JP6020028B2 - 車両の電気機器搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車のバッテリユニット、インバータを含む電気機器等を効率的に車両に搭載するにあたり、これらを一括して電源機器収容器内に収容した上で車体に搭載するようにした車両の電気機器搭載構造に関する。
一般に、電気自動車のうちモータのみで走行するEV車両は、比較的多量のバッテリセルを収容したバッテリパックを車両に搭載し、少なくとも前後何れかの車軸に走行用モータを含む駆動系ユニットを接続し、これによりバッテリパック内のバッテリセルから供給される電力で走行用モータを駆動して走行する。このような構成の一例が特許文献1に開示される。
一方、電気自動車としてモータと内燃機関を併用するハイブリッド車両(HV)では、EV車両と比較して比較的少量のバッテリセルから構成されるバッテリユニットと、該バッテリの上部に配置され、インバータ等の電気機器(電力変換ユニット)を一括して電源機器収容器内に収容し、この電源機器収容器を車両に設けられた荷室のフロアの上やフロアの凹部内に搭載している。これにより、車両の走行域がハイブリッド走行モードにあるとバッテリユニットから供給される電力で走行用モータを駆動してエンジンによる走行を補助し走行する。
なお、インバータは、パワーデバイスや制御機器の合理化・省エネルギー化を図れる機器として多用されており、ここでは走行用モータの可変速制御装置として使用されている。
このような構成の一例が特許文献2や特許文献3に開示される。
特開2004−148850号公報 特許第4919102号公報 特許第4890162号公報
ところで、電気自動車に搭載されたインバータは駆動時に伝導ノイズ、誘導ノイズ,放射ノイズを発生することが知られており、これら電磁波であるノイズがインバータの主回路の配線を通して電源側及びモータ側へ伝搬される場合がある。
特に、バッテリユニットの上部にインバータ等の電気機器を重ねて搭載し電源機器収容器内に一括収納するようにした場合、インバータの直下に位置する、バッテリユニットを構成する複数のバッテリセルを接続した電源回路はノイズを受けやすい。
この場合、電源回路にはこの電源回路を断続制御する電源断続装置が配備される。更に、この電源断続装置を含んで構成されるとともに電源回路の電気的接続を制御する電気制御機器が電源機器収容器内に収容されている。
このため、ここで電源機器収容器内に収容された電源回路や電気制御機器にインバータ側よりノイズが伝わり、誤作動する可能性があり、これを防止する必要がある。
一方、電源機器収容器が車両後部に搭載されている場合に、車両が後突されて過荷重を受けた場合、車両の後側より車体中央側に向かう過荷重が電源機器収容器に加わり、そこに収容されるバッテリユニット、インバータ、電気制御機器が損傷を受ける可能性がある。
このため、車両の衝突時に過荷重を受けると、車両に設けられた加速度センサまたは荷重センサ等の信号を受け電源断続装置を安全のため強制遮断する。しかし、電源断続装置が遮断される前に、電気断続装置を含む電気制御機器が損傷を受けると強制遮断が実行されない。そこで、電源機器収容器内に収容されている電気制御機器の損傷を抑制し、あるいは損傷を遅らせる対策が必要となる。
なお、上述の各引用文献1〜3中には、電源機器収容器内に収容されたインバータのノイズ防止対策や、電源機器収容器内に収容された電気制御機器の破損防止対策に関する記載が無く、各引用文献は上述の問題解決対策を開示していない。
本発明は以上のような課題に基づきなされたもので、目的とするところは、バッテリユニットとインバータと電源断続装置を含む電気制御機器とを電源機器収容器内に一括して収容した場合に、インバータからのノイズによる電気制御機器の誤作動防止とバッテリユニット及び電気制御機器の破損防止を共に図ることのできる車両の電気機器搭載構造を提供することにある。
本願請求項1の発明は、バッテリユニットと、インバータと、前記バッテリユニットと前記インバータとを接続する電源回路の電気的接続を制御する電気制御機器と、を含む電気機器を車両に搭載する車両の電気機器搭載構造において、凹状の下部容器及び該下部容器を閉鎖する蓋状の上部容器を互いに重ねて形成された収容室を有し、車体後部の車体フレームに締結される導電性の電源機器収容器を備え前記バッテリユニットは、該電源機器収容器の前記収容室内に収容されると共に前記下部容器の底壁に載置され、前記電源機器収容器は、前記収容室内に前記バッテリユニットを覆い前記底壁に固定される板金製のシールド枠体を備え前記インバータは、該シールド枠体の上壁部上に固定され、前記電気制御機器は、前記収容室内の前記シールド枠体及び前記インバータに対し車両の前後方向前側に位置するよう配備される、ことを特徴とする。
