JP6011173B2 - 瞳孔検出装置および瞳孔検出方法 - Google Patents

瞳孔検出装置および瞳孔検出方法 Download PDF

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本発明は、瞳孔検出装置および瞳孔検出方法に関する。
従来、検査対象者等にモニタ画面などの観察面を注視させ、このときの検査対象者の顔画像を解析することにより、検査対象者の注視点を検出する装置が知られている。このような装置においては、瞳孔による光の反射に基づいて瞳孔位置を特定するが、検査対象者が眼鏡を掛けているような場合には、眼鏡のレンズやフレームにおいても光が反射してしまい、瞳孔と誤って検出してしまう場合がある。
このような誤検出を防ぐ技術として、例えば特許文献1には、検査対象者の赤外画像と可視画像とを取得し、赤外画像において所定値以上の明るさを示す高輝度領域のうち、可視画像において対応する領域の輝度が所定値未満である領域に基づいて、瞳孔位置を算出する技術が開示されている。また、特許文献2には、異なる方向から2つの光源を点灯させ、各光源を点灯させた際に撮影された2つの画像に基づいて角膜反射像を検出する技術が開示されている。
特許第3450801号公報 特開2010−244156号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては赤外画像において所定値以上の明るさを示す領域が、瞳孔以外にも多く検出されてしまい、瞳孔の誤検出の可能性が高いという問題があった。また、特許文献2の技術においては、検出対象となる角膜反射が小さく、検出のための演算負荷が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、少ない演算量で精度よく瞳孔を検出することのできる瞳孔検出装置および瞳孔検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、瞳孔検出装置であって撮像部により撮像された第1画像であって、第1の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の人物の瞳孔を含む前記第1画像と、前記撮像部により撮像された第2画像であって、前記第1の位置に比べて前記撮像部との間の距離が長い位置である第2の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の前記人物の瞳孔を含む第2画像とを取得する画像取得部と、前記第1画像に含まれる複数の画像領域それぞれの輝度と、前記第1画像の複数の画像領域それぞれに対応する、前記第2画像の複数の画像領域それぞれの輝度の差分値を算出する差分値算出部と、前記差分値を第1閾値と比較し、前記第1閾値以上の差分値が算出された連続する複数の前記画像領域を前記瞳孔の候補領域として特定する候補領域特定部と、前記候補領域特定部によって特定された前記候補領域の面積を算出する面積算出部と、前記面積算出部によって算出された前記候補領域の面積の横方向における最も右側の画素位置と、最も左側の画素位置との間の距離を横の長さとして、前記候補領域の縦方向における最も上側の画素位置と、最も下側の画素位置との間の距離を縦の長さとし、前記候補領域の縦横比と第2閾値とを比較し、前記縦横比が前記第2閾値以下である前記候補領域を算出する縦横比算出部と、前記縦横比算出部によって算出された前記候補領域内の各画像領域の輝度のばらつきの程度を示すばらつき値を算出するばらつき値算出部と、前記ばらつき値と第閾値とを比較し、前記ばらつき値が前記第閾値以下である場合に、前記候補領域を前記人物の瞳孔の位置として検出する瞳孔検出部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、瞳孔検出方法であって、撮像部により撮像された第1画像であって、第1の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の人物の瞳孔を含む前記第1画像と、前記撮像部により撮像された第2画像であって、前記第1の位置に比べて前記撮像部との間の距離が長い位置である第2の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の前記人物の瞳孔を含む第2画像とを取得する画像取得工程と、前記第1画像に含まれる複数の画像領域それぞれの輝度と、前記第1画像の複数の画像領域それぞれに対応する、前記第2画像の複数の画像領域それぞれの