JP5850430B2 - 溶剤回収設備 - Google Patents

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Description

本発明はリチウムイオン電池の電極製造に用いるNMP溶剤(N−メチル−2−ピロリドン)などの溶剤蒸気を含む被処理ガスから含有溶剤蒸気を分離回収する溶剤回収設備に関する。
さらに詳しくは(図2参照)、溶剤蒸気を含む被処理ガスGを一次冷却器8で一次冷却用熱媒Wと熱交換させて一次冷却し、かつ、この一次冷却後の被処理ガスGを二次冷却器10で一次冷却用熱媒Wよりも低温の二次冷却用熱媒Cと熱交換させて二次冷却することで、被処理ガスGの含有溶剤蒸気を凝縮させて被処理ガスGから分離回収する冷却回収部5を設けるとともに、
この冷却回収部5での二次冷却後の被処理ガスGを再熱用熱媒Naと熱交換させて加熱することで被処理ガスGの相対湿度を低下させる再熱器11、及び、この再熱器11で加熱した被処理ガスG′に残存する溶剤蒸気を吸着剤Xに吸着させて被処理ガスG′から分離回収する吸着回収部15aを設け、
更に、冷却回収部5に送る被処理ガスGを排出する被処理ガス発生部1に雰囲気調整用の給気ガスAを供給する給気手段2、及び、この給気手段2により被処理ガス発生部1に供給する給気ガスAを予熱用熱媒Nbと熱交換させて予熱する給気ガス予熱器21を設けるとともに、
冷却回収部5における被処理ガスGの通風経路において一次冷却器8よりも上流側に、一次冷却前の被処理ガスGを予冷用熱媒Nbと熱交換させて予冷する予冷器7を設け、
この予冷器7での被処理ガスGとの熱交換で温度上昇した予冷用熱媒Nbを予熱用熱媒として給気ガス予熱器21に供給し、かつ、給気ガス予熱器21での給気ガスAとの熱交換で温度低下した予熱用熱媒Nbを予冷用熱媒として予冷器7に供給する形態で、予冷用熱媒及び予熱用熱媒として用いる温熱回収用の共通熱媒Nbを、予冷器7と給気ガス予熱器21との間において循環させる温熱回収用の熱媒循環路28を設ける溶剤回収設備に関する。
従来、この種の溶剤回収設備では(同図2参照)、冷却塔23において外気と熱交換させるなどして冷却した冷却水を、一次冷却用熱媒Wとして一次冷却器8(従来の一次冷却器)に供給するようにしていた。
また(同図2参照)、冷却回収部5における被処理ガスGの通風経路において一次冷却器8と二次冷却器10との間に、一次冷却後の被処理ガスGを二次冷却の前に再冷却用熱媒Naと熱交換させて再冷却する再冷却器9を設けた溶剤回収設備を先に提案した(特許文献1)。
そして、この先の提案設備では、再熱器11での被処理ガスGとの熱交換で温度低下した再熱用熱媒Naを再冷却用熱媒として再冷却器9に供給し、かつ、再冷却器9での被処理ガスGとの熱交換で温度上昇した再冷却用熱媒Naを再熱用熱媒として再熱器11に供給する形態で、再熱用熱媒及び再冷却用熱媒として用いる冷熱回収用の共通熱媒Naを再熱器11と再冷却器9との間において循環させる冷熱回収用の熱媒循環路27を設けていた。
即ち、この先の提案設備では、二次冷却器10で二次冷却した被処理ガスGが保有する冷熱を冷熱回収用の共通熱媒Naにより再熱器11で回収し、この回収冷熱を用いて、一次冷却後の被処理ガスGを二次冷却に先立ち再冷却器9において冷却することで、二次冷却器10に供給する低温の二次冷却用熱媒C(冷水やブラインあるいは直膨式の二次冷却器を用いる場合には蒸発冷媒など)を生成する冷熱源機25の小容量化及び省エネルギ化を図っている。
なお、図2に付記した各部の温度値℃及び風量値m3(N)/minは、設備各部におけるガス温度、ガス風量、熱媒温度等の一例を示すものである。
特開2010−69435号公報
上記した先の提案設備を初め、一次冷却器8に供給する一次冷却水Wとして冷却水を用いる従来の溶剤回収設備では、二次冷却用熱媒Cの配管系と一次冷却用熱媒W(冷却水)の配管系との2系統の配管系が必要であることに加え、冷却塔23の設置が必要になることなどで、設備の必要設置スペースが大きくなるとともに設備コストが嵩む問題があった。
また、冷却水を導く冷却水配管24に対する配管詰まり対策や腐食対策などのメンテナンスが煩雑であり、メンテナンスの負担が大きい問題もあった。
そして、これら問題の解消を目的として、冷却水を用いる一次冷却器8(従来の一次冷却器)を省略した場合、再冷却器9での再冷却量、又は、二次冷却器10での二次冷却量を、省略する一次冷却器8(従来の一次冷却器)での一次冷却量の分だけ大きくすることが必要になるが、再冷却器9での再冷却量を大きくするには再熱器11での冷熱回収量(換言すれば、再熱器11での冷熱回収用共通熱媒Naからの被処理ガスGに対する放熱量)を大きくすることが必要になって、再熱器11から吸着回収部15aに送る被処理ガスG′の温度が高くなり、その為、吸着回収部15aでの吸着剤Xによる溶剤蒸気吸着の吸着効率が低下して、設備全体としての溶剤回収性能が大きく低下する問題が生じる。
また、二次冷却器10での二次冷却量を大きくするには、低温の二次冷却用熱媒Cを生成する冷熱源機25を大容量化することが必要になり、そのことで、やはり設備コストが大きくなるとともに、消費エネルギが大きくなって運転コストも大きくなってしまう問題が生じる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、上記した先の提案設備に対する合理的な改良により上記の如き問題を効果的に解消する点にある。
本発明の第1特徴構成は、溶剤回収設備に係り、その特徴は、
溶剤蒸気を含む被処理ガスを一次冷却器で一次冷却用熱媒と熱交換させて一次冷却し、かつ、この一次冷却後の被処理ガスを二次冷却器で前記一次冷却用熱媒よりも低温の二次冷却用熱媒と熱交換させて二次冷却することで、被処理ガスの含有溶剤蒸気を凝縮させて被処理ガスから分離回収する冷却回収部を設けるとともに、
この冷却回収部での二次冷却後の被処理ガスを再熱用熱媒と熱交換させて加熱することで被処理ガスの相対湿度を低下させる再熱器、及び、この再熱器で加熱した被処理ガスに残存する溶剤蒸気を吸着剤に吸着させて被処理ガスから分離回収する吸着回収部を設け、
更に、前記冷却回収部に送る被処理ガスを排出する被処理ガス発生部に雰囲気調整用の給気ガスを供給する給気手段、及び、この給気手段により被処理ガス発生部に供給する給気ガスを予熱用熱媒と熱交換させて予熱する給気ガス予熱器を設けるとともに、
前記冷却回収部における被処理ガスの通風経路において前記一次冷却器よりも上流側に、一次冷却前の被処理ガスを予冷用熱媒と熱交換させて予冷する予冷器を設け、
この予冷器での被処理ガスとの熱交換で温度上昇した予冷用熱媒を前記予熱用熱媒として前記給気ガス予熱器に供給し、かつ、前記給気ガス予熱器での給気ガスとの熱交換で温度低下した予熱用熱媒を前記予冷用熱媒として前記予冷器に供給する形態で、前記予冷用熱媒及び前記予熱用熱媒として用いる温熱回収用の共通熱媒を、前記予冷器と前記給気ガス予熱器との間において循環させる温熱回収用の熱媒循環路を設けてある溶剤回収設備において、
前記被処理ガス発生部に送る給気ガスの通風経路において前記給気ガス予熱器よりも上流側に、予熱前の給気ガスを前段予熱用熱媒と熱交換させて前段予熱する給気ガス前段予熱器を設け、
