JP6007746B2 - 作動油供給装置 - Google Patents

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    • F01L2001/34423Details relating to the hydraulic feeding circuit

Description

本発明は、オイルポンプから吐出された作動油をエンジンその他の箇所に供給する作動油供給装置に関する。
従来より、車両において、エンジン内部の潤滑・冷却や弁開閉時期制御装置等の油圧で制御される装置の制御を行うために作動油が用いられている。作動油をエンジン内部や弁開閉時期制御装置等に供給するために作動油供給装置が用いられている。作動油はエンジンの停止時にはオイルパンに貯留されており、エンジンが作動すると作動油供給装置を構成するオイルポンプが駆動される。オイルパンの作動油はオイルポンプにより汲み上げられて吐出され、エンジン内部や弁開閉時期制御装置等に供給される。エンジン内部も弁開閉時期制御装置等もエンジンの回転数により必要な作動油の量が変化するため、作動油供給装置には、エンジンの回転数に応じてエンジン内部又は弁開閉時期制御装置等に供給される作動油の量を変化させることができる構造を有しているものがある。このような作動油供給装置として、下記特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に開示されている車両用オイル供給装置は、エンジンの回転によって駆動されてオイルを吐出するオイルポンプと、オイルポンプから吐出されるオイルの油圧により作動する油圧アクチュエータ(弁開閉時期制御装置)と、オイルポンプから吐出されるオイルの油圧を用いてエンジンの各部材を潤滑するエンジン潤滑装置と、を備えて構成されている。この車両用オイル供給装置は、油圧が低い時にオイルポンプからエンジン潤滑装置へのオイル流量を制限し、オイルポンプから油圧アクチュエータへのオイル供給を優先させるための可変昇圧弁を有している。
特開2009−299573号公報
特許文献1の車両用オイル供給装置では、オイルポンプによって供給されるオイルの油圧が一定以下のとき、すなわちエンジンの回転数が一定以下のときには、可変昇圧弁によりオイルポンプからエンジン潤滑装置へのオイル供給が抑制され油圧アクチュエータへのオイル供給が優先されるので、油圧アクチュエータに作用する油圧が確保しやすい。従って、オイルポンプの回転数が低いときでも油圧アクチュエータに作用する油圧が優先的に確保されるので、オイルポンプを補助する電動式オイルポンプがなくても、油圧アクチュエータを適切に作動させることが可能となる。
油圧アクチュエータはエンジンが始動直後の低回転のときには多量のオイル供給を必要とするが、その後はエンジンの回転数が高くなると多量のオイル供給を必要としなくなる。一方、エンジン潤滑装置では、エンジン回転数の上昇に伴ってより多量のオイル供給が必要となる。しかし、特許文献1の車両用オイル供給装置では、可変昇圧弁が完全に開き状態になった後は、エンジンの回転数に比例した量のオイルがエンジン潤滑装置にだけではなく、油圧アクチュエータにも供給される。このように、エンジン潤滑装置に必要なオイルを供給するために必要以上のオイルが油圧アクチュエータに供給されることになるので、エンジン潤滑装置へのオイル供給を確保するために、大容量のオイルポンプが必要となる。そのため、オイルポンプのコストアップ、重量増加、占有スペースの増加が発生するだけではなく、オイルポンプの駆動損失が増大し燃費が悪化するという問題があった。
上記問題に鑑み、本発明は、駆動損失を低減し燃費悪化を抑制する小型のオイルポンプを使用可能にする作動油供給装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る作動油供給装置の特徴構成は、エンジンの回転により駆動されて作動油を吐出するオイルポンプと、前記オイルポンプから吐出された作動油を流通させる共通油路と、前記共通油路の端部で油路を2つに分岐させる分岐点と、前記分岐点から延在し、前記共通油路を流通する作動油の一部を流通させて第1部位に供給する第1油路と、前記分岐点から延在し、前記共通油路を流通する作動油の残りを流通させて前記第1部位とは別の第2部位に供給する第2油路と、前記第1油路の途中に設けられ、前記第1油路を流通する作動油の量を変化させる第1弁体と、前記第1弁体に付勢力を付与する第1付勢部材とを含んで構成され、前記オイルポンプから吐出される作動油の油圧が増加するにつれて前記第1油路を流通する作動油の流通面積を減少させるように作動する第1流量調整弁と、を備え、前記第1弁体を通過した作動油から発生する油圧を前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記弁体を移動させる力として作用させることにより、前記第1弁体を通過する作動油の油圧と前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記第1弁体に作用する油圧とのバランスがとれるまで前記第1油路を流通する作動油の量を絞る点にある。
このような特徴構成とすれば、エンジン回転数の増加に伴う作動油の油圧の増加によって、第1弁体を移動させて第1油路を流通する作動油の量を絞ることができるので、エンジンの始動直後を含む回転数が低いときに、多量の作動油が必要になる第1部位に優先的に作動油を供給することができる。そして、エンジンの回転数が上昇して第1部位に十分な作動油が供給された後には第1部位に供給する作動油の量を制限することができる。これにより、オイルポンプの駆動損失を低減することができると共に、燃費の悪化を抑制することができる。その結果、小容量のオイルポンプを使用することができるので、コスト、重量、占有スペースの観点においても有効である。
また、第1弁体を通過した作動油から発生する油圧によって第1弁体を移動させることにより、第1弁体を通過する作動油の油圧と第1付勢部材の付勢力に抗して第1弁体に作用する油圧のバランスがとれたところで第1弁体の移動は止まり停止する。このため、エンジンの回転数が上昇しても第1弁体が閉じ状態になることはなく、所定の量の作動油を第1部位に供給し続けることができる。
本発明に係る作動油供給装置においては、前記第2油路の途中に設けられ、前記第2油路を流通する作動油の量を変化させる第2弁体と、前記第2弁体に付勢力を付与する第2付勢部材とを含んで構成され、前記オイルポンプから吐出される作動油の油圧が増加するにつれて前記第2油路を流通する作動油の量を増加させるように作動する第2流量調整弁をさらに備えると好適である。
このような構成とすれば、エンジンの回転数が低いときには第2部位に多量の作動油を供給することなく、エンジンの回転数が上昇したときに第2部位に多量の作動油を供給することができる。このように、エンジンの回転数の上昇に対して第1部位と第2部位とで必要な作動油の量が相反しているので、小容量のオイルポンプで、あらゆるエンジン回転数において、第1部位と第2部位とに必要な作動油を供給することが可能になる。この結果、オイルポンプの駆動損失を低減することができると共に、燃費の悪化を抑制することができ、コスト、重量、占有スペースの観点においても有効である。
本発明に係る作動油供給装置においては、前記第1弁体と前記第2弁体とが一体化されて弁体を構成し、前記第1付勢部材と前記第2付勢部材とが共用されて付勢部材を構成することにより、前記第1流量調整弁と前記第2流量調整弁とが一体化された流量調整弁を備えると好適である。
このような構成とすれば、第1流量調整弁と第2流量調整弁とを別々に製造するのと比較して部品の共通化を行うことができる。従って、流量調整弁全体としての部品点数を削減できると共に、トータルの体積を小さくすることができる。これにより、作動油供給装置を安価に提供することが可能になると共に、実装時の占有スペースを小さくすることができる。
本発明に係る作動油供給装置においては、前記第1弁体より下流側の前記第1油路と前記第1弁体の頂部とを繋ぐ供給油路をさらに備え、前記第1弁体を通過した作動油の一部は前記供給油路を流通して前記頂部に供給されると好適である。