輝度の差分値を算出する差分値算出工程と、前記差分値を第1閾値と比較し、前記第1閾値以上の差分値が算出された連続する複数の前記画像領域を前記瞳孔の候補領域として特定する候補領域特定工程と、前記候補領域特定工程によって特定された前記候補領域の面積を算出する面積算出工程と、前記面積算出工程によって算出された前記候補領域の面積の横方向における最も右側の画素位置と、最も左側の画素位置との間の距離を横の長さとして、前記候補領域の縦方向における最も上側の画素位置と、最も下側の画素位置との間の距離を縦の長さとし、前記候補領域の縦横比と第2閾値とを比較し、前記縦横比が前記第2閾値以下である前記候補領域を算出する縦横比算出工程と、前記縦横比算出工程によって算出された前記候補領域内の各画像領域の輝度のばらつきの程度を示すばらつき値を算出するばらつき値算出工程と、前記ばらつき値と第閾値とを比較し、前記ばらつき値が前記第閾値以下である場合に、前記候補領域を前記人物の瞳孔の位置として検出する瞳孔検出工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、少ない演算量で精度よく瞳孔を検出することができるという効果を奏する。
図1は、視線方向検出装置の概略構成を示す図である。 図2は、視線方向装置の処理に利用される座標系を説明するための図である。 図3は、図1に示す各部の詳細な機能の一例を示すブロック図である。 図4は、視線検出処理を示すフローチャートである。 図5は、瞳孔検出処理における詳細な処理を示すフローチャートである。 図6−1は、カメラ明画像を示す図である。 図6−2は、カメラ暗画像を示す図である。 図6−3は、差分画像を示す図である。 図7−1は、瞳孔による反射光に対する輝度と、差分値とを示す図である。 図7−2は、眼鏡による反射光に対する輝度と、差分値とを示す図である。 図8は、第2の実施の形態にかかる視線方向検出装置の処理示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、瞳孔検出装置および瞳孔検出方法の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる視線方向検出装置100の構成を示すブロック図である。視線方向検出装置100は、視線方向の検出対象となる被検出者の瞳孔を検出し、瞳孔の位置に基づいて、視線方向を検出する装置であり、瞳孔検出装置を含んでいる。
視線方向検出装置100は、第1表示部101と、第2表示部102と、スピーカ103と、ステレオカメラとして機能する2つのカメラ110R,110Lと、明光源112R,112Lと、暗光源114R,114Lと、駆動・IF部130と、制御部140と、記憶部160とを備えている。
第1表示部101は、被検出者に注視させる画像等を表示する。第2表示部102は、当該視線方向検出装置100の操作内容などを表示する。第1表示部101および第2表示部102は、例えばモニタ画面である。スピーカ103は、視線方向検出時に被検出者に注意を促すための音声などを出力する。なお、第2表示部102は備えなくともよく、この場合には、操作内容などは、第1表示部101が表示してもよい。
右カメラ110Rおよび左カメラ110Lは、それぞれ第1表示部101の下側において第1表示部101に向かって右側および左側に設置されている。右カメラ110Rおよび左カメラ110Lは、ステレオ撮影が可能な撮像部である。以下、右カメラ110Rと左カメラ110Lとを、適宜ステレオカメラ110と称する。
ステレオカメラ110は、被検出者の顔を撮像する。ステレオカメラ110は、明光源112R,112L、暗光源114R,114Lから赤外線が照射されているタイミングにおいて、画像を撮像する。すなわち、ステレオカメラ110は、赤外線の反射光の画像を撮像する。
なお、ステレオカメラ110は、被検出者の瞳孔を撮像可能な位置に設置されていればよく、その設置位置は実施の形態に限定されるものではない。また、撮像される画像(以下、撮像画像と称する)は、被検出者の瞳孔を含む画像であればよく、瞳孔を含む顔の一部のみを含む画像であってもよく、また顔に加えて、顔以外を含む画像であってもよい。
