JP6014856B2 - 盤用ヒータ - Google Patents

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Description

本発明は、配電盤、分電盤、通信盤などの電気電子機器収納ボックスに取り付けられる盤用ヒータに関するものである。
電気電子機器収納ボックス等の盤内を温める装置として、特許文献1に示すような、盤用ヒータが知られている。この盤用ヒータは、ヒータと、ヒータを収納する筐体と、ファンとを備え、ヒータにより加熱された空気を盤内へ供給して盤内を温める構造である。これにより、盤内に収納された電気電子機器に低温障害が生じることを防止するとともに、盤内の温度上昇により相対湿度を下げて、電気電子機器の接続端子等に結露が発生することを防止するものである。
一般に、盤用ヒータは数万時間駆動させた後にファンを交換する必要があるが、そのためには電気電子機器収納用ボックスから盤用ヒータを取り外し、その後盤用ヒータからファンを取り外す必要があるため、作業が煩雑であった。また、従来、ファンは筐体の四隅に直接ねじで固定されていた。そのため、ねじの本数が多く、またねじを取外すとファンが分離してしまい、仮止めができなかったので作業性が悪かった。
特開2010−273459号公報
本発明の目的は前記問題を解決し、ファンの取り付け作業中にファンが落下することがなく、しかも少ない本数のねじなどの固定具でファンを固定できる盤用ヒータを提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、筺体に、ヒータと、そのヒータによって加熱された空気を盤内に循環させるファンとを取り付けた盤用ヒータにおいて、前記筺体は、ファンガードとヒータ背面との間にファンを収納するファン収納部を有し、このファン収納部内に側面の開口部からファンをスライドさせて挿入し、固定具で固定したことを特徴とするものである。
また、筺体の一つの側面に取付部を設け、他の一つの側面にヒータとファンとの接続部を設けた構造とすることが好ましい。さらに、前記取付部を筐体の直交する二つの側面に設けた構造とすることが好ましい。
本発明に係る盤用ヒータは、筺体のファンガードとヒータ背面との間にファンを収納するファン収納部を形成し、筺体の側面の開口部からファンをスライドさせて挿入する構造である。このため取付ねじの本数を減らすことができるうえ、ファンを筺体内に仮保持させることができるので、ねじ止めする際にファンが落下する危険がなく、ねじの位置決めにもなるため取付け作業性が向上する。
また、請求項2のように、筺体の一つの側面に取付部を設け、他の一つの側面にヒータとファンとの接続部を設けた構造とすれば、バランスがよくなりコンパクト構成とすることができる。
さらに請求項3のように、取付部を筐体の直交する二つの側面に設けた構造とすれば、盤内の取付スペースの広さや形状に応じて、盤用ヒータの取り付け方向を選択することができる。
本発明の実施形態の斜視図である。 本発明の実施形態の背面斜視図である。 本発明の実施形態の分解斜視図である。 本発明の実施形態の分解斜視図である。 本発明の実施形態の縦断面図である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態を示す。
図1、図2において、1は盤用ヒータの筺体、2は筐体1内に組み込まれた四角形のヒータ、3はヒータ2によって加熱された空気を盤内に循環させるためにヒータ2の背面に配置された外形状が四角形のファン、4はヒータ2やファン3を電源部に接続するために筐体1の上面に設けられた接続端子部、5は接続端子部4を覆う端子台カバーである。図2に示されるように、本発明の盤用ヒータは、筺体1の底面又は右側面に取付金具11を取り付け、この取付金具11を盤面に固定することにより盤内に設置されるものである。
図3に示すように、筺体1は、背面を開口させた箱体に後方に伸びる腕部9を延設し、この腕部9にファンガード10を係合したものである。本実施形態では、腕部9は箱体の上面全体および底面の左右の計3箇所に形成されている。箱体上面の腕部9Aは右側端を下方に折り曲げられ、折り曲げ部9aは箱体の右側面と一体をなしている。底面右下の腕部9Bは右側端を上方に折り曲げた断面逆L字状をなし、折り曲げ部9bは箱体の右側面と一体をなしている。また、左下の腕部9Cは平板状に形成され、箱体の底面と一体をなしている。図4に示すように、これらの腕部9の先端にファンガード10を取付けることにより、ファンガード10とヒータ2の背面との間にファン3を収納するためのファン収納部14が形成される。
ファンガード10は図3に示すように略四角状の平板であり、上辺と下辺に垂直方向に伸びる係合爪13が形成されている。これらの係合爪13を前記腕部9A,9B,9Cの係合孔12に係合させることにより、ヒータ2の背面側にファン収納部14が形成されるとともに、筺体1の左側面にファン3を挿入するための開口部15が形成される。この開口部15からファン3をスライドさせて挿入することにより、筺体1内にファン3を仮保持させることができる。また、ファンガード10の四隅及び箱体の背面側の四隅には、挿入されたファン3を筺体1に固定するための挿通孔16,17が形成されている。前記の通り、ファン3は筺体1内に仮保持されているので、4箇所の挿通孔16,17のうち1、2箇所を使用してねじ止めすればよい。本実施形態では、左上端と右下端の2箇所を固定具であるねじ8により止めているが、これに限定されるものではなく、例えばワンタッチ固定具などを用いてもよい。
また、筺体1の一つの側面である上面には接続端子部4が載置され、この接続端子部4を覆うように端子台カバー5が取り付けられている。この面がヒータ2とファン3との接続部となる。また、筺体1の面の左側端には、ファン3の挿入方向に向かって切欠き部18が形成されている。ファン3に接続された電線は、この切欠き部18から引き出され、接続端子部4に案内されるので、配線の取り回しがよい。
端子台カバー5は無底のボックス体であり、天井面の一部を開口され、この開口部19から接続端子部4の一部を露出させている。これにより、ファン3を交換するとき以外は、端子台カバー5を外すことなく配線を行うことができる。また、背面の下端には二対の係合爪20が形成されている。さらに端子台カバー5の天井面には、筺体1の上面のねじ孔部21に連通するねじ受け孔22が形成されている。
なお、筺体1の底面及び右側面の双方に、盤用ヒータを取り付けるための取付孔23,24を形成して、これらの面を取付部としている。これにより、設置スペースの広さや形状に合わせていずれか一方を選んで、盤面に盤用ヒータを固定することができる。すなわち、盤用ヒータを縦置きするのに十分な設置スペースがある場合には、筺体1の底面に取付金具11を取り付けて盤面に固定する。これに対し、縦置きはできないが横向きにできる場合には、開口部15が上方に向くように筺体1の右側面に取付金具11を取り付けて盤面に固定する。
この盤用ヒータを組み立てるには、まず箱体の腕部9A,9B,9Cに穿設した係合孔にファンガード10の係合爪13を係合させる。これにより、ヒータ2の背面側にファン収納部14が形成されるとともに、筺体1の左側面にファン3を挿入するための開口部15が形成される。この開口部15からファン収納部14内にファン3をスライドさせて挿入する。このときファン3は箱体の内壁に形成された凸部25によりヒータ2に接触することのないよう位置規制されるので、ヒータ2との間に一定の空間が形成される。ヒータ2とファン3が密着状態にあると、ファン3による風がヒータ2の一部に当たって跳ね返るため空気抵抗が生じるが、上記のように、ヒータ2とファン3との間に空間を形成することにより、ファン3による風の抵抗を減らし、効率よくヒータ2に空気を通過させることができる。また、ヒータ2の熱がファン3に伝わりにくくなるため、ファン3の寿命低下を防止できる。
次に、ファンガード10の挿通孔、ファン3の挿通孔、箱体の挿通孔にねじ8を挿入しファン3を筺体1に固定する。ファン3は、既に筺体1に仮保持されているので、ねじの位置決めになり取付作業性が向上し、少ないねじの本数でファン3を固定できる。本実施形態では、左上部と右下部の2箇所をねじで固定している。その後、筺体1の上面に接続端子部4を載置する。図示しないが、ファン3に繋がれた電線は切欠き部18から引き出され、接続端子部4に接続される。
最後に、筺体1の上面に端子台カバー5を固定する。本実施形態では、ファン3ード10の上辺を切り欠くことにより筺体1の上面とファンガード10との間に切欠き孔26が形成されている。まず、この切欠き孔26に端子台カバー5の係合爪20を係合し、さらに端子台カバー5の天井面のねじ受孔22と筺体1の上面のねじ孔部21とをねじ止めする。
このように構成された本発明の盤用ヒータは、筺体1内にファン収納部14を形成し、このファン収納部14にファン3を保持できる構造にした。そのため、ファン3の取り付け作業中にファンが落下することがなく、安全である。また、ねじの位置決めにもなるため取付作業性が向上する。しかも、ファンを固定するためのねじ8の本数も少なくて済むなどの利点がある。
1 筺体
2 ヒータ
3 ファン
4 接続端子部
5 端子台カバー
6 ファンユニット
7(ファンの)挿通孔
8 ねじ
9 腕部
10 ファンガード
11 取付金具
12(腕部9Aの)係合孔
13(ファンガードの)係合爪
14 ファン収納部
15(筺体の)開口部
16(ファンガードの)挿通孔
17(箱体の)挿通孔
18 切欠き部
19(端子台カバーの)開口部
20(端子台カバーの)係合爪
21 ねじ孔部
22 ねじ受孔
23(筺体底面の)取付孔
24(筺体右側面の)取付孔
25 凸部
26 切欠き孔

Claims (3)

  1. 筺体に、ヒータと、そのヒータによって加熱された空気を盤内に循環させるファンとを取り付けた盤用ヒータにおいて、
    前記筺体は、ファンガードとヒータ背面との間にファンを収納するファン収納部を有し、
    このファン収納部内に側面の開口部からファンをスライドさせて挿入し、固定具で固定したことを特徴とする盤用ヒータ。
  2. 筺体の一つの側面に取付部を設け、他の一つの側面にヒータとファンとの接続部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の盤用ヒータ。
  3. 前記取付部を筐体の直交する二つの側面に設けたことを特徴とする請求項2に記載の盤用ヒータ。
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