このような構成とすれば、作動油の一部が確実に供給油路を流通するので、第1弁体を通過した作動油の油圧を第1弁体の頂部に作用させることができる。
本発明に係る作動油供給装置においては、前記第1流量調整弁は、前記第1弁体及び前記第1付勢部材とが挿入された内部空間を有するハウジングと、前記内部空間の内壁面に形成され前記第1油路と前記第1弁体の頂部を繋ぐ溝とをさらに備え、前記第1弁体を通過した作動油の一部は前記溝を流通して前記頂部に供給されると好適である。
このような構成とすれば、ハウジングの内部空間の加工時に同時に溝の追加工を行うだけで作動油の一部を第1弁体の頂部に供給することが可能になるので、安価に作動油供給装置を提供することが可能になる。
第1実施形態に係る作動油供給置及び作動油供給先の構成を模式的に表すブロック図である。 流量調整弁の初期状態を表す縦断面図である。 流量調整弁の最終状態を表す縦断面図である。 エンジンの回転数を変化させたときの、弁開閉時期制御装置に供給される作動油の油圧とメインギャラリに供給される作動油の油圧をそれぞれ表すグラフである。 第2実施形態に係る作動油供給装置を構成する第1流量調整弁と第2流量調整弁の初期状態を表す縦断面図である。 第1流量調整弁と第2流量調整弁の最終状態を表す縦断面図である。 別の実施形態に係る作動油供給装置を構成する流量調整弁の初期状態を表す縦断面図である。
1.第1実施形態
〔作動油供給装置の構成〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1に、第1実施形態に係る作動油供給装置10及び作動油供給装置10による作動油の供給先の構成を模式的に表すブロック図を示す。図1に示すように、作動油供給装置10は、オイルポンプ11,オイルフィルタ12,リリーフバルブ13,共通油路14,第1油路15,第2油路16,流量調整弁20を備えている。
図1には、作動油供給装置10以外にも、第1油路15を流通した作動油が供給される弁開閉時期制御装置1,ターボチャージャ3,ピストンジェット4と、弁開閉時期制御装置1における作動油の供給先を切り換えるオイルコントロールバルブ5と、オイルコントロールバルブ5の切り換えを制御するECU(エンジンコントロールユニット)6と、作動油を貯留するオイルパン7と、第2油路16を流通した作動油が供給されるメインギャラリ2とが表されており、これらはエンジン8を構成している。弁開閉時期制御装置1,ターボチャージャ3,ピストンジェット4は第1部位の一例であり、メインギャラリ2は第2部位の一例である。
オイルポンプ11は、オイルパン7から作動油を汲み上げて圧力をかけて共通油路14に作動油を吐出する。この吐出圧力により作動油は共通油路14を流通する。オイルポンプ11の回転軸は、エンジン8のクランクシャフト(不図示)に連結固定され、クランクシャフトの回転駆動力により機械的に駆動される。共通油路14の途中にはオイルフィルタ12が配設され、オイルストレーナで濾過されなかった作動油中の小さなごみやスラッジが濾過される。リリーフバルブ13は、オイルポンプ11からの作動油の吐出圧力が所定値を超えたときに開弁し、所定圧力値以上の作動油が共通油路14を流通しないようにするために設けられている。
共通油路14の端部は分岐点17で分岐し、そこから第1油路15と第2油路16が延在している。第1油路15と第2油路16を流通する作動油はいずれも流量調整弁20に流入する。流量調整弁20は、共通油路14を流通する作動油の第1油路15と第2油路16への分配比率を、オイルポンプ11の回転数に応じて変化させるために設けられている。流量調整弁20の詳細については後述する。
流量調整弁20を通過した第1油路15は、その後さらに分岐して弁開閉時期制御装置1,ターボチャージャ3,ピストンジェット4のそれぞれに作動油を供給している。弁開閉時期制御装置1,ターボチャージャ3,ピストンジェット4の構造及び動作については、公知であるため詳細な説明は省略する。本実施形態では、第1部位として、弁開閉時期制御装置1,ターボチャージャ3,ピストンジェット4を挙げたがこれらに限られるものではない。また、一車両に弁開閉時期制御装置1,ターボチャージャ3,ピストンジェット4の全てが備えられている必要はなく、上記3つの内、少なくとも1つが備えられている構成であってもよい。
第1油路15の弁開閉時期制御装置1側の端部には、オイルコントロールバルブ5が配設されている。オイルコントロールバルブ5は、電磁制御型であって、弁開閉時期制御装置1の進角油路1a及び遅角油路1bへの作動油の供給,排出,給排遮断の制御が可能である。オイルコントロールバルブ5は、スプール式に構成され、ECU6による給電量の制御によりソレノイドを駆動し、ソレノイドに連結されたスプールの位置を切り換えて動作する。具体的には、スプールの位置を切り換えることにより、進角油路1aへのオイル供給と遅角油路1bからの作動油排出、進角油路1aからの作動油排出と遅角油路1bへの作動油供給、進角油路1a及び遅角油路1bへの作動油給排遮断、の3種類の動作への切り換えが制御可能である。
流量調整弁20を通過した第2油路16は、メインギャラリ2に作動油を供給する。メインギャラリ2とは、図示しないピストン,シリンダ,クランクシャフトの軸受等の摺動部材全体を含んでいる。これらは、エンジン8の回転が上昇するにつれて高速で作動するので、エンジン8の回転が高回転になるほど、冷却,潤滑のために多量の作動油を必要とする。また、メインギャラリ2には、車両に備えられ、油圧により駆動されるその他の装置も含むものとする。
〔流量調整弁の構造〕
次に、流量調整弁20について詳細に説明する。図2,図3に流量調整弁20の構造を表す縦断面図を示す。流量調整弁20は、ハウジング21,キャップ35、付勢部材36,弁体40を備えて構成されている。ハウジング21は、有底の円筒形状を有しており、一方(図2における右方)が開口されている。ハウジング21の内側にある内部空間22は円柱状であり、そこに弁体40と付勢部材36が配置されると共に、開口側はキャップ35で閉栓されている。ハウジング21には、その外周から径方向内側に向けて内部空間22まで貫通する第1流入孔24,第1流出孔25,第2流入孔26,第2流出孔27が開けられている。第1流入孔24と第1流出孔25は第1油路15に繋がっており、第2流入孔26と第2流出孔27は第2油路16に繋がっている。また、ハウジング21の内周面には、内部空間22の軸芯23の方向に沿って第1流出孔25から底面29まで延びる溝28が形成されている。
弁体40は、軸芯23と同軸芯でその外周面がハウジング21の内周面に密接且つ軸芯23の方向に沿って移動可能な状態で配置されている。弁体40は、ハウジング21の内側の底面29に対向する面が頂部44となっており、頂部44の中心近傍には軸芯23の方向に沿った突起45が形成されている。弁体40は、頂部44から軸芯23の方向に沿って所定の距離のところに、弁体40の外周面から径方向内側に向かって全周に亘って形成された溝状の第1凹部41を有している。また、第1凹部41から軸芯23の方向にさらに所定の間隔をおいて、弁体40の外周面から径方向内側に向かって全周に亘って形成された溝状の第2凹部42を有している。
キャップ35と対向する弁体40の端面から軸芯23の方向に沿って且つ弁体40の中心から径方向外側に向かって第3凹部43が形成されている。第1凹部41と第2凹部42と第3凹部43は内部空間22においては互いに独立しており連通していない。なお、本実施形態においては、第1凹部41と第2凹部42の溝深さ及び溝幅は同じだが、異なっていても良い。また、第1凹部41と第1流入孔24,第1流出孔25の軸芯23の方向の幅は同じであるがこれらはそれぞれ異なっていてもよい。第2凹部42と第2流入孔26,第2流出孔27の軸芯23の方向の幅も同じであるが、これらもそれぞれ異なっていてもよい。
キャップ35は、中央に開孔を有する円形状の板に円筒状の部分が同軸芯で立脚して一体化した形状を有する。円形状の板の外径はハウジング21の外径に等しく、円筒状の部分の外周はハウジング21の内周面と密着している。円板状の板の中央に開けられた孔は、弁体40が軸芯23の方向にスムーズに移動するために背圧を逃がすための孔である。
弁体40とキャップ35との間には、第3凹部43の底面とキャップ35の円板状の板とで支持され、弁体40を底面29の方向に付勢する付勢部材36が配置されている。付勢部材36の付勢力により、弁体40の突起45が底面29に当接している。図2はこの状態を表しており、以後、この状態を初期状態と称する。弁体40が初期状態にあるときは、第1流入孔24,第1流出孔25と第1凹部41とが完全に対向しており、完全開き状態である。このとき、第2流入孔26,第2流出孔27と第2凹部42とは全体の一部だけが対向しており、一部開き状態である。以後、流量調整弁20の第1流入孔24,第1流出孔25と第1凹部41とで構成される部分を第1弁、第2流入孔26,第2流出孔27と第2凹部42とで構成される部分を第2弁と称する。すなわち、初期状態では、第1弁が完全開き状態で、第2弁は一部開き状態である。
〔作動油供給装置の動作〕
次に、作動油供給装置10の動作について説明する。図4に、エンジン8の回転数を変化させたときの、弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧とメインギャラリ2に供給される作動油の油圧を示す。図2〜図4では「弁開閉時期制御装置」と表示されているが、これらには、ターボチャージャ3やピストンジェット4も含まれているものとする。初期状態でオイルポンプ11を駆動させると、図2に示すように、共通油路14を流通する作動油のほとんどが第1油路15と第1弁を流通し、第2油路16と第2弁を流通する作動油の量は少ない。その状態からエンジン8の回転数、すなわちオイルポンプ11の回転数を上昇させていくと、第1弁を流通して弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧は大きく上昇し、第2弁を流通してメインギャラリ2に供給される作動油の油圧は上昇するものの、前者と比較すると上昇幅は小さい。その理由は以下の通りである。
第1油路15を流通して第1流入孔24に流入し、第1凹部41を通過して第1流出孔25に到達した作動油のほとんどはそのまま第1油路15を流通して弁開閉時期制御装置1に供給されるが、その一部は溝28を流通し、弁体40の頂部44と底面29で構成される空間に供給される。供給された作動油の油圧が頂部44に作用し、弁体40には付勢部材36の付勢力に抗して軸芯23の方向に沿って移動する力が作用する。オイルポンプ11の回転数が上昇すると頂部44に作用する油圧も上昇するので、頂部44に作用する力が付勢部材36の付勢力を上回ると、弁体40は図2で右方向に移動する。弁体40が移動すると、第1流入孔24,第1流出孔25と第1凹部41とが対向する面積は減少し、且つオイルポンプ11の回転数が上がっている分第1弁に供給される作動油の流速も上がっているので、弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧は大きく上昇する。また、弁体40が移動すると、第2弁に供給される作動油の流速も上がる一方、第2流入孔26,第2流出孔27と第2凹部42とが対向する面積も増加するので、流速の増加に伴う油圧の上昇と対向面積増加に伴う油圧の減少とが相殺されて、メインギャラリ2に供給される作動油の油圧の上昇は小幅にとどまる。なお、弁体40が移動し始めた瞬間にはエンジン回転数に対する油圧の増加の割合が変化するが、その変化の割合は微少であるため、図4においては表れていない。
オイルポンプ11の回転数が上昇すると弁体40の頂部44に作用する油圧はさらに増大し、第1流入孔24,第1流出孔25と第1凹部41とが対向する面積は減少して弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧はさらに上昇する。ただし、頂部44に作用する油圧がいくら上昇しても、第1弁が閉じ状態になることはない。その理由は、第1弁の第1凹部41を通過した後の作動油が頂部44に供給されるからである。一方、第2流入孔26,第2流出孔27と第2凹部42とが対向する面積は増加してメインギャラリ2に供給される作動油の油圧は緩やかに上昇する。そして最終的には、弁体40を通過する作動油の油圧と頂部44に作用する油圧のバランスがとれたところで弁体40の移動は止まり停止する。これは図4で示すエンジン回転数がR1の状態であり、このときの流量調整弁20の状態は図3に示されている。以後、この状態を最終状態と称する。最終状態においては、図3に示すように、弁体40は、第2弁の第2流入孔26,第2流出孔27と第2凹部42とが完全に対向して第2弁が完全開き状態になるように構成されている。従って、エンジン回転数がR1以降、エンジン回転数が上昇しても弁体40は停止したままで、弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧はほとんど上昇せず、メインギャラリ2に供給される作動油の油圧が大きく上昇する。そしてエンジン回転数が図4に示すR2に到達するとリリーフバルブ13が開弁し、それ以上メインギャラリ2に供給される作動油の油圧は上昇しない。
このように、流量調整弁20は、エンジン8の始動直後を含む回転数が低いときには、そのとき多量の作動油が必要になる弁開閉時期制御装置1に優先的に作動油を供給し、エンジン8の回転数が上昇して弁開閉時期制御装置1に十分な作動油が供給された後に、メインギャラリ2に多量の作動油を供給するように構成されている。従って、オイルポンプ11が必要以上に駆動されることがないので、オイルポンプ11の駆動損失を低減することができると共に、燃費の悪化を抑制することができる。その結果、小容量のオイルポンプ11を使用することができるので、コスト、重量、占有スペースの観点においても有効である。
本実施形態において、最終状態では、弁体40を通過する作動油の油圧と頂部44に作用する油圧のバランスがとれたところで弁体40の移動は止まり停止した。この状態を確実に維持するために、最終状態に到達したときに、弁体40とキャップ35とが当接して、それ以上弁体40が移動することがないように構成するようにしてもよい。
2.第2実施形態
〔流量調整弁の構造〕
次に、第2実施形態に係る作動油供給装置10について説明する。本実施形態においては、流量調整弁20のうち、第1弁を構成する部分と第2弁を構成する部分とが独立している点が第1実施形態と異なっており、その他の構造は同じである。図5,図6に本実施形態に係る作動油供給装置10を構成する流量調整弁20の構造を表す縦断面図を示す。
図5,図6に示すように、本実施形態の流量調整弁20は第1弁を構成する第1流量調整弁20aと、第2弁を構成する第2流量調整弁20bとから構成される。以下の実施形態の説明においては、第1実施形態と同じ構成の箇所には同じ符号を付し、同様の構成に関する説明は省略する。また、第1実施形態と同じ構成で第1流量調整弁20aと第2流量調整弁20bの両方に存在する構成には、第1実施形態と同じ符号の末尾にa,bをそれぞれ付すものとする。
第1流量調整弁20aの第1ハウジング21aは第1流入孔24,第1流出孔25,溝28を備え、第1弁体40aは第1凹部41と第3凹部43とを備え、さらに第1弁体40aに付勢力を付勢する第1付勢部材36aを有する。第2流量調整弁20bの第2ハウジング21bは第2流入孔26,第2流出孔27を備え、第2弁体40bは第2凹部42と第3凹部43とを備え、さらに第2弁体40bに付勢力を付勢する第2付勢部材36bを有する。第2ハウジング21bの外側底面から内部空間22bにかけて貫通孔30が形成され、第1流量調整弁20aの下流側の第1油路15から分岐した第3油路18に繋がっている。これにより、第1油路15を流通した作動油の圧力を第3油路18を経由して第2弁体40bの第2頂部44bに作用させることができる。
〔作動油供給装置の動作〕
次に、本実施形態に係る流量調整弁20を用いたときの作動油供給装置10の動作について説明する。本実施形態に係る作動油供給装置10において、エンジン8の回転数を変化させたときの、弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧とメインギャラリ2に供給される作動油の油圧は図4に示すものと同じである。初期状態でオイルポンプ11を駆動させると、図5に示すように、共通油路14を流通する作動油のほとんどが第1油路15と第1流量調整弁20aを流通し、第2油路16と第2流量調整弁20bを流通する作動油の量は少ない。その状態からエンジン8の回転数、すなわちオイルポンプ11の回転数を上昇させていくと、図4に示すように、第1流量調整弁20aを流通して弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧は大きく上昇し、第2流量調整弁20bを流通してメインギャラリ2に供給される作動油の油圧は上昇するものの、前者と比較すると上昇幅は小さい。
オイルポンプ11の回転数が上昇すると溝28を流通して第1弁体40aの第1頂部44aに作用する作動油の油圧は増大して第1弁体40aが移動する。この結果、第1流入孔24,第1流出孔25と第1凹部41とが対向する面積は減少して弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧は上昇する。このとき、第1流量調整弁20aを通過した作動油の一部が第3油路18を流通して貫通孔30から供給され、第2弁体40bの第2頂部44bに作用して第2弁体40bを移動させる。その結果、第1実施形態と同様、第2流入孔26,第2流出孔27と第2凹部42とが対向する面積は増加してメインギャラリ2に供給される作動油の油圧は緩やかに上昇する。そして最終的には、第1弁体40aを通過する作動油の油圧と第1頂部44aに作用する油圧のバランスがとれたところで最終状態に到達し、第1弁体40aの移動は止まり停止する。これは図4で示すエンジン回転数がR1の状態であり、このときの第1流量調整弁20aの状態は図6に示されている。図6に示すように、エンジン回転数がR1以降、エンジン回転数が上昇しても第1弁体40aは停止したままで、弁開閉時期制御装置1に供給される作動油の油圧はほとんど上昇しない。
一方、第2流量調整弁20bにおいては、最終状態に到達すると、第2弁体40bの第2頂部44bに作用する油圧が上昇しなくなるので、第2弁体40bに移動も止まり停止する。そしてこのとき、第2流量調整弁20bは、第2流入孔26,第2流出孔27と第2凹部42とが完全に対向して完全開き状態になるように構成されている。従って、図6に示すように、エンジン回転数がR1以降、エンジン回転数が上昇するとメインギャラリ2に供給される作動油の油圧が大きく上昇する。そしてエンジン回転数が図4に示すR2に到達するとリリーフバルブ13が開弁し、それ以上メインギャラリ2に供給される作動油の油圧は上昇しない。
本実施形態に係る流量調整弁20は、第1流量調整弁20aと第2流量調整弁20bとに分離・独立しているため、第1油路15と第2油路16とが離れているところにしか流量調整弁20が配置できないような場合でも、それぞれを配置することが可能である。また一体化された流量調整弁20より第1流量調整弁20aと第2流量調整弁20bのそれぞれを小型化できるので、第1流量調整弁20aと第2流量調整弁20bを配置する場所についても自由度が高まる。さらに、第1流量調整弁20aと第2流量調整弁20bはそれぞれ別個の付勢部材である第1付勢部材36a,第2付勢部材36bを使用しているので、第1弁体40a,第2弁体40bのそれぞれの動作を個別に設定することができ、弁体動作のセッティングの自由度が高めることができる。
本実施形態において、最終状態では、第1弁体40aを通過する作動油の油圧と第1頂部44aに作用する油圧のバランスがとれたところで第1弁体40aの移動が止まり、これにより第2弁体40bの移動も止まり停止した。この状態を確実に維持するために、最終状態に到達したときに、第1弁体40aとキャップ35aとが当接し、同時に第2弁体40bとキャップ35bとが当接して、それ以上第1弁体40a,第2弁体40bが移動することがないように構成するようにしてもよい。
3.別の実施形態
上記第1実施形態、第2実施形態においては、弁体40,第1弁体40aに作動油の油圧を作用させるためにハウジング21,21aの内周面に溝28を形成したが、これに限られるものではない。図7に別実施形態に係る作動油供給装置10を構成する流量調整弁20の構造を表す縦断面図を示す。本実施形態においては、図7に示すように、ハウジング21の内周面に溝28は設けられておらず、その代わりに流量調整弁20の下流側の第1油路15から分岐してハウジング21に形成された貫通孔30に繋ぐ供給通路19が形成されている。このような供給通路19によっても、第1弁を通過した作動油の油圧を弁体40の頂部44に作用させることができる。
本発明は、オイルポンプから吐出された作動油をエンジンその他の箇所に供給する作動油供給装置に利用することが可能である。
1 弁開閉時期制御装置(第1部位)
2 メインギャラリ(第2部位)
3 ターボチャージャ(第1部位)
4 ピストンジェット(第1部位)
8 エンジン
11 オイルポンプ
14 共通油路
15 第1油路
16 第2油路
17 分岐点
19 供給油路
20 流量調整弁
20a 第1流量調整弁(流量調整弁)
20b 第2流量調整弁(流量調整弁)
28 溝
36 付勢部材
36a 第1付勢部材(付勢部材)
36b 第2付勢部材(付勢部材)
40 弁体
40a 第1弁体(弁体)
40b 第2弁体(弁体)
44 頂部
44a 頂部
44b 頂部

Claims (5)

  1. エンジンの回転により駆動されて作動油を吐出するオイルポンプと、
    前記オイルポンプから吐出された作動油を流通させる共通油路と、
    前記共通油路の端部で油路を2つに分岐させる分岐点と、
    前記分岐点から延在し、前記共通油路を流通する作動油の一部を流通させて第1部位に供給する第1油路と、
    前記分岐点から延在し、前記共通油路を流通する作動油の残りを流通させて前記第1部位とは別の第2部位に供給する第2油路と、
    前記第1油路の途中に設けられ、前記第1油路を流通する作動油の量を変化させる第1弁体と、前記第1弁体に付勢力を付与する第1付勢部材とを含んで構成され、前記オイルポンプから吐出される作動油の油圧が増加するにつれて前記第1油路を流通する作動油の流通面積を減少させるように作動する第1流量調整弁と、を備え、
    前記第1弁体を通過した作動油から発生する油圧を前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記第1弁体を移動させる力として作用させることによって、前記第1弁体を通過する作動油の油圧と前記第1付勢部材の付勢力に抗して前記第1弁体に作用する油圧とのバランスがとれるまで前記第1油路を流通する作動油の量を絞る作動油供給装置。
  2. 前記第2油路の途中に設けられ、前記第2油路を流通する作動油の量を変化させる第2弁体と、前記第2弁体に付勢力を付与する第2付勢部材とを含んで構成され、前記オイルポンプから吐出される作動油の油圧が増加するにつれて前記第2油路を流通する作動油の量を増加させるように作動する第2流量調整弁をさらに備えた請求項1に記載の作動油供給装置。
  3. 前記第1弁体と前記第2弁体とが一体化されて弁体を構成し、前記第1付勢部材と前記第2付勢部材とが共用されて付勢部材を構成することにより、前記第1流量調整弁と前記第2流量調整弁とが一体化された流量調整弁を備える請求項2に記載の作動油供給装置。
  4. 前記第1弁体より下流側の前記第1油路と前記第1弁体の頂部とを繋ぐ供給油路をさらに備え、
    前記第1弁体を通過した作動油の一部は前記供給油路を流通して前記頂部に供給される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作動油供給装置。
  5. 前記第1流量調整弁は、前記第1弁体及び前記第1付勢部材とが挿入された内部空間を有するハウジングと、前記内部空間の内壁面に形成され前記第1油路と前記第1弁体の頂部を繋ぐ溝とをさらに備え、
    前記第1弁体を通過した作動油の一部は前記溝を流通して前記頂部に供給される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作動油供給装置。
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