JP6004040B2 - ガルバニ電池式酸素センサ - Google Patents

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Description

本発明は、電極にPb(鉛)を含み、前記電極の電気化学反応により、気体や液体の濃度を測定するガルバニ電池式酸素センサに関する。
近年、電極(正極と負極)と電解液を有する定電式や電気化学式センサが広く知られている。特に、電気化学式センサのうち、負極にPbを用いたガルバニ電池式酸素センサは、小型、軽量であるとともに常温で作動し、しかも安価であるため船倉やマンホール等の酸欠状態のチェックや麻酔器、人工呼吸器などの医療機器における酸素濃度の検出等、広い分野で使用されている。
ガルバニ電池式酸素センサの動作原理は次の通りである。酸素を選択的に透過させかつ透過量を電池反応に見合うように制限する隔膜(図1中4Aに相当)を通ってきた酸素は、酸素を電気化学的に還元することができる触媒電極(図1中4Bに相当)で還元され、電解液(図1中7に相当)を介して電極(図1中では負極8に相当)との間で次のような電気化学反応を起こす。
電解液が酸性の場合
正極反応:O+4H+4e→2H
負極反応:2Pb+2HO→2PbO+4H+4e
全反応 :2Pb+O →2PbO
電解液がアルカリ性の場合
正極反応:O+2HO+4e→4OH
負極反応:2Pb+4OH→2PbO+2HO+4e
全反応 :2Pb+O→2PbO
電解液(7)が酸性の場合とアルカリ性の場合とでは、電荷の担い手は異なるが、いずれの場合も触媒電極(4B)と電極(8)との間に、酸素濃度に応じた電流が発生する。触媒電極(4B)での正極反応によって生じた電流は、触媒電極(4B)に圧接された正極集電体(図1中5に相当)で集電され、正極リード線(図1中6に相当)によって外部に導かれ、補正抵抗(図1中14に相当)及び温度補償用サーミスタ(図1中15に相当)を通して電極(8)に流れ込むことによって電圧信号に変換され、酸素センサ出力として電圧が得られる。その後、得られた出力電圧が周知の方法で酸素濃度に変換され、酸素濃度として検知される。なお、前記負極表面に発生したPbOは電解液中に溶解し、それによって表面に新たなPbが露出し、それが更に酸化されるメカニズムで前記電気化学反応が継続される。
このような酸素センサは、出力変動や出力異常が少ないことが要求されており、熱や衝撃などが加わった場合でもこれらの課題を解決できる技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、振動や衝撃、熱などの印加によって正極−負極間に空気層が形成されないように、電解液保持部材を正極集電体および負極室開口部に設ける態様が記載されている。 また、特許文献2には、振動や衝撃が加わった場合に、正極集電体と正極リード線の間の接触状態の変化をしにくくするために、これらを金属製としてかつ溶接等で一体化し、更に、正極集電体に接して電解液保持材を備える態様が記載されている。
また、寿命を長く、陽極表面の酸素還元阻止層の形成を防止するために、陽極表面に銅、鉛、アンチモニーあるいはゲルマニュームの少なくとも一つの金属の合成成分を含む薄い層を保有する態様が記載されている。
特開2002−350384号公報 特開2001−296268号公報 特開平6−88268号公報
しかしながら、特許文献1から3に記載の技術は、検知される酸素濃度の測定値に影響を受けやすい上述した電気化学反応そのものに起因する出力変動や出力異常の発生を抑制するものではなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、検知される酸素濃度の測定値に影響を受けやすい電気化学反応そのものに起因する出力変動や出力異常の発生を抑制することができるガルバニ電池式酸素センサを提供することを目的とする。
本発明に係るガルバニ電池式酸素センサは、ホルダーと、前記ホルダー内に収容された電極及び電解液を備え、前記電極はPb−Sb合金である。
