JP6007436B2 - エンジンの凝縮水排出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの凝縮水排出装置に関する。
低圧EGR(Exhaust Gas Recirculation:排ガス再循環装置)を備える内燃機関では、低圧EGRから出てきたEGRガスがインタークーラを通過する際、ガス中の水分が凝縮し、凝縮水が生成され、インタークーラの下流に溜まる。
下記特許文献1には、インタークーラの下流に凝縮水排出口を設け、その凝縮水排出口に連結したドレンパイプを排気用通路に接続することで、凝縮水によるインテークマニホールドの腐食を防止する技術が開示されている。
下記特許文献2には、凝縮水を貯蔵するタンクに溜まった凝縮水の水位を検出する水位センサの検出出力に基づいて、開閉バルブ及びドレンバルブを開閉制御することで、タンクに溜まった凝縮水の量に応じて適切に且つ自動的に凝縮水の排出操作を行う技術が開示されている。
下記特許文献3には、インテークマニホールドの下面に凝縮水除去装置を取り付けることで、手動操作を行わずに吸気系の水溜りを回避可能とし、ドレンパイプからの凝縮水の排出量を大幅に削減する技術が開示されている。
特開2000−27715号公報 特開2011−241797号公報 特開2004−176691号公報
インタークーラ下流に凝縮水が溜まった状態で、エンジンを停止し、キーOFFした場合、寒冷地や冬季等の条件では、凝縮水が凍結して吸気用通路を閉塞し、エンジン再始動が困難になる等の症状を引き起こす可能性がある。
そこで本発明では、車両走行時に生成された凝縮水を、車両走行時と、エンジン停止後のキーOFF時に、吸気用通路から排気用通路へ排出する制御を行うことを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置は、
モータ発電機が駆動することにより、車両の走行状態に依存せず吸気用通路内の過給圧を制御することが可能な電動アシストターボチャージャとインタークーラとを備えるエンジンの凝縮水排出装置であって、
前記吸気用通路において、前記インタークーラの下流側に設けられる凝縮水貯蔵タンクと、
前記凝縮水貯蔵タンクと、排気用通路における前記電動アシストターボチャージャの下流側とを連通するバイパス通路と、
前記バイパス通路に設けられた開閉弁と、
前記電動アシストターボチャージャの駆動と前記開閉弁の開閉状態とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、所定の条件で、前記電動アシストターボチャージャを駆動するとともに前記開閉弁を開くことで、前記凝縮水貯蔵タンクに貯蔵された凝縮水をバイパス通路を介して前記排気用通路に強制的に排出させる凝縮水排出制御を実施することを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置は、
上記第1の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置において、
前記制御手段は、前記車両が停止状態でかつキーOFF時と判定した場合に、前記凝縮水排出制御を実施することを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置は、
上記第1または2の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置において、
前記制御手段は、前記車両が走行中でかつ減速状態であると判定した場合に、前記凝縮水排出制御を実施することを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置は、
上記第1または2の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置において、
前記制御手段は、前記吸気用通路のブースト抜けが発生したと判定した場合に、前記凝縮水排出制御を停止することを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置は、
上記第1乃至4のいずれか1つの発明に係るエンジンの凝縮水排出装置において、
前記吸気用通路において、前記凝縮水貯蔵タンクよりも下流側に設けられているスロットルバルブを備え、