前記再熱器での被処理ガスとの熱交換で温度低下した再熱用熱媒を前記一次冷却用熱媒として前記一次冷却器に供給し、かつ、前記一次冷却器での被処理ガスとの熱交換で温度上昇した一次冷却用熱媒を前記前段予熱用熱媒として前記給気ガス前段予熱器に供給するとともに、前記給気ガス前段予熱器での給気ガスとの熱交換で温度低下した前段予熱用熱媒を前記再熱用熱媒として前記再熱器に供給する形態で、前記再熱用熱媒,前記一次冷却用熱媒、並びに、前記前段予熱用熱媒として用いる冷熱回収用の共通熱媒を、前記再熱器,前記一次冷却器,前記給気ガス前段予熱器とにわたらせてその順に循環させる冷熱回収用の熱媒循環路を設けてある点にある。
この構成によれば(図1参照)、前述した図2に示す先の提案設備において冷熱回収用の熱媒循環路27を循環させる冷熱回収用共通熱媒Naへの冷熱回収量に比べ、上記冷熱回収用の熱媒循環路27Aを循環させる冷熱回収用共通熱媒Naへの冷熱回収量を、給気ガス前段予熱器21Aでの冷熱回収用共通熱媒Naと予熱前の給気ガスAとの熱交換による予熱前の給気ガスAからの冷熱回収量の分(換言すれば、予熱前の給気ガスAに対する放熱量の分)だけ増大させることができる。
したがって、再熱器11での冷熱回収量を増大させることなく、先の提案設備(図2)における再冷却器9での再冷却量に相当する一次冷却器9Aでの一次冷却量を増大させることができる。
これにより、再熱器11から吸着回収部15aに送る被処理ガスG′の温度上昇を回避して、吸着回収部15aでの吸着剤Xによる溶剤蒸気吸着の吸着効率を高く保ちながら、また、二次冷却器10での二次冷却量を少量化して、二次冷却用熱媒Cを生成する冷熱源機25を小容量化しながらも、先の提案設備を初め従来の溶剤回収設備において用いていた冷却水を一次冷却用熱媒Wとする一次冷却器8(従来の一次冷却器)を不要にすることができる(ないしは、冷却水を一次冷却水Wとする一次冷却器8(従来の一次冷却器)を補助的に装備するにしても、それを大幅に小容量化することができる)。
そして、このことにより、冷却塔23を初めとする冷却水系の設備部分を不要化ないし効果的に小規模化することができて設備の必要設置スペースを小さくし得るとともに、冷熱源機25の小容量化とも相俟って設備コスト及び運転コストを安価にすることができ、また、冷却水配管24に対する配管詰まり対策や腐食対策などのメンテナンスも不要化ないし効果的に簡単化することができて、設備のメンテナンス負担も効果的に軽減することができる。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施において、
前記吸着回収部で吸着剤に吸着させた溶剤蒸気を被処理ガスよりも小風量の脱着用ガスへ脱着させて、その脱着用ガスを前記再熱器で加熱した被処理ガスの残存溶剤蒸気濃度よりも溶剤蒸気濃度の高い濃縮ガスにする濃縮部を設け、
前記冷却回収部への被処理ガスの供給に並行して、この濃縮部での生成濃縮ガスを前記冷却回収部に供給する濃縮ガス送給路を設けてある点にある。
この構成によれば(図1参照)、吸着回収部15aに送る被処理ガスG′に残存する溶剤蒸気を吸着回収部15aでの吸着剤Xによる吸着と上記濃縮部15bでの吸着剤Xからの脱着とにより小風量の脱着用ガスHへ移行させて溶剤蒸気濃度を再び高めた濃縮ガスH′を生成し、この濃縮ガスH′を冷却回収部5への被処理ガスGの供給に併行して濃縮ガス送給路33を通じ冷却回収部5に供給するから、被処理ガスGに含まれる溶剤蒸気に対して冷却回収部5での冷却による溶剤蒸気の分離回収処理を実質的に繰り返す処理形態にすることができ、これにより溶剤蒸気の分離回収度を一層高めることができる。
