JP6008130B2 - 車両診断システム、サーバ、コンピュータプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

車両診断システム、サーバ、コンピュータプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、車両から取得した車両情報をサーバに送信する通信端末と、前記通信端末から受信した車両情報を解析して車両を診断するサーバと、を備えた車両診断システム、サーバコンピュータプログラム及び記憶媒体に関する。
サーバと通信端末とが連携して車両を診断する車両診断システムとして、車両の診断を行う作業者(整備士)への指示をサーバが通信端末に送信し、作業者への指示を通信端末が表示する構成が開示されている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開平10−197285号公報 特開2003−132168号公報
この種の車両診断システムでは、従来は、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を、作業者が通信端末を操作して設定入力する構成となっている。しかしながら、このような構成では、車両情報の項目を設定入力する操作が作業者にとって負担になるという問題があった。又、従来は、車両から取得した車両情報を通信端末が一旦保存する構成となっているので、サーバが車両情報を取得するまでに時間がかかり、診断結果を速やかに得ることができないという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の診断を行う作業者の負担を軽減することができつつ、診断結果を速やかに得ることができる車両診断システム、サーバコンピュータプログラム及び記憶媒体を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、通信端末は、車両から取得した車両情報をサーバに送信する。サーバは、通信端末から受信した車両情報を解析して車両を診断する。サーバにおいて、取得項目通知手段は、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を通信端末に通知する。通信端末は、サーバから通知された車両情報の項目にしたがって車両から車両情報を取得し、その取得した車両情報をリアルタイムにサーバに送信する。
即ち、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を、サーバが通信端末に通知するので、診断に必要な車両情報の項目を作業者が通信端末を操作して設定入力する必要がなくなる。その結果、車両の診断を行う作業者の負担を軽減することができる。又、通信端末が車両から取得した車両情報をリアルタイムにサーバに送信するので、診断結果を速やかに得ることができる。
本発明の第1の実施形態を示す全体構成図 サーバの構成を示す機能ブロック図 診断APサーバの構成を示す機能ブロック図 車両及び通信端末の構成を示す機能ブロック図 処理の流れを示す図(その1) 処理の流れを示す図(その2) 処理の流れを示す図(その3) エンジンの回転数の推移、画面の推移、及び車両から取得する車両情報を示す図 メインメニュー画面を示す図(その1) メインメニュー画面を示す図(その2) 車両選択画面を示す図 診断開始画面を示す図 暖機指示画面を示す図 第1の操作指示画面を示す図 第2の操作指示画面を示す図(その1) 第2の操作指示画面を示す図(その2) 第3の操作指示画面を示す図 診断結果画面を示す図(その1) 診断結果画面を示す図(その2) 診断結果を印刷出力した用紙を示す図 サンプリング速度と診断可能な項目の関係を示す図 基準値の上限及び下限を示す図 本発明の第2の実施形態を示す全体構成図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1から図22を参照して説明する。車両診断システム1は、図1に示すように、サーバ2と、M2M(Machine-to-Machine)サーバ3と、通信端末4とを有し、それぞれがインターネット5を介して接続可能に構成されている。
サーバ2は、その機能毎に、診断アプリケーション(診断AP)サーバ6と、診断データベース(診断DB)サーバ7と、通信アプリケーション(通信AP)サーバ8とを有する。診断DBサーバ7は、車両の診断に必要な診断情報を記憶している。診断APサーバ6は、診断DBサーバ7に記憶されている診断情報を読出し、その読出した診断情報を用いて車両を診断する。通信APサーバ8は、サーバ2とM2Mサーバ3との間のデータ通信を制御する。
診断APサーバ6は、図2に示すように、制御部6a(コンピュータに相当)と、車両情報入出力部6bと、診断情報入出力部6cと、記憶部6dと、WEB画面記憶部6eと、通信制御部6fとを有する。制御部6aは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を有するマイクロコンピュータにより構成されている。制御部6aは、CPUがROMに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、診断APサーバ6の動作全体を制御する。
車両情報入出力部6bは、通信端末4からM2Mサーバ3を経由して通信APサーバ8に受信された基本車両情報や車両情報(後述するダイアグやデータ)を入力し、その入力した基本車両情報や車両情報を制御部6aに出力する。診断情報入出力部6cは、診断DBサーバ7に記憶されている診断情報を入力し、その入力した診断情報を制御部6aに出力する。記憶部6dは、制御部6aが各種のデータ処理を実行するのに必要な各種のデータを記憶しており、その記憶しているデータの1つとしてWEB画面の材料となる画面元データを記憶している。
制御部6aは、記憶部6dに記憶されている画面元データを読出し、その読出した画面元データを構築してWEB画面を作成し、その作成したWEB画面をWEB画面記憶部6eに記憶する。ここでいうWEB画面とは、WWW(World Wide Web)システムを利用してインターネット上で公開可能な画面であり、テキストデータ、HTML(Hyper Text Markup Language)によるレイアウト情報、文書中に埋め込まれた画像、音声、動画等から構成される画面である。
制御部6aは、図3に示すように、その機能毎に、取得項目通知手段と、取得項目決定手段と、ダイアグ取得手段と、診断回避手段と、データ取得手段と、診断結果判定手段と、基準値決定手段と、診断可否条件判定手段と、診断可能条件通知手段と、駆動機構温度取得手段と、暖機要否判定手段と、暖機必要通知手段と、データ再取得要否判定手段と、データ再取得必要通知手段と、サンプリング速度判定手段と、作業者操作判定手段とを有する。
取得項目通知手段は、車両9から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を通信端末4に通知する機能を有する。取得項目決定手段は、車両9から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を決定する機能を有する。ダイアグ取得手段は、車両情報として車両9のダイアグを取得する機能を有する。診断回避手段は、診断の対象とするダイアグを取得した場合に車両情報による診断の実施を回避する機能を有する。データ取得手段は、車両情報としてデータを取得する機能を有する。診断結果判定手段は、車両9のデータを基準値と比較して診断結果を判定する機能を有する。基準値決定手段は、診断の内容や診断の対象とする車両9の経時変化、又は過去に車両から取得して蓄積した車両情報に応じて、基準値を決定する機能を有する。
診断可否条件判定手段は、通信端末4が車両9からデータを取得する速度を示すサンプリング速度による診断可否条件があるか否かを判定する機能を有する。診断可能条件通知手段は、サンプリング速度による診断可否条件があると判定された場合に診断可能条件を通信端末4に通知する機能を有する。駆動機構温度取得手段は、車両9のエンジン(駆動機構)の温度を取得する機能を有する。暖機要否判定手段は、エンジンの温度に基づいてエンジンの暖機要否を判定する機能を有する。暖機必要通知手段は、エンジンの暖機が必要であると判定された場合に暖機が必要であることを通信端末4に通知する機能を有する。
データ再取得要否判定手段は、サンプリング速度、又は作業者の操作が所定の範囲内であるか否か(正しい操作であるか否か)に基づいてデータの再取得要否を判定する機能を有する。データ再取得必要通知手段は、データの再取得が必要であると判定された場合にデータの再取得が必要であることを通信端末4に通知する機能を有する。サンプリング速度判定手段は、通信端末4が車両9からデータを取得した速度を示すサンプリング速度を判定する機能を有する。作業者操作判定手段は、作業者の操作が所定の範囲内であるか否かを判定する機能を有する。
通信制御部6fは、診断APサーバ6と通信端末4との間のデータ通信を制御し、WEB画面を構成するWEB画面データを通信端末4に送信したり、作業者が通信端末4を操作したことに応じて当該通信端末4から送信された操作信号を受信したりする。制御部6aは、通信端末4から送信された操作信号を通信制御部6を介して入力したり、通信端末4から送信された車両情報を車両情報入出力部6bを介して入力したりすると、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面の中から作業者に提供する(通信端末4がインターネット5を介して表示可能となる)WEB画面を選択し、その選択したWEB画面を構成するWEB画面データの送信を準備する。サーバ2がWEB画面を提供するとは、通信端末4がインターネット5を介してWEB画面を表示可能な状態とすることである。
制御部6aは、送信を準備したWEB画面データの送信条件が成立すると、その該当するWEB画面データを通信制御部6fから通信端末4に送信させる。このようにサーバ2から通信端末4にWEB画面データが送信されることで、サーバ2が提供したWEB画面を通信端末4がインターネット5を介して表示可能となる。即ち、サーバ2が作成したWEB画面を作業者が通信端末4を介して閲覧可能となる。
M2Mサーバ3は、M2Mプラットフォームサーバ3aを有する。M2Mサーバ3は、インターネット5を介してサーバ2に接続されており、サーバ2との間でインターネット5を介して基本車両情報や車両情報を送受信する。又、M2Mサーバ3は、例えば基本車両情報や車両情報を管理する等の別の機能を有するサーバ(図示せず)にもインターネット5を介して接続されており、その別の機能を有するサーバとの間でもインターネット5を介して基本車両情報や車両情報を送受信する。
通信端末4は、車両の診断を行う作業者が携帯可能な例えばタブレット型の端末である。作業者は、通信端末4を携帯することで、作業する範囲の制限を受けることなく、通信端末4に表示されるWEB画面を閲覧して確認しながら車両の診断を行うことが可能である。通信端末4は、図4に示すように、制御部4aと、接続コネクタ4bと、広域無線通信部4cと、コマンド変換部4dと、表示部4eと、操作受付部4fと、記憶部4gとを有する。
制御部4aは、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピュータにより構成されている。制御部4aは、CPUがROMに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、通信端末4の動作全体を制御する。接続コネクタ4bは、OBD(On Board Diagnostic)2の規格に準拠した接続端子であり、車両9から車両情報を取得するための接続ケーブル10を接続可能である。本実施形態では、通信端末4と車両9とが接続ケーブル10を介して有線で接続される構成を説明しているが、通信端末4と車両9とが無線で接続される構成でも良い。
広域無線通信部4cは、インターネット5に接続可能であり、サーバ2との間でインターネット5を接続した状態でサーバ2からWEB画面データを受信可能(ダウンロード可能)であると共に、車両9から取得した基本車両情報や車両情報をM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信可能である。コマンド変換部4dは、通信端末4と車両9との間で送受信される基本車両情報や車両情報のデータ形式(プロトコル)と、通信端末4とサーバ2との間でインターネット5を介して送受信される基本車両情報や車両情報のデータ形式とを変換する(プロトコル変換する)。表示部4eは、例えばタッチ機能を有する液晶ディスプレイから構成されている。
制御部4aは、WEBブラウザ(インターネットブラウザ、WWWブラウザ)を組込んでおり、WEBブラウザの機能により、サーバ2から広域無線通信部4cに受信されたWEB画面データを構築してWEB画面を表示部4eに表示したり、ハイパーリンクを辿ったりすることが可能である。操作受付部4fは、例えば表示部4eに表示されるWEB画面上に形成されているタッチスイッチにより構成され、作業者の操作による設定入力を受付ける。記憶部4gは、制御部4aが各種のデータ処理を実行するのに必要な各種のデータを記憶している。
車両9は、上記した接続ケーブル10を接続可能な接続コネクタ9aと、その接続コネクタ9aとCAN(Controller Area Network)9bを介して接続されている第1の制御部11a、第2の制御部12a、第3の制御部13a及び第4の制御部14aとを有する。第1の制御部11aは、ACCスイッチ11bのオンオフを検知し、その検知結果を第1の表示部11c(インジケータ)に表示させる。第2の制御部12aは、アクセルペダル12bの操作量(踏込み量)を検知し、その検知結果を第2の表示部12c(タコメータ)に表示させる。第3の制御部13aは、ワイパースイッチ13bの操作位置(高速、中速、低速、オフ等)を検知し、その検知結果を第3の表示部13c(インジケータ)に表示させる。第4の制御部14aは、ライトスイッチ14bの操作位置(全灯、車幅灯、オフ等)を検知し、その検知結果を第4の表示部14c(インジケータ)に表示させる。
