JP6016485B2 - ライターケース - Google Patents

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Description

本発明は、ケース本体のライター収容部に使い捨てタイプのライターを収容して用いられる風防式のライターケースに関するものである。
従来、この種のライターケースとしては、本発明者により提案されたものが下記の特許文献1に記載されている。かかる文献記載のライターケースは、ライターを収容するケース本体に対し、風防部を上下摺動自在に取り付けられているものである。
このライターケースでは、着火使用に際して、風防部がケース本体の上限位置まで引き上げられ、ケース本体の炎放出口およびその上方位置の周囲が風防部で囲まれる。その状態で、ケース本体の操作用開口から覗くライターの着火用ボタンが押し下げられてことによりガスに着火させ、風防部で囲まれていることにより屋外の風によって炎が吹き消されないようになっている。
特開平11−304149号公報
ところで、子供の火遊びが原因と見られるライター火災が相次いだことにより、使い捨てタイプやガス再注入可能タイプのライターに関して、チャイルドレジスタンス(CR)機能を持たせることが昨年から義務付けられている。かかる機能としては、点火用の押下ボタンを固くする方式、ロック解除スイッチを同時に操作しないと着火しない方式などが知られている。しかしながら、これらの方式を用いたライターは、子供のみならず、非力なお年寄りや女性にとっても、日常の着火操作が難しいものであった。
従来のライターケースのケース本体に、前記のようなCR機能付きのライターを収容したとしても、着火使用に際して利用者はケース本体の操作用開口から覗くライターの着火用ボタンを押し下げなければならない。しかしながら、着火用ボタンを押し下げには非常に強い力が必要である。また、ケース本体の操作用開口は、比較的狭い場合が多く、着火用ボタンの押し下げ操作も難しいことが多い。そのために、非力なお年寄りや女性による日常的な着火操作は、相変わらず難しかった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、着火時に押下ボタンを強い力で押さなければならないライターを使用する場合であっても、軽い力で確実に着火させることができ、更に着火使用以外の時は安全性が高いライターケースの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るライターケースは、上面に炎放出口を有する竪筒状に形成され当該筒内にライター収容室が設けられているケース本体と、ケース本体の下部に枢支部を介して上下回動自在に枢支された操作用レバーとを備えて成り、ケース本体の下面にライターをライター収容室に出し入れ可能な出し入れ口が形成されて当該出し入れ口が操作用レバーにより開閉可能に蓋止され、ライター収容室内に収容されたライターの着火用の押下ボタンを上から支持する当たり部がライター収容室に設けられ、操作用レバーの一端部に枢支部が配置され、操作用レバーの他端部に、外部から操作される操作部が設けられ、操作用レバーの操作部と枢支部との間に、ライター収容室内のライターを下から支持する支持部が設けられ、操作用レバーが回動操作されることにより、操作用レバーの支持部がライター収容室内のライターを持ち上げるとともにケース本体の当たり部がライターの押下ボタンを押し下げるように構成されていることを特徴とするものである。
そして、前記した構成において、炎放出口の周囲を囲む風防体がケース本体に上下摺動自在に取り付けられていて、風防体がケース本体の摺動下限位置まで摺動したときに操作用レバーと係脱自在に係合して操作用レバーの回動を止める、係止機構を備えているものである。
また、前記した各構成において、操作用レバーの支持部を通過させるための切欠き溝部が、ケース本体の側面の下端縁から上向きに陥入して形成され、操作用レバーの支持部の前方位置に、ケース本体の下端縁の前端部を上下方向に通過させるための貫通穴が形成されているものである。
本発明に係るライターケースによれば、操作用レバーの操作部と枢支部との間に、ライター収容室内のライターを下から支持する支持部が設けられているので、利用者により操作部が押されて操作用レバーが回動操作されると、テコの原理により、支持部によるライターの押し上げ力は、利用者が操作用レバーを押している力よりも強くなる。すなわち、利用者は軽力で確実にライターに着火させることができる。また、操作用レバーの操作部はケース本体の外部から操作されるので、着火操作が楽で使いやすい。特に、ケース本体の下面に形成された出し入れ口が操作用レバーにより開閉可能に蓋止されるので、回動する操作用レバーに蓋体機能を併有させることができる。これにより、蓋体部品を別途に用意する必要がないから、部品点数が少なく安価で済む。
そして、炎放出口の周囲を囲む風防体および係止機構を備えているものでは、前記のような保管時や携行時のコンパクト化のために風防体をケース本体の摺動下限位置まで摺動させると、係止機構が操作用レバーと係合して操作用レバーの回動を止める。従って、着火使用をしないときに、操作用レバーを無用に回動させることがない。これにより、意図しない着火事故を防ぐことができ安全性が高い。一方で、風防体を摺動下限位置から引き上げると、係止機構は操作用レバーの回動規制を解除するので、着火のための回動操作に何ら支障を及ぼさない。
また、操作用レバーにおける支持部の前方位置に、上下に貫通した貫通穴が形成されているものでは、操作用レバーが回動可能な状態において、操作用レバーの下端部に物や手などが当たると、操作用レバーが上向きに回動しようとする。しかしながら、操作用レバーが僅かに回動すると、ケース本体の下端縁の前端部が操作用レバーの貫通穴を通過して下面から現われ物や手に当接して支持される。これにより、操作用レバーのそれ以上の回動を回避することができ、意図しない着火事故を防止できる。
本発明の一実施形態に係るライターケースの側面図である。 前記ライターケースを示す図であって、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。 前記ライターケースのケース本体を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は(b)におけるA−A線矢視端面図である。 前記ライターケースの操作用レバーを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 前記ライターケースの風防体を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 前記ライターケースの風防体を上方に摺動させて手で持った状態を示す状態説明図である。 前記ライターケースの風防体を上方に摺動させた状態を示す図であって、(a)は側面図、(b)は側面から視た要部断面図である。 前記ライターケースの操作用レバーを上向きに回動させてライターに着火させた状態を示す図であって、(a)は側面図、(b)は側面から視た要部断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。図1は本発明の一実施形態に係るライターケースの側面図、図2は前記ライターケースを示す図であって、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。
各図において、この実施形態に係るライターケース1は、上面に炎放出口29を有する竪筒状に形成されてその筒内にライター収容室6が設けられているケース本体2と、ケース本体2の下部に枢支部4を介して上下回動自在に枢支された操作用レバー3と、ケース本体2の外周面に上下摺動自在に取り付けられて炎放出口29の周囲を囲む風防体5と、から構成されている。このライターケース1は、ケース本体2に対する風防体5の上下摺動により上下に伸縮するようになっている。
上記のケース本体2は、図3に示すように、例えばスチロール樹脂などを材料とし肉厚2mm程度で平断面長円形の竪筒体として成型されている。そして、このケース本体2の竪筒内はライターLを収容可能な大きさ、形状に形成されたライター収容室6となっている。ケース本体2の下面開口は、ライターLをライター収容室6に出し入れ可能な大きさ、形状に形成された出し入れ口12となっている。ケース本体2の上面前部は炎放出口29として開口している。ケース本体2の上面後部は、ライター収容室6内に内向きに突出した板状の当たり部9となっている。この当たり部9は、ライターLの着火用の押下ボタン32を押し下げるためのものである。
また、ケース本体2の左右外側面には、風防体5を案内するための上下方向に長い穴幅2〜3mm程度のガイド長溝16,16が形成されている。各ガイド長溝16の上端部には、ガイド長溝16に装着された風防体5の抜け止めを行なう抜止め突部17が設けられている。抜止め突部17の上面は、風防体5を炎放出口29側からガイド長溝16内に装入しやすくするための傾斜面17Aとなっている。また、ケース本体2の左右外側面におけるガイド長溝16,16の近傍には、ガイド長溝16,16と平行に配置されたガイド溝18,18が上下に長く形成されている。各ガイド溝18内の途中部分と下端部近傍には、風防体5をそれらの位置に保持するための係止突起20,19が設けられている。出し入れ口12側における前端部14後方の左右側面には、切欠き溝部13,13が、それぞれ、下端縁33から上向きに陥入して形成されている。下端縁33の左右側面の後端部には、それぞれ、互いに左右方向内向きに穿設された枢支穴7,7が形成されている。切欠き溝部13,13の後方位置における下端縁33の左右側面には、操作用レバー3を支持するための係止突起15,15が左右外向きに突出して形成されている。
上記の操作用レバー3も、例えばスチロール樹脂を材料とし平面視でU字状に成型されている。図4に示すように、操作用レバー3の一端側の左右下部には、既述した枢支部4の一部を構成する枢支軸8,8が互いに内向きに対向して突設されている。操作用レバー3の他端部は、利用者により手などで操作される操作部10となっている。操作用レバー3における操作部10と枢支部4との間であって左右の内壁間には、板状の支持部11が架け渡された態様で形成されている。この支持部11は、ライター収容室6内に収容されたライターLの下面Lbを下から支持するものである。操作用レバー3における支持部11の前方位置には、貫通穴21が上下貫通して形成されている。この貫通穴21は、切欠き溝部13よりも前方に位置する、ケース本体2の下端縁の前端部14を上下方向に通過させるためのものである。操作用レバー3における操作部10と枢支部4との間の左右上面位置には、後で詳述する係止凸部23,23が上向きに突出して形成されている。操作用レバー3における支持部11の後方位置で左右の下端縁には、上向きに陥入した係合溝22,22が形成されている。これらの係合溝22,22は、ケース本体2の係止突起15,15と係脱自在に係合して、操作用レバー3をそのホームポジション(図1で示す位置)に保持するものである。
上記の風防体5は、例えばガラス繊維入りフェノール樹脂などに代表される耐熱性合成樹脂を材料として肉厚2〜3mm程度の筒状に成型されている。この風防体5は、図5に示すように、ケース本体2の外周面に上下移動自由に装着されるためにケース本体2の上部外周面の形状、寸法よりも僅かに大きく形成された下面開口26と、下面開口26よりも更に広く形成された上面開口25とを有している。風防体5における下面開口26近傍の左右内側面には、内向きに対向して突出した縦長のガイドリブ27,27が形成されている。これらのガイドリブ27,27は、ケース本体2のガイド長溝16,16内に収容されることにより、風防体5を上下方向に案内するようになっている。ガイドリブ27,27近傍位置における下面開口26の左右内側面には、内向きに対向して突出した保持突起28,28が形成されている。これらの保持突起28,28はケース本体2のガイド溝18,18内に収容され、風防体5の位置決めに使用される。また、風防体5における左右の下端縁には、上向きに陥入した係止凹部24,24が形成されている。これらの係止凹部24,24は、操作用レバー3の係止凸部23,23と係脱自在に係合して操作用レバー3を回動停止させるものである。
そして、このライターケース1に使用されるライターLは、例えば内部に液体ガスを貯留してCS機能を有する使い捨て汎用品であって、上面に配備された押下ボタン32の押下操作によりガスに着火させて火口31から炎Fを噴き出すものである(図8参照)。
上記のように構成されたライターケース1の作用を次に説明する。まず、操作用レバー3は係合溝22,22がケース本体2の係止突起15,15に係止されているので、操作用レバー3を意図的に下向きに回動させない限り、ライター収容室6内のライターLの押下ボタン32に押下力をかけない状態に保持するホームポジションに、操作用レバー3が配置されている。そこで、ケース本体2の出し入れ口12を開放するために、操作用レバー3が下向きにおける押されると、それまでケース本体2の係止突起15,15に係止されていた操作用レバー3の係合溝22,22が係止突起15,15を乗り越えて、操作用レバー3が下向きに回動できるようになる。これにより、ケース本体2の出し入れ口12が開放される(図7(b)中の矢印R方向および2点鎖線で示す操作用レバー3を参照)。そして、開放された出し入れ口12からライターLが装入されてライター収容室6に収容される(図7(b)中の矢印Pで示す出し入れ方向)。その後、操作用レバー3が上向きに戻され、係合溝22,22がケース本体2の係止突起15,15を乗り越えてそれぞれ係止される。これにより、ライター収容室6に収容されたライターLを脱落させないように、操作用レバー3の支持部11はライターLを支持するとともに出し入れ口12を蓋止する。
そして、このライターケース1は、風防体5をケース本体2の摺動下限位置(図1および図2に示した位置)まで下げて全体を縮めたときの高さJが略90mm程度と、ライターL単体の高さとさほど変わらないので、一般的な深さが130mm程度の胸ポケットにも余裕を持って入れておくことができる。すなわち、このときに風防体5が位置しているケース本体2の摺動下限位置が、風防体5のホームポジションである。尚、風防体5の保持突起28,28は係止突起19,19を越えて下方位置に移動しており、風防体5はその位置で係止突起19,19にロックされるので、ごく小さな引き上げ力では上方に移動しない。また、風防体5をケース本体2の摺動下限位置まで移動させたときに、風防体5の係止凹部24は操作用レバー3の係止凸部23と係脱自在に係合して、操作用レバー3の回動を停止させている。すなわち、風防体5の係止凹部24と操作用レバー3の係止凸部23との組合せが、係止機構30を構成する。
続いて、利用者は、ケース本体2を一方の手Hで持ち、他方の手で風防体5を摘んで上向き(矢印U方向)に引き上げる。これにより、図6および図7に示すように、風防体5がケース本体2の炎放出口29およびその上方位置の周囲を囲む位置に来る。このとき、風防体5の保持突起28,28は係止突起20,20を越えており、風防体5はその位置(摺動上限位置(図7(a)参照))で係止突起20,20上にロックされるので、手Hを離されても落下することがなく、使用時に不用意に動かないようになっている。
前記のように風防部5を伸ばしたライターケース1を用いてライターLを着火させるに際しては、図8に示すように、操作用レバー3の操作部10が手Hで握られて操作用レバー3が上向き(矢印S方向)に付勢される。これにより、操作用レバー3は、枢支部4の枢支軸8を中心として上向きに回動し、支持部11がライターLの下面Lbを上向き(矢印U方向)に押し上げてライターLをライター収容室6内で上方に移動させる。このとき、支持部11は他物と接触干渉することなく、ケース本体2の切欠き溝部13内を自由に通過して上昇する。一方、ケース本体2の前端部14も他物と接触干渉することなく、操作用レバー3の貫通穴21内を自由に通過する。そのうち、ライターLの押下ボタン32の上面がケース本体2の当たり部9の下面に当接して上から支持される。引き続き、ライターLが上昇することにより、相対的に押下ボタン32が押し下げられ(矢印D方向)、着火した炎FがライターLの火口31から噴き出すのである。
以上に述べたように、この実施形態のライターケース1によれば、ライターLを押し上げる操作用レバー3の支持部11が操作部10(力点)と枢支軸8(支点)との間に配置されてテコの作用点として機能するので、押下ボタン32の押下に必要な力として利用者により操作部10にかけられる力は、利用者が直に押下ボタン32を押すべき力よりも小さくて済む。お墓参りなどで線香やローソクに火を付けるのに苦労した経験のある人は多いと思われるが、このライターケース1により、非力なお年寄りや女性であっても、軽力で確実にライターLに着火させることができる。また、操作用レバー3の操作部10はケース本体2の外部から操作できるので、着火操作が楽で使いやすい。また、外部から操作される操作部10はその寸法を大きくとれて力点までの距離を稼げるので、支持部11から出力される押し上げ力を更に大きくすることができる。
そして、ライターケース1は、風防体5がケース本体2から上方に伸びて炎放出口29およびその上方位置周辺を囲むので、火炎を使用する際には炎Fが風により立ち消えしたりしない。一方で、不使用時には、風防体5をケース本体2に対し縮退させて高さJを小さくできるので、コンパクトとなって携行や保管に便利になる。すなわち、上着のポケットに入る程度の大きさになるので、ライターL単体と同様に常時携行して屋外の墓参などに利用できる。また、風防体5をケース本体2の摺動下限位置まで摺動させると、風防体5の係止凹部24が操作用レバー3の係止凸部23と係合して操作用レバー3の回動を止めるので、着火使用をしないときの操作用レバー3を無用に回動させることがない。これにより、意図しない着火事故を防ぐことができ安全性が高くなる。一方で、風防体5を摺動下限位置から引き上げるだけで、操作用レバー3の回動規制を解除することができる。
