JP6020901B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、より詳細には、劣化した現像剤を少しずつ排出すると同時に新しい現像剤を補給するいわゆるトリクル方式の現像装置を用いた画像形成装置に関するものである。
トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用いた画像形成装置では、画像形成によってトナーが消費されるのに対し、キャリアは現像装置内に留まり続けるため、キャリアの経時劣化が生じる。そこで、キャリアを含む現像剤を少しずつ現像装置から廃棄しながら、新しい現像剤を現像装置に補給するいわゆるトリクル方式が近年注目されつつあり、種々の提案もなされている(特許文献1〜3を参照)。
一方、近年、需用者から画像形成費用の低減が強く要求されている。かかる要求に応える方策として、トリクル方式の画像形成装置では、現像装置に補給する現像剤中のキャリアの割合(トリクルレート)を低くすることが考えられる。しかし、トリクルレートを低くすると、例えば、印字率の低い画像形成を行った場合には、劣化した現像剤の排出がされにくくなる。この結果、カブリや文字散りなどの画像不良が発生する可能性がある。
上記の画像不良が発生したときは、現像装置ごと新しいものに取り替えるさらなる対応も考えられるが、劣化していない部材までも交換することになり無駄が多くなる。また、現像装置内の現像剤を新しい現像剤に交換するという対応も考えられるが、現像剤の交換作業は専らサービスマンが行う作業であるため交換までに時間がかかることがある。加えて、現像剤の交換作業は手間である。
特開2005-37470号公報 特開2008-249769号公報 特開2008-250290号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、トリクル方式の現像装置を備えた画像形成装置において、現像装置内の現像剤を必要な時に効率的に入れ替えることができるようにすることにある。
前記目的を達成する本発明に係る画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体と、トナーとキャリアとを含む現像剤で前記静電潜像を現像する現像装置と、補給用の現像剤を収納する現像剤収納部と、現像剤収納部から現像装置に現像剤を補給する、補給量可変の補給手段とを有する画像形成装置であって、前記現像装置は、現像剤を担持し、前記像担持体と対向する位置に現像剤を回転搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体に沿って形成された第1搬送路と、第1搬送路内に設けられ、現像剤を搬送する第1搬送部材と、第1搬送路の現像剤搬送方向上流側及び下流側に形成された第1連通口及び第2連通口で第1搬送路と連通する第2搬送路と、第2搬送路内に設けられ、第1搬送部材と逆方向に現像剤を搬送する第2搬送部材と、第2連通口よりも第2搬送部材の現像剤搬送方向上流側に設けられた現像剤が補給される補給開口と、第1搬送路に設けられた現像剤が排出される排出口とを備え、第1搬送路と第2搬送路とで構成される循環路内で現像剤を循環させながら前記現像剤担持体に現像剤を供給すると共に、現像剤の前記現像剤収納部からの補給と前記現像装置からの排出を行うものであり、所定の印字率よりも低い画像形成が所定枚数以上連続したとき又は使用者からの指示があったとき、前記補給手段による現像剤の単位時間当たりの補給量を、第2搬送部材の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くすることを特徴とする。
ここで、前記排出口は、第2連通口よりも第1搬送部材の現像剤搬送方向下流側に形成されているのが好ましい。
前記補給手段による現像剤の単位時間当たりの補給量を、第2搬送部材の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くする時期は、画像形成処理時以外が好ましい。
本発明の画像形成装置では、所定の印字率よりも低い画像形成が所定枚数以上連続したとき又は使用者からの指示があったとき、補給手段による現像剤の単位時間当たりの補給量を、第2搬送部材の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くするので、現像装置内の現像剤を必要な時に効率的に入れ替えることができる。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図である。 作像ユニットの概説図である。 現像装置の垂直断面図である。 現像装置の水平断面図である。 補給現像剤が現像装置内を搬送される様子を示す図である。
以下、本発明に係る画像形成装置について図に基づいてさらに詳しく説明するが本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例を示す所謂タンデム方式のカラープリンターの概説図を示す。この図に示すプリンターは、導電性を有する無端状の中間転写ベルト30を有する。中間転写ベルト30は、ローラ31,32,33に張架されている。ローラ31は不図示のモータに連結されており、モータの駆動によってローラ31は反時計回りに回転し、これによって中間転写ベルト30とこれに接するローラ32,33は従動回転する。ローラ33は、不図示の付勢手段によって中間転写ベルト30を外方へ付勢し中間転写ベルト30に張力を与えている。ローラ31に支持されているベルト部分の外側には、2次転写ローラ34が圧接している。この2次転写ローラ34と中間転写ベルト30とのニップ部(2次転写領域)において中間転写ベルト30上に形成されたトナー画像が、搬送されてきた用紙Pに転写される。
また、ローラ32に支持されているベルト部分の外側には、中間転写ベルト30の表面をクリーニングするベルトクリーニングブレード35が設けられている。ベルトクリーニングブレード35は、中間転写ベルト30を介してローラ32に圧接し、中間転写ベルト30との当接部で未転写の残留トナーを除去・回収する。
中間転写ベルト30の下側には、中間転写ベルト30の回転方向上流側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの作像ユニット10Y,10M,10C,10K(以下、「作像ユニット10」と総称することがある)が、装置本体1に対して着脱自在に配置されている。これらの作像ユニット10では、各色の現像剤をそれぞれ用いて対応する色のトナー画像が作成される。
図2に、作像ユニット10の概説図を示す。作像ユニット10は、静電潜像担持体としての円筒状の感光体11を有する。そして、感光体11の周囲には、その回転方向(時計回り方向)に沿って順に、帯電装置12、露光装置13、現像装置2、1次転写ローラ14、およびクリーニング装置15が配置されている。1次転写ローラ14は中間転写ベルト30を挟んで感光体11に圧接し、ニップ部(1次転写領域)を形成している。
図1に示すように、作像ユニット10の下部には、給紙装置として給紙カセット41が着脱可能に配置されている。給紙カセット41内に積載収容された用紙Pは、給紙カセット41の近傍に配置された給紙ローラの回転によって最上紙から順に1枚ずつ搬送路Rに送り出される。給紙カセット41から送り出された用紙Pは、レジストローラ対42に搬送され、ここで所定のタイミングで2次転写領域に送り出される。
画像形成装置は、1色のトナー(例えばブラック)を用いてモノクロ画像を形成するモノクロモードと、4色のトナーを用いてカラー画像を形成するカラーモードとに切り替え可能となっている。
カラーモードにおける画像形成動作例について簡単に説明すると、まず、各作像ユニット10において、所定の周速度で回転駆動される感光体11の外周面が帯電装置12により帯電される。次に、帯電された感光体11の表面に、画像情報に応じた光が露光装置13から投射されて静電潜像が形成される。続いて、この静電潜像は、現像装置2から供給される現像剤としてのトナーにより顕在化される。このようにして感光体11の表面に形成された各色のトナー画像は、感光体11の回転によって1次転写領域に達すると、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体11から中間転写ベルト30上へ転写(1次転写)されて重ねられる。
中間転写ベルト30に転写されることなく感光体11上に残った残留トナーは、クリーニング装置15で掻き取られ、感光体11の外周面から除去される。
