JP6024982B2 - 溶剤回収設備 - Google Patents

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本発明はリチウムイオン電池の電極製造に用いるNMP溶剤(N−メチル−2−ピロリドン)などの溶剤蒸気を含む排出空気から含有溶剤蒸気を分離回収する溶剤回収設備に関する。
さらに詳しくは(図4参照)、処理炉1に換気用空気SAを供給する給気路4に、処理炉1に送る換気用空気SAを一次予熱する一次予熱器Y1と、この一次予熱器Y1で一次予熱した換気用空気SAをさらに二次予熱する二次予熱器Y2とを配置し、
給気路4からの換気用空気SAの供給に伴い処理炉1から溶剤蒸気とともに排出される高温の排出空気EAを導く排気路6に、処理炉1からの排出空気EAに含まれる溶剤蒸気を冷却により凝縮させて排出空気EAから分離回収する冷却回収部9と、この冷却回収部9を通過した排出空気EAを加熱する再熱器11と、この再熱器11で加熱した排出空気EAに残存する溶剤蒸気を吸着剤Xに吸着させて排出空気EAから分離回収する吸着回収部10とを配置し、
冷却回収部9には、処理炉1からの排出空気EAを予冷する予冷器P1と、この予冷器P1で予冷した排出空気EAをさらに一次冷却する一次冷却器C1と、この一次冷却器C1で一次冷却した排出空気EAを冷熱源機から供給される低温熱媒Cwと熱交換させてさらに二次冷却する二次冷却器C2とを設け、
予冷器P1と二次予熱器Y2との間で第1熱媒N1を循環させる温熱回収用の第1循環路31を設けて、
予冷器P1では、処理炉1からの排出空気EAを二次予熱器Y2での換気用空気SAとの熱交換で温度低下した第1熱媒N1と熱交換させて予冷し、
かつ、二次予熱器Y2では、一次予熱後の換気用空気SAを予冷器P1での排出空気EAとの熱交換で温度上昇した第1熱媒N1と熱交換させて二次予熱し、
一次予熱器Y1と再熱器11と一次冷却器C1とにわたってその順で第2熱媒N2を循環させる冷熱回収用の第2循環路33を設けて、
一次予熱器Y1では、処理炉1に送る換気用空気SAを一次冷却器C1での排出空気EAとの熱交換で温度上昇した第2熱媒N2と熱交換させて一次予熱し、
かつ、再熱器11では、二次冷却後の排出空気EAを一次予熱器Y1での換気用空気SAとの熱交換で温度低下した第2熱媒N2と熱交換させて加熱し、
かつ、一次冷却器C1では、予冷後の排出空気EAを再熱器11での排出空気EAとの熱交換で温度低下した第2熱媒N2と熱交換させて一次冷却する溶剤回収設備に関する。
従来、この種の溶剤回収設備では(同図4参照)、予冷器P1において予冷した処理炉1からの排出空気EAは、予冷器P1の空気出口における温湿度状態のままで一次冷却器C1に通過させて一次冷却するようにしていた。
また、一次冷却器C1で一次冷却した排出空気EAについても、一次冷却器C1の空気出口における温湿度状態のままで二次冷却器C2に通過させて二次冷却するようにしていた。
なお、図4に付記した各部の温度値℃及び風量値m3(N)/minは、代表的な設備運転状態における各部の空気温度、空気風量などの具体例を示すものである。
特願2012−239400号
ところで、上記の従来設備でも(同図4参照)、一次予熱器Y1と再熱器11と一次冷却器C1とにわたってその順で冷熱回収用の第2循環路33を通じ第2熱媒N2を循環させることで、一次予熱器Y1での一次予熱に伴い予熱対象の換気用空気SAから回収した冷熱、及び、再熱器11での加熱に伴い加熱対象の二次冷却後の排出空気EAから回収した冷熱を利用して、一次冷却器C1での一次冷却量を大きく確保することができ、これにより、二次冷却器C2での必要二次冷却量を低減する(換言すれば,低温熱媒Cwを冷却生成する冷凍機などの冷熱源機を小容量化する)ことができて、高い省エネルギ効果を得ることができた。
しかしながら、省エネルギ化の一層の促進は日進月歩で強く望まれており、この点で、上記の従来設備においても更なる省エネルギ効果の向上が望まれている。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、冷却回収部において排出空気中の溶剤蒸気を合理的な凝縮形態で冷却凝縮させることにより設備の省エネルギ化をさらに効果的に促進する点にある。
本発明の第1特徴構成は溶剤回収設備に係り、その特徴は、
処理炉に換気用空気を供給する給気路に、前記処理炉に送る換気用空気を一次予熱する一次予熱器と、この一次予熱器で一次予熱した換気用空気をさらに二次予熱する二次予熱器とを配置し、
前記給気路からの換気用空気の供給に伴い前記処理炉から溶剤蒸気とともに排出される高温の排出空気を導く排気路に、前記処理炉からの排出空気に含まれる溶剤蒸気を冷却により凝縮させて排出空気から分離回収する冷却回収部と、この冷却回収部を通過した排出空気を加熱する再熱器と、この再熱器で加熱した排出空気に残存する溶剤蒸気を吸着剤に吸着させて排出空気から分離回収する吸着回収部とを配置し、
前記冷却回収部には、前記処理炉からの排出空気を予冷する予冷器と、この予冷器で予冷した排出空気をさらに一次冷却する一次冷却器と、この一次冷却器で一次冷却した排出空気を冷熱源機から供給される低温熱媒と熱交換させてさらに二次冷却する二次冷却器とを設け、
前記予冷器と前記二次予熱器との間で第1熱媒を循環させる温熱回収用の第1循環路を設けて、
前記予冷器では、前記処理炉からの排出空気を前記二次予熱器での換気用空気との熱交換で温度低下した第1熱媒と熱交換させて予冷し、
かつ、前記二次予熱器では、一次予熱後の換気用空気を前記予冷器での排出空気との熱交換で温度上昇した第1熱媒と熱交換させて二次予熱し、
前記一次予熱器と前記再熱器と前記一次冷却器とにわたってその順で第2熱媒を循環させる冷熱回収用の第2循環路を設けて、
前記一次予熱器では、前記処理炉に送る換気用空気を前記一次冷却器での排出空気との熱交換で温度上昇した第2熱媒と熱交換させて一次予熱し、
かつ、前記再熱器では、二次冷却後の排出空気を前記一次予熱器での換気用空気との熱交換で温度低下した第2熱媒と熱交換させて加熱し、
かつ、前記一次冷却器では、予冷後の排出空気を前記再熱器での排出空気との熱交換で温度低下した第2熱媒と熱交換させて一次冷却する溶剤回収設備であって、
前記冷却回収部において前記予冷器と前記一次冷却器との間に、予冷後の排出空気を加湿する加湿器を配置してある点にある。
ところで、図2に示すグラフにおいてA点は、溶剤蒸気濃度di(NMP溶剤)が1000ppmで絶対湿度xが2g/kg′の空気を二次冷却器で12℃まで冷却した場合の状態点、B点は、溶剤蒸気濃度di(NMP溶剤)が同じく1000ppmで絶対湿度xが8g/kg′の空気を二次冷却器で20℃まで冷却した場合の状態点であり、これらA点,B点ともに溶剤蒸気濃度do(即ち、二次冷却器の空気出口における溶剤蒸気濃度)は200ppmに低下しており、800ppm分の溶剤蒸気が二次冷却器での冷却により凝縮している。
なお、温度tが12℃の空気の場合、飽和状態における絶対湿度xは8.72g/kg′であり、A点の絶対湿度x=2g/kg′より高く、また、温度tが20℃の空気の場合、飽和状態における絶対湿度xは14.69g/kg′であり、B点の絶対湿度x=8g/kg′より高く、A点,B点の空気はともに二次冷却器での冷却において水分凝縮がなかったものである。
このことから判るように、空気の絶対湿度xが高い方が二次冷却器の空気出口における空気温度t(即ち、二次冷却器での冷却温度)が高くても冷却凝縮による溶剤蒸気の分離回収効率が高くなる。
このことに着目して上記構成では(図1参照)、冷却回収部9における予冷器P1と一次冷却器C1との間に加湿器16を配置してあり、この加湿器16により予冷後の排出空気EAを加湿して後続冷却器、特に二次冷却器C2の空気入口における排出空気EAの絶対湿度xを適度に高めることで、このような加湿器16の装備が無い先述の従来設備(図4参照)に比べ、二次冷却器C2の空気出口における排出空気EAの温度t(即ち、二次冷却器C2での冷却温度)を高くして、その分、二次冷却器C2での必要二次冷却量を低減しながらも、冷却凝縮による溶剤蒸気の分離回収効率を高く確保することができる。
したがって、上記構成によれば、従来設備に比べ、二次冷却器C2に供給する低温熱媒Cwを冷却生成する冷凍機などの冷熱源機25をさらに効果的に小容量化することができて、一層高い省エネルギ効果を得ることができる。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
冷却水を外気と熱交換させて冷却する冷却塔を設けるとともに、
前記冷却回収部において前記一次冷却器と前記二次冷却器との間に、一次冷却後の排出空気を前記冷却塔から供給される冷却水と熱交換させて二次予冷するフリークーリング用の二次予冷器を配置してある点にある。
この構成によれば(図1参照)、冷却塔28において外気OAとの熱交換で冷却した冷却水Wcを冷却用熱媒とするフリークーリング用の二次予冷器P2により外気OAを冷却源とする形態で一次冷却後の排出空気EAを二次冷却に先立ち二次予冷することで、二次冷却器C2での必要二次冷却量を一層低減することができて、二次冷却器C2に供給する低温熱媒Cwを冷却生成する冷熱源機25の一層の小容量化が可能になり、省エネルギ効果をさらに高めることができる。
本発明の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記吸着回収部で残存溶剤蒸気を分離した浄化後の排出空気を前記換気用空気として前記給気路を通じ前記一次予熱器及び前記二次予熱器により予熱した状態で前記処理炉に循環供給する構成にしてある点にある。
この構成によれば(図1参照)、例えば外気OAのみを換気用空気SAとして給気路4を通じ一次予熱器Y1及び二次予熱器Y2により予熱した状態で処理炉1に供給するのに比べ、吸着回収部10から送出される浄化後の排出空気EA′が保有する温熱を利用する形態で、処理炉1を所要の温熱環境に保つ加熱負荷を軽減することができ、この点で設備の省エネルギ効果を高めることができる。
そして特に、前述の如く第1特徴構成により二次冷却器C2の空気出口における排出空気EAの温度tを高くすることができて、その分、吸着回収部10から送出される浄化後の排出空気EA′の温度も高くし得ることで、処理炉1を所要の温熱環境に保つ加熱負荷を一層効果的に軽減することができ、これにより、省エネルギ効果を一層高めることができる。
本発明の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記第2循環路において前記一次予熱器と前記再熱器との間に、前記一次予熱器から送出される第2熱媒の一部を前記再熱器に対し迂回させて前記一次冷却器に送るバイパス路を設けるとともに、
このバイパス路を通過させる第2熱媒の流量を調整するバイパス流量調整弁を設けてある点にある。
この構成によれば(図1参照)、一次予熱器Y1から送出される第2熱媒N2のうち、バイパス路34を通過させることで再熱器11に対し迂回させて一次予熱器Y1と一次冷却器C1との間でのみ循環させる状態にする第2熱媒N2の流量と、バイパス路34を通過させずに一次予熱器Y1と再熱器11と一次冷却器C1との三者間で循環させる状態にする第2熱媒N2の流量との流量比をバイパス流量調整弁35により調整することができる。