また、操作用レバー3が回動可能な状態であるときに操作用レバー3の下端部に物や手などが当たると、操作用レバー3は回動しようとするが、操作用レバー3の回動により貫通穴21からケース本体2の前端部14が露出し物や手などに当接して支持される。従って、操作用レバー3はそれ以上回動しない。これにより、ライターLの着火を招くことがなく高い安全性が得られる。そして、ケース本体2の下面に形成された出し入れ口12は操作用レバー3により開閉可能に蓋止されるので、操作用レバー3に蓋体機能を併有させることができる。これにより、蓋体部品を別途に用意する必要がないから、部品点数が少なく安価で済み、商品デザインも美しいものとなる。
尚、上記の実施形態では、風防体5がケース本体2に対して上下摺動自在となるように構成するために、ケース本体2の左右外側面にガイド長溝16,16を形成し、これらのガイド長溝16,16に装入されて上下に案内されるガイドリブ27,27を風防体5の左右内側面に形成した例を示した。しかしながら、風防体5の左右内側面にガイド長溝をそれぞれ形成し、これらのガイド長溝に装入されて上下に案内されるガイドリブをケース本体2の左右外側面にそれぞれ形成したものでも構わない。あるいは、前記したケース本体2のガイド長溝16または別例である風防体5のガイド長溝を、それぞれの側壁を貫通したガイド長穴に替えてもよい。
また、上記では風防体5をケース本体2に対して上下摺動自在となるように構成したが、本発明はそれに限定されるものでない。例えばケース本体2に対し風防体5を上限まで引き上げた位置で一体的に固定したものも本発明に含まれる。
また、上記では、係止機構30として、係止凸部23を操作用レバー3に設け、係止凹部24を風防体5に設けたものを例示したが、それに限定されない。例えば、操作用レバー側に係止凹部を設け、この係止凹部と係脱自在に係合する係止凸部を風防体側に設けた構成を、係止機構とすることも可能である。
そして、上記では、枢支部4として、の枢支穴7と、操作用レバー3の枢支軸8を例示したが、これも限定されない。例えば、ケース本体側に枢支軸を設け、この枢支軸を回動自在に枢支する枢支穴を操作用レバー側に設けた枢支部も本発明に含まれる。あるいは、必要な強度を有する合成樹脂で、ケース本体2および操作用レバー3が一体に連結されたものを成型し、これらの連結部分を折り曲げ自在の薄肉部とし、この薄肉部を枢支部として利用してもよい。
また、上記では、ケース本体2および操作用レバー3の材質としてスチロール樹脂を例示し、風防体5材質として耐熱性を有するガラス繊維入りフェノール樹脂を例示したが、本発明では、これらの材料に限定されず、一定以上の機械強度と耐熱性を備えているものであれば、素材の種類は問われない。
1 ライターケース
2 ケース本体
3 操作用レバー
4 枢支部
5 風防体
6 ライター収容室
7 枢支穴
8 枢支軸
9 当たり部
10 操作部
11 支持部
12 出し入れ口
13 切欠き溝部
14 前端部
16 ガイド長溝
19 係止突起
20 係止突起
21 貫通穴
23 係止凸部
24 係止凹部
27 ガイドリブ
28 保持突起
29 炎放出口
30 係止機構
32 押下ボタン
33 下端縁
D,P,R,S,U 矢印
F 炎
L ライター

Claims (3)

  1. 上面に炎放出口を有する竪筒状に形成され当該筒内にライター収容室が設けられているケース本体と、ケース本体の下部に枢支部を介して上下回動自在に枢支された操作用レバーとを備えて成り、ケース本体の下面にライターをライター収容室に出し入れ可能な出し入れ口が形成されて当該出し入れ口が操作用レバーにより開閉可能に蓋止され、ライター収容室内に収容されたライターの着火用の押下ボタンを上から支持する当たり部がライター収容室に設けられ、操作用レバーの一端部に枢支部が配置され、操作用レバーの他端部に、外部から操作される操作部が設けられ、操作用レバーの操作部と枢支部との間に、ライター収容室内のライターを下から支持する支持部が設けられ、操作用レバーが回動操作されることにより、操作用レバーの支持部がライター収容室内のライターを持ち上げるとともにケース本体の当たり部がライターの押下ボタンを押し下げるように構成されていることを特徴とするライターケース。
  2. 操作用レバーの支持部を通過させるための切欠き溝部が、ケース本体の側面の下端縁から上向きに陥入して形成され、操作用レバーの支持部の前方位置に、ケース本体の下端縁の前端部を上下方向に通過させるための貫通穴が形成されている請求項1に記載のライターケース。
  3. 炎放出口の周囲を囲む風防体がケース本体に上下摺動自在に取り付けられていて、前記風防体がケース本体の摺動下限位置まで摺動したときに操作用レバーと係脱自在に係合して操作用レバーの回動を止める、係止機構を備えている請求項1または請求項2に記載のライターケース。
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