JP6023952B2 - マイクロレンズアレイ及びそれを使用したスキャン露光装置 - Google Patents

マイクロレンズアレイ及びそれを使用したスキャン露光装置 Download PDF

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Description

本発明は、マイクロレンズを2次元的に配列したマイクロレンズアレイによりマスクパターンを基板上に露光する露光装置、及びそれに使用するマイクロレンズアレイに関する。
近時、マイクロレンズを2次元的に配置したマイクロレンズアレイを使用したスキャン露光装置が提案されている(特許文献1)。このスキャン露光装置においては、複数個のマイクロレンズアレイを一方向に配列し、この配列方向に垂直の方向に基板及びマスクを、マイクロレンズアレイ及び露光光源に対して、相対的に移動させることにより、露光光がマスクをスキャンして、マスクの孔に形成された露光パターンを基板上に結像させる。
図8は、従来の露光装置におけるマイクロレンズアレイを示す図である。図8に示すように、従来の露光装置においては、マイクロレンズアレイ2は、複数枚のマイクロレンズアレイチップ20が、遮光性の支持基板6に、スキャン方向5に垂直の方向に例えば4個ずつ2列に配置されており、これらのマイクロレンズアレイ2は、スキャン方向5にみて、前段の4個のマイクロレンズアレイチップ20の相互間に、後段の4個のマイクロレンズアレイチップ20のうち3個が夫々配置されて、2列のマイクロレンズアレイチップ20が千鳥になるように配列されている。これにより、2列のマイクロレンズアレイチップ20により、基板4におけるスキャン方向5に垂直の方向の露光領域の全域が露光される。
図9に示すように、各マイクロレンズアレイチップ20は、例えば、4枚8レンズ構成であり、4枚の単位マイクロレンズアレイ20−1,20−2,20−3,20−4が積層された構造を有する。各単位マイクロレンズアレイ20−1乃至20−4は2個のレンズから構成されており、図10に示すように、各マイクロレンズアレイチップ20の単位マイクロレンズアレイ20−1乃至20−4間は、縁部で相互に接着されている。これにより、露光光は単位マイクロレンズアレイ20−2と単位マイクロレンズアレイ20−3との間で一旦収束し、更に単位マイクロレンズアレイ20−4の下方の基板上で結像する。即ち、単位マイクロレンズアレイ20−2と単位マイクロレンズアレイ20−3との間には、マスク3の倒立等倍像が結像し、基板上には、マスク3の正立等倍像が結像する。
特開2007−3829号公報
しかしながら、上記従来のスキャン露光装置においては、以下に示す問題点がある。上述の如く、従来のマイクロレンズアレイを使用したスキャン露光においては、露光光源及びマイクロレンズアレイ2をマスク3及び基板4に対して相対的にスキャンすることにより、基板4上にマスク3の正立等倍像を結像させている。よって、各マイクロレンズアレイチップ20は、4枚の単位マイクロレンズアレイ20−1乃至20−4相互間の縁部における接着位置がずれた場合、基板4上へのマスクパターンの結像位置が変化したり、基板4に照射される露光光の光量が変化して、露光ムラの原因となる。また、従来のマイクロレンズアレイチップ20は、単位マイクロレンズアレイが複数枚積層される構造であることにより、接着位置のずれが積算されやすい。
また、近時のスキャン露光工程の高効率化への要求から、マスク3は、その幅が例えば1500mm程度まで長寸となっている。しかし、幅広のマスク3の大きさに合わせて、マイクロレンズアレイチップ20を大型化することはできず、また、このような幅広のマイクロレンズアレイチップの製造が可能であったとしても、その製造コストは極めて高くなる。よって、図8に示す従来のスキャン露光においては、マスク3の幅に対応させて複数枚のマイクロレンズアレイチップ20を配置している。このような複数枚のマイクロレンズアレイチップ20を使用した露光装置においては、千鳥状に配置され隣接するマイクロレンズアレイチップ20同士は、スキャン方向5にみて、相互間に隙間が形成されると、この隙間により、基板上に未露光又は露光光の光量が少ない領域が残される一方、スキャン方向5にみて、マイクロレンズアレイチップ20同士が相互に重なるように配置された場合には、重なった部分における基板への照射光の光量が多くなって、過露光の領域が生じ、同様に露光ムラの原因となる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、複数枚のマイクロレンズアレイを使用したスキャン露光において、露光ムラを防止できるマイクロレンズアレイ及びそれを使用したスキャン露光装置を提供することを目的とする。
本発明に係るマイクロレンズアレイは、露光光を出射する光源と共に移動され、前記光源からの露光光をマスクのパターンに透過させ、このマスクの透過光により前記マスクに形成されたパターンの正立等倍像を結像させるマイクロレンズアレイにおいて、
ガラス板と、
このガラス板の上面及び下面に積層され複数個のマイクロレンズが2次元的に配置されて構成され相互に積層された複数枚の単位マイクロレンズアレイと、
を有し、
前記単位マイクロレンズアレイは、前記複数個のマイクロレンズが第1方向に配列されて構成されたマイクロレンズ列が前記第1方向に直交する第2方向に複数列配置されて構成されており、所定数の前記マイクロレンズ列によりマイクロレンズ列群が構成され、各前記マイクロレンズ列群においては、複数列の前記マイクロレンズ列が前記第1方向に一定距離ずつ偏倚して配置されており、このマイクロレンズ列群が前記第2方向に複数個配置されて構成されたものであり、
