JP6007191B2 - 3機能のリフロー可能な回路保護デバイス - Google Patents

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Description

本発明は全体として電子保護回路に関する。より具体的には、本発明は、電気的にアクティブ化された(または起動された)3機能の表面実装回路保護デバイスに関する。
保護回路は多くの場合、電子回路において、故障した回路を他の回路から隔離するために用いられる。例えば、保護回路は、リチウムイオン電池パック等において、電気回路における電気的または熱的故障状態を防ぐのに用いてよい。保護回路は、電源供給回路の故障により引き起こされる火災等のより重大な問題を防ぐのに用いてもよい。
保護回路の一種として温度ヒューズが挙げられる。温度ヒューズは、通常のガラスヒューズと同様に機能する。即ち、通常の操作条件の下では、ヒューズは短絡回路のように振る舞い、故障状態の間、ヒューズは開回路のように振る舞う。温度ヒューズの温度が特定の温度を超えると、温度ヒューズはこれら2つの操作モードの間を推移する。これらのモードを容易にするために、温度ヒューズは、導電状態から非導電状態へと切り替わり得る可融性(または可溶性、fusible)ワイヤ、一連の金属コンタクトまたは一連のはんだ付けされた金属コンタクト等の導通要素(conduction element)を含む。検知要素が組み込まれてもよい。検知要素の物理的状態は、検知要素の温度に対して変化する。例えば、検知要素は、低融点の金属合金またはアクティブ温度で溶融する個別の溶融有機化合物に相当し得る。検知要素の状態が変化すると、導通要素は、電気伝導パスが物理的に遮断されることにより、導電状態から非導電状態へと切り替わる。
操作において、電流はヒューズ要素(fuse element)を通って流れる。いったん検知要素が特定の温度に達すると、検知要素の状態が変化し、導通要素は導電状態から非導電状態へと切り替わる。
いくつかの既存の温度ヒューズの不都合な点の1つは、温度ヒューズを取り付けている間に、検知要素の状態が変化する温度に温度ヒューズが達するのを防止するように注意を払わなければならないことである。結果として、いくつかの既存の温度ヒューズは、検知要素を時期尚早に開かせるであろう温度で操作されるリフロー炉によって回路パネルに実装することができない。
米国特許出願公開第2010/0245022号および米国特許出願公開第2010/0245027号(各々の全体は参照することにより本明細書に組み込まれる)に記載の温度ヒューズは、上述の不都合な点に対処する。更なる不都合な点としては、サイズおよび多用途性が挙げられる。回路保護デバイスはしばしば、高すぎて回路基板実装デバイスに対する高さの制約に適合できないことがある。また、回路保護デバイスはしばしば、回路を適切に保護するのに必要な全ての条件の下で回路保護デバイスをアクティブ化し得る多用途性をもたらさないこともある。改良された回路保護デバイスを提供するのに進歩がなされた一方で、改良された回路保護デバイスに関する要望が残っている。
回路保護デバイスは、下記の3つのアクティブ化状態のいずれか1つの下で回路要素を保護するように構成される:過電流状態、過温度状態、およびヒーター要素が受けるアクティブ化制御電流。回路保護デバイスは、保護すべき回路に接続される第1および第2の電極を備える基板を含む。回路保護デバイスは、第1の電極と第2の電極との間に配置されるヒーター要素(または加熱器要素)も含む。摺動コンタクト(またはスライディングコンタクト、sliding contact)が、検知要素によって第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素とに接続され、それにより、各々を橋渡しし、各々の間に導通(または導電性パス)をもたらす。バネ要素が摺動コンタクトによって張力の作用下で保持され、基板の長さに対して平行な力を摺動コンタクトに及ぼす。摺動コンタクトと第1の電極、第2の電極およびヒーター要素との間の検知要素によってもたらされる接続が、バネ要素により及ぼされる力に耐える(または抵抗する)。アクティブ状態(または起動状態、activation condition)のいずれか1つが検出されると、検知要素が摺動コンタクトを開放し、バネ要素により及ぼされる力が摺動コンタクトを基板におけるもう一つの位置に移動させ、その位置において、摺動コンタクトはもはや第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素との間の導通をもたらさない。