本発明発の第3特徴構成は、第2特徴構成の実施において、
前記給気ガス予熱器から送出される予熱後の給気ガスの一部を脱着用ガス加熱器により加熱し、この脱着用ガス加熱器により加熱した給気ガスを前記脱着用ガスとして前記濃縮部に供給する構成にしてある点にある。
この構成によれば、給気ガス予熱器から送出される予熱後の給気ガスの一部を脱着用ガスとして利用するから、例えば外気を脱着用ガス加熱器により加熱して、その加熱外気を脱着用ガスとして濃縮部に供給するなどに比べ、脱着用ガス加熱器での必要加熱量を小さくすることができ、その分、設備の消費エネルギを一層低減して設備の運転コストを一層安価にすることができる。
本発明の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれかの実施において、
前記給気手段は、前記吸着回収部で残存溶剤蒸気を分離した浄化後の被処理ガスを前記給気ガスとして前記給気ガス前段予熱器及び前記給気ガス予熱器を通じ前記被処理ガス発生部に循環供給する構成にしてある点にある。
この構成によれば、例えば外気のみを給気ガスとして給気ガス前段予熱器及び給気ガス予熱器を通じ被処理ガス発生部に供給するのに比べ、被処理ガス発生部を所要の温熱環境に保つ加熱負荷を軽減することができ、その点で、消費エネルギを一層低減して運転コストを一層安価にすることができる。
なお、この構成の実施においては、吸着回収部で残存溶剤蒸気を分離した浄化後の被処理ガスと外気との混合気を給気ガスとして給気ガス前段予熱器及び給気ガス予熱器を通じ被処理ガス発生部に供給する構成を採用してもよい。
本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施において、
前記給気手段により前記被処理ガス発生部に供給する給気ガスを除湿する除湿手段を設けてある点にある。
この構成によれば、被処理ガス発生部の露点温度を低くして、被処理ガス発生部から排出される被処理ガスに含まれる水分量を低減することができ、これにより、冷却回収部での凝縮により被処理ガスから分離回収される回収液における水の含有量を効果的に低減することができて、回収液からの溶剤精製に要する精製コストを安価にすることができる。
溶剤回収設備の設備構成図 従来の溶剤回収設備を示す設備構成図
図1はリチウムイオン電池の電極製造施設に装備した溶剤回収設備を示し、1はNMP溶剤を伴う製品を処理する処理炉であり、この処理炉1の炉内は雰囲気調整用の熱源手段により所定の高温度(例えば100℃)に維持されるため炉内では製品からNMP溶剤の蒸気が発生する。
また、この処理炉1では、雰囲気調整用の給気ガスとして新鮮外気OAを含む調整用空気Aが給気手段である給気ファン2により給気路3を通じて供給され、この空気供給に伴い、炉内発生の溶剤蒸気を含む高温の炉内ガスGが処理炉1から排出される。
本例の溶剤回収設備は、この排出炉内ガスGを被処理ガスとし、排ガス路4を通じて導かれる被処理ガスGから含有溶剤蒸気(NMP溶剤の蒸気)を分離回収するものであり、主要部として冷却回収部5及び吸脱着式の濃縮装置6を備えている。
冷却回収部5は、ケーシング5a内における被処理ガスGの通風経路にその上流側から順に被処理ガスGに対する予冷器7、一次冷却器9A、二次冷却器10、再熱器11を配置したものであり、これらの内装各器はコイル式熱交換器からなり、予冷器7及び一次冷却器9Aは温熱回収器を兼ね、再熱器11は冷熱回収器を兼ねるものである。