本願請求項2の発明は、請求項1記載の車両の電気機器搭載構造において、前記シールド枠体から上方に延出形成されるとともに前記電気制御機器を前記インバータから遮蔽する遮蔽板を更に備えた、ことを特徴とする。
本願請求項3の発明は、請求項2記載の車両の電気機器搭載構造において、前記遮蔽板の上端縁は前記上部容器に当接する、ことを特徴とする。
本願請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の電気機器搭載構造において、前記電気制御機器は、前記車両が衝撃を受けたときに前記電源回路を遮断する電源断続装置を含む、ことを特徴とする。
請求項1の発明は、車両が後突により過荷重を受けた場合に、剛性を有するシールド枠体が、バッテリユニットや、シールド枠体に対して車両の前後方向前側に位置する電気制御機器の破損を抑制でき、更に、導電性のシールド枠体および電源機器収容器が車体フレームに締結され、アースされているので、インバータからのノイズがバッテリユニット側に漏れることを防止でき、このノイズによる電源回路やこれが接続される電気制御機器等の誤作動を防止できる。
請求項2の発明は、遮蔽板が前記シールド枠体から上方に延出形成されたので、インバータからのノイズが電気制御機器に漏れることを防止できる。
請求項3の発明は、遮蔽板の上端縁が上部容器にまで達しているので、インバータからのノイズが電気制御機器に漏れることを確実に防止できる。
請求項4の発明は、車両が後突により過荷重を受けた場合に、剛性を有するシールド枠体が、シールド枠体に対して車両の前後方向前側に位置する電源断続装置の破損を抑制できる。
本発明の第1実施形態としての車両の電気機器搭載構造を搭載する車両の全体概略図である。 図1の車両の後部フロアの切欠平面図である。 図1の車両の後部フロアに搭載される電源機器収容器の拡大部分側断面図である。 図1の車両の後部フロアに搭載される電源機器収容器の斜め後方斜視図である。 図4の電源機器収容器のA−A線断面図である。 図1の車両の電源機器収容器に搭載する電源回路の概略ブロック図である。
以下、本発明の第1の実施の形態である車両の電気機器搭載構造について説明する。
図1にはハイブリッド車両(以後単に車両と記す)Mの概略図を、図2には後部フロア1の要部切欠平面図を示す。この車両は走行用駆動源としてのエンジン2と不図示のモータを含む駆動装置が前車輪3に連結され、これら駆動源が車両の運転モードに応じて適宜選択駆動され、車両Mが走行する。
図1に示すように、車両Mはフロントシート6とリヤシート7とを備え、リヤシート7の後方の車体後部の後部フロア1には、図2に示すように、凹部11が形成される。凹部11には、PDU20(パワードライブユニット)を収容する電源機器収容器8が搭載されている。図6に示すように、PDU20はインバータ24やDC/DCコンバータ36により構成される。
図3に示すように、凹部11は後部フロア1に形成された開口12と、開口12の内部に凹設された収容空間13を備え、その凹部11の前端側が前クロスメンバ14に連結され、後端側がリヤエンドクロスメンバ15に連結される。前クロスメンバ14やリヤエンドクロスメンバ15は左右のサイドメンバ16,16に一体的に溶着され、これら各メンバの上部が後部フロア1に重なり、溶着されることで後部フロアや凹部11の剛性が確保されている。
図1,2に示すように、凹部11には密閉容器状の電源機器収容器8が上方より嵌合された状態で搭載され、図3〜5に示すように下部容器21に溶着した前後フレーム17,18を介して左右のサイドメンバ16,16(車体フレーム)に締結される。
図1,3に示すように、電源機器収容器8は凹状で深皿状の下部容器21及び下部容器21の上開口を閉鎖する蓋状の上部容器22を互いに重ね、収容室Rを形成している。
下部容器21及び上部容器22の重合部である上下フランジ211,221(図3参照)は互いに重ねられ、下フランジ221の下面に溶着されている前後フレーム17,18に支持される。なお、図4の符号bkは補助ブラケットを示す。
電源機器収容器8は金属プレス加工部品であり、導電性を有し、これが下部容器21に溶着した前後フレーム17,18を介して後部フロア1や左右のサイドメンバ16,16側に電気的にアースされている。
電源機器収容器8の下部容器21内には、バッテリユニット23と、インバータ24を含むPDU20と、バッテリユニット23より延びる電源回路25(図6参照)に設けられたコンタクタ31(電源断続装置)を含む電気制御機器27(JFB:ジャンクションヒューズボックス)等が収容されている。つまり、電源機器収容器8はバッテリユニットを収容するバッテリパックともいえる。また、下部容器21はバッテリパックトレー、上部容器22はバッテリパックカバーともいえる。
