JP6023463B2 - メータ装置の照明構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両、航空機、船舶等に搭載されるメータ装置に関するものである。
従来のメータ装置として、立体感に富んだ見栄えを実現することが可能なメータ装置が開発されており、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
即ち、この特許文献1には、図12及び図13に示すように、指針101と、この指針101の指示対象となる指標部102が設けられた表示板103と、この表示板103の前方に配置され指針101の作動範囲を取り巻く用に設けた遮光性の筒状部材104とを備え、表示板103の前方に光源105からの光を受けて発光する複数の透光体106を立体構造物として設けたメータ装置100が開示されている。
このような構成のメータ装置100によれば、筒状部材104の収容部104A(図14参照)に、透光体106の連結部106Aを収容することにより、光源105の点灯時に、透光体106を立体照明できる。つまり、立体造形物であり、メータの目盛として機能する複数の透光体106を、表示板103上に配置するだけでなく、筒状部材104の収容部104Aから突出させたことにより、透光体106の立体造形を際だたせることができ、立体感に富んだ見栄えのあるメータ装置100を実現できるものである。
また、この特許文献1に記載のメータ装置100にあっては、突出された目盛となる透光体106の上部を、見返板となる遮蔽部を構成する筒状部材104が覆う構造のものである。一方、目盛となる透光体106については、収容部104Aの下部側に設置されている光源105からの光が、収容部104Aの内部を進行して透光体106へ裏面側から入射し、表面側から出射することで、目盛となる透光体106での立体発光を行う。
特開2006−126048号公報
ところが、収容部104Aには、導光用として、透光体106と同じ高さの連結部106Aが収容されている。そのため、光源105から導光されてきた照明光が入射する連結部106Aと一体の透光体106は、この透光体106の特に上部側と遮蔽部である筒状部材104との間の微細な隙間である開口部104Bから外部へ、高輝度で漏光する場合があり、照明構造として品質低下の印象を与える虞がある。
さらに、透光体106を囲設する部分が凹凸状態を呈している筒状部材104については、通常、見返板を構成するものであるが、この見返板の部分は黒色系が一般的である。そのため、その見返板の部分が影のような状態で、目盛の周囲を大きく取り囲むように形成されることとなる。その結果、見栄えやデザイン性の悪いメータ装置といった印象を与える虞がある。また、連結部106Aを収容する収容部104Aを筒状部材104に形成しようとすると、筒状部材104の成形時にウェルドラインが生じて、見返板としての見栄えが損なわれる虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、照明効率が良好で高輝度な漏光が抑えられ、しかも、見栄えやデザイン性が高く高級感を付与することが可能となる、メータ装置の照明構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るメータ装置の照明構造は、下記(1)から(7)を特徴としている。
(1) 文字板と、
前記文字板の外周縁を囲むケースと、
前記文字板の外周の一部又は全周を囲い、前記文字板に対して表側に起立するような状態で前記ケースに組付けられる見返板と、
C字状又はリング状の形状を有するとともに前記文字板の外周縁に固定される連結部と、前記連結部の周方向における複数のそれぞれの位置から前記文字板に対して表側に起立して延びて前記文字板と前記見返板との間に位置する目盛部と、前記連結部の周方向における前記目盛部に対応するそれぞれの位置から前記文字板に対して裏側に起立して延びて前記文字板の外周縁と前記ケースとの間隙に設置される基端部と、を有するライトガイド部材と、
前記基端部の基端面に向けて照明光を入射する光源と、
を備えたこと。
(2) 上記(1)の構成のメータ装置の照明構造であって、
前記目盛部の先端、及び該目盛部の先端に当接する前記見返板には、互いに嵌合する段部が形成されている、
こと。
(3) 文字板と、
前記文字板の外周縁を囲むケースと、
前記文字板の外周の一部又は全周を囲い、前記文字板に対して起立するような状態で前記ケースに組付けられる見返板と、
前記文字板の外周縁と前記ケースとの間隙に設置される基端部と、前記文字板に対して起立するように当該基端部から前記見返板に向けて突設されるとともに前記文字板と前記見返板との間に位置する目盛部と、隣り合う当該目盛部を連結する連結部と、を有するライトガイド部材と、
前記基端部の基端面に向けて照明光を入射する光源と、
を備え、
前記目盛部の先端、及び該目盛部の先端に当接する前記見返板には、凹部で凸部を噛みこんで嵌合する鉤状部がそれぞれ形成されている、
こと。
(4) 文字板と、