重ね合わされた4色のトナー画像は、中間転写ベルト30によって2次転写領域に搬送される。一方、そのタイミングに合わせて、レジストローラ対42から2次転写領域に用紙Pが搬送される。そして、4色のトナー画像が、2次転写領域において中間転写ベルト30から用紙Pに転写(2次転写)される。4色のトナー画像が転写された用紙Pは、定着ローラ対43へ搬送される。定着ローラ対43において用紙Pは、定着ローラと加圧ローラとのニップ部を通過する。この間に用紙Pは加熱・加圧され、用紙P上のトナー画像は用紙Pに溶融定着する。トナー画像が定着した用紙Pは排出ローラ対によって排紙トレイに排出される。
一方、用紙Pに転写されることなく中間転写ベルト30上に残った残留トナーは、クリーニングブレード35で掻き取られ、中間転写ベルト30の外周面から除去される。その後、各感光体11及び中間転写ベルト30の回転駆動が停止される。
図3及び図4に、現像装置2の垂直断面図及び水平断面図をそれぞれ示す。これらの図に示す現像装置2は、磁性粒子からなるキャリアとトナーとを有する二成分系現像剤Dを用いて感光体11の静電潜像を現像するものである。この現像装置2は、回転自在の現像ローラ(現像剤担持体)21と、現像部に搬送される現像剤量を規制する板状の規制部材22と、現像ローラ21に沿って形成された第1搬送路23と、第1搬送路22と仕切り板27を隔てて平行に形成された第2搬送路24と、第1搬送路23及び第2搬送路24に配置された第1搬送スクリュー(第1搬送部材)25及び第2搬送スクリュー(第2搬送部材)26を備える。仕切り板27の長手方向両端部には第1連通口271及び第2連通口272(図4に図示)が形成され、第1搬送路23と第2搬送路24とは長手方向両端部において連通している。また、第2搬送路24の現像剤搬送方向上流端には、現像剤ホッパー(現像剤収納部)5から補給される補給現像剤D1を受け入れるための補給開口273が形成されている。さらに。第1搬送路23の現像剤搬送方向下流端には、現像装置2内の現像剤Dを排出するための排出口274が形成されている。
現像ローラ21は、不図示の駆動機構によって図3において時計回りに回転する筒状体21aと、筒状体21aの内部に設けられた複数の磁極から構成される磁界発生手段21bとを有する。磁界発生手段21bを構成する各磁極はそれぞれ次のような働きをする。まず、磁極(汲み上げ極)Nは、現像剤Dを筒状体21aに汲み上げる働きを奏する。磁極Sは、規制部材22と共に現像部に搬送する現像剤Dの量を制御する働きを奏する。そして、磁極Nは、現像剤Dをブラシ状に穂立ちさせて感光体11表面の静電潜像をトナーで現像する働きを奏する。磁極Sは、現像剤Dを現像装置内に搬送する働きを奏する。磁極Nは、現像装置2内に現像剤Dを搬送すると共に、隣り合う磁極Nとの間で発生する反発磁界によって現像剤Dを円筒体21aから剥離させて第1搬送スクリュー25による撹拌部に戻す働きを奏する。
第1搬送スクリュー25及び第2搬送スクリュー26は、軸部材25a,26aの外周に螺旋状の羽根25b,26bが設けられ、第1搬送スクリュー25の、第2連通口272よりも現像剤搬送方向やや下流側には、羽根の傾斜方向が逆方向の逆流発生部28が設けられている。そして、第1搬送スクリュー25及び第2搬送スクリュー26は、不図示の駆動機構によって互いに逆方向に回転する。
図4に示すように、現像装置2には現像剤ホッパー5が接続しており、現像剤ホッパー5から現像装置2に補給現像剤D1が補給される。補給現像剤D1が補給される時期及び補給量については後述する。現像剤ホッパー5は、補給現像剤D1を収納する収納部51と、補給現像剤D1を補給する補給スクリュー52とを有する。補給スクリュー52は、不図示のモータによって回転し、回転数は変動可能である。補給スクリュー52の回転数を制御することによって、現像装置2への補給現像剤D1の補給量を調整できる。
現像剤ホッパー5から補給される補給現像剤D1は、第2搬送路24の現像剤搬送方向上流端に形成された補給開口273から現像装置2内に受け入れられる。なお、補給開口273の形成位置は、現像ローラ21に供給されるまでの間に十分な撹拌混合を行うために、第2搬送路24の現像剤搬送方向上流端に形成する。補給開口273から現像装置2に補給された現像剤は、第2搬送スクリュー26の回転によって図の左方向に撹拌されながら搬送された後、第1連通口271を通って第1搬送路23へ搬送される。第1搬送路23では、第1搬送スクリュー25の回転によって現像剤Dは図の右方向に撹拌されながら搬送される。そして、逆流発生部28において、現像剤Dは図の右方向への搬送が妨げられるので、第2連通口272を通って再び第2搬送路24へ搬送される。これにより、現像剤Dは、第1搬送路23と第2搬送路24とで構成される循環路内を循環し撹拌される。