図1は、組み立てられていない例示的な3機能のリフロー可能な回路保護デバイスの分解図である。 図2aは、組み立てられた回路保護デバイスの底面図である。 図2bは、図2aに示す組み立てられた回路保護デバイスの上面図である。 図3aは、摺動コンタクトが閉位置にある回路保護デバイスである。 図3bは、摺動コンタクトが開位置にある図3aの回路保護デバイスである。 図4は、抑止要素(または制限要素、restraining element)が吹き飛ばされる前の、回路保護デバイスによって保護すべき例示的な電池パック回路の概略図である。 図5は、抑止要素が吹き飛ばされ、摺動コンタクトが閉位置にある、図4の回路の概略図である。 図6は、摺動コンタクトが開位置にある、図5の回路の概略図である。 図7は、3機能のリフロー可能な回路保護デバイスの基板に関するもう一つの実施形態である。 図8は、3機能のリフロー可能な回路保護デバイスのもう一つの実施形態の上面図である。 図9は、図8に示す3機能のリフロー可能な回路保護デバイスの底面図である。
図1は、組み立てられていない例示的な3機能のリフロー可能な回路保護デバイス100の分解図である。回路保護デバイス100は基板102、ヒーター要素104、バネ要素106、摺動コンタクト108およびスペーサー110を含む。回路保護デバイス100はカバー112を含んでもよい。
基板102はプリント回路基板(PCB)を含んでよい。説明のために、基板102は、上部PCB114および底部PCB116を含む多層PCBとして記載される。基板102を単層として作製してもよいことが理解されるだろう。
上部PCB114は、ヒーター要素104を収容する開口部118を含む。上部PCB114の高さは、ヒーター要素104の上端が、開口部118に配置されるときに基板102の上面、即ち上部PCB114の上面と同一平面上であり得るように設定してよい。図7に示し且つ以下により詳細に説明するもう一つの実施形態において、ヒーター要素104は、製造プロセスの間に基板102内に据え付けられてよい。この例において、基板102は開口部118を含まなくてよい。
上部PCB114は、摺動コンタクト108のカンチレバー部122を収容するためのもう一つの開口部120を含んでもよい。図1における開口部120は、基板102の長さに対して平行に延在し、それにより、摺動コンタクト108が基板102の長さに対して平行な方向に摺動(またはスライド)することが可能となる。図8〜9に示し且つ以下により詳細に説明するもう一つの実施形態において、カンチレバー122は、基板102から離れてカバー112に向かって延在してよい。この例において、基板102は開口部120を含まなくてよい。
上部PCB114はパッド/電極124、126および128を含む。電極124と電極126とは、上部PCB114の幅に沿って、開口部118の対向する側に配置されてよい。電極128は、開口部118の、開口部120が開口部118の反対側に位置している側とは反対の側に配置してよい。図3a〜3bに示すように、摺動コンタクト108は、摺動コンタクト108が準備位置または閉位置(または閉じた位置)にあるときに、電極124および126とヒーター要素104とを橋渡しし、それにより、ヒーター要素104と、電極124と、電極126との間の電気的接続を容易にする。
底部PCB116は、上部PCB114の電極124、126および128の位置にそれぞれ対応するパッド130、132および134を含む。底部PCB116は、ヒーター要素104の位置に対応するパッド136を含んでもよい。図2aに示すように、底部PCB116の底部側は、保護すべき回路に接続するための、パッド130、132、134および136に対応する端子を含む。
