JP6023430B2 - 水冷式エンジン冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水冷式エンジンの冷却装置に関し、特に、ポンプ及び流量制御バルブによって冷却水を制御する水冷式エンジン冷却装置に関する。
従来、水冷式エンジンの冷却装置としては、エンジンの回転数に比例してウォータポンプ(エンジンポンプ)を駆動させて冷却水をシリンダヘッド及びシリンダブロックに循環させるようにしたものがある。しかし、このような方式の冷却装置では、上記したようにエンジンの回転数に冷却水の流量が比例しているため、例えば冬場において不必要にエンジンに冷却水を循環させ過ぎたりして、高速走行時おいて不必要な流量の冷却水を余分に循環させているという問題点がある。このため、従来のウォータポンプを用いた水冷式エンジン冷却装置では、冷却水の余分な放熱が生じて暖機が遅れ、動力ロスがかなり大きいという問題点がある。また、エンジンの回転数に比例した量でしか冷却水を供給することができないので、急加速などでエンジンの負荷が急に高くなった場合、ヘッド部をより早く冷却することが困難なためノッキングが発生するなどの問題点がある。
これらの問題点に対して、エンジンの負荷に応じてシリンダヘッドを冷却するために、冷却水がラジエータをバイパスするバイパス路やシリンダヘッド冷却のための専用ポンプ等を設ける提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この提案では、部品点数が増加し、冷却水の回路が複雑化してしまうという問題がある。
特開2006−161606号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、単純な冷却水の制御回路で、回路に流れる冷却水の流量を調整することでエンジンに適した冷却を施す水冷式エンジン冷却装置を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、水冷式エンジンを冷却する冷却水と空気との熱交換により前記冷却水を冷却するラジエータと、前記冷却水を前記水冷式エンジンに導入するエンジン上流側通路と、前記冷却水を前記ラジエータに導入するラジエータ上流側通路と、前記冷却水が前記ラジエータから前記水冷式エンジンに導入するラジエータ下流側通路と、前記エンジン上流側通路に配置し、前記ラジエータを流れる前記冷却水の量を制御する流量制御バルブと、前記エンジン上流側通路に配置し、前記水冷式エンジン及び前記ラジエータに前記冷却水を循環させるポンプとを備え、前記ラジエータ上流側通路及び前記ラジエータ下流側通路は前記エンジン上流側通路に接続され、前記水冷式エンジンの高負荷時に、前記ラジエータ下流側通路内に存在する第1供給温度より低温の前記冷却水を前記流量制御バルブにより前記エンジン上流側通路に流入させることを要旨とする。
本発明によれば、定常運転時の冷却水の第2供給温度(100℃)の水温を、急に加速するときなどの高負荷時に燃料効率がよい温度である第1供給温度(80℃)に瞬時にすることができ、定常運転時の100℃の高水温で燃費を3%程度改善しつつ、加速時も馬力低下(ノック)しないようにすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジンの配置を示す概略側面図である。 水冷式エンジンの高負荷時および低負荷時における冷却水の温度と燃焼効率との関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の制御についてのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジンにおける冷却水の自然対流を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の制御についてのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である(その1)。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である(その2)。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の概略図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である(その1)。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である(その2)。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の制御についてのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の制御についてのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の概略図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の制御についてのフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の制御についてのフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の概略図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気時の冷却水の流れを示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置の暖気後の冷却水の流れを示す概略図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aは、図1に示すように、水冷式エンジン2を冷却する冷却水と空気との熱交換により冷却水を冷却するラジエータ3と、冷却水を水冷式エンジン2に導入するエンジン上流側通路31と、冷却水をラジエータ3に導入するラジエータ上流側通路30と、冷却水がラジエータ3から水冷式エンジン2に導入するラジエータ下流側通路32と、エンジン上流側通路30に配置し、ラジエータ3を流れる冷却水の量を制御する流量制御バルブ11と、エンジン上流側通路30に配置し、水冷式エンジン2及びラジエータ3に冷却水を循環させるポンプ10とを備える。水冷式エンジン冷却装置1aは、ラジエータ上流側通路30及びラジエータ下流側通路32はエンジン上流側通路31に接続され、ラジエータ3から流出する冷却水は、流量制御バルブ11が開放されるとエンジン上流側通路31に流入する。
