JP6008113B2 - プリント配線板 - Google Patents

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本発明は、多層プリント配線板と筐体との電気的導通を強化して、接地接続を十分にとるようにしたプリント配線板及び、プリント配線板接地構造体に関する。
特許文献1には、プリント配線板と筐体を固定するための取付ねじを介して、プリント配線板に形成された導体パターンと筐体との電気的接続、すなわち導通を確保し、筐体から接地、すなわちグランド(GND)接続を確保する技術を基本とし、さらに、取付ねじをねじ込むためのスルーホール若しくは、キリ穴などの貫通孔の周辺に、酸化防止コーティングのためのプリフラックス処理された導体パターンの上に、導電性の良いはんだクリームを使用して導通を改善したという技術が開示されている。
特開2010−267679号公報
特許文献1のように、プリント配線板GNDパターンと筐体GNDの接続には、プリント配線板固定用の貫通孔であるねじ孔を直接スルーホール化し、そのスルーホールとプリント配線板GNDパターンを接続し、プリント配線板を取付ねじにより、ねじ結合することによって、プリント配線板GNDパターンはスルーホールを介し、筐体に電気的に接続するという技術は知られているが、ねじ孔径が4mm以上になるとスルーホールのめっきの信頼性を確保することが難しくなり、従来のプリント配線板のプリント配線板GNDパターンと筐体との接続には、端子台と取付ねじを用いることによって行われてきた。そのときの構成を、図3と図4に示した。
図3は、従来のプリント配線板接地構造体1の構成の平面図であり、図4は、図3のIV−IVで切ったときの断面図である。図3、図4によると、従来のプリント配線板接地構造体1は、プリント配線板2、ねじ孔8、スルーホール10、端子台6、内層GNDパターン4、筐体3から構成されている。導電性の内層GNDパターン4が、スルーホール10を介し、さらにスルーホール10に半田付けされた端子台6を介し、取付ねじ7により筐体3に固定されGNDと導通をとるように構成されていた。
ねじ孔8は、筐体3に取り付けるための取付ねじ7でねじ結合するために、プリント配線板2に設けられた貫通孔である。スルーホール10は、プリント配線板2に設置されており、外部と電気的に接続させるための導体パターンである導体ランド11を備えている。多層の配線を有するプリント配線板2に備えたスルーホール10には、多層の配線と対応して、各層に導体ランド11を備えており、そのうちの1層は、内層GNDパターン4というベタパターンと接続されている。内層GNDパターン4から、スルーホール10、取付ねじ7によって取り付けられた端子台6を介して、筐体3にGND接続、すなわち、電気的に接地している。
図3、図4のように、従来のプリント配線板接地構造体1では、そのプリント配線板2の内層GNDパターン4と筐体3との接続は、スルーホール10及び、取付ねじ7によって取り付けられた端子台6を介して接続されている。したがって、プリント配線板2の内層GNDパターン4は、筐体3との間に端子台6を介するため、その接続インピーダンスが高くなり、プリント配線板2と筐体3の間に電位差が生じ、ノイズ発生原因になり、問題となっていた。また端子台6は取付ねじ7の2倍の実装面積を確保する必要があり、製品の小型化に向けての制約となっていた。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、プリント配線板と筐体の間の、接続インピーダンスを低くし、ノイズを低減可能な、プリント配線板を提供することを目的とする。
本発明は、外部の筐体と、取付ねじでねじ結合するためのねじ孔が備えられたプリント配線板であって、前記取付ねじのねじ頭部と接するプリント配線板の表面に第1の導体ランドが備えられ、前記第1の導体ランドと同形状の第2の導体ランドが、前記プリント配線板の前記表面とは反対側の裏面にも備えられ、さらに、前記第1、及び、第2の導体ランドと重なるように、前記第1、及び、第2の導体ランドと同形状の、第3の導体ランドが、プリント配線板内部に形成されている導体パターンからなる多層のプリント配線の各層に、それぞれ設けられ、前記第3の導体ランドの少なくとも1層は、導体からなる内層GNDパターンと接続され、前記第1から第3の導体ランドをすべて貫通させた導電性のスルーホールを、前記ねじ孔の周辺に複数本備えたことを特徴とするプリント配線板である。
このように、プリント配線板の内層GNDパターンと筐体のGND接続について、ねじ孔の周辺の、プリント配線板及び、導体ランドの両方を貫通したスルーホールを介して接続される構造とすることにより、プリント配線板の内層GNDパターンと筐体のGND接続は、必要実装面積を小さくでき、且つ、インピーダンスを低く抑えられる。したがって、プリント配線板の内層GNDパターンと、筐体との間のGNDレベルの電位差の発生を抑制でき、これに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
本発明により、プリント配線板と筐体の間の、接続インピーダンスを低くし、ノイズを低減可能な、プリント配線板を提供することが可能である。
実施形態のプリントプリント配線板設置構造体の平面図である。 実施形態のプリントプリント配線板設置構造体の断面図である。 従来構造のプリントプリント配線板設置構造体の平面図である。 従来構造のプリントプリント配線板設置構造体の断面図である。 実施形態のスルーホール個数とインピーダンスの関係図である。 実施形態のスルーホール個数とインピーダンスの関係図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに以下に記載した構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
図1は、実施形態のプリント配線板接地構造体1の平面図であり、図2は、図1のII−IIで切ったときの断面図である。図3、4に示すような従来例としての、従来構成のプリント配線板接地構造体1は、プリント配線板GNDパターンである導電性の内層GNDパターン4が、導電性のスルーホール10を介し、さらにスルーホール10に半田付けされた端子台6を介し、取付ねじ7により筐体3に固定されGNDと導通をとるように構成されていたが、実施形態においては、従来構成から、端子台6を無くし、ねじ孔8の周囲に、導体ランド12と複数のスルーホール5を備え、スルーホール5の配置位置と個数、及び、ねじ孔8の面積の大きさについて最適化することにより改善を行った。
図1や図2に示すように、実施形態のプリント配線板接地構造体1は、プリント配線板2に設けられた内層GNDのベタパターン4が、筐体3へGND接続できるように、ねじ孔8の周辺に第1の導体ランド12の導体パターンを設け、その第1の導体ランド12の領域内に、プリント配線板2を貫通した複数本のスルーホール5を設けている。なお、プリント配線板2は、少なくとも1層、若しくは、それ以上の、導体パターンからなる多層のプリント配線を有している。また、内層GNDパターン4は、プリント配線板2の回路を構成する接地が必要な導体パターンである。
実施形態のねじ孔8は、筐体3に取り付けるための取付ねじ7をねじ結合するために、プリント配線板2に設けられた貫通孔であり、第1の導体ランド12のパターンは、取付ねじ7のねじ頭部と接するプリント配線板2の表面に形成されており、第1の導体ランド12のパターンは、ねじ頭部と同等か、それ以上の面積の大きさを有している。第1の導体ランド12と、同形状の第3の導体ランド14が、プリント配線板2に形成されている導体パターンからなる多層のプリント配線の各層に、それぞれ設けられ、第3の導体ランド14の複数層のうちのひとつは内層GNDパターン4と接続され、プリント配線板2のねじ頭部と接する表面とは反対側の裏面に、第1の導体ランド12と同形状の第2の導体ランド13があり、各層にある同形状の第3の導体ランド14のパターンを貫通させるスルーホール5が、ねじ孔8の周辺に複数存在している。また、各層の同形状の第3の導体ランド14は、プリント配線板2を貫通したスルーホール5によって、筐体3と接触接続されている。筐体3は必要に応じて、GND接続される。
仮に、図3や図4の端子導通スルーホール10まで到達できる位に、取付ねじ頭部が大きいネジやワッシャーを用いた場合、接触という点では、ねじ頭部スルーホール10との接触がより確実に確保できるので好ましい。しかし、ネジやワッシャーの材質は、鉄(Fe)であり、導電パターンの銅(Cu)と比較したらFeのほうが高インピーダンスとなる理由から、取付ねじ頭を過渡に大きくし、Feに流れる電流の距離を敢えて長くしても、インピーダンスが低くならずに反して高くなる方向へいくため好ましくなく、実施形態のように、図1や図2のねじ孔8の周辺に、第1の導体ランド12を備えた複数のスルーホール5を設けた方が好ましい。
仮に、ねじ孔8について、ねじ孔8内側面にめっきを行いスルーホール化した場合、ねじ孔径が4mm以上になるとスルーホール化したねじ孔8内側面のめっき厚のばらつきが大きくなり品質を確保することが難しくなる。これとは別に、実際に取付ねじ7を締めたときに、取付ねじ7とスルーホール化したねじ孔8内側面のめっきされた部分が接触し、めっきが剥れてしまう可能性がある。したがって、ねじ孔8内側面のめっきはしない方が好ましい。具体的に、ねじ径が、4.0mm、すなわち、M4の取付ねじ7を用いる場合は、GND接続させるためのスルーホール化したねじ孔8として機能させるよりも、実施形態のように、さらに低インピーダンスにするには、ねじ孔8の周辺に、第1の導体ランド12を備えた複数のスルーホールを設けた方が好ましい。
表1は、図3、4に示した従来例に対し、図1、2に示した実施形態のインピーダンスがどのくらいの値をもっているのかを示した表である。表1のインピーダンス値は、プリント配線板接地構造体1での値であり、プリント配線板2のGNDと筐体3の間のインピーダンスを測るために、内層GNDパターン4に繋がる端子と筐体3にプローブをあてて測定した値である。また、周波数は、45MHzで測定した。その結果、実施形態のほうが、インピーダンスが低い傾向がある値を示している。なお、ねじ孔8の径、すなわち、直径は4.2mmであり、実施形態のスルーホール5の直径は0.4mmであり、スルーホール5は11個のときの値である。なお、図1では、スルーホール5は、図示の便宜上、6個となっている。
Figure 0006008113
表2は、上記のサンプルを用いて、従来例に対し、実施形態の、ノイズを測定したデータであり、周波数に応じて測定した。その結果、実施形態の方が、ノイズが低い傾向がある値を示している。ノイズが低いということは、つまり、プリント配線板2のGNDの電位が、GNDにしっかりおちているということを示している。なぜなら、元々プリント配線板2のGNDの電位が不安定だと、それを基準にしているプリント配線板2の各配線自体の電位も不安定になり、外部にノイズとして放出されてしまうからである。従って、実施形態の構成により、インピーダンスを低減することで、プリント配線板2の内層GNDパターン4と、筐体3との間のGNDレベルの電位差の発生を抑制でき、これに起因するノイズの発生を抑制できる。
Figure 0006008113
図1と図2に示した、実施形態のねじ孔8と、その周辺に設けられたスルーホール5の大きさについて説明する。スルーホール5の円周の長さの合計が、ねじ穴8の円周の長さよりも長くなるように設計する必要がある。その理由は、内層GNDパターン4と筐体3間の接続インピーダンスを低くする為である。本実施形態においては、円周率をπとして、例えば、ねじ孔8の径、すなわち、直径が4.2mmであり、スルーホール5の直径は0.4mmであると、ねじ穴8の円周の長さは、4.2πmm、スルーホール5の円周の長さは、0.4πとなる。したがって、この場合の必要なスルーホール5の個数をn個とすると、0.4πn>4.2πとなり、n>10.5個となるので、11個以上が好ましいということになった。同様に、スルーホール5の直径が0.6mmであれば、7個以上が好ましいということになる。
また、実施形態のねじ孔8と、その周辺に設けられたスルーホール5の大きさについて補足する。ねじ孔8の円から、その周辺に設けられたスルーホール5までの距離は、0.5mm以上離して配置するのが好ましい。また、隣り合う複数のスルーホール5の間隔も0.5mm以上離して配置するのが好ましい。その理由は、プリント配線板2の強度を確保する為である。したがって、本実施形態において、例えば、ねじ孔径が4.2mmであり、スルーホール5の直径は0.4mmであると、スルーホール5は11個以上が必要であるが、上限は、47個以下ということになる。
図5は、実施形態において、ねじ孔8の径Dが4.2mm、スルーホール5の径dが、0.4mmの場合の、スルーホール5の個数nとインピーダンスRの関係を示したグラフである。なお、インピーダンスは、交流での合成抵抗であるが、測定は、直流で行っているため、直流抵抗となっているが、直流においては、インピーダンスと同じである。上記の説明から、スルーホール5の個数が、10.5個、すなわち、11個以上が好ましいとなっているが、実際に、スルーホール5の個数が11個の場合の、直流におけるインピーダンス、すなわち、直流抵抗値は7.90×10−5Ωであり、つまり、ねじ孔8の径Φ4.2をスルーホール化したときのインピーダンスの値よりも低抵抗ということを意味している。従って、このねじ孔8の径Φ4.2をスルーホール化したときのインピーダンス値である8.28×10−5Ωを閾値として、これよりも低いとノイズが低減され好ましいが、高いとノイズが増加して好ましくないということになる。
図6は、図5と同様に、ねじ孔径が4.5mm、スルーホール径が、0.4mmの場合の、スルーホールの個数とインピーダンスの関係を示したグラフである。図5に比べて、ねじ孔径が4.2mmから、4.5mmになっている点以外は、同じである。結果は、傾向は同じであり、この場合の、スルーホール5の個数は、11.2個、すなわち、12個以上が好ましいとなっている。
図5、6の結果から、他のねじ孔径、スルーホール径を変えても、傾向は同じであることを示しており、プリント配線板と筐体の間の、接続インピーダンスを低くし、ノイズを低減するために、実施形態の構成が好ましく、ねじ孔径、スルーホール径に応じて、適宜調整することが可能であることを確認できた。
表3は、上記で説明した条件以外の場合の、ねじ孔径Dとスルーホール径dに応じた、ノイズ低減するために少なくとも必要なスルーホール5の個数nを算出した表である。スルーホールの円周の合計の長さが、ねじ孔の円周の長さよりも長くなるように、スルーホール5の個数を算出すると、計算式は、“D×π≦d×π×n”となり、この式から、スルーホール最小配置数は、“n≧D/d”となる。
Figure 0006008113

実施形態のスルーホール5は、プリント配線板2を貫通させたねじ孔8、及び、そのねじ孔8の周辺に設けたプリント配線板2の各層にある同形状の第1から第3の導体ランド12、13、14を貫通させている。スルーホール5は銅(Cu)でメッキされているため、スルーホール5は導電性である。なお、スルーホール5の形状は、円形以外でもよく、多角形でもよい。
実施形態において、第1の導体ランド12には、複数本のスルーホール5の端部を備えており、取付ねじ7のねじ頭部、またはワッシャーは、複数本のすべてのスルーホール5と接していることが好ましいが、一部だけが接しているだけでもよい。
ところで、複数のスルーホール5は、過渡に多く設ければよいわけではなく、少なすぎるとインピーダンスが高くなり精度良くGND接続ができなくなり、多すぎると基板の強度が弱くなり、クラックが発生してしまうので、最適にしておくことが好ましい。最適なスルーホールの数量は、別表の最大配置数量と最小配置数量の間を用いることが好ましい。
前述の実施形態の例で、ねじ孔径が4.2mm、スルーホール径が、0.4mmの場合に、あるスルーホールと隣接するスルーホールとの間隔が0.5mmよりも小さくなると、プリント配線板2にクラックが発生し、割れてしまう。その、評価結果を,表4に示した。表4中の、○は不具合なしであり、×はクラックが発生したものを示す。これによると、間隔が0.3mmでクラックが発生し、0.5mmで不具合となっており、少なくとも0.5mm以上の間隔を維持することが必要であるということを示している。
Figure 0006008113
表5は、上記で説明した条件以外の場合の、ねじ孔径Dとスルーホール径dに応じた、クラックを発生させないために必要なスルーホール5の上限個数nを算出した表である。隣接するスルーホールの間隔は0.5mm以上確保する必要があることを考慮して算出した。
Figure 0006008113
実施形態の、プリント配線板2は、取付ねじ7により、ねじ孔8を介して、筐体3の一部とねじ結合できるように貫通されており、筐体3にねじ結合され、内層GNDパターン4と筐体3が電気的にGND接続したものである。筐体3には、プリント配線板2のねじ孔8から出てきた取付ねじ7の先端をねじ結合し固定するための穴が、繰り抜かれている。プリント配線板2の内層GNDパターン4と筐体3のGND接続について、ねじ孔8の周辺の、プリント配線板2及び、第1から第3の導体ランド12、13、14の両方を貫通したスルーホール5を介して接続される構造とすることにより、プリント配線板2の内層GNDパターン4と筐体3のGND接続は、必要実装面積を小さくでき、且つ、インピーダンスを低く抑えられる。したがって、プリント配線板2の内層GNDパターン4と、筐体3との間のGNDレベルの電位差の発生を抑制でき、これに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
1 プリント配線板接地構造体
2 プリント配線板
3 筐体
4 内層GNDパターン
5、10 スルーホール
6 端子台
7 取付ねじ
8 ねじ孔
11 導体ランド
12 第1の導体ランド
13 第2の導体ランド
14 第3の導体ランド

Claims (3)

  1. 外部の筐体と、取付ねじでねじ結合するためのねじ孔が備えられたプリント配線板であって、
    前記取付ねじのねじ頭部と接するプリント配線板の表面に第1の導体ランドが備えられ、
    前記第1の導体ランドと同形状の第2の導体ランドが、前記プリント配線板の前記表面とは反対側の裏面にも備えられ、さらに、前記第1、及び、第2の導体ランドと重なるように、前記第1、及び、第2の導体ランドと同形状の、第3の導体ランドが、プリント配線板内部に形成されている導体パターンからなる多層のプリント配線の各層に、それぞれ設けられ、
    前記第3の導体ランドの少なくとも1層は、導体からなる内層GNDパターンと接続され、
    前記第1から第3の導体ランドをすべて貫通させた導電性のスルーホールを、前記ねじ孔の周辺に複数本備え、前記複数のスルーホールのすべての円周の長さが、ねじ孔の円周の長さよりも長く、
    前記ねじ孔の円から、前記スルーホールまでの距離は、0.5mm以上離して配置され、且つ、隣り合う複数のスルーホールの間隔も0.5mm以上離して配置されたことを特徴とするプリント配線板。
  2. 前記第1の導体ランドは、ねじ頭部と同等、または、それ以上の面積の大きさを有していることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  3. 接地された筐体と、
    前記筐体に取り付けるための取付ねじをねじ結合するためのねじ孔が備えられたプリント配線板を有するプリント配線板接地構造体であって、
    前記取付ねじのねじ頭部と接するプリント配線板の表面に第1の導体ランドが備えられ、
    前記第1の導体ランドと同形状の第2の導体ランドが、前記プリント配線板の前記表面とは反対側の裏面にも備えられ、さらに、前記第1、及び、第2の導体ランドと重なるように、前記第1、及び、第2の導体ランドと同形状の、第3の導体ランドが、プリント配線板内部に形成されている導体パターンからなる多層のプリント配線の各層に、それぞれ設けられ、
    前記第3の導体ランドの少なくとも1層は、導体からなる内層GNDパターンと接続され、
    前記第1から第3の導体ランドをすべて貫通させた導電性のスルーホールを、前記ねじ孔の周辺に複数本備え、前記複数のスルーホールのすべての円周の長さが、ねじ孔の円周の長さよりも長く、
    前記ねじ孔の円から、前記スルーホールまでの距離は、0.5mm以上離して配置され、且つ、隣り合う複数のスルーホールの間隔も0.5mm以上離して配置されたプリント配線板を有することを特徴とするプリント配線板接地構造体。
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