明光源112R,112Lおよび暗光源114R,114Lは、いずれもLED(Light Emitting Diode)光源である。明光源112R,112Lは、ステレオカメラ110の周囲に配置されている。暗光源114R,114Lは、ステレオカメラ110の間の位置に配置されている。すなわち、暗光源114R,114Lとステレオカメラ110の間の距離は、明光源112R,112Lとステレオカメラ110の距離に比べて長くなっている。より具体的には、右明光源112Rおよび左明光源112Lは、それぞれ、右カメラ110Rおよび左カメラ110Lのレンズの周囲に円周方向に沿って配置されている。これにより、各カメラ110R,110Lには、瞳孔による反射光が均一に入射する。一方、右暗光源114Rおよび左暗光源114Lは、それぞれ右カメラ110Rと左カメラ110Lの間において、第1表示部101に向かって右側及び左側に配置されている。
このように、明光源112R,112Lは、暗光源114R,114Lに比べて、ステレオカメラ110により近い位置に配置されているので、明光源112R,112Lから光が照射された状態においてステレオカメラ110により被検出者の瞳孔画像が撮像された場合には、暗光源114R,114Lから光が照射された状態において撮像された場合に比べて、輝度の高い(明るい)瞳孔画像が得られる。
なお、他の例としては、明光源112R,112Lと暗光源114R,114Lの配置は逆であってもよい。すなわち、右暗光源114Rおよび左暗光源114Lがそれぞれ右カメラ110Rおよび左カメラ110Lの周囲に配置され、右明光源112Rおよび左明光源112Lがそれぞれ右カメラ110Rと左カメラ110Lの間において、第1表示部101に向かって右側及び左側に配置されていてもよい。
駆動・IF部130は、ステレオカメラ110に含まれる各部を駆動する。また、駆動・IF部130は、ステレオカメラ110に含まれる各部と、制御部140とのインタフェースとして機能する。
制御部140は、第1表示部101、第2表示部102および駆動・IF部130と接続している。制御部140は、第1表示部101および第2表示部102に表示すべき画像等を制御する。
制御部140はまた、ステレオカメラ110により得られた撮像画像に基づいて、被検出者の瞳孔を検出し、瞳孔位置に基づいて、視線方向を検出する。
記憶部160は、各種情報を記憶する。記憶部160は例えば、第1表示部101に表示する画像等を記憶する。記憶部160はまた、後述する閾値などを記憶する。
図2は、視線方向検出装置100の処理に利用される座標系を説明するための図である。本実施の形態にかかる第1表示部101は、横方向を長辺とする長方形の画面である。視線方向検出装置100は、図2に示すような、第1表示部101の画面の中央位置を原点として、上下をY座標(上を+方向とする)、横をX座標(第1表示部101に向かって右を+方向とする)、奥行きをZ座標(第1表示部101の手前を+方向とする)とするXYZ座標系において処理を行う。
図3は、図1に示す各部の詳細な機能の一例を示すブロック図である。駆動・IF部130は、カメラIF131R,131Lと、LED駆動制御部133と、スピーカ駆動部134とを備えている。右カメラIF131Rおよび左カメラIF131Lは、それぞれ右カメラ110Rおよび左カメラ110Lと接続し、右カメラ110Rおよび左カメラ110Lを駆動する。右カメラ110Rは、左カメラ110LおよびLED駆動制御部133にフレーム同期信号を送信する。
LED駆動制御部133は、明光源112R,112Lおよび暗光源114R,114Lの発光を制御する。具体的には、LED駆動制御部133は、フレーム同期信号に基づいて、第1フレームで、タイミングをずらして右明光源112Rと左明光源112Lを発光させる。これに対応して、右カメラ110Rは、右明光源112Rの照射中に顔画像を撮像し、左カメラ110Lは、左明光源112Lの照射中に顔画像を撮像する。
さらに、LED駆動制御部133は、第2フレームで、同様にタイミングをずらして右暗光源114Rと左暗光源114Lを発光させる。これに対応して、右カメラ110Rは、右暗光源114Rの照射中に顔画像を撮像し、左カメラ110Lは、左暗光源114Lの照射中に顔画像を撮像する。なお、左右カメラ110R,110Lにより撮像された画像は、カメラIF131R,131Lを介して制御部140に入力される。
なお、以下、右明光源112R照射中に右カメラ110Rにより撮像された画像を右カメラ明画像、左明光源112L照射中に左カメラ110Lにより撮像された画像を左カメラ明画像、右暗光源114R照射中に右カメラ110Rにより撮像された画像を右カメラ暗画像、左暗光源114L照射中に左カメラ110Lにより撮像された画像を左カメラ暗画像と称する。
スピーカ駆動部134は、スピーカ103を駆動する。制御部140は、視線方向検出装置100全体を制御する。制御部140は、具体的には、表示制御部141と、画像取得部142と、差分画像生成部143と、候補領域特定部144と、面積算出部145と、縦横比算出部146と、平均輝度算出部147と、瞳孔検出部148と、視線方向検出部149とを備えている。表示制御部141は、第1表示部101および第2表示部102への各種情報の表示を制御する。
画像取得部142は、カメラIF131R,131Lから撮像画像を取得する。差分画像生成部143は、右カメラ明画像と右カメラ暗画像の対応する各画素の輝度の差分値を算出し、差分値を各画素の値とする右差分画像を生成する。同様に、差分画像生成部143は、左カメラ明画像と左カメラ暗画像に基づいて、左差分画像を生成する。すなわち、差分画像生成部143は、差分算出部として機能する。なお、本実施の形態にかかる視線方向検出装置100においては、画像に含まれる領域の処理に際し、画素単位で処理を行うこととするが、処理単位は実施の形態に限定されるものではなく、画像を任意のサイズの画像領域に分割し、画像領域単位で輝度等の値を処理すればよい。
候補領域特定部144は、右差分画像および左差分画像の各画素の値を予め設定された二値化閾値を用いて二値化処理する。候補領域特定部144は、二値化閾値以上となる画素が連続する領域を、候補領域として特定する。候補領域特定部144は、さらに特定した候補領域に連続する番号を付与する、すなわちラベル化処理を行う。なお、候補領域とは、瞳孔の候補となる領域である。
面積算出部145は、候補領域の面積を算出する。縦横比算出部146は、候補領域の縦横比を算出する。縦横比算出部146は具体的には、候補領域の横方向(X軸方向)における最も右側の画素位置と、最も左側の画素位置とを特定し、両画素位置間のX軸方向における距離を横の長さとして特定する。縦横比算出部146はさらに、候補領域の縦方向(Y軸方向)における最も上側の画素位置と、最も下側の画素位置とを特定し、両画素位置間のY軸方向における距離を縦の長さとして特定する。縦横比算出部146は、特定した縦の長さと横の長さの比を縦横比として算出する。
平均輝度算出部147は、候補領域に含まれる各画素の輝度値の平均、すなわち平均輝度を算出する。瞳孔検出部148は、各候補領域の面積、縦横比および平均輝度に基づいて、被検出者の瞳孔を検出する。
視線方向検出部149は、瞳孔検出部148の検出結果に基づいて、被検出者の視線方向を検出する。視線方向検出部149は、具体的には、まずステレオ視の手法により、右カメラ明画像および左カメラ明画像を用いて、右差分画像および左差分画像それぞれから検出された瞳孔の、図2に示す三次元座標系における位置、すなわち瞳孔位置を算出する。視線方向検出部149はさらに、右カメラ明画像および左カメラ明画像に基づいて、被検出者の角膜反射の位置を算出する。視線方向検出部149は、さらに瞳孔と左右カメラ110R,110Lの間の距離である瞳孔カメラ間距離を算出する。そして、視線方向検出部149は、瞳孔位置と、角膜反射位置と、瞳孔カメラ間距離とに基づいて、被検出者の視線方向を検出し、さらに、第1表示部101の表示面と視線方向との交点を注視点として検出する。なお、視線方向検出処理の詳細については、例えば特許第4517049号を参照することができる。
なお、明画像を用いることにより、暗画像に比べて瞳孔を明確に判別することができる。そのため、本実施の形態においては、視線方向検出部149は、左右カメラ明画像を用いて、視線方向を検出することとしたが、他の例としては、視線方向検出部149は、左右カメラ暗画像を用いて、視線方向を検出することとしてもよい。
図4は、視線検出装置100の処理を示すフローチャートである。図4に示すように、視線検出処理において、まずLED駆動制御部133は、左明光源112Lを点灯させる(ステップS101)。次に、左カメラ110Lは、左明光源112Lが照射された状態での被検出者の顔画像を撮像し、画像取得部142は、左カメラ110Lにより得られた左カメラ明画像を取得する(ステップS102)。
次に、LED駆動制御部133は、右明光源112Rを点灯させる(ステップS103)。次に、右カメラ110Rは、右明光源112Rが照射された状態での被検出者の顔画像を撮像し、画像取得部142は、右カメラ110Rにより得られた右カメラ明画像を取得する(ステップS104)。
次に、LED駆動制御部133は、左暗光源114Lを点灯させる(ステップS105)。次に、左カメラ110Lは、左暗光源114Lが照射された状態での被検出者の顔画像を撮像し、画像取得部142は、左カメラ110Lにより得られた左カメラ暗画像を取得する(ステップS106)。