前記文字板の外周縁を囲むケースと、
前記文字板の外周の一部又は全周を囲い、前記文字板に対して起立するような状態で前記ケースに組付けられる見返板と、
前記文字板の外周縁と前記ケースとの間隙に設置される基端部と、前記文字板に対して起立するように当該基端部から前記見返板に向けて突設されるとともに前記文字板と前記見返板との間に位置する目盛部と、隣り合う当該目盛部を連結する連結部と、を有するライトガイド部材と、
前記基端部の基端面に向けて照明光を入射する光源と、
を備え、
前記目盛部の先端、及び該目盛部の先端に当接する前記見返板には、凹部で凸部を密着状態に噛みこんで嵌合する楔状部がそれぞれ形成され、
前記楔状部は、前記凸部の面とこれに嵌合する前記凹部の面とが傾斜している、
こと。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれか一つの構成メータ装置の照明構造であって、
前記ケースは、前記目盛部に当接するリブを有する、
こと。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれか一つの構成メータ装置の照明構造であって、
前記ケースは、前記目盛部に対向する面が該目盛部に対して凹状に湾曲した反射面を有する
こと。
(7) 上記(1)〜(6)のいずれか一つの構成メータ装置の照明構造であって、
前記連結部と前記ケースには、いずれか一方がボスを有し他方がそのボスを嵌合させる孔が形成されている
こと。
上記(1)に記載のメータ装置の照明構造によれば、ライトガイド部材に、細幅で高背形状の目盛部のほかに、低背状態で導光性を有する連結部を備える。そのため、目盛部よりも低い目盛部間の低背状態を有する連結部の内部を導光される光源からの照明光が仮に外部に漏光したとしても、漏光現象の発生を効果的に抑えることが可能となる。従って、シャープな漏光現象の発生を効果的に抑えることが可能となる。これにより照明効率が良好で、品質の高い照明を施すことができる。
さらに、上述のように、細幅で突出した細幅形状の目盛部において、立体的に輝く発光照明を実現できる。その結果、見栄えやデザイン性が高いだけではなく、高級感のある照明構造を付与することができる。
上記(2)に記載のメータ装置の照明構造によれば、双方の間を段部とすることで、目盛部と見返板の表面板との組付けが確実に行える。しかも、見返板内部の連結部から漏光があったとしても、そしてその漏光が切欠溝と目盛部との間の僅かな隙間から漏出そうとしても、段部で多重散乱させて光量を減衰させることが可能となる。その結果、隙間から漏れ出す照明光が発生したとしてもその輝度を可及的に低く抑えることで、照明感の質的低下が生じるのを防止できる。
上記(3)に記載のメータ装置の照明構造によれば、凹部で凸部を噛みこんで嵌合した鉤状部を有するので、上記(2)の構成と同様、漏光する照明光を鉤状部の段部で減衰させることが可能となる。
上記(4)に記載のメータ装置の照明構造によれば、上記(2)または(3)と同様、漏光する照明光を楔状部の段部で減衰させることが可能となる。
上記(5)に記載のメータ装置の照明構造によれば、リブにより目盛部の位置決めが確実になる。さらに、目盛部が文字板上に設置される姿勢を維持し易くなる。
上記(6)に記載のメータ装置の照明構造によれば、反射面で漏光する照明光を反射させて目盛部へ再入射できるので、照明効率が向上する。
上記(7)に記載のメータ装置の照明構造によれば、簡易な構造を有するので、ライトガイド部材をケースに対して簡単にかつ確実に組付けることができる。
本発明のメータ装置の照明構造によれば、ライトガイド部材に、細幅で高背形状の目盛部のほかに、低背状態で導光性を有する連結部を備える。そのため、目盛部よりも低い目盛部間の低背状態を有する連結部の内部を導光される光源からの照明光が仮に外部に漏光したとしても、漏光現象の発生を効果的に抑えることが可能となる。従って、漏光現象の発生を効果的に抑えることが可能となる。これにより、照明効率が良好で品質の高い照明を施すことができる。
また、細幅で突出した細幅形状の目盛部において、立体的に輝く発光照明を実現できる。その結果、見栄えやデザイン性が高いだけではなく、高級感のある照明構造を付与することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置を示す平面図である。 図2は、図1におけるII−II線の矢視断面図である。 図3は、図3(A)は図1のメータ装置の要部を構成する文字板、見返板、ライトガイド部材、及びケースの組み付け状態の一部を示す分解斜視図、図3(B)は図3(A)におけるIIIB部の拡大斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置の文字板とライトガイド部材の組付状態を示す要部斜視図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置の要部の組付け状態などを示す要部斜視図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置での照明光の進行光路を示す説明図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置の目盛部の組付け状態を示す要部斜視図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置における鉤状部を示す要部断面図である。 