水冷式エンジン冷却装置1aにおける水冷式エンジン2は、図2に示すように、排気側が下になるように傾けて配置されている。水冷式エンジン2の排気側が下になるように傾いているので、ポンプ10からの冷却水の供給が止まったときに、排気側水温が上昇するので低温である吸気側に自然対流で流れる。つまり、ポンプ10から水冷式エンジン2への供給が止まっても、水冷式エンジン2のシリンダヘッドの冷却水の水温を均一にすることができ、且つ、ラジエータ3への冷却水の水循環が可能となる。水冷式エンジン2の傾きαは、冷却水の自然対流を考慮した場合に20°程度であることが好ましい。
水冷式エンジン2は、エンジン上流側通路31から供給された冷却水によって冷却され、冷却に使用した冷却水を第1温水通路20へ流す。第1温水通路20には、温度センサ(図示せず)が配置されている。温度センサは、水冷式エンジン2から排出される冷却水の温度を検知する。温度センサの検知データは、制御装置(図示せず)に出力される。
水冷式エンジン2の冷却水温度に依存する燃焼効率について、図3(a)及び(b)のグラフを参照して説明する。水冷式エンジン2の負荷(Indicated Mean Effective Pressure:IMEP)が低負荷時(300kPa)である場合には、図3(a)に示すように、冷却水温度は100℃(第2供給温度)の高水温である方が燃料効率は良くなる。一方、水冷式エンジン2の負荷が高負荷時(900kPa)である場合には、図3(b)に示すように、冷却水温度は80℃(第1供給温度)が最適となり燃料効率が良くなる。
ラジエータ3は、水冷式エンジン2で発生する過剰な熱を発散するための装置であり、アルミニウム合金製等のフィン付きの細管を多数並べた構造をしている。ラジエータ3は、ラジエータ上流側通路30と、ラジエータ3からエンジン上流側通路31へ連通するラジエータ下流側通路32とに接続され、冷却水を循環することにより、水冷式エンジン2の冷却を行う。
ヒータコア4は、水冷式エンジン2の下流側で第1温水通路20の途中に介在し、ポンプ10の上流側で第2温水通路22と連通して配置されている。ヒータコア4の上流側の第1温水通路20には、冷却水の流量の調節を行う電磁弁25が介在している。電磁弁25は、第2温水通路22を通じてポンプ10へ流す冷却水の温度を調整するために、開閉または開度調整を行う。ヒータコア4は、水冷式エンジン2で熱せられた冷却水と空気との熱交換により空気を加熱する。
第1の実施の形態に係るポンプ10は、水冷式エンジンと独立して駆動する電動水ポンプP1である。ポンプ10としての電動水ポンプP1は、冷却水の流速等を制御する制御装置(図示せず)からの信号を受信して、冷却水の流速を変化させる。
流量制御バルブ11は、ポンプ10の下流側に配置され、水冷式エンジン2に導入するエンジン上流側通路31及びラジエータ3に導入するラジエータ上流側通路30を有する三方バルブである。流量制御バルブ11は、電子制御のサーモスタットであり、水冷式エンジン2及びラジエータ3へ供給する冷却水の流量等を制御する制御装置(図示せず)からの信号を受信して、水冷式エンジン2とラジエータ3に流す冷却水の流量を変化させる。
以下に、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aの水冷エンジン2暖気時の制御について図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)まず、ステップS10において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるか判断する。水温が第1供給温度(80℃)以下である場合には、ステップS11へ移行し、水温が第1供給温度(80℃)以上である場合には暖気後の制御に移行する。暖気後の制御の詳細な説明は、後述する。
(ロ)ステップS11において、車室内のヒータスイッチがオン(ON)であるか否かを判断する。ヒータスイッチがオンでない場合には、ステップS12へ移行し、ヒータスイッチがオンである場合には、ステップS20へ移行する。
(ハ)ステップS12において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオフ(OFF)であるので、ヒータコア4側に冷却水を流す必要がないので、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25を閉じる制御を行う。つまり、図5に示すように、流量制御バルブ11のラジエータ上流側通路30のバルブも閉じて、冷却水をラジエータ3及びヒータコア4を通らないように巡回させて第1供給温度(80℃)以上になるようにする。
(ニ)ステップS13において、制御信号を受信したポンプ10としての電動水ポンプP1は、水冷式エンジン2への冷却水の供給を止めるので稼働を停止する。水冷式エンジン2は、図6(a)及び(b)に示すように、排気側が下になるように傾けて配置されているので、電動水ポンプP1からの冷却水の供給が止まったときに、排気側水温が上昇するので低温である吸気側に自然対流で流れる。つまり、電動水ポンプP1から水冷式エンジン2への供給が止まっても、水冷式エンジン冷却装置1a内を冷却水が循環することができる。
(ホ)ステップS14において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図5に示すように、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30を閉じる。流量制御バルブ11がラジエータ上流側通路30を閉じることで、冷却水の水温を下げるのを防止することができる。そして、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以上になったら、暖気が完了するので、暖気後の制御に移行する。
(ヘ)ステップS20において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を80℃以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオンであるので、暖房のためにヒータコア4側に冷却水を流すように、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25の制御を行う。具体的な制御としては、電磁弁25は、冷却水がヒータコア4に10L/minで流すことができる開度で開放される。