記載されるように、ヒーター要素104は、基板102における開口部118の中に適合する(または嵌まる)。ヒーター要素104は、回路保護デバイス100のもう一つの電極を構成してもよい。ヒーター要素104は、正温度係数(PTC)デバイス、例えば米国特許出願公開第2010/0245027号(その全体は参照することにより本明細書に組み込まれる)に開示されるPTCデバイス等であってよい。電流がデバイスを通って流れる結果として熱を発生させる導電性複合ヒーター(conductive composite heater)等の他のヒーター要素を、PTCデバイスに加えて又はPTCデバイスの代わりに用いてよい。もう一つの例において、ヒーター要素104は、ゼロ温度係数要素(zero temperature coefficient element)または定ワットヒーター(constant wattage heater)であってよい。図7に示すように、もう一つの実施形態において、ヒーター要素は、PCBプロセスの間に基板内に据え付けられる薄膜抵抗器または加熱装置であってもよい。
摺動コンタクト108は、カンチレバー部122を備える導電性の平面要素であってよい。カンチレバー部122は、開口部120の中に適合する。バネ要素106は、カンチレバー122と開口部120の側面との間に位置する。摺動コンタクト108は、例えば低融点の検知要素(図示せず)を用いてヒーター要素104と電極124、126とに融着(または融合)されてよい。検知要素の状態が変化すると、例えば閾値温度で溶融すると、摺動コンタクト108はもはや電極124、126およびヒーター要素104に融着されず、バネ要素106が伸びて摺動コンタクト108をチャネル120の下方に押す。それにより、検知要素が、摺動コンタクト108と、電極124、126およびヒーター要素104との間の機械的および電気的接触をもたらしてよい。
検知要素は、例えば、はんだ等の低融点の金属合金であってよい。説明のために、検知要素は、本明細書においてはんだとして記載される。例えば軟化点または融点を有する導電性熱可塑性物質等の他の適切な材料を検知要素として用いてよいことが理解されるだろう。
摺動コンタクト108がヒーター要素104と電極124、126とに対してはんだ付けされていると、カンチレバー122と開口部120の側面との間のバネ要素106は圧縮状態で保持される。摺動コンタクト108をヒーター要素と電極124、126とに対して保持するはんだが溶融すると、バネ要素106は伸びてカンチレバー122を押すことが可能となり、それにより、カンチレバー122が開口部120の下方に摺動し、バネ要素106は、今度は摺動コンタクト108をヒーター要素104と電極124、126とから押し外す。このようにして、ヒーター要素104と、電極124と、電極126との間の電気的接続が遮断される。下記の図3aおよび3bはそれぞれ、閉位置および開位置(または開いた位置)における回路保護デバイスを示す。
バネ要素106は、銅、ステンレス鋼、プラスチック、ゴム、またはコイルバネに用いられることが公知である若しくは考えられる他の材料から作製されるコイルバネであってよい。バネ要素106は、当業者に公知の他の圧縮性材料および/または構造体から作製されてよい。説明のために、バネ要素106は、摺動コンタクト108によって圧縮状態にて張力の作用下で保持されるように記載される。バネ要素は、例えばバネ要素が弾性材料を含む場合等、伸張状態または引き延ばされた状態にて張力の作用下で保持されるように構成されてもよいことが理解されるだろう。この例において、アクティブ状態が検出されてはんだが溶融すると、バネ要素は、摺動コンタクトを基板のヒーター要素および電極から引き離してよい。
回路保護デバイス100は、少なくとも3つの状態の下で開くように構成される。はんだは過電流状態、即ち電極124および126を通る電流によって溶融し得る。電極124および126(即ち第1および第2の電極)を通る電流が閾値電流、即ち設計保持電流を超える電流に達すると、ジュール加熱によりはんだが溶融し、あるいは、さもなければ復元力(resilience)を失い、バネ要素106によって押し開けられることにより、摺動コンタクト108が開位置に移動させられるだろう。
はんだは、装置100の温度が、例えばFETの過熱により又は環境温度が高いことにより、摺動コンタクト108を電極124、126とヒーター要素104とに対して保持するはんだの融点を超える過温度(または温度過上昇)状態によって溶融し得る。例えば、回路保護デバイス100の周りの周囲温度は、140℃以上等の閾値温度に達し得、それにより、はんだが溶融し、または、さもなければ復元力を失う。はんだが溶融した後、摺動コンタクト108は、チャネル120の下方に開位置へと押され、それにより、電流が電極124、126とヒーター要素106との間を流れることが防止される。