ACCスイッチ11bのオンオフを示す検知結果が第1の表示部11cに表示されることで、作業者はACCスイッチ11bのオンオフを確認することができる。又、アクセルペダル12bの操作量を示す検知結果が第2の表示部12cに表示されることで、作業者はアクセルペダル12bの操作量を確認することができる。又、ワイパースイッチ13bの操作位置を示す検知結果が第3の表示部13cに表示されることで、作業者はワイパースイッチ13bの操作位置を確認することができる。又、ライトスイッチ14bの操作位置を示す検知結果が第4の表示部14cに表示されることで、作業者はライトスイッチ14bの操作位置を確認することができる。
通信端末4は、接続ケーブル10を介して車両9と接続している状態では、基本車両情報要求や車両情報要求を車両9に送信し、基本車両情報や車両情報を車両9から受信する(取得する)。基本車両情報とは、例えば車両9に実装されているECU(Electronic Control Unit)のID(識別情報)等に関する情報であり、サーバ2と車両9との間でデータ通信が成立するか否かを認証するための情報である。車両情報とは、ダイアグやデータである。ダイアグとは、車両9に実装されているECUが保持している各種センサやアクチュエータ等のDTC(ダイアグノスティックトラブルコード、故障診断コード)、FFD(フリーズフレームデータ)、ペンディング等に関する情報である。データとは、例えばエンジンの回転数、エンジン冷却水の温度等、各種センサやアクチュエータの制御状態、ACCスイッチ11bのオンオフ、アクセルペダル12bの操作量、ワイパースイッチ13bの操作位置、ライトスイッチ14bの操作位置等に関する情報である。作業者が車両状態を変更すると、その車両状態の変更が車両情報に反映される。例えば作業者がアクセルペダル12bを操作すると(踏み込むと)、アクセルペダル12bの操作量の変動が車両情報に反映される。
上記した構成では、図1に示すように、通信端末4から送信された基本車両情報や車両情報は、M2Mサーバ3を経由してサーバ2に受信される。一方、サーバ2から送信されたWEB画面データは、M2Mサーバ3を経由せずに通信端末4に受信される。即ち、車両9から取得した基本車両情報や車両情報が通信端末4から送信されてサーバ2に受信される経路と、WEB画面データがサーバ2から送信されて通信端末4に受信される経路とは異なる。
次に、上記した構成の作用について、図5から図22を参照して説明する。
通信端末4は、サーバ2とインターネット5を介して接続している状態では、WEBブラウザの機能により、サーバ2からWEB画面データを受信し、その受信したWEB画面データを構築してWEB画面を表示可能となる。通信端末4は、メインメニュー画面を表示部4eに表示している状態で、作業者がメインメニュー画面から診断の項目を選択すると、診断開始要求を広域無線通信部4cからサーバ2に送信する(B1)。
サーバ2は、通信端末4から送信された診断開始要求を通信制御部6fにより受信すると(C1)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から車両選択画面を選択して提供する(C2)。サーバ2が車両選択画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、車両選択画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して車両選択画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される車両選択画面を閲覧して確認し、診断の対象とする車両を選択することができ、次の工程に進むことができる。
作業者は、診断の対象とする車両9が新規の車両(過去に車両診断システム1の診断の対象となっていない車両であり、初めて診断の対象とする車両)であれば、登録番号や車台番号等を設定入力して診断の対象とする車両9を確定する。一方、作業者は、診断の対象とする車両9が新規登録でない車両(過去に車両診断システム1の診断の対象となった車両であり、2回目以降の診断の対象とする車両)であれば、登録番号や車台番号等が登録されている車両から選択して診断の対象とする車両9を確定する。
サーバ2は、作業者が診断の対象とする車両9を確定すると、車両を選択し(C3)、サンプリング速度による診断可否条件があるか否か(診断可能な項目がサンプリング速度に依存するか否か)を判定する(C4)。サーバ2は、サンプリング速度による診断可否条件があると判定すると(C4:YES)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から診断可能条件画面を選択して提供する(C5)。サーバ2が診断可能条件画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、診断可能条件画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して診断可能条件画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される診断可能条件画面を閲覧して確認し、診断可能条件を把握することができる。
一方、サーバ2は、サンプリング速度による診断可否条件がないと判定すると(C4:NO)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から診断開始画面を選択して提供する(C6)。サーバ2が診断開始画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、診断開始画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して診断開始画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される診断開始画面を閲覧して確認し、診断を開始するに際しての指示を把握することができ、次の工程に進むことができる。
サーバ2は、作業者が診断開始画面を確認すると、ダイアグ要求を通信APサーバ8からM2Mサーバ3を経由して通信端末4に送信する(C7)。通信端末4は、サーバ2から送信されたダイアグ要求を広域無線通信部4fにより受信すると(B2)、その受信したダイアグ要求をコマンド変換し、そのコマンド変換したダイアグ要求を接続ケーブル10を介して車両9に送信する(B3)。車両9は、通信端末4から送信されたダイアグ要求を受信すると(A1)、その受信したダイアグ要求を解析し、そのダイアグ要求により指定されているダイアグを接続ケーブル10を介して通信端末4に送信する(A2)。通信端末4は、車両9から送信されたダイアグを受信すると(B4)、そのダイアグをコマンド変換し、そのコマンド変換したダイアグを広域無線通信部4cからM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する(B5)。