前記凝縮水排出制御中は、前記制御手段は、さらに前記スロットルバルブを閉状態に制御することを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置は、
上記第1乃至5のいずれか1項の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置において、
前記吸気用通路の前記電動アシストターボチャージャの上流側へ、排気用通路の当該電動アシストターボチャージャの下流側から、排ガスを送り込む排ガス再循環装置をさらに備えることを特徴とする。
上記第1,6の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置によれば、電動アシストターボチャージャを電力により駆動するとともに開閉弁を開いてバイパス通路を排気用通路に連通させることで、凝縮水貯蔵タンクに溜まった凝縮水を電動アシストターボチャージャの駆動により生じる過給圧により強制的に排気用通路に排出することができる。
上記第2,6の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置によれば、車両走行時に生成された凝縮水を、キーOFF後に排出することができるので、エンジン再始動時に凝縮水の凍結により吸気用通路が塞がれることを確実に防止することができる。
上記第3,6の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置によれば、車両走行時に生成された凝縮水が減速時に排出されるので、より確実に凝縮水を排出することができる。しかもキーOFF後に排出する量が低減されるので、凝縮水排出制御の時間を短くすることができる。即ち、電動アシストターボチャージャの駆動に要する電力を節約するのに有効である。
上記第4,6の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置によれば、ブースト抜けが発生するまでは凝縮水排出制御が継続されるので、確実に凝縮水が排出され、凝縮水貯蔵タンク内に凝縮水が残留することを防止できる。
上記第5,6の発明に係るエンジンの凝縮水排出装置によれば、スロットルバルブを閉じることで、過給圧が上昇しやすくなるため、凝縮水の排出がより一層確実かつスムーズとなる。
本発明の実施例1に係るエンジンの凝縮水排出装置を備えた内燃機関の概略図である。 本発明の実施例1に係るエンジンの凝縮水排出装置の作動を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係るエンジンの凝縮水排出装置を実施例にて図面を用いて説明する。
本発明の実施例1に係るエンジンの凝縮水排出装置について図1を用いて詳述する。図1はEGRを備えた内燃機関の概略図である。当該内燃機関は、吸気用通路12、排気用通路13、触媒14、エンジン15、電動アシストターボチャージャ21、インタークーラ22、凝縮水貯蔵タンク23、バイパス通路24、開閉弁25、高圧EGR27、高圧スロットルバルブ28、低圧EGR30、低圧スロットルバルブ31、ブーストセンサ40、車速センサ41及びECU(Electronic Controlled Unit:電子制御装置)42を備える。
上述の電動アシストターボチャージャ21は、排気用通路13の排気を利用して、吸気用通路12内の空気を圧縮し、充填効率を高めるものであり、吸気用通路12と排気用通路13とを跨ぐように設けられており、吸気用通路12側にはコンプレッサを、排気用通路13側にはタービンをそれぞれ有する(図示略)ものである。排気用通路13において排気が行われていない状態、あるいは排気が弱い状態では、モータ発電機が駆動することにより、吸気用通路12内の空気を圧縮し、充填効率を高めることができるものである。通常のターボチャージャであれば車両の走行状態によって過給圧が異なるが、電動アシストターボチャージャ21は車両の走行状態に依存せず過給圧を制御することが可能である。
上述のインタークーラ22は、ターボチャージャ21から送られてきた吸気を冷却し、充填効率をさらに高めるためのものであり、吸気用通路12においてターボチャージャ21よりも下流側に設けられている。
上述の凝縮水貯蔵タンク23は、吸気がインタークーラ22を通過することにより発生する凝縮水を貯蔵するものであり、吸気用通路12において、インタークーラ22の下流側に設けられている。
上述のバイパス通路24は、凝縮水貯蔵タンク23と、排気用通路13における電動アシストターボチャージャ21及び触媒14の下流側とを連通している(尚、触媒14とは、排気用通路13に設けられた排ガス成分を清浄化するフィルタである)。