図9は、本発明の第2の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置における受光部近傍での照明光の入射光路を示す説明図である。 図10は、図10(A)は本発明の第3の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置における目盛部での組付け状態を示す要部斜視断面図、図10(B)は楔状部を示すXB部の拡大断面図である。 図11は、本発明の第3の実施形態に係る照明構造が適用されたメータ装置における受光部近傍での照明光の入射光路を示す説明図である。 図12は、従来のメータ装置の照明構造を示す平面図である。 図13は、図12におけるXIII−XIII線矢視断面図である。 図14は、図12におけるXIV−XIV線矢視断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明の照明構造が適用された第1の実施形態に係るメータ装置1Aを示すものである。
このメータ装置1Aは、自動車用のスピードメータに適用されており、図2に示すように、基板2の上に実装された後述の目盛Iの照明用の光源3と、この光源3が搭載された基板2表面とは反対の裏面に搭載されたムーブメント4と、文字板を構成する文字板5と、見返板6と、光源3の直上であって、かつ、文字板5と見返板6との間に略円環状に取り付けられたライトガイド部材7と、内面が反射面を構成する反射板8と、一部が後述の支持部91として機能するケース9と、指針10と、裏カバー11と、トリップメータなどを構成するLCD12およびその光源13と、基板2上の指針軸41近傍に搭載した指針照明用の光源14と、を備えている。
本実施形態のメータ装置1は、コンビネーションメータの一部を構成しており、表面側の全周が上述の見返板6で覆われている。また、この見返板6には、メータ装置1を含む各種計器類を設置するための各種表示窓を開口させている。更に、この見返板6は、透明なカバーガラス15で上部が覆われている。
目盛用の光源3には、所定の照明光に対応した所定波長(λ)の可視光(これを「照明光」とよぶ)を出射するLEDが用いられている。本実施形態の光源3は、複数個のものが互いに所定間隔で放射状に設置されており、特に効率的な発光照明を行うため、後述する各目盛部71から突出する基端部75に対応したその直下にそれぞれ設置される。これにより、光源3からの照明光が基端部75に向けて効果的に入射するので、ライトガイド部材7に対して効率のよい発光照明、特に効果的な立体発光照明を行うことができる。
光源3からの照明光は、Z軸方向に沿った光軸となる中央部を最大光量とした分布状態を有しているが、X−Y面方向についての光量分布には方向依存性のない、均一な出射特性のものが使用される。即ち、本実施形態の光源3では、X−Y面の方向に関しては全周に亘り、略均一な光量を出射する光量分布特性を有する。なお、本実施形態の光源3としては、特にこのLEDに限定されるものではないが、消費電力が少なく小型の点光源である点でこのLEDが好ましい。LCD12用の光源13及び指針照明用の光源14についても、同様であってLEDが使用されているが、消費電力が少なく小型の点光源である点でこのLEDが好ましい。
ムーブメント4は、メータ装置1Aを搭載する自動車の走行スピードに対応した速度表示を行うため、図示外の速度検出器からの信号に応じた適宜の角度だけ指針10を回動させるものである。このムーブメント4は、図示外の適宜のモータ、例えばステッパモータ、及び図示外の必要な減速機構などが内蔵されており、指針軸41(図2参照)を介して指針10と一体に接続されている。
文字板5には、意匠、例えば、数字F、文字、記号など、車自体或いは車周辺の環境などに関する必要情報を印字しているとともに、トリップメータなどを表示するLCD12が配置されている。本実施形態の文字板5は、透光性を有する適宜の薄板材などを用いて円盤状(又は半円盤状)に形成されているが、後述の必須領域以外は遮光処理が上面に施されている。
また、この文字板5では、詳細は後述するが、ライトガイド部材7の目盛部71の矩形形状を有する裏面71A(図5参照)を支承する部位(領域α)を有する。この部位は、ガイド用の光源3からの照明光が透過可能な透明部を構成する。特に、本実施形態の文字板5では、意匠として数字Fを印字した領域と、前述の目盛部71の裏面71Aが支承される領域α(図3及び図5にてハッチングにて示されるエリア。これが透光部分に対応する)とを除いた残りの領域β(これが不透光部分に対応する)に全て遮光性膜などが塗布されている。
その結果、文字板5において、透光性の数字Fが印字された領域には、主に、指針照明用の光源14からの照明光が入射する。一方、文字板5の、目盛部71が搭載されている先述の領域α(以下、矩形領域とよぶ)には、目盛照明用の光源3からの照明光が、入射して効率よく透過する。
また、この文字板5は、表面側の外縁部に沿って所要間隔ごとに、ライトガイド部材7の目盛部71の裏面71Aを支承し、支持する。特にこの支持の際には、これら双方を正確に位置決めして固定させるため、文字板5、ライトガイド部材7及びケース9の間に基部嵌合手段20を設ける。
この基部嵌合手段20は、目盛部71の裏面71Aと文字板5の表面との間の位置決めを行い、双方をずれることなくしっかりと固定させるためのもである。本実施形態の基部嵌合手段20は、図3及び図4に示すように、ライトガイド部材7の連結部70を貫通した孔7Aが複数個所に穿設されるとともに、ケース9の表面には略円柱状のボス96を有する。また、文字板5における孔7A及びボス96に面する箇所には、該文字板5外縁を切り欠く切欠き51が形成されている。そして、このボス96を切欠き51を挿通させて連結部70の孔7Aに嵌合させ、位置決め及び固定を行う。このようにして、ケース9によってライトガイド部材7が位置決めされ、ライトガイド部材7がケース9に支持される。
尚、ここでは、ケース9に形成されたボス96が切欠き51を通過し、連結部70の孔7Aに嵌合される構造とした。しかし、この構造に限られるものではない。例えば、ライトガイド部材7が文字板5に支持される場合には、文字板5にボスを形成しておき、そのボスが連結部70の孔7A及び文字板5の孔に嵌合される構造としてもよい。この構造の場合、文字板5に形成されたボスによって、ライトガイド部材7を該文字板5に位置決めすることによって、該ケース9に固定された文字板5に固定することができる。
見返板6は、図3に示すように、見返板6をケース9に組付けた際にケース9寄りに位置する基端側が、厚さ方向に沿って表面板6Aと裏面板6Bとに分岐されて断面逆Y字型または断面逆V字形を有している。表面板6Aと裏面板6Bの間には、内部空間が形成されている。表面板6Aと裏面板6Bとの間の内部空間には、後述するライトガイド部材7の連結部70が収容される。また、この見返板6の表面板6Aには、ライトガイド部材7の後述する目盛部71との間に、詳細は後述するが先端部嵌合手段30を設けており、双方の間での確実な結合を行うのと同時に、双方の間での正確な位置決めを行う。
ライトガイド部材7は、図3に示すように、文字板5の外周の一部又は全周に沿ってこれを囲設するような状態で、見返板6の内部空間に設置された、低背形状、つまり厚さLの薄肉形状を有する連結部70と、この連結部70によって一体に連結された複数個の目盛部71と、この目盛部71から基端(−Z)方向に突出し、文字板5の外周縁とケース9との間隙に設置される基端部75と、を備えている。また、連結部70、目盛部71、及び基端部75は、導光性を有する適宜材料で形成されている。
連結部70は、全体略C字状(又はリング状)に形成されており、文字板5と表面板6Aとの間に位置する状態で位置決めされるとともに、文字板5上に固定される。一方、目盛部71は、細横幅で高さH(但し、H>L)の高背形状を有している。この目盛部71は、表面板6Aに向けて起立している。目盛部71は、後述する切欠溝61Aに嵌めこまれた状態においては、一部が切欠溝61Aから露出しており、その露出する部分は、特に視認者に向けて対面するような所定角度に傾斜している。
なお、目盛部71と目盛部71とをつなぐ連結部70は、低背形状であるので、その連結部70では、表面積を低背の分だけ削減できる。従って、その表面積を抑えた分だけそこからの漏光量も削減可能となり、限られた光量の照明光に対して照明効率の向上も図ることができる。
目盛部71は、上述のように、文字板5と表面板6Aから突出する形状である。目盛部71は、このような構成により、立体発光照明を行うことができるようになっており、視認者に対して鮮明でかつ高級感のある照明意匠を与える。
さらに、この目盛部71は、基端部75(図5及び図6参照)が光源3へ向けて突出している。基端部75の基端面72が、ガイド用の光源3からの照明光を受光させる受光部となる。基端面72は、指針10のある中心側に向かう内周の方が、光源3へ向かう突出量が少ない、断面テーパ状に形成される。このような形状を呈する基端面72によれば、斜面とすることで受光部としての表面積を拡大させることができる。
即ち、光源3の光軸(Z軸に平行)に沿った主要な照明光は、図6に示すように、基端面72でスネルの法則に従って屈折後、目盛部71の形状に略倣った主光路方向に誘導されて、内部導光することができる。その結果、照明効率の向上を効果的に図ることができる。しかも、前述したように、光源3からの照明光が、目盛部71が搭載されている文字板5の矩形領域αからも透過し、目盛部71へ効果的に入射する。そのため、照明効果、特に立体照明効果を大幅にアップさせる。