サーバ2は、通信端末4から送信されたダイアグを通信APサーバ8により受信すると(C8)、これから診断する対象にダイアグがあるか否かを判定する(C9)。サーバ2は、これから診断する対象にダイアグがあると判定すると(C9:YES)、これ以降の処理を中止する(診断を回避する)。一方、サーバ2は、これから診断する対象にダイアグがないと判定すると(C9:NO)、エンジン(駆動機構)水温要求を通信APサーバ8からM2Mサーバ3を経由して通信端末4に送信する(C10)。通信端末4は、サーバ2から送信されたエンジン水温要求を広域無線通信部4fにより受信すると(B6)、その受信したエンジン水温要求をコマンド変換し、そのコマンド変換したエンジン水温要求を接続ケーブル10を介して車両9に送信する(B7)。車両9は、通信端末4から送信されたエンジン水温要求を受信すると(A3)、エンジンを冷却する冷却水の温度を示すエンジン水温を接続ケーブル10を介して通信端末4に送信する(A4)。通信端末4は、車両9から送信されたエンジン水温を受信すると(B8)、そのエンジン水温をコマンド変換し、そのコマンド変換したエンジン水温を広域無線通信部4cからM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する(B9)。
サーバ2は、通信端末4から送信されたエンジン水温を通信APサーバ8により受信すると(C11)、エンジン水温が所定温度以上であるか否かを判定する(C12)。サーバ2は、エンジン水温が所定温度以上でないと判定すると(C12:NO)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から暖機指示画面を選択して提供する(C13)。
又、サーバ2は、ステップC10に戻り、エンジン水温が所定温度以上であると判定するまでエンジン水温要求を通信端末4に送信し続け、同様の処理を繰返して行う。サーバ2が暖機指示画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、暖機指示画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して暖機指示画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される暖機指示画面を閲覧して確認し、診断を開始するに際して暖機が必要であることを把握することができる。
一方、サーバ2は、エンジン水温が所定温度以上であると判定すると(C12:YES)、診断を開始し(C14)、データ要求を通信APサーバ8からM2Mサーバ3を経由して通信端末4に送信する(C15)。通信端末4は、サーバ2から送信されたデータ要求を広域無線通信部4fにより受信すると(B10)、その受信したデータ要求をコマンド変換し、そのコマンド変換したデータ要求を接続ケーブル10を介して車両9に送信する(B11)。車両9は、通信端末4から送信されたデータ要求を受信すると(A5)、その受信したデータ要求により指定されたデータを接続ケーブル10を介して通信端末4に送信する(A6)。
ここで、サーバ2は、診断を開始し、データ要求を通信APサーバ8からM2Mサーバ3を経由して通信端末4に送信すると、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から操作指示画面を選択して提供する(C16)。サーバ2が操作指示画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、操作指示画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して操作指示画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される操作指示画面を閲覧して確認し、後述する図8に示すようなIGオン、エンジン始動、アイドル、レーシング、全開レーシング等の診断を進めるに際しての指示を把握することができ、次の工程に進むことができる。
このとき、作業者が操作指示画面に記述されている指示にしたがって車両状態を変更すると、その車両状態の変更を反映したデータが車両9から送信されて通信端末4を介してサーバ2に受信される。例えば操作指示画面に記述されている指示がアクセルペダル12bを操作する(踏み込む)指示であり、作業者がアクセルペダル12bを操作すると、アクセルペダル12bの操作量に連動したエンジンの回転数を示すデータが車両9から送信されて通信端末4を介してサーバ2に受信される。通信端末4は、このように車両9から送信されたデータを受信すると(B12)、その受信したデータをコマンド変換し、そのコマンド変換したデータを広域無線通信部4cからM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する(B13)。
サーバ2は、通信端末4から送信されたデータを通信APサーバ8により受信すると(C17)、そのデータのサンプリング速度を判定する(C18)。サーバ2は、始動やアイドリング等の各種の診断条件に対してデータのサンプリング速度が所定速度以上でないと判定すると、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から診断可能項目画面を選択して提供する(C19)。サーバ2が診断可能項目画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、診断可能項目画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して診断可能項目画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示される診断可能項目画面を閲覧して確認し、診断可能な項目を把握することができる。
サーバ2は、車両9から取得した作業者のACCスイッチ11bのオンオフのタイミングやアクセルペダル12bの操作量等、作業者の操作条件を取得し、ACCスイッチ11bのオンのタイミングが所定のタイミングでない場合やアクセルペダル12bの操作量が所定の操作量の範囲内に入っていない場合には、作業者が診断を判定するのに正しい操作を行っていないと判定する。サーバ2は、作業者が診断を判定するのに正しい操作を行っていないと判定すると、車両9から取得したデータの信頼性が低く、データの再取得が必要であると判定し(C20:YES)、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面からデータ再取得必要画面を選択して提供する(C21)。
又、サーバ2は、ステップC14に戻り、データの再取得が必要でないと判定するまでデータ要求を通信端末4に送信し続け、同様の処理を繰返して行う。サーバ2がデータ再取得必要画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、データ再取得必要画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築してデータ再取得必要画面を表示部4eに表示する。即ち、作業者は、通信端末4に表示されるデータ再取得必要画面を閲覧して確認し、データを再取得する必要があることを把握することができ、次の工程に進むことができる。尚、作業者がデータの再取得を中止することが可能としても良い。
一方、サーバ2は、作業者が診断を判定するのに正しい操作を行ったと判定すると、車両9から取得したデータの信頼性が高く、データの再取得が必要でないと判定し(C20:NO)、これまでに取得したデータに基づいて診断結果を作成し(C22)、診断を終了する(C23)。そして、サーバ2は、WEB画面記憶部6eに記憶されているWEB画面から診断結果画面のフレーム(ひな型)を選択し、今回の診断結果を当該フレーム内に記述した診断結果画面を提供する(C24)。サーバ2が診断結果画面を提供すると、通信端末4は、WEBブラウザの機能により、診断結果画面を構成するWEB画面データをサーバ2から受信し、その受信したWEB画面データを構築して診断結果画面を表示部4eに表示する。作業者は、通信端末4に表示される診断結果画面を閲覧して確認し、診断結果を把握することができる。
以下、上記した一連の処理の具体例を図8から図22を参照して説明する。ここでは、図8に示すように、サーバ2がエンジン(駆動機構)を診断する場合を説明する。図9に示すように、通信端末4がメインメニュー画面101を表示している状態で、作業者が「診断」アイコン101aを押下すると(選択すると)、通信端末4は、作業者が「診断」アイコン101aを押下したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、WEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、図10に示すように、メインメニュー画面101上に診断の対象として「エンジン」、「ハイブリッド」及び「カーエアコン」を選択可能に表示する。作業者が診断の対象として例えば「エンジン」を選択すると、通信端末4は、作業者が診断の対象として「エンジン」を選択したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、車両選択画面102を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2から受信すると、そのWEB画面データを構築し、図11に示すように、車両選択画面102を表示する。作業者が診断の対象とする車両9を選択すると、通信端末4は、作業者が診断の対象とする車両9を選択したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。尚、図11では、例えば「車両A」は車名を示し、例えば「PPP12−××××」は車台番号を示す。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、診断開始画面103を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、その受信したWEB画面データを構築し、図12に示すように、診断開始画面103を表示する。作業者は、診断開始画面103を閲覧して確認することで、診断を開始するに際しての指示が、Pレンジ、エンジン暖機後、IGON(エンジン停止)、電気負荷OFF等であると把握することができる。作業者が開始ボタン103aを押下すると、通信端末4は、作業者が開始ボタン103aを押下したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、エンジンの冷却水の現在の温度(エンジン水温)を示すデータを取得するためのデータ要求を通信端末4に送信する。サーバ2は、エンジンの冷却水の現在の温度を示すデータを通信端末4から受信すると、エンジンの冷却水の現在の温度が所定温度に達していないと判定すると、暖機指示画面104を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、その受信したWEB画面データを構築し、図13に示すように、暖機指示画面104を表示する。作業者は、暖機指示画面104を閲覧して確認することで、エンジンの冷却水の現在の温度(図13では「55℃」を例示している)を把握することができると共に、エンジンの冷却水の現在の温度が所定温度(図13では「70℃」を例示している)に達していない理由で暖機運転を実施する必要があること、エンジンの冷却水の温度が所定温度に達すると次の手順が自動で表示されることを把握することができる。尚、サーバ2は、エンジンの冷却水の温度が所定温度に達していると判定すると、暖機指示画面104を構成するWEB画面データを通信端末4に送信することはなく、通信端末4は、暖機指示画面104を表示することはない。
サーバ2は、エンジンの冷却水の温度が所定温度に達したか否かを監視し、エンジンの冷却水の温度が所定温度に達したと判定すると、第1の操作指示画面105を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、その受信したWEB画面データを構築し、図14に示すように、第1の操作指示画面105を表示する。作業者は、第1の操作指示画面105を閲覧して確認することで、次の手順がブレーキを踏んで始動する作業であることを把握することができ、そのブレーキを踏んで始動するタイミングを把握することができる。
ここで、サーバ2は、第1の操作指示画面105に関連した診断に必要なデータの項目を示すデータ要求を通信端末4に送信する。具体的には、サーバ2は、図6に示すように、始動を診断する場合には、エンジンの回転数を含む幾つかの項目を示すデータ要求を通信端末4に送信する。即ち、診断に必要なデータの項目がサーバ2から通信端末4に通知されるので、診断に必要なデータの項目を作業者が設定入力する必要はない。又、通信端末4は、データ要求により指定されたエンジンの回転数を含む幾つかの項目を示すデータを車両9から取得すると、その取得したデータを保存することなくリアルタイムにM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する。即ち、通信端末4は、サーバ2が車両9からデータを取得する際には中継装置として機能する。
又、サーバ2は、このようにブレーキを踏んで始動することを促す第1の操作指示画面105を提供する場合には、作業者が始動開始するタイミングをカウントダウンにより指示する。即ち、上記したように基本車両情報や車両情報が通信端末4から送信されてサーバ2に受信される経路と、WEB画面データがサーバ2から送信されて通信端末4に受信される経路とは異なる。そのため、始動開始に関係するデータを通信端末4から受信する準備をサーバ2が完了していない状態で、始動開始に関係するデータを通信端末4が送信してしまうと、サーバ2がデータを受信することができない可能性がある。このような事情を考慮し、サーバ2は、始動開始に関係するデータを通信端末4から受信する準備を完了した後に、作業者が始動開始を行うように第1の操作指示画面105において作業者が始動開始するタイミングを調整する(同期を確立する)。尚、作業者が始動開始するタイミングをカウントダウンにより指示することに限らず、第1の操作指示画面105を表示するタイミングを調整しても良い。又、後述する第2の操作指示画面106及び第3の操作指示画面107についても、これと同様にして、作業者が作業を行うタイミングを調整する。
サーバ2は、作業者がブレーキを踏んで始動したか否かを監視し、作業者がブレーキを踏んで始動したと判定すると、第2の操作指示画面106を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、図15に示すように、第2の操作指示画面106を表示する。作業者は、第2の操作指示画面106を閲覧して確認することで、次の手順がエンジンの回転数を所定数(図15では「2000rpm」を例示している)まで上昇させて一定に維持する作業であることを把握することができる。
ここで、サーバ2は、第2の操作指示画面106に関連した診断に必要なデータの項目を示すデータ要求を通信端末4に送信する。具体的には、サーバ2は、図6に示すように、レーシングを診断する場合にも、エンジンの回転数を含む幾つかの項目を示すデータ要求を通信端末4に送信する。即ち、この場合も、診断に必要なデータの項目がサーバ2から通信端末4に通知されるので、診断に必要なデータの項目を作業者が設定入力する必要はない。又、ここでも、通信端末4は、データ要求により指定されたエンジンの回転数を含む幾つかの項目を示すデータを車両9から取得すると、その取得したデータを保存することなくリアルタイムにM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する。
又、第2の操作指示画面106では、エンジンの回転数を所定数まで上昇させる指示が記述されているので、作業者がエンジンの回転数を確認可能となるように、エンジンの回転数の範囲を示すスケール106b(図15では「0〜5000rpm」を例示している)と、目標となる目標ライン106cと、目標ライン106cの周囲の目標エリア106dと、エンジンの回転数を示すバー106eとが表示される。これらスケール106b、目標ライン106c、目標エリア106d、バー106eは、カラー表示される。
作業者がアクセルペダル12bを操作すると(踏み込むと)、その操作量に応じたエンジンの回転数を含む車両情報が車両9から通信端末4及びM2Mサーバ3を経由してサーバ2に受信されることで、エンジンの回転数が第2の操作指示画面106上に反映される。具体的には、図16にも示すように、作業者がアクセルペダル12bを操作することに応じて第2の操作指示画面106上でエンジンの回転数を示すバー106eの長さが伸縮する。この場合、サーバ2がエンジンの回転数を示すデータを受信する準備を完了した後に、作業者がアクセルペダル12bを操作するように第2の操作指示画面106を表示するタイミングを調整することで、作業者がアクセルペダル12bを操作したことに連動し、第2の操作指示画面106上でエンジンの回転数を示すバー106eの長さが伸縮することになる。即ち、作業者がアクセルペダル12bを操作したことにも拘らずバー106eの長さが伸縮しなかったり、作業者がアクセルペダル12bを操作したタイミングから遅れてバー106eの長さが伸縮したりする状況を回避し、違和感を作業者に与えてしまうことを未然に回避することができる。
又、このように作業者がアクセルペダル12bを操作する操作量に追従してバー106eの長さが伸縮するので、診断の対象とする車両9にタコメータ(エンジンの回転数を示す回転速度計)が実装されていなくても、第2の操作指示画面106を閲覧して確認することで、エンジンの回転数を確認することができる。又、第2の操作指示画面106をWEB画面により提供するので、スケール106bの分解能(目盛り)を自在に設定することができる。そのため、診断の対象とする車両9にタコメータが実装されていたとしても、スケール106bの分解能をタコメータの分解能よりも高く設定すれば、第2の操作指示画面106を閲覧して確認することで、エンジンの回転数の微調整を容易に行うことができる。そして、作業者が測定開始ボタン106aを押下すると、通信端末4は、作業者が測定開始ボタン106aを押下したことを示す操作信号をサーバ2に送信する。
サーバ2は、通信端末4から送信された操作信号を受信すると、第3の操作指示画面107を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、その受信したWEB画面データを構築し、図17に示すように、第3の操作指示画面107を表示する。作業者は、第3の操作指示画面107を閲覧して確認することで、次の手順がアクセルを全開にする(アクセルペダル12bの踏み込みを最大とする)作業であることを把握することができる。尚、第3の操作指示画面107でも、作業者がエンジンの回転数を確認可能となるように、スケール107aと、目標ライン107bと、目標エリア107cと、バー107dとが表示される。
ここで、サーバ2は、第3の操作指示画面107に関連した診断に必要なデータの項目を示すデータ要求を通信端末4に送信する。具体的には、サーバ2は、図6に示すように、全開レーシングを診断する場合には、エンジンの回転数やスロットルの絶対開度を含む幾つかの項目を示すデータ要求を通信端末4に送信する。即ち、この場合も、診断に必要なデータの項目がサーバ2から通信端末4に通知されるので、診断に必要なデータの項目を作業者が設定入力する必要はない。又、ここでも、通信端末4は、データ要求により指定されたエンジンの回転数やスロットルの絶対開度を含む幾つかの項目を示すデータを車両9から取得すると、その取得したデータを保存することなくリアルタイムにM2Mサーバ3を経由してサーバ2に送信する。
サーバ2は、このようにして作業者が時系列で刻々と切替わる操作指示画面にしたがって一連の診断を行い、診断結果を作成すると、診断結果画面108を構成するWEB画面データを通信端末4に送信する。通信端末4は、サーバ2からWEB画面データを受信すると、そのWEB画面データを構築し、図18に示すように、診断結果画面108を表示する。作業者は、診断結果画面108を閲覧して確認することで、一連の診断を行って得た診断結果を把握することができる。尚、通信端末4は、図19にも示すように、診断結果画面108をスクロール可能に表示する。又、通信端末4は、図20に示すように、診断結果を所定サイズの用紙201に印字出力することも可能である。
図21は、サンプリング速度と診断可能な項目との関係を示している。サンプリング速度は、車両9が通信端末4からデータ要求を受信したことに応じてデータを通信端末4に送信する際の送信タイミングの時間間隔(t1、t2、…)により示される。サーバ2は、例えば始動の吸気管圧力やアイドルのデータに関しては、サンプリング速度が遅くても(データの送信タイミングの時間間隔が長くても)、診断に必要な判定が可能であるので、データの再取得が必要でないと判定する。一方、サーバ2は、例えば始動の始動性やレーシングのデータに関しては、サンプリング速度が遅いと(データの送信タイミングの時間間隔が長いと)、診断に必要な判定が不可能であるので、サンプリング速度が所定時間以上(図21ではV1[ms]以上又はV2[ms]以上)では、始動の始動性やレーシングについての診断が不可能であると判定する。
図22は、診断結果を判定する際の基準値を示している。サーバ2は、車両の特性(車種、エンジン型式、駆動方式(2WD/4WD)、トランスミッション等の特性)毎に基準値のテーブルを保持しており、車両の経時変化(車齢)に応じて基準値を決定する。サーバ2は、例えば経時変化の基準を走行距離とした場合、走行距離がM1[km]に達するまでは冷却水温度に関して上限を「A1」とする共に下限を「A2」とし、冷却水温度が「A1」から「A2」の範囲内であれば正常であると判定し、冷却水温度が「A1」から「A2」の範囲外であれば異常であると判定する。又、サーバ2は、例えば走行距離がM2[km]に達するまでは冷却水温度に関して上限を「A3」とする共に下限を「A4」とし、冷却水温度が「A3」から「A4」の範囲内であれば正常であると判定し、冷却水温度が「A3」から「A4」の範囲外であれば異常であると判定する。又、サーバ2は、車両9及び同一エンジン型式等の同種の車両9の経時変化、又は過去に診断結果を判定した実績を記憶し、判定基準の基準値や走行距離を決定したり、過去に車両9から取得した車両情報に基づいて基準値を動的に決定したりする機能を有する。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、車両診断システム1において、車両9から取得すべき診断に必要なデータの項目をサーバ2が通信端末4に通知するようにした。これにより、診断に必要なデータの項目を作業者が通信端末4を操作して設定入力する必要がなくなり、車両9の診断を行う作業者の負担を軽減することができる。又、通信端末4が中継装置として機能し、通信端末4が車両9から取得したデータをリアルタイムにサーバ2に送信する(中継する)ので、診断結果を速やかに得ることができる。
又、車両9の診断を行う作業者への指示を含むWEB画面を、サーバ2がインターネット5を介して通信端末4に提供するようにした。これにより、通信端末4を扱う作業者は、通信端末4に表示されるWEB画面を閲覧して確認することで、自身への指示を把握することができ、その指示にしたがって車両9の診断を行うことができる。この場合、例えば車両状態を刻々と変化させる複数の手順を伴う複雑な指示であっても、サーバ2がWEB画面を逐一更新することで、その複雑な指示を作業者に適切に与えることができる。
又、このように作業者への指示をWEB画面により行うことで、通信端末4に大容量の記憶手段が必要となったりソフトウェアのメンテナンスが複雑になったりすることはなく、通信端末4の負担が増大することを回避することができる。又、多種多様な車両9の特性(車種、エンジン型式、駆動方式(2WD/4WD)、トランスミッション等の特性)毎にWEB画面を作成して対応することができ、診断の対象とする車両9の特性毎に複数の通信端末4を用意する必要もない。又、WEB画面を表示する機能(WEBブラウザ)を有する通信端末4であれば良く、通信端末4を汎用化することができ、容易に実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図23を参照して説明する。第1の実施形態は、通信端末4を車両に直接接続することで、通信端末4が車両から車両情報を直接取得する構成であるが、第2の実施形態は、通信端末を専用の車両接続端末を介して車両に接続することで、通信端末4が車両から車両情報を車両接続端末を介して取得する構成である。
車両接続端末21は、動作全体を制御する制御部21aと、第1の実施形態で説明した接続コネクタ4b及びコマンド変換部4dに相当する接続コネクタ21b及びコマンド変換部21cと、通信端末22との間でBluetooth(登録商標)通信を行うBT通信部21dとを有する。通信端末22は、動作全体を制御する制御部22aと、車両接続端端末21との間でBluetooth通信を行うBT通信部22bと、第1の実施形態で説明した広域無線通信部4c、表示部4e、操作受付部4f及び記憶部4gに相当する広域無線通信部22c、表示部22d、操作受付部22e及び記憶部22fとを有する。尚、車両接続端末21と通信端末22とがBluetoothで接続される構成に限らず、他の無線通信方式(無線LAN等)で接続される構成でも良い。又、車両接続端末21と通信端末22とが有線で接続される構成でも良い。このように第1の実施形態で説明した通信端末4の機能が車両接続端末21と通信端末22との2つの端末に分担される構成であっても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
エンジンを診断する場合に適用することに限らず、例えばカーエアコン等の他の機構を診断する場合に適用しても良い。
エンジンの診断は、ダイアグ、始動、アイドル、レーシング、全開レーシングを一連の流れで行うことに限らず、ダイアグのみ、始動のみ、アイドルのみ等のように分割して行っても良いし、始動とアイドルとの2つ以上の組み合せとして行っても良い。
WEB画面における作業者への指示は、文字のみに限らず、画像を組み合わせても良く、静止画や動画を用いても良い。又、例えば画像に連動して音声を出力する等しても良い。画像を組み合わせることで、作業者への指示をより正確に与えられる効果を期待することができる。
車両9の内部において、接続コネクタ9aと第1の制御部11a〜第4の制御部14aとの間の接続はCANに限らず、車載Ethernet(登録商標)、Flexray(登録商標)等の他の通信方式を利用しても良い。
図面中、1は車両診断システム、2はサーバ、4は通信端末、6aは制御部(取得項目通知手段、取得項目決定手段、ダイアグ取得手段、診断回避手段、データ取得手段、診断結果判定手段、基準値決定手段、診断可否条件判定手段、診断可能条件通知手段、駆動機構温度取得手段、暖機要否判定手段、暖機必要通知手段、データ再取得要否判定手段、データ再取得必要通知手段、サンプリング速度判定手段、作業者操作判定手段、コンピュータ)、9は車両である。

Claims (15)

  1. 車両から取得した車両情報をサーバに送信する通信端末と、前記通信端末から受信した車両情報を解析して車両を診断するサーバと、を備えた車両診断システムにおいて、
    前記サーバは、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を前記通信端末に通知する取得項目通知手段を備え、
    前記通信端末は、前記サーバから通知された車両情報の項目にしたがって車両から車両情報を取得し、その取得した車両情報をリアルタイムに前記サーバに送信し、
    前記サーバは、診断の内容や診断の対象とする車両の区分に応じて、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を決定する取得項目決定手段を備え、
    前記取得項目通知手段は、前記取得項目決定手段により決定された車両情報の項目を当該通信端末に通知し、
    前記必要な車両情報の項目とは車両のダイアグを含めたエンジンの診断に必要な複数の車両情報の項目であり、
    前記サーバは、前記車両情報として車両のダイアグを取得するダイアグ取得手段と、診断の対象とする車両のダイアグが前記ダイアグ取得手段により取得されたとの判断に基づいて、前記ダイアグ以外のエンジンの診断に必要な車両情報の項目についての診断の実施を回避する診断回避手段と、を備えたことを特徴とする車両診断システム。
  2. 請求項1に記載した車両診断システムにおいて、
