JP6016435B2 - 真空断熱材および被断熱装置 - Google Patents
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性能を著しく損なうという問題点があった。
外形が3次元面を有するとともに当該3次元面を保持するプラスチックから構成される骨格部と、
上記骨格部の周囲に配設され、無機質繊維、有機質繊維または、それらの複合繊維から構成される芯部と、
上記骨格部および上記芯部を覆い、内部を減圧状態に保持するとともに上記骨格部の上記外形に沿う包装部とにて構成された真空断熱材であって、
開口部を備え、
前記開口部に沿って2枚の前記包装部を融着した融着部を備えるものである。
被断熱部を備えた被断熱装置において、
上記被断熱部の外周形状に沿うように上述した真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されているものである。
被断熱部への被覆率が高まり、保温性能が向上する。
被断熱部を備えた被断熱装置において、
上記被断熱部の外周形状に沿うように上述した真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されているので、
被断熱部への被覆率が高まり、保温性能が向上する。
以下、本願発明の実施の形態について説明する。本発明は、一般的に使用されている平板状の真空断熱材などを所望形状に成形するために後加工すると、包装部へのしわや亀裂および、破れを招き包装部の内部の真空が壊れる恐れがあるほか、ガスバリア性を有する中間層へ引っ張り、圧縮の荷重負荷が掛かることで経年的な劣化を促進させ信頼性の欠如を伴う。そこで、包装部への負担を与えることなく任意の3次元面を有する断熱材の構造および製造方法を提案するものである。
図7はこの発明の実施の形態2における真空断熱材の構成を示した図である。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態2においては、包装部4の辺の一部まで切欠きされた配管用の切り欠き部60を有するものである。図11はこの発明の実施の形態2における真空断熱材の構成を示す上面図(a)および上面図のA−A’線断面図(b)、図12は図11に示した真空断熱材1の骨格部2のみの構成を示す上面図(a)および側面図(b)である。図13ないし図15は図11に示した真空断熱材1の芯部3の上層芯部3a、中層芯部3b、下層芯部3cのそれぞれの構成を示す上面図(a)および上面図のA−A’線断面図(b)である。尚、切り欠き部60以外は上記実施の形態1同様である。
図17はこの発明の実施の形態3における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態3における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図17は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、中層芯部3bと下層芯部3cとのみを備え、上層芯部を備えないものである。
図18はこの発明の実施の形態4における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態4における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図18は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、上層芯部3aと中層芯部3bとのみを備え、下層芯部を備えないものである。
図19はこの発明の実施の形態5における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態5における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図19は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、上層芯部3aと下層芯部3cとのみを備え、中層芯部を備えないものである。
図20はこの発明の実施の形態6における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態6における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図20は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、中層芯部3bのみを備え、上層芯部および下層芯部を備えないものである。
図21はこの発明の実施の形態7における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態7における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図21は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、下層芯部3cのみを備え、上層芯部および中層芯部を備えないものである。
図22はこの発明の実施の形態8における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態8における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図22は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、上層芯部3aのみを備え、中層芯部および下層芯部を備えないものである。
図23は本発明の実施の形態9における真空断熱材1を給湯機10への適用した例を示した図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。真空断熱材1は発泡樹脂から構成される発泡断熱部15を下面に配設されているものである。この発泡断熱部15は、貯湯タンク11の上側の外周面において内側表面に密接する形状に任意の厚さで成形されたものである。包装部4と発泡断熱部15とは接着剤等にて接合されることが望ましい。また、図示はしないものの、開口部6を回避するかたちで発泡断熱部15は成形されている。
図24は本発明の実施の形態10における真空断熱材1を給湯機10への適用した例を示したものである。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。真空断熱材1は包装部4の全面を覆うように形成された発泡樹脂にて構成される発泡断熱部16を備えたもので、インサート成形にて形成されたものである。この際、包装部4の骨格部2からはみ出した部分は、骨格部2の内側に沿うように折り曲げておくことが望ましい。また、図示はしないものの、開口部6を回避するかたちで発泡断熱部16は成形されている。
3c 下層芯部、4 包装部、5 融着部、6 開口部、10 給湯機、
11 貯湯タンク、12 外装容器、13 上側配管、14 下側配管、
15 発泡断熱部、16 発泡断熱部、20 骨格材、60 切り欠き部。
Claims (9)
- 外形が3次元面を有するとともに当該3次元面を保持するプラスチックから構成される骨格部と、
上記骨格部の周囲に配設され、無機質繊維、有機質繊維または、それらの複合繊維から構成される芯部と、
上記骨格部および上記芯部を覆い、内部を減圧状態に保持するとともに上記骨格部の上記外形に沿う包装部とにて構成された真空断熱材であって、
開口部を備え、
前記開口部に沿って2枚の前記包装部を融着した融着部を備える真空断熱材。 - 外形が3次元面を有するとともに当該3次元面を保持するプラスチックから構成される骨格部と、
上記骨格部の周囲に配設され、無機質繊維、有機質繊維または、それらの複合繊維から構成される芯部と、
上記骨格部および上記芯部を覆い、内部を減圧状態に保持するとともに上記骨格部の上記外形に沿う包装部とにて構成された真空断熱材であって、
切り欠き部を備え、
前記切り欠き部に沿って2枚の前記包装部を融着した融着部を備える真空断熱材。 - 上記芯部は、上記骨格部の上面を覆うように形成されている請求項1または請求項2に記載の真空断熱材。
- 上記芯部は、上記骨格部の下面を覆うように形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の真空断熱材。
- 上記骨格部は、複数の骨格材が縦横に交差されて形成されている請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の真空断熱材。
- 上記芯部は、上記各骨格材の縦横の交差された間に挿入するように形成されている請求項5に記載の真空断熱材。
- 上記包装部の一部または全てを覆うように発泡樹脂から構成される発泡断熱部を備えている請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の真空断熱材。
- 被断熱部を備えた被断熱装置において、
上記被断熱部の外周形状に沿うように請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されている被断熱装置。 - 被断熱部と、上記被断熱部に配設された配管とを備えた被断熱装置において、
上記被断熱部の外周形状に沿うように請求項1または請求項2に記載の真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されるとともに、上記配管が上記開口部または切り欠き部に配設する被断熱装置。
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