そして、例えば前述の如く二次冷却器C2の空気出口における排出空気EAの温度tを高くするなどの種々の運転条件の変化に応じてバイパス流量調整弁35により上記流量比を調整することで、一次予熱器Y1、再熱器11、一次冷却器C1夫々の空気出口における空気の温度を運転条件に応じた最適な温度に調整することができ、これにより、所期の省エネルギ効果の向上を一層効果的かつ確実に達成することができる。
本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記加湿器は、純水を加湿用水として一次冷却後の排出空気を加湿する純水使用加湿器にしてある点にある。
前述の加湿器16(図1参照)において使用する加湿用水として上水などの一般水を用いた場合、その一般水に含まれる不純物質(特に化学的不純物質)が冷却回収部9で回収する溶剤蒸気の凝縮液L中に混入したり、あるいはまた、吸着回収部10で残存溶剤蒸気を分離した浄化後の排出空気EAを換気用空気SAとして処理炉1に還気する場合では、その不純物質が処理炉1に持ち込まれるなどの不都合を招く虞がある。
これに対し、上記構成によれば、前述の加湿器16における加湿用水として純水Wpを用いるから、上記の如き不都合を効果的に回避することができ、この点で一層優れた溶剤回収設備にすることができる。
溶剤回収設備の設備構成図 二次冷却器の空気出口における空気状態を示すグラフ 別実施形態を示す溶剤回収設備の設備構成図 従来の溶剤回収設備を示す設備構成図
図1はリチウムイオン電池の電極製造施設に装備した溶剤回収設備を示し、1はNMP溶剤を伴う製品を処理する処理炉である。
この処理炉1の炉内は加熱手段(例えば電力式加熱器など)により所要の高温度(例えば100℃)に保たれ、その炉内では処理製品からNMP溶剤の蒸気が発生する。
処理炉1には、外気路2を通じて導入した新鮮外気OAを含む換気用空気SAが給気ファン3により給気路4を通じて供給され、この空気供給に伴い処理炉1からは、炉内で発生した溶剤蒸気を含む高温の炉内空気が排出空気EAとして排気ファン5により排気路6に排出される。
給気路4には、処理炉1に送る換気用空気SAを予熱する予熱部7を設けてあり、この予熱部7には、換気用空気SAを一次予熱する一次予熱器Y1と、一次予熱した換気用空気SAをさらに二次予熱する二次予熱器Y2とを配置してある。
また、予熱部7において一次予熱器Y1の気流方向上流側には、処理炉1に送る換気用空気SAを除塵処理するフィルタ8を配置してある。
一方、排気路6には、処理炉1からの排出空気EAに含まれる溶剤蒸気を冷却により凝縮させて排出空気EAから分離回収する冷却回収部9と、この冷却回収部9で処理した排出空気EAに残存する溶剤蒸気を吸着剤Xに吸着させて回収する吸着回収部10とを配置してある。
また、冷却回収部9と吸着回収部10との間には、冷却回収部9で処理した排出空気EAを加熱(再熱)する再熱器11を配置してあり、この再熱器11での加熱により吸着回収部10に導入する排出空気EAの相対湿度を低下させることで、吸着回収部10での吸着剤Xによる溶剤蒸気吸着の吸着効率を高める。
冷却回収部9には、処理炉1からの排出空気EAを予冷する予冷器P1と、予冷した排出空気EAをさらに一次冷却する一次冷却器C1と、一次冷却した排出空気EAを二次予冷するフリークーリング用の二次予冷器P2と、二次予冷した排出空気EAをさらに二次冷却する二次冷却器C2とを配置してあり、これら予冷/冷却器P1,C1,P2,C2により高温の排出空気EAを段階的に冷却することで、排出空気EAに含まれる溶剤蒸気を凝縮させて回収する。
冷却回収部9の下方には、溶剤蒸気の流下凝縮液Lを受け止める液受け12を配置してあり、この液受け12で受け止めた凝縮液L(即ち、回収溶剤)は、回収路13を通じて回収容器14などに回収する。
