置P1の位置情報を検出するセンサ装置121aを設置し、台車111bには、搬送方向下流側の任意の位置に位置P2の位置情報を検出するセンサ装置121b、搬送方向上流側の任意の位置に位置P3の位置情報を検出するセンサ装置121cを設置することとしている。
なお、ワークWに生じた振動を除外し作業を行うためには、3軸(X,Y,Z軸)の位置情報を検出することが好ましい。そのため、本実施形態では、センサ装置121として、位置PnのZ軸(垂直方向)の位置情報を検知するレーザー変位計、及び位置PnのX,Y軸(水平面)の位置情報を検知する2Dリアルタイムカメラを用いることとしている。
作業部13は、多関節マニピュレータにより構成される作業ロボットであり、制御部15の制御の下、ワークWに対して所定の作業を行う。また、作業部13は、移動部11の上面に設置され、移動部11の移動に伴いワークWと同期して搬送方向に移動する。
ここで、図2に示すように本実施形態では、作業部13はワークWからドアを取り外す作業を行うため、ワークWの片側に2つずつ計4つのロボット131a,131b,131c,131dを設置することとしている。即ち、台車111aには、ロボット131a,131bが設置され、台車111bには、ロボット131c,131dが設置される。なお、以下では、夫々を区別しない場合には単に「ロボット131」と呼ぶ。
位置測定装置14は、所定時間間隔のサンプリング周期(例えば、20ms)で作業部13の位置情報(座標位置)を検出する。一例として、位置測定装置14は、作業部13の位置情報を測定するセンサ装置であり、制御部15と協働することで検出した位置情報の変化から作業部13の先端に生じた振動を検出する。
ここで、本実施形態では、作業部13の位置情報を超音波方式で検出することとしている。なお、超音波方式とは、送信装置から送信された超音波を複数(3個以上)の受信装置で受信し、夫々の受信装置までの超音波の到達時間の違いを利用して三点測量により位置情報を検出する方式である。そこで、図2に示すように、本実施形態の位置測定装置14は、ロボット131夫々に設置される第1センサ装置141a,141b,141c,141dと、搬送経路に沿った任意の位置に固定的に設置される第2センサ装置142a,142b,142c,142dと、を含んで構成されることとしている。なお、以下、夫々を区別しない場合「第1センサ装置141」「第2センサ装置142」と呼ぶ。このとき、第2センサ装置142の夫々は3個の受信装置を備え、対応する第1センサ装置141から送信された超音波を3個の受信装置で受信することで、第1センサ装置141の位置情報を検出する。即ち、第2センサ装置142aは第1センサ装置141aの位置情報を検出し、第2センサ装置142bは第1センサ装置141bの位置情報を検出し、第2センサ装置142cは第1センサ装置141cの位置情報を検出し、第2センサ装置142dは第1センサ装置141dの位置情報を検出する。なお、本発明ではワークWに生じた振動をロボット131に再現させることで、ワークWに生じた振動を除外し、搬送中のワークWに対するロボット131による作業を可能にしている。そのため、第1センサ装置141は、ロボット131のうち、ワークWに対して作業を行う部分、例えばワークWを把持する把持部やワークWのボルトを緩め/締めするボルト操作部等(以下「作業部分」と呼ぶ)の近傍、好適にはロボット131の先端に設置することが好ましい。また、ロボット131が複数の作業部分を備える場合には、当該複数の作業部分の夫々の近傍に第1センサ装置141を備えることが好ましい。
なお、本発明に係る位置測定装置14の特徴的な構成の詳細については、図3〜5で後述する。
制御部15は、作業装置1を統括的に制御するコントロールユニットであり、一例として、制御部15は、搬送方向に沿って作業装置1を移動するように移動部11を制御し、また、ワークWに対して所定の作業を行うように作業部13を制御する。また、制御部15は、作業装置1を制御し、同期制御、振動予測制御、及び振動再現制御を実行する。
ここで、同期制御とは、ワーク搬送装置2により搬送されるワークWと同期して移動部11を移動させる制御をいう。同期制御の方法としては適宜好適な方法を利用することができるが、本実施形態では、ワーク搬送装置2に図示しないエンコーダを設け、このエンコーダからの信号に基づいて移動部11を制御することで同期制御を行うこととしている。