吸脱着式の濃縮装置6は、通気性の吸着剤層Xをロータ回転方向に並べて配置した吸着ロータ12を備え、この吸着ロータ12を内装した装置ケーシング6aの内部は、被処理ガス通風ファン13を介装した中継路14を通じて冷却回収部5の出口から導かれる被処理ガスG′を吸着ロータ12の吸着剤層Xに通過させる吸着回収部15a(いわゆる吸着域)と、脱着用ガス供給路16Aを通じて導かれる高温の脱着用ガスHを吸着ロータ12の吸着剤層Xに通過させる濃縮部15b(いわゆる脱着域)とに区画してある。
即ち、吸着ロータ12の回転域におけるロータ回転方向の一部を吸着回収部15aとし、かつ、吸着ロータ12の回転域におけるロータ回転方向の他部を濃縮部15bとした状態で、吸着ロータ12を装置ケーシング6a内における吸着回収部15a濃縮部15bとに跨らせて配置し、この配置の吸着ロータ12を回転させることで吸着ロータ各部の吸着剤層Xを吸着回収部15aと濃縮部15bとに交互に位置させる。
これにより、濃縮装置6の吸着回収部15aでは、冷却回収部5で処理した後の被処理ガスG′に残存する溶剤蒸気を吸着ロータ12の吸着剤層Xにより被処理ガスG′から分離回収し、この吸着回収部15aで残存溶剤蒸気を分離回収した後の浄化被処理ガスG″は処理済ガスとして濃縮装置6から処理済ガス路17へ導出する。
処理済ガスG″のうちの一部は、混合路20bを通じて外気路20aからの取り入れ外気OAと混合し、この混合空気Aを調整用空気(給気ガス)として給気路3を通じ給気ファン2により処理炉1に供給する。他方、処理済ガスG″の残部は処理済ガス路17を通じて屋外に排出する。
なお、処理済ガスG″の一部と外気OAとの混合空気Aを調整用空気として処理炉1に供給するのに代え、調整用空気(給気ガス)として処理済ガスG″のみを給気路3を通じ処理炉1に供給するようにしてもよく、また、調整用空気(給気ガス)として外気OAのみを給気路3を通じ処理炉1に供給するようにしてもよい。
給気路3には、冷却回収部5に供給する被処理ガスGからの回収温熱を用いて給気ガスとしての調整用空気Aを予熱する給気ガス予熱器21、及び、その給気ガス予熱器21での予熱に先だち給気ガスとしての調整用空気Aを前段予熱する給気ガス前段予熱器21A、並びに、除塵用のフィルタ22を介装してある。
また、給気ガス予熱器21から送出される予熱後の調整用空気A(予熱後の給気ガス)の一部は脱着用ファン18及び脱着用ガス加熱器19を介装した脱着用ガス供給路16Aを通じ、高温に加熱した状態で脱着用ガスHとして濃縮装置6の濃縮部15bに供給する。
一方、この溶剤回収設備では熱媒について、冷却回収部5の予冷器7と給気ガス予熱器21との間で温熱回収用の共通熱媒Nbを循環させる温熱回収用の熱媒循環路28を設けるとともに、給気ガス前段予熱器21Aと再熱器11と一次冷却器9Aとの三者間で冷熱回収用の共通熱媒Naを循環させる冷熱回収用の熱媒循環路27Aを設けてある。
また、二次冷却器10と冷凍機25との間で二次冷却用熱媒としての冷水Cを循環させる冷水循環路26を設けてある。
この溶剤回収設備の運転については、排ガス路4を通じて処理炉1から冷却回収部5に供給される高温の被処理ガスGを、冷却回収部5における予冷器7、一次冷却器9A、二次冷却器10の夫々で各熱媒Nb,Na,Cと熱交換させて段階的に冷却し、この冷却回収部5での段階的な冷却過程(主には二次冷却の過程)において被処理ガスGの含有溶剤蒸気を凝縮させることで被処理ガスGから溶剤蒸気を分離回収する。
冷却回収部5には、凝縮により落下する溶剤蒸気の凝縮液(即ち、液溶剤)を受け止める受液パン29を設けてあり、この受液パン29で受け止めた凝縮液は排液路30aを通じて回収容器30bに回収する。
二次冷却器10で二次冷却した後の被処理ガスGは再熱器11において冷熱回収用の共通熱媒Naと熱交換させて加熱(再熱)し、この再熱器11での加熱により相対湿度を低下させた被処理ガスG′を濃縮装置6の吸着回収部15aに供給することで、濃縮装置6の吸着ロータ12における吸着剤層Xの溶剤蒸気に対する吸着効率を高める。
冷熱回収用の共通熱媒Naは、冷熱回収用の熱媒循環路27Aを通じて給気ガス前段予熱器21Aと再熱器11と一次冷却器9Aとにわたらせて、その順で循環ポンプPaにより循環させるようにしてある。
これにより、給気ガスとしての調整用空気Aを給気ガス前段予熱器21Aで冷熱回収用の共通熱媒Naと熱交換させて前段予熱するのに伴い、前段予熱前の調整用空気Aが保有する冷熱を冷熱回収用の共通熱媒Naに回収し、それに続いて、二次冷却後の被処理ガスGを再熱器11で冷熱回収用の共通熱媒Naと熱交換させて加熱するのに伴い、二次冷却後の被処理ガスGが保有する冷熱(主には二次冷却器10での冷却で得た冷熱)も冷熱回収用の共通熱媒Naに回収する。
そして、これら給気ガス前段予熱器21A及び再熱器11の両者での冷熱回収により低温化した冷熱回収用の共通熱媒Naを一次冷却器9Aに供給して予冷後の被処理ガスGと熱交換させることで、予冷後の未だ高温の被処理ガスGを二次冷却器10での二次冷却に先立ち一次冷却器9Aで一次冷却する。
即ち、このように再熱器11での冷熱回収に加えて、給気ガス前段予熱器21Aでも冷熱回収用の共通熱媒Naに冷熱回収することで、再熱器11での冷熱回収量を増大させることなく、一次冷却器9Aでの被処理ガスGに対する一次冷却量(図2に示す従来設備における再冷却器9での再冷却量に相当する冷却量)を増大させる。
これにより、再熱器11から吸着回収部15aに送る被処理ガスG′の過度の温度上昇を回避して、吸着回収部15aでの吸着剤Xによる溶剤蒸気吸着の吸着効率を高く保ちながら、また、二次冷却器10での二次冷却量を少量化して冷凍機25を小容量化しながらも、図2に示す従来設備で用いていた冷却水Wを冷却用熱媒とする一次冷却器8(即ち、従来の一次冷却器)を不要にしてある。
そして、一次冷却器9Aでの予冷後の被処理ガスGとの熱交換で温度上昇した冷熱回収用の共通熱媒Naを再び給気ガス前段予熱器21Aに供給して予熱前の調整用空気Aと熱交換させることで、上述の如く予熱前の調整用空気Aを給気ガス前段予熱器21Aにおいて前段予熱する。
一方、温熱回収用の共通熱媒Nbは、温熱回収用の熱媒循環路28を通じて予冷器7と給気ガス予熱器21との間で循環ポンプPbにより循環させることで、被処理ガスGを予冷器7で温熱回収用の共通熱媒Nbと熱交換させて予冷するのに伴い、処理炉1からの高温の被処理ガスGが保有する温熱を温熱回収用の共通熱媒Nbに回収する。
続いて、この温熱回収で高温化した温熱回収用の共通熱媒Nbを給気ガス予熱器21に供給して前段予熱後の調整用空気Aと熱交換させることで、予冷器7での回収温熱を用いて給気ガス予熱器21で調整用空気Aを高温に加熱し、これにより、溶剤蒸気の発生がある被処理ガス発生部としての処理炉1が備える雰囲気調整用の熱源手段に要求される熱出力を低減する。
そして、給気ガス予熱器21での調整用空気Aとの熱交換で温度低下した温熱回収用の共通熱媒Nbを再び予冷器7に供給して一次冷却前の被処理ガスGと熱交換させることで、上述の如く一次冷却前の被処理ガスGを予冷器7において予冷する。
冷却回収部5での上記処理に続き、再熱器11で加熱した被処理ガスG′は中継路14を通じ濃縮装置6の吸着回収部15aに供給して、吸着ロータ12の吸着剤層Xに通過させることで、その被処理ガスG′に残存する溶剤蒸気を吸着剤層Xの吸着剤に吸着させて被処理ガスG′から分離回収する。