(ト)ステップS21において、暖房を確保するためにヒータコア4に冷却水を流すので、制御信号を受信した電動水ポンプP1は、ヒータコア4側に冷却水を10L/minで流す。水冷式エンジン2は、排気側が下になるように傾けて配置されていて、自然対流で冷却水を流すことができるので電動水ポンプP1から加えられるエネルギーを必要としない。
(チ)ステップS22において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図5に示すように、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30を閉じる。流量制御バルブ11がラジエータ上流側通路30を閉じることで、冷却水の水温を下げるのを防止することができる。そして、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が80℃以上になったら、暖気が完了するので、暖気後の制御に移行する。
以下に、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aの水冷エンジン2暖気後の制御について図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS110において、アイドリング時であるか否かを判断する。アイドリング時である場合には、ステップS112へ移行し、アイドリング時ではない場合には、ステップS111へ移行する。
(ロ)ステップS111において、スロットル開度の変化が小さいか判断する。スロットル開度の変化が小さい場合には、ステップS113へ移行し、スロットル開度の変化が大きい場合には、ステップS120へ移行する。ここでいうスロットル開度の変化が小さい場合とは、一定の速度で走行する定常運転時などであり、水冷式エンジン2の負荷が低負荷である場合である。一方、スロットル開度の変化が大きい場合とは、加速時や登坂時などの運転時であり、水冷式エンジン2の負荷が高負荷である場合である。
(ハ)ステップS112において、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第2供給温度(100℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。図3(a)に示したように、水冷式エンジン2の負荷が低負荷時である場合には、冷却水温度は第2供給温度の高水温である方が燃料効率が良くなるため、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第2供給温度(100℃)以上にする。
(ニ)ステップS113において、制御信号を受信した電動水ポンプP1は、冷却水温度を100℃の高水温で維持して、水冷式エンジン2及びラジエータ3へ冷却水を少量循環するように駆動する。
(ホ)ステップS114において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図8に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第2供給温度(100℃)となるようにラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を調整する。冷却水温度を第2供給温度(100℃)の高水温とするために、ラジエータ3へ導入する冷却水は、80℃に冷却する場合と比較して少なくなる。
(ヘ)ステップS120において、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。図3(b)に示したように、水冷式エンジン2の負荷が高負荷時である場合には、冷却水温度は第1供給温度(80℃)が最適となり燃料効率が良くなるため、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を80℃にする。
(ト)ステップS121において、制御信号を受信した電動水ポンプP1は、冷却水温度を第1供給温度(80℃)とするために、水冷式エンジン2及びラジエータ3へ冷却水を多量循環するように駆動する。
(チ)ステップS122において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図9に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第1供給温度(80℃)となるように、水冷式エンジン2へ通じるエンジン上流側通路31を閉鎖し、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を全開にする。冷却水温度をすばやく80℃とするために、冷却水を全てラジエータ3へ導入する用に制御する。
第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aによれば、ラジエータ3から出た冷却水が水冷式エンジン2の近傍に戻る水路(ラジエータ下流側通路32)を有することで、構成部品点数を増加させることなく、冷却水の回路が複雑化することもなく、冷却水の温度制御および流量調整を容易にすることができる。
更に、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aによれば、低負荷時のラジエータ下流側通路32には、60℃前後の低温の冷却水が常にたまっており、流量制御バルブ11でラジエータ3に冷却水を押し込むと水は非圧縮性流体なので、すぐにラジエータ下流側通路32内の低温の冷却水が水冷式エンジン2に流れだす。したがって、定常運転時の冷却水の第2供給温度(100℃)の水温を、急に加速するときなどの高負荷時に燃料効率がよい温度である第1供給温度(80℃)に瞬時にすることができる。このことにより、定常運転時の100℃の高水温で燃費を3%程度改善しつつ、加速時も馬力低下(ノック)しないようにすることができる。
(第1の実施の形態の変形例)
本発明の第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1a’は、図10に示すように、図1に示した第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aと比して、流量制御バルブ11の位置が異なる点が異なる。その他に関しては、実質的に同様であるので、重複する記載を省略する。
流量制御バルブ11は、ポンプ10の下流側に配置され、水冷式エンジン2に導入するエンジン上流側通路31及びラジエータ3からエンジン2へ冷却水を供給するためのラジエータ下流側通路32を有する三方バルブである。流量制御バルブ11は、電子制御のサーモスタットであり、水冷式エンジン2及びラジエータ3へ供給する冷却水の流量等を制御する制御装置(図示せず)からの信号を受信して、水冷式エンジン2とラジエータ3に流す冷却水の流量を変化させる。
