JP6005413B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気浄化装置に関するものである。
従来より、ディーゼルエンジンにおいては、排気ガスが流通する排気管の途中に、酸素共存下でも選択的にNOxを還元剤と反応させる性質を備えた選択還元型触媒を装備し、該選択還元型触媒の上流側に必要量の還元剤を添加して該還元剤を選択還元型触媒上で排気ガス中のNOx(窒素酸化物)と還元反応させ、これによりNOxの排出濃度を低減し得るようにしたものがある。
他方、プラント等における工業的な排煙脱硝処理の分野では、還元剤にアンモニア(NH3)を用いてNOxを還元浄化する手法の有効性が既に広く知られているところであるが、自動車の場合には、アンモニアそのものを搭載して走行することに関し安全確保が困難であるため、近年においては、尿素水を還元剤として使用することが研究されている。
即ち、尿素水を選択還元型触媒の上流側で排気ガス中に添加すれば、該排気ガスの熱によって尿素水が次式によりアンモニアと炭酸ガスに熱分解され、選択還元型触媒上で排気ガス中のNOxがアンモニアにより良好に還元浄化されることになる。
[化1]
(NH22CO+H2O→2NH3+CO2
尚、この種の排気浄化装置に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特開2002−161732号公報
しかしながら、このような排気浄化装置にあっては、選択還元型触媒の温度が約200℃程度まで上がらないと十分な触媒活性が得られないため、冷機始動時に選択還元型触媒の温度が約200℃程度に達するまで尿素水の添加を実施することができず、この間にNOxが浄化されないまま排出されてNOx低減率が大幅に低下してしまうという問題があった。
因みに、このような冷機始動時にあっては、エンジンの暖機が優先されて排気ガス再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)も中止されるようになっているため、排気ガス再循環によりNOxを抑制することができないという事情もあった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、選択還元型触媒等の後処理装置を従来より早期に昇温し得るようにした排気浄化装置を提供することを目的としている。
本発明は、排気管途中の後処理装置より上流に酸化触媒を備え、該酸化触媒に対し燃料を添加して該燃料が前記酸化触媒上で酸化反応した時の反応熱により前記後処理装置の昇温を図り得るようにした排気浄化装置であって、前記酸化触媒より上流の排気管に、燃料を排気管内に直噴する燃料添加手段と、燃料を反応性の高い改質ガスに分解して排気管内に導入する改質ガス添加手段とを備え、前記酸化触媒の温度が前記改質ガス添加手段からの改質ガスを酸化処理可能な活性下限温度を成す第一温度以上で且つ前記燃料添加手段からの添加燃料を酸化処理可能な活性下限温度を成す第二温度を下まわっている時に前記改質ガス添加手段による改質ガスの導入を実施し、前記酸化触媒の温度が前記第二温度以上となっている時には燃料添加手段による燃料の直噴を実施し得るように構成されており、
前記改質ガス添加手段が、改質ガスに着火するための着火手段と、改質ガスの燃焼を助勢する燃焼空気を導く燃焼空気供給管とを備え、酸化触媒の温度が第一温度を下まわっている時に改質ガス添加手段により改質ガスを生成し且つ該改質ガスに着火してバーナ燃焼を実施し得るように構成されていることを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、酸化触媒の温度が添加燃料を酸化処理可能な第二温度を下まわっていても、該第二温度より低い第一温度に達した段階で改質ガス添加手段による改質ガスの導入が実施され、その下流に配置されている酸化触媒にて反応性の高い改質ガスが酸化処理され、その反応熱により前記酸化触媒が急速に昇温して第二温度に達し、これにより改質ガス添加手段による改質ガスの導入から燃料添加手段による燃料の排気管内への直噴に切り替わり、活性の上がった酸化触媒にて添加燃料が直接的に酸化処理され、その反応熱で加熱された排気ガスが更に下流の後処理装置を通過することで該後処理装置が従来より早期に昇温されることになる。
また、酸化触媒の温度が第一温度を下まわっていても、改質ガス添加手段により生成された改質ガスが着火手段により着火され且つ燃焼空気供給管により燃焼空気が供給されることでバーナ燃焼が実施されるので、該バーナ燃焼により酸化触媒が速やかに昇温されて第一温度に達することになる。
また、本発明においては、前記改質ガス添加手段が、燃料を反応性の高い改質ガスに分解する性質を備えた通気構造の改質触媒と、該改質触媒を収容して一端側を排気管内に開放したケーシングと、該ケーシングの他端側に接続されて改質ガスを一端側へ掃気するための搬送空気を導く搬送空気供給管と、前記ケーシングの他端側に接続されて燃料を前記改質触媒に供給する燃料供給管と、前記改質触媒を加熱する加熱手段とを備えていることが好ましい。