はんだは、回路保護デバイス100が取り付けられる回路によって供給される制御電流によりヒーター要素104がアクティブ化される制御されたアクティブ状態によっても溶融し得る。例えば、回路保護デバイスは、回路における過電圧の検出時に、ヒーター要素104に電流を通してよく、その結果、デバイスは制御されたアクティブ化ヒューズとして作用する。ヒーター要素104を通って流れる電流が増大するにつれて、ヒーター要素104の温度は高くなり得る。温度上昇により、はんだはより速やかに溶融し得、または、さもなければ復元力を失い得、それにより、摺動コンタクト108が開位置に移動する。
回路保護デバイス100は、リフローの間に摺動コンタクト108を閉位置で保持する抑止要素(図示せず)も含む。リフロープロセスの間、摺動コンタクト108をヒーター要素104と電極124、126とに対して保持するはんだは溶融し得、その結果、摺動コンタクト108は、圧縮されたバネ106の力により開位置に移動させられるだろう。例えば、はんだの融点は約140℃であってよく、一方、リフローの間の温度は200℃より高い温度、例えば260℃に達し得る。よって、リフローの間にはんだは溶融し、その結果、バネ要素106は、時期尚早に摺動コンタクト108を開位置に移動させるだろう。
バネ要素106によって供給される力が取り付け時に回路保護デバイス100を開くのを防止するために、抑止要素は、摺動コンタクト108の所定の位置における保持を維持し、バネ106の伸張力(expansion force)に耐える(または抵抗する)のに用いてよい。リフロー可能な温度ヒューズを回路またはパネルに取り付けてリフロー炉に通した後、抑止要素は、抑止要素を通してアーミング(または前処理、arming)電流を印加することにより吹き飛ばされてよい。これにより今度はリフロー可能な温度ヒューズが与えられる。
スペーサー110を基板102に配置してよい。スペーサー100は、セラミックス、ポリマーもしくはガラスまたはそれらの組み合わせ等の絶縁性材料である。例えば、スペーサー100は、繊維またはガラス強化エポキシから作製してよい。スペーサー100は、摺動コンタクト108が上述の状態の下で摺動し得るチャネルを形成する開口部を有する。スペーサー110は、摺動コンタクト108の高さより少し高い高さを有してよく、その結果、カバー112が回路保護デバイス100に配置されるときに、カバーの下面がスペーサー110に近接し、それにより、摺動コンタクト108が自由に摺動し得、摺動コンタクト108とカバー112との間の摩擦が回避され得る。
回路保護デバイス100を組み立てる例示的方法を以下に説明する。基板102は、PCBパネルプロセスによって作製してよく、そのPCBパネルプロセスにおいて、回路基板パッドが一次端子を形成し、メッキされたビアがこれらの端子から表面実装パッドへの接続を形成する。スロット(または溝)を、公知のドリルおよびくり抜き機(router)プロセスを用いて切り出してよい。別法として、インサート成形される又は二次成形操作において取り付けられる端子を備える個別の射出成形部品を用いてよい。
基板102を作製してパターン形成した後、ヒーター要素104が、例えばヒーター要素104の底部を基板102にはんだ付けすることによって、基板102に取り付けられてよい。バネ要素106はチャネル120に挿入される。摺動コンタクト108を挿入し、摺動させて、バネ要素106をカンチレバー122とチャネル120の側面との間に圧縮状態で配置する。摺動コンタクト108は、ヒーター要素104と電極124、126とにはんだ付けされる。
抑止要素は、一端において摺動コンタクト108に取り付けられ、他端において電極128に取り付けられる。別法として、抑止要素の一端は、摺動コンタクトがヒーター要素104と電極124、126とにはんだ付けされる前に、摺動コンタクト108に取り付けられてよい。この例において、抑止要素の他端は、摺動コンタクト108のはんだ付けの後に、電極128に取り付けられる。抑止要素は、抵抗溶接、レーザー溶接または他の公知の溶接技術によって取り付けられてよい。
その後、スペーサー110が基板102の上部に配置されてよく、スペーサー内の開口部は、摺動コンタクト108が中に適合するのに十分な幅を有する。その後、カバー112が種々の部品を所定の位置に保持するように取り付けられてよい。