次に、LED駆動制御部133は、右暗光源114Rを点灯させる(ステップS107)。次に、右カメラ110Rは、右暗光源114Rが照射された状態での被検出者の顔画像を撮像し、画像取得部142は、右カメラ110Rにより得られた右カメラ暗画像を取得する(ステップS108)。
次に、差分画像生成部143は、左カメラ110Lにより得られた左カメラ明画像と左カメラ暗画像の対応する各画素の輝度の差分を算出し、算出した差分値を各画素の値とする左差分画像を生成する。さらに、差分画像生成部143は、右カメラ110Rにより得られた右カメラ明画像と右カメラ暗画像の対応する各画素の輝度の差分を算出し、算出した差分値を各画素の値とする右差分画像を生成する(ステップS109)。次に、瞳孔検出部148等により、左差分画像および右差分画像を用いた瞳孔検出処理が行われる(ステップS110)。瞳孔検出処理については後述する。
瞳孔が検出されると、視線方向検出部149は、さらに左カメラ明画像および右カメラ明画像を利用し、瞳孔近辺の画像から角膜反射の位置を算出する(ステップS111)。次に、視線方向検出部149は、瞳孔カメラ間距離を算出する(ステップS112)。視線方向検出部149は、さらに瞳孔位置を算出し、瞳孔位置と、角膜反射位置と、瞳孔カメラ間距離とに基づいて、視線方向を検出する(ステップS113)。そして、処理の終了指示がない場合には(ステップS114,No)、ステップS101に戻り、処理を繰り返す。処理の終了指示があると(ステップS114,Yes)、処理が完了する。
図5は、瞳孔検出処理(ステップS110)における詳細な処理を示すフローチャートである。瞳孔検出処理(ステップS110)においては、左差分画像および右差分画像それぞれを用いて、それぞれ瞳孔検出のための処理が行われる。なお、左差分画像および右差分画像いずれを用いる場合であっても、処理は同様であり、以下、図5の説明においては、左差分画像および右差分画像を単に差分画像と称する。
まず候補領域特定部144は、二値化閾値を用いて、差分画像の各画素の値を二値化する(ステップS201)。次に、候補領域特定部144は、二値化処理により二値化閾値以上と判定された画素のうち、連続する画素の領域を候補領域として特定する。さらに、候補領域特定部144は、特定した候補領域に対し順次番号(ラベル)を付与する。すなわち、候補領域特定部144は、候補領域のラベル化を行う(ステップS202)。
次に、候補領域特定部144は、ラベル化された候補領域を選択する(ステップS203)。ステップS203においては、未処理の複数の候補領域のうち番号の小さい候補領域を選択する。次に、瞳孔検出部148は、ラベル化された候補領域に対し、順次以下の処理を実行する。すなわち、瞳孔検出部148はまず、面積算出部145に対し、選択された候補領域の面積算出を指示する。面積算出部145は、この指示にしたがい、選択された候補領域の面積を算出する(ステップS204)。
次に、瞳孔検出部148は、算出された面積の値と、予め設定されている面積の値の範囲である面積範囲とを比較する。瞳孔検出部148は、算出された面積の値が面積範囲内の値である場合に(ステップS205,Yes)、縦横比算出部146に対し、選択された候補領域の縦横比の算出を指示する。縦横比算出部146は、この指示にしたがい、選択された候補領域の縦横比を算出する(ステップS206)。
次に、瞳孔検出部148は、算出された縦横比の値と、予め設定されている縦横比の値の範囲である縦横比範囲とを比較する。瞳孔検出部148は、算出された縦横比の値が縦横比範囲内の値である場合に(ステップS207,Yes)、平均輝度算出部147に対し、選択された候補領域の平均輝度の算出を指示する。平均輝度算出部147は、この指示にしたがい、選択された候補領域の平均輝度を算出する(ステップS208)。
次に、瞳孔検出部148は、候補領域のばらつき値を算出する(ステップS209)。具体的には、瞳孔検出部148は、候補領域内の各画素の値の標準偏差をばらつき値として算出する。なお、本実施の形態においては、瞳孔検出部148は、ばらつき値として標準偏差を算出することとしたが、ばらつき値は、候補領域内の画素の値のばらつきの程度を示す値であればよく、標準偏差に限定されるものではない。
次に、瞳孔検出部148は、算出したばらつき値と、予め設定されているばらつき値に対する閾値であるばらつき閾値とを比較する。そして、瞳孔検出部148は、ばらつき値がばらつき閾値以下である場合に(ステップS210,Yes)、選択された候補領域は瞳孔であると判断する(ステップS211)。