トナーの補給と共にキャリアが補給されて、現像装置2内の現像剤量が増えてくると、逆流発生部28における現像剤Dの滞留量が多くなり、現像剤Dの一部は逆流発生部28を乗り越えるようになる。そして、逆流発生部28を乗り越えた現像剤は、図4の右方向に搬送されて、排出口274から現像装置2外へ排出される。このように、現像剤ホッパー5から補給現像剤D1を現像装置2に補給しながら、使用によって劣化した現像剤Dを現像装置2から排出することにより、現像剤Dの劣化に起因するカブリや文字散りなどの画像不良の発生が抑制される。
ところが、画像形成費用の低減等の観点から、現像剤ホッパー5から現像装置2に補給する補給現像剤D1のトリクルレートを低くすると、現像装置2から排出される現像剤量が少なくなって、現像装置2内の現像剤Dは循環し続ける。これにより、トナー成分がキャリア表面に付着したり、キャリアが摩耗によって劣化し、トナーへの帯電付与能が低下する。トナー帯電量が低下すると、カブリや文字散りなどの画像不良が生じる。
また、印字率の低い画像が連続して形成された場合も、トナー消費量が少ないので現像装置2への現像剤の補給量が少なくなり、現像装置2内の現像剤Dが循環し続けて、前述のキャリアの劣化に起因する画像不良が生じる。
そこで本発明の画像形成装置では、印字率の低い画像が連続して形成した場合及び使用者からの指示があった場合には、現像剤ホッパー5から補給する現像剤量を、第2搬送スクリュー26の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くして、現像装置2内に補給される新しい現像剤によって古い現像剤を効率的に現像装置2外に排出し、現像装置2内の現像剤を入れ替えるようにした。なお、印字率の低い画像が連続して形成した場合及び使用者からの指示があった場合であっても、画像形成処理が行われているときは、その画像形成処理の終了を待ち、現像剤の入れ替え動作を行うようにするのが好ましい。
図5に、補給現像剤D1が現像装置2内を搬送される様子を示す図を示す。現像剤ホッパー5から現像装置2への補給現像剤D1の単位時間当たりの補給量を、第2搬送スクリュー26の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くすると、第2搬送路24の補給開口273付近の、第2搬送路24の軸方向に垂直な断面全体が補給現像剤で満たされる。そして補給現像剤D1は第2搬送スクリュー26によって図の左方向に搬送される(図5(a))。
第2搬送スクリュー26によって補給現像剤D1がさらに搬送され、第2連通口272を通過すると、第2連通口272が補給現像剤D1で封鎖された状態となり、第1搬送路23内の現像剤Dは、逆流発生部28を越えて排出口274へ搬送されやすくなる(図5(b))。そして、さらに、第2搬送スクリュー26によって補給現像剤D1が搬送されると、第1搬送路23内の現像剤Dは、補給現像剤D1によって押し出されるように逆流発生部28を越えて排出口274から排出される(図5(c))。
図1〜図5に示した現像装置及び画像形成装置を用いて、下記条件下で連続画像形成試験を行った。
現像ローラ
構造:サンドブラスト表面処理された回転自在のアルミニウム製で、外径16mmの現 像スリーブ内に、同極性である剥離極とキャッチ極とを含む5極のマグネットロ ーラを内蔵
回転数:520rpm
現像スリーブ上の現像剤の搬送量:230g/m
第1搬送スクリュー
外径:14mm
螺旋状の羽根:1条
ピッチ:25mm
軸部材の径:6mm
パドル:なし
回転数:480rpm
第2搬送スクリュー
外径:14mm
螺旋状の羽根:1条
ピッチ:25mm
軸部材の径:6mm
パドル:あり
回転数:480rpm
現像剤搬送量:11.8g/s
現像ホッパーの補給スクリュー
外径:14mm,16mm
螺旋状の羽根:1条
ピッチ:25mm
軸部材の径:6mm
回転数:600rpm,480rpm
現像剤搬送量:14.8g/s,18.5g/s
現像剤
二成分現像剤:200g,トナー濃度7%
キャリア:フェライトコアの表面をアクリルMECで被覆,平均粒径33μm