冷却回収部9における予冷器P1と一次冷却器C1との間には、給水路15を通じて供給される純水Wpを噴霧することで予冷後の排出空気EAを所定の絶対湿度xに加湿する純水加湿器16を配置してあり、この加湿により、冷却凝縮による溶剤蒸気の分離回収効率を十分に確保しながら、後続の予冷/冷却器、特に二次冷却器C2の空気出口における排出空気EAの高温化(換言すれば、二次冷却器C2における必要冷却温度の高温化)を可能にする。
吸着回収部10は吸脱着式濃縮装置17の一部を構成するものであり、この濃縮装置17は、吸着剤Xを回転方向に分散させた通気性の吸着ロータ18を装置ケース19に収容するとともに、この装置ケース19の内部を吸着ロータ18の回転方向において吸着回収部10としての吸着域19Aと脱着域19Bとに区画し、これにより、吸着ロータ18の回転に伴い吸着ロータ18の回転方向におけるロータ各部を吸着域19Aと脱着域19Bとに交互に位置させる構成にしてある。
即ち、排気路6に介装した状態の吸着域19A(吸着回収部10)では、再熱器11で加熱して相対湿度を低下させた排出空気EAを域内に位置する吸着ロータ部分に通風し、この通風過程において、排出空気EAに残存する溶剤蒸気を域内における吸着ロータ部分の吸着剤Xに吸着させて排出空気EAから分離回収する。
一方、脱着域19Bでは、脱着ファン20により脱着給気路21を通じて供給される高温の脱着用空気HAを域内に位置する吸着ロータ部分に通風し、この通風過程において、域内における吸着ロータ部分の吸着剤Xが先の吸着域19Aで吸着した溶剤蒸気を排出空気EAよりも小風量の脱着用空気HAに脱着させる。
つまり、この濃縮装置17では、冷却回収部9での溶剤蒸気分離で低濃度になった排出空気EAにおける残存溶剤蒸気を小風量の脱着用空気HAに移行させることで濃縮する。
脱着域19Bから排出される濃縮空気HA′(脱着溶剤蒸気を含む使用済の脱着用空気HA)は、再処理路22を通じて冷却回収部9の入口部に戻し、これにより、この濃縮空気HA′は、処理炉1からの未だ未処理の排出空気EAと合流させた状態で冷却回収部9において再び処理する。
また、吸着域19A(吸着回収部10)から後続の排気路6に送出される溶剤蒸気分離後の浄化排出空気EA′は、その一部を還気路23を通じ外気路2からの導入外気OAと合流させた状態で換気用空気SAとして給気路4を通じ処理炉1に還気し、他部は外部に廃棄する。
給気路4における予熱部7の下流側部分から分岐した脱着給気路21には、例えば蒸気を加熱用熱媒とするなどの脱着加熱器24を介装してあり、これにより、給気路4における予熱部7の下流側部分から分流した予熱後の換気用空気SAの一部を、脱着加熱器24により所定温度に加熱した上で脱着用空気HAとして脱着域19Bに供給する。
なお、本例では、浄化後の排出空気EA′の一部を換気用空気SAとして処理炉1に還気する例を示すが、これに代え、浄化後の排出空気EA′の全量を換気用空気SAとして処理炉1に還気するようにしてもよく、あるいはまた、外気導入を省略して浄化後の排出空気EA′(の一部又は全量)のみを換気用空気SAとして処理炉1に還気するようにしてもよい。
次に、冷却回収部9及び予熱部7で使用する熱媒について説明すると、冷却回収部9の二次冷却器C2については、冷水循還路24の復路を通じて二次冷却器C2から戻る昇温冷水Cwを冷凍回路により冷却して低温冷水Cw(例えば7℃冷水)を生成する冷凍機などの冷熱源機25を付帯機器として設け、この冷熱源機25で冷却生成した低温冷水Cwを冷却用の低温熱媒として冷水循環ポンプ26により冷水循還路24の往路を通じて二次冷却器C2に供給する。
これにより、二次冷却器C2では、二次予冷後の排出空気EAを冷熱源機25から供給される低温冷水Cwと熱交換させることで所定の二次冷却温度t(例えば、20℃)まで二次冷却する。
なお、この二次冷却温度t(即ち、二次冷却器C2での必要冷却温度)は、前述の如く純水加湿器16により排出空気EAを予め所定絶対湿度xまで加湿することで、このような加湿の無い従来設備(図4参照)に比べ、冷却凝縮による溶剤蒸気の分離回収効率を同等以上に確保しながらも高い温度にすることが可能になっている。
また、冷却回収部9の二次予冷器P2については、冷却水循還路27の復路を通じて二次予冷器P2から戻る昇温冷却水Wcを外気OAと熱交換させて低温冷却水Wcを生成する通年フリークーリング用の冷却塔28を設け、この冷却塔28で冷却生成した低温冷却水Wcを冷却用熱媒として冷却水循環ポンプ29により冷却水循環路27の往路を通じフリークーリング用の二次予冷器P2に供給する。
これにより、二次予冷器P2では、一次冷却後の排出空気EAを冷却塔28から供給される低温冷却水Wcと熱交換させることで二次冷却器C2での上記二次冷却に先立ち可能な限り低温に二次予冷する。
なお、冷却塔28から二次予冷器P2に供給する低温冷却水Wcの温度は、季節による外気OAの温度変化により変動するため、二次予冷器P2の空気出口における二次予冷後の排出空気EAの温度も変動(例えば25.5℃〜32.1℃の範囲で変動し年間平均では28℃程度になる)するが、既述の如く純水加湿器16による加湿で二次冷却器C2の必要冷却温度tを高温化し得ることとも相まって、この二次予冷器P2による排出空気EAの二次予冷は冷熱源機25を小容量化する上で極めて有効なものになる。
冷却回収部9の予冷器P1と予熱部7の二次予熱器Y2とについては、それら予冷器P1と二次予熱器Y2との間で第1熱媒N1を熱媒循環ポンプ30により循環させる温熱回収用の第1循環路31を設けてある。
即ち、この第1熱媒N1の循環により、予冷器P1では、処理炉1からの高温排出空気EAを二次予熱器Y2での換気用空気SAとの熱交換で温度低下した第1熱媒N1と熱交換させて所定の予冷温度(例えば、71.0℃)まで予冷し、この予冷において、処理炉1からの高温排出空気EAが保有する高温の温熱を第1熱媒N1に回収する。
これに対し、二次予熱器Y2では、一次予熱後の換気用空気SAを予冷器P1での排出空気EAとの熱交換で温度上昇した第1熱媒N1と熱交換させることで、予冷器P1での上記回収温熱を用いて一次予熱後の換気用空気SA(例えば、56.2℃)を所定の二次予熱温度(例えば、83.4℃)まで二次予熱する。
また、予熱部7の一次予熱器Y1と再熱器11と冷却回収部9の一次冷却器C1とについては、それら一次予熱器Y1と再熱器11と一次冷却器C1とにわたってその順で第2熱媒N2を熱媒循環ポンプ32により循環させる冷熱回収用の第2循環路33を設けてある。
即ち、この第2熱媒N2の循環により、一次予熱器Y1では、換気用空気SAを一次冷却器C1での予冷後の排出空気EAとの熱交換で温度上昇した第2熱媒N2と熱交換させて所定の一次予熱温度(例えば、56.2℃)まで一次予熱し、この一次予熱において、換気用空気SAが保有する冷熱(予冷後の排出空気温度から見た冷熱)を第2熱媒N2に回収する。
また、再熱器11では、二次冷却後の排出空気EAを一次予熱器Y1での換気用空気SAとの熱交換で温度低下した第2熱媒N2と熱交換させて所定の再熱温度(例えば36.7℃)まで加熱し、この再熱(加熱)において、二次冷却後の排出空気EAが保有する低温冷熱(特に二次冷却器C2で排出空気EAに付与された冷熱源機25の発生冷熱)を第2熱媒N2に回収する。
これに対し、一次冷却器C1では、予冷後の排出空気EAを再熱器11での排出空気EAとの熱交換で温度低下した第2熱媒N2と熱交換させることで、一次予熱器Y1及び再熱器11での上記回収冷熱を用いて所定の一次冷却温度(例えば、39.9℃)まで一次冷却する。
第2循環路33において一次予熱器Y1と再熱器11との間には、一次予熱器Y1から送出される第2熱媒N2の一部を再熱器11に対し迂回させて一次冷却器C1に送るバイパス路34を設けてあり、また、このバイパス路34には、バイパス路34を通過させる第2熱媒N2の流量を調整するバイパス流量調整弁35を設けてある。