このように改質ガス添加手段を構成した場合、加熱手段により改質触媒を加熱して触媒活性を高めた上、該改質触媒に燃料供給管から燃料を供給し且つケーシングの他端側に搬送空気供給管から搬送空気を導くと、前記改質触媒にて燃料が反応性の高い改質ガスに分解されて搬送空気により排気管内に送り出されることになる。
上記した本発明の排気浄化装置によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1、2に記載の発明によれば、酸化触媒の温度が添加燃料を酸化処理可能な第二温度を下まわっている時に、該第二温度より低い第一温度に達した段階から改質ガス添加手段による改質ガスの導入を実施し、該改質ガスを下流の酸化触媒で酸化処理させることにより該酸化触媒を反応熱で急速に昇温して第二温度まで到達させることができ、これ以降は、改質ガス添加手段による改質ガスの導入から燃料添加手段による燃料の排気管内への直噴に切り替えることによって、活性の上がった酸化触媒にて添加燃料を直接的に酸化処理することで燃料の発熱量を最大限に利用して排気ガスを加熱し、該排気ガスを更に下流の後処理装置を通過させることで該後処理装置を従来より早期に昇温させることができ、例えば、後処理装置が尿素水を還元剤とする選択還元型触媒である場合には、該選択還元型触媒を冷機始動時でも早期に活性化させて尿素水の添加を従来より早い段階から開始することができ、冷機始動時におけるNOx低減率の大幅な向上を図ることができ、また、後処理装置がパティキュレートフィルタである場合には、該パティキュレートフィルタを排気温度の低い運転条件下でも早期にパティキュレート(煤分)を燃焼除去し得る再生温度まで到達させることができ、パティキュレートフィルタの再生時間の大幅な短縮を図ることができる。
(II)本発明の請求項1、2に記載の発明によれば、酸化触媒の温度が第一温度を下まわっている時に、改質ガス添加手段により生成された改質ガスに着火手段で着火することによりバーナ燃焼を実施することができ、該バーナ燃焼により酸化触媒を速やかに昇温して第一温度まで上げることができるので、改質ガス添加手段による改質ガスの導入の開始時期を早め、延いては燃料添加手段による燃料の排気管内への直噴への切り替え時期を早めることができるので、後処理装置をより一層速やかに昇温することができる。
本発明を実施する形態の一例を示す概略図である。 図1の改質ガス添加装置の詳細を示す断面図である。 図1の例における酸化触媒の出口温度の時間的な推移を示すグラフである。 本発明の別の形態例を示す概略図である。 図4の例における酸化触媒の出口温度の時間的な推移を示すグラフである。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例を示すもので、排気ガス1が流通する排気管2の途中に、酸素共存下でも選択的にNOxをアンモニアと反応させ得る性質を備えた選択還元型触媒3(後処理装置)が装備されており、該選択還元型触媒3の入側に、尿素水4を還元剤として添加する尿素水添加装置5が配置され、前記選択還元型触媒3の出側には、前記尿素水4から生成されて前記選択還元型触媒3で反応しないまま通過した余剰のアンモニアを酸化処理するアンモニア低減触媒6が装備されている。
また、前記尿素水添加装置5より上流側の排気管2には、排気ガス1中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタ7(後処理装置)が装備されており、該パティキュレートフィルタ7の入側には、排気ガス1に添加された燃料8を酸化処理し得る酸化触媒9が装備されている。
そして、前記酸化触媒9より上流の排気管2に、燃料8を排気管2内に直噴する燃料添加装置10と、燃料8を反応性の高い改質ガス11に分解して排気管2内に導入する改質ガス添加装置12とが備えられており、これら燃料添加装置10と改質ガス添加装置12及び前記尿素水添加装置5の作動は制御装置13により制御信号13aを介して制御されるようになっている。
尚、図1中における制御信号13aは説明の便宜上から燃料添加装置10と改質ガス添加装置12及び尿素水添加装置5の夫々に向かって直接的に延びているが、実際には、これらの作動を担う機器類への電気信号として出力されることは勿論である。
ここで、前記酸化触媒9の出側には、該酸化触媒9の温度の代用値として排気ガス1の温度を検出する温度センサ14が配置されていると共に、前記選択還元型触媒3の入側には、該選択還元型触媒3の温度の代用値として排気ガス1の温度を検出する温度センサ15が配置されており、これらの温度センサ14,15の検出信号14a,15aが前記制御装置13に入力されるようになっている。
前記制御装置13においては、前記温度センサ14,15の検出信号14a,15aに基づいて、前記酸化触媒9の温度が前記改質ガス添加装置12からの改質ガス11を酸化処理可能な活性下限温度を成す第一温度(約80℃程度)以上で且つ前記燃料添加装置10からの添加燃料8を酸化処理可能な活性下限温度を成す第二温度(約200℃程度)を下まわっている時に前記改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入を実施し、前記酸化触媒9の温度が前記第二温度以上となっている時には燃料添加装置10による燃料8の直噴を実施し得るようにしてある。