図6に示すように、電気制御機器27は電源回路25及び他の電気構成機器との接続配線からなり、電源回路25の電気的接続を制御するものである。ここでの電気制御機器27は、電源回路25を自動断続制御するコンタクタ31や、電源回路25に介装することによりコンタクタ31の突入電流保護を図るプリチャージ抵抗45や、電源回路25の漏電を検知する漏電センサ49や、電源回路25の電流値を検知する電流センサ47等で構成される。ここで、コンタクタ31は車両制御装置10に接続され、後突等により車両が衝撃を受けて、車両制御装置10が図示しない加速度センサの検出値が規定値以上となる信号を受けた際に、その車両制御装置10によって電源回路25を遮断するよう機能する。なお、加速度センサではなく、車両に別途設けた荷重センサにより衝撃を検知するようにしてもよいが、加速度センサを用いた方が、荷重センサ設置の必要が無く構成を簡略化できる。
インバータ24は動力制御ユニットの一部を成し、車両制御装置10に接続されトランジスタのオン・オフ時間を制御されることでバッテリユニット23の電源電流を三相交流に調整して不図示のモータに出力して、モータの回転速度制御を行う機能を有する。
バッテリユニット23は下部容器21の底壁に載置される。このバッテリユニット23はそのケーシング34内に複数のバッテリセルからなるブロック231を複数収容保持するバッテリモジュールであり、ケーシング34は図5に示すように下部容器21の底壁に固定される。
バッテリユニット23のブロック231間からは中間電位回路26が接続され、電源回路25をマニュアル操作で断続するメンテナンスプラグ(M/PLG)28や過電流で電源回路25を遮断するフューズ32が装備されている。また、バッテリユニット23には、バッテリユニット23を構成する複数のバッテリセルの充電状態や異常の有無を監視する図示しないバッテリセル監視システム(BMS)が内装される。
バッテリユニット23のケーシング34はその上部及び側部を板金製のシールド枠体35で覆われ、シールド枠体35は下部容器21の壁に固定され、電気的に導電性を有する下部容器21にアースされている。
図3,5に示すように、シールド枠体35の上部にはインバータ24および図示しない12V補機バッテリの充電機器として機能するDC/DCコンバータ36が重ねて載置され、取り付け支持されている。
一方、図1、3に示すように、バッテリユニット23を覆うシールド枠体35とその上部のインバータ24やDC/DCコンバータ36の前側、即ち、車両の前後方向Xでインバータ24やDC/DCコンバータ36に対して前側(図3で左側)に位置するよう、電源回路25の電気的接続を制御する電気制御機器27が配備される。
これにより、車両が後突により過荷重を受けた場合に、剛性を有するシールド枠体35によって、バッテリユニット23や、シールド枠体35に対して車両の前後方向Xで前側(前後方向前側)に位置する電気制御機器27の破損を抑制できる。更に、導電性のシールド枠体35及び電源機器収容器8が左右のサイドメンバ16,16に締結され、アースされているので、インバータ24からのノイズがバッテリユニット23側に漏れることを防止でき、このノイズによる電源回路25やこれが接続される電気制御機器27等の誤作動を防止できる。また、バッテリユニット23に内装された図示しないバッテリセル監視システム(BMS)のノイズによる誤作動の防止も図れる。
ここで、シールド枠体35の上部でありインバータ24やDC/DCコンバータ36の前側部位からは上部容器22の内壁面に向かって遮蔽板37が突き出し形成されている。遮蔽板37は中間電位回路26を含む電気制御機器27をインバータ24やDC/DCコンバータ36から遮蔽するもので、他の機器との干渉を避けられる範囲で上方に延出形成される。ここでは、遮蔽板37はその上端縁が上部容器22の内壁面に当接しており、遮蔽性能を高めている。
ここでは、インバータ24の駆動時に電磁波が含む放射ノイズが放出されるとしても、シールド枠体35により直下のバッテリユニット23を遮蔽し、更に、遮蔽板37及びシールド枠体35が協働して前側の電源回路25を遮蔽している。
このため、電気制御機器27が放射ノイズを受けることがなく、電源回路25の電気的接続を制御する電気制御機器27が誤作動することを確実に防止できる。
電源機器収容器8は下部容器21と蓋状の上部容器22を互いに重ねて収容室Rを形成し、収容室Rを遮蔽板37及びシールド枠体35で区画した構成を成している。即ち、図3に示すように、シールド枠体35がバッテリユニット23の収容室r1を区画し、遮蔽板37とシールド枠体35の前側壁部とで電気制御機器27の収容室r2を区画し、遮蔽板37とシールド枠体35の上壁部とでインバータの収容室r3を区画している。
そこで、ここでの電源機器収容器8にはその収容室Rを冷却空気で冷却する冷却装置40が装着されている。この冷却装置40は区画された2つの収容室r1、r3に冷却空気を分流して供給している。
