JP6004667B2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6004667B2 JP6004667B2 JP2012039120A JP2012039120A JP6004667B2 JP 6004667 B2 JP6004667 B2 JP 6004667B2 JP 2012039120 A JP2012039120 A JP 2012039120A JP 2012039120 A JP2012039120 A JP 2012039120A JP 6004667 B2 JP6004667 B2 JP 6004667B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- diameter portion
- bearing
- drive shaft
- lip seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
すなわち、本発明にかかる圧縮機は、ハウジング内に圧縮機構が内蔵され、該圧縮機構を駆動する駆動軸が前記ハウジングに軸受を介して回転自在に支持されるとともに、前記駆動軸の一端が前記ハウジングを貫通して外部に突出され、そのハウジングを貫通する部位に該ハウジングの内外を軸封するリップシールが設けられている圧縮機において、前記駆動軸の内端側には、前記軸受を介して支持される大径部が設けられ、その大径部に軸方向に貫通する少なくとも1以上の貫通穴が設けられるとともに、前記大径部の前記リップシールと対向する外端面側に、前記貫通穴を介して内端面側の空間から油を含む冷媒ガスを吸引して強制的に循環させる羽根部材が設けられていることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る圧縮機の縦断面図(A)と、その循環用部材の正面および断面図(B)が示されている。なお、ここでは、スクロール圧縮機に適用した例について説明するが、本発明は、スクロール圧縮機に限定されるものではない。
スクロール圧縮機(圧縮機)1は、外殻を構成するダイカスト製のハウジング2を備えている。ハウジング2は、圧縮機構の収容空間を形成する一端側が開口されている有底円筒カップ形状をなすリアハウジング3と、軸受を設置する軸受収容部5,6を有し、リアハウジング3の開口部に嵌合装着されるフロントハウジング4とを複数本のボルト(図示省略)を介して一体に結合した構成とされている。
圧縮機1は、外部の駆動源から動力の供給を受け、駆動軸21が回転されることによって作動される。駆動軸21が回転されると、スクロール圧縮機構7の旋回スクロール9が固定スクロール8の周りに公転旋回駆動され、一対の圧縮室10が外周側から中心側に向って容積を減少しつつ移動される。これによって、吸入チャンバー13から圧縮室10内に吸い込まれた低圧の冷媒ガスが圧縮され、高温高圧ガスとなって吐出ポート17より吐出チャンバー14内に吐出された後、吐出配管を介して圧縮機外部へと送り出される。
次に、本発明の第2実施形態について、図2を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、羽根部材34である円板43の構成が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図2(B)に示されるように、駆動軸21の大径部24の外端面に設置される羽根部材34を、貫通穴33と連通する複数の連通穴40を有するとともに、外表面側に羽根形状41を形成する複数条の底面が傾斜した凹溝42が設けられた円板43により構成している。なお、この円板43の厚さ、すなわち軸方向の厚さ寸法も、メイン軸受19の外面より外側に突出されるように設定されている。
次に、本発明の第3実施形態について、図3を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1および第2実施形態に対して、羽根部材34である羽根形状プレート46の構成が異なっている。その他の点については、第1および第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図3(B)に示されるように、駆動軸21の大径部24の外端面に設置される羽根部材34を、取り付けフランジ44と羽根45とを有するL字形状に折り曲げた薄板製の羽根形状プレート46により構成し、該羽根形状プレート46を大径部24の外端面にビス等を介して複数枚設置した構成としている。なお、この羽根形状プレート46の高さ、すなわち軸方向の高さ寸法も、メイン軸受19の外面より外側に突出されるように設定されている。
2 ハウジング
7 スクロール圧縮機構(圧縮機構)
19 メイン軸受(軸受)
21 駆動軸
24 大径部
31 リップシール
33 貫通穴
34 羽根部材
36 連通穴
37 括れ部
39 円板
40 連通穴
41 羽根形状
42 凹溝
43 円板
46 羽根形状プレート
Claims (3)
- ハウジング内に圧縮機構が内蔵され、該圧縮機構を駆動する駆動軸が前記ハウジングに軸受を介して回転自在に支持されるとともに、前記駆動軸の一端が前記ハウジングを貫通して外部に突出され、そのハウジングを貫通する部位に該ハウジングの内外を軸封するリップシールが設けられている圧縮機において、
前記駆動軸の内端側には、前記軸受を介して支持される大径部が設けられ、その大径部に軸方向に貫通する少なくとも1以上の貫通穴が設けられるとともに、
前記大径部の前記リップシールと対向する外端面側に、前記貫通穴を介して内端面側の空間から油を含む冷媒ガスを吸引して強制的に循環させる羽根部材が設けられ、
前記羽根部材は、前記貫通穴と連通する連通穴を備え、外周部に凹曲面状に欠損されている複数の括れ部が設けられている円板とされていることを特徴とする圧縮機。 - ハウジング内に圧縮機構が内蔵され、該圧縮機構を駆動する駆動軸が前記ハウジングに軸受を介して回転自在に支持されるとともに、前記駆動軸の一端が前記ハウジングを貫通して外部に突出され、そのハウジングを貫通する部位に該ハウジングの内外を軸封するリップシールが設けられている圧縮機において、
前記駆動軸の内端側には、前記軸受を介して支持される大径部が設けられ、その大径部に軸方向に貫通する少なくとも1以上の貫通穴が設けられるとともに、
