JP2018181025A - 視線検出装置 - Google Patents

視線検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018181025A
JP2018181025A JP2017081059A JP2017081059A JP2018181025A JP 2018181025 A JP2018181025 A JP 2018181025A JP 2017081059 A JP2017081059 A JP 2017081059A JP 2017081059 A JP2017081059 A JP 2017081059A JP 2018181025 A JP2018181025 A JP 2018181025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
camera
image
light sources
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017081059A
Other languages
English (en)
Inventor
乃 神山
Dai Kamiyama
乃 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2017081059A priority Critical patent/JP2018181025A/ja
Publication of JP2018181025A publication Critical patent/JP2018181025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】複数の光源が撮像対象者に対して異なる距離に配置されていたとしても、高精度に視線を検知できる視線検知装置を提供する。【解決手段】撮像対象者95の画像を取得するカメラ13と、撮像対象者95に検知光LTを照射する複数の光源(光源群31,32,33,34)と、を有する視線検出装置100であって、カメラ13と複数の光源(光源群31,32,33,34)とが第1の方向(X1−X2方向)に並んで配置されると共に、カメラの光軸と光源の光軸とが、第1の方向及び第1の方向と直交する第2の方向(Y1−Y2方向)それぞれに対して斜めに向けられて配置されており、複数の光源それぞれの光量が異なるように発光を調整する光源制御部7を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、車両運転者の視線方向を検出可能な視線検出装置に関する。
近年、安全のために車両運転者の視線方向を検出可能な視線検出装置が開発されてきている。特許文献1には、カーナビゲーション装置の近傍に車両運転者の視線を検知するためのカメラが設けられた制御装置900が記載されている。(図8参照)
上述したカメラは、視線検知装置として使用され、車両運転者の顔部分を含む領域を撮像する。この画像データから車両運転者の視線が検出される。これにより、車載機器の操作やモニタ画面注視に起因して、うっかり脇見運転をしてしまうという事態を的確に回避可能な警告を車両運転者に発することができる。
視線検知をより正確に行うために、カメラレンズの直近に光源を配置して撮像する明瞳孔画像とカメラレンズの光軸から側方にずらした位置に光源を配置して撮像する暗瞳孔画像とを用いて、それらの画像データを差分する明暗瞳孔法が知られている。また、三角測量法によってカメラから車両運転者までの距離を算出可能とするステレオカメラが知られている。ステレオカメラで明暗瞳孔画像を取得する視線検知装置は、例えば特許文献2に開示されている。
近年、車両運転者の視界を広くするために、車速や残燃料などの車両情報を表示していた計器パネルの代わりに、ヘッドアップディスプレイによって車両情報を車両運転者の前方に表示することが考えられている。そのような中において、カメラと専用光源からなる視線検知装置を車両運転者の前方に据え置くことは難しく、主にセンターコンソールに設けられているカーナビゲーション装置などの画像表示装置内に視線検知装置を配置することが求められている。
特開2000−322699号公報 特開2016−051318号公報
しかしながら、外観上、センターコンソールに設けられている画像表示装置の内側に視線検知装置を設ける必要があるため、車両運転者から各光源までの距離が異なり、明暗瞳孔法のように複数の画像を差分することで視線方向を検知する場合には、各画像の照度が異なることとなり、検出精度が悪くなってしまうという問題があった。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、複数の光源が撮像対象者に対して異なる距離に配置されていたとしても、高精度に視線を検知できる視線検知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の視線検出装置は、撮像対象者の画像を取得するカメラと、前記撮像対象者に検知光を照射する複数の光源と、を有する視線検出装置であって、前記カメラと複数の前記光源とが第1の方向に並んで配置されると共に、前記カメラの光軸と前記光源の光軸とが、前記第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向それぞれに対して斜めに向けられて配置されており、複数の前記光源それぞれの光量が異なるように発光を調整する光源制御部を備えている、という特徴を有する。
このように構成された視線検出装置は、光源制御部によって複数の光源それぞれの光量が異なるように発光を調整するので、複数の光源が撮像対象者である車両運転者に対して異なる距離に配置されていたとしても、高精度に視線を検知することが可能となる。
また、上記の構成において、前記光源制御部は、前記光源ごとに撮像された前記撮像対象者の複数の画像輝度データを記憶すると共に、前記光源の光量を、複数の前記画像輝度データ間のばらつきが小さくなるように調整する、という特徴を有する。
このように構成された視線検出装置は、各光源の光量を各画像輝度データ間のばらつきが小さくなるように調整するので、各画像の照度を各光源によらずに一定にすることができる。
また、上記の構成において、前記光源制御部は、複数の前記光源にそれぞれ供給される電力量を調整する、という特徴を有する。
このように構成された視線検出装置は、各光源に供給する電力量を調整することによって、光量の調整を容易に行うことができる。
また、上記の構成において、前記光源はそれぞれ複数の発光ダイオードから成り、前記光源制御部は、前記発光ダイオードの点灯個数を調整する、という特徴を有する。
このように構成された視線検出装置は、複数の発光ダイオードをオン又はオフさせて発光ダイオードの点灯個数を調整することによって、光量の調整をより容易に行うことができる。
また、上記の構成において、複数の前記光源は、少なくとも、前記カメラの光軸に近接して配置された明瞳孔撮像用光源と、前記カメラの光軸に離間して配置された暗瞳孔撮像用光源と、からなる、という特徴を有する。
このように構成された視線検出装置は、明瞳孔画像と暗瞳孔画像とを用いることによって、視線検知をより正確に行うことができる。
また、上記の構成において、前記カメラの光軸の向いた方向前方を前記カメラの撮像方向とすると共に、前記光源の光軸の向いた方向前方を前記光源の発光方向とし、前記カメラの撮像方向前方と前記光源の発光方向前方とを共通に覆う、赤外光を透過可能で可視光線を透過させないカバー板が設けられており、前記カメラの光軸と前記光源の光軸とが、前記カバー板の板面に対して斜めに向けられている、という特徴を有する。
このように構成された視線検出装置は、カバー板が光源の検知光である赤外光を透過させると共に、可視光線を透過させないので、車両運転者に検知光を照射することができると共に、カメラ及び光源を車両運転者から見えなくすることができる。
また、上記の構成において、前記カメラが複数配置され、前記撮像対象者の画像を同時に取得する、という特徴を有する。
このように構成された視線検出装置は、カメラを複数配置することで撮像対象者の画像を同時に取得することが可能であるため、三角測量法によってカメラから車両運転者までの距離を正確に算出することができる。
本発明の視線検出装置は、光源制御部によって複数の光源それぞれの光量が異なるように発光を調整するので、複数の光源が撮像対象者である車両運転者に対して異なる距離に配置されていたとしても、高精度に視線を検知することが可能となる。
本発明の視線検出装置と撮像対象者との車両内の関係を示す平面図である。 視線検出装置の平面図(a)及び正面図(b)である。 視線検出装置の拡大断面図である。 視線検出装置及び演算制御部の構成を示すブロック図である。 視線検出装置と撮像対象者の目との位置関係を模式的に示す説明図である。 視線検出の計算方法を模式的に示す説明図である。 各光源それぞれと撮像対象者との関係を模式的に示す説明図である。 従来例に係る車載機器の制御装置を示す説明図である。
以下、本発明について、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態である視線検出装置100は、車両運転者の視線方向を検出可能な視線検出装置である。本発明の視線検出装置の用途については、以下説明する実施形態に限定されるものではなく適宜変更が可能である。
[実施形態]
最初に、図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態である視線検出装置100の構成について説明する。図1は、車両90内の視線検出装置100と撮像対象者95との関係を示す平面図である。図2は、視線検出装置100の外観を示しており、(a)は視線検出装置100の平面図であり、(b)はその正面図である。また、図3は、視線検出装置100のうちの第1受像装置10の、図2(b)のA−A線から見た拡大断面図である。
視線検出装置100は、図1に示すように、車両90のセンターコンソール等に設置され、車両90の車両運転者である撮像対象者95の画像を取得するための装置である。視線検出装置100は、撮像対象者95の画像を取得する2つのカメラ13,23と、撮像対象者95にそれぞれ検知光LTを照射する複数の光源11,12,21,及び22と、を有している。
視線検出装置100は、図2(a)、(b)に示すように、ケース40を有している。ケース40は左右方向(X1−X2方向)に細長い立方体形状であり、前方(Y2側)に開口部43が形成されている。開口部43の形状は長方形であり、この開口部が1枚のカバー板41で覆われている。カバー板41は、赤外光を透過可能であるが、可視光の波長帯域については光線透過率が低下するように着色されている。あるいは、カバー板41が透光性であり、前記光線透過率を低下させる着色シートが積層されて構成されている。従って、図2(b)の正面図において、実際は、ケース40の内部の構造を、カバー板41を透過して目視することはできない。
ケース40の内部には、第1受像装置10と第2受像装置20とが収納されている。図2(b)に示すように、第1受像装置10はケース40の、撮像対象者95から向かって左側(X2側)、第2受像装置20はケース40の右側(X1側)に配置されている。
第1受像装置10は、前述したカメラ13と、光源11としての第1光源11a,11b、及び光源12としての第2光源12a,12bと、を有している。第1光源11aと第1光源11bは、それぞれ上下方向(Z方向)に複数(2個)設けられ、第1光源11aと第1光源11bは、カメラ13を挟むようにして左右方向(X方向)の両側に配置されている。
第2光源12aと第2光源12bも、それぞれ複数(2個)設けられている。第2光源12aと第2光源12bは、カメラ13の両側を挟むように、第1光源11a,11bの外側の左右両側に配置されている。即ち、カメラ13と複数の光源11,12とが、第1の方向であるX1−X2方向に並んで配置されている。
第2受像装置20も第1受像装置10と同様に、前述したカメラ23と、光源21としての第1光源21a,21b、及び光源22としての第2光源22a,22bと、を有している。第1光源21aと第1光源21bは、それぞれ上下方向(Z方向)に複数(2個)設けられ、第1光源21aと第1光源21bは、カメラ23を挟むようにして左右方向(X方向)の両側に配置されている。
第2光源22aと第2光源22bも、それぞれ複数(2個)設けられている。第2光源22aと第2光源22bは、カメラ23の両側を挟むように、第1光源21a,21bの外側の左右両側に配置されている。即ち、第2受像装置20においても、カメラ23と複数の光源21,22とが、第1の方向であるX1−X2方向に並んで配置されている。
このように、視線検出装置100では、第1受像装置10に設けられたカメラ13と第2受像装置20に設けられたカメラ23とから成る複数のカメラが配置されている。そのため、撮像対象者の画像を、カメラ13とカメラ23とから成る複数のカメラで同時に取得することができる。これにより、三角測量法によってカメラ13,23から撮像対象者までの距離を正確に算出することができる。なお、本実施形態の視線検出装置100の構成は複数のカメラを備えるものとして説明するが、これに限定されるものではない。
図2(b)に示すように、第1受像装置10に設けられたカメラ13の光軸O1と、第2受像装置20に設けられたカメラ23の光軸O2は、所定距離L0だけ離間するように配置されている。カメラ13、23は、CMOS(Complementary metal oxide semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)やCCD(Charge coupled device:電荷結合素子)などの撮像素子を有しており、車両運転者である撮像対象者95の目を含む顔の画像を取得する。撮像素子では、二次元的に配列された複数の画素で光が検出される。
図3に示すように、第1受像装置10に設けられたカメラ13と光源11,12(第1光源11a,11bならびに第2光源12a,12b)は、撮像対象者95に対向している。即ち、カメラ13の光軸O1の向いた方向前方がカメラ13の撮像方向となると共に、光源11,12の光軸(H11a,H11b,H12a,及びH12b)の向いた方向前方が光源11,12の発光方向となる。
本実施形態の視線検出装置100は、前述したように、車載用の視線検出装置として使用されるものであるため、その設置場所がセンターコンソールなどのように、撮像対象者95である車両運転者の視線方向に対して斜め前方に配置されることになる。
そのため、図3に示すように、第1受像装置10に設けられたカメラ13の光軸O1と第1光源11a,11bならびに第2光源12a,12bの光軸(H11a,H11b,H12a,H12b)とが、カバー板41の板面に対して斜めに向けられるように、カメラ13と各光源11、12が配置されている。第2受像装置20においても同様である。
各光源11,12はそれぞれ複数のLED(Light emitting diode)即ち発光ダイオード9から成る。複数の発光ダイオード9に供給される電力量それぞれは調整可能となっている。もしくは、複数の発光ダイオード9それぞれをオン・オフ可能となるように構成されている。第2受像装置20においても同様である。
図3に示すように、第1受像装置10内のカメラ13の光軸O1と第1光源11aの光軸H11aまでの、光軸O1に対して垂直の方向における光軸間距離はL11aであり、光軸O1と第1光源11bの光軸H11bまでの光軸間距離はL11bである。また、カメラ13の光軸O1と第2光源12aの光軸H12aまでの光軸間距離はL12aであり、光軸O1と第2光源12bの光軸H12bまでの光軸間距離はL12bである。
第1受像装置10では、第1光源11a,11bとカメラ13の光軸O1までの光軸間距離L11a,L11bが、第2光源12a,12bとカメラ13の光軸O1までの光軸間距離L12a、L12bよりも短い。第2受像装置20においても同様である。
ここで、第1受像装置10のカメラ13と第1光源11a,11bとの光軸間距離L11a,L11b、及び、カメラ13と第2光源12a,12bとの光軸間距離L12a,L12bは、視線検出装置100と撮像対象者95との間の距離を考慮して、カメラ13とカメラ23の間の距離L0(図2(b)参照)に対して十分に短いため、第1光源11a,11bと第2光源12a,12bは、カメラ13に対して互いの光軸(H11a,H11b,H12a,H12b)が実質的に同軸であるとみなすことができる。
同様に、第2受像装置20のカメラ23と第1光源21a,21bの光軸間距離及び、カメラ23と第2光源22a,22bの光軸間距離も、カメラ13とカメラ23の距離L0に対して十分に短いため、第1光源21a,21bと第2光源22a,22bは、カメラ23に対して互いの光軸が実質的に同軸であるとみなすことができる。
これに対して、視線検出装置100と撮像対象者95との間の距離を考慮して、カメラ13とカメラ23の距離L0が十分に長いため、第1受像装置10における第1光源11a,11bと第2光源12a,12bならびにカメラ13の各光軸と、第2受像装置20における第1光源21a,21bと第2光源22a,22bならびにカメラ23の各光軸とは、実質的に同軸ではない。
第1受像装置10及び第2受像装置20における第1光源11a,12a、第1光源21a,21b、第2光源12a,12b、及び、第2光源22a,22bは、前述したように、LED光源であり、検知光LTとして波長が850nmの赤外光(近赤外光)を出射し、この検知光LTを撮像対象者95の目に照射することができるように配置されている。この波長850nmは、人の目の眼球内での吸収率が低く、網膜で反射されやすい波長である。
第1受像装置10における第1光源11aと第2光源12aは、図3に示すように、カメラ13よりもカバー板41の内面41aに接近した位置にあり、第1光源11bと第2光源12bも、カメラ13より内面41aに接近した位置にある。光軸O1と内面41aとが成す角度θ1はX2側で90°より小さな角度、即ち鋭角となっている。そのため、カメラ13よりX2側に位置する第1光源11bと第2光源12bは、カメラ13よりX1側に位置する第1光源11aと第2光源12aよりも、カメラ13に近接している。
カメラ13とそれぞれの第1光源11a,11bとの間に遮蔽部材45が設けられており、遮蔽部材45によってカメラ13の撮像方向前方と第1光源11a,11bの発光方向前方とが仕切られている。遮蔽部材45は、ゴム材料や発泡樹脂材料などのように遮光性があり且つ柔軟な材料で形成されている。例えば、遮蔽部材45は連続してカメラ13のレンズ前方を囲むようにコーン形状に形成されている。
ケース40内で、第2受像装置20内のカメラ23の光軸O2(図2(b)参照)と各光源21,22(21a,21b,22a,22b)の光軸の傾き方向は、第1受像装置10内のカメラ13の光軸O1の傾き方向と同じである。図1に示すように視線検出装置100が配置される場合、光軸O2と内面41aとが成す角度は、光軸O1と内面41aとが成す角度θ1と同じか、角度θ1より小さく設定される。
次に、視線検出装置100のブロック構成について図4を用いて説明する。図4は、視線検出装置100の構成を示すブロック図である。
視線検出装置100は、前述したように、第1受像装置10と第2受像装置20とを有し、第1受像装置10は、カメラ13と複数の光源11及び光源12から成り、また、第2受像装置20は、カメラ23と複数の光源21及び光源22から成る。
視線検出装置100には更に、図4に示すように、第1受像装置10及び第2受像装置20内の複数の光源11,12,21,22の発光を調整するための光源制御部7が備えられており、光源制御部7にはメモリ8が接続されている。尚、光源制御部7及びメモリ8については、後に説明する。
視線検出装置100には更に、図4に示すように、演算制御部50が接続されている。演算制御部50は、コンピュータやメモリで構成されており、各ブロックの機能は、予めインストールされたソフトウエアを実行することで演算が行われる。
演算制御部50には、画像取得部57、58と、瞳孔画像抽出部51と、瞳孔中心算出部53と、瞳孔径算出部54と、角膜反射光中心検出部55と、視線方向算出部56とが設けられている。
画像取得部57は、第1受像装置10に接続されており、第1受像装置10内のカメラ13によって撮影された画像を取得する。また、画像取得部58は、第2受像装置20に接続されており、第2受像装置20内のカメラ23によって撮影された画像を取得する。
画像取得部57、58で取得された画像は、フレームごとに瞳孔画像抽出部51に読み込まれる。瞳孔画像抽出部51は、明瞳孔画像検出部51aと暗瞳孔画像検出部51bとを備えている。
瞳孔画像抽出部51は、瞳孔中心算出部53、瞳孔径算出部54、及び角膜反射光中心検出部55に接続されている。そして、瞳孔中心算出部53及び角膜反射光中心検出部55は、視線方向算出部56に接続されている。尚、演算制御部50内の各ブロックの働きについては、この後の、撮像対象者95の画像検出及び視線方向VLの算出方法の説明の中で説明する。
次に、撮像対象者95の画像検出及び視線方向VLの算出方法について、図2乃至図6を用いて説明する。図5は、視線検出装置100と撮像対象者95の目(眼球60)との位置関係を模式的に示す説明図であり、図6は、視線検出の計算方法、即ち、瞳孔中心と角膜反射光の中心とから視線の向きを算出するための方法を模式的に示す説明図である。
図3に示すように、第1受像装置10のカメラ13の光軸O1と各光源11,12の光軸がカバー板41に対して斜めに向けられており、第2受像装置20においても、カメラ23の光軸O2と各光源21,22の光軸がカバー板41に対して斜めに向けられている。
即ち、カメラ13,23の光軸O1,O2と各光源11,12,21,22の光軸とが、第1の方向(X1−X2方向)及び第1の方向と直交する第2の方向(Y1−Y2方向)それぞれに対して斜めに向けられて配置されている。そのため、視線検出装置100がセンターコンソールのように撮像対象者95である車両運転者の斜め前方に配置されていても、カメラ13の光軸O1とカメラ23の光軸O2(図2参照)の双方を、視線検出装置100から所定距離離れている撮像対象者95の顔と目に向けることが可能になる。
図5(a)と図6(a)では、撮像対象者95の目(眼球60)の視線方向VLがカメラ13の光軸O1とカメラ23の光軸O2との中間に向けられており、図5(b)と図6(b)では、視線方向VLがカメラ13の光軸O1方向へ向けられている。
眼球60は、視線検出装置100の側、即ち前方に角膜61を有し、その後方に瞳孔62と水晶体63とが位置している。そして眼球60の最後方には網膜64が存在している。
目を含む領域の撮像対象者95の画像をカメラ13,23で取得するときに、点灯させる光源を選択することで、瞳孔62の明るさが相違する画像、即ち明瞳孔画像と暗瞳孔画像とを得ることができる。明瞳孔画像と暗瞳孔画像とは、画像内の瞳孔62の明るさの違いを相対的に表した概念であり、2つの画像を比較したときに瞳孔62が明るい方の画像が明瞳孔画像であり、瞳孔62が暗い方の画像が暗瞳孔画像である。
暗瞳孔画像と明瞳孔画像は、第1光源11a,11b及び第2光源12a,12bの発光と、第1光源21a,21b及び第2光源22a,22bの発光と、を切換えることにより取得することができる。
図5(a)に示すように、第1受像装置10のカメラ13の光軸O1と第2受像装置20のカメラ23の光軸O2は、異なる角度で撮像対象者95の眼球60に向けられる。
第1受像装置10に搭載されている第1光源11a,11bを点灯したときに、光軸O1が第1光源11a,11bと実質的に同軸となるカメラ13で取得した画像では、網膜64で反射された赤外光がカメラ13に入射しやすいため、瞳孔62が明るく見える明瞳孔画像となる。この画像は明瞳孔画像として、明瞳孔画像検出部51aで抽出される。
これに対し、第2受像装置20に設けられたカメラ23の光軸O2は、第1受像装置10の第1光源11a,11bの光軸と非同軸となるため、第1光源11a,11bを点灯したときに、網膜64で光が反射されたとしてもその光はカメラ23で検知されにくい。そのため、カメラ23で取得した画像は、瞳孔62が比較的暗い暗瞳孔画像となる。この画像は暗瞳孔画像として、暗瞳孔画像検出部51bで抽出される。
逆に、第2受像装置20の第1光源21a,21bを点灯したときは、網膜64で反射された光が瞳孔62を通過し、光軸O2に沿ってカメラ23で検知されやすく、カメラ23で取得された画像が明瞳孔画像となる。このとき、網膜64で反射された光は、斜め前方に位置するカメラ13で検知されにくく、カメラ13で取得された画像が暗瞳孔画像となる。
言い換えれば、同じ波長の検知光LTが発せられたときに、カメラ、例えばカメラ13に近接する組の光源(カメラ13と同軸の光源)から光が発せられたときは、そのカメラ13から取得された画像が明瞳孔画像となり、カメラ13から遠隔の組の光源(カメラ13と非同軸の光源)から光が発せられたときは、そのカメラ13から取得された画像が暗瞳孔画像となる。
これは、第1受像装置10の第2光源12a,12bと、第2受像装置20の第2光源22a,22bと、カメラ13,23との組み合わせにおいても同じである。
図4に示した瞳孔画像抽出部51では、第1受像装置10と第2受像装置20の双方で明瞳孔画像と暗瞳孔画像が取得されたら、明瞳孔画像検出部51aで検出された明瞳孔画像から暗瞳孔画像検出部51bで検出された暗瞳孔画像がマイナスされる。この計算により明瞳孔画像に明るく現れている瞳孔62の画像が残り、それ以外の画像は相殺されてほぼ見えなくなる。
瞳孔62の形状を示す瞳孔画像信号は、瞳孔中心算出部53及び瞳孔径算出部54に与えられる。瞳孔中心算出部53では、瞳孔画像信号が画像処理されて二値化され、瞳孔62の形状と面積に対応する部分のエリア画像が算出される。さらに、このエリア画像を含む楕円が抽出され、楕円の長軸と短軸との交点が瞳孔62の中心位置として算出される。瞳孔径算出部54では、瞳孔画像信号と、瞳孔中心算出部53で算出された瞳孔62の中心位置と、楕円の長軸と短軸と、に基づいて瞳孔62の瞳孔径が算出される。
次に、いずれかの光源が点灯しているときには、その光源からの光が、図5(a)、(b)に示すように、角膜61の表面で反射されて、その光がカメラ13とカメラ23の双方で取得され、明瞳孔画像検出部51aと暗瞳孔画像検出部51bとで検出される。特に、暗瞳孔画像検出部51bでは、瞳孔62の画像が比較的暗いため、角膜61の反射点65から反射された反射光が明るくスポット画像として検出しやすくなる。
暗瞳孔画像検出部51bで検出された暗瞳孔画像信号は、角膜反射光中心検出部55に与えられる。暗瞳孔画像信号には、角膜61の反射点65から反射された反射光による輝度信号が含まれている。角膜61の反射点65からの反射光はプルキニエ像を結像するものであり、図6に示すように、カメラ13、23の撮像素子には、きわめて小さい面積のスポット画像として取得される。角膜反射光中心検出部55では、スポット画像が画像処理されて、角膜61の反射点65からの反射光の中心が求められる。
瞳孔中心算出部53で算出された瞳孔中心算出値と角膜反射光中心検出部55で算出された角膜反射光中心算出値は、視線方向算出部56に与えられる。視線方向算出部56では、瞳孔中心算出値と角膜反射光中心算出値とから視線の向きが検出される。
図5(a)では、撮像対象者95の目(眼球60)の視線方向VLが、カメラ13の光軸O1とカメラ23の光軸O2との中間方向に向けられている。このとき、図6(a)に示すように、角膜61からの反射点65の中心が瞳孔62の中心と一致している。これに対して、図5(b)では、撮像対象者95の目(眼球60)の視線方向VLが、かなり左側へ向けられている。このとき、図6(b)に示すように、瞳孔62の中心と角膜61からの反射点65の中心とが位置ずれする。
視線方向算出部56では、瞳孔62の中心と、角膜61からの反射点65の中心との直線距離α1が算出される(図6(b)参照)。また瞳孔62の中心を原点とするX−Y座標が設定され、瞳孔62の中心と反射点65の中心とを結ぶ線とX軸との傾き角度β1が算出される。2つのカメラ13,23で取得された画像に基づいて直線距離α1と傾き角度β1が算出されることで、視線方向VLが算出される。このようにして、車両90内における撮像対象者95の視線方向VLを求めることができる。また、カメラ13,23のいずれか1台で取得された画像に基づいて直線距離α1と傾き角度β1を算出すれば、撮像対象者95の距離を推定して、撮像対象者95の視線方向VLを求めることができる。
次に、光源制御部7の構成及び働きについて、図7を用いて説明する。図7は、各光源群31〜34それぞれと撮像対象者95との関係を模式的に示す説明図である。
前述したように、視線検出装置100は、車両90のセンターコンソールに設けられている画像表示装置の内側に搭載されており、視線検出装置100では、第1受像装置10に設けられたカメラ13の光軸O1と、第2受像装置20に設けられたカメラ23の光軸O2は、所定距離L0だけ離間するように配置されている。また、第1受像装置10の各光源11,12が、カメラ13の左右に配置され、第2受像装置20の各光源21,22が、カメラ23の左右に配置されている。
詳しくは、図2(b)に示すように、第1受像装置10の第1光源11bと第2光源12bとが、撮像対象者95から向かってカメラ13の左側に配置され、第1光源11aと第2光源12aとが、カメラ13の右側に配置され、第2受像装置20の第1光源21aと第2光源22aとが、カメラ23の左側に配置され、第1光源21bと第2光源22bとが、カメラ23の右側に配置されている。そして、各光源11,12,21,22が、ケース40内で、撮像対象者95に向けて斜めに配置されている。従って、撮像対象者95から各光源11,12,21,22までの距離が異なり、各画像の照度が異なることになる。
ここで、第1受像装置10内の、互いに近接している第1光源11bと第2光源12bとを光源群31、第1受像装置10内の互いに近接している第1光源11aと第2光源12aとを光源群32、第2受像装置20内の互いに近接している第1光源21aと第2光源22aとを光源群33、第2受像装置20内の互いに近接している第1光源21bと第2光源22bとを光源群34とする。図7には、光源群31、光源群32、光源群33、及び光源群34それぞれと撮像対象者95との関係が示されている。
図7に示すように、光源群31と撮像対象者95との間は距離L01となり、光源群32と撮像対象者95との間は距離L02となり、光源群33と撮像対象者95との間は距離L03となり、光源群34と撮像対象者95との間は距離L04となる。尚、前述したように、視線検出装置100と撮像対象者95との間の距離を考慮して、光源群31の光軸と光源群32の光軸とは同軸であるとみなされ、光源群33の光軸と光源群34の光軸とは同軸であるとみなされる。
ここで、光源群31が最も左側(X2側)に位置すると共に、光源群34が最も右側(X1側)に位置し、撮像対象者95が右側(X1側)に位置しているため、距離L01が最も長く、距離L01が最も短くなる。このように、各光源群31,32,33,34と撮像対象者95との間の距離は、それぞれ異なる距離となる。
一般的に、撮像対象者95の位置における明るさ、即ち画像の照度は、光源から撮像対象者95までの距離の二乗に反比例する。従って、各光源群31,32,33,34からそれぞれ同一の光量の光を発した場合、撮像対象者95の画像の照度は、各光源群31,32,33,34それぞれに対して異なった明るさになってしまう。
視線検出装置100では、撮像対象者95の画像の照度を、各光源群31,32,33,34によらず一定にするため、光源それぞれの光量が異なるように発光を調整するための光源制御部7及びメモリ8を備えている。
光源制御部7は、検知光LTを照射する光源(光源群31,32,33,34)ごとに撮像された撮像対象者95の複数の画像輝度データをメモリ8に記憶すると共に、各光源の光量を、複数の画像輝度データ間のばらつきが小さくなるように調整する。
前述したように、光源群31内で第1光源11bと第2光源12bとが近接しており、光源群32内で第1光源11aと第2光源12aとが近接しており、光源群33内で第1光源21aと第2光源22aとが近接しており、光源群34内で第1光源21bと第2光源22bとが近接している。従って、視線検出装置100では、光源群31、光源群32、光源群33、及び光源群34それぞれを、1つの光源としてとらえることができる。そして、光源制御部7は、各光源(光源群)の光量を調整する。
光源制御部7の、光源の光量を調整する第1の方法として、各光源に供給される電力量を調整する方法が用いられる。具体的には、各光源となる発光ダイオード9に流す電流の大きさを、各光源群(31,32,33,34)と撮像対象者95との間の距離(L01L02,L03,L04)に対応させて増減させることで調整を行う。
例えば、撮像対象者95までの距離(L01)が長い光源群31内の各光源(11b,12b)の発光ダイオード9を点灯させる場合、発光ダイオード9に流す電流を大きくし、撮像対象者95までの距離(L04)が短い光源群34内の各光源(21b,22b)の発光ダイオード9を点灯させる場合、発光ダイオード9に流す電流を小さくする。このようにすることで各光源にそれぞれ供給される電力量を調整することができ、各光源の光量を調整することができる。
尚、発光ダイオード9に流す電流の大きさを調整する代わりに、発光ダイオード9に印加する電圧の大きさを調整するようにしても良い。
光源制御部7の、光源の光量を調整する第2の方法として、各光源に設けられている発光ダイオード9の点灯個数を調整する方法が用いられる。具体的には、各光源に複数の発光ダイオード9を配置し、複数の発光ダイオード9のうち、点灯させる発光ダイオード9の個数を増減させることで調整を行う。
例えば、撮像対象者95までの距離(L01)が長い光源群31内の各光源の場合、発光ダイオード9を例えば4個点灯させ、撮像対象者95までの距離(L04)が短い光源群34内の各光源の場合、発光ダイオード9を例えば2個点灯させる。このように点灯させる発光ダイオード9の個数を調整することで各光源の光量を調整することができる。
尚、視線検出装置100では、複数の発光ダイオード9から成る光源群を光源制御部7が制御する対象の光源としてとらえたが、全ての発光ダイオード9に供給される各電力量をそれぞれ調整するようにしたり、全ての発光ダイオード9それぞれにオンオフスイッチを接続し、そのオンオフスイッチを1つ1つオン又はオフさせることによって発光ダイオード9の点灯個数を調整するようにしたりしても良い。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
視線検出装置100は、光源制御部7によって複数の光源11,22それぞれの光量が異なるように発光を調整するので、複数の光源11,22が撮像対象者95である車両運転者に対して異なる距離に配置されていたとしても、高精度に視線を検知することが可能となる。
また、各光源11,22の光量を各画像輝度データ間のばらつきが小さくなるように調整するので、各画像の照度を各光源11,22によらずに一定にすることができる。
また、各光源11,22に供給する電力量を調整することによって、光量の調整を容易に行うことができる。
また、複数の発光ダイオード9をオン又はオフさせて発光ダイオード9の点灯個数を調整することによって、光量の調整をより容易に行うことができる。
また、明瞳孔画像と暗瞳孔画像とを用いることによって、視線検知をより正確に行うことができる。
また、カバー板41が光源11,22の検知光LTである赤外光を透過させると共に、可視光線を透過させないので、撮像対象者95に検知光LTを照射することができると共に、カメラ13,23及び光源11,22を車両運転者から見えなくすることができる。
また、カメラを複数配置することで撮像対象者95の画像を同時に取得することが可能であるため、三角測量法によってカメラ13,23から車両運転者までの距離を正確に算出することができる。
以上説明したように、本発明の視線検出装置は、光源制御部によって複数の光源それぞれの光量が異なるように発光を調整するので、複数の光源が撮像対象者である車両運転者に対して異なる距離に配置されていたとしても、高精度に視線を検知することが可能となる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。
7 光源制御部
8 メモリ
9 発光ダイオード
10 第1受像装置
11 光源
11a 第1光源
11b 第1光源
12 光源
12a 第2光源
12b 第2光源
13 カメラ
20 第2受像装置
21 光源
21a 第1光源
21b 第1光源
22 光源
22a 第2光源
22b 第2光源
23 カメラ
31 光源群
32 光源群
33 光源群
34 光源群
40 ケース
41 カバー板
50 演算制御部
51 瞳孔画像抽出部
51a 明瞳孔画像検出部
51b 暗瞳孔画像検出部
60 眼球
95 撮像対象者
100 視線検出装置
L0 距離
O1 光軸
O2 光軸
LT 検知光
VL 視線方向

Claims (7)

  1. 撮像対象者の画像を取得するカメラと、前記撮像対象者に検知光を照射する複数の光源と、を有する視線検出装置であって、
    前記カメラと複数の前記光源とが第1の方向に並んで配置されると共に、前記カメラの光軸と前記光源の光軸とが、前記第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向それぞれに対して斜めに向けられて配置されており、
    複数の前記光源それぞれの光量が異なるように発光を調整する光源制御部を備えている、
    ことを特徴とする視線検出装置。
  2. 前記光源制御部は、前記光源ごとに撮像された前記撮像対象者の複数の画像輝度データを記憶すると共に、前記光源の光量を、複数の前記画像輝度データ間のばらつきが小さくなるように調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の視線検出装置。
  3. 前記光源制御部は、複数の前記光源にそれぞれ供給される電力量を調整する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の視線検出装置。
  4. 前記光源はそれぞれ複数の発光ダイオードから成り、
    前記光源制御部は、前記発光ダイオードの点灯個数を調整する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の視線検出装置。
  5. 複数の前記光源は、少なくとも、前記カメラの光軸に近接して配置された明瞳孔撮像用光源と、前記カメラの光軸に離間して配置された暗瞳孔撮像用光源と、からなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の視線検出装置。
  6. 前記カメラの光軸の向いた方向前方を前記カメラの撮像方向とすると共に、前記光源の光軸の向いた方向前方を前記光源の発光方向とし、
    前記カメラの撮像方向前方と前記光源の発光方向前方とを共通に覆う、赤外光を透過可能で可視光線を透過させないカバー板が設けられており、
    前記カメラの光軸と前記光源の光軸とが、前記カバー板の板面に対して斜めに向けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の視線検出装置。
  7. 前記カメラが複数配置され、前記撮像対象者の画像を同時に取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の視線検出装置。



JP2017081059A 2017-04-17 2017-04-17 視線検出装置 Pending JP2018181025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017081059A JP2018181025A (ja) 2017-04-17 2017-04-17 視線検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017081059A JP2018181025A (ja) 2017-04-17 2017-04-17 視線検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018181025A true JP2018181025A (ja) 2018-11-15

Family

ID=64275577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017081059A Pending JP2018181025A (ja) 2017-04-17 2017-04-17 視線検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018181025A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4278949A1 (en) * 2022-04-20 2023-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus, control method of electronic apparatus, program, and computer readable medium

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000322699A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Toshiba Corp 車載機器の制御装置及びその制御方法
JP2016051318A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 アルプス電気株式会社 照明撮像装置
JP2016093253A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 国立大学法人静岡大学 瞳孔検出用光源装置の制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000322699A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Toshiba Corp 車載機器の制御装置及びその制御方法
JP2016051318A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 アルプス電気株式会社 照明撮像装置
JP2016093253A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 国立大学法人静岡大学 瞳孔検出用光源装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4278949A1 (en) * 2022-04-20 2023-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus, control method of electronic apparatus, program, and computer readable medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6346525B2 (ja) 視線検出装置
US20180160079A1 (en) Pupil detection device
JP2988178B2 (ja) 視線方向計測装置
US9916005B2 (en) Gaze tracking with projector
US10288882B2 (en) Head mounted display device
US20150238087A1 (en) Biological information measurement device and input device utilizing same
WO2015012280A1 (ja) 視線検出装置
JP6617662B2 (ja) 視線検出装置、視線検出方法、及びコンピュータプログラム
EP3075304B1 (en) Line-of-sight detection assistance device and line-of-sight detection assistance method
EP3011894B1 (en) Eye gaze detection apparatus and eye gaze detection method
JP6669053B2 (ja) ヘッドアップディスプレイシステム
TWI522257B (zh) 車用安全系統及其運作方法
JP2018154153A (ja) 車両の表示システム及び車両の表示システムの制御方法
JP5259429B2 (ja) 表示装置
JP2016049259A (ja) 視線検出装置
WO2018164104A1 (ja) 眼部画像処理装置
JP6360752B2 (ja) 照明撮像装置
JP6587254B2 (ja) 輝度制御装置、輝度制御システム及び輝度制御方法
JP2018181025A (ja) 視線検出装置
CN103565399A (zh) 瞳孔检测装置
JP2018190213A (ja) 顔認識装置及び視線検出装置
WO2017217026A1 (ja) 角膜中心検出装置および視線検出装置
JP2017162233A (ja) 視線検出装置および視線検出方法
JPH06323832A (ja) 車両用インターフェイス
JP2015199443A (ja) 可視情報提示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210420