また、振動予測制御とは、ワーク搬送装置2により搬送されるワークWに生じた振動を予測する制御をいう。ワーク搬送装置2により搬送されるワークWには、一定の周期性を持った振動が生じている。そこで、制御部15は、ワーク測定部12が検出した所定期間の振動から以後ワークWに発生する振動を予測する。なお、所定期間は、ワークWの振動の予測が可能な期間であればよく、適宜任意の期間を設定することができる。また、振動の予測後にワーク測定部12が検出した振動を用いて、振動予測制御で予測した振動を補正することとしてもよい。以下、振動予測制御で予測したワークWの振動を「予測振動パターン」と呼ぶ。
また、振動再現制御とは、作業部13に対して、より詳細には作業部13としてのロボット131の作業部分に対して予測振動パターンに応じた振動を再現させる制御をいう。なお、作業部13は、移動部11により搬送方向に移動しているため、ワーク搬送装置2により搬送されるワークWとは異なる振動が生じる可能性があり、その結果、作業部13にワークWの振動を再現しようとしても、作業部13には予測振動パターンと異なる振動が生じる可能性がある。そこで、本実施形態では、振動再現制御を、振動実行制御及び振動調整制御の2段階で行うこととしている。
なお、振動実行制御とは、作業部13を予測振動パターンに応じて振動させる制御をいう。具体的には、制御部15は、作業部13に対して予測振動パターンと適合する制御信号を供給し、作業部13としてのロボット131の作業部分が予測した振動で振動するように制御する。
また、振動調整制御とは、振動実行制御により作業部13に生じた振動と、振動予測制御により予測した振動との間の相違を調整する制御である。具体的には、制御部15は、位置測定装置14と協働して振動実行制御中に作業部13に生じた振動を検出し、検出した振動と予測振動パターンとを比較し、両者が一致しない場合に予測振動パターンと一致するように作業部13の振動を調整する。
[位置測定装置14の詳細]
以上、本発明に係る位置測定装置14を含む搬送システム3の概略について説明した。続いて、図3〜5を参照して本発明に係る位置測定装置14について詳細に説明する。図3は、位置測定装置14を模式的に示す模式図であり、図4は、位置測定装置14の機能構成を示す機能ブロック図であり、図5は、位置測定装置14の動作の流れを示す図である。
位置測定装置14は、作業部13の位置情報を超音波を用いて検出するところ、超音波はその性質上、外乱の影響を受け易く、特に風の影響により検出精度が低下することがある。そこで、図3に示すように、位置測定装置14は、第1センサ装置141及び第2センサ装置142の夫々を送受信可能な超音波センサにより構成する。即ち、第1センサ装置141は、第1送信機31及び第1受信機32を備える第1超音波センサ30により構成される。また、第2センサ装置142は、第2送信機41及び第2受信機42を備える第2超音波センサ40と、第2送信機51及び第2受信機52を備える第2超音波センサ50と、第2送信機61及び第2受信機62を備える第2超音波センサ60と、により構成される。
そして、位置測定装置14は、第1超音波センサ30の第1送信機31から送信した超音波が第2超音波センサ40,50,60の第2受信機42,52,62に到達するまでの時間(Ta)と、第2超音波センサ40,50,60の第2送信機41,51,61から送信した超音波が第1超音波センサ30の第1受信機32に到達するまでの時間(Tb)と、から風の影響(α)を算出する。
具体的には、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40,50,60との間で超音波の送受信を行う場合、風の影響は、一方には向かい風となってあらわれ、他方には追い風となってあらわれる。そこで、第1超音波センサ30から送信した超音波の速度(Va)及び第2超音波センサ40,50,60から送信した超音波の速度(Vb)は、夫々以下の式(1)のように算出することができる。
Figure 0006025583
t:温度
このとき、速度Va,Vbが互いに異なるため時間Ta,Tbも異なることになるが、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40,50,60の距離(D)は一定であるため、以下の式(2)が成立し、式(1)(2)より風の影響(α)を求める式(3)が導かれる。
Figure 0006025583
