JP6012485B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
そこで、特許文献2では、気化器、改質器、及びこれらを加熱するためのバーナを設け、停止時においても改質器により生成される水素をセルスタックの燃料極側に供給してセルスタックを保護する技術が開示されている。
即ち、本発明の燃料電池システムは、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電するセルを有し、炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含む長尺状の複数のセルスタックと、前記セルスタックにおける発電の停止時に、前記セルスタックに水蒸気を供給する水蒸気供給手段と、前記セルスタックが発生する熱で水を加熱し、水蒸気を発生させる気化器と、を備え、前記気化器は板状をなす気化器本体と、前記気化器本体の内部を蛇行するように形成され、前記水が導入される蛇行孔と、を有し、前記気化器は、前記気化器本体の主面が複数の前記セルスタックが束ねられることで構成されたカートリッジに沿い、かつ、前記カートリッジの近傍に配置されていることを特徴とする。
また、セルスタックに供給される水蒸気は、セルスタックが発する熱で水を加熱することによって発生させるため、停電時においても水蒸気を発生させることが可能となる。
図1に示すように、本実施形態のコンバインド発電システム1は燃料電池モジュール2を含む燃料電池システム7と、ガスタービン3とを組み合わせた発電システムである。
ガスタービン3は、外気を吸入して圧縮する空気圧縮機4と、空気圧縮機4の下流側に設けられた燃焼器5と、燃焼器5の下流側に設けられたタービン6とを主な構成要素として有している。さらに、ガスタービン3には、発電機8が接続されている。
タービン6は、燃焼器5により生成された高温燃焼ガスの供給を受けて回転駆動力を発生させ、圧縮機4を回転駆動させるとともに、発電機8を駆動する。タービン6には、タービン6を回転駆動した後の高温燃焼ガス、即ち、排ガスが導入されるガスタービン排ガスダクト9が設けられている。ガスタービン排ガスダクト9は、排ガスを外部に導く配管である。
燃料電池モジュール2は圧力容器10と圧力容器10の内部に収納された複数のカートリッジ201とを有している。カートリッジ201は、セルスタック101が複数束ねられることで構成されており、燃料ガスF1及び酸化剤ガスO1の供給を受けて発電を行うものである。セルスタック101の詳細については後述する。
排燃料配管320には、排燃料ガスF2の一部を燃料配管310に再循環させる燃料再循環配管325が接続されている。即ち、燃料再循環配管325の一方の端部は排燃料配管320に接続され、他方の端部は燃料配管310に接続されている。燃料再循環配管325には、燃料再循環配管325を流れる排燃料ガスF2を燃料配管310に送給する為の燃料再循環ブロア15が設けられている。
また、酸化剤ガス配管330からは、酸化剤ガスO1を排酸化剤ガス配管340へ分岐する空気分岐配管18が設けられている。
図3に示すように、燃料電池モジュール2は、容器中心軸Avを中心として容器中心軸方向Dvに延びる円筒形状の圧力容器10と、この圧力容器10内に配置されている複数のカートリッジ201を有している。
コンバインド発電システム1が定常運転されている場合には、ガスタービン3の運転により、空気圧縮機4は空気供給部より酸化剤ガスO1を吸入して圧縮する。圧縮された酸化剤ガスO1は空気圧縮機4から酸化剤ガス配管330を介して燃料電池モジュール2のカートリッジ201に流入する。
このように、コンバインド発電システム1では、燃料電池モジュール2とガスタービン3とで発電が行われる。
それと同時に、燃料電池モジュール2からの電力の取り出しを停止することで、即ちセルスタック101での水素と酸素との電気化学反応を停止させる。この状態において燃料電池システム7のカートリッジ201の温度は発電温度であることから、700℃以上を保持している。また、燃料電池モジュールの停止前に燃料配管310を流れていた燃料ガスF1と再循環された排燃料ガスF2の混合ガス中には、セルスタック101における電気化学反応で生成される水蒸気を多量に含んでいる 。しかし、電気化学反応が停止することで、水蒸気が発生しなくなる。よって、燃料電池モジュール2が停止した後において、燃料極における改質反応を継続すると、燃料配管310の水蒸気(水分)量が少なくなり、炭化水素を含む燃料ガスF1がセルスタック101に供給されても水素が生成されないばかりか、炭素が析出する可能性がある。なお、水蒸気の供給量としては燃料配管310における水蒸気と炭素の比(S/C)がS/C>3であることが望ましい。
気化器31で発生した水蒸気は、第二配管34を介して燃料配管310に流入し、窒素とともに、カートリッジ201のセルスタック101内に流入する。上述したように、セルスタック101の燃料極112は、燃料極112の成分であるNiが燃料ガスF1に対して触媒として作用する。よって、水蒸気は、燃料ガスF1中に含まれるメタン(炭化水素、CH4)と反応し、水素(H2)と一酸化炭素(CO)に改質する。
改質によって発生した水素は、窒素とともにセルスタック101内に流入し、セルスタック101内を還元性雰囲気に保持する。
例えば、上記実施形態においては、燃料電池モジュール2を含む燃料電池システム7と、ガスタービン3とを有するコンバインドサイクル発電システム1を用いて、本発明の燃料電池システム7を説明したが、これに限ることはない。本発明の燃料電池システムは、単体の燃料電池モジュールを有する燃料電池システムや、マイクロガスタービン複合発電システムにも応用可能である。
2 燃料電池モジュール(燃料電池)
7 燃料電池システム
10 圧力容器
30 水蒸気供給装置(水蒸気供給手段)
31 気化器
32 水供給源
33 第一配管(配管)
101 セルスタック
112 燃料極(触媒)
F1 燃料ガス
F2 排燃料ガス
O1 酸化剤ガス
O2 排酸化剤ガス
Claims (4)
- 酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電するセルを有し、炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含む長尺状の複数のセルスタックと、
前記セルスタックにおける発電の停止時に、前記セルスタックに水蒸気を供給する水蒸気供給手段と、
前記セルスタックが発生する熱で水を加熱し、水蒸気を発生させる気化器と、を備え、
前記気化器は板状をなす気化器本体と、前記気化器本体の内部を蛇行するように形成され、前記水が導入される蛇行孔と、を有し、
前記気化器は、前記気化器本体の主面が複数の前記セルスタックが束ねられることで構成されたカートリッジに沿い、かつ、前記カートリッジの近傍に配置されていることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池システムは、前記セルスタックが収容される圧力容器を備え、
前記水蒸気供給手段は、前記圧力容器の内部に設けられた前記気化器と、前記圧力容器の外部に設けられた水供給源と前記気化器とを接続する配管と、を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記水蒸気供給手段は、前記配管に設けられ、前記停止時に開状態となる弁を有することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
- 前記配管に接続され、内部に気体が圧縮状態で封入されて、前記水供給源から供給される水を加圧する蓄圧器を備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の燃料電池システム。
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