前記Pb−Sb合金は、Sbが含まれるPb系結晶粒を有する金属組織を備えていることが好ましい。
前記Pb−Sb合金は、Sbが含まれるPb系結晶粒とPb−Sb系共晶組織が混在した金属組織を備えていることが好ましい。
前記Pb−Sb合金は、Pb−Sb系共晶組織のみの金属組織を備えていることが好ましい。
前記Pb−Sb合金は、Sbが含まれるPb系結晶粒、Pb−Sb系共晶組織及びSbの固溶体が混在した金属組織を備えていることが好ましい。
前記Pb−Sb合金は、Al、Ag、As、Bi、Cd、Cu、Fe、Mg、Na、Hg、Sn、Zn、S、Se及びCaからなる群から選択される1種または2種以上の元素が含まれていることが好ましい。
前記電解液は、酸性である場合は酢酸と酢酸カリウムの混合水溶液、アルカリ性である場合は水酸化カリウム水溶液又は水酸化ナトリウム水溶液であることが好ましい。
本発明によれば、検知される酸素濃度の測定値に影響を受けやすい電気化学反応そのものに起因する出力変動や出力異常の発生を抑制することができるガルバニ電池式酸素センサを提供できる。
本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサの断面構造を示す概念図である。 本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における金属組織を表す概念図である。 本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における他の金属組織を表す概念図である。 本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における他の金属組織を表す概念図である。 本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における他の金属組織を表す概念図である。 一般的なPb−Sb二元系合金の平衡状態図である。 出力電圧が安定することを説明するための概念図である。 従来の電極の任意の表面における金属組織を表す概念図である。
本発明者は、前述した電気化学反応そのものに起因する出力変動や出力異常が発生する課題があることを見出し、更に、その課題を解決することができる手段を見出した。
このようなセンサは、上述したような電気化学反応、すなわち、電極(Pb)を消耗させるメカニズムで測定を行っている。この消耗は、通常、電極(Pb)の表面で発生するが、その程度によっては、電極(Pb)の内部でも発生することが明らかとなった。その場合、電極内部においてその消耗が発生した部分の機械的強度が低下するため、当該部分から電極の欠けが生じ、更に、その欠けた破片が電解液(7)から電解液供給用の穿孔(11)やリード線用の穿孔(12)を通って正極集電体(5)や触媒電極(4B)に接触し、これによって、出力変動や出力異常が発生することが明らかとなった。
そのため、本発明者は電極(Pb)の高硬度化を検討したが、単に高硬度化させて逆に前記電気化学反応を抑制させる結果となる場合は、電極の電極活性が劣化している状態であるため、正確な酸素濃度を検知することが難しくなり、センサとして機能しなくなる恐れがある。従って、前記反応の抑制を抑えつつ、前記電極の欠けも抑制するという相反する課題を解決しなければならなかった。
そこで、鋭意検討を重ねた結果、本発明者は、前記電極(Pb)をPb−Sb合金とすることで、センサとして機能し、かつ、前記電極の欠けも抑制することができることを見出し、その結果、前記電気化学反応そのものに起因する出力変動や出力異常の発生を抑制でき、また、センサの長寿命化も実現することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
以下に、本発明の実施形態を説明する。
本実施形態では、本発明に係るセンサのうち、好適な一例として、ガルバニ電池式酸素センサを用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサの断面構造を示す概念図である。
図1において、1は第1ホルダー蓋(中蓋)、2はO−リング、3は隔膜へのゴミ、チリの付着あるいは、水膜付着を防止するための保護膜、4Aは隔膜、4Bは触媒電極、5は正極集電体、6は正極リード線、7は電解液、8は負極、9はホルダー、10は第2ホルダー蓋(外蓋)、11は電解液供給用の穿孔、12はリード線用の穿孔、13は正極集電体保持部、14は補正抵抗、15は温度補償用サーミスタである。触媒電極4Bと正極集電体5とで正極45を構成する。また、第1ホルダー蓋1と第2ホルダー蓋10とでホルダー蓋101を構成する。
本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサは、図1に示すように、ホルダー9と、前記ホルダー9内に収容された正極45、負極8及び電解液7と、前記正極45上に設けられた隔膜4Aと、前記隔膜4A上に設けられた保護膜3と、前記ホルダー9の保護膜3上に固着して又は着脱可能に設けられ、隔膜4Aに通ずる酸素供給経路(空間)となる貫通孔16が設けられたホルダー蓋101と、前記正極45及び負極8に直列に連結された補正抵抗14及び温度補償用サーミスタ15とを備える。
本発明に係るセンサは、図1に示すような実施形態を一例とするものであって、ホルダー9と、前記ホルダー9内に収容された電極(図1では負極8)及び電解液7を備え、前記電極は、Pb−Sb合金であることを特徴とする。
なお、本発明でいう「Pb−Sb合金」とは、Pb及びSbを主とする合金であるが、本発明の要旨(後述する図2から図5に示す金属組織であること)を逸脱しない限りにおいて、Pb及びSb以外の金属やその他不純物が含まれていてもよい。Pb及びSb以外の金属やその他不純物として、Al、Ag、As、Bi、Cd、Cu、Fe、Mg、Na、Hg、Sn、Zn、S、Se、Ca等が挙げられる。
このように、本発明に係るセンサは、電極(図1では負極8)はPb−Sb合金であるため、センサとして機能し、かつ、前記電極の欠けも抑制することができる。これはPb−Sb合金を用いた場合でも、Pbは合金中に存在するため、電極表面におけるPbの電気化学反応は起こる一方で、電極内部にはSbが存在するため、電極内部での前記反応は抑制されると考えられる。なお、電極内部での前記反応は、電極表面での前記反応よりも反応に寄与する表面積が小さいため、反応規模的には小さいものであると考えられる。
以上より、電極(図1では負極8)をPb−Sb合金とすることで、前記電気化学反応の抑制を抑えつつ、すなわちセンサとして機能し、かつ、前記電極の欠けも抑制することができる。その結果、出力変動や出力異常の発生を抑制でき、また、センサの長寿命化も実現することができる 。
図2は、本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における金属組織を表す概念図であり、図6は、一般的なPb−Sb二元系合金の平衡状態図であり、図8は、従来の電極の任意の表面における金属組織を表す概念図である。
前記Pb−Sb合金は、図2に示すように、内部にSb30が含まれるPb系結晶粒(図6でいうα相、以下同じ。)18を有する金属組織を備えていることが好ましい。また、該Pb結晶粒18の間には結晶粒界20を備えている。
この図2における金属組織となるのは、Pb−Sb合金中のSbの含有量が0.5wt%以上3.5wt%未満(より好ましくは0.5wt%以上3.0wt%以下)の場合である。
なお、本発明において、前記Pb−Sb合金中のSbの含有量は、測定する合金の任意の箇所に対してEDX分析(ビーム径:1mm)を行い、そこで測定される金属元素全体に対するSbの質量%(Pb+Sb+「Pb及びSb以外の金属やその他不純物」=100%とする。)を算出した値である。
従来、ガルバニ電池式酸素センサの負極8はPbであるため、その金属組織は、図8に示すように、内部にSb30が含まれないPb結晶粒18Aと該Pb結晶粒18Aの間の結晶粒界20Aを備えている。
これに対し、本発明は、負極8を図2に示すような金属組織とするため、センサとして機能し、かつ、前記電極(負極8)の欠けも抑制することができる。これはPb系結晶粒18表面においてはPbの電気化学反応が起こる一方で、電極内部にはSbが存在するため、Pb系結晶粒18間の結晶粒界20の金属結合が強化され電極内部(特に、結晶粒界20)での前記反応が抑制されると考えられる。
なお、前述したように電極内部での前記反応は規模的には小さいものであると考えられる。従って、負極8を図2に示すような金属組織とすることで、前記電気化学反応の抑制を抑えつつ、すなわちセンサとして機能し、かつ、前記電極の欠けも抑制することができる。また、その結果、出力変動や出力異常の発生を抑制でき、更に、センサの長寿命化も実現することができる 。
図3は、本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における他の金属組織を表す概念図である。
前記Pb−Sb合金は、図3に示すように、内部にSb30が含まれるPb系結晶粒18、Pb−Sb系共晶組織50が混在した金属組織を備えることが好ましい。
この図3における金属組織となるのは、Pb−Sb合金中のSbの含有量が3.5wt%以上11.1wt%未満(より好ましくは4.0wt%以上10.0wt%以下)の場合である。
このように、Pb−Sb合金を図3に示すような金属組織とするため、センサとして機能し、かつ、前記電極(負極8)の欠けも抑制することができる。
これはPb系結晶粒18の表面においてはPbの電気化学反応が起こる一方で、電極内部にはSbが存在するため、結晶粒界20の金属結合が強化されると考えられる。よって、電極内部(特に、結晶粒界20)での前記反応が抑制されると考えられる。なお、Pb−Sb系共晶組織50はその結晶幅が前記Pb系結晶粒18よりも微細化されているため、電解液と接する粒界面積が増加する。従って、Pb−Sb系共晶組織50の電極内部への溶解は低減されると考えられる。
従って、負極8を図3に示すような金属組織とすることで、前記電気化学反応の抑制を抑えつつ、すなわちセンサとして機能し、かつ、前記電極の欠けも抑制することができる。また、その結果、出力変動や出力異常の発生を抑制でき、更に、センサの長寿命化も実現することができる 。
図4は、本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における他の金属組織を表す概念図である。
前記Pb−Sb合金は、図4に示すように、Pb−Sb系共晶組織のみの金属組織を備えていることが好ましい。
この図4における金属組織となるのは、Pb−Sb合金中のSbの含有量が11.1wt%の場合である。
このように、Pb−Sb合金を図4に示すような金属組織とするため、センサとして機能し、かつ、前記電極(負極8)の欠けも抑制することができる。
これは、微細化されたPb−Sb系共晶組織50により電極内部においては前記反応は抑制されるが、その表面においては電解液と接する粒界面積が増加するもののPbの電気化学反応は従来のPb負極の場合と同じと考えられる。
従って、負極8を図4に示すような金属組織とすることで、前記電気化学反応の抑制を押さえつつ、すなわちセンサとして機能し、かつ、前記電極の欠けも抑制することができる。また、その結果、出力変動や出力異常の発生を抑制でき、更に、センサの長寿命化も実現することができる 。
図5は、本実施形態に係るガルバニ電池式酸素センサに用いられる電極の任意の表面における他の金属組織を表す概念図である。
前記Pb−Sb合金は、図5に示すように、内部にSb30が含まれるPb系結晶粒、Pb−Sb系共晶組織50及びSbの固溶体60(図6でいうβ相、以下同じ。)が混在した金属組織を備えていることが好ましい。
この図5における金属組織となるのは、Pb−Sb合金中のSbの含有量が11.1wt%を超える場合である。
このように、Pb−Sb合金を図5に示すような金属組織とするため、センサとして機能し、かつ、前記電極(負極8)の欠けも抑制することができる。