Figure 0006025583
ところで、超音波方式による位置情報の検出では、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40,50,60を一対複数(3個以上)で構成しなければならない。このような構成において、第1超音波センサ30の第1受信機32が、第2超音波センサ40,50,60の第2送信機41,51,61から送信された超音波を同時に受信すると、互いの波形が混ざり正確な測定ができない。
そこで、位置測定装置14は、送信切替部71と、風影響算出部72と、位置測定部73と、を更に含んで構成される。
送信切替部71は、第2超音波センサ40,50,60のうち、1の第2超音波センサを送受信第2超音波センサとし、他の第2超音波センサを受信第2超音波センサとする。なお、送受信第2超音波センサとは、第2送信機から超音波を送信するとともに第2受信機により超音波を受信する第2超音波センサである。また、受信第2超音波センサとは、第2送信機から超音波を送信することなく第2受信機により超音波を受信する第2超音波センサである。
また、送信切替部71は、送受信第2超音波センサとする第2超音波センサ40,50,60を所定の順序に従い切り替える。なお、切り替えるタイミングは、適宜任意のタイミングであってよいが、本実施形態では、位置測定装置14のサンプリング周期(例えば、20ms)に従い送受信第2超音波センサとする第2超音波センサ40,50,60を切り替える。即ち、位置測定装置14が作業部13の位置情報を測定すると、送受信第2超音波センサとなる第2超音波センサ40,50,60が切り替わる。
風影響算出部72は、第1超音波センサ30及び送受信第2超音波センサの間で送受信される超音波に基づき、両センサ間の風の影響(α)を算出する。即ち、風影響算出部72は、第1超音波センサ30の第1送信機31から送信された超音波が送受信第2超音波センサの第2受信機に到達するまでの時間(Ta)と、送受信第2超音波センサの第2送信機から送信された超音波が第1超音波センサ30の第1受信機32に到達するまでの時間(Tb)と、に基づいて上記式(3)に従い両センサ間の風の影響(α)を算出する。
位置測定部73は、第1超音波センサ30の第1送信機31から送信された超音波が、第2超音波センサ40,50,60の第2受信機42,52,62に受信されるまでの時間から、作業部13の位置情報を測定する。
このとき、位置測定部73は、風影響算出部72が算出した風の影響(α)を加味して作業部13の位置情報を測定する。具体的には、位置測定部73は、送受信第2超音波センサである第2超音波センサについては、風影響算出部72が算出した風の影響(α)を直接反映させる。一方、位置測定部73は、受信第2超音波センサである第2超音波センサについては、当該受信第2超音波センサが送受信第2超音波センサとして切り替えられていた直近の時点で、風影響算出部72が算出した風の影響(α)を利用し反映させる。
[位置測定装置14の動作]
続いて、図5を参照して位置測定装置14の動作について説明する。
0ms〜20ms時において、作業部13に設けられた第1超音波センサ30は、第1送信機31から第2超音波センサ40,50,60に超音波を送信するとともに、第1受信機32で超音波を受信している。このとき、第2超音波センサ40,50,60は、第2超音波センサ40が送受信第2超音波センサとして設定されており、他の第2超音波センサ50,60からは超音波が送信されない。そのため、0ms〜20ms時では、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間で超音波の送受信が行われることになり、両センサ間の風の影響が算出される。
20ms〜40ms時において、第2超音波センサ40は、送受信第2超音波センサから受信第2超音波センサに切り替えられ、また、第2超音波センサ50は、受信第2超音波センサから送受信第2超音波センサに切り替えられている。そのため、20ms〜40ms時では、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ50の間で超音波の送受信が行われることになり、両センサ間の風の影響が算出される。