また、図2を用いて前記改質ガス添加装置12の具体的な構造につき補足しておくと、この改質ガス添加装置12は、燃料8をH2とCOに分解する性質を備えた通気構造の改質触媒16と、該改質触媒16を収容して一端側を排気管2内に開放したケーシング17と、該ケーシング17の他端側に接続されて改質ガス11を一端側へ掃気するための搬送空気18を導く搬送空気供給管19と、前記ケーシング17の他端側に接続されて燃料8を前記改質触媒16に供給する燃料供給管20と、前記改質触媒16を加熱するグロープラグ21(加熱手段)とを備えて構成されている。
ここで、前記通気構造の改質触媒16は、例えば、金属メッシュに触媒原料をコーティングして構成することが可能であり、ここに適宜数のグロープラグ21をケーシング17の他端側から挿し込むようにして配置し、前記各グロープラグ21に対し通電して発熱させることで前記改質触媒16を昇温し得るようになっている。
斯かる改質ガス添加装置12で排気管2内に改質ガス11を導入するにあたっては、グロープラグ21により改質触媒16を加熱して触媒活性を高めた上、該改質触媒16に燃料供給管20から燃料8を供給し且つケーシング17の他端側に搬送空気供給管19から搬送空気18を導くと、前記改質触媒16にて燃料8が反応性の高い改質ガス11に分解されて搬送空気18により排気管2内に送り出されることになる。
而して、このように排気浄化装置を構成すれば、図3のグラフ中に曲線Aで示す通り、酸化触媒9の温度が添加燃料8を酸化処理可能な第二温度(約200℃程度)を下まわっていても、該第二温度より低い第一温度(約80℃程度)に達した段階T1で改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入が実施され、その下流に配置されている酸化触媒9にて反応性の高い改質ガス11が酸化処理され、その反応熱により前記酸化触媒9が急速に昇温して第二温度に達し、この段階T2で改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入から燃料添加装置10による燃料8の排気管2内への直噴に切り替わり、活性の上がった酸化触媒9にて添加燃料8が直接的に酸化処理され、その反応熱で加熱された排気ガス1が更に下流の選択還元型触媒3を通過することで該選択還元型触媒3が従来より早期に昇温されることになる(改質ガス11の先行導入がなければ曲線Bのように前記段階T2より遅い段階T3まで燃料8の添加を開始できない)。
従って、本形態例によれば、酸化触媒9の温度が添加燃料8を酸化処理可能な第二温度を下まわっている時に、該第二温度より低い第一温度に達した段階から改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入を実施し、該改質ガス11を下流の酸化触媒9で酸化処理させることにより該酸化触媒9を反応熱で急速に昇温して第二温度まで到達させることができ、これ以降は、改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入から燃料添加装置10による燃料8の排気管2内への直噴に切り替えることによって、活性の上がった酸化触媒9にて添加燃料8を直接的に酸化処理することで燃料8の発熱量を最大限に利用して排気ガス1を加熱し、該排気ガス1を更に下流の選択還元型触媒3を通過させることで該選択還元型触媒3を従来より早期に昇温させることができ、該選択還元型触媒3を冷機始動時でも早期に活性化させて尿素水4の添加を従来より早い段階から開始することができ、冷機始動時におけるNOx低減率の大幅な向上を図ることができる。
ここで、補足して説明しておくと、燃料8は改質触媒16で改質ガス11に分解されることで既にエネルギーロスを生じてしまうので、改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入だけで選択還元型触媒3の昇温を図るのは効率が悪く、できるだけ早く燃料添加装置10による燃料8の排気管2内への直噴に切り替えて燃料8の発熱量を最大限に利用することが重要である。
また、ここに図示している例では、選択還元型触媒3の上流側にパティキュレートフィルタ7が備えられているが、該パティキュレートフィルタ7の強制再生を行う際にも、前述の燃料添加装置10と改質ガス添加装置12の切り替え制御を流用することによって、パティキュレートフィルタ7を排気温度の低い運転条件下でも早期にパティキュレート(煤分)を燃焼除去し得る再生温度まで到達させることができ、パティキュレートフィルタ7の再生時間の大幅な短縮を図ることができる。
尚、パティキュレートフィルタ7の強制再生を行うに際しては、図示しないエンジンにおいて、圧縮上死点付近で行われる燃料のメイン噴射に続いて圧縮上死点より遅い非着火のタイミングでポスト噴射を追加することで排気ガス1中に燃料を添加するのが一般的で、ポスト噴射が使用できる温度になるまで時間がかかるという課題や、エンジン側と独立して燃料添加量を制御することができないために温度コントロールが難しいという課題があったが、これらの課題を払拭できるというメリットもある。
また、図4は本発明の別の形態例を示すもので、本形態例においては、改質ガス添加装置12に、改質ガス11に着火するための着火手段としてグロープラグ22をケーシング17の一端側のガス出口部17aに配置すると共に、改質ガス11の燃焼を助勢する燃焼空気23を導く燃焼空気供給管24を前記ケーシング17内におけるグロープラグ22の直前位置に接続した構成を採用しており、前述の燃料添加装置10と改質ガス添加装置12の切り替え制御に加え、酸化触媒9の温度が第一温度を下まわっている時に改質ガス添加装置12により改質ガス11を生成し且つ該改質ガス11に着火してバーナ燃焼を実施し得るようになっている。
このように改質ガス添加装置12を構成した場合、酸化触媒9の温度が第一温度を下まわっていても、図5のグラフ中に曲線A’で示す通り、改質ガス添加装置12により生成された改質ガス11がグロープラグ22により着火され且つ燃焼空気供給管24により燃焼空気23が供給されることでバーナ燃焼が実施されるので、該バーナ燃焼により酸化触媒9が速やかに昇温されて第一温度に達し、先の図1〜図3の形態例における段階T1(図3参照)より早い段階T1’から改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入が開始され、先の図1〜図3の形態例における段階T2(図3参照)より早い段階T2’から燃料添加装置10による燃料8の排気管2内への直噴が開始されることになる(バーナ燃焼の実施がなく且つ改質ガス11の先行導入もなければ曲線Bのように前記段階T2’より遅い段階T3まで燃料8の添加を開始できない)。
従って、本形態例によれば、酸化触媒9の温度が第一温度を下まわっている時に、改質ガス添加装置12により生成された改質ガス11に着火手段で着火することによりバーナ燃焼を実施することができ、該バーナ燃焼により酸化触媒9を速やかに昇温して第一温度まで上げることができるので、改質ガス添加装置12による改質ガス11の導入の開始時期を早め、延いては燃料添加装置10による燃料8の排気管2内への直噴への切り替え時期を早めることができるので、選択還元型触媒3をより一層速やかに昇温して更に早期な活性化を図ることができ、冷機始動時におけるNOx低減率の更なる向上を図ることができる。
また、パティキュレートフィルタ7を強制再生するにあたっても、該パティキュレートフィルタ7をより一層速やかに昇温して更に早期にパティキュレート(煤分)を燃焼除去し得る再生温度まで到達させることができ、パティキュレートフィルタ7の再生時間の更に大幅な短縮を図ることができる。
尚、本発明の排気浄化装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 排気管
3 選択還元型触媒(後処理装置)
7 パティキュレートフィルタ(後処理装置)
8 燃料
9 酸化触媒
10 燃料添加装置(燃料添加手段)
11 改質ガス
12 改質ガス添加装置(改質ガス添加手段)
16 改質触媒
17 ケーシング
18 搬送空気
19 搬送空気供給管
20 燃料供給管
21 グロープラグ(加熱手段)
22 グロープラグ(着火手段)
23 燃焼空気
24 燃焼空気供給管

Claims (2)

  1. 排気管途中の後処理装置より上流に酸化触媒を備え、該酸化触媒に対し燃料を添加して該燃料が前記酸化触媒上で酸化反応した時の反応熱により前記後処理装置の昇温を図り得るようにした排気浄化装置であって、前記酸化触媒より上流の排気管に、燃料を排気管内に直噴する燃料添加手段と、燃料を反応性の高い改質ガスに分解して排気管内に導入する改質ガス添加手段とを備え、前記酸化触媒の温度が前記改質ガス添加手段からの改質ガスを酸化処理可能な活性下限温度を成す第一温度以上で且つ前記燃料添加手段からの添加燃料を酸化処理可能な活性下限温度を成す第二温度を下まわっている時に前記改質ガス添加手段による改質ガスの導入を実施し、前記酸化触媒の温度が前記第二温度以上となっている時には燃料添加手段による燃料の直噴を実施し得るように構成されており、
    前記改質ガス添加手段が、改質ガスに着火するための着火手段と、改質ガスの燃焼を助勢する燃焼空気を導く燃焼空気供給管とを備え、酸化触媒の温度が第一温度を下まわっている時に改質ガス添加手段により改質ガスを生成し且つ該改質ガスに着火してバーナ燃焼を実施し得るように構成されていることを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記改質ガス添加手段が、燃料を反応性の高い改質ガスに分解する性質を備えた通気構造の改質触媒と、該改質触媒を収容して一端側を排気管内に開放したケーシングと、該ケーシングの他端側に接続されて改質ガスを一端側へ掃気するための搬送空気を導く搬送空気供給管と、前記ケーシングの他端側に接続されて燃料を前記改質触媒に供給する燃料供給管と、前記改質触媒を加熱する加熱手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
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