前記各単位マイクロレンズアレイの前記第1方向における端縁は、前記第2方向に隣接するマイクロレンズ列同士で、前記マイクロレンズ列が前記第1方向に前記一定距離偏倚しているのに対応して、前記第2方向に対して傾斜しており、
各前記単位マイクロレンズアレイと、前記ガラス板には、位置合わせ用のマークが形成されていて、前記単位マイクロレンズアレイと前記ガラス板とは、これらのマークにより位置合わせされて相互に積層されていることを特徴とする。
本発明に係るマイクロレンズアレイにおいて、前記各単位マイクロレンズアレイの前記第1方向における端縁は、前記第2方向に隣接するマイクロレンズ列同士で、前記マイクロレンズ列が前記第1方向に前記一定距離偏倚しているのに対応して、前記第2方向に対して傾斜している。この場合に、例えば、前記単位マイクロレンズアレイ及び前記ガラス板によりマイクロレンズアレイチップが構成され、複数個の前記マイクロレンズアレイチップが前記第1方向に配列されており、前記第1方向に隣接するマイクロレンズアレイチップ同士は、そのマイクロレンズ列が前記第2方向に1列又は複数列ずれており、このずれにより、マイクロレンズアレイチップの相互間に隙間が形成されている。
また、例えば前記単位マイクロレンズアレイ間の反転結像位置には、多角形の開口を有する多角視野絞りが配置され、前記単位マイクロレンズアレイ間の露光光の最大拡大部には、その少なくとも一部に、円形の開口を有し各マイクロレンズの開口数を制限する開口絞りが配置されている。上述のマイクロレンズアレイは、例えば更に、前記単位マイクロレンズアレイを保持するホルダを有する。
本発明に係るマイクロレンズアレイを使用したスキャン露光装置は、露光光を出射する光源と、前記光源からの露光光が入射され、基板に露光すべきパターンが形成されたマスクと、前記マスクの透過光が入射され前記パターンの正立等倍像を基板に結像させるマイクロレンズアレイと、前記光源及び前記マイクロレンズアレイを前記マスク及び基板に対して相対的に移動させる移動装置とを有するスキャン露光装置において、
前記マイクロレンズアレイは、
ガラス板と、
このガラス板の上面及び下面に積層され複数個のマイクロレンズが2次元的に配置されて構成された複数枚の単位マイクロレンズアレイと、
を有し、
前記単位マイクロレンズアレイは、前記複数個のマイクロレンズが前記移動方向に直交する方向の第1方向に配列されて構成されたマイクロレンズ列が前記移動方向である第2方向に複数列配置されて構成されており、所定数の前記マイクロレンズ列によりマイクロレンズ列群が構成され、各前記マイクロレンズ列群においては、複数列の前記マイクロレンズ列が前記第1方向に一定距離ずつ偏倚して配置されており、このマイクロレンズ列群が前記第2方向に複数個配置されて構成されたものであり、
前記各単位マイクロレンズアレイの前記第1方向における端縁は、前記第2方向に隣接するマイクロレンズ列同士で、前記マイクロレンズ列が前記第1方向に前記一定距離偏倚しているのに対応して、前記第2方向に対して傾斜しており、
各前記単位マイクロレンズアレイと、前記ガラス板には、位置合わせ用のマークが形成されていて、前記単位マイクロレンズアレイと前記ガラス板は、これらのマークにより位置合わせされて相互に積層されていることを特徴とする。

本発明においては、複数枚の単位マイクロレンズアレイが夫々ガラス板の上面及び下面に積層されているため、単位マイクロレンズアレイの積層位置のずれが積算されにくい。また、単位マイクロレンズアレイと、ガラス板には、位置合わせ用のマークが形成されていて、単位マイクロレンズアレイとガラス板とは、マークにより位置合わせされて相互に積層されている。よって、各単位マイクロレンズアレイの積層位置にずれが生じることを確実に防止でき、スキャン露光時における露光ムラの発生を防止できる。
本発明の実施形態に係るマイクロレンズアレイの構成を示す図である。 (a)乃至(c)は、本発明の実施形態に係るマイクロレンズアレイにおいて、ガラス板上への単位マイクロレンズアレイの接着方法を示す図である。 マイクロレンズの絞り形状を示す図である。 マイクロレンズアレイの反転結像位置の絞りを通してみた基板上のパターンを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るマイクロレンズアレイにおいて、複数枚のマイクロレンズアレイチップの端部の配置を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係るマイクロレンズアレイにおいて、複数枚のマイクロレンズアレイチップの端部の配置を示す平面図である。 第3実施形態の変形例に係るマイクロレンズアレイを示す平面図である。 露光装置におけるマスク、マイクロレンズアレイ及び基板の配置を示す図である。 単位マイクロレンズアレイの配置を示す断面図である。 単位マイクロレンズアレイ同士の接着部を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るマイクロレンズアレイの構成を示す図、図2(a)乃至図2(c)は、本発明の実施形態に係るマイクロレンズアレイにおいて、ガラス板上への単位マイクロレンズアレイの接着方法を示す図、図3はマイクロレンズの絞り形状を示す図、図4は、マイクロレンズアレイの反転結像位置の絞りを通してみた基板上のパターンを示す図である。本第1実施形態においては、マイクロレンズアレイ1における各マイクロレンズアレイチップ12は、平面視で矩形に設けられている。
本実施形態のマイクロレンズアレイ1は、図8に示す従来の露光装置と同様に、露光光源から出射された後、マスク3に透過された露光光が入射され、マスク3の正立等倍像を基板4に結像するものであり、露光光源と共に、マスク3及び基板4に対して相対的に1方向(スキャン方向5)に移動され、露光光を基板4にスキャンする。即ち、露光光源から出射された露光光は、平面ミラー等の光学系を介して、マスク3に導かれ、マスク3を透過した露光光は、マイクロレンズアレイ1に照射され、マスク3に形成されたパターンがマイクロレンズアレイ1により、基板4上に結像する。露光光源及び光学系とマイクロレンズアレイ1とは、一体となって一定の方向に移動することができ、基板4及びマスク3は、固定的に配置されている。そして、露光光源及びマイクロレンズアレイ1が、基板4及びマスク3に対して、相対的に一方向に移動することにより、露光光が基板4上で走査され、ガラス基板から1枚の基板が製造される所謂1枚取りの基板の場合は、上記一走査により、基板の全面が露光される。
次に、本実施形態のマイクロレンズアレイによる露光態様について、更に詳細に説明する。図8に示す従来の露光装置と同様に、ガラス基板等の被露光基板4の上方に、マイクロレンズが2次元的に配置されて構成されたマイクロレンズアレイ1がマイクロレンズアレイ2の代わりに配置されている。更に、このマイクロレンズアレイ1の上にマスク3が配置され、マスク3の上方に露光光源が配置されている。マスク3は透明基板の下面にCr膜からなる遮光膜が形成されていて、露光光はこのCr膜に形成された孔を透過してマイクロレンズアレイ1により基板上に収束する。上述のごとく、本実施形態においては、例えば、基板4及びマスク3が固定されていて、露光光源及びマイクロレンズアレイ1が同期してスキャン方向5に移動することにより、露光光源からの露光光がマスク3を透過して基板4上をスキャン方向5にスキャンされる。この露光光源及びマイクロレンズアレイ1の移動は、適宜の移動装置の駆動源により駆動される。なお、露光光源及びマイクロレンズアレイ1を固定して、基板4及びマスク3を移動させることとしてもよい。
図1に示すように、本実施形態のマイクロレンズアレイ1は、複数枚の単位マイクロレンズアレイがガラス板11の上面及び下面上に、夫々、複数個積層されて例えば接着により固定されたものである。即ち、ガラス板11上に積層された単位マイクロレンズアレイ及びガラス板11によりマイクロレンズアレイチップ12が構成されている。図1に示すように、本実施形態においては、マイクロレンズアレイチップ12は、9個設けられており、スキャン方向5にみて、前段の5個のマイクロレンズアレイチップ12の相互間に、後段の4個のマイクロレンズアレイチップ12が配置されている。そして、ガラス板11上に積層された上層及び下層の夫々2枚の単位マイクロレンズアレイ12a,12bは、夫々、開口10a、13aが形成された上板10及び下板13に保持されている。即ち、単位マイクロレンズアレイ12a、12bを夫々開口10a、13a内に嵌合した状態で、上板10及び下板13がガラス板11を挟持することにより、単位マイクロレンズアレイ12a、12bが保持されている。上板10及び下板13の少なくとも一方は、例えば遮光性の材料により構成されており、これらの各保持板には、マイクロレンズアレイチップ12におけるマイクロレンズの位置に対応して、開口10a,13aが設けられている。
本実施形態においては、図2(c)に示すように、ガラス板11の上面には、2枚の単位マイクロレンズアレイ12a(2−1,2−2)が積層されており、ガラス板11の下面には、2枚の単位マイクロレンズアレイ12b(2−3,2−4)が積層されている。図2(a)に示すように、ガラス板11には、各単位マイクロレンズアレイ2−1乃至2−4を積層すべき位置の指標となる複数個の位置合わせマーク11aが形成されており、各単位マイクロレンズアレイ2−1乃至2−4には、光透過領域とならない縁部の4隅に、同様に、位置合わせマーク2aが形成されている。そして、ガラス板11の位置合わせマーク11aと単位マイクロレンズアレイの位置合わせマーク2aとにより位置合わせされて、各単位マイクロレンズアレイ2−1乃至2−4がガラス板11の上面及び下面に夫々2枚ずつ積層されており(図2(b))、これにより、1個のマイクロレンズアレイチップ12が構成されている(図2(c))。なお、本実施形態においては、各マイクロレンズアレイチップ12について、ガラス板11及び単位マイクロレンズアレイ2-1乃至2−4には、夫々位置合わせマーク11a,2aが、夫々4カ所に設けられているが、これに限らず、これらの位置合わせマーク11a,2aは、夫々2カ所以上設けられていればよい。
図9に示す従来のマイクロレンズアレイチップと同様に、本実施形態においても、各マイクロレンズアレイチップ12の各マイクロレンズは、例えば、4枚8レンズ構成であり、各単位マイクロレンズアレイ2−1等は2個の凸レンズにより表現される光学系から構成されている。これにより、露光光は単位マイクロレンズアレイ2−2と単位マイクロレンズアレイ2−3との間で一旦収束し、更に単位マイクロレンズアレイ2−4の下方の基板上で結像する。そして、単位マイクロレンズアレイ2−2と単位マイクロレンズアレイ2−3との間に6角視野絞り2bが配置され、単位マイクロレンズアレイ2−3と単位マイクロレンズアレイ2−4との間に円形の開口絞り2cが配置されている。開口絞り2cが各マイクロレンズのNA(開口数)を制限すると共に、6角視野絞り2bが結像位置に近いところで6角形に視野を絞る。なお、図2においては図示を省略しているが、本実施形態においては、6角視野絞り2bは、図2(c)に示す単位マイクロレンズアレイ2−2とガラス板11との間、ガラス板11と単位マイクロレンズアレイ2−3との間、又はガラス板11内に設けられている。これらの6角視野絞り2b及び開口絞り2cはマイクロレンズ毎に設けられており、各マイクロレンズについて、マイクロレンズの光透過領域を開口絞り2cにより円形に整形すると共に、露光光の基板上の露光領域を6角形に整形している。6角視野絞り2bは、例えば、図3に示すように、マイクロレンズの開口絞り2cの中に6角形状の開口として形成される。よって、この6角視野絞り2bにより、マイクロレンズアレイ1を透過した露光光は、スキャンが停止しているとすると、基板4上で図4に示す6角形に囲まれた領域にのみ照射される。なお、6角視野絞り2b及び円形開口絞り2cは、光を透過しない膜として、Cr膜によりパターン形成することができる。
各単位マイクロレンズアレイ2−1乃至2−4は、複数個のマイクロレンズがスキャン方向5に直交する(第1)方向に配列されて構成されたマイクロレンズ列がスキャン方向5(第2方向)に複数列配置されて構成されており、所定数のマイクロレンズ列によりマイクロレンズ列群が構成されている。各マイクロレンズ列群においては、複数列のマイクロレンズ列が第1方向に一定距離ずつ偏倚して配置されており、このマイクロレンズ列群がスキャン方向5(第2方向)に複数個配置されて構成されたものである。本実施形態においては、スキャン方向に並ぶ3列のマイクロレンズ列によりマイクロレンズ列群が構成されている。
このマイクロレンズの配置態様について、図4を参照して説明する。図4は、各マイクロレンズアレイチップ12における各マイクロレンズの配置態様を示すために、マイクロレンズの配置態様を、マイクロレンズの6角視野絞り2bの位置として示す図である。この図4に示すように、マイクロレンズは、スキャン方向5について、順次、若干横方向にずれて配置されている。6角視野絞り2bは、中央の矩形部分Aと、そのスキャン方向5に見て両側の三角形部分B、Cとに分かれる。図4において、破線は、6角視野絞り2bの6角形の各角部をスキャン方向5に結ぶ線分である。この図4に示すように、スキャン方向5に垂直の方向の各列に関し、スキャン方向5について3列の6角視野絞り2bの列をみると、ある特定の1列目の6角視野絞り2bの右側の三角形部分Cが、スキャン方向後方(矢印の反対側)に隣接する2列目の6角視野絞り2bの左側の三角形部分Bと重なり、1列目の6角視野絞り2bの左側の三角形部分Bが、3列目の6角視野絞り2bの右側の三角形部分Cと重なるように、これらのマイクロレンズが配置されている。このようにして、スキャン方向5に関し、3列のマイクロレンズが1セットとなって配置される。つまり、4列目のマイクロレンズは、スキャン方向5に垂直の方向に関し、1列目のマイクロレンズと同一位置に配置される。このとき、3列の6角視野絞り2bにおいて、隣接する2列の6角視野絞り2bの三角形部分Bの面積と三角形部分Cの面積とを夫々加算すると、このスキャン方向5に重なる2個の三角形部分B、Cの各合計面積の線密度は、中央の矩形部分Aの面積の線密度と同一になる。なお、この線密度とは、スキャン方向5に垂直の方向における単位長さあたりの6角視野絞り2bの開口面積である。つまり、三角形部分B、Cの各合計面積は、三角形部分B、Cの底辺を長さとし、三角形部分B、Cの高さを幅とする矩形部分の面積になる。この矩形部分は、矩形部分Aの長さと同一の長さであるから、スキャン方向5に垂直の方向に関する単位長あたりの開口面積(線密度)で比べると、3列のマイクロレンズ列について、三角形部分B、Cの各線密度と、矩形部分Aの線密度とは同一になる。このため、基板4が3列のマイクロレンズのスキャンを受けると、このスキャン方向5に垂直の方向に関し、その全域で均一な光量の露光を受けたことになる。従って、各マイクロレンズアレイチップ12には、スキャン方向5に関し、3の整数倍の列のマイクロレンズが配置されており、これにより、基板は、1回のスキャンによりその全域で均一な光量の露光を受けることになる。
このように構成されたマイクロレンズアレイ1においては、露光光源から露光光が照射されている間に、基板4をマイクロレンズアレイ1に対して相対的に移動させて、露光光により基板4を走査することにより、基板4の露光対象領域の全域で、基板4は均一な光量の露光を受ける。つまり、基板4はマイクロレンズの位置に応じてスポット的な露光を受けるのではなく、1列のマイクロレンズの相互間の領域は、他列のマイクロレンズにより露光されて、基板4は、あたかも、平面露光を受けた場合と同様に、露光対象領域の全域で均一な露光を受ける。そして、基板4上に投影されるパターンは、マイクロレンズの6角視野絞り2b及び開口絞り2cの形状ではなく、マスク3のCr膜(遮光膜)の孔に形成されたマスクパターン(露光パターン)により決まるパターンである。
本実施形態においては、各マイクロレンズアレイチップ12の端部には、マイクロレンズが配置されていない領域が存在し、スキャン方向5にみて、マイクロレンズアレイチップ12の端部におけるマイクロレンズの数は、他の領域よりも少なくなる。よって、マイクロレンズアレイチップ12を千鳥状に配置する際には、マイクロレンズアレイチップ12の端部同士を、スキャン方向5にみて、重なるように配置する必要がある。即ち、スキャン方向5にみて、マイクロレンズアレイチップ12の端部におけるマイクロレンズの不足を、隣接するマイクロレンズアレイチップ相互間で補間し、更に、各マイクロレンズのスキャン方向5に直交する方向のピッチを、隣接するマイクロレンズアレイチップ12間についても揃えることにより、複数枚のマイクロレンズアレイチップにわたって、スキャン方向に並ぶマイクロレンズの数が等しくなる。よって、複数枚のマイクロレンズアレイチップが配列されたマイクロレンズアレイにおいても、透過光の線密度が一定となり、これにより、照射光の光量が不均一になることを防止できる。
次に、上述のごとく構成された本実施形態の露光装置の動作について説明する。先ず、露光装置の所定の露光位置に基板4が搬入される。この状態で、露光光源から露光光を出射させる。露光光源から出射された露光光は、平面ミラー等の光学系を介して、マスク3に導かれる。そして、マスク3を透過した露光光は、マイクロレンズアレイ1に照射される。
マイクロレンズアレイ1に導かれた露光光は、先ず、上板10の開口10aを透過してマイクロレンズアレイチップ12に入射される。このとき、マイクロレンズアレイ1への入射光の一部は、上板10により遮光される。各マイクロレンズアレイチップ12への入射光は、ガラス板11の上面に積層された単位マイクロレンズアレイ2−1、2−2を透過し、単位マイクロレンズアレイ2−2と単位マイクロレンズアレイ2−3との間にマスク3の倒立等倍像が結像される。この結像位置には、6角視野絞り2bが配置されており、この6角視野絞り2bにより、透過光が6角に整形される。そして、6角視野絞り2c及びガラス板11を透過した露光光が、ガラス板11の下面に積層された単位マイクロレンズアレイ2−3、開口絞り2c及び単位マイクロレンズアレイ2−4に透過され、その後、下板13の開口13aを透過して、基板4上にマスク3の正立等倍像が結像する。この像は、各マイクロレンズアレイチップ12の各マイクロレンズの位置に対応して結像しており、6角形に整形されている。本実施形態のマイクロレンズアレイ1は、マスク3の正立等倍像を結像させるマイクロレンズアレイチップ12が、夫々ガラス板11の上面及び下面に積層されて構成されているため、4枚の単位マイクロレンズアレイを積層した場合に比して、単位マイクロレンズアレイの積層位置のずれが積算されにくい。また、単位マイクロレンズアレイ2−1乃至2−4と、ガラス板11には、夫々位置合わせ用のマーク2a,11aが形成されていて、単位マイクロレンズアレイ2−1乃至2−4とガラス板11とは、マークにより位置合わせされて相互に積層されている。よって、各単位マイクロレンズアレイの接着位置の精度が高い。これにより、基板4上には、マスク3のパターンの正立等倍像が高い位置精度で結像される。
この状態で、例えば基板4及びマスク3を固定して、マイクロレンズアレイ1及び露光光源をスキャン方向5に移動させる。この露光光のスキャンに伴い、マスク3における露光光の透過領域が順次移動していき、各マイクロレンズアレイチップ12の透過光により、基板4上に帯状の露光領域が形成されていく。この際、各マイクロレンズアレイチップ12を構成する複数枚の単位マイクロレンズアレイは、その接着された位置にずれがなく、よって、スキャン方向5にみて、隣接するマイクロレンズアレイチップ12の端部に位置するマイクロレンズ間のピッチにもずれが生じていない。よって、スキャン方向5に直交する方向の全てのマイクロレンズアレイチップ12のマイクロレンズのピッチが同一であり、また、スキャン方向5については、マイクロレンズの数が、マイクロレンズチップ12の端部とその他の領域とで同一である。従って、マイクロレンズアレイを複数枚(図1においては9枚)のマイクロレンズアレイチップ12に分割した本実施形態のような場合においても、スキャン方向5に見て、隣接するマイクロレンズアレイチップ12同士をつなぐ部分には、透過光の光量の差異が生じず、露光ムラが発生しない。
次に、本発明の第2実施形態に係るマイクロレンズアレイについて説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係るマイクロレンズアレイチップにおいて、複数枚のマイクロレンズアレイチップの端部の配置を示す平面図である。第1実施形態においては、各マイクロレンズアレイチップ12が平面視で矩形に設けられている場合を説明したが、このような矩形の単位マイクロレンズアレイの製造は難しい。即ち、各単位マイクロレンズアレイは、既製の板状のマイクロレンズアレイを切断することにより製造する方が、その製造コストは低い。しかし、図4に示すように、マイクロレンズアレイチップの各マイクロレンズがスキャン方向5に直交する方向に配列され、更に、スキャン方向5に隣接するマイクロレンズ列間では、マイクロレンズがスキャン方向に対して傾斜して配置されている場合においては、既製のマイクロレンズアレイが矩形に切断されると、端部に位置するマイクロレンズが分断されてしまう。即ち、マイクロレンズアレイチップにおける各マイクロレンズのレンズ視野領域は、6角形の6角視野絞り2bにより定められ、各マイクロレンズの透過光のNA(開口数)は、6角視野絞り2bよりも大きい円形の開口絞り2cにより制限されているが、マイクロレンズアレイが矩形に切断される場合には、6角視野絞り2b及び開口絞り2cの双方が分断されることになる。これにより、切断後のマイクロレンズアレイの端縁には、分断されたマイクロレンズが残される。よって、この切断後のマイクロレンズアレイを配置してマイクロレンズアレイを構成した場合、スキャン方向5にみて、隣接するマイクロレンズアレイチップ同士をつなぐ部分には、分断されたマイクロレンズが存在し、この部分を透過した露光光により、透過光の光量に差異が生じ、露光ムラが発生してしまう。