また、ライトガイド部材7の目盛部71の先端と見返板6の表面板6Aの縁には、図3及び図5に示すように、凹部及び凸部からなる段部をそれぞれ有する先端部嵌合手段30を備える。
この先端部嵌合手段30は、文字板5と表面板6Aによるライトガイド部材7の支持の際に、表面板6Aに対して目盛部71を正確に位置決めして固定させるものである。本実施形態の先端部嵌合手段30は、見返板6の表面板6Aの縁に設けた段部62のうち凸部が、ライトガイド部材7の目盛部71の先端に設けた段部のうち凹部73に嵌合する。
即ち、見返板6の方には、表面板6Aに一定間隔で形成した切欠溝61Aの上縁部に段部62を設ける一方、目盛部71の方には先端に段部を設けた。このような段部が嵌合することにより、表面板6Aの切欠溝61Aと目盛部71との間を漏光のない状態に保持している。
この先端部嵌合手段30では、見返板6の表面板6Aとライトガイド部材7との双方に、凹凸からなる段部を設けてある。従って、長時間の使用の後に双方の間にかりに微細な隙間が発生したとしても、その隙間である先端部嵌合手段30の凹凸部分では、照明光が多重散乱させることができる。そのため、光源3からの照明光は、殆どが目盛部71から外部へ出射される一方、表面板6Aの切欠溝61Aと目盛部71との間の隙間から外部へ高輝度状態で漏光するのを効果的に抑止できる。
反射板8は、指針軸41を外側から囲設するような状態で基板2の上面(図2では左方)に設置されている。反射板8の裏面(図2では下面)には、基板2を介しケース9が反射板8を取り囲むような状態で設置されており、そのケース9の開口部分を裏カバー11が覆う。
ケース9は、その一部に、ライトガイド部材7の支持手段として機能する支持部91を有している。この支持部91は、先端部分で見返板6の裏面板6Bを支持するものである。特に、この支持部91には、図5に示すように、ライトガイド部材7の目盛部71の裏面、つまり背面に突き当たるリブ92を備えている。このリブ92は、図6に示すように、先端である上端部分の内周面が目盛部71の外面である背面に接触し、該目盛部71を支持している。これにより、目盛部71の外部と対面している表面71Cを、文字板5の表面に対して所定の傾斜角度θ傾斜させた状態が維持される。また、ケース9は、図4に示すように、その一部が反射板8に連設されている。そして、その連設されている箇所の表面に、略円柱状のボス96が形成されている。
次に、本実施形態の作用について、主に図2を参照しながら説明する。なお、ここでのメータ装置1Aの説明は、各計器類のうち速度計を例に挙げてその作用を説明するが、特にこれに限定されるものではない。また、この作用については、他のアナログタイプのメータ装置の場合でも同様である。
メータ装置1Aのムーブメント4の内部に設けたモータが、図示しない速度センサによって検出された現在速度に対応するセンサ信号に基づいて回転駆動する。そして、これに一体に接続されている指針10が回動し、文字板5の数字Fや文字板5と表面板6Aとの間に突出した目盛Iを指示する。
即ち、センサ信号に基づき、モータ側の出力軸及びこれと一体の指針軸41が所定の角速度で回転を始め、指針軸41を取り付けた指針10が所定角度だけ回動される。そして、指針10の先で文字板5上に印字された特定の数字Fや、文字板5と表面板6Aとの間から外部である表面に突出する細幅形状の目盛部71を指し示す。これによって、現在速度を運転者などにアナログ表示させて知らせることができる。
このような速度表示を行うメータ装置1Aにあっては、特に夜間などの場合、ヘッドライトなどの点灯動作と同時に光源3も発光動作する。そして、光源3からは、図5に示す目盛部71の受光部である基端面72、及び文字板5の矩形状の透明部分である矩形領域αに向けて出射する。この場合、光源3から出射の照明光は、光軸(Z)を最大光量とする光量分布である。
従って、光軸に沿って基端面72及び文字板5の矩形領域αの近傍に入射した大部分の照明光は、主光路に沿い、図6に示すようにその大部分が、目盛部71内部を透過した後、目盛部71から外部に向けて出射する。即ち、この照明光は、文字板5と表面板6Aの表面から立体的に突出した目盛部71の、特に、先端面71B(図8参照)や表面71Cから立体的に発光照明する。
次に、本実施形態の照明光について、図6に示す光路図などを参照しながら、さらに詳細に説明する。
図2に示す基板2上の各目盛部71直下に搭載された光源3からの照明光は、光軸(Z軸に平行)に沿った方向、つまり目盛部71のある直上方向に沿って光量分布が最大となる。従って、光源3から出射し、光軸(Z)方向に沿って進行する照明光は、反射板8と支持部91との間の空間領域を進行する。そして、文字板5の目盛部71が搭載されている矩形領域αに対応する領域及びライトガイド部材7の受光部である基端面72に入射する。
このうち、文字板5の裏面において矩形領域αに対応する所定領域から入射した主光路(以下、これを照明光δとよぶ)を進行する照明光は、その大部分が透光性を有する文字板5内部をそのまま上方へ進行する。そして、文字板5の矩形領域αを透過した照明光δは、出射直後に、目盛部71の矩形形状を有する裏面71Aからその内部へ入射する。そして、目盛部71内での照明光δは、専ら文字板5の半径方向の外側に向けて進行していく。つまり、視認者がこれを見ると、照明光δが細幅形状の目盛部71から表面板6Aの半径外側方向へ向けて輪状に広がっていくように、立体的に輝く光照明を生成させることができる。
