JP6007231B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
連結部材に乗員の後方移動時の動きを吸収する枠状部材が接合されており、該枠状部材は線状部材を屈曲させて枠状に形成し、連結部材の水平部と一体となるように接合されている。このような構成とすることにより、枠状部材の強度を保持することができると共に、乗員の腰部を支持可能な範囲(面積)が大きくなり乗員の腰部を支持する十分な面積を確保できる。また、枠状に形成したことにより、プレート形状に形成された部材と比較して軽量化することができ、線状部材により枠状部材を形成することにより、一層の軽量化が可能となる。
また、前記水平部は、前記連結部材の前記一対のサイドフレームとの接合部よりも低い位置に配設されると好適である。
このとき、前記連結部材の太さが前記枠状部材の太さよりも太い構成とすると好適である。
さらに、前記連結部材には板状部材が接合され、該板状部材の少なくとも一部が前記枠状部材の枠内に配置されと好適である。
そして、前記一対のサイドフレームの下方に設けられたリクライニング装置を備え、前記リクライニング装置の中心軸の高さと、前記連結部材の前記一対のサイドフレームとの接合部の高さは異なることを特徴とする。
つまり、シートバックフレーム1の一部を構成するサイドフレーム11,12は、上下方向に所定の長さで構成されており、左右方向に所定間隔を有して対向して配設されている。そして、シートバックフレーム1内(両側のサイドフレーム11,12の間)でシートバックフレーム1の内側領域には、クッションパッド1aを後方から支える姿勢保持部材としての架設部材61が配設されている。
このように、車体外側に配設されるサイドフレーム11は閉断面構造を有しており、車体内側に設けられたサイドフレーム12よりも強度が大きく形成されている。シートベルト一体の車両用シートSでは、車両の衝突などによりシートベルトBに乗員からの大きな荷重が加わり、ショルダーベルト部B1が取付けられる車体外側のサイドフレーム11に大きな荷重が加わるため、このように車体外側のサイドフレーム11の剛性が高くなるような構造としている。
ショルダーアンカー部14は、車体外側(車体ドア側)に位置するサイドフレーム11と略同じ位置又はサイドフレーム11より外側に寄せて配設されている。
本実施形態において、図2に示すように、シートバックフレーム1の下方、すなわち乗員の腰部に対応する部分には、メンバーパイプ40が備えられた構成となっている。
なお、本実施形態では、サイドフレーム11にサイドフレーム補助部材30を取付けた例を示したが、サイドフレーム補助部材30が備えられていないサイドフレーム11に端部40aが連結された構成としても良い。
図2に示すように、シートバックフレーム1の下方、すなわち乗員の腰部に対応する部分には、エネルギー吸収部材44としてのEAワイヤーが備えられている。エネルギー吸収部材44は、シートバックフレーム1の下方に配設されたメンバーパイプ40に接合された構成となっている。
この構成によってエネルギー吸収部材44はメンバーパイプ40に対して強固に取付けることが可能である。
本実施形態において、図2に示すように、着座フレーム2は、シート幅を構成する着座側サイドフレーム121,123がそれぞれサイドフレーム11,12の下方に配設されている。そして、着座側サイドフレーム121は、車両の前後方向に延設される下部着座側サイドフレーム22と、下部着座側サイドフレーム22の後方上部に連結された上部着座側サイドフレーム21とを備えている。着座側サイドフレーム123もまた同様に、下部着座側サイドフレーム24と、上部着座側サイドフレーム23とを備えている。
この構成により、さらに下部着座側サイドフレーム22の剛性を向上させることができる。
図9は、エネルギー吸収部材の他の例を示すものであり、メンバーパイプ40とエネルギー吸収部材45の構成示す拡大説明図である。
本例は、エネルギー吸収部材44が略矩形状に形成された上述の実施形態とは異なり、ほぼ直線状に形成されたエネルギー吸収部材45を特徴としている。エネルギー吸収部材45の構成以外は、用いられる材料、効果等、上述の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
図10は、本発明の他の実施形態を示すものであり、着座側サイドフレーム121’の説明図である。本実施形態は、連結部21xに、下部フレーム補強部としての下部フレーム外面膨出部22cのみを設けた上述の実施形態とは異なり、下部フレーム補強部として、さらに外面凸部22f’が配設されたことを特徴としている。なお、他の実施形態である着座側サイドフレーム121’に関し、上記実施形態の着座側サイドフレーム121と共通する構成の説明は省略する。
図11のように、シートバックフレーム1には、バックカバー62を備えた構成としても良い。バックカバー62は合成樹脂等によって形成される板状の部材であり、シートバックフレーム1の後方側に取付けられる。そして、バックカバー62は表皮材1bと共にクッションパッド1aの背部を覆うように組み付けられる。
S1 シートバック
S2 着座部
S3 ヘッドレスト
B シートベルト
B1 ショルダーベルト部
F シートフレーム
1 シートバックフレーム
2 着座フレーム
3 芯材
1a,2a,3a クッションパッド(パッド材)
1b,2b,3b 表皮材
11,12 サイドフレーム
11a 閉断面構造部
11b 延長部
11c 孔
13 上部フレーム
13a 側面部
14 ショルダーアンカー部
15 リクライニング装置
21,23,21’ 上部着座側サイドフレーム
22,24,22’ 下部着座側サイドフレーム
21a,21a’ 上部外面材
21b,21b’ 縁端
21c,21c’ 上部フレーム膨出部(上部フレーム補強部)
21k 上部内面材
21x,21x’ 連結部
22a,22a’ 下部外面材
22b,22l,22b’,22l’ 上辺
22c,22c’ 下部フレーム外面膨出部(下部フレーム補強部)
22d,22e 外面ビード
22f’ 外面凸部(下部フレーム補強部)
22k,22k’ 下部内面材
22m,22m’ 下部フレーム内面膨出部(下部フレーム補強部)
22n,22o 内面ビード
22p’ 内面凸部(下部フレーム補強部)
25 アッパーレール
26 ロアーレール
27 クッション支持部材
28 着座側後方フレーム
29a,29b 着座側前方フレーム
30 サイドフレーム補強部材
40 メンバーパイプ(連結部材)
40a,40b 端部
40c,40d,40e,40f 屈曲部
40g 中央部
42,43 パイプ補強部材
42a,42b,43a,43b 補強部材接合部
42c,43c 架設部
43d,43e 脚部
43f,43g 凸部(ビード)
43i 穴部
44,45 エネルギー吸収部材(枠状部材)
44a,44b,45a,45b 接合部
45c,45d 屈曲部
50 リトラクタ取付ブラケット
51 下方連結部材
54 リトラクタ(シートデバイス部)
61 架設部材
62 バックカバー
62a 背面部
62b,62c 側面部
62d 底面部
63 バックカバー取付ブラケット
121,123,121’ 着座側サイドフレーム
Claims (8)
- 一対のサイドフレームと、該一対のサイドフレームを上方で連結する上部フレームと、前記一対のサイドフレームを下方で連結する連結部材と、を有するシートバックフレームと、
前記連結部材の略中央位置に配設される枠状部材と、を備え、
前記連結部材は、中央に位置して水平方向に延設される水平部と、該水平部の左右両端部から屈曲した左右の屈曲部と、を有し、
前記枠状部材は、枠状の線状部材であり、前記連結部材の前記水平部に接合され、
前記連結部材には板状部材が接合され、該板状部材と前記枠状部材とは正面視で重なって配設されることを特徴とする車両用シート。 - 前記連結部材の前記一対のサイドフレームとの接合部は、左右で高さが異なる位置に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記連結部材の前記一対のサイドフレームとの接合部は、左右で高さが略同じ位置に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記水平部は、前記連結部材の前記一対のサイドフレームとの接合部よりも低い位置に配設されることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用シート。
- 前記枠状部材は、一辺の少なくとも一部が連続しない開口部を有した略コ字状に形成され、該開口部が前記連結部材側を向いて前記連結部材に接合され、
前記枠状部材の前記連結部材との接合部が、シート幅方向内側に屈曲した状態で前記連結部材と接合されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用シート。 - 前記連結部材の太さが前記枠状部材の太さよりも太いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用シート。
- 前記板状部材の少なくとも一部が前記枠状部材の枠内に配置されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両用シート。
- 前記一対のサイドフレームの下方に設けられたリクライニング装置を備え、
前記リクライニング装置の中心軸の高さと、前記連結部材の前記一対のサイドフレームとの接合部の高さは異なることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両用シート。
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