マイクロレンズアレイチップを構成する各単位マイクロレンズアレイは、例えば既製のマイクロレンズアレイを切断することにより製造されるが、既製のマイクロレンズアレイ板においては、例えばマイクロレンズが長辺と平行になるように配置されてマイクロレンズ列が構成され、隣接するマイクロレンズ列間では、各マイクロレンズが長辺の方向に所定ピッチで偏倚している。即ち、各マイクロレンズは、隣接するマイクロレンズ列間で、マイクロレンズアレイ板の長辺に対して傾斜する方向に配置されている。よって、マイクロレンズアレイが露光装置に設置される際には、各マイクロレンズアレイチップの長辺がスキャン方向に対して直交する方向となるように配置され、マイクロレンズアレイチップの各マイクロレンズは、スキャン方向5に直交する方向及びこれに傾斜する方向に夫々同一ピッチで配置される。本実施形態においては、マイクロレンズアレイチップの切断により生じる露光ムラを解消するために、図5に示すように、スキャン方向5に隣接するマイクロレンズ列では、各マイクロレンズ列が長辺が延びる方向にずれて配置されているのに対応して、既製のマイクロレンズアレイを前記長辺に対して傾斜する方向に切断している。例えば、既製のマイクロレンズアレイが以下のように切断されて単位マイクロレンズアレイが製造され、この単位マイクロレンズアレイが積層されてマイクロレンズアレイチップ21が構成される。即ち、図5に示すように、既製のマイクロレンズアレイが、平面視で、隣接するマイクロレンズ列における円形の開口絞り2cの共通接線と平行に切断され、既製のマイクロレンズアレイの長辺に対して傾斜した端縁を有する単位マイクロレンズアレイが得られ、この単位マイクロレンズアレイが積層されてマイクロレンズアレイチップが構成される。これにより、隣接するマイクロレンズ列におけるマイクロレンズの配置と、マイクロレンズアレイの切断線とが平行になり、切断線上には、分断されたマイクロレンズが存在しなくなる。よって、分断されたマイクロレンズの透過光による露光ムラは発生しない。
このように、マイクロレンズアレイチップの端縁が傾斜して設けられていることにより、図5に示すように、マイクロレンズアレイチップ21同士を近接して配置することができる。よって、各マイクロレンズアレイチップが矩形に設けられた第1実施形態に比して、マイクロレンズアレイ全体のスキャン方向における長さを極めて短くできる。この場合に、マイクロレンズアレイ全体のスキャン方向における長さは、隣接するマイクロレンズアレイチップ間で、全てのマイクロレンズ列がスキャン方向に直交する方向に揃うように配置された場合が最も短くなり、好ましい。しかし、この場合、隣接するマイクロレンズアレイチップは、相互間が接触するように配置されるため、単位マイクロレンズアレイチップの積層の際に、隣接する単位マイクロレンズアレイ同士が干渉する等の問題が生じる場合がある。しかし、本実施形態においては、図5に示すように、スキャン方向5に直交する方向に隣接するマイクロレンズアレイチップ21同士は、各マイクロレンズ列がスキャン方向5に1列又は複数列ずれて配置されている。これにより、隣接するマイクロレンズアレイチップ間には隙間が形成される。よって、上記単位マイクロレンズアレイ同士の干渉等の問題も生じず、マイクロレンズアレイを容易に製造することができる。
本実施形態においても、マイクロレンズアレイチップ21を構成する複数枚の単位マイクロレンズアレイの接着位置は、ガラス板11に設けられた位置合わせマーク11aと各単位マイクロレンズアレイに設けられたマーク2aとにより決定される。本実施形態においては、ガラス板の位置合わせ用のマーク11aは、図5に示すマイクロレンズアレイチップ21の配置に対応して設けられており、例えば隣接するマイクロレンズアレイチップ21におけるマイクロレンズアレイ列同士のスキャン方向5のずれに対応して、各マイクロレンズ列のスキャン方向5のピッチの1又は複数倍だけスキャン方向5にずれた位置に設けられている。そして、マイクロレンズアレイチップの形状が矩形の場合に比して、隣接するマイクロレンズアレイチップに対応するマーク11aは、相互間の距離が極めて近い。このガラス板のマーク11aに合わせて、傾斜した端縁を有する単位マイクロレンズアレイが、その縁部に設けられたマーク2aにより位置合わせされて、ガラス板11に接着される。しかし、単位マイクロレンズアレイは、隣接する単位マイクロレンズアレイ間に隙間を残して接着されるため、複数枚の単位マイクロレンズアレイが、相互に干渉することなく、高精度で位置合わせされてガラス板11上に積層される。そして、図5に示すように、スキャン方向5にみて、マイクロレンズアレイの数が一定のマイクロレンズアレイチップ21を構成することができ、隣接するマイクロレンズアレイチップ同士をつなぐ部分における透過光の光量に差異が生じることがなく、露光ムラの発生を確実に防止できる。即ち、図5の例においては、右側のマイクロレンズアレイチップ21における最上段の最も左側のマイクロレンズは、その左側の三角形部分が、左側のマイクロレンズアレイチップ21における上から3段目の最も右側のマイクロレンズにおいて、右側の三角形部分と対応し、これらの合計面積の線密度が、他の領域の線密度と等しくなる。よって、スキャン方向5にみて、隣接するマイクロレンズアレイチップ同士をつなぐ部分において、透過光の光量に差異が生じることによる露光ムラは発生しない。
次に、本発明の第3実施形態に係るマイクロレンズアレイについて説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係るマイクロレンズアレイチップにおいて、複数枚のマイクロレンズアレイチップの端部の配置を示す平面図である。図5に示すように、第2実施形態においては、既製のマイクロレンズアレイの一方の端部のみが傾斜して切断されたマイクロレンズアレイチップを使用する場合について説明したが、本実施形態においては、図6に示すように、中央のマイクロレンズアレイチップ22は、既製のマイクロレンズアレイの両端部が傾斜して切断されている。即ち、マイクロレンズアレイチップ22は、既製のマイクロレンズアレイの両端部が、長辺に対して傾斜する2方向に切断されて台形状に設けられている。この場合においても、既製のマイクロレンズアレイの両端部が、平面視で、例えば隣接するマイクロレンズ列における円形の開口絞り2cの共通接線と平行になるように切断され、傾斜した端縁を有する単位マイクロレンズアレイが製造され、この単位マイクロレンズアレイが積層されてマイクロレンズアレイチップが構成される。これにより、隣接するマイクロレンズ列におけるマイクロレンズの配置と、マイクロレンズアレイの切断線とが平行になり、切断線上には、分断されたマイクロレンズが存在しない。よって、分断されたマイクロレンズの透過光による露光ムラは発生しない。なお、図6に示すように、本実施形態においては、マイクロレンズアレイチップ22の他端部側には、端縁の傾斜方向がマイクロレンズアレイチップ22の他端部と同一方向となるように構成されたマイクロレンズアレイチップ23が配置されている。このマイクロレンズアレイチップ22の他端部側においても、マイクロレンズアレイチップ23とマイクロレンズアレイチップ22とでは、各マイクロレンズ列がスキャン方向に1列又は複数列ずれて配置されている。これにより、隣接するマイクロレンズアレイチップ間には隙間が形成される。よって、上記単位マイクロレンズアレイ同士の干渉等の問題も生じず、マイクロレンズアレイを容易に製造することができる。
本実施形態においても、既製のマイクロレンズアレイを長辺に対して傾斜して切断して単位マイクロレンズアレイを製造し、これを積層してマイクロレンズアレイチップ21乃至23を構成することにより、傾斜した端縁を有するマイクロレンズアレイチップ21乃至23を構成することができる。よって、各マイクロレンズアレイチップ同士を極めて近接して配置することができ、各マイクロレンズアレイチップを矩形にして、千鳥状に配置した場合に比して、マイクロレンズアレイ全体のスキャン方向における長さを極めて短くできる。
そして、各マイクロレンズアレイチップ21乃至23を構成する複数枚の単位マイクロレンズアレイの接着位置は、ガラス板11に設けられた位置合わせマーク11aと各単位マイクロレンズアレイに設けられたマーク2aとにより決定される。即ち、ガラス板の位置合わせ用のマーク11aは、図6に示すマイクロレンズアレイチップ21乃至23の配置に対応して設けられており、例えば隣接するマイクロレンズアレイチップ21乃至23におけるマイクロレンズアレイ列同士のスキャン方向5のずれに対応して、各マイクロレンズ列のスキャン方向のピッチの1又は複数倍だけスキャン方向5にずれた位置に設けられている。本実施形態においても、隣接するマイクロレンズアレイチップに対応するマーク11aは、マイクロレンズアレイチップの形状が矩形の場合に比して、相互間の距離が極めて近いが、単位マイクロレンズアレイは、隣接する単位マイクロレンズアレイ間に隙間を残して接着されるため、複数枚の単位マイクロレンズアレイが、相互に干渉することなく、高精度で位置合わせされてガラス板11上に積層される。そして、図6に示すように、スキャン方向5にみて、マイクロレンズアレイの数が一定のマイクロレンズアレイチップ21乃至23を構成することができ、隣接するマイクロレンズアレイチップ同士をつなぐ部分における透過光の光量に差異が生じることがなく、露光ムラの発生を確実に防止できる。即ち、この図6の例においては、左側のマイクロレンズアレイチップ23における最上段の最も右側のマイクロレンズは、その右側の三角形部分が、右側のマイクロレンズアレイチップ22における上から2段目の最も左側のマイクロレンズにおいて、左側の三角形部分と対応し、これらの合計面積の線密度が、他の領域の線密度と等しくなる。
次に、この第3実施形態に係るマイクロレンズアレイの変形例について説明する。第3実施形態においては、マイクロレンズアレイチップ22は、その両端部が異なる方向に傾斜して切断された単位マイクロレンズアレイにより構成されたものであるが、例えば図7に示すように、マイクロレンズアレイの両端部の切断方向を同一にして、平行四辺形の単位マイクロレンズアレイを製造し、これを複数枚積層して平行四辺形のマイクロレンズアレイチップ220を構成し、これを複数枚配列したマイクロレンズアレイを構成することができる。
この場合においては、ホルダは、スキャン方向5に対して傾斜して配列された各マイクロレンズアレイチップ220を保持するために、図7に二点鎖線で示すような若干大型のホルダ110aを使用する必要がある。しかし、マイクロレンズアレイに対する露光光の照射領域をこのようなホルダ110aの大きさに合わせて広くした場合には、図7のハッチング部100aに照射された露光光は、常に遮光されてしまい、無駄である。
この露光光の無駄を防止するためには、例えば、図7に実線で示すように、ホルダとして、外縁部がマイクロレンズアレイチップ220の配列方向と平行なホルダ100を使用すればよい。そして、ホルダ100の形状に対応させて、光源をスキャン方向に対して傾斜して配置すれば、露光光の照射面積をホルダ100に合わせて小さくできる。
なお、上記実施形態においては、多角視野絞りは6角視野絞り2bであり、マイクロレンズ列が3列毎にマイクロレンズ列群を構成しているが、本発明は、これに限らず種々の態様が可能である。例えば、マイクロレンズにより基板上の視野を規定する多角視野絞りは、6角視野絞りに限らず、例えば、菱形、平行四辺形又は台形状等の開口を有するものでもよい。例えば、この台形状(4角形)の視野絞りにおいても、中央の矩形の部分と、その両側の三角形の部分とに視野領域を分解することができる。また、1群のマイクロレンズ列群を構成するマイクロレンズ列は3列に限らず、例えば、上述の台形及び平行四辺形(横長)の開口の場合は、3列毎に1群を構成するが、菱形及び平行四辺形(縦長)の場合は、2列毎に1群を構成することになる。
本発明は、複数枚の単位マイクロレンズアレイを積層したマイクロレンズアレイにおいて、露光ムラが発生することを防止できるため、スキャン露光技術の向上に寄与する。
1、2:マイクロレンズアレイ、2−1〜2−4、12a、12b、20−1〜20−4:単位マイクロレンズアレイ、2a:マーク、2b:6角視野絞り、2c:開口絞り、3:マスク、5:スキャン方向、10:上板、11:ガラス板、12、20、21,22,23、220:マイクロレンズアレイチップ、13:下板、A:矩形部分、B,C:三角形部分

Claims (5)

  1. 露光光を出射する光源と共に移動され、前記光源からの露光光をマスクのパターンに透過させ、このマスクの透過光により前記マスクに形成されたパターンの正立等倍像を結像させるマイクロレンズアレイにおいて、
    ガラス板と、
    このガラス板の上面及び下面に積層され複数個のマイクロレンズが2次元的に配置されて構成され相互に積層された複数枚の単位マイクロレンズアレイと、
    を有し、
    前記単位マイクロレンズアレイは、前記複数個のマイクロレンズが第1方向に配列されて構成されたマイクロレンズ列が前記第1方向に直交する第2方向に複数列配置されて構成されており、所定数の前記マイクロレンズ列によりマイクロレンズ列群が構成され、各前記マイクロレンズ列群においては、複数列の前記マイクロレンズ列が前記第1方向に一定距離ずつ偏倚して配置されており、このマイクロレンズ列群が前記第2方向に複数個配置されて構成されたものであり、
    前記各単位マイクロレンズアレイの前記第1方向における端縁は、前記第2方向に隣接するマイクロレンズ列同士で、前記マイクロレンズ列が前記第1方向に前記一定距離偏倚しているのに対応して、前記第2方向に対して傾斜しており、
    各前記単位マイクロレンズアレイと、前記ガラス板には、位置合わせ用のマークが形成されていて、前記単位マイクロレンズアレイと前記ガラス板とは、これらのマークにより位置合わせされて相互に積層されていることを特徴とするマイクロレンズアレイ。
  2. 前記単位マイクロレンズアレイ及び前記ガラス板によりマイクロレンズアレイチップが構成され、複数個の前記マイクロレンズアレイチップが前記第1方向に配列されており、前記第1方向に隣接するマイクロレンズアレイチップ同士は、そのマイクロレンズ列が前記第2方向に1列又は複数列ずれており、このずれにより、マイクロレンズアレイチップの相互間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項に記載のマイクロレンズアレイ。
  3. 前記単位マイクロレンズアレイ間の反転結像位置には、多角形の開口を有する多角視野絞りが配置され、前記単位マイクロレンズアレイ間の露光光の最大拡大部には、その少なくとも一部に、円形の開口を有し各マイクロレンズの開口数を制限する開口絞りが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロレンズアレイ。
  4. 更に、前記単位マイクロレンズアレイを保持するホルダを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロレンズアレイ。
  5. 露光光を出射する光源と、
    前記光源からの露光光が入射され、基板に露光すべきパターンが形成されたマスクと、
    前記マスクの透過光が入射され前記パターンの正立等倍像を基板に結像させるマイクロレンズアレイと、
    前記光源及び前記マイクロレンズアレイを前記マスク及び基板に対して相対的に移動させる移動装置と、
    を有し、
    前記マイクロレンズアレイは、
    ガラス板と、
    このガラス板の上面及び下面に積層され複数個のマイクロレンズが2次元的に配置されて構成された複数枚の単位マイクロレンズアレイと、
    を有し、
    前記単位マイクロレンズアレイは、前記複数個のマイクロレンズが前記移動方向に直交する方向の第1方向に配列されて構成されたマイクロレンズ列が前記移動方向である第2方向に複数列配置されて構成されており、所定数の前記マイクロレンズ列によりマイクロレンズ列群が構成され、各前記マイクロレンズ列群においては、複数列の前記マイクロレンズ列が前記第1方向に一定距離ずつ偏倚して配置されており、このマイクロレンズ列群が前記第2方向に複数個配置されて構成されたものであり、
    前記各単位マイクロレンズアレイの前記第1方向における端縁は、前記第2方向に隣接するマイクロレンズ列同士で、前記マイクロレンズ列が前記第1方向に前記一定距離偏倚しているのに対応して、前記第2方向に対して傾斜しており、
    各前記単位マイクロレンズアレイと、前記ガラス板には、位置合わせ用のマークが形成されていて、前記単位マイクロレンズアレイと前記ガラス板は、これらのマークにより位置合わせされて相互に積層されていることを特徴とするマイクロレンズアレイを使用したスキャン露光装置。
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