このとき、20ms〜40ms時において第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間では風の影響が算出されないものの、両センサ間の風の影響は、0ms〜20ms時に既に算出している。そこで、位置測定装置14は、0ms〜20ms時に算出していた風の影響を、20ms〜40ms時における第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間の風の影響として利用し、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間の距離を算出する。
40ms〜60ms時において、第2超音波センサ50は、送受信第2超音波センサから受信第2超音波センサに切り替えられ、また、第2超音波センサ60は、受信第2超音波センサから送受信第2超音波センサに切り替えられている。そのため、40ms〜60ms時では、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ60の間で超音波の送受信が行われることになり、両センサ間の風の影響が算出される。
このとき、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間の風の影響は、0ms〜20ms時に既に算出し、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間の風の影響は、20ms〜40ms時に既に算出している。そこで、位置測定装置14は、0ms〜20ms時に算出していた風の影響を、40ms〜60ms時における第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間の風の影響として利用し、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40の間の距離を算出する。また、位置測定装置14は、20ms〜40ms時に算出していた風の影響を、40ms〜60ms時における第1超音波センサ30及び第2超音波センサ50の間の風の影響として利用し、第1超音波センサ30及び第2超音波センサ50の間の距離を算出する。
このように、本発明に係る位置測定装置14は、一対一の関係で送受信することで算出できる風の影響を、送受信第2超音波センサを順次切り替えることで一対複数の関係にある第1超音波センサ30及び第2超音波センサ40,50,60の間でも算出可能にしている。加えて、位置測定装置14は、以前に送受信第2超音波センサとして切り替えられていたタイミングで算出された風の影響を利用することで、送受信第2超音波センサとして切り替えられていない第2超音波センサ40,50,60についても風の影響を反映させることができる。その結果、位置測定装置14は、作業部13の位置情報の測定精度を向上させることができる。
[搬送システム3の具体的構成]
続いて、本発明に係る位置測定装置14を利用した搬送システム3の一実施形態を、図6〜図9を参照して説明する。図6は搬送システム3の側面図であり、図7は搬送システム3の平面図である。また、図8は搬送システム3を構成する作業装置1の側面図であり、図9は作業装置1の背面図である。
図6及び図7を参照して、搬送システム3は、ワークWに対する作業を行う作業装置1と、ワークWを搬送するワーク搬送装置2と、を含んで構成される。図中A−B地点間は、ワークWに対して作業を行うステーションを示している。
ワーク搬送装置2は、自動車の車体(ワークW)の製造ラインの一部を構成するものであり、本実施形態ではオーバーヘッドコンベアである。具体的には、ワーク搬送装置2は、搬送経路に沿って設けられた支持レール21と、支持レール21に吊り下げられて移動するハンガ22と、を含んで構成される。また、支持レール21には、図示しないチェーンが設けられており、当該チェーンが支持レール21に案内されて移動することで、ハンガ22が牽引される。
図7に示すように、作業装置1は、前述の移動部11としての台車111及びレール112を含んで構成される。レール112は、ワークWの搬送経路に沿って設けられ、台車111の移動を規制する。また、台車111は、図示せぬモータを備え、制御部15から供給されるパルス信号に従いレール112上をA地点からB地点まで移動する。具体的には、台車111は、A地点からワークWとの同期を開始し、B地点まで移動する。その後、B地点に到着すると当該ワークWとの同期を解除し、A地点まで移動し、次のワークWとの同期を開始する。なお、図6及び図7では、前後のワークWの間隔及びA−B地点間の距離を説明の都合上適宜簡略化して図示している。