上述の開閉弁25は、バイパス通路24に設けられた弁であり、ECU42により開閉自在となっている。
上述の高圧EGR27は、吸気用通路12の、インタークーラ22とエンジン15との間へ、排気用通路13の、エンジン15とターボチャージャ21との間から、排ガスを送り込むEGRである。この高圧EGR27の、吸気用通路12との合流部分には、排ガス再循環量をコントロールする高圧EGRバルブ29が設けられており、この高圧EGRバルブ29が、吸気用通路12において、高圧スロットルバルブ28よりも下流側に位置するように配置されている。
上述の高圧スロットルバルブ28は、吸気の吸い込み量を調節する絞り弁であり、吸気用通路12において、凝縮水貯蔵タンク23の下流側に設けられている。
上述の低圧EGR30は、吸気用通路12の電動アシストターボチャージャ21の上流側へ、排気用通路13の電動アシストターボチャージャ21と触媒14の下流側から、排ガスを送り込むEGRである。この低圧EGR30には、内部を通過する空気を冷却するEGRクーラ33が設けられ、吸気用通路12との合流部分に排ガス再循環量をコントロールする低圧EGRバルブ32が設けられている。
上述の低圧スロットルバルブ31は、吸気の吸い込み量を調節する絞り弁であり、吸気用通路12において、低圧EGRバルブ32の上流側に設けられている。
上述のブーストセンサ40は、吸気用通路12内の過給圧を計測するセンサである。但し、高圧スロットルバルブ28を完全に閉じてしまうと、ブーストセンサ40による過給圧の計測ができなくなってしまう。
上述のECU42は、ブーストセンサ40から入力した過給圧及び車両の加減速状態が所定の条件となると、電動アシストターボチャージャ21、開閉弁25及び高圧スロットルバルブ28の開閉を行い、凝縮水貯蔵タンク23に溜まった凝縮水が、バイパス通路24を介して排気用通路13の電動アシストターボチャージャ21と触媒14の下流へ強制的に排出されるようにする。尚、車両の加減速状態は車速センサ41またはアクセル開度から判定する。
以下、本装置の作動を、図2に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS1では、エンジン15を始動する。このとき開閉弁25は閉じた状態に維持されている。
ステップS2では、車速から車両が走行中か否かを判定する。走行中であればステップS3へ移行し、停止状態であればステップS10へ移行する。
ステップS3では、アクセル開度からアクセルのON/OFFを検出し、アクセルOFFか否か、即ち車両が減速中か否かを判定する。アクセルOFFで車両が減速状態であればステップS4へ移行し、減速状態でなければステップS2へ移行する。
ステップS4では、車両走行中でかつ減速状態であると判定したことを確認する。
ステップS5では、凝縮水排出制御を実施する。即ち、まず高圧スロットルバルブ28を閉じた状態とし、開閉弁25を開け、電動アシストターボチャージャ21を電力により駆動する。これにより、吸気用通路12内の過給圧が上昇し、凝縮水貯蔵タンク23に溜まった凝縮水が、吸気用通路12内の過給圧によって、バイパス通路24を通り、排気用通路13へ排出される。
上述のステップS5において、高圧スロットルバルブ28を閉じ、かつ開閉弁25を開けた状態とし、かつ電動アシストターボチャージャ21を電力により駆動したが、以下のステップS6〜S8は、当該状態を保持したまま行うものとする。
ステップS6では、ブーストセンサ40から入力した吸気用通路12内の過給圧の情報を基に、吸気用通路12のブースト抜けが発生しているか否かを判定する。発生していなければステップS7へ移行し、発生していればステップS9へ移行する。ここで、吸気用通路12のブースト抜けが発生している状態とは、凝縮水貯蔵タンク23に溜まっていた凝縮水がバイパス通路24を通り全て排出されたことで、吸気用通路12内の圧力が変化したことを示すものであり、反対に、ブースト抜けが発生していない状態とは、まだ凝縮水が凝縮水貯蔵タンク23に溜まっていることを示すものである。
ステップS7では、車両が走行中であるか否かを判定する。走行中であればステップS8へ移行し、停止状態であればステップS9へ移行する。
ステップS8では、車両が減速中か否かを判定する。減速状態であればステップS6へ戻り、加速状態であればステップS9へ移行する。