第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1a’の水冷エンジン2暖気時の制御について、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aの水冷エンジン2暖気時の制御と異なる点は、図4に示すフローチャートにおけるステップS12の制御である。第1の実施の形態で示した図4に示すフローチャートに沿って制御は進行するので、異なるステップS12についての説明を行い、それ以外の制御についての記載を省略する。
ステップS12において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオフ(OFF)であるので、ヒータコア4側に冷却水を流す必要がないので、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25を閉じる制御を行う。つまり、図11に示すように、流量制御バルブ11のラジエータ下流側通路32のバルブも閉じて、冷却水をラジエータ3及びヒータコア4を通らないように巡回させて80℃以上になるようにする。
第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1a’の水冷エンジン2暖気後の制御について、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aの水冷エンジン2暖気後の制御と異なる点は、図7に示すフローチャートにおけるステップS114及びステップS122の制御である。第1の実施の形態で示した図7に示すフローチャートに沿って制御は進行するので、異なるステップS114及びステップS122についての説明を行い、それ以外の制御についての記載を省略する。
ステップS114において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図12に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第2供給温度(100℃)となるようにラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を調整する。冷却水温度を第2供給温度(100℃)の高水温とするために、ラジエータ3へ導入する冷却水は、第1供給温度(80℃)に冷却する場合と比較して少なくなる。
ステップS122において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図13に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第1供給温度(80℃)となるように、ポンプ電動水ポンプP1からの供給を閉鎖し、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を全開にする。冷却水温度をすばやく80℃とするために、冷却水を全てラジエータ3へ導入する用に制御する。
このように構成された第1の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1a’でも、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aと同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bは、図14に示すように、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aと比して、ポンプ10としての電動水ポンプP1がエンジンの回転数に比例して駆動するエンジンポンプP2である点が異なる。その他に関しては、実質的に同様であるので、重複する記載を省略する。
第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bの水冷エンジン2暖気時の制御について図15に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)まず、ステップS10において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるか判断する。水温が第1供給温度(80℃)以下である場合には、ステップS11へ移行し、水温が第1供給温度(80℃)以上である場合には暖気後の制御に移行する。暖気後の制御の詳細な説明は、後述する。
(ロ)ステップS11において、車室内のヒータスイッチがオン(ON)であるか否かを判断する。ヒータスイッチがオンでない場合には、ステップS12へ移行し、ヒータスイッチがオンである場合には、ステップS20へ移行する。
(ハ)ステップS12において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオフ(OFF)であるので、ヒータコア4側に冷却水を流す必要がないので、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25を閉じる制御を行う。つまり、図16に示すように、冷却水をラジエータ3及びヒータコア4を通らないように巡回させて第1供給温度(80℃)以上になるようにする。
(ニ)ステップS14において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図16に示すように、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30を閉じる。流量制御バルブ11がラジエータ上流側通路30を閉じることで、冷却水の水温を下げるのを防止することができる。そして、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以上になったら、暖気が完了するので、暖気後の制御に移行する。
(ホ)ステップS20において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオンであるので、暖房のためにヒータコア4側に冷却水を流すように、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25の制御を行う。具体的な制御としては、電磁弁25は、冷却水がヒータコア4に10L/minで流すことができる開度で開放される。
(ヘ)ステップS22において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図16に示すように、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30を閉じる。流量制御バルブ11がラジエータ上流側通路30を閉じることで、冷却水の水温を下げるのを防止することができる。そして、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以上になったら、暖気が完了するので、暖気後の制御に移行する。
以下に、第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bの水冷エンジン2暖気後の制御について図17に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS110において、アイドリング時であるか否かを判断する。アイドリング時である場合には、ステップS112へ移行し、アイドリング時ではない場合には、ステップS111へ移行する。
(ロ)ステップS111において、スロットル開度の変化が小さいか判断する。スロットル開度の変化が小さい場合には、ステップS113へ移行し、スロットル開度の変化が大きい場合には、ステップS120へ移行する。ここでいうスロットル開度の変化が小さい場合とは、一定の速度で走行する定常運転時などであり、水冷式エンジン2の負荷が低負荷である場合である。一方、スロットル開度の変化が大きい場合とは、加速時や登坂時などの運転時であり、水冷式エンジン2の負荷が高負荷である場合である。
(ハ)ステップS112において、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第2供給温度(100℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。図3(a)に示したように、水冷式エンジン2の負荷が低負荷時である場合には、冷却水温度は第2供給温度(100℃)の高水温である方が燃料効率は良くなるため、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を100℃以上にする。
(ニ)ステップS114において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図18に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第2供給温度(100℃)となるようにラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を調整する。冷却水温度を100℃の高水温とするために、ラジエータ3へ導入する冷却水は、第1供給温度(80℃)に冷却する場合と比較して少なくなる。
(ホ)ステップS120において、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。図3(b)に示したように、水冷式エンジン2の負荷が高負荷時である場合には、冷却水温度は第1供給温度(80℃)が最適となり燃料効率が良くなるため、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を80℃にする。
(ヘ)ステップS122において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第1供給温度(80℃)となるように、水冷式エンジン2へ通じるエンジン上流側通路31を閉鎖し、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を全開にする。冷却水温度をすばやく80℃とするために、冷却水を全てラジエータ3へ導入する用に制御する。
このように構成された第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bでも、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aと同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態の変形例)
本発明の第2の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1b’は、図19に示すように、図14に示した第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bと比して、流量制御バルブ11の位置が異なる点が異なる。その他に関しては、実質的に同様であるので、重複する記載を省略する。
流量制御バルブ11は、ポンプ10の下流側に配置され、水冷式エンジン2に導入するエンジン上流側通路31及びラジエータ3からエンジン2へ冷却水を供給するためのラジエータ下流側通路32を有する三方バルブである。流量制御バルブ11は、電子制御のサーモスタットであり、水冷式エンジン2及びラジエータ3へ供給する冷却水の流量等を制御する制御装置(図示せず)からの信号を受信して、水冷式エンジン2とラジエータ3に流す冷却水の流量を変化させる。
第2の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1b’の水冷エンジン2暖気時の制御について、第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bの水冷エンジン2暖気時の制御と異なる点は、図15に示すフローチャートにおけるステップS12の制御である。第2の実施の形態で示した図15に示すフローチャートに沿って制御は進行するので、異なるステップS12についての説明を行い、それ以外の制御についての記載を省略する。
ステップS12において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオフ(OFF)であるので、ヒータコア4側に冷却水を流す必要がないので、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25を閉じる制御を行う。つまり、図20に示すように、冷却水をラジエータ3及びヒータコア4を通らないように巡回させて第1供給温度(80℃)以上になるようにする。
第2の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1b’の水冷エンジン2暖気後の制御について、第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bの水冷エンジン2暖気後の制御と異なる点は、図17に示すフローチャートにおけるステップS114及びステップS122の制御である。第2の実施の形態で示した図17に示すフローチャートに沿って制御は進行するので、異なるステップS114及びステップS122についての説明を行い、それ以外の制御についての記載を省略する。
ステップS114において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図21に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第2供給温度(100℃)となるようにラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を調整する。冷却水温度を第2供給温度(100℃)の高水温とするために、ラジエータ3へ導入する冷却水は、第1供給温度(80℃)に冷却する場合と比較して少なくなる。
ステップS122において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第1供給温度(80℃)となるように、水冷式エンジン2へ通じるエンジン上流側通路31を閉鎖し、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を全開にする。冷却水温度をすばやく80℃とするために、冷却水を全てラジエータ3へ導入する用に制御する。
このように構成された第2の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1b’でも、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aと同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1cは、図22に示すように、第2の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1bと比して、一端をエンジンポンプP2の上流側に接続し、他端をエンジンポンプP2の下流側に接続して設けられ、エンジンポンプP2へ供給する冷却水の流量を調整するオンオフバルブ13を更に備える点が異なる。その他に関しては、実質的に同様であるので、重複する記載を省略する。
第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1cの水冷エンジン2暖気時の制御について図23に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)まず、ステップS10において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるか判断する。水温が第1供給温度(80℃)以下である場合には、ステップS11へ移行し、水温が第1供給温度(80℃)以上である場合には暖気後の制御に移行する。暖気後の制御の詳細な説明は、後述する。
(ロ)ステップS11において、車室内のヒータスイッチがオン(ON)であるか否かを判断する。ヒータスイッチがオンでない場合には、ステップS12へ移行し、ヒータスイッチがオンである場合には、ステップS20へ移行する。
(ハ)ステップS12において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10、流量制御バルブ11、及びオンオフバルブ13へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオフ(OFF)であるので、ヒータコア4側に冷却水を流す必要がないので、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25を閉じる制御を行う。つまり、図24に示すように、冷却水をラジエータ3及びヒータコア4を通らないように巡回させて80℃以上になるようにする。
(ニ)ステップS15において、制御信号を受信したオンオフバルブ13は、図24に示すように、エンジンポンプP2の水があまり水冷式エンジン2へ流れないようにするために開ける制御を行う。エンジンポンプP2は、オンオフバルブ13を開けることで、図24に示すように、オンオフバルブ13を巡回することになり、水冷式エンジン2への冷却水の供給を抑制することができる。
(ホ)ステップS16において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図24に示すように、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30を閉じる。流量制御バルブ11がラジエータ上流側通路30を閉じることで、冷却水の水温を下げるのを防止することができる。そして、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以上になったら、暖気が完了するので、暖気後の制御に移行する。
(ヘ)ステップS20において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10、流量制御バルブ11、及びオンオフバルブ13へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオンであるので、暖房のためにヒータコア4側に冷却水を流すように、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25の制御を行う。具体的な制御としては、電磁弁25は、冷却水がヒータコア4に10L/minで流すことができる開度で開放される。
(ト)ステップS23において、制御信号を受信したオンオフバルブ13は、エンジンポンプP2の水を水冷式エンジン2へ流れるようにするために閉じる制御を行う。エンジンポンプP2は、オンオフバルブ13を閉じることで、オンオフバルブ13を巡回せずに、水冷式エンジン2へ冷却水の供給を行うことができる。
(チ)ステップS22において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図24に示すように、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30を閉じる。流量制御バルブ11がラジエータ上流側通路30を閉じることで、冷却水の水温を下げるのを防止することができる。そして、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以上になったら、暖気が完了するので、暖気後の制御に移行する。