一方、ステップS205において、面積が面積範囲内の値でない場合(ステップS205,No)、ステップS207において、縦横比が縦横比範囲内の値でない場合(ステップS207,No)、ステップS210において、ばらつき値がばらつき閾値よりも大きい場合には(ステップS210,No)、瞳孔検出部148は、選択された候補領域は瞳孔ではないと判断する(ステップS212)。
次に、未処理のラベルの候補領域がある場合には(ステップS213,Yes)、ステップS203に戻り、未処理の選択候補を選択する(ステップS203)。未処理の候補領域がない場合には(ステップS213,No)、瞳孔検出処理(ステップS110)は完了する。
ここで、図6−1〜図6−3を参照しつつ、差分画像におけるばらつき値と瞳孔との関係について説明する。図6−1は、左右カメラ110R,110Lいずれかにより撮影されたカメラ明画像を示す図である。図6−2は、左右カメラ110R,110Lいずれかにより撮影されたカメラ暗画像を示す図である。図6−3は、図6−1に示すカメラ明画像と図6−2に示すカメラ暗画像から生成される差分画像を示す図である。
明光源112R,112Lや、暗光源114R,114Lが照射された場合には、瞳孔だけでなく眼鏡のレンズやフレームにおいても光が反射される。このため、図6−1および図6−2に示すように、瞳孔の領域501,503だけでなく、眼鏡のレンズやフレームの領域502,504において、他の領域に比べて輝度の高い画像が得られる。
明光源112R,112Lに対する瞳孔による反射は比較的大きく、図6−1に示すように、瞳孔の領域501は、他の領域に比べて輝度の高い領域となる。また、瞳孔の領域501の輝度はほぼ一定の値となる。暗光源114R,114Lに対する瞳孔による反射は、明光源112R,112Lに対する瞳孔による反射に比べて非常に小さい。このため、図6−2に示すカメラ暗画像においては、瞳孔の領域503の輝度は、領域501の輝度に比べて非常に小さい値となる。なお、領域503においても輝度はほぼ一定の値となる。このため、図6−3に示すように差分画像においては、瞳孔の領域505は、ほぼ一定の輝度の画像となる。
一方、明光源112R,112Lと、暗光源114R,114Lの位置が異なることなどに起因し、カメラ明画像とカメラ暗画像において眼鏡による反射として得られる輝度の高い領域502,504は、その位置が一致しない。また、眼鏡による反射に対応して得られる輝度の値も一定の値とならない。このため、図6−3に示すように差分画像においては、領域506のように、領域502と領域504が一致しないことに起因し、領域502および領域504に比べて面積が小さく、かつ高輝度を示す領域や、領域507のように、1つの連続領域として得られた領域の一部の輝度の差分が0となる領域などが生じる場合がある。
図7−1および図7−2は、それぞれ瞳孔と眼鏡による反射光に対応する輝度と、輝度の差分値とを示している。図7−1に示すように、瞳孔においては、明光源からの光に対応して得られた輝度は一様に高い値を示す。暗光源からの光に対して得られた輝度は、明光源からの輝度に対応して得られた輝度に比べて非常に低い輝度となるものの一様の値となる。このため、差分画像は一様の値を示す。
これに対し、図7−2に示すように、眼鏡による反射は一様にならず、このため、差分もばらついた値を示す。図7−2に示すように、眼鏡による反射では、中央部分が相殺し合い、差分画像が2つの領域に分かれる場合がある。また、眼鏡による反射では、反射エッジの部分で均一性がなくなり、輝度平均に対する変化が部分的に大きくなる場合がある。
このように、瞳孔による反射と、眼鏡による反射においては、それぞれにより得られた輝度の差分のばらつきの程度が異なる。すなわち、瞳孔に対応する領域においては、眼鏡に対応する領域に比べて、差分のばらつきの程度が小さい。そこで、本実施の形態の視線方向検出装置100においては、上述のように、候補領域のばらつきの程度がばらつき閾値以下となる場合に、この候補領域を瞳孔と判断することとした。
このように、本実施の形態にかかる視線方向検出装置100は、明瞳孔を含むカメラ明画像と暗瞳孔を含むカメラ暗画像との差分を示す差分画像を生成し、差分画像における高輝度領域における輝度のばらつき値がばらつき閾値以下か否かにより、瞳孔か否かを判断することができる。すなわち、視線方向検出装置100は、少ない演算量で精度よく瞳孔を検出し、これに基づいて視線方向を検出することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかる視線方向検出装置100は、より精度よく瞳孔を検出すべく、図5に示す瞳孔検出処理(ステップS110)において、瞳孔と判断された複数の候補領域から2つの候補領域を抽出し、この2つの候補領域の組み合わせが被検出者の左右の瞳孔であるか否かを判断する。