前記大径部の前記リップシールと対向する外端面側に、前記貫通穴を介して内端面側の空間から油を含む冷媒ガスを吸引して強制的に循環させる羽根部材が設けられ、
前記羽根部材は、前記貫通穴と連通する連通穴を備え、外表面側に羽根形状を形成する複数条の底面が傾斜した凹溝が設けられている円板とされていることを特徴とする圧縮機。 - 前記羽根部材は、その軸方向寸法が、少なくとも前記大径部を支持している前記軸受の外端面よりも外側に突出される寸法とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012039120A JP6004667B2 (ja) | 2012-02-24 | 2012-02-24 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012039120A JP6004667B2 (ja) | 2012-02-24 | 2012-02-24 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013174178A JP2013174178A (ja) | 2013-09-05 |
JP6004667B2 true JP6004667B2 (ja) | 2016-10-12 |
Family
ID=49267282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012039120A Active JP6004667B2 (ja) | 2012-02-24 | 2012-02-24 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6004667B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07158571A (ja) * | 1993-12-08 | 1995-06-20 | Nippondenso Co Ltd | スクロール型圧縮機 |
JP2868998B2 (ja) * | 1994-03-14 | 1999-03-10 | 株式会社デンソー | スクロール型圧縮機 |
JPH11117866A (ja) * | 1997-10-09 | 1999-04-27 | Sanden Corp | 圧縮機 |
JP2001012366A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-16 | Sanden Corp | スクロール型圧縮機 |
JP2006183461A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 流体機械 |
-
2012
- 2012-02-24 JP JP2012039120A patent/JP6004667B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013174178A (ja) | 2013-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6439867B1 (en) | Scroll compressor having a clearance for the oldham coupling | |
US11002278B2 (en) | Pump mechanism and horizontal compressor having same | |
JP6554926B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2010163877A (ja) | 回転式圧縮機 | |
US9322403B2 (en) | Compressor | |
JP6633305B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
US20150361980A1 (en) | Scroll compressor | |
JP2018017161A (ja) | 冷媒用軸シール、これを備えた開放型冷媒圧縮機 | |
JP6004667B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP2012237251A (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP5145252B2 (ja) | スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機の給油方法 | |
WO2017150603A1 (ja) | 流体機械 | |
WO2012144489A1 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP5999922B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP7325975B2 (ja) | 開放型圧縮機 | |
JP2007077958A (ja) | 圧縮機 | |
JP5865960B2 (ja) | 圧縮機 | |
WO2017169523A1 (ja) | 筐体のシール構造及びそれを備えた圧縮機 | |
CN219754796U (zh) | 涡旋压缩机及车辆 | |
JP2019056336A (ja) | スクロール型流体機械 | |
WO2023045968A1 (zh) | 压缩机的止推结构和压缩机 | |
JP4865417B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP5285339B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
CN112879302A (zh) | 一种车用压缩机 | |
JP2007085298A (ja) | 圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160906 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6004667 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |