JP6199091B2 - ライター点火補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、ライター点火補助具に関する。
蝋燭や焚き火等の火付けに用いる点火棒型ライター(例えば、特許文献1参照)は、子供がイタズラ等で容易に点火しないように構成したもの、いわゆる、チャイルドレジスタンス規制(特許文献2参照)に対応させたものがある。
このチャイルドレジスタンス機構(機能)付きの点火棒型ライターは、点火ボタンを、弾発付勢部材によって、子供が指で簡単に押し込めないように固く(重く)して、容易に点火できないようにしたものがある。
特開2004−93120号公報 特開2011−247470号公報
しかし、指で押し込む力の弱い高齢者等の身体弱者は、蝋燭や線香等へ着火を行なう際に、点火棒型ライターを容易に点火できないといった問題があった。
そこで、本発明は、点火棒型ライターの点火ボタンを指で押し込むことが困難な身体弱者であっても、容易に点火させることが可能なライター点火補助具の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のライター点火補助具は、点火ボタンが内部に配設される指挿入窓部を有する点火棒型ライターの点火操作を補助するためのライター点火補助具であって、上記点火棒型ライターの把持部に抱き込み状に取着するケース部材と、上記指挿入窓部の近傍で上記ケース部材に揺動自在に枢支された横断面コの字状のレバー部材と、該レバー部材に抜き差し自在に設けられ上記指挿入窓部を貫通するボタン押圧部材と、を備え、上記ケース部材と上記レバー部材を片手にて握って引き寄せる外力が倍力された押圧力を上記点火ボタンへ作用するように構成したものである。
また、上記ボタン押圧部材は、一対の棒状脚部を連結した全体略U字型であって、上記一対の棒状脚部を開脚・閉脚弾性変形可能に構成し、上記一対の棒状脚部の差込先端部の一方又は両方に、抜け止め用の係止部を設けたものである。
本発明によれば、点火棒型ライターの点火ボタンを指で直接的に押す力よりも小さな力にて点火できる。特に、高齢者等の身体弱者の弱い力であっても容易かつ確実に点火ボタンを押し込むことができる。点火棒型ライターに対して、ケース部材を容易に着脱できる。
本発明の実施の一形態の側面図である。 点火状態の側面図である。 切換途中状態の側面図である。 ロック状態の側面図である。 点火準備状態の平面図である。 ボタン押圧部材の一例を示す平面図である。 要部拡大側面図である。 他の実施形態の点火準備状態及び点火状態を示す側面図である。 他の実施形態の切換途中状態及びロック状態を示す側面図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係るライター点火補助具は、図1に示すように、点火口90を先端に有する棒状延長部(延長ノズル部)91と、棒状延長部91の基端側に直列状に配設される把持部95と、棒状延長部91と把持部95の間に配設され内部に点火(押し)ボタン99が設けられた指挿入窓部93が開口しているライター操作部(ライター中間部)92と、を有する点火棒型ライター(ノズル付ライターや単に点火棒と呼ばれる場合もある)9の点火操作を補助するものである。
図1及び図5に示すように、把持部95に抱き込み状(外嵌状)に取着する樹脂製のケース部材1と、指挿入窓部93の近傍でケース部材1の先端部1aに内嵌状に枢支され点火棒型ライター9を跨ぐように配設された横断面コの字状の樹脂製のレバー部材2と、レバー部材2のレバー側壁部22,22に差し込まれ指挿入窓部93を貫通する樹脂製のボタン押圧部材3と、を備えている。なお、図5は、点火棒型ライター9を図示省略している。
ケース部材1は、点火棒型ライター9の把持部95に外嵌状に取着するライター取着部11と、ライター取着部11の先端側から延伸状に設けられ指挿入窓部93の近傍(ライター操作部92の幅方向一方面92a側)を支持するように横断面コの字状に形成されたレバー枢支部12と、を有している。つまり、レバー枢支部12は、ケース部材1の先端部1aに設けられている。
レバー枢支部12は、レバー部材2の両レバー側壁部22,22から夫々側外方へ突出した枢支用凸部23,23が差し込まれる枢支用凹部14,14が長孔状(縦長状)に貫設された一対の枢支側壁部13,13を有している。
レバー部材2は、側面視L字状に形成された一対のレバー側壁部22,22と、一対のレバー側壁部22,22を連結すると共にレバー操作力(外力Fa)を受ける操作力受け壁部21と、を有する横断面コの字に形成している。そして、ライター操作部92の幅方向他方面92b側から点火棒型ライター9を跨ぐように配設され、ライター操作部92の幅方向一方面92a側でケース部材1に枢支されている。
また、レバー側壁部22,22は、指挿入窓部93に対応して貫設されボタン押圧部材3が抜き差し自在に差し込まれる長孔状の差込孔25,25を有している。
ボタン押圧部材3は、レバー部材2の差込孔25,25を挿通して橋架状に配設される。
図5及び図6に示すように、ボタン押圧部材3は、一対の棒状脚部31,32を連結した全体略U字型であって、一対の棒状脚部31,32を開脚・閉脚弾性変形可能に構成している。自由状態では、棒状脚部31,32が相互に平行状に配設される開脚状態であり、一対の棒状脚部31,32の差込先端部31a,32aを相互に接近させるような力(閉脚方向の外力)がかかると、弾性変形して棒状脚部31,32の差込先端部31a,32aが相互に接近乃至当接した閉脚状態となる。閉脚方向の外力が解除されると、弾性的復元力によって開脚状態に戻るように構成している。また、ボタン押圧部材3は、開脚・閉脚弾性変形可能に、一対の棒状脚部31,32の基端を連結する基端連結部35と、基端寄りを連結する中間連結部36と、を有している。
また、ボタン押圧部材3は、一方のレバー側壁部22Aの差込孔25Aに所定寸法差し込んだ際に、一方の差込孔25Aの開口縁部(一方のレバー側壁部22A)に当接して差込量を規制する(差し込み過ぎにより差込孔25を通り抜けるのを防止する)ストッパー部37を差込基端側に有している。
ストッパー部37は、一対の棒状(丸棒状)脚部31,32夫々からラジアル外方へ突出する短円柱状の小凸部37A,37Bである。
さらに、ボタン押圧部材3は、一対の棒状脚部31,32内、一方の棒状脚部31の差込先端部31aに、抜け止め用の係止部33を突設している。
係止部33は、他方のレバー側壁部22Bの差込孔25Bを貫通した後に、ボタン押圧部材3に引抜き力が作用した場合に、他方の差込孔25Bの開口縁部(他方のレバー側壁部22B)に係止可能な爪状(カエリ状やフック状)に設けている。
爪状の係止部33は、差込先端側に誘導勾配面33aを有し、差込基端側に棒状脚部31の外面(外周面)から(ラジアル外方へ)突出した係止当り面(部)33bを有している。
また、図1乃至図5に示すように、一方のレバー側壁部22Aは、差し込みの際に、係止部33の差込抵抗を緩和するための、又は、係止部33が一方のレバー側壁部22Aに当接しないようにする逃がし切欠部26を一方の差込孔25Aに連設している。
ボタン押圧部材3を、一方のレバー側壁部22Aの差込孔25Aから差込む際に、係止部33は、逃がし切欠部26を挿通することで、スムーズに差し込まれるように構成している。
そして、他方のレバー側壁部22Bの差込孔25Bを挿通する際に、誘導勾配面33aが、他方の差込孔25Bの開口縁部に摺接して、差込力を、一対の棒状脚部31,32を閉脚弾性変形させる力に変換して、係止部33が開口縁部を乗り越えて他方の差込孔25Bを貫通するように構成している。
また、係止部33が他方の差込孔25Bを貫通した後は、一対の棒状脚部31,32が弾性的復元力によって開脚し、他方の差込孔25Bを貫通した後に引抜き力が作用した場合に、係止当り面33bが他方の差込孔25Bの開口縁部(他方のレバー側壁部22B)に当接して、抜け止め作用を発揮するように構成している。
さらに、差込後のボタン押圧部材3を、指等で摘むようにして差込先端部31a,32a同士を接近させるような(閉脚方向の外力)を付与することで、閉脚弾性変形させ、係止部33を他方のレバー側壁部22Bに当接させずに(抜け止め作用を解除して)、レバー部材2から引抜き可能としている。
次に、図7に示すように、枢支用凹部14は、先端縁部14aと、基端縁部14bと、を有し、先端縁部14aが幅方向外方へ向いた傾斜縦長状に貫設している。
そして、先端縁部14aと基端縁部14bの間に膨出部14cを設け、先端縁部14aと基端縁部14bの間に、先端縁部14a及び基端縁部14bよりも孔幅寸法Sが小さい孔幅狭部14gを形成している。
ここで、枢支用凸部23は、側面視で、円形を切り欠いて、直径寸法dよりも短い寸法の弦23aを形成したD字状に設けている。弦23aを形成する切欠平面を基準面とした切欠残部最大厚み寸法eは、直径寸法dよりも小さい。
そして、孔幅狭部14gの孔幅寸法Sを、枢支用凸部23の直径寸法dよりも小さく、かつ、切欠残部最大厚み寸法eよりも大きく形成している。
このように、孔幅狭部14gと枢支用凸部23を設けることで、基端縁部14b側に配設された枢支用凸部23が膨出部14cに摺接して、レバー部材2が揺動軸心(枢支用凸部23の軸心)La廻りに揺動可能にすると共に、揺動中に枢支用凸部23が、基端縁部14b側から先端縁部14a側へ移動するのを規制(阻止)するように設けている。
図1は、枢支用凸部23が枢支用凹部14の基端縁部14b側に配設され、レバー部材2に差し込まれたボタン押圧部材3が点火ボタン99に当接し、レバー部材2の操作力受け壁部21と点火棒型ライター9の間が所定の点火準備開き角度θaをもって開いている点火準備状態(レバー開状態)である。なお、点火ボタン99はチャイルドロック機構によりレバー部材2及びボタン押圧部材3の自重では押し込まれない。
図1の点火準備状態で、ケース部材1とレバー部材2を、身体弱者等の使用者が片手で握って、握力によってケース部材1とレバー部材2を相互に接近するように引き寄せる閉操作を行うと、レバー部材2の操作力受け壁部21が力点Pと成り、枢支用凸部23が膨出部14cによって移動が阻止された摺接部(枢支部位)が支点Yとなり、ボタン押圧部材3と点火ボタン99と接触する部位が作用点Qと成るように構成している。
つまり、側面視で、枢支用凸部23を枢支する部位(支点Y)から、ボタン押圧部材3と点火ボタン99と接触部(作用点Q)までの距離よりも、枢支用凸部23を枢支する部位(支点Y)から、レバー部材2の操作力受け壁部21の中央点(力点P)までの距離を長く設けて、テコの原理により、片手にて握って引き寄せる外力Faが倍力された押圧力Fbを、点火ボタン99へ作用するように構成している。なお、使用者の手(片手)は図示省略している。
片手にて握って引き寄せる外力Faによって、図2に示すように、レバー部材2の操作力受け壁部21と点火棒型ライター9の間が所定の点火準備開き角度θaよりも小さい所定の点火開き角度θbになるようにレバー部材2を揺動させると、押圧部材3が揺動軸心La廻りに円弧状軌跡運動(公転)して点火ボタン99を所定寸法押込んで、点火状態となる。
従来、点火棒型ライター9を把持しつつ人差し指等で点火ボタン99を押圧するのは、高齢者等の身体弱者は、力が弱く非常に困難であった。特に、蝋燭等への着火の際に、点火ボタン99を押したまま保持することは困難であった。そこで、指の筋力による押圧力よりも強い力が発揮される握力を利用し、さらに、テコの原理を利用することで、点火ボタン99を容易に押して点火が行なえるようにしている。また、指で点火ボタン99を押圧しつつ把持する場合に比べて、握った状態を保持するだけで良いので、楽で疲れにくく、蝋燭等への着火作業が容易に行なえるようにしている。また、点火棒型ライター9を把持しつつ人差し指等で点火ボタン99を押圧する場合は、指の押圧力の方向と把持する力の方向が異なるため持ちにくく滑りやすい(位置ズレしやすい)が、本発明は、把持しやすく、点火中に滑る虞を軽減できる。
また、図2に示す点火状態(レバー閉状態)から、消火する場合は、ケース部材1とレバー部材2の把持(握力)を弱めれば、点火ボタン99の戻りの弾発付勢力によって、ボタン押圧部材3が押し戻されて、レバー部材2が開くように揺動し、点火準備状態(非点火状態)に戻る。レバー部材2の開閉操作で点火と消火が行なえる。つまり、点火ボタン99用の戻し用弾発部材を利用し、ケース部材1とレバー部材2の間に、レバー戻し用弾発部材を設けず、部品点数を少なくし、小型かつ軽量に構成している。
また、図1の点火準備状態から、点火準備開き角度θaよりも大きな開き角度となるように、(ボタン押圧部材3が点火ボタン99から長手一方側Naへ離間するように)レバー部材2を開操作した場合に、図3に示すように、枢支用凸部23が、孔幅狭部14gを通過可能な姿勢となる。つまり、枢支用凸部23を枢支用凹部14の先端縁部14a側に移設可能となる。
そして、図4に示すように、枢支用凸部23を枢支用凹部14の先端縁部14a側に配設した状態で、レバー部材2が点火棒型ライター9或いはケース部材1に当接する揺動限界まで(レバー部材2の操作力受け壁部21と点火棒型ライター9の間が、所定の点火開き角度θbよりも小さい角度となるように)閉操作しても、ボタン押圧部材3が、点火ボタン99を押し込まないように(当接しないように)、指挿入窓部93内で逃がすように構成している。
つまり、レバー部材2の揺動軸心Laを先端側(長手一方側Na)へ移設することで、ボタン押圧部材3の移動(揺動)範囲を長手一方側Naへ逃がして、ボタン押圧部材3の移動範囲内に点火ボタン99が含まれないように構成している。
即ち、枢支用凸部23を、枢支用凹部14の基端縁部14b側と先端縁部14a側とに位置換え(移設)することで、レバー部材2を、点火準備姿勢から点火ボタン99を操作可能な点火揺動可能状態と、点火ボタン99を押さずに揺動可能な安全揺動可能状態と、に切換自在としている。
また、図4に示すように、レバー部材2の操作力受け壁部21と点火棒型ライター9の間が、所定の点火開き角度θbよりも小さい開き角度θcとなった持ち運び状態(携帯用収納状態)で、不用意にレバー部材2が開揺動しないようにするロック手段7を具備している。ロック手段7は、レバー部材2のレバー側壁部22,22に貫設した長孔状の係合雌部72と、ケース部材1のケース側壁部11e,11eから側方に突設され持ち運び状態で係合雌部72に係合する半球凸状頭部を有する係合雄部71と、から成る。係合雄部71が係合雌部72に嵌まり込むことで開揺動を阻止する。また、使用者が意図的にレバー部材2を開くように引いた場合は、係合が解除されるように設けている。つまり、カバンやポケット等に安全に収納できると共に子供等がイタズラ等で点火するのを防止できる。
また、図1に示すように、ケース部材1のライター取着部11は、把持部95の基端面95dを支持する基端壁部11dと、把持部95の幅方向一方面95aを支持する幅方向一方壁部11aと、把持部95の側面95e,95eを支持するケース側壁部11e,11eと、ケース側壁部11e,11eを幅方向他方側で連結して把持部95に抱き込み状に取着するための連結壁部11fと、を備えている。
ケース部材1の基端壁部11dで、ボタン押圧部材3が点火ボタン99を押し込む力を受けて、点火棒型ライター9がケース部材1から脱落するのを防止している。
また、連結壁部11fによって、ケース部材1とレバー部材2の間から点火棒型ライター9が抜けるのを防止している。
つまり、ライター取着部11は、把持部95の幅方向一方面95a側を支持する横断面コの字状のケース部18と、把持部95の幅方向他方面95b側を支持する横断面コの字状の抱き込み部19と、基端壁部11dと、を有している。
また、ボタン押圧部材3の抜き差しによって点火棒型ライター9に対してケース部材1を着脱可能に構成している。非点火状態で、ボタン押圧部材3を、レバー部材2から引き抜いた後に、ケース部材1を長手他方側へスライドさせることで、点火棒型ライター9とケース部材1を分離可能としている。
また、空状態のケース部材1に、長手一方側Naから点火棒型ライター9の把持部95を挿入し、その後、レバー部材2にボタン押圧部材3を差し込むことで、点火棒型ライター9がケース部材1の長手一方側Naへ抜けるのを防止された取付完了状態となる。
次に他の実施形態について説明する。
図8及び図9に示すように、上述した点火棒型ライター9と外観形状の異なる点火棒型ライター9に対応させたものである。上述の実施形態と異なる点は、ケース部材1の枢支用凹部14が、側面視で軸心L9と平行状の直線縦長型(状)に形成した点である。他の構成は上述の実施形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、図示省略するが、一対の棒状脚部31,32の差込先端部31a,32aの両方に係止部33を設けても良い。また、係止部33の形状は自由であって、外鍔状や膨出頭状、あるいは、差込孔25の開口縁部が差し込まれる切欠凹部又は凹周溝状等の凹部型に設けても良い。また、ロック手段7は、ケース部材1に係合雌部72を設け、レバー部材2に係合雄部71を設けても良い。
また、点火棒型ライター9は、棒状延長部91とライター操作部(点火操作部)92と把持部95が軸心L9に沿って、直列状に配設された全体棒形状であって、点火ボタン99が基端側(長手他方側)へ押し込まれることで点火するように構成されている。そして、点火ボタン99を弾発付勢部材等によって、子供等が指で簡単に押し込んで点火できないように固く(重く)したものである。つまり、子供等が興味本意やイタズラ等で触っても、容易に点火しないように構成された、チャイルドレジスタンス機構(CR機構)を有するものである。また、指挿入窓部93は、軸心L9を有する平面(図1乃至図4と図8及び図9の紙面)に直交する方向(厚み方向)に開口している。また、棒状延長部91の軸心L9は、点火棒型ライター9全体の長手方向軸心とも言える。