図8は、第2の実施の形態にかかる視線方向検出装置100の具体的な処理示すフローチャートである。図5に示すステップS213において、すべてのラベルについて処理が完了すると、図8に示すステップS231に進み、瞳孔検出部148は、ステップS211において瞳孔と判断した候補領域から2つの候補領域の組み合わせを抽出する(ステップS231)。
なお、ステップS211において、2つの候補領域のみが瞳孔と判断された場合には、図8に示すステップS231以降の処理は、この2つの候補領域についてのみ行えばよい。一方、ステップS211において、3つ以上の候補領域が瞳孔と判断された場合には、3つの候補領域から取り得るすべての2つの候補領域の組み合わせを抽出し、各組み合わせに対し、ステップS231以降の処理を行う。
次に、瞳孔検出部148は、2つの候補領域の面積の比(面積比)を算出する(ステップS232)。瞳孔検出部148は、具体的には、大きい方の面積を基準とした、小さい方の面積の割合を面積比として算出する。
次に、瞳孔検出部148は、算出した面積比と、予め設定された面積比閾値とを比較する。面積比が面積比閾値以下である場合には(ステップS233,Yes)、瞳孔検出部148は、さらに2つの候補領域の平均輝度の比(平均輝度比)を算出する(ステップS234)。瞳孔検出部148は、具体的には、大きい方の平均輝度を基準とした、小さい方の平均輝度の割合を平均輝度比として算出する。
次に、瞳孔検出部148は、算出した平均輝度比と、予め設定された平均輝度比閾値とを比較する。平均輝度比が平均輝度比閾値以下である場合には(ステップS235,Yes)、瞳孔検出部148は、2つの候補領域を瞳孔であると判断する(ステップS236)。また、ステップS233において、面積比が面積比閾値よりも大きい場合(ステップS233,No)、ステップS235において、平均輝度比が平均輝度比閾値よりも大きい場合(ステップS235,No)には、瞳孔検出部148は、2つの候補領域を瞳孔ではないと判断する(ステップS237)。
そして、未処理の2つの候補領域の組み合わせが存在する場合には(ステップS238,Yes)、ステップS231に進む。未処理の2つの候補領域の組み合わせが存在しない場合には(ステップS238,No)、処理は完了する。
本実施の形態においては、瞳孔検出部148は、面積比と面積比閾値とを比較することにより、2つの候補領域の面積を評価したが、2つの候補領域の面積の差が所定の範囲内であるか否かを判断できればよく、そのための具体的な処理は実施の形態に限定されるものではない。例えば、2つの面積のうち一方を基準として許容範囲を定め、他方の面積がこの許容範囲内の値である場合に、瞳孔と判断するための面積の条件を満たしていると判断してもよい。また、他の例としては、2つの面積の差分値が所定の閾値以下か否かを判断してもよい。また、平均輝度比についても同様である。すなわち、2つの平均輝度のうち一方を基準として許容範囲を定め、他方の平均輝度がこの許容範囲内の値である場合に、瞳孔と判断するための平均輝度の条件を満たしていると判断してもよい。
なお、第2の実施の形態にかかる視線検出装置100のこれ以外の構成および処理は、第1の実施の形態にかかる視線検出装置100の構成および処理と同様である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。例えば、車載装置などにおける運転者の視線検出、視線により操作を行う装置における視線検出等に用いてもよい。
100 視線方向検出装置
110R,110L カメラ
112R,112L 明光源
114R,114L 暗光源
130 駆動・IF部
133 LED駆動制御部
140 制御部
141 表示制御部
142 画像取得部
143 差分画像生成部
144 候補領域特定部
145 画像算出部
146 縦横比算出部
147 平均輝度算出部
148 瞳孔検出部
149 視線方向検出部
160 記憶部

Claims (5)

  1. 撮像部により撮像された第1画像であって、第1の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の人物の瞳孔を含む前記第1画像と、前記撮像部により撮像された第2画像であって、前記第1の位置に比べて前記撮像部との間の距離が長い位置である第2の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の前記人物の瞳孔を含む第2画像とを取得する画像取得部と、
    前記第1画像に含まれる複数の画像領域それぞれの輝度と、前記第1画像の複数の画像領域それぞれに対応する、前記第2画像の複数の画像領域それぞれの輝度の差分値を算出する差分値算出部と、
    前記差分値を第1閾値と比較し、前記第1閾値以上の差分値が算出された連続する複数の前記画像領域を前記瞳孔の候補領域として特定する候補領域特定部と、
    前記候補領域特定部によって特定された前記候補領域の面積を算出する面積算出部と、
    前記面積算出部によって算出された前記候補領域の面積の横方向における最も右側の画素位置と、最も左側の画素位置との間の距離を横の長さとして、前記候補領域の縦方向における最も上側の画素位置と、最も下側の画素位置との間の距離を縦の長さとし、前記候補領域の縦横比と第2閾値とを比較し、前記縦横比が前記第2閾値以下である前記候補領域を算出する縦横比算出部と、
    前記縦横比算出部によって算出された前記候補領域内の各画像領域の輝度のばらつきの程度を示すばらつき値を算出するばらつき値算出部と、
    前記ばらつき値と第閾値とを比較し、前記ばらつき値が前記第閾値以下である場合に、前記候補領域を前記人物の瞳孔の位置として検出する瞳孔検出部と
    を備えることを特徴とする瞳孔検出装置。
  2. 前記算出部は、前記ばらつき値として、前記候補領域内の各画像領域の輝度の標準偏差を算出することを特徴とする請求項1に記載の瞳孔検出装置。
  3. 前記候補領域内の各画像領域の輝度の平均値を算出する平均輝度算出部をさらに備え、
    前記瞳孔検出部は、前記ばらつき値が前記第閾値以下となる、異なる2つの前記候補領域を抽出し、抽出した2つの前記候補領域の一方の前記平均値が他方の前記平均値を基準とする第1範囲内の値である場合に、前記2つの前記候補領域を前記人物の2つの瞳孔の位置として検出することを特徴とする請求項1または2に記載の瞳孔検出装置。
  4. 前記瞳孔検出部は、抽出した2つの前記候補領域の一方の前記面積が他方の前記面積を基準とする第2範囲内の値である場合であって、抽出した2つの前記候補領域の一方の前記平均値が他方の前記平均値を基準とする前記第1範囲内の値である場合に、前記2つの前記候補領域を前記人物の2つの瞳孔の位置として検出することを特徴とする請求項3に記載の瞳孔検出装置。
  5. 撮像部により撮像された第1画像であって、第1の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の人物の瞳孔を含む前記第1画像と、前記撮像部により撮像された第2画像であって、前記第1の位置に比べて前記撮像部との間の距離が長い位置である第2の位置に配置された光源から赤外光が照射された状態の前記人物の瞳孔を含む第2画像とを取得する画像取得工程と、
    前記第1画像に含まれる複数の画像領域それぞれの輝度と、前記第1画像の複数の画像領域それぞれに対応する、前記第2画像の複数の画像領域それぞれの輝度の差分値を算出する差分値算出工程と、
    前記差分値を第1閾値と比較し、前記第1閾値以上の差分値が算出された連続する複数の前記画像領域を前記瞳孔の候補領域として特定する候補領域特定工程と、
    前記候補領域特定工程によって特定された前記候補領域の面積を算出する面積算出工程と、
    前記面積算出工程によって算出された前記候補領域の面積の横方向における最も右側の画素位置と、最も左側の画素位置との間の距離を横の長さとして、前記候補領域の縦方向における最も上側の画素位置と、最も下側の画素位置との間の距離を縦の長さとし、前記候補領域の縦横比と第2閾値とを比較し、前記縦横比が前記第2閾値以下である前記候補領域を算出する縦横比算出工程と、
    前記縦横比算出工程によって算出された前記候補領域内の各画像領域の輝度のばらつきの程度を示すばらつき値を算出するばらつき値算出工程と、
    前記ばらつき値と第閾値とを比較し、前記ばらつき値が前記第閾値以下である場合に、前記候補領域を前記人物の瞳孔の位置として検出する瞳孔検出工程と
    を含むことを特徴とする瞳孔検出方法。
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