一方、目盛部71の受光部である基端面72に入射した主光路を進行する照明光(これを照明光γとよぶ)は、スネルの法則に従い、基端面72で目盛部71の傾斜する方向へ屈折する。その後、目盛部71の形状に倣った長手方向に誘導されながら、内部を案内されていく。これにより、基端面72に入射する照明光γについても、目盛部71の表面71Cから出射後は、専ら文字板5の半径方向の外側に向けて進行していく。つまり、視認者がこれを見ると、照明光γが照明光δと同様、細幅形状の目盛部71から表面板6Aのある方向へ、輪状に広がっていくような印象をもたらす。
以上説明したように、本実施形態によれば、表面板6Aと裏面板6Bの間に有する内部空間の内部に、従来のような目盛部71と同等高さを有する高背構造の連結部を必要としない。換言すれば、目盛部71どうしをつなぐ連結部70は目盛部71よりも低背構造で済む。そのため、従来の高背構造の連結部のように、連結部とほぼ同じ高さの目盛部に接する開口部の隙間から連結部を介して多くの照明光が漏光するといった現象を抑え、目立たないようにできる。また、ライトガイド部材7の連結部70を構成する部分が低背構造で済む分、ライトガイド部材7製造の際の材料を節約でき、コストも削減できる。しかも、目盛部71間の低背状態の連結部70の表面積も、低背の分だけ削減することが容易に可能となるので、そこからの漏光量も削減可能となり、照明効率もアップする。
また、本実施形態の照明構造を有するメータ装置1Aによれば、照明効率の大幅な向上を図ることができ、特に立体照明効果を大幅にアップさせることができるようになる。別言すれば、目盛部71が立体的に輝く発光照明を実現できる。これにより、見栄えやデザイン性が高いだけではなく、高級感のある照明構造を付与できる。
さらに、本実施形態によれば、基部嵌合手段20及び先端部嵌合手段30により、文字板5、見返板6、ライトガイド部材7、及びケース9の4体を、互いに高精度で、しかも常時安定した状態に固定保持できる。その結果、特に、自動車などのような振動が長期間にわたって作用することが予想される乗り物に設置することなどを考慮すると、その効果が大きく期待される。
さらに、本実施形態によれば、ライトガイド部材7の連結部70はケース9に支持されるため、従来のようにライトガイド部材の連結部を収容し位置決めする収容壁を見返板に別途設ける必要がない。このため、見返板の成形時にこの収容壁の形成に伴うウェルドラインが生じることがなく、したがって、見返板の見栄えを向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る照明構造が適用された第2の実施形態に係るメータ装置1Bについて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図7から図9は、本発明の第2の実施形態に係るメータ装置1Bの要部を示すものであり、このメータ装置1Bが第1の実施形態のメータ装置1Aと異なる主な点は、次の点である。すなわち、見返板6の表面板6Aとライトガイド部材7の目盛部71との組付け手段として先端部嵌合手段30とは異なる先端部嵌合手段を有していることと、支持部91に湾曲した反射面93を有することである。
さらに、本実施形態では、目盛部71の受光部となる基端面72を有する突出した基端部75が、文字板5と支持部91との間の、クリアランスを設けた状態にある隙間に挿入配置される。即ち、この実施形態では、図9に示すように、特にこれら3体の部品加工精度のばらつきなどによる組付け誤差を解消させるため、文字板5と基端部75の間にある程度の遊び(クリアランス)d1を有する。同じく、支持部91と基端部75との間にも遊びd2を有する。
先端部嵌合手段である鉤状部40は、図8に示すように、ライトガイド部材7の目盛部71の先端と、表面板6Aに切り欠いた切欠溝61Aの縁とに設けられている。この鉤状部40は、先端部嵌合手段30と同様に、精度の良好な組付けができるとともに常時安定した固定状態を保持できる。
このように、本実施形態の鉤状部40は、互いに嵌合する凹部63A、74A及び凸部63,74をそれぞれ設け、互いに凹部63A、74Aで凸部63,74を噛み込んで嵌合させる。
次に、反射面93は、図9に示すように、リブ92から延びた、目盛部71の背面71D(以下、外周面とよぶ)と対面する支持部91の表面92A側に、目盛部71の外周面71Dから漏れる照明光εを反射して再び目盛部71へ戻すものである。このため、反射面93となる、支持部91に設けたリブ92の表面92A、つまり内周面には、適宜の反射膜あるいは鏡面加工処理が施されている。さらに、反射面93は、目盛部71に対して凹状に湾曲した曲面で形成されている。反射面93が曲面で形成されることによっても、目盛部71の外周面71Dから漏れる照明光εを再び目盛部71へ戻すことに寄与している。
