JP6020119B2 - 液位計測装置 - Google Patents

液位計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6020119B2
JP6020119B2 JP2012273706A JP2012273706A JP6020119B2 JP 6020119 B2 JP6020119 B2 JP 6020119B2 JP 2012273706 A JP2012273706 A JP 2012273706A JP 2012273706 A JP2012273706 A JP 2012273706A JP 6020119 B2 JP6020119 B2 JP 6020119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
conduit
tank
gas
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012273706A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014119317A (ja
Inventor
志津香 竹下
志津香 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2012273706A priority Critical patent/JP6020119B2/ja
Publication of JP2014119317A publication Critical patent/JP2014119317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6020119B2 publication Critical patent/JP6020119B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

本発明は、液位計測装置に関する。
LNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)、その他の低温液化ガスを貯蔵する低温タンクでは、貯蔵した低温液化ガスの液位を計測するため、例えばフロート式液面計や静電容量式液面計など、各種の液位計測装置が用いられている。
しかし、フロート式液面計や静電容量式液面計は応答速度がやや遅く、さらに計器が複雑な構成を有するため比較的高価であるといった課題がある。そこで、このような課題を解消し得るものとして、差圧を利用した低温液化ガスタンク用液面計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、差圧を利用した液位計としては、低温タンク内の液相部での圧力を計測するための第1の導管と、低温タンク内の気相部での圧力を計測するための第2の導管と、第1の導管で計測された液相部での圧力と第2の導管で計測された気相部での圧力との差圧を計測する差圧計と、を備えて構成される、バブリング式(エアパージ式)の液位計測装置も知られている。第1の導管や第2の導管は、低温タンクの屋根部に取り付けられて鉛直方向下方に向けて配置される。そして、第1の導管は低温タンクの底側に開口部が配置され、第2の導管は低温タンクの屋根側に開口部が配置される。
このようなバブリング式の液位計測装置では、第1の導管を介して所定量の窒素もしくはBOG(Boil off Gas;気化ガス)を低温タンク内の液相中に導入・バブリングする。そして、第1の導管の開口部(管出口)にかかる液柱圧、すなわち液面ヘッドに見合う圧力(背圧)に対応して第1の導管内の圧力が上昇することを利用して、低温タンク内の気相部での圧力との差圧を計測することにより、低温タンク内の液面の高さ、すなわち液位を測定している。
特開2001−59763号公報
ところで、前記特許文献1の液面計は、低温タンクの側壁底部に取り付けられる導圧管を備えて構成されているが、このように側壁底部に導圧管が取り付けられる液面計は、既存のタンクに新たに設置するためには、タンク内の低温液化ガスを全て抜き出さないと施工が行えないといった問題がある。また、新たに施工する低温タンクとしては、近年では低温液化ガスの抜き出し配管をタンクの側壁部でなく屋根部に接続するタイプが多くなってきている。そのため、側壁底部に導圧管を取り付ける特許文献1の液面計も、設計上、採用するのが難しくなっている。
また、前記のバブリング式(エアパージ式)の液位計測装置では、窒素もしくはBOGを低温タンク内の液相中に導入しバブリングするために、これらガスを第1の導管に導入する。しかし、これらガスを第1の導管に導入するためには、低温タンクの屋根部にまで窒素もしくはBOGを供給するための供給配管を設置する必要があり、設備が複雑化するとともに、コストも増加してしまう。
また、窒素もしくはBOGを低温タンク内の液相中に供給するためには、これらガスを低温タンク内の圧力より高い圧で導入する必要があるため、これらを昇圧するためのコンプレッサなどが必要になり、設備がさらに複雑化する。
また、窒素を導入する場合には、低温タンク中の低温液化ガスに不純物としての窒素を混入する結果となるため、低温液化ガスの品質を低下させる一因となる。また、窒素中にはその製造の過程で僅かながら水分や酸素(空気)が混入しているため、長期的にはこれらが徐々に蓄積されることで低温タンク中にこれらが溜まり、低温タンクのメンテナンス時などにこのような水分や酸素を除去するための処理が大きな負担となる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、設備を比較的簡易にしてコストの低減化を図り、しかも窒素を導入することによる不都合を回避した、液位計測装置を提供することにある。