以下に、第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1cの水冷エンジン2暖気後の制御について図25に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS110において、アイドリング時であるか否かを判断する。アイドリング時である場合には、ステップS112へ移行し、アイドリング時ではない場合には、ステップS111へ移行する。
(ロ)ステップS111において、スロットル開度の変化が小さいか判断する。スロットル開度の変化が小さい場合には、ステップS113へ移行し、スロットル開度の変化が大きい場合には、ステップS120へ移行する。ここでいうスロットル開度の変化が小さい場合とは、一定の速度で走行する定常運転時などであり、水冷式エンジン2の負荷が低負荷である場合である。一方、スロットル開度の変化が大きい場合とは、加速時や登坂時などの運転時であり、水冷式エンジン2の負荷が高負荷である場合である。
(ハ)ステップS112において、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第2供給温度(100℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10、流量制御バルブ11、オンオフバルブ13へ送信する。図3(a)に示したように、水冷式エンジン2の負荷が低負荷時である場合には、冷却水温度は第2供給温度(100℃)の高水温である方が燃料効率は良くなるため、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を100℃以上にする。
(ニ)ステップS115において、制御信号を受信したオンオフバルブ13は、図26に示すように、エンジンポンプP2の水を水冷式エンジン2へ流れるようにするために閉じる制御を行う。エンジンポンプP2は、オンオフバルブ13を閉じることで、オンオフバルブ13を巡回せずに、水冷式エンジン2へ冷却水の供給を行うことができる。
(ホ)ステップS116において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図26に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第2供給温度(100℃)となるようにラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を調整する。冷却水温度を第2供給温度(100℃)の高水温とするために、ラジエータ3へ導入する冷却水は、第1供給温度(80℃)に冷却する場合と比較して少なくなる。
(ヘ)ステップS120において、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を80℃以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10及び流量制御バルブ11へ送信する。図3(b)に示したように、水冷式エンジン2の負荷が高負荷時である場合には、冷却水温度は第1供給温度(80℃)が最適となり燃料効率が良くなるため、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)にする。
(ト)ステップS123において、制御信号を受信したオンオフバルブ13は、エンジンポンプP2の水を水冷式エンジン2へ流れるようにするために閉じる制御を行う。エンジンポンプP2は、オンオフバルブ13を閉じることで、オンオフバルブ13を巡回せずに、水冷式エンジン2へ冷却水の供給を行うことができる。
(チ)ステップS124において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第1供給温度(80℃)となるように、水冷式エンジン2へ通じるエンジン上流側通路31を閉鎖し、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を全開にする。冷却水温度をすばやく第1供給温度(80℃)とするために、冷却水を全てラジエータ3へ導入する用に制御する。
このように構成された第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1cでも、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aと同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態の変形例)
本発明の第3の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1c’は、図27に示すように、図22に示した第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1cと比して、流量制御バルブ11の位置が異なる点が異なる。その他に関しては、実質的に同様であるので、重複する記載を省略する。
流量制御バルブ11は、ポンプ10の下流側に配置され、水冷式エンジン2に導入するエンジン上流側通路31及びラジエータ3からエンジン2へ冷却水を供給するためのラジエータ下流側通路32を有する三方バルブである。流量制御バルブ11は、電子制御のサーモスタットであり、水冷式エンジン2及びラジエータ3へ供給する冷却水の流量等を制御する制御装置(図示せず)からの信号を受信して、水冷式エンジン2とラジエータ3に流す冷却水の流量を変化させる。
第3の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1c’の水冷エンジン2暖気時の制御について、第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1cの水冷エンジン2暖気時の制御と異なる点は、図23に示すフローチャートにおけるステップS12の制御である。第3の実施の形態で示した図23に示すフローチャートに沿って制御は進行するので、異なるステップS12についての説明を行い、それ以外の制御についての記載を省略する。
ステップS12において、水冷式エンジン2から排出される冷却水の水温が第1供給温度(80℃)以下であるので、水冷式エンジン2へ供給する冷却水の水温を第1供給温度(80℃)以上になるように制御装置にて作成した制御信号をポンプ10、流量制御バルブ11、及びオンオフバルブ13へ送信する。尚、車室内のヒータスイッチがオフ(OFF)であるので、ヒータコア4側に冷却水を流す必要がないので、ヒータコア4の上流側の第1温水通路20配置されている電磁弁25を閉じる制御を行う。つまり、図28に示すように、冷却水をラジエータ3及びヒータコア4を通らないように巡回させて第1供給温度(80℃)以上になるようにする。
第3の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1c’の水冷エンジン2暖気後の制御について、第3の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1cの水冷エンジン2暖気後の制御と異なる点は、図25に示すフローチャートにおけるステップS116及びステップS124の制御である。第3の実施の形態で示した図25に示すフローチャートに沿って制御は進行するので、異なるステップS116及びステップS124についての説明を行い、それ以外の制御についての記載を省略する。
ステップS116において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、図29に示すように、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第2供給温度(100℃)となるようにラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を調整する。冷却水温度を第2供給温度(100℃)の高水温とするために、ラジエータ3へ導入する冷却水は、第1供給温度(80℃)に冷却する場合と比較して少なくなる。
ステップS124において、制御信号を受信した流量制御バルブ11は、水冷式エンジン2に供給する冷却水の水温が第1供給温度(80℃)となるように、水冷式エンジン2へ通じるエンジン上流側通路31を閉鎖し、ラジエータ3へ通じるラジエータ上流側通路30の開度を全開にする。冷却水温度をすばやく第1供給温度(80℃)とするために、冷却水を全てラジエータ3へ導入する用に制御する。
このように構成された第3の実施の形態の変形例に係る水冷式エンジン冷却装置1c’でも、第1の実施の形態に係る水冷式エンジン冷却装置1aと同様の効果を得ることができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。
例えば、暖気後の制御において、車速及びスロットル開度の変化によって判断するように記載したが、スロットル開度の加速度によって判断しても構わない。具体的には、スロットル開度の加速度が大きければ高負荷時であると判断し、加速度が小さければ低負荷時と判断して制御を行うこともできる。
また、実施の形態において、第1供給温度は、80℃で説明をしたが70℃等であっても構わない。同様に、第2供給温度は、100℃で説明をしたが90℃等であっても構わない。第1供給温度は、第2供給温度より低く、水冷式エンジン2の負荷が高負荷時である場合に燃焼効率が最適となる温度であればよい。第2供給温度は、第1供給温度より高く、水冷式エンジン2の負荷が低負荷時である場合に燃焼効率が最適となる温度であればよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
1a〜1c…水冷式エンジン冷却装置
2…水冷式エンジン
3…ラジエータ
4…ヒータコア
10…ポンプ
11…流量制御バルブ
13…オンオフバルブ
20…第1温水通路
22…第2温水通路
25…電磁弁
30…ラジエータ上流側通路
31…エンジン上流側通路
32…ラジエータ下流側通路

Claims (6)

  1. 水冷式エンジンを冷却する冷却水と空気との熱交換により前記冷却水を冷却するラジエータと、
    前記冷却水を前記水冷式エンジンに導入するエンジン上流側通路と、
    前記冷却水を前記ラジエータに導入するラジエータ上流側通路と、
    前記冷却水が前記ラジエータから前記水冷式エンジンに導入するラジエータ下流側通路と、
    前記エンジン上流側通路に配置し、前記ラジエータを流れる前記冷却水の量を制御する流量制御バルブと、
    前記エンジン上流側通路に配置し、前記水冷式エンジン及び前記ラジエータに前記冷却水を循環させるポンプとを備え、
    前記ラジエータ上流側通路及び前記ラジエータ下流側通路は前記エンジン上流側通路に接続され、
    前記水冷式エンジンの高負荷時に、前記ラジエータ下流側通路内に存在する第1供給温度より低温の前記冷却水を前記流量制御バルブにより前記エンジン上流側通路に流入させることを特徴とする水冷式エンジン冷却装置。
  2. 前記流量制御バルブは、前記ラジエータへ通じる前記ラジエータ上流側通路を閉じることを特徴とする請求項1に記載の水冷式エンジン冷却装置。
  3. 前記ポンプは、前記水冷式エンジンと独立して駆動する電動水ポンプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の水冷式エンジン冷却装置。
  4. 前記水冷式エンジンに供給する前記冷却水の温度が第1供給温度以上であって、前記エンジンへの吸気量を変化させるスロットルの開度の変化が小さい場合、
    前記流量制御バルブは、前記水冷式エンジンに供給する前記冷却水の水温が第2供給温度となるように前記ラジエータ上流側通路へ流れる冷却水の流量を調整し、
    前記第1供給温度は、第2供給温度より低く、前記水冷式エンジンの負荷が高負荷時である場合に燃焼効率が最適となる温度であり、
    前記第2供給温度は、第1供給温度より高く、前記水冷式エンジンの負荷が低負荷時である場合に燃焼効率が最適となる温度であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水冷式エンジン冷却装置。
  5. 前記水冷式エンジンに供給する前記冷却水の温度が第1供給温度以上であって、前記スロットルの開度の変化が大きい場合、
    前記流量制御バルブは、前記水冷式エンジンに供給する前記冷却水の水温が第1供給温度となるように前記ラジエータへの循環量を増やすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水冷式エンジン冷却装置。
  6. 前記水冷式エンジンは、排気側が下になるように傾けて配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水冷式エンジン冷却装置。
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