また、本発明を容易に説明するために、棒状延長部91の軸心L9に沿った方向を長手方向(縦方向)Nと呼んでいる。そして、点火棒型ライター9とケース部材1とレバー部材2に於て、棒状延長部91の点火口90から炎が噴出する側を、先端側又は長手一方側Naと呼び、指挿入窓部93の開口方向を側方(厚み方向)と呼び、図1乃至図5と図8及び図9に矢印Wで示す方向(軸心L9及び指挿入窓部93の開口軸心と直交する方向)を幅方向と呼んで、方向を説明している。また、ボタン押圧部材3において、レバー部材2へ差し込む際に先頭となる端部を、差込先端部31a,32aと呼んでいる。したがって、方向を基に、使用状態の姿勢を限定するものではない。
以上のように、本発明のライター点火補助具は、点火ボタン99が内部に配設される指挿入窓部93を有する点火棒型ライター9の点火操作を補助するためのライター点火補助具であって、点火棒型ライター9の把持部95に抱き込み状に取着するケース部材1と、指挿入窓部93の近傍でケース部材1に揺動自在に枢支された横断面コの字状のレバー部材2と、レバー部材2に抜き差し自在に設けられ指挿入窓部93を貫通するボタン押圧部材3と、を備え、ケース部材1とレバー部材2を片手にて握って引き寄せる外力Faが倍力された押圧力Fbを点火ボタン99へ作用するように構成したので、ケース部材1と共にレバー部材2を握ることで容易に点火できる。つまり、点火棒型ライター9を把持して人差し指等で点火ボタン99を押すのは、高齢者等の身体弱者は、指の筋力が弱く非常に困難であった。また、線香への着火の際に、点火ボタン99を押したまま保持することは困難であった。そこで、指の筋力による押し力よりも強い力が点火ボタン99に作用して、容易に点火が行なえる。また、指で点火ボタン99を押圧保持する場合に比べて、手を握った状態を保持する方が楽で疲れにくく、蝋燭等への着火作業が容易に行なえるようにしている。また、ケース部材1とボタン押圧部材3で点火棒型ライター9の長手方向Nの移動を規制して、ケース部材1から点火棒型ライター9が離脱や落下するのを防止している。
また、ボタン押圧部材3は、一対の棒状脚部31,32を連結した全体略U字型であって、一対の棒状脚部31,32を開脚・閉脚弾性変形可能に構成し、一対の棒状脚部31,32の差込先端部31a,32aの一方又は両方に、抜け止め用の係止部33を設けたので、レバー部材2からボタン押圧部材3が脱落(離脱)するのを防止できると共に、レバー部材2からボタン押圧部材3を容易かつスムーズに抜き差しできる。
1 ケース部材
2 レバー部材
3 ボタン押圧部材
9 点火棒型ライター
31 棒状脚部
31a 差込先端部
32 棒状脚部
32a 差込先端部
33 係止部
93 指挿入窓部
95 把持部
99 点火ボタン
Fa 外力
Fb 押圧力

Claims (2)

  1. 点火ボタン(99)が内部に配設される指挿入窓部(93)を有する点火棒型ライター(9)の点火操作を補助するためのライター点火補助具であって、
    上記点火棒型ライター(9)の把持部(95)に抱き込み状に取着するケース部材(1)と、上記指挿入窓部(93)の近傍で上記ケース部材(1)に揺動自在に枢支された横断面コの字状のレバー部材(2)と、該レバー部材(2)に抜き差し自在に設けられ上記指挿入窓部(93)を貫通するボタン押圧部材(3)と、を備え、
    上記ケース部材(1)と上記レバー部材(2)を片手にて握って引き寄せる外力(Fa)が倍力された押圧力(Fb)を上記点火ボタン(99)へ作用するように構成したことを特徴とするライター点火補助具。
  2. 上記ボタン押圧部材(3)は、一対の棒状脚部(31)(32)を連結した全体略U字型であって、
    上記一対の棒状脚部(31)(32)を開脚・閉脚弾性変形可能に構成し、上記一対の棒状脚部(31)(32)の差込先端部(31a)(32a)の一方又は両方に、抜け止め用の係止部(33)を設けた請求項1記載のライター点火補助具。
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