次に、本実施形態の照明光について、図9に示す光路図を参照しながら説明する。
光源3から出射し、光軸(Z)方向に沿って進行する照明光は、反射板8と支持部91との間の空間領域を進行する。そして、目盛部71での受光部である基端面72とともに、文字板5裏面の、矩形領域αに対応する透光性の領域にも入射する。
文字板5裏面の、矩形領域αに対応する透光性領域から入射した照明光は、その多くが透光性を有する文字板5内部をそのまま上方へ進行する。そして、文字板5表面の矩形領域αを透過した照明光は、そのまま目盛部71の裏面71Aから内部に入射するが、その多くが表面71Cにおいて外界との界面で屈折して外部へ透過していく。また、その一部はフレネル反射を起こして目盛部71の内部へ戻るものもある。
その結果、目盛部71内部を進行後、その外周面71Dで屈折して外部、つまり目盛部71と支持部91のリブ92との間の空間へ漏光する照明光εは、反射面93で反射する。これにより、照明光εは、目盛部71へ向かい外周面71Dで屈折して目盛部71へ再入射する。これにより、漏光して利用できなかった照明光εも、目盛部71の照明光として有効利用できる。
以上、本実施形態によれば、鉤状部40の凸部63,74により、互いに相手側の凹部63A、74Aへ嵌合することで、目盛部71の組み付けの際に位置決め精度を確保できる。
しかも、鉤状部40の凹凸部分が存在することで、目盛部71と切欠溝61Aとの間に隙間を生じたような場合であっても、見返板6内部で漏光した光源3からの照明光の一部がその隙間から外部へ漏出するのを、鉤状部40の凹凸部分で減衰させることもできる。
さらに、反射面93が照明光を反射することで、漏光して利用されなかった照明光を、目盛部71の照明光として有効利用できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る照明構造が適用された第3の実施形態に係るメータ装置1Cについて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1、第2の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
図10及び図11は、本発明の照明構造が適用された、第3の実施形態に係るメータ装置1Cを示すものであり、このメータ装置1Cが第2の実施形態のメータ装置1Bと異なる点は、見返板6の表面板6Aと目盛部71との先端部嵌合手段として、鉤状部40とは異なる楔状を有するもの(以下、楔状部50とよぶ)を用いたことである。
即ち、本実施形態の楔状部50は、表面板6Aの切欠溝61Aと目盛部71の先端に設けられている。切欠溝61Aの凸部64は、目盛部71の表面71Cから背面71Dにかけて傾斜した斜面を有する。これにより、凸部64の先端面は、指針10のある文字板5中心方向に向かう。一方、凸部64に嵌合する目盛部71の凹部76は、凸部64の斜面に接触するため、凸部64の斜面とは反対向きに傾斜した斜面を有する。
このような構成にすることで、例えば図10(B)におけるS方向からの外光が入射してきたとしても、その外光に起因した切欠溝61Aの凸部64の不要な影が視認者からは目視され難い構造になっている。
さらに、本実施形態では、図11に示すように、目盛部71の外周面71Dは、支持部91の内周面94,95に沿った形状である。このため、目盛部71の外周面71Dは、支持部91の内周面94,95に密着する。この結果、目盛部71の外周面71Dから漏光する照明光ζを反射させ再入射させることができる。このため、目盛部71の外周面からの漏光を回避でき、照明効率を高めることができる。
以上、本実施形態によれば、図11に示すような各光路を辿って各照明光がライトガイド部材7の目盛部71に入射すると、支持部91の内周面95及びリブ92の内周面94でそれぞれ反射して目盛部71に再入射できる。これにより、反射面となる専用の反射膜を態々積極的に塗布させなくても、照明光の漏光を防止できるので、コストの削減が図れる。
さらに、本実施形態によれば、楔状部50を有するので、第2の実施形態の場合と同様、目盛部71と表面板6Aの切欠溝61Aとの間にわずかな隙間が形成された場合でも、楔状部分で散乱させることができる。つまり、その隙間か照明光が外部へ漏光するのを防止できる。その結果、照明効果に質的低下がもたらされるのを防止できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。例えば、上記した各実施形態では、光源として、目盛部、指針、文字板での数字などの意匠部分をそれぞれ別個の専用光源で照明させているが、単一のもの、又は単一種類のものを複数個設置して供用させてもよい。また、上記各実施形態では、支持部91をケース9に一体に設けたが、ケース9とは別個独立した別体のものとして設けてもよい。