ステップS9では、凝縮水排出制御を停止する。即ち、高圧スロットルバルブ28を開け、電動アシストターボチャージャ21の電力による駆動を停止し、開閉弁25を閉じた状態とする。
上記ステップS7,S8では、吸気用通路12のブースト抜けが発生する前に車両停止、または車両の減速が終了したか否かを判定している。車両停止、または車両が減速状態から加速状態(アクセルOFFからON)に変わった場合は、凝縮水排出制御を停止して通常走行状態に戻る。車両走行中かつ減速状態であれば、ブースト抜けが発生するまで凝縮水排出制御を実施し続ける。
上記ステップS3〜S9は、車両が走行中でかつ減速状態である場合に凝縮水排出制御を実施するものである。尚、電動アシストターボチャージャ21に用いる電力については、バッテリから供給しても良いし、減速時に発電可能な車両であれば減速時に発電した電力を用いても良い。
尚、上記ステップS3を行う理由は、上記ステップS5において吸気用通路12内の過給圧の制御によりバイパス通路24から凝縮水を排出するが、アクセルを踏んで加速する際に当該制御が行われると、運転者に違和感を与える可能性があり、当該制御はアクセルが踏まれていない減速時に行った方が好ましいためである。
次に、ステップS10では、キーOFFか否かを判定する。キーOFFであればステップS11へ移行し、キーOFFでなければステップS2へ移行する。
ステップS11では、車両停止状態でかつキーOFF時と判定したことを確認する。
ステップS12では、凝縮水排出制御を実施する。当該制御については、上記ステップS5と同様のため説明は省略する。本ステップS12で制御した高圧スロットルバルブ28、電動アシストターボチャージャ21及び開閉弁25の状態は、ステップS13においても保持される。
ステップS13では、吸気用通路12のブースト抜けが発生しているか否かを判定する。発生している場合は、ステップS14へ移行し、発生していない場合は、本ステップS13を繰り返す。
ステップS14では、凝縮水排出制御を停止する。当該制御については、上記ステップS9と同様のため説明は省略する。
上記ステップS10〜S14は、車両が停止状態でかつキーOFFである場合に凝縮水排出制御を実施し、吸気用通路12のブースト抜けが発生した場合に凝縮水排出制御を停止するものである。
尚、本装置においては、高圧スロットルバルブ28は必須の構成要件ではない。それは、電動アシストターボチャージャ21を備えることで、高圧スロットルバルブ28を備えなくとも、吸気用通路12内の過給圧を制御することが可能なためである。よって上記ステップのうち高圧スロットルバルブ28の制御も必須のものではない。
以上、実施例1に係るエンジンの凝縮水排出装置について詳述したが、換言すれば本装置は、モータ発電機が駆動することにより、車両の走行状態に依存せず吸気用通路12内の過給圧を制御することが可能な電動アシストターボチャージャ21とインタークーラ22とを備えるエンジンの凝縮水排出装置であって、吸気用通路12において、インタークーラ22の下流側に設けられる凝縮水貯蔵タンク23と、凝縮水貯蔵タンク23と排気用通路13における電動アシストターボチャージャ21の下流側とを連通するバイパス通路24と、バイパス通路24に設けられた開閉弁25と、電動アシストターボチャージャ21の駆動と開閉弁25の開閉状態とを制御するECU42(制御手段)とを備え、ECU42は、所定の条件で、電動アシストターボチャージャ21を駆動するとともに開閉弁25を開くことで、凝縮水貯蔵タンク23に貯蔵された凝縮水をバイパス通路24を介して排気用通路13に強制的に排出させる凝縮水排出制御を実施するものである。
これにより、電動アシストターボチャージャ21を電力により駆動するとともに開閉弁25を開いてバイパス通路24を排気用通路13に連通させることで、凝縮水貯蔵タンク23に溜まった凝縮水を電動アシストターボチャージャ21の駆動により生じる過給圧により強制的に排気用通路13に排出することができる。
また、ECU42は、車両が停止状態でかつキーOFF時と判定した場合に、凝縮水排出制御を実施するものである。
これにより、車両走行時に生成された凝縮水を、キーOFF後に排出することができるので、エンジン15再始動時に凝縮水の凍結により吸気用通路12が塞がれることを確実に防止することができる。
さらに、ECU42は、車両が走行中でかつ減速状態であると判定した場合に、凝縮水排出制御を実施するものである。
これにより、車両走行時に生成された凝縮水が減速時に排出されるので、より確実に凝縮水を排出することができる。しかもキーOFF後に排出する量が低減されるので、凝縮水排出制御の時間を短くすることができる。即ち、電動アシストターボチャージャ21の駆動に要する電力を節約するのに有効である。
さらに、ECU42は、吸気用通路12のブースト抜けが発生したと判定した場合に、凝縮水排出制御を停止するものである。
これにより、ブースト抜けの発生で凝縮水排出制御が停止される(即ち、ブースト抜けが発生するまでは凝縮水排出制御が継続される)ので、確実に凝縮水が排出され、凝縮水貯蔵タンク23内に凝縮水が残留することを防止できる。
そして、本装置は、吸気用通路12において、凝縮水貯蔵タンク23よりも下流側に設けられているスロットルバルブ(高圧スロットルバルブ28)を備え、凝縮水排出制御中においては、ECU42は、さらに高圧スロットルバルブ28を閉状態に制御するものとしても良い。
このように、スロットルバルブを閉じることで、過給圧が上昇しやすくなるため、凝縮水の排出がより一層確実かつスムーズとなる。
また、本装置は、吸気用通路12の電動アシストターボチャージャ21の上流側へ、排気用通路13の電動アシストターボチャージャ21の下流側から、排ガスを送り込む低圧EGR30を備えるものである。
本発明は、エンジンの凝縮水排出装置として好適である。
12 吸気用通路
13 排気用通路
14 触媒(フィルタ)
15 エンジン
21 電動アシストターボチャージャ
22 インタークーラ
23 凝縮水貯蔵タンク
24 バイパス通路
25 開閉弁
27 高圧EGR
28 高圧スロットルバルブ
29 高圧EGRバルブ
30 低圧EGR
31 低圧スロットルバルブ
32 低圧EGRバルブ
33 EGRクーラ
40 ブーストセンサ
41 車速センサ
42 ECU

Claims (6)

  1. モータ発電機が駆動することにより、車両の走行状態に依存せず吸気用通路内の過給圧を制御することが可能な電動アシストターボチャージャとインタークーラとを備えるエンジンの凝縮水排出装置であって、
    前記吸気用通路において、前記インタークーラの下流側に設けられる凝縮水貯蔵タンクと、
    前記凝縮水貯蔵タンクと、排気用通路における前記電動アシストターボチャージャの下流側とを連通するバイパス通路と、
    前記バイパス通路に設けられた開閉弁と、
    前記電動アシストターボチャージャの駆動と前記開閉弁の開閉状態とを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、所定の条件で、前記電動アシストターボチャージャを駆動するとともに前記開閉弁を開くことで、前記凝縮水貯蔵タンクに貯蔵された凝縮水をバイパス通路を介して前記排気用通路に強制的に排出させる凝縮水排出制御を実施することを特徴とするエンジンの凝縮水排出装置。
  2. 前記制御手段は、前記車両が停止状態でかつキーOFF時と判定した場合に、前記凝縮水排出制御を実施することを特徴とする請求項1に記載のエンジンの凝縮水排出装置。
  3. 前記制御手段は、前記車両が走行中でかつ減速状態であると判定した場合に、前記凝縮水排出制御を実施することを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの凝縮水排出装置。
  4. 前記制御手段は、前記吸気用通路のブースト抜けが発生したと判定した場合に、前記凝縮水排出制御を停止することを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの凝縮水排出装置。
  5. 前記吸気用通路において、前記凝縮水貯蔵タンクよりも下流側に設けられているスロットルバルブを備え、
    前記凝縮水排出制御中は、前記制御手段は、さらに前記スロットルバルブを閉状態に制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエンジンの凝縮水排出装置。
  6. 前記吸気用通路の前記電動アシストターボチャージャの上流側へ、排気用通路の当該電動アシストターボチャージャの下流側から、排ガスを送り込む排ガス再循環装置をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエンジンの凝縮水排出装置。
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