JP6011901B2 - 両面粘着テープ、保護部材及び電子機器 - Google Patents
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Description
本発明の両面粘着テープを構成するシリコーン系粘着剤層は、シリコーン系粘着剤を用いることによって形成することができる。
ゲル分率(質量%)={(片面粘着テープをトルエンに浸漬した後のシリコーン系粘着剤層の質量)/(片面粘着テープをトルエンに浸漬する前のシリコーン系粘着剤層の質量)}×100
本発明の両面粘着テープを構成するアクリル系粘着剤層は、アクリル系粘着剤を用いることによって形成することができる。
(GPCの測定条件)
・サンプル濃度:0.5質量部(テトラヒドロフラン溶液)
・サンプル注入量:100μL
・溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
・流速:1.0mL/min
・カラム温度(測定温度):40℃
・カラム:東ソー株式会社製「TSKgel GMHHR−H」
・検出器:示差屈折
ゲル分率(質量%)={(片面粘着テープをトルエンに浸漬した後のアクリル系粘着剤層の質量)/(片面粘着テープをトルエンに浸漬する前のアクリル系粘着剤層の質量)}×100
前記両面粘着テープの製造に使用可能な基材としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、セロファン、ジアセチルセルロースフィルム、トリアセチルセルロースフィルム、アセチルセルロースブチレートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリスルホンフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリエーテルイミドフィルム、ポリイミドフィルム、フッソ樹脂フィルム、ナイロンフィルム、アクリル樹脂フィルム等を使用することができる。なかでも、前記基材としては、ポリエチレンテレフタレートを使用することが好ましく、前記シリコーン粘着剤層との密着性に優れた易接着処理されたポリエチレンテレフタレートを使用することがより好ましい。
本発明の両面粘着テープは、例えば前記基材の一方の面側に、前記シリコーン系粘着剤を塗布し、乾燥させることによって、前記シリコーン系粘着剤層を形成し、必要に応じてそのシリコーン系粘着剤層に離型ライナーを貼付することによって片面粘着テープを製造する工程、上記とは別の離型ライナーに前記アクリル系粘着剤を塗布し、乾燥させることによって前記アクリル系粘着剤層を形成する工程、及び、前記片面粘着テープを構成する基材の他方の面側に、前記アクリル系粘着剤層を転写する工程を経ることによって製造することが好適である。
本発明の両面粘着テープは、前記粘着剤層上に剥離ライナーが積層されていることが好ましい。
前記情報表示部は、もっぱら画像や映像等を表示可能な部位を指し、例えば液晶パネルの表面、有機ELパネルの表面等が挙げられる。前記情報表示部の最表面(前記両面粘着テープのシリコーン系粘着剤層が貼付される面)は、樹脂からなる面であっても、ガラスからなる面であってもよいが、ガラスからなる面であることが、前記シリコーン系粘着剤層とのリワーク性やエア抜け性や耐衝撃性に優れるため好ましい。
前記部材としては、例えば強化ガラスが挙げられる。
保護部材としては、前記両面粘着テープが有する前記アクリル系粘着剤層の表面に、予めガラスまたは樹脂からなる部材が貼付された構成を有するものが挙げられる。前記両面粘着テープと、強化ガラス等のガラスまたは樹脂からなる部材との貼り合わせは、通常、ローラー等を用いて行うことができる。前記保護部材としては、前記両面粘着テープが有する前記アクリル系粘着剤層の表面に、予めガラスまたは樹脂からなる部材を貼付したものを、オートクレーブ処理(例えば40℃〜60℃及び0.1MPa〜1MPaの環境下に5分〜60分間程度放置する処理)したものを使用することが、飛散防止性をより一層向上できるため好ましい。
(シリコーン系粘着剤A)
ガム成分として重量平均分子量28万の付加硬化型ジメチルフェニルポリシロキサン90質量部と、レジン成分として重量平均分子量550のジメチルフェニルポリシロキサン10質量部と、トルエン200質量部と、メチルエチルケトン33質量部を混合したものに、触媒「CAT−PL−50T」(信越化学工業株式会社製、塩化白金酸とビニル基含有シロキサンとの反応物)0.666質量部を添加し、攪拌機を用い15分撹拌することによってシリコーン系粘着剤Aを得た。
ガム成分として重量平均分子量28万の付加硬化型ジメチルポリシロキサン85質量部と、レジン成分として重量平均分子量4500のジメチルポリシロキサン15質量部と、トルエン200質量部と、メチルエチルケトン33質量部を混合したものに、触媒「CAT−PL−50T」(信越化学工業株式会社製、塩化白金酸とビニル基含有シロキサンとの反応物)0.833質量部を添加し、攪拌機を用い15分撹拌することによってシリコーン系粘着剤Bを得た。
ガム成分として重量平均分子量28万の付加硬化型ジメチルポリシロキサン60質量部と、レジン成分として重量平均分子量4500のジメチルポリシロキサン40質量部と、トルエン200質量部と、メチルエチルケトン33質量部を混合したものに、触媒「CAT−PL−50T」(信越化学工業株式会社製、塩化白金酸とビニル基含有シロキサンとの反応物)1.666質量部を添加し、攪拌機を用い15分撹拌することによってシリコーン系粘着剤Cを得た。
(アクリル系粘着剤a)
<アクリル系重合体(1)の調製>
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート95.5質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.5質量部、アクリル酸4.0質量部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部を酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合させることによって重量平均分子量80万のアクリル系重合体(1)溶液を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、メチルメタクリレート95.0質量部、ジメチルアミノエチルメタクリレート5.0質量部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル1.0質量部を酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合させることによって重量平均分子量2万のアクリル系粘着付与樹脂を得た。
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、メトキシエチルアクリレート75質量部、n−ブチルアクリレート24質量部、ヒドロキシエチルアクリレート1質量部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部を酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合させることによって重量平均分子量70万のアクリル系重合体(2)の溶液を得た。
アクリル共重合体の調製
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート95.5質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.5質量部、アクリル酸4.0質量部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2質量部を酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量100万のアクリル共重合体(3)の溶液を得た。
基材である東洋紡株式会社製ポリエステルフィルム「A4300#38」の一方の面に、リップコーターを用いて、前記シリコーン系粘着剤Aを、乾燥後のシリコーン系粘着剤層の厚さが30μmになるよう塗工し、140℃で2分乾燥させることによってシリコーン系粘着剤層を形成した。
シリコーン系粘着剤Aの代わりにシリコーン系粘着剤Bを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
シリコーン系粘着剤Aの代わりにシリコーン系粘着剤Bを用い、シリコーン系粘着剤層の厚さを30μmから50μmに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
シリコーン系粘着剤層の厚さを30μmから50μmに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
シリコーン系粘着剤Aの代わりにシリコーン系粘着剤Bを用い、アクリル系粘着剤層の厚さを20μmから50μmに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
シリコーン系粘着剤Aの代わりにシリコーン系粘着剤Bを用い、アクリル系粘着剤層の厚さを20μmから8μmに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
シリコーン系粘着剤Aの代わりにシリコーン系粘着剤Bを用い、アクリル系粘着剤aの代わりにアクリル系粘着剤bを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
基材として、東洋紡株式会社製ポリエステルフィルム「A4300#38」の代わりに、ユチニカ株式会社製ポリエステルフィルム「S−50」(厚さ50μm)を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
シリコーン系粘着剤Aの代わりにシリコーン系粘着剤Cを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
シリコーン系粘着剤層の厚さを30μmから2μmに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
アクリル系粘着剤層の厚さを30μmから2μmに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
アクリル系粘着剤aの代わりにアクリル系粘着剤cを用い、アクリル系粘着剤層の厚さを30μmから50μmに変更し、かつ、東洋紡株式会社製ポリエステルフィルム「A4300#38」の代わりにユチニカ株式会社製ポリエステルフィルム「S−50」(厚さ50μm)を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で両面粘着テープを得た。
23℃50%RHの環境下で50mm幅の粘着テープに、25mm幅のユニチカ株式会社製ポリエステルフィルムS−25 25μmを、2.0kgローラーで1往復加圧貼付し、23℃50%RHで1時間放置する。その後、引っ張り試験機(テンシロンRTA−100、エーアンドディー社製)にて、23℃50%RHで引張速度300mm/minでS−25を180度方向に剥離し、接着力を測定した。なお、測定面とは反対側はDIC製両面テープ「#8625UJ」でアルミ板に貼付け固定した。
前記両面粘着テープの全光線透過率をJIS K7361−1:2000に従い、測定した。
前記両面粘着テープを用いて透明なガラス板2枚を貼付して得た試験片のヘイズを、JIS K7136:2000に従い、測定した。
実施例及び比較例で得た両面粘着テープのアクリル系粘着剤層と、厚さ0.4mmの強化ガラスとを積層し、それらの上面を、2kgローラーを一往復させることでそれらを貼り合わせ、オートクレーブ処理(60℃及び0.5MPaの環境下に30分間放置)することによって保護部材(図1)を得た。
◎:3時間以内に全ての気泡(エア)が抜けた。
○:3時間を超え、24時間以内に全ての気泡(エア)が抜けた。
×:24時間後も気泡(エア)が一部、残った。
前記「エア抜け性」を評価した後の試験片を、23℃及び50%RHの環境下に7日間放置した後、前記試験片を構成する前記板ガラスと前記保護部材とを手で解体した。その際の糊残り及び強化ガラスの割れを評価した。
実施例及び比較例で得た両面粘着テープのアクリル系粘着剤層の表面と、厚さ0.4mmの強化ガラスとを積層し、それらの上面を、2kgローラーを一往復させることでそれらを貼り合わせたものを試験片とした。
実施例及び比較例で得た両面粘着テープのアクリル系粘着剤層と、厚さ0.4mmの強化ガラスとを積層し、それらの上面を、2kgローラーを一往復させることでそれらを貼り合わせ、オートクレーブ処理(60℃及び0.5MPaの環境下に30分間放置)することによって保護部材を得た。
◎:まったくはがれなかった。
○:保護部材の端部が、ごくわずかに、情報表示面から剥がれた。
×:保護部材の貼付面積の5%以上の範囲が前記情報表示面からはがれた。
実施例及び比較例で得た両面粘着テープのアクリル系粘着剤層と、厚さ0.4mmの強化ガラスとを積層し、それらの上面を、2kgローラーを一往復させることでそれらを貼り合わせ、オートクレーブ処理(60℃及び0.5MPaの環境下に30分間放置)することによって保護部材を得た。前記保護部材を、厚さ1mmの板ガラスの表面に手で貼付したものを試験片とした。
実施例及び比較例で得た両面粘着テープのアクリル系粘着剤層と、厚さ0.4mmの強化ガラスとを積層し、それらの上面を、2kgローラーを一往復させることでそれらを貼り合わせ、オートクレーブ処理(60℃及び0.5MPaの環境下に30分間放置)することによって保護部材を得た。
×:保護部材の一部に曇りが生じたため、前記情報表示部に表示される画像等を実用上十分に視認することができなかった。
2 アクリル系粘着剤層
3 基材
4 シリコーン系粘着剤層
Claims (8)
- 基材の一方の面側に直接または他の層を介してシリコーン系粘着剤層を有し、前記基材の他方の面側に直接または他の層を介してアクリル系粘着剤層を有する両面粘着テープであって、前記シリコーン系粘着剤層に厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを貼付し、前記ポリエチレンテレフタレートフィルムを前記シリコーン系粘着剤層の表面に対して180°方向へ引っ張ることで測定される引張強さが0.01N/25mm〜0.1N/25mmの範囲であり、かつ、前記アクリル系粘着剤層に厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを貼付し、前記ポリエチレンテレフタレートフィルムを前記アクリル系粘着剤層の表面に対して180°方向へ引っ張ることで測定される引張強さが5N/25mm〜28N/25mmの範囲であり、前記シリコーン系粘着剤層が、ガム成分としてケイ素原子に重合性不飽和二重結合が結合した構造(−Si−CH=CH2基)を有する付加硬化型ポリオルガノシリコーンを含有するシリコーン系粘着剤によって形成された層であることを特徴とする両面粘着テープ。
- 前記シリコーン系粘着剤層が、ガム成分としてケイ素原子に重合性不飽和二重結合が結合した構造(−Si−CH=CH2基)を有する付加硬化型ポリオルガノシリコーン、及び、レジン成分として3000〜6000の重量平均分子量を有するポリオルガノシリコーンを含有するシリコーン系粘着剤によって形成された層であって、前記ガム成分としてのケイ素原子に重合性不飽和二重結合が結合した構造(−Si−CH=CH 2 基)を有する付加硬化型ポリオルガノシリコーンと、前記レジン成分としての3000〜6000の重量平均分子量を有するポリオルガノシリコーンとの質量比が、95:5〜80:20の範囲である請求項1に記載の両面粘着テープ。
- 前記シリコーン系粘着剤層の厚さが15μm〜50μmの範囲であり、かつ、前記アクリル系粘着剤層の厚さが10μm〜50μmの範囲である請求項1または2に記載の両面粘着テープ。
- 前記アクリル系粘着剤層が、アクリル系重合体(A)とエポキシ系架橋剤と粘着付与樹脂とを含有するアクリル系粘着剤によって構成されるものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の両面粘着テープ。
- 前記粘着付与樹脂がアクリル系粘着付与樹脂である請求項4に記載の両面粘着テープ。
- 厚さ0.1mm〜0.6mmの厚さのガラスの固定に使用する前記ガラスが強化ガラスである請求項1〜5のいずれか1項に記載の両面粘着テープ。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の両面粘着テープが有する前記アクリル系粘着剤層の表面に、予めガラスまたは樹脂からなる部材が貼付された構成を有する保護部材。
- 請求項7に記載の保護部材が、前記情報表示装置の情報表示部の表面に貼付された構成を有する電子機器。
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