図2a〜2bは、組み立てられた回路保護デバイス200の底面図および上面図をそれぞれ示す。回路保護デバイスの底部は、電極124、126、128およびヒーター要素106の各々と外部回路基板要素との電気的接続を容易にする端子202、204、206、208を含んでよい。このようにして、端子202、204、206、208は、回路保護デバイス200を回路パネル(図示せず)の表面に実装し、ヒーター要素106、電極124、126、128を装置200の外部の回路(circuitry)と電気的に連絡させるのに用いてよい。
低側面(または低プロファイル、low profile)を達成するために、回路保護デバイス200の高さは1.5mm以下であってよい。回路保護デバイス200の幅は3.8mm以下であってよい。回路保護デバイス200の長さは6.0mm以下であってよい。一の実施形態において、回路保護デバイスは6.0mm×3.8mm×1.5mmであってよい。バネ要素の伸張力が基板表面の平面に対して平行であるので、それに起因して摺動コンタクトもまた基板の平面に対して平行に摺動し、実質的に薄い回路保護デバイス200が達成される。
図3a〜3bは、摺動コンタクト302がそれぞれ閉位置および開位置にある回路保護デバイス300を示す。閉位置において、摺動コンタクト302は、電極304、306とヒーター要素308とを橋渡しし、電極304、306とヒーター要素308との間に電気的接続をもたらす。開位置において、摺動コンタクト302を電極304、306とヒーター要素308とに対して保持するはんだが溶融すると、伸張するバネ要素の力が、摺動コンタクト302を基板312におけるチャネル310の下方に押し、電極304、306とヒーター要素308との間の電気的接続を遮断する。上述のように、回路保護デバイス300は、3つの状態(過電流、過温度および制御されたアクティブ化)の下で開くように構成される3機能のリフロー可能な温度ヒューズである。
図3aは上述の抑止要素314も示す。抑止要素314は、リフローの間に摺動コンタクト302を所定の位置に保持する、溶接された可融性の抑止ワイヤ(または制限ワイヤ、restraining wire)であってよい。特に、抑止要素314は、リフローの間に摺動コンタクト302がチャネル310の下方に摺動するのを防止する状態で摺動コンタクト302を固定するようになっている。例えば、抑止要素314は、摺動コンタクト302を電極304、306とヒーター要素308とに対して保持するはんだ又は他の材料が溶融したとしても、バネ要素を圧縮状態で保持可能であってよく、それにより、バネ要素が伸びて摺動コンタクト302をチャネル310の下方に押すことが防止される。
抑止要素314は、電気を通すことができる材料から作製してよい。例えば、抑止要素314は、銅、ステンレス鋼または合金から作製してよい。抑止要素314の直径は、アーミング電流を用いて抑止要素314を吹き飛ばし得るようなサイズであってよい。抑止要素314は、装置300が取り付けられた後に、抑止要素314を通して電流を流すこと等によって吹き飛ばされる。換言すれば、抑止要素314を通じて十分高い電流またはアーミング電流を調達することにより、抑止要素314が開き得る。一の実施形態において、アーミング電流は約2アンペアであってよい。尤も、抑止要素314は、直径および/または別の寸法が増加または減少してよく、それにより、より高い又はより低いアーミング電流が可能になることが理解されるだろう。
アーミング電流の供給を容易にするために、抑止要素314の第1の端314aおよび第2の端314bは、ハウジングの周りに配置される種々のパッドと電気的に連絡されてよい。第1の端314aは、図1〜2の実施形態における電極128に対応する電極316に接続されてよい。図1〜2の実施形態を参照して、電極316(または128)は端子206と電気的に連絡される。第2の端314bは、摺動コンタクト302に接続されてよい。アーミング電流は、端子206を通じて電極316に供給されてよい。
本明細書に記載の3機能のリフロー可能な回路保護デバイスを設置する例示的方法を以下に記載する。回路保護デバイスはパネルに配置される。はんだペーストは、回路保護デバイスを配置する前に回路基板に印刷してよい。その後、パネルは、回路保護デバイスと共にリフロー炉に配置され、それにより、パッド上のはんだが溶融する。リフロー後、パネルは冷却される。