また、本発明の照明構造が適用されたメータ装置としては、例えば本実施形態のスピードメータ部の他に、例えば、タコメータ部、燃料計部、及び水温計等の各種計器類への適用が可能である。特に、本発明の照明構造が適用されたメータ装置では、光源からの限られた光量の照明光を効率的に利用して、漏れの少ない高品質の立体照明を実現させることが可能となるばかりか、組付付けの際の作業性の向上や組み付け精度の向上なども同時に図ることができるので、便宜である。
1A、1B、1C メータ装置
2 基板
20 基部嵌合手段
3 光源
30 先端部嵌合手段
4 ムーブメント
40 鉤状部
41 指針軸
5 文字板
50 楔状部
51 切欠き
6 見返板
6A 表面板
6B 裏面板
61 内周面
61A 切欠溝
62、63、64 凸部
63A 凹部
7 ライトガイド部材
7A 孔
70 連結部
71 目盛部
71A 裏面
71B 先端面
71C 表面
71D 背面(外周面)
72 基端面
73、74A、76 凹部
74 凸部
75 基端部
8 反射板
9 ケース
91 支持部
92 リブ
92A 表面
93 湾曲した反射面
94,95 内周面
96 ボス
10 指針
11 裏カバー
12 LCD(トリップメータ)
13 LCD用光源
14 指針照明用の光源
15 カバーガラス
d1 遊び(クリアランス)
d2 遊び
F 数字(意匠)
I 目盛
θ 傾斜角度
α 領域(透光部分;矩形領域)
β 領域(不透光部分)
γ 主光路(照明光)
δ 照明光
ε 照明光
ζ 照明光

Claims (7)

  1. 文字板と、
    前記文字板の外周縁を囲むケースと、
    前記文字板の外周の一部又は全周を囲い、前記文字板に対して表側に起立するような状態で前記ケースに組付けられる見返板と、
    C字状又はリング状の形状を有するとともに前記文字板の外周縁に固定される連結部と、前記連結部の周方向における複数のそれぞれの位置から前記文字板に対して表側に起立して延びて前記文字板と前記見返板との間に位置する目盛部と、前記連結部の周方向における前記目盛部に対応するそれぞれの位置から前記文字板に対して裏側に起立して延びて前記文字板の外周縁と前記ケースとの間隙に設置される基端部と、を有するライトガイド部材と、
    前記基端部の基端面に向けて照明光を入射する光源と、
    を備えたことを特徴とするメータ装置の照明構造。
  2. 前記目盛部の先端、及び該目盛部の先端に当接する前記見返板には、互いに嵌合する段部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメータ装置の照明構造。
  3. 文字板と、
    前記文字板の外周縁を囲むケースと、
    前記文字板の外周の一部又は全周を囲い、前記文字板に対して起立するような状態で前記ケースに組付けられる見返板と、
    前記文字板の外周縁と前記ケースとの間隙に設置される基端部と、前記文字板に対して起立するように当該基端部から前記見返板に向けて突設されるとともに前記文字板と前記見返板との間に位置する目盛部と、隣り合う当該目盛部を連結する連結部と、を有するライトガイド部材と、
    前記基端部の基端面に向けて照明光を入射する光源と、
    を備え、
    前記目盛部の先端、及び該目盛部の先端に当接する前記見返板には、凹部で凸部を噛みこんで嵌合する鉤状部がそれぞれ形成されている、
    ことを特徴とするメータ装置の照明構造。
  4. 文字板と、
    前記文字板の外周縁を囲むケースと、
    前記文字板の外周の一部又は全周を囲い、前記文字板に対して起立するような状態で前記ケースに組付けられる見返板と、
    前記文字板の外周縁と前記ケースとの間隙に設置される基端部と、前記文字板に対して起立するように当該基端部から前記見返板に向けて突設されるとともに前記文字板と前記見返板との間に位置する目盛部と、隣り合う当該目盛部を連結する連結部と、を有するライトガイド部材と、
    前記基端部の基端面に向けて照明光を入射する光源と、
    を備え、
    前記目盛部の先端、及び該目盛部の先端に当接する前記見返板には、凹部で凸部を密着状態に噛みこんで嵌合する楔状部がそれぞれ形成され、
    前記楔状部は、前記凸部の面とこれに嵌合する前記凹部の面とが傾斜している、
    ことを特徴とするメータ装置の照明構造。
  5. 前記ケースは、前記目盛部に当接するリブを有する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のメータ装置の照明構造。
  6. 前記ケースは、前記目盛部に対向する面が該目盛部に対して凹状に湾曲した反射面を有する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のメータ装置の照明構造。
  7. 前記連結部と前記ケースには、いずれか一方がボスを有し他方がそのボスを嵌合させる孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のメータ装置の照明構造。
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