即ち、このバイパス流量調整弁35を調整することにより、一次予熱器Y1から送出される第2熱媒N2のうち、バイパス路34を通過させることで再熱器11に対し迂回させて一次予熱器Y1と一次冷却器C1との間でのみ循環させる状態にする第2熱媒N2の流量と、バイパス路34を通過させずに一次予熱器Y1と再熱器11と一次冷却器C1との三者間で循環させる状態にする第2熱媒N2の流量との流量比を調整する。
そして、種々の運転条件の変化に応じてバイパス流量調整弁35により上記流量比を調整することで、一次予熱器Y1、再熱器11、一次冷却器C1夫々の空気出口における空気の温度を運転条件に応じた最適な温度に調整する。
以上、この溶剤回収設備では、純水加湿器16による加湿により、冷却凝縮による溶剤蒸気の分離回収効率を高く確保しながらも、二次冷却器C2の空気出口における排出空気EAの温度t(換言すれば、二次冷却器C2での二次冷却温度)を高くし得ることと、フリークーリング用の二次予冷器P2による外気OAを冷却源とする排出空気EAの二次予冷とが相俟って、二次冷却用の低温冷水Cwを冷却生成する冷熱源機25を効果的に小容量化することができる。
また、二次冷却器C2の空気出口における排出空気EAの温度tを高くし得ることで、その分、換気用空気SAとして処理炉1に還気する浄化排出空気EA′の温度も高くすることができて、処理炉1の炉内を所要の高温雰囲気に保つ加熱手段の必要加熱量も低減することができ、これらのことにより、設備の消費エネルギを従来設備に比べ一層効果的に低減することができる。
なお、図1に付記した各部の温度値℃及び風量値m3(N)/minは、代表的な設備運転状態における各部の空気温度、空気風量などの具体例を示すものである。
〔別実施形態〕
次に本発明の別の実施形態を列記する。
上述の実施形態で示した設備構成に代え、図3に示す如く、フリークーリング用の二次予冷器P2を省略してもよく、この図3に示す設備構成においても、純水加湿器16による加湿により、冷却凝縮による溶剤蒸気の分離回収効率を高く確保しながら、二次冷却器C2の空気出口における排出空気EAの温度t(二次冷却器C2での必要冷却温度)を高くし得ることで、省エネルギ効果を高めることができる。
予冷後の排出空気EAを加湿する加湿器16は、必ずしも純水Wpを加湿用水とする純水加湿器に限られるものではなく、設備の運転条件などによっては、上水などの一般水を加湿用水として用いる加湿器を採用してもよい。
冷熱源機25から二次冷却器C2に供給する二次冷却用の低温熱媒Cwは冷水に限られるものではなく、ブラインや氷水スラリーなどであってもよく、また、冷凍回路における低圧冷媒を二次冷却用の低温熱媒とする形態で、二次冷却器C2として直膨型の熱交換器を用いてもよい。
また、冷熱源機25にも、冷凍機や冷水発生装置あるいは製氷装置など、使用する二次冷却用熱媒に応じて種々のものを採用することができる。
吸着回収部10は、前述の実施形態で示した如きロータ型の吸脱着式濃縮装置17を用いて構成するのに限らず、吸着剤Xによる吸着により溶剤蒸気を排出空気EAから分離するものであれば、どのような構造のものであってもよい。
回収対象の溶剤蒸気は、NMP溶剤の蒸気に限られるものでなく、予冷後の排出空気EAに対する加湿により、冷却凝縮による溶剤蒸気の分離回収効率が高くなる溶剤蒸気であれば、どのような溶剤蒸気であってもよい。
本発明は、各種分野における種々の用途の溶剤回収設備に利用することができる。
1 処理炉
SA 換気用空気
4 給気路
Y1 一次予熱器
Y2 二次予熱器
EA 排出空気
6 排気路
9 冷却回収部
11 再熱器
X 吸着剤
10 吸着回収部
P1 予冷器
C1 一次冷却器
25 冷熱源機
Cw 低温熱媒
C2 二次冷却器
N1 第1熱媒
31 第1循環路
N2 第2熱媒
33 第2循環路
16 加湿器
Wc 冷却水
OA 外気
28 冷却塔
P2 二次予冷器
34 バイパス路
35 バイパス流量調整弁
Wp 純水

Claims (5)

  1. 処理炉に換気用空気を供給する給気路に、前記処理炉に送る換気用空気を一次予熱する一次予熱器と、この一次予熱器で一次予熱した換気用空気をさらに二次予熱する二次予熱器とを配置し、
    前記給気路からの換気用空気の供給に伴い前記処理炉から溶剤蒸気とともに排出される高温の排出空気を導く排気路に、前記処理炉からの排出空気に含まれる溶剤蒸気を冷却により凝縮させて排出空気から分離回収する冷却回収部と、この冷却回収部を通過した排出空気を加熱する再熱器と、この再熱器で加熱した排出空気に残存する溶剤蒸気を吸着剤に吸着させて排出空気から分離回収する吸着回収部とを配置し、
    前記冷却回収部には、前記処理炉からの排出空気を予冷する予冷器と、この予冷器で予冷した排出空気をさらに一次冷却する一次冷却器と、この一次冷却器で一次冷却した排出空気を冷熱源機から供給される低温熱媒と熱交換させてさらに二次冷却する二次冷却器とを設け、
    前記予冷器と前記二次予熱器との間で第1熱媒を循環させる温熱回収用の第1循環路を設けて、
    前記予冷器では、前記処理炉からの排出空気を前記二次予熱器での換気用空気との熱交換で温度低下した第1熱媒と熱交換させて予冷し、
    かつ、前記二次予熱器では、一次予熱後の換気用空気を前記予冷器での排出空気との熱交換で温度上昇した第1熱媒と熱交換させて二次予熱し、
    前記一次予熱器と前記再熱器と前記一次冷却器とにわたってその順で第2熱媒を循環させる冷熱回収用の第2循環路を設けて、
    前記一次予熱器では、前記処理炉に送る換気用空気を前記一次冷却器での排出空気との熱交換で温度上昇した第2熱媒と熱交換させて一次予熱し、
    かつ、前記再熱器では、二次冷却後の排出空気を前記一次予熱器での換気用空気との熱交換で温度低下した第2熱媒と熱交換させて加熱し、
    かつ、前記一次冷却器では、予冷後の排出空気を前記再熱器での排出空気との熱交換で温度低下した第2熱媒と熱交換させて一次冷却する溶剤回収設備であって、
    前記冷却回収部において前記予冷器と前記一次冷却器との間に、予冷後の排出空気を加湿する加湿器を配置してある溶剤回収設備。
  2. 冷却水を外気と熱交換させて冷却する冷却塔を設けるとともに、
    前記冷却回収部において前記一次冷却器と前記二次冷却器との間に、一次冷却後の排出空気を前記冷却塔から供給される冷却水と熱交換させて二次予冷するフリークーリング用の二次予冷器を配置してある請求項1記載の溶剤回収設備。
  3. 前記吸着回収部で残存溶剤蒸気を分離した浄化後の排出空気を前記換気用空気として前記給気路を通じ前記一次予熱器及び前記二次予熱器により予熱した状態で前記処理炉に循環供給する構成にしてある請求項1又は2記載の溶剤回収設備。
  4. 前記第2循環路において前記一次予熱器と前記再熱器との間に、前記一次予熱器から送出される第2熱媒の一部を前記再熱器に対し迂回させて前記一次冷却器に送るバイパス路を設けるとともに、
    このバイパス路を通過させる第2熱媒の流量を調整するバイパス流量調整弁を設けてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶剤回収設備。
  5. 前記加湿器は、純水を加湿用水として一次冷却後の排出空気を加湿する純水使用加湿器にしてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の溶剤回収設備。
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