図1〜3に示すように、電源機器収容器8は客室内空気を吸入する冷却ファン41をその前方に配備し、冷却ファン41から後方に延びる吸入ダクト42の後部を上部容器22に連結している。図3に示すように、吸入ダクト42はその後部より2つの分岐管44,45を延出させ、3つの収容室r1、r3に連結している。なお、各収容室r1、r3は相互に通気箇所が形成されており、収容室r1、r3を通過後の各冷却風は上部容器22の後部側に連結された排気ダクト48より外部に排出されている。
このため、バッテリユニット23の発熱部を収容室r1に流入した冷却空気が冷却でき、インバータ24の発熱部を収容室r3に流入した冷却空気が冷却でき、電源機器収容器8の内部の過度の発熱は防止されている。
このような車両の電気機器搭載構造を適用した車両の走行時には、車両制御装置10が運転情報を取り込み、所定の運転モードで車両を走行制御する。この際、電源機器収容器8内のPDU20(パワードライブユニット)も駆動し、インバータ24がモータの回転駆動制御に使用され、DC/DCコンバータ36が12V補機バッテリの充電機能を発揮でき、これらの駆動により生じた熱が冷却装置40により確実に外気に放熱され、車両Mが定常走行できる。更に、車両が後突により、電源機器収容器8内に過荷重が加わるとする。
この際、比較的剛性が大きいシールド枠体35が、バッテリユニット23の破損を抑制でき、更に、シールド枠体35に対して車両Mの前後方向Xで前側に位置する電気制御機器27の破損を抑制できる。
しかも、車両が受けた衝撃により車両に設けた加速度センサ(不図示)の検出値が規定値以上である信号を車両制御装置10が受けると、その車両制御装置10の出力でコンタクタ31を遮断作動させ、電源回路25を遮断するので、たとえ電源回路25側が破損しても、漏電を防止でき、車両の乗員の安全性を確保できる。
ここで、電源機器収容器8に特に大きな過荷重が加わる場合であっても、シールド枠体35、インバータ24に荷重が加わる時点より、電気制御機器27側に荷重が加わる時期を遅れさせることができる。このため、加速度センサ(不図示)の信号を車両制御装置10が受け、電源回路25側の遮断作動が成された後で、電気制御機器27側に荷重が加わり始めるようにでき、この点でも安全性が確保されるという利点がある。
上述のところで、電気自動車はハイブリッド車両として説明したが、EV車両であってもよく、そこで用いるPDU(パワードライブユニット)を電源機器収容器8内に搭載し、同様に使用し、同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
1 後部フロア
7 リヤシート
8 電源機器収容器(バッテリパック)
10 車両制御装置
11 凹部
12 開口
14 前クロスメンバ
15 リヤエンドクロスメンバ
17,18 前後フレーム
20 PDU(パワードライブユニット)
21 下部容器
23 バッテリユニット
24 インバータ
25 電源回路
26 中間電位回路
27 電気制御機器
28 マニュアルスイッチ(M/PLG)
31 電源断続装置(コンタクタ)
35 シールド枠体
M 車両
R 収容室
X 前後方向

Claims (4)

  1. バッテリユニットと、インバータと、前記バッテリユニットと前記インバータとを接続する電源回路の電気的接続を制御する電気制御機器と、を含む電気機器を車両に搭載する車両の電気機器搭載構造において、
    凹状の下部容器及び該下部容器を閉鎖する蓋状の上部容器を互いに重ねて形成された収容室を有し、車体後部の車体フレームに締結される導電性の電源機器収容器を備え
    前記バッテリユニットは、該電源機器収容器の前記収容室内に収容されると共に前記下部容器の底壁に載置され、
    前記電源機器収容器は、前記収容室内に前記バッテリユニットを覆い前記底壁に固定される板金製のシールド枠体を備え
    前記インバータは、該シールド枠体の上壁部上に固定され、
    前記電気制御機器は、前記収容室内の前記シールド枠体及び前記インバータに対し車両の前後方向前側に位置するよう配備される、
    ことを特徴とする車両の電気機器搭載構造。
  2. 請求項1記載の車両の電気機器搭載構造において、
    前記シールド枠体から上方に延出形成されるとともに前記電気制御機器を前記インバータから遮蔽する遮蔽板を更に備えた、
    ことを特徴とする車両の電気機器搭載構造。
  3. 求項2記載の車両の電気機器搭載構造において、
    前記遮蔽板の上端縁は前記上部容器に当接する、
    ことを特徴とする車両の電気機器搭載構造。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の電気機器搭載構造において、
    前記電気制御機器は、前記車両が衝撃を受けたときに前記電源回路を遮断する電源断続装置を含む、
    ことを特徴とする車両の電気機器搭載構造。
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