また、これに併行して、吸着回収部15aで溶剤蒸気を吸着した吸着剤層Xを吸着ロータ12の回転により濃縮部15bに移動させて、その吸着剤層Xに対し高温の脱着用ガスHを通過させることで、吸着回収部15aにおいて吸着剤層Xが吸着した溶剤蒸気を濃縮部15bにおいて被処理ガスGよりも小風量の脱着用ガスHに脱着移行させ、これにより、その脱着用ガスHを再熱器11で加熱した後の被処理ガスG′における残存溶剤蒸気濃度よりも溶剤蒸気濃度を高めた濃縮ガスH′にする。
そして、この濃縮ガスH′は、濃縮ガス送給路33を通じて処理炉1からの被処理ガスGとともに冷却回収部5に供給し、これにより、処理炉1からの被処理ガスGに含まれる溶剤蒸気に対して冷却回収部5での冷却による溶剤蒸気の分離回収処理を実質的に繰り返す処理形態にして溶剤蒸気の分離回収度を一層高める
〔別実施形態〕
次に本発明の別の実施形態を列記する。
本発明の溶剤回収設備の実施においては、給気手段2により被処理ガス発生部1に供給する給気ガスAを除湿する除湿手段を設けてもよい。
即ち、この除湿手段を設けることで、被処理ガス発生部1の露点温度を低くして、被処理ガス発生部1から排出される被処理ガスGに含まれる水分量を低減することができ、これにより、冷却回収部5での凝縮により被処理ガスGから分離回収される回収液における水の含有量を効果的に低減することができる。
また、この除湿手段を設けるのに、その一例として、前述の実施形態で示した濃縮装置6おける吸着ロータ12の被処理ガス通過方向における端部に図中破線で示す如き除湿剤層Yをロータ回転方向に並べて付加装備するようにしてもよい。
この場合、濃縮装置6の吸着回収部15aでは被処理ガスGを吸着ロータ12における吸着剤層Xへの通過に続き除湿剤層Yに通過させ、また、濃縮装置6の濃縮部15bでは脱着用ガスHを吸着ロータ12における吸着剤層Xへの通過に先立ち除湿剤層Yに通過させる形態にして、吸着による被処理ガスG′からの残存溶剤蒸気の分離回収と脱着による濃縮ガスH′の生成とを吸着ロータ12の回転に伴い併行して連続に行なうのと同時に、残存溶剤蒸気を分離回収した後の浄化被処理ガスG′を除湿剤層Yにより除湿する除湿処理、及び、その除湿処理に用いた除湿剤層Yを脱着用ガスHにより再生する再生処理も吸着ロータ12の回転に伴い併行して連続に行なうことができる。
本発明による溶剤回収設備は、リチウムイオン電池の電極製造で発生するNMP溶剤蒸気を含むガスから含有NMP溶剤蒸気を分離回収する上述の例に限らず、各種分野で発生する種々の溶剤蒸気の分離回収に適用することができる。
G 被処理ガス
9A 一次冷却器
Na 冷熱回収用共通熱媒(一次冷却用熱媒,前段予熱用熱媒,再熱用熱媒)
10 二次冷却器
C 二次冷却用熱媒
5 冷却回収部
11 再熱器
G′ 再熱後の被処理ガス
X 吸着剤
15a 吸着回収部
1 被処理ガス発生部
A 給気ガス
2 給気手段
Nb 温熱回収用共通熱媒(予熱用熱媒、予冷用熱媒)
21 給気ガス予熱器
7 予冷器
28 温熱回収用熱媒循環路
21A 給気ガス前段予熱器
27A 冷熱回収用熱媒循環路
H 脱着用ガス
15b 濃縮部
H′ 濃縮ガス
33 濃縮ガス送給路
19 脱着用ガス加熱器
G″ 浄化後の被処理ガス
Y 除湿手段

Claims (5)

  1. 溶剤蒸気を含む被処理ガスを一次冷却器で一次冷却用熱媒と熱交換させて一次冷却し、かつ、この一次冷却後の被処理ガスを二次冷却器で前記一次冷却用熱媒よりも低温の二次冷却用熱媒と熱交換させて二次冷却することで、被処理ガスの含有溶剤蒸気を凝縮させて被処理ガスから分離回収する冷却回収部を設けるとともに、
    この冷却回収部での二次冷却後の被処理ガスを再熱用熱媒と熱交換させて加熱することで被処理ガスの相対湿度を低下させる再熱器、及び、この再熱器で加熱した被処理ガスに残存する溶剤蒸気を吸着剤に吸着させて被処理ガスから分離回収する吸着回収部を設け、
    更に、前記冷却回収部に送る被処理ガスを排出する被処理ガス発生部に雰囲気調整用の給気ガスを供給する給気手段、及び、この給気手段により被処理ガス発生部に供給する給気ガスを予熱用熱媒と熱交換させて予熱する給気ガス予熱器を設けるとともに、
    前記冷却回収部における被処理ガスの通風経路において前記一次冷却器よりも上流側に、一次冷却前の被処理ガスを予冷用熱媒と熱交換させて予冷する予冷器を設け、
    この予冷器での被処理ガスとの熱交換で温度上昇した予冷用熱媒を前記予熱用熱媒として前記給気ガス予熱器に供給し、かつ、前記給気ガス予熱器での給気ガスとの熱交換で温度低下した予熱用熱媒を前記予冷用熱媒として前記予冷器に供給する形態で、前記予冷用熱媒及び前記予熱用熱媒として用いる温熱回収用の共通熱媒を、前記予冷器と前記給気ガス予熱器との間において循環させる温熱回収用の熱媒循環路を設けてある溶剤回収設備であって、
    前記被処理ガス発生部に送る給気ガスの通風経路において前記給気ガス予熱器よりも上流側に、予熱前の給気ガスを前段予熱用熱媒と熱交換させて前段予熱する給気ガス前段予熱器を設け、
    前記再熱器での被処理ガスとの熱交換で温度低下した再熱用熱媒を前記一次冷却用熱媒として前記一次冷却器に供給し、かつ、前記一次冷却器での被処理ガスとの熱交換で温度上昇した一次冷却用熱媒を前記前段予熱用熱媒として前記給気ガス前段予熱器に供給するとともに、前記給気ガス前段予熱器での給気ガスとの熱交換で温度低下した前段予熱用熱媒を前記再熱用熱媒として前記再熱器に供給する形態で、前記再熱用熱媒,前記一次冷却用熱媒、並びに、前記前段予熱用熱媒として用いる冷熱回収用の共通熱媒を、前記再熱器,前記一次冷却器,前記給気ガス前段予熱器とにわたらせてその順に循環させる冷熱回収用の熱媒循環路を設けてある溶剤回収設備。
  2. 前記吸着回収部で吸着剤に吸着させた溶剤蒸気を被処理ガスよりも小風量の脱着用ガスへ脱着させて、その脱着用ガスを前記再熱器で加熱した被処理ガスの残存溶剤蒸気濃度よりも溶剤蒸気濃度の高い濃縮ガスにする濃縮部を設け、
    前記冷却回収部への被処理ガスの供給に並行して、この濃縮部での生成濃縮ガスを前記冷却回収部に供給する濃縮ガス送給路を設けてある請求項1記載の溶剤回収設備。
  3. 前記給気ガス予熱器から送出される予熱後の給気ガスの一部を脱着用ガス加熱器により加熱し、この脱着用ガス加熱器により加熱した給気ガスを前記脱着用ガスとして前記濃縮部に供給する構成にしてある請求項2記載の溶剤回収設備。
  4. 前記給気手段は、前記吸着回収部で残存溶剤蒸気を分離した浄化後の被処理ガスを前記給気ガスとして前記給気ガス前段予熱器及び前記給気ガス予熱器を通じ前記被処理ガス発生部に循環供給する構成にしてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶剤回収設備。
  5. 前記給気手段により前記被処理ガス発生部に供給する給気ガスを除湿する除湿手段を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の溶剤回収設備。
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