本発明の液位計測装置は、低温タンクに貯留された低温液化ガスの液位を計測する装置であって、
前記低温タンク内の液相部での圧力を計測するために前記低温タンクの底側に開口部が配置された第1の導管と、
前記低温タンク内の気相部での圧力を計測するために前記低温タンクの屋根側に開口部が配置された第2の導管と、
前記第1の導管で計測された液相部での圧力と前記第2の導管で計測された気相部での圧力との差圧を計測する差圧計と、
前記低温タンクに貯留された低温液化ガスを抜き出す抜出配管から導出された低温液化ガスの一部を分離し、分離した低温液化ガスを加熱して気化させる気化部と、
前記気化部から導出した低温液化ガスの気化ガスを前記第1の導管内に通気し、該第1の導管を介して前記液相部中に導入するガス導入部と、を備えることを特徴とする。
また、前記液位計測装置において、前記気化部は、ヒータによって分離した低温液化ガスを加熱し気化させることが好ましい。
また、前記液位計測装置において、前記気化部は、分離した低温液化ガスを加熱して気化させる加熱器と、該加熱器で気化した気化ガスを貯留する容量タンクと、を有することが好ましい。
本発明の液位計測装置によれば、低温タンクに貯留された低温液化ガスを抜き出す抜出配管から導出された低温液化ガスの一部を気化部によって分離し、加熱、気化させ、さらに、ガス導入部によって前記気化部から導出した低温液化ガスの気化ガスを第1の導管内に通気し、該第1の導管を介して液相部中に導入するようにしたので、第1の導管の開口部(管出口)にかかる液柱圧(背圧)に対応して第1の導管内の圧力が上昇することを利用して、低温タンク内の気相部での圧力との差圧を計測することにより、低温タンク内の液面の高さ、すなわち液位を測定することができる。
また、低温タンクに設けられる抜出配管から導出された低温液化ガスの一部を気化して第1の導管内に通気するので、第1の導管内に通気するために新たに設置する配管を最小限に抑えることができる。さらに、抜出配管を流れる低温液化ガスの圧は充分に高く、したがってこれから気化されて得られる気化ガスも充分に高圧であるため、コンプレッサを必要とすることなく、気化ガスを低温タンク内の液相部に導入することができる。よって、設備を比較的簡易にして液位計測装置のコストを低減化することができる。
また、低温タンクに貯留された低温液化ガスの一部を気化させ、第1の導管を介して低温タンク内の液相部中に導入するようにしたので、従来の窒素を導入した場合の不都合を確実に回避することができる。
本発明の液位計測装置を備えた低温タンクの一実施形態の概略構成を示す側断面図である。
以下、図面を参照して本発明の液位計測装置を詳しく説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明の液位計測装置を備えた低温タンクの一実施形態の概略構成を示す側断面図であり、図1中符号1は低温タンク、2は液位計測装置である。低温タンク1は、LNG(Liquefied Natural Gas)やLPG(Liquefied petroleum Gas)、さらにはメタン、エタン、プロパン等の低温の液化ガス(低温液化ガス)を貯留するためのものである。本実施形態では、低温タンク1はLNG(液化天然ガス)を貯留するタンクとする。
この低温タンク1は、金属製の内槽3とコンクリート製の外槽4とを備えて構成されている。内槽3は、液化ガスを直接貯留する容器であり、底部3aと側壁3bと屋根3cとを備えて形成されている。外槽4は、内槽3を囲って収容する容器であり、底部4aと側壁4bと屋根4cとを備えて形成されている。内槽3と外槽4との間には、保冷材やライナ等が収容されて保冷層(図示せず)が形成されている。
この低温タンク1には、内槽3内に貯留された低温液化ガス(LNG)を外部に抜き出すための抜出配管5が設けられている。抜出配管5は、一端側を内槽3内の底部3a側に位置させ、この内槽3の屋根3c及び外槽4の屋根4cを貫通して外部に引き出された後、図示しないヘッダにまで延びて配設されている。ヘッダには、低温タンク1以外の他の低温タンク(図示せず)からもそれぞれの抜出配管(図示せず)が接続されており、それぞれの抜出配管によって抜き出された低温液化ガスが所定箇所に移送されるようになっている。ここで、前記抜出配管5や他の抜出配管は、移送される低温液化ガスによって内圧が2MPa程度となっている。
液位計測装置2は、低温タンク1に貯留された低温液化ガスの液位を計測する装置であって、第1の導管6と、第2の導管7と、差圧計8と、気化部9と、ガス導入部10と、を備えて構成されている。
第1の導管6は、低温タンク1の内槽3内の液相部11、すなわち低温液化ガスの液相(LNG)での圧力を計測するためのものである。この第1の導管6は、低温タンク1の屋根部となる外槽4の屋根4cに取り付けられて、鉛直方向下方に向けて配置され、一方の開口端(開口部)6aが低温タンク1の内槽3の底部3a側(底側)に配置されている。開口端6aは、内槽3の底面からの高さが予め決められた既知の高さHとなるように配置されている。
第2の導管7は、低温タンク1の内槽3内の気相部12、すなわち低温液化ガス(LNG)が一部気化して形成された気相(NG)での圧力(内圧)を計測するためのものである。この第2の導管7は、第1の導管6と同様に低温タンク1の屋根部となる外槽4の屋根4cに取り付けられて、鉛直方向下方に向けて配置され、一方の開口端(開口部)7aが低温タンク1の内槽3の屋根3c側に配置されている。
これら第1の導管6及び第2の導管7の他方の開口端には、第1の導管6で計測された液相部11での圧力と第2の導管7で計測された気相部12での圧力との差圧を計測する差圧計8が取り付けられている。この差圧計8は、目視によって差圧を検知する差圧ゲージであってもよく、また、得られた差圧を電気信号として外部(例えば制御室)に送信する差圧式発振器であってもよい。
気化部9は、前記抜出配管5に設けられた分岐管5aに取り付けられたもので、逆止弁13と、加熱器14と、容量タンク15とを備えて構成されている。加熱器14は、本実施形態ではヒータ(電気ヒータ)によって形成されており、抜出配管5によって低温タンク1内から導出され、さらに分岐管5aによって分離された低温液化ガスを加熱し、気化させるものである。
容量タンク15は、分岐管5aによって加熱器14に接続したもので、加熱器14で気化した気化ガス(BOG)を貯留するものである。この容量タンク15は、加熱器14に比べて充分に大きい容量を有しており、したがって加熱器14で気化した気化ガスをガス状に保持したまま安定的に貯留できるようになっている。また、加熱器14で気化されずに液状のまま送られてきた僅かな低温液化ガスも、ここで気化させるようになっている。さらに、低温液化ガス中に不純物として重質分が含まれている場合には、この容量タンク15で気液分離がなされ、重質分は液状のまま容量タンクの底部に溜まり、メンテナンス時などにドレイン管(図示せず)によって抜き出されるようになっている。
ガス導入部10は、気化部9から導出した低温液化ガスの気化ガスを第1の導管6内に通気し、該第1の導管6を介して前記気化ガスを内槽3内の液相部11中に導入するものである。このようなガス導入部10は、本実施形態では定流量弁16と第1の導管6に接続する供給配管17とによって形成されている。供給配管17は、第1の導管6に設けられた給気管6bに接続している。このような構成のもとにガス導入部10は、定流量弁16によって所定流量で気化ガスを供給配管17に導出し、第1の導管6内に供給するようになっている。
なお、前述したように抜出配管5はその内圧が2MPa程度と高圧になっており、したがってこの抜出配管5に接続される分岐管5aや気化部9、さらには供給配管17を流れる低温液化ガスや気化ガスの圧も充分に高くなっている。これにより、供給配管17から供給される低温液化ガスの気化ガスは、低温タンク1内の液相部11の圧力より充分に高い圧となり、コンプレッサなどの昇圧機を必要とすることなく、液相部11に直接導入することが可能になっている。
次に、このような構成の液位計測装置2による液相部11の液位の計測方法を説明する。
定常時では、抜出配管5によって内槽3内の液相部11から低温液化ガス(LNG)が連続的に抜き出され、図示しないヘッダに移送される。その際、抜出配管5を通る低温液化ガス(LNG)の一部は、分岐管5a側に分離される。
分岐管5a側に分離された低温液化ガスは、逆止弁13を通って加熱器14に送られ、ここでヒータに加熱されて気化させられる。そして、この気化ガスは容量タンク15に送られ、ここで貯留される。なお、定常時には定流量弁16は閉じられており、したがって容量タンク15に貯留された気化ガスは、供給配管17に送られることなく、容量タンク15に貯留された状態に維持される。
このような状態のもとで、内槽3内の液相部11の液位を計測するには、定流量弁16を開き、予め設定した所定流量の気化ガスを第1の導管6内に通気する。すると、前記したように供給配管17を流れる気化ガスの圧は充分に高くなっていることから、供給配管17から供給された気化ガスは低温タンク1内の液相部11の圧力より充分に高い圧となっており、したがって第1の導管6内を通ってその開口端(開口部)6aから液相部11に直接導入される。
このようにして気化ガスが第1の導管6内を通って液相部11に直接導入されると、この気化ガスは図1中にHで示す高さ、すなわち第1の導管6の開口端6aから液相部11の液面11aまでの高さの液相部11の液柱圧に対応した圧力に達することにより、開口端6aから押し出されて前記液柱圧とバランスする。すなわち、第1の導管6内の低温液化ガスが気化ガスによってパージされ、置換されることにより、この第1の導管6の開口端6aにかかる液柱圧(背圧)分、第1の導管6内の圧力が上昇する。
したがって、この第1の導管6内の圧力P1から、内槽3の気相部12の圧力(内槽3の内圧)となる第2の導管7内の圧力P2を引いた圧、すなわち差圧ΔPを差圧計8で計測することにより、この計測値(差圧)から液相部11の液面の高さ(液位)を算出することができる。
具体的には、以下の式によって高さHを算出することにより、液相部11の液面11aの高さ、すなわち液位(H+H)を算出することができる。なお、以下の式においてρは低温液化ガス(LNG)の密度であり、既知の値である。また、Hも、前記したように予め設定されている既知の高さである。
H=(P1−P2)/ρ、P1−P2=ΔP
H+H=(ΔP/ρ)+H
このような液位計測装置2にあっては、抜出配管5から導出された低温液化ガスの一部を気化部9によって分離し、加熱、気化させ、さらに、ガス導入部10によって気化ガスを第1の導管6内に通気し、該第1の導管6を介して液相部11中に導入するようにしたので、第1の導管6の開口端(開口部)6aにかかる液柱圧(背圧)に対応して第1の導管6内の圧力が上昇することを利用して、低温タンク1内の気相部12での圧力との差圧ΔPを計測することにより、低温タンク1内の液相部11の液面11aの高さ、すなわち液位(H+H)を容易にかつ精度良く測定することができる。
また、低温タンク1に設けられる抜出配管5から導出された低温液化ガスの一部を気化して第1の導管6内に通気するので、第1の導管6内に通気するために新たに設置する配管を分岐管5aや供給配管17など最小限に抑えることができる。さらに、抜出配管5を流れる低温液化ガスの圧は充分に高く、したがってこれから気化されて得られる気化ガスも充分に高圧であるため、コンプレッサを必要とすることなく、気化ガスを液相部11中に導入することができる。よって、設備を比較的簡易にして液位計測装置2のコストを低減化することができる。
また、低温タンク1に貯留された低温液化ガスの一部を気化させ、第1の導管6を介して液相部11中に導入するようにしたので、従来の窒素を導入した場合の不都合を確実に回避することができる。
また、気化部9の加熱器14をヒータによって形成し、このヒータによって低温液化ガスを加熱し気化させるようにしたので、抜出配管5から導出された低温液化ガスの一部をより確実に、かつ簡易な構成で容易に気化させることができる。
また、気化部9を、加熱器14と容量タンク15とを備えた構成としているので、特に容量タンク15で液状の低温液化ガスを気化させたり不純物として重質分を分離したりすることができる。
また、本発明の低温タンクによれば、前記の液位計測装置を備えているので、設備を比較的簡易にしてコストの低減化を図ることができ、しかも、従来の窒素を導入した場合の不都合を確実に回避することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨から逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では気化部9の加熱器14としてヒータを用いたが、これに代えて、温水や温風などの加熱媒体と熱交換する熱交換器を、加熱器14として用いてもよい。
また、例えば容量タンク15にエアフィンなどを設けて加熱器として機能させることもできる。その場合には、加熱器14を省略して容量タンク15を、加熱器及び容量タンクの機能を併せ持つ気化部としてもよい。
1…低温タンク、2…液位計測装置、5…抜出配管、6…第1の導管、6a…開口端(開口部)、7…第2の導管、7a…開口端(開口部)、8…差圧計、9…気化部、10…ガス導入部、11…液相部、11a…液面、12…気相部、14…加熱器、15…容量タンク、16…定流量弁、17…供給配管

Claims (3)

  1. 低温タンクに貯留された低温液化ガスの液位を計測する装置であって、
    前記低温タンク内の液相部での圧力を計測するために前記低温タンクの底側に開口部が配置された第1の導管と、
    前記低温タンク内の気相部での圧力を計測するために前記低温タンクの屋根側に開口部が配置された第2の導管と、
    前記第1の導管で計測された液相部での圧力と前記第2の導管で計測された気相部での圧力との差圧を計測する差圧計と、
    前記低温タンクに貯留された低温液化ガスを抜き出す抜出配管から導出された低温液化ガスの一部を分離し、分離した低温液化ガスを加熱して気化させる気化部と、
    前記気化部から導出した低温液化ガスの気化ガスを前記第1の導管内に通気し、該第1の導管を介して前記液相部中に導入するガス導入部と、を備えることを特徴とする液位計測装置。
  2. 前記気化部は、ヒータによって分離した低温液化ガスを加熱し気化させることを特徴とする請求項1記載の液位計測装置。
  3. 前記気化部は、分離した低温液化ガスを加熱して気化させる加熱器と、該加熱器で気化した気化ガスを貯留する容量タンクと、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の液位計測装置。
JP2012273706A 2012-12-14 2012-12-14 液位計測装置 Expired - Fee Related JP6020119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012273706A JP6020119B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 液位計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012273706A JP6020119B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 液位計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014119317A JP2014119317A (ja) 2014-06-30
JP6020119B2 true JP6020119B2 (ja) 2016-11-02

Family

ID=51174278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012273706A Expired - Fee Related JP6020119B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 液位計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6020119B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104235607B (zh) * 2014-09-15 2016-08-24 大连因泰控股有限公司 一种液化天然气储液罐及电磁加热气化lng的方法
KR101950347B1 (ko) * 2017-07-03 2019-02-20 삼성엔지니어링 주식회사 저온 액화가스의 액위 측정 장치 및 이를 장착한 저온 액화가스용 압력 용기
CN109386724B (zh) * 2017-08-11 2024-04-02 浙江大川空分设备有限公司 液位结构低温贮槽
CN109655131A (zh) * 2018-12-29 2019-04-19 上海齐耀动力技术有限公司 一种低温容器差压式液位计液相管路可视化实验系统
CN111380589B (zh) * 2020-03-28 2021-07-27 华中科技大学 一种压差型储气库液位测量装置及液位测量方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134829B2 (ja) * 1971-11-13 1976-09-29
JPS5492763U (ja) * 1977-12-14 1979-06-30
JPS59106800A (ja) * 1982-12-10 1984-06-20 Hitachi Zosen Corp 液化ガス気化装置の制御方法
JPS63317726A (ja) * 1987-06-22 1988-12-26 Hitachi Ltd 冷媒液面計
JP2001226684A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Air Liquide Japan Ltd ガス供給設備
US6776038B1 (en) * 2002-04-16 2004-08-17 Kevin Eldon Horton Self-generating differential pressure measurement for liquid nitrogen and other liquids
JP4272419B2 (ja) * 2002-12-25 2009-06-03 Ihiプラント建設株式会社 低温液のポンプによる少容量の払出方法及びその装置
US20070163273A1 (en) * 2006-01-17 2007-07-19 American Air Liquide, Inc. Liquid Purge for a Vaporizer

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014119317A (ja) 2014-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6020119B2 (ja) 液位計測装置
US8459241B2 (en) Liquefied natural gas system for a natural gas vehicle
KR101105839B1 (ko) 기화기를 구비한 가스공급장치
DK2613109T3 (en) Method of storing a cryogenic liquid in a storage container
JP5783801B2 (ja) 液化水素貯蔵供給設備
PT538857E (pt) Instalacao para decomposicao do ar a baixa temperatura
US11585738B2 (en) Apparatus for treating liquid to be analyzed
US2286050A (en) Butane system
US20170097178A1 (en) Lng gasification systems and methods
EP3196534A1 (en) Method, fueling system and subcooling and condensing unit for filling tanks with a fuel such as lng
JP5823415B2 (ja) 充填レベルを制御するための装置及び方法
JP5715498B2 (ja) 液化水素貯蔵供給設備
US1917154A (en) Vaporizing system for commercial liquefied hydrocarbons
JP4891787B2 (ja) 液体密度の測定装置
JP2004099718A (ja) 高発熱量lngの低カロリー化方法及びその装置
CN103052861A (zh) U型管汽化器
JP2013234973A (ja) 液化ガス漏洩検知方法および液化ガス漏洩検知装置
EP1139007B1 (en) Apparatus and method for regulating gas flow
EP3049741B1 (fr) Procédé et appareil de séparation cryogenique d'un mélange contenant au moins du monoxyde de carbone, de l'hydrogène et de l'azote
AU4012799A (en) Method and apparatus for storing and dispensing a liquid composed of oxygen containing mixture
JP2007032696A (ja) 水素ガス供給設備
KR101109994B1 (ko) 산소제조설비의 기화장치 및 기화방법
US1901447A (en) Apparatus for preparing pressure gases
JP4648180B2 (ja) 二酸化炭素の液化方法
US9410738B2 (en) Method and apparatus for producing carbon monoxide by cryogenic distillation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160919

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6020119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees