JP6009603B1 - 扱胴 - Google Patents
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Abstract
Description
この点に関し、前記特許文献11に記載の脱穀装置においては、前記支持バー自体が扱胴本体を形成しており、前記支持バーを取り外すことは非常に厄介な作業となる。
まず、本実施の形態に係る扱胴600が適用されるコンバイン1について説明する。
図1〜図4に、それぞれ、前記コンバイン1の左側面図、右側面図、平面図及び伝動模式図を示す。
なお、本実施の形態においては、機体幅方向一方側及び他方側は、それぞれ、前記コンバイン1の前進方向を向いて右側及び左側を意味する。
なお、本実施の形態においては、前記HST35のポンプ軸が前記トランスミッション入力軸32として作用する。
なお、前記昇降用油圧シリンダ装置60へは、前記エンジン25に付設される油圧ポンプ28(図4参照)から作動油が供給される。
前記刈刃140によって刈り取られた刈取穀稈は、前記掻込オーガ125によって前記穀物ヘッダー120内において前記フィーダハウス110の前端開口付近へ集約され、前記供給コンベア115によって前記フィーダハウス110の前端開口から後端開口へ向けて搬送され、前記扱口から前記扱室201内に投入される。
前記扱胴600の詳細については後述する。
一方、前記受網230の網目開口より大きい藁屑等の脱穀物は、前記扱胴220の搬送作用によって前記扱室201の後方に設けられた排塵口205から排出される。
前記揺動選別盤265は、グレンパン、チャフシーブ、グレンシーブ及びストローラック等を含む。
図4に示すように、前記エンジン25の前記第2及び第3出力軸27b、27cは、それぞれ、前記油圧ポンプ28及び冷却ファン29を駆動する。
前述の通り、前記コンバイン1は前記フロントロータ機構160を有しており、前記作業系伝動軸540から前記刈取装置100へは前記フロントロータ駆動軸161を介して動力伝達されている。
そして、前記刈取伝動軸105と前記刈取入力軸116との間に前記正逆転切換機構170が介挿されている。
詳しくは、前記掻込軸122は第1リール駆動チェーン465を介して中間軸466に作動連結され、前記中間軸466は第2リール駆動チェーン467を介して前記リール軸131に作動連結されている。
図4に示すように、前記作業系伝動軸540は、プーリー伝動機構等の第5作業系無端体伝動機構450を介して前記唐箕軸281にも作動連結されている。
図5及び図6に、それぞれ、前記扱胴600の側面図及び斜視図を示す。
図7〜図9に、それぞれ、図5におけるVII-VI線、VIII-VIII線及びIX-IX線に沿った断面図を示す。
さらに、図10及び図11に、前記扱胴600の分解斜視図を示す。
本実施の形態においては、前記前側フランジ625は、前記前側プレート体621の後面に溶接等によって固着されている。
本実施の形態においては、前記後側フランジ635は、前記前側プレート体631の前面に溶接等によって固着されている。
本実施の形態においては、図12に示すように、前記第1及び第2分割遮蔽板650(1)、650(2)は、前記前側取付フランジ625及び前記後側取付フランジ635に溶接等によって分離不能に固着されている。
そして、前記第3分割遮蔽板650(3)が、ボルト等の締結部材655によって前記第1及び第2分割遮蔽板650(1)、650(2)に着脱可能に連結されている。
従って、刈取穀稈に対する扱ぎ処理において最も摩耗や損傷が生じ易い扱歯730のメンテナス及び/又は交換作業を容易に行うことができる。
前記一対の取付片716には貫通孔717(下記図13〜図15参照)が設けられている。
斯かる構成においては、図7等に示すように、前記扱胴軸210の径方向に関し、前記遮蔽板650の外表面と前記バー本体711の底面(前記扱胴軸210を基準にして径方向内方を向く面)との間に、隙間765が生じ得る。
前記複数の凸状部66は、前記扱歯フレーム700と同数だけ設けられており、前記扱胴軸210の軸線回りに等間隔に配置されている。
本実施の形態においては、前記扱胴600には、6本の前記扱歯フレーム700が設けられている。従って、前記遮蔽板650は、前記扱胴軸210の軸線回りに6個の前記凸状部660を有している。
図13に示すように、本実施の形態においては、前記取付ブラケット715の前記一対の取付片716は、前記バー本体711を前記凸状部660の径方向外方に位置させた状態で前記凸状部660の一方側及び他方側の側面に沿うように形成されている。
なお、図14及び図15における符号725は、前記扱歯フレーム700の取付位置を基準取付位置から変位させたことにより生じる隙間を埋める為のスペーサである。
本実施の形態においては、図5〜図11等に示すように、前記掻込部600Aは、前記扱胴軸210に相対回転不能に支持され且つ後端面において前記前側プレート620に締結部材を介して連結される切頭円錐状のドラム体750を備えており、前記複数の螺旋羽根760は前記ドラム体750の外周面に設けられている。
脱穀効率の向上を図る為には、この刈取穀稈の滞留も可及的に防止することが望ましい。
図16に、前記扱胴600の模式展開図を示す。
なお、本実施の形態においては、LはP/3とされている。
従って、前記共通扱歯フレーム700Cの一端部が前端部を形成するように配置させることで前記第1配列の扱歯フレーム700(1)として所定脱穀作業時間だけ利用した後に、当該共通扱歯フレーム700Cの前後を入れ替えて前記第3配列の扱歯フレーム700(3)として利用すること、並びに、前記共通扱歯フレーム700Cの他端部が前端部を形成するように配置させることで前記第3配列の扱歯フレーム700(3)として所定脱穀作業時間だけ利用した後に、当該共通扱歯フレーム700Cの前後を入れ替えて前記第1配列の扱歯フレーム700(1)として利用することで、扱歯を無駄なく有効利用することができる。
従って、前記第2構成の扱胴において、扱歯による刈取穀稈に対する打撃を効率良く行いつつ、掻込部及び扱ぎ部の間の境界部分に刈取穀稈が滞留することを有効に防止することができる。
600 扱胴
610 扱胴本体
620 前側プレート
630 後側プレート
650 遮蔽板
650(1)〜650(3) 第1〜第3分解遮蔽板
660 凸状部
670 閉鎖板
700 扱歯フレーム
710 支持バー
711 バー本体
715 取付ブラケット
716 取付片
717 貫通孔
730 扱歯
765 隙間
Claims (6)
- 扱胴軸に固着された前側プレート及び後側プレートと前記扱胴軸の回りを覆うように前記前側プレート及び前記後側プレートに固着された遮蔽板とを含む扱胴本体と、長尺の支持バー及び前記支持バーの長手方向に沿って間隙を存しつつ配置された複数の扱歯とを含む複数の扱歯フレームとを備え、
前記支持バーは、前記複数の扱歯が固着される中空長尺のバー本体と、互いに対して前記バー本体の長手方向に離間されるように前記バー本体に設けられた複数の取付ブラケットとを有し、
前記扱歯は前記中空長尺のバー本体を貫通した状態で前記バー本体に固着されており、
前記複数の扱歯が前記バー本体から径方向外方へ延びる状態で前記複数のバー本体が前記扱胴軸に略平行で且つ前記扱胴軸の周方向に間隔を存しつつ配置され、さらに、前記扱胴軸の径方向に関し前記バー本体及び前記遮蔽板の外表面の間に隙間が存するように、前記複数のバー本体が前記取付ブラケットを介して前記遮蔽板の外表面に着脱可能に固着されていることを特徴とする扱胴。 - 前記遮蔽板は前記扱胴軸の周方向に分割された複数の分割遮蔽板を有し、前記複数の分割遮蔽板の少なくとも一つは、残りの分割遮蔽板に対して着脱可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の扱胴。
- 前記隙間のうちの少なくとも一部は、前記扱胴軸の回転方向に関し前記バー本体より下流側において前記遮蔽板の外表面から径方向外方へ延びるように設けられた閉鎖板によって覆われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の扱胴。
- 前記遮蔽板は、横断面視において径方向外方へ突出する複数の凸状部であって、間隔を存しつつ周方向に沿って前記扱歯フレームと同数だけ設けられた複数の凸状部を有し、
前記複数の扱歯フレームの前記支持バーは、対応する前記凸状部の径方向外方に位置するように前記遮蔽板の外表面に着脱可能に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の扱胴。 - 前記複数の取付ブラケットの各々は、前記バー本体を前記凸状部の径方向外方に位置させた状態で前記凸状部の一方側及び他方側の側面に沿うように前記バー本体から延びる一対の取付片を有しており、
前記扱歯フレームは、前記一対の取付片に形成された貫通孔及び前記遮蔽板に形成された取付孔に挿通される締結部材によって前記遮蔽板に着脱自在に連結されており、
前記貫通孔は長手方向が前記扱胴軸の周方向に沿った長孔とされていることを特徴とする請求項4に記載の扱胴。 - 前記扱胴本体は、前記前側プレート及び前記後側プレートの間において前記扱胴に固着された第1中間プレートと、前記第1中間プレート及び前記後側プレートの間において前記扱胴に固着された第2中間プレートとを有し、
前記遮蔽板は前記第1及び第2中間プレートにも固着されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の扱胴。
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