トナー:スチレン−アクリル樹脂を原料として乳化重合法で作製,平均粒径6.5μm
連続画像形成試験条件
トリクルレート:5%
印字率:1%
実施例1
前記条件で100k枚の連続画像形成を行った後、現像剤ホッパーの補給スクリューとして外径14mmのものを用い,回転数600rpmで現像剤搬送量14.8g/sとして現像装置に現像剤を補給した。現像剤の補給量は350gであった。
現像装置への現像剤の補給後、3分間現像装置を駆動させ続けた後、画像形成を行い画像評価を行った。結果を表1に示す。
実施例2
前記条件で100k枚の連続画像形成を行った後、現像剤ホッパーの補給スクリューとして外径16mmのものを用い,回転数480rpmで現像剤搬送量18.5g/sとして現像装置に現像剤を補給した。現像剤の補給量は350gであった。
現像装置への現像剤の補給後、3分間現像装置を駆動させ続けた後、画像形成を行い画像評価を行った。結果を表1に合わせて示す。
表1から明らかなように、実施例1,2の画像形成装置では、カブリ及び文字散りは発生しなかった。また、トナー帯電量は通常範囲であり、キャリア表面にトナー成分が付着するキャリアスペント、及びキャリア表面が摩耗により削れるキャリア減耗は、ほとんど見られなかった。
本発明の画像形成装置では、所定の印字率よりも低い画像形成が所定枚数以上連続したとき又は使用者からの指示があったとき、補給手段による現像剤の単位時間当たりの補給量を、第2搬送部材の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くするので、現像装置内の現像剤を必要な時に効率的に入れ替えることができる。これにより、カブリや文字散りなどの画像不良が発生せず有用である。
2 現像装置
5 現像剤ホッパー(現像剤収納部)
D 現像剤
D1 補給現像剤
11 感光体(像担持体)
21 現像ローラ(現像剤担持体)
23 第1搬送路
24 第2搬送路
25 第1搬送スクリュー(第1搬送部材)
25a,25b 軸部材
25b,26b 羽根
26 第2搬送スクリュー(第2搬送部材)
27 仕切り板
51 収納部(現像剤収納部)
52 補給スクリュー(補給手段)
271 第1連通口
272 第2連通口
273 補給開口
274 排出口

Claims (3)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、トナーとキャリアとを含む現像剤で前記静電潜像を現像する現像装置と、補給用の現像剤を収納する現像剤収納部と、現像剤収納部から現像装置に現像剤を補給する、補給量可変の補給手段とを有する画像形成装置において、
    前記現像装置は、現像剤を担持し、前記像担持体と対向する位置に現像剤を回転搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体に沿って形成された第1搬送路と、第1搬送路内に設けられ、現像剤を搬送する第1搬送部材と、第1搬送路の現像剤搬送方向上流側及び下流側に形成された第1連通口及び第2連通口で第1搬送路と連通する第2搬送路と、第2搬送路内に設けられ、第1搬送部材と逆方向に現像剤を搬送する第2搬送部材と、第2連通口よりも第2搬送部材の現像剤搬送方向上流側に設けられた現像剤が補給される補給開口と、第1搬送路に設けられた現像剤が排出される排出口とを備え、
    第1搬送路と第2搬送路とで構成される循環路内で現像剤を循環させながら前記現像剤担持体に現像剤を供給すると共に、現像剤の前記現像剤収納部からの補給と前記現像装置からの排出を行い、
    所定の印字率よりも低い画像形成が所定枚数以上連続したとき又は使用者からの指示があったとき、前記補給手段による現像剤の単位時間当たりの補給量を、第2搬送部材の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排出口が、第2連通口よりも第1搬送部材の現像剤搬送方向下流側に形成されている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記補給手段による現像剤の単位時間当たりの補給量を、第2搬送部材の単位時間当たりの現像剤搬送量よりも多くする時期が、画像形成処理時以外である請求項1又は2記載の画像形成装置。
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