また、A−B地点間の所定の位置には、前述の位置測定装置14の一部を構成する第2センサ装置142が設置されている。第2センサ装置142の夫々は、ロボット131の作業部分に取り付けられた第1センサ装置141(図5参照)から発信された超音波を3箇所の受信部で受信し、当該作業部分の位置情報を取得する。
また、図8及び図9に示すように、台車111の上面には、前述のワーク測定部12としてのセンサ装置121、前述の作業部13としてのロボット131、及び前述の制御部15としてのコントロールユニット151が設置されている。
センサ装置121は、台車111の上面のうちワークWの下方の位置に設置され、ワークWの底面の任意の位置Pnの位置情報を取得する。例えば、センサ装置121は、上方に向けて所定のレーザー光を照射することでワークWの底面までの距離を測定し、また、センサ装置121は、ワークWの底面の任意の位置Pnを観測することで位置Pnの水平方向の移動量を測定する。そして、センサ装置121は、このワークWの底面までの距離及び水平方向の移動量から位置Pnの3軸方向、即ち3次元上の位置情報を取得する。
ロボット131は、台車111の上面に設置され、台車111と同期搬送中のワークWに対して側面から所定の作業を行う作業ロボットである。また、ロボット131は、複数の関節が独立して回転動作する多関節マニピュレータにより構成される作業ロボットであり、先端の任意の位置に第1センサ装置141を備える。なお、先端の任意の位置とは、ワークWに対して作業を行う作業部分の近傍であり、当該作業部分による作業の妨げにならない位置である。
この第1センサ装置141は、第2センサ装置142とともに前述の位置測定装置14を構成するものであり、対応する第2センサ装置142に対して超音波を発信することで、第1センサ装置141が設置された部分の位置情報及び位置情報の変化(即ち、振動)を検出可能に構成される。
コントロールユニット151は、作業装置1を統括的に制御、即ち台車111の移動やロボット131の動作等を制御する。なお、コントロールユニット151は、1又は複数の装置により構成することができ、例えば台車111及びロボット131と対応する数の装置を設けることとしてもよく、また1の装置のみで台車111及びロボット131を制御することとしてもよい。
また、コントロールユニット151は、ワーク搬送装置2に設けられた図示せぬエンコーダからの信号に基づいてワークWを吊るしたハンガ22の位置情報を特定し、この位置情報に基づいて前述の同期制御、即ちワークWと同期して移動するように台車111の移動を制御する。また、コントロールユニット151は、センサ装置121が所定期間にわたりワークWの振動を検出すると、検出した所定期間の振動に基づいて前述の振動予測制御、即ち以後ワークWに生じる予測振動パターンを予測する。また、コントロールユニット151は、振動予測制御で予測した予測振動パターンに基づいて振動再現制御、即ちワークWの予測振動パターンと一致するようにロボット131を振動させる。このとき、コントロールユニット151は、第1センサ装置141及び第2センサ装置142と協働してロボット131の振動を測定しておき、ロボット131の振動が予測振動パターンと異なる場合には、一致するようにロボット131の振動を調整する。
このような搬送システム3においても、位置測定装置14は、ロボット131に設置された第1センサ装置141及びワークWの搬送経路周辺に設置された3個の第2センサ装置142を用いて、ロボット131の作業部分の位置情報を精度良く測定することができる。即ち、位置測定装置14は、送受信する第2センサ装置142と送信せず受信のみする第2センサ装置142とを順次切り替えることで一対複数の関係にある第1センサ装置141及び第2センサ装置142の間における風の影響を算出する。そして、位置測定装置14は、送信せず受信のみする第2センサ装置142については、以前に算出しておいた風の影響を利用することで、全ての第2センサ装置142に対して風の影響を反映させることができる。その結果、位置測定装置14は、ロボット131の作業部分の位置情報の測定精度を向上させることができる。
なお、送受信する第2センサ装置142と送信せず受信のみする第2センサ装置142との切り替えは、サンプリング周期(20ms)毎に行うため、送信せず受信のみする第2センサ装置142に対する風の影響の誤差を抑えることができ、測定精度を向上させることができる。
以上、本実施形態に係る位置測定装置14について説明した。なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
14…位置測定装置
30…第1超音波センサ
31…第1送信機
32…第2送信機
40,50,60…第2超音波センサ
41,51,61…第2送信機
42,52,62…第2受信機
71…送信切替部
72…風影響算出部
73…位置測定部
13…作業部13

Claims (4)

  1. 測定対象に第1送信機及び第1受信機を備える第1超音波センサを設けるとともに、少なくとも3箇所の異なる固定位置に夫々が第2送信機及び第2受信機を備える複数の第2超音波センサを設け、前記第1超音波センサと複数の前記第2超音波センサとの間で超音波の送受信を行うことで、前記測定対象の位置情報を測定する位置測定方法において、
    複数の前記第2超音波センサに対して、前記第2送信機から超音波を送信するとともに前記第2受信機により超音波を受信する1の送受信第2超音波センサ、及び前記第2送信機から超音波を送信することなく前記第2受信機により超音波を受信する他の受信第2超音波センサを切り替えて設定する送信切替工程と、
    前記第1超音波センサ及び前記送受信第2超音波センサの間で送受信される超音波に基づき、両センサ間の風の影響を算出する風影響算出工程と、
    前記第1超音波センサの前記第1送信機から送信された超音波が、複数の前記第2超音波センサの第2受信機に受信されるまでの時間から前記測定対象の位置情報を測定する位置測定工程と、を含み、
    前記位置測定工程は、前記送受信第2超音波センサに対して前記風影響算出工程で算出した風の影響を反映するとともに、前記受信第2超音波センサに対して当該受信第2超音波センサが前記送受信第2超音波センサとして切り替えられていた直近の時点で前記風影響算出工程で算出した風の影響を反映して、前記測定対象の位置情報を測定する、
    ことを特徴とする位置測定方法。
  2. 前記送信切替工程は、前記位置測定工程で前記測定対象の位置情報を測定する度に、複数の前記第2超音波センサを順に1の送受信第2超音波センサと他の受信第2超音波センサとに切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置測定方法。
  3. 測定対象に第1送信機及び第1受信機を備える第1超音波センサを設けるとともに、少なくとも3箇所の異なる固定位置に夫々が第2送信機及び第2受信機を備える複数の第2超音波センサを設け、前記第1超音波センサと複数の前記第2超音波センサとの間で超音波の送受信を行うことで、前記測定対象の位置情報を測定する位置測定装置において、
    複数の前記第2超音波センサに対して、前記第2送信機から超音波を送信するとともに前記第2受信機により超音波を受信する1の送受信第2超音波センサ、及び前記第2送信機から超音波を送信することなく前記第2受信機により超音波を受信する他の受信第2超音波センサを切り替えて設定する送信切替部と、
    前記第1超音波センサ及び前記送受信第2超音波センサの間で送受信される超音波に基づき、両センサ間の風の影響を算出する風影響算出部と、
    前記第1超音波センサの前記第1送信機から送信された超音波が、複数の前記第2超音波センサの第2受信機に受信されるまでの時間から前記測定対象の位置情報を測定する位置測定部と、を含み、
    前記位置測定部は、前記送受信第2超音波センサに対して前記風影響算出部が算出した風の影響を反映するとともに、前記受信第2超音波センサに対して当該受信第2超音波センサが前記送受信第2超音波センサとして切り替えられていた直近の時点で前記風影響算出部が算出した風の影響を反映して、前記測定対象の位置情報を測定する、
    ことを特徴とする位置測定装置。
  4. 前記送信切替部は、前記位置測定部が前記測定対象の位置情報を測定する度に、複数の前記第2超音波センサを順に1の送受信第2超音波センサと他の受信第2超音波センサとに切り替える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の位置測定装置。
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