    前記取得項目決定手段は、診断の内容が駆動機構の診断である場合には、診断の対象とする車両の駆動機構の特性に応じて、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を決定することを特徴とする車両診断システム。
  3. 請求項1又は2に記載した車両診断システムにおいて、
    前記サーバは、前記車両情報として車両のデータを取得するデータ取得手段と、車両のデータが前記データ取得手段により取得された場合に基準値と比較して診断結果を判定する診断結果判定手段と、を備えたことを特徴とする車両診断システム。
  4. 請求項に記載した車両診断システムにおいて、
    前記サーバは、診断の内容や診断の対象とする車両の経時変化に応じて、前記基準値を決定する基準値決定手段を備えたことを特徴とする車両診断システム。
  5. 請求項に記載した車両診断システムにおいて、
    前記基準値決定手段は、過去に車両から取得した車両情報に応じて、前記基準値を動的に決定することを特徴とする車両診断システム。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載した車両診断システムにおいて、
    前記サーバは、前記通信端末が車両からデータを取得する速度を示すサンプリング速度による診断可否条件があるか否かを判定する診断可否条件判定手段と、サンプリング速度による診断可否条件があると前記診断可否条件判定手段により判定された場合に診断可能条件を前記通信端末に通知する診断可能条件通知手段と、を備えたことを特徴とする車両診断システム。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載した車両診断システムにおいて、
    前記サーバは、車両の駆動機構の温度を取得する駆動機構温度取得手段と、前記駆動機構温度取得手段により取得された駆動機構の温度に基づいて駆動機構の暖機要否を判定する暖機要否判定手段と、暖機要が前記暖機要否判定手段により判定された場合に暖機が必要であることを前記通信端末に通知する暖機必要通知手段と、を備えたことを特徴とする車両診断システム。
  8. 請求項から7の何れか一項に記載した車両診断システムにおいて、
    前記サーバは、前記通信端末が車両から取得したデータの再取得要否を判定するデータ再取得要否判定手段を備えたことを特徴とする車両診断システム。
  9. 請求項に記載した車両診断システムにおいて、
    前記データ再取得要否判定手段は、車両の特性毎に異なるデータ再取得判定条件を有し、前記通信端末が車両から取得したデータ及び前記データ再取得判定条件に基づいてデータの再取得要否を判定することを特徴とする車両診断システム。
  10. 請求項8又は9に記載した車両診断システムにおいて、
    データの再取得要が前記データ再取得要否判定手段により判定された場合にデータの再取得が必要であることを前記通信端末に通知するデータ再取得必要通知手段を備えたことを特徴とする車両診断システム。
  11. 請求項8から10の何れか一項に記載した車両診断システムにおいて
    記通信端末が車両からデータを取得した速度を示すサンプリング速度を判定するサンプリング速度判定手段を備え、
    前記データ再取得要否判定手段は、前記サンプリング速度判定手段により判定されたサンプリング速度に基づいてデータの再取得要否を判定することを特徴とする車両診断システム。
  12. 請求項8から10の何れか一項に記載した車両診断システムにおいて、
    作業者の操作が所定の範囲内であるか否かを判定する作業者操作判定手段を備え、
    前記データ再取得要否判定手段は、前記作業者操作判定手段により判定された作業者の操作が所定の範囲内であるか否かに基づいてデータの再取得要否を判定することを特徴とする車両診断システム。
  13. 車両から取得した車両情報をサーバに送信する通信端末と共に車両診断システムを構成し、前記通信端末から受信した車両情報を解析して車両を診断するサーバにおいて、
    診断の内容や診断の対象とする車両の区分に応じて、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を決定する取得項目決定手段と、
    車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目として、前記取得項目決定手段により決定された車両情報の項目であり、車両のダイアグを含めたエンジンの診断に必要な複数の車両情報の項目を前記通信端末に通知する取得項目通知手段と、
    前記車両情報として車両のダイアグを取得するダイアグ取得手段と、
    診断の対象とする車両のダイアグが前記ダイアグ取得手段により取得されたとの判断に基づいて、前記ダイアグ以外のエンジンの診断に必要な車両情報の項目についての診断の実施を回避する診断回避手段と、を備えたことを特徴とするサーバ
  14. 車両から取得した車両情報をサーバに送信する通信端末と共に車両診断システムを構成し、前記通信端末から受信した車両情報を解析して車両を診断するサーバに設けられているコンピュータに、
    診断の内容や診断の対象とする車両の区分に応じて、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を決定する手順と、
    車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目として、前記取得項目決定手段により決定された車両情報の項目であり、車両のダイアグを含めたエンジンの診断に必要な複数の車両情報の項目を前記通信端末に通知する手順と、
    前記車両情報として車両のダイアグを取得する手順と、
    診断の対象とする車両のダイアグが前記ダイアグ取得手段により取得されたとの判断に基づいて、前記ダイアグ以外のエンジンの診断に必要な車両情報の項目についての診断の実施を回避する手順と、を実行させるためのコンピュータプログラム
  15. 車両から取得した車両情報をサーバに送信する通信端末と共に車両診断システムを構成し、前記通信端末から受信した車両情報を解析して車両を診断するサーバに設けられているコンピュータに、
    診断の内容や診断の対象とする車両の区分に応じて、車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目を決定する手順と、
    車両から取得すべき診断に必要な車両情報の項目として、前記取得項目決定手段により決定された車両情報の項目であり、車両のダイアグを含めたエンジンの診断に必要な複数の車両情報の項目を前記通信端末に通知する手順と、
    前記車両情報として車両のダイアグを取得する手順と、
    診断の対象とする車両のダイアグが前記ダイアグ取得手段により取得されたとの判断に基づいて、前記ダイアグ以外のエンジンの診断に必要な車両情報の項目についての診断の実施を回避する手順と、を実行させるためのコンピュータプログラムを記憶する、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体。
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