回路保護デバイスのピンを通してアーミング電流を流し、それにより抑止要素が吹き飛ばされる。図2を参照して、本明細書に記載の3つの状態の1つの下で、抑止要素を吹き飛ばし、バネ要素が摺動コンタクトを開位置に押すことが可能となるように、十分な電流、例えば2アンペアを、抑止要素と電気的に接続された端子206に印加してよい。抑止要素が吹き飛ばされることにより、回路保護デバイスはアーミングされた状態に置かれる。
図4〜6は、回路保護デバイスによって保護されるべき例示的な電池パック回路400の概略図である。図4〜6に示す例において、回路400は、図3の回路保護デバイス300を利用している。説明のために、回路保護デバイス300は、1以上のFET等の保護すべき回路構成要素に接続される2つの端子402、404と直列に配置され得る。他の回路構成において回路保護デバイス300が用いられてよいことが理解されるだろう。ヒーター要素308は、アクティブ化制御装置406に電気的に接続される。
図4は、抑止要素314が吹き飛ばされる前の回路保護デバイス300を示す。図5は、抑止要素314が吹き飛ばされた後の回路保護300を示す。更に、図4〜5において、摺動コンタクト302は閉位置にあり、よって、電極304と、電極306と電極308(即ちヒーター要素)とを橋渡しし、電極304と、電極306と、電極308(即ちヒーター要素)との間に電気的接続をもたらす。図6は、例えば故障状態(過電流または過温度)が検出された後、またはアクティブ化制御装置406によるアクティブ化信号の後等に、電極304と、電極306と、電極308の間の電気的接続が遮断される、開位置における回路保護デバイス300を示す。
図7は、3機能の回路保護デバイスの基板700に関するもう一つの実施形態を示す。この実施形態において、PCB構造において用いられる埋め込み式抵抗器の概念が利用される。基板700は、上部PCB層702および底部PCB層704を含む。上部PCB層702は、底部PCB層におけるパターン電極710、712の各々に対する電気的接続のためのパッド706、708を含む。上部PCB層702は、PCBプロセスの間に基板700内に据え付けられるヒーター要素716に対するビア接続714も含む。この例において、ヒーター要素716は、薄膜抵抗器または他の加熱装置である。この実施形態において膜を用いると、抵抗パスは膜の平面に対して横断している。
図8〜9は、3機能のリフロー可能な回路保護デバイス800のもう一つの実施形態の上面図および底面図をそれぞれ示す。回路保護デバイス800において、バネ要素802は、基板806内の代わりにカバー804内に位置する。摺動コンタクト810のカンチレバー部808は、基板806における開口部の中へと下方に延在する代わりに、カバー804の中へと上方に延在する。図8〜9における基板806は、摺動コンタクト810のカンチレバー部808を収容する開口部を含むようにパターン形成しなくてよい。
(図9に示す)カバー804の下面は、凹部(depression)またはチャネル902を含み、カンチレバー部808がその凹部またはチャネル902の中に挿入されてよく、基板806の電極に対して摺動コンタクト810を保持するはんだが溶融するときに、前記凹部またはチャネル902を通ってカンチレバー部808を摺動させてよい。
バネ要素802は、カバー804の側面を通じてカバー804の中に取り付けられてよい。その後、キャップ812は、カバー804の側面に挿入されて、バネ要素802が本明細書に記載のアクティブ状態下で伸びるときに、結果として得られる力がカンチレバー部808をチャネル902の下方に押すように、バネ要素802の一端を所定の位置に保持してよい。キャップ812は、一端においてテーパー状(または先細)になっており且つ他端においてキャップ812の長さに対して垂直である突起814を含む。このようにして、キャップ812は、カバー804の側面における穴の中に、スナップ式(snap−fit)の接続で挿入されてよい。バネ要素802をカバー804に挿入するのに他の方法を用いてよいことが理解されるだろう。
特定の実施形態を参照して3機能のリフロー可能な回路保護デバイスを説明してきたが、種々の変更を行ってよく、本願の特許請求の範囲から逸脱することなく均等物を置き換えてよいことが、当業者に理解されるだろう。更に、教示事項に特定の条件または材料を適用するために、その範囲から逸脱することなく多数の変更を行ってよい。従って、3機能のリフロー可能な回路保護デバイスは開示される特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲内に含まれる全ての実施形態に限定されることが意図される。
本願発明は以下の態様を含む。
(態様1)
第1の電極、第2の電極およびヒーター要素を含む基板であって、前記ヒーター要素はアクティブ化制御電流を受けるように構成される、基板;
基板の第1の位置に配置される摺動コンタクトであって、前記第1の位置において、検知要素を介して第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素とに接続され、第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素との間に導通をもたらす、摺動コンタクト;
検知要素の復元力が失われると摺動コンタクトを第2の位置に移動させるように構成されるバネ要素であって、前記第2の位置において、摺動コンタクトは、第1の電極、第2の電極およびヒーター要素のいずれの間の導通ももたらさない、バネ要素
を含む3機能の回路保護デバイスであって、
検知要素は、以下のアクティブ化状態
過電流状態;
過温度状態;および
ヒーター要素が受けるアクティブ化制御電流
のいずれか1つが検出されると復元力を失うように構成される、回路保護デバイス。
(態様2)
検知要素が、閾値温度で溶融する材料を含む、態様1に記載の回路保護デバイス。
(態様3)
摺動コンタクトが、バネ要素によって力を及ぼされるカンチレバー部を含み、好ましくは、カンチレバー部は、基板における開口部および基板全体に適合するハウジングの下面における開口部の一方によって規定されるチャネルの中に延在し、カンチレバー部は、摺動コンタクトが第1の位置にあるときにチャネルの第1の端に位置する、態様1に記載の回路保護デバイス。
(態様4)
検知要素が復元力を失うと、バネ要素は、(a)カンチレバー部をチャネルの第2の端の方へ押すことにより、または(b)カンチレバー部をチャネルの第2の端の方へ引くことにより、摺動コンタクトを第2の位置に移動させるように構成される、態様3に記載の回路保護デバイス。
(態様5)
第1の電極と第2の電極との間を通る電流が閾値電流を超えて検知要素の溶融がもたらされると、バネ要素が摺動コンタクトを第2の位置に移動させる過電流状態が検出される、態様1に記載の回路保護デバイス。
(態様6)
ヒーター要素は、アクティブ化制御電流を受けると、検知要素の融点まで加熱されるように構成される、態様1に記載の回路保護デバイス。
(態様7)
摺動コンタクトを第1の位置に固定するように構成される抑制ワイヤを更に含み、抑制要素を通じてアーミング電流を印加することにより、抑制要素が切断されて回路保護デバイスがアーミングされた状態に置かれる、態様1に記載の回路保護デバイス。
(態様8)
第1の電極、第2の電極、および第1の電極と第2の電極との間のヒーター要素を含む基板;
基板に配置される摺動コンタクトであって、基板における第1の位置において、摺動コンタクトは、第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素と間の導通をもたらし、基板における第2の位置において、摺動コンタクトは、第1の電極、第2の電極およびヒーター要素のいずれの間の導通ももたらさない、摺動コンタクト;ならびに
以下のアクティブ化状態:
過電流状態;
過温度状態;および
ヒーター要素が受けるアクティブ化制御電流
のいずれか1つが検出されると、摺動コンタクトを第2の位置に摺動させる力を摺動コンタクトに及ぼすように構成されるバネ要素
を含む、回路保護デバイス。
(態様9)
ヒーター要素が、薄膜抵抗器および正温度係数デバイスの一方を含む、態様1または8に記載の回路保護デバイス。
(態様10)
回路保護デバイスの周りの周囲温度が閾値温度を超えると、バネ要素が摺動コンタクトを第2の位置に移動させる過温度状態が検出される、態様1または8に記載の回路保護デバイス。
(態様11)
基板が、パネルに対する回路保護デバイスの表面実装を可能にするように構成される実装パッドを含む、態様1または8に記載の回路保護デバイス。
(態様12)
基板、摺動コンタクトおよびバネ要素を収容するハウジングを更に含み、好ましくは、以下の状態:
基板、摺動コンタクトおよびバネ要素回路を収容するハウジングの高さが約1.5mm以下であること、
基板、摺動コンタクトおよびバネ要素を収容するハウジングの長さが約6.0mm以下であること、
基板、摺動コンタクトおよびバネ要素を収容するハウジングの幅が約3.8mm以下であること、
の少なくとも1つが存在する、態様1または8に記載の回路保護デバイス。

Claims (12)

  1. 第1の電極、第2の電極およびヒーター要素を含む基板であって、前記ヒーター要素はアクティブ化制御電流を受けるように構成される、基板;
    基板の第1の位置に配置される摺動コンタクトであって、前記第1の位置において、検知要素を介して第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素とに接続され、第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素との間に導通をもたらす、摺動コンタクト;
    検知要素の復元力が失われると摺動コンタクトを第2の位置に移動させるように構成されるバネ要素であって、前記第2の位置において、摺動コンタクトは、第1の電極、第2の電極およびヒーター要素のいずれの間の導通ももたらさない、バネ要素
    を含む3機能の回路保護デバイスであって、
    摺動コンタクトは、バネ要素によって力を及ぼされるカンチレバー部を含み、
    検知要素は、以下のアクティブ化状態
    過電流状態;
    過温度状態;および
    ヒーター要素が受けるアクティブ化制御電流
    のいずれか1つが検出されると復元力を失うように構成される、回路保護デバイス。
  2. 検知要素が、閾値温度で溶融する材料を含む、請求項1に記載の回路保護デバイス。
  3. ンチレバー部は、基板における開口部および基板全体に適合するハウジングの下面における開口部の一方によって規定されるチャネルの中に延在し、カンチレバー部は、摺動コンタクトが第1の位置にあるときにチャネルの第1の端に位置する、請求項1に記載の回路保護デバイス。
  4. 検知要素が復元力を失うと、バネ要素は、(a)カンチレバー部をチャネルの第2の端の方へ押すことにより、または(b)カンチレバー部をチャネルの第2の端の方へ引くことにより、摺動コンタクトを第2の位置に移動させるように構成される、請求項3に記載の回路保護デバイス。
  5. 第1の電極と第2の電極との間を通る電流が閾値電流を超えて検知要素の溶融がもたらされると、バネ要素が摺動コンタクトを第2の位置に移動させる過電流状態が検出される、請求項1に記載の回路保護デバイス。
  6. ヒーター要素は、アクティブ化制御電流を受けると、検知要素の融点まで加熱されるように構成される、請求項1に記載の回路保護デバイス。
  7. 摺動コンタクトを第1の位置に固定するように構成される抑制ワイヤを更に含み、抑制要素を通じてアーミング電流を印加することにより、抑制要素が切断されて回路保護デバイスがアーミングされた状態に置かれる、請求項1に記載の回路保護デバイス。
  8. 第1の電極、第2の電極、および第1の電極と第2の電極との間のヒーター要素を含む基板;
    基板に配置される摺動コンタクトであって、該摺動コンタクトはカンチレバー部を含み、基板における第1の位置において、摺動コンタクトは、第1の電極と、第2の電極と、ヒーター要素と間の導通をもたらし、基板における第2の位置において、摺動コンタクトは、第1の電極、第2の電極およびヒーター要素のいずれの間の導通ももたらさない、摺動コンタクト;ならびに
    以下のアクティブ化状態:
    過電流状態;
    過温度状態;および
    ヒーター要素が受けるアクティブ化制御電流
    のいずれか1つが検出されると、摺動コンタクトを第2の位置に摺動させる力を摺動コンタクトのカンチレバー部に及ぼすように構成されるバネ要素
    を含む、回路保護デバイス。
  9. ヒーター要素が、薄膜抵抗器および正温度係数デバイスの一方を含む、請求項1または8に記載の回路保護デバイス。
  10. 回路保護デバイスの周りの周囲温度が閾値温度を超えると、バネ要素が摺動コンタクトを第2の位置に移動させる過温度状態が検出される、請求項1または8に記載の回路保護デバイス。
  11. 基板が、パネルに対する回路保護デバイスの表面実装を可能にするように構成される実装パッドを含む、請求項1または8に記載の回路保護デバイス。
  12. 基板、摺動コンタクトおよびバネ要素を収容するハウジングを更に含、請求項1または8に記載の回路保護デバイス。
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