これはPb系結晶粒18の表面においてPbの電気化学反応は起こる一方で、電極内部にはSbが存在するため、結晶粒界20の金属結合が強化され電極内部(特に、結晶粒界20)での前記反応が抑制され、また、Sbの固溶体60表面では前記反応は起らないが、Pb−Sb系共晶組織50の表面は、従来のPb負極の場合と同じように前記反応が進行するためと考えられる。
従って、負極8を図5に示すような金属組織とすることで、前記電気化学反応の抑制を抑えつつ、すなわちセンサとして機能し、かつ、前記電極の欠けも抑制することができる。また、その結果、出力変動や出力異常の発生を抑制でき、更に、センサの長寿命化も実現することができる 。
なお、Pb−Sb合金中のSbの含有量が高ければ高いほど、電極を製造する際の加工性が低下する。従って、本観点を考慮する場合は、図5に示す金属組織におけるSbの含有量は11.1wt%を超え40.0wt%以下であることが好ましく、より好ましくは11.1wt%を超え14.0wt%以下であり、更に好ましくは図3及び図4に示す金属組織(Sbの含有量が3.5wt%以上11.1wt%以下(より好ましくは、4.0wt%以上11.1wt%以下))、更に好ましくは図3に示す金属組織(Sbの含有量が3.5wt%以上11.1wt%未満(より好ましくは、4.0wt%以上10.0wt%以下))、更に好ましくは、図2に示す金属組織(Sbの含有量が0.5wt%以上3.5wt%未満(より好ましくは、0.5wt%以上3.0wt%以下))である。
前記「Pb−Sb合金」は、Al、Ag、As、Bi、Cd、Cu、Fe、Mg、Na、Hg、Sn、Zn、S、Se及びCaからなる群から選択される1種または2種以上の元素が含まれていることが好ましい。
このように、上記元素が含まれていることで、センサとして機能し、かつ、前記電極(負極8)の欠けを更に抑制することができる。
また、上記元素が含まれていることで、PbにSbが含まれることによる加工性の低下も抑制することができる。
なお、前記「Pb−Sb合金」に含まれる元素はAsであることが好ましく、より好ましくはAs及びSであることが好ましい。
前記センサはガルバニ式酸素センサであることが好ましい。
本発明に係るセンサをこのような用途に用いることで好適な効果を得ることができる。
電解液7は、前記電極を溶解させて前記電気化学反応を起こすものであれば特に限定されない。電解液7が酸性である場合は、酢酸と酢酸カリウムの混合水溶液が好適に用いられる。また、電解液7がアルカリ性である場合は、水酸化カリウム水溶液又は水酸化ナトリウム水溶液が用いられ、特に、水酸化カリウム水溶液が好適に用いられる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、図1における記号1〜15は、これに限定されることなく、酸素センサとしての機能及び前述した酸素供給経路を備えていれば、各種設計変更が可能である。
また、前記Pb−Sb合金は、電極全体がそれぞれ図2〜図5の一種類の金属組織となっている必要はなく、これらの金属組織が混在したものとなっていてもよい。
更に、本発明は、ガルバニ電池式酸素センサを一例として説明したが、電極が消耗する電気化学反応を有するセンサであれば、他の用途でも適用することができる。
次に、本発明を実施例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1から4)
図1に示す1年寿命のガルバニ電池式酸素センサを作製した。なお、図1において、中蓋1はABS樹脂製、保護膜3は多孔性の四フッ化エチレン樹脂製シート、隔膜4Aは四フッ化エチレン六フッ化プロピレンコポリマー膜、触媒電極4Bは金、正極集電体5はチタン製、正極リード線6はチタン製、正極集電体5と正極リード線6は溶接して一体化してある。
また、電解液7は酢酸と酢酸カリウムの混合水溶液(酢酸:6mol/L、酢酸カリウム:3mol/L、pH:5.05(25.5℃))を、負極8はPb−Sb合金製(Sb含有量は後述)、ホルダー本体9はABS樹脂製、外蓋10はABS樹脂製であり、ホルダー本体9および外蓋10には、それぞれネジが切られている。
中蓋1、O−リング2、四フッ化エチレン樹脂製シート(保護膜)3、四フッ化エチレン六フッ化プロピレンコポリマー膜の隔膜4A、触媒電極4B、正極集電体5は、ホルダー本体9と外蓋10とのネジ締めによって押圧され良好な接触状態が保持される。中蓋1は押圧端板として機能し、また、O−リング2によって気密、液密性が確保されている。
11は正極および隔膜への電解液供給用の穿孔、12は正極集電体のチタンリード線部分を通すための穿孔である。
前記Pb−Sb合金製の負極8は下記の方法で作製した。
Pb−Sb合金中のSb(アンチモン)の含有量を、0.5wt%(実施例1)、1.0wt%(実施例2)、2.0wt%(実施例3)、3.0wt%(実施例4)となるように、それぞれPb原料、Sb原料を調整して、630℃以上の温度で溶融後、常温まで冷却して、図2に示すような金属組織を有する負極8を作製した。
(実施例5から9)
Pb−Sb合金中のSbの含有量が4.0wt%(実施例5)、5.0wt%(実施例6)、10.0wt%(実施例7)、11.1wt%(実施例8)、14.0wt%(実施例9)となるように、金属Sb原料を調整して630℃以上の温度で溶融後、常温まで冷却して、図3から図5に示すような金属組織を有する負極8を各々作製した。
その後、実施例1と同様に、各々の負極8において図1に示す1年寿命のガルバニ電池式酸素センサを作製した。
(比較例1)
負極8をPb−Sb合金ではなく、Pb金属(図8に示すような金属組織を有する金属)として、その後、実施例1と同様に、図1に示す1年寿命のガルバニ電池式酸素センサを作製した。
[特性比較]
前記作製した複数の酸素センサ(実施例1〜9、比較例1)を、360日間、常温(25℃)で放置し、その後、解体して、電解液中の電極の破片(塊)の大きさ(塊の最も長くなる辺の長さと最も短くなる辺の長さを実測して平均した値:以下同じ)が0.1mm以上のものの有無を目視で確認した。また、酸素センサを静置し、大気を流したときに出力電圧が安定しているかを評価した。
なお、ここでいう出力電圧が安定するとは、図7に示すように、横軸を測定時間、縦軸を出力電圧として、測定時間における出力電圧の傾向をプロットした場合に、図7に示すような直線を描く場合をいう(以下、同じ)。
表1にその結果を示す。
Figure 0006004040
表1からわかるように、比較例1以外は、電極の一部が塊の状態でかけるのを抑制することができる。また、図2から図5に示すどの金属組織であっても、出力電圧が安定していることがわかる。
(実施例10から13)
Pb−Sb合金中のSbの含有量が、0.5wt%(実施例10)、1.0wt%(実施例11)、2.0wt%(実施例12)、3.0wt%(実施例13)となるように、それぞれPb原料、Sb原料を調整して、630℃以上の温度で溶融後、常温まで冷却して、図2に示すような金属組織を有する負極8を作製した。
(実施例14から18)
Pb−Sb合金中のSbの含有量が4.0wt%(実施例14)、5.0wt%(実施例15)、10.0wt%(実施例16)、11.1wt%(実施例17)、14.0wt%(実施例18)となるように、金属Sb原料を調整して630℃以上の温度で溶融後、常温まで冷却して、図3から図5に示すような金属組織を有する負極8を各々作製した。
その後、電解液7を水酸化カリウム水溶液(9.24mol/L、pH15(26.0℃))として、それ以外は実施例1と同様に、各々の負極8において図1に示す1年寿命のガルバニ電池式酸素センサを作製した。
(比較例2)
負極8をPb−Sb合金ではなく、Pb金属(図8に示すような金属組織を有する金属)として、その後、電解液7を水酸化カリウム水溶液(9.24mol/L、pH15(26.0℃))として、それ以外は実施例1と同様に、図1に示す1年寿命のガルバニ電池式酸素センサを作製した。
[特性比較]
前記作製した複数の酸素センサ(実施例10〜18、比較例2)を、360日間、常温(25℃)で放置し、その後、解体して、実施例1と同様の大きさの電解液中の電極の破片(塊)の有無を目視で確認した。また、酸素センサを静置し、大気を流したときに出力電圧が安定しているかを評価した。
表2にその結果を示す。
Figure 0006004040
表2からわかるように、比較例2以外は、電極の一部が塊の状態でかけるのを抑制することができる。また、図2から図5に示すどの金属組織であっても、出力電圧が安定していることがわかる。
(実施例19、20)
Pb−Sb合金中にAsを少量(0.5wt%未満)含みその他は実施例5と同一である負極8を作製した(実施例19)。
Pb−Sb合金中に、As、S(硫黄)の2元素を少量(合計:0.5wt%未満)含みその他は実施例6と同一である負極8を作製した(実施例20)。
その後、実施例5及び6と同様に、図1に示す1年寿命のガルバニ電池式酸素センサを作製した。
前記作製した複数の酸素センサ(実施例19、20)を、360日間、常温(25℃)で放置し、その後、解体して、実施例1と同様の大きさの電解液中の電極の破片(塊)の有無を目視で確認した。また、酸素センサを静置し、大気を流したときに出力電圧が安定しているかを評価した。
表3にその結果を示す。
Figure 0006004040
表3からわかるように、実施例19、20は、電極の一部が塊の状態でかけるのを抑制することができる。また、出力電圧が安定していることがわかる。
また、実施例5、6、19、20に関し、電解液中の電極の破片(塊)の大きさが0.1mm未満のもの(以下、粉状塊という)の有無を目視で確認した。
その結果、実施例5と6は同レベルで、実施例5(又は6)、19、20の順で粉状塊の発生が抑制されていることが確認された。
なお、この傾向は、Pb−Sb合金中のSbの含有量を変化させても又は/及び電解液7を水酸化カリウム水溶液としても同様であった。
1 第1ホルダー蓋(中蓋)
2 O−リング
3 保護膜
4A 隔膜
4B 触媒電極
5 正極集電体
6 正極リード線
7 電解液
8 負極
9 ホルダー
10 第2ホルダー蓋(外蓋)
11 電解液供給用の穿孔
12 リード線用の穿孔
13 正極集電体保持部
14 補正抵抗
15 温度補償用サーミスタ
16 貫通孔
18 Pb系結晶粒
18A Pb結晶粒
20 結晶粒界
20A 結晶粒界
30 Sb
45 正極
50 PbとSbの共晶体
60 Sb
101 ホルダー蓋

Claims (7)

  1. ホルダーと、
    前記ホルダー内に収容された正極、負極及び電解液を備え、
    前記負極はPb−Sb合金であるガルバニ電池式酸素センサ。
  2. 前記Pb−Sb合金は、Sbが含まれるPb系結晶粒を有する金属組織を備えている請求項1に記載のガルバニ電池式酸素センサ。
  3. 前記Pb−Sb合金は、Sbが含まれるPb系結晶粒とPb−Sb系共晶組織が混在した金属組織を備えている請求項1に記載のガルバニ電池式酸素センサ。
  4. 前記Pb−Sb合金は、Pb−Sb系共晶組織のみの金属組織を備えている請求項1に記載のガルバニ電池式酸素センサ。
  5. 前記Pb−Sb合金は、Sbが含まれるPb系結晶粒、Pb−Sb系共晶組織及びSbの固溶体が混在した金属組織を備えている請求項1に記載のガルバニ電池式酸素センサ。
  6. 前記Pb−Sb合金は、Al、Ag、As、Bi、Cd、Cu、Fe、Mg、Na、Hg、Sn、Zn、S、Se及びCaからなる群から選択される1種または2種以上の元素が含まれている請求項1乃至5のいずれかに記載のガルバニ電池式酸素センサ。
  7. 前記電解液は、酸性である場合は酢酸と酢酸カリウムの混合水溶液、アルカリ性である場合は水酸化カリウム水溶液又は水酸化ナトリウム水溶液である請求項1乃至6のいずれかに記載のガルバニ電池式酸素センサ
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