JP6004032B2 - 処理装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、複数種類の処理を実行可能処理装置に関する。
近年、ネットワークの高速化に伴い、サーバ装置で実行するアプリケーションプログラムの画面をリアルタイムにネットワークを介して遠隔のクライアント装置に送信して表示させ、遠隔からサーバ装置の操作を行なうサーバベースコンピューティングシステム(シンクライアントシステム)が広まってきている。クライアント装置にハードディスクなどを搭載せず、画面表示や入力といった最小限の機能に絞り、重要なデータはすべてサーバ側に保存するサーバベースコンピューティングシステムは、有力な情報漏えい対策の1つとして注目を集めている。また、サーバ装置側で集中管理を行うことにより、ソフトウェアのバージョンアップやパッチの適用といった運用管理業務が削減でき、運用コストの削減になるというメリットもある。
クライアント装置は、ネットワーク機器、表示装置、マウス装置やキーボード等の入力装置を備えているだけでよく、データをクライアント装置内に持たないためハードディスク等のストレージが不要であり、アプリケーションプログラムの実行を行なわないためクライアント装置で実行する処理の負荷は軽い。
サーバベースコンピューティングシステムは、クライアント装置からは、キーボードやマウスなどの入力装置からの入力情報をサーバ装置へ送信し、その入力情報に基づいてサーバ装置がアプリケーションプログラムの処理を実行し、更新された画面情報(座標、大きさと画像)をクライアント装置へ送信するというものである。クライアント装置は、その画面情報を表示装置に反映させる。
サーバ装置で実行する処理の中には、大きいファイルのコピー、移動、保存やメール受信、アプリケーションプログラムのバージョンアップ等のように処理に時間がかかることがある。これらの処理は、処理の性格として処理の途中経過を見る必要が無く、終了の結果のみを必要とする。そして、クライアント装置がバッテリ駆動の場合は、バッテリ寿命が問題となる。また、これらの処理を実行中は、他の作業が行えないといった不便を強いられる事もある。
クライアント装置としてバッテリ駆動可能な携帯端末を用いる場合、バッテリの電力消費を、ユーザの使い勝手を損なわずに低減化することが求められている。携帯端末の効率的な省電力化のために、例えば先行文献1では、携帯端末が無線エリア圏外か否かを判断して携帯端末の電源のオン/オフを制御することにより省電力化を図っている。また、例えば先行文献2では、バッテリ残量の変化に伴ってディスプレイの自動停止時間を変化させることにより省電力化を図っている。
特開2006−42177号公報 特開平9−237136号公報
しかしながら、先行文献1および先行文献2で行っている省電力化の方法は、携帯端末から実行を指示する処理の内容を考慮しているものではなかった。したがって、処理に時間がかり、かつ処理の途中でユーザの操作が不要なプログラムの実行の場合においても、クライアント装置である携帯端末において無駄な電力が消費されていた。
本発明の目的は、理を実行する際における制御の省電力化を実現することである。
本発明に係る処理装置は、データをファイル毎に処理可能な処理装置であって、処理されるファイルが、省電力制御対象として予め設定されたファイルに該当するか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により前記処理されるファイルが前記予め設定されたファイルであると判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったか否かを判別する第2判別手段と、前記第2判別手段により前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったと判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作を省電力制御に移行させる制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、データをファイル毎に処理可能なコンピュータを、処理されるファイルが、省電力制御の対象として予め設定されたファイルに該当するか否かを判別する第1判別手段、前記第1判別手段により前記処理されるファイルが前記予め設定されたファイルであると判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったか否かを判別する第2判別手段、前記第2判別手段により前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったと判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作を省電力制御に移行させる制御手段、として機能させることを特徴とする。

本発明によれば、理を実行する際における制御の省電力化を実現することができる。

本発明の実施形態に係るサーバベースコンピューティングシステムの全体構成を示す図。 本発明の実施形態に係るサーバ装置1の主要部構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るクライアント装置2の主要部構成を示すブロック図。 前記サーバ装置1のRAM14に記憶される省電力テーブル14bの一例を示す図。 前記サーバ装置1の第1実施形態の処理を示すフローチャート。 前記クライアント装置2の第1実施形態の処理を示すフローチャート。 前記サーバ装置1の第2実施形態の処理を示すフローチャート。 前記クライアント装置2の第2実施形態の処理を示すフローチャート。 前記サーバ装置1の第3実施形態の処理を示すフローチャート。 前記クライアント装置2の第3実施形態の処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーバベースコンピューティングシステムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るサーバベースコンピューティングシステムは、サーバ装置1、クライアント装置2により構成され、これらはインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、携帯電話ネットワーク等の通信ネットワーク3を介して接続される。
サーバ装置1は、文書作成処理プログラム,表計算処理プログラム,プレゼン資料作成プログラム,メール処理プログラム,インターネット接続処理プログラム、Web表示プログラムなど、複数のアプリケーションプログラムを有し、当該サーバ装置1に接続されたクライアント装置2からの操作入力(入力イベント)信号に応じて起動しその処理を実行する。
このサーバ装置1において、クライアント装置2からの操作入力信号に応じたアプリケーションプログラムの実行に伴い、クライアント装置用のフレームバッファ14a上に生成された表示出力用の描画データは、圧縮処理された後アクセス元のクライアント装置2へ送信(転送)される。
そして、クライアント装置2では、前記サーバ装置1から転送された描画データがその圧縮を解凍されてフレームバッファ25に展開され、表示部に表示される。つまり、このサーバベースコンピューティングシステムにおける各クライアント装置2は、何れもキーボード及びマウスなどのユーザ操作に応じた入力機能とLCD表示部及びプリンタなどへの出力機能を主要な機能として有し、少なくとも前記サーバ装置1が有している各種のアプリケーション機能やデータファイルの管理機能を一切持っていない。
そして、クライアント装置2からの操作入力(入力イベント)信号に応じてサーバ装置1にて起動実行される各種の処理に伴い生成されたデータファイルは、基本的には、当該サーバ装置1内あるいは該サーバ装置1にて接続管理される磁気ディスクなどの記憶装置にユーザアカウント毎あるいは共有ファイルとして記憶され保存される。
図2は、本発明の実施形態に係るサーバ装置1の主要部構成を示すブロック図である。
サーバ装置1は、コンピュータとしてのCPU11を備え、このCPU11には、バス12を介してROM13、RAM14、フレームバッファRAM15、表示制御部16bに接続された表示装置16aが接続される。表示制御部16bでは、表示装置16aに対してバックライトのON/OFFの指示や輝度の指示などの省電力に関する指示を行う。
また、CPU11には、バス12を介してキーボード,マウスなどの入力装置17、外部記憶装置18a、補助記憶装置18b、クライアント装置2との通信I/F(インターフェイス)19が接続される。
CPU11は、ROM13に予め記憶されているシステムプログラムや種々のアプリケーションプログラムに従ってRAM14を作業用メモリとし回路各部の動作を制御するもので、入力装置17からのキー入力信号や通信I/F19を介して受信されるクライアント装置2からのユーザ操作(入力イベント)に応じた処理指令信号などに応じて前記種々のプログラムが起動・実行される。
このサーバ装置1において、クライアント装置2からの入力イベント信号に応じて起動・実行されるアプリケーションプログラムに従い生成された種々のデータは、例えばそのユーザIDに対応付けられて外部記憶装置18aに記憶され、また表示用の描画データは、RAM14内のクライアント用フレームバッファRAM14aを使用して生成されると共に、圧縮処理された後、通信I/F19からクライアント装置2へ転送されて表示出力される。なお、当該サーバ装置1自身の表示装置16aにて表示させるための描画データは、フレームバッファRAM15上に生成される。
図3は、本発明の実施形態に係るクライアント装置2の主要部構成を示すブロック図である。クライアント装置2は、コンピュータとしてのCPU21を備え、このCPU21には、バス22を介してROM23、RAM24、フレームバッファRAM25が接続される。そして、このフレームバッファRAM25に書き込まれた描画データが表示制御部26bに接続された表示装置26aに出力されて表示される。表示制御部26bでは、表示装置26aに対してバックライトのON/OFFの指示や表示部の輝度の指示などの省電力に関する指示を行う。
また、CPU21には、バス22を介してキーボード,マウス,マイク,光センサなどの入力装置27、外部記憶装置28a、補助記憶装置28b、前記サーバ装置1との通信I/F(インターフェイス)29、及び表示制御部26bと電源部31とを制御する省電力制御部30が接続される。
電源部31は通常の電源を供給するモードと、省電力の状態ではあるがCPU21が動作可能なスリープ状態の電源を供給するモードとを備えており、省電力制御部30の指示によりモードを切り替える。省電力制御部30は、CPU21の指令に従って、表示制御部26bと電源部31に対して省電力の動作のための制御信号を送信する。
CPU21は、ROM23に予め記憶されているシステムプログラムに従ってRAM24を作業用メモリとし回路各部の動作を制御するもので、入力装置27からのキー入力信号や通信I/F29を介して受信されるサーバ装置1からのアプリケーション応答信号、転送された描画データなどに応じて前記システムプログラムが起動され実行される。
このクライアント装置2において、前記サーバ装置1におけるアプリケーションプログラムを実行させて生成した種々のデータは、適宜、外部記憶装置28aに読み込ませて記憶させ、また生成転送された表示用の描画データは、その圧縮が解凍されてフレームバッファRAM25に書き込まれ、表示装置26aで表示出力される。
図4は、前記サーバ装置1のRAM14に記憶される省電力テーブル14bの一例を示す図である。この省電力テーブル14bには、省電力の制御の対象となるアプリケーションプログラムと、省電力の動作、および省電力の動作を実行するための条件とが対応付けられて定義され記憶されている。
例えば、プログラム名がプログラムAのアプリケーションプログラムについて定義する場合には、省電力テーブル14bのNo.1の行に示すようになる。プログラムAについては、さらに、省電力の開始動作として電源OFFの動作、省電力の終了動作として電源ONの動作が定義されている。そして、省電力の動作を実行するための条件としては、プログラムAで取り扱うデータファイルとしてファイルA、データ量当りの実行時間が1分/100KB、省電力の動作をするか否かの基準となる動作基準時間が15分と定義されている。
省電力の開始動作としては、電源OFF(電源部31を省電力の状態にする)だけでなく、表示OFF(表示装置26aを省電力の状態にする)、接続OFF(ネットワークの接続を切断の状態にする)なども定義できる。省電力の終了動作としては、電源ON(電源部31を通常のON状態にする)だけでなく、表示ON(表示装置26aを通常の表示状態にする)、メール送信(省電力の動作の終了をメールにより通知する)なども定義できる。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
第1実施形態では、省電力の開始動作として電源OFF(電源部31を省電力の状態にする)を行い、省電力の終了動作として電源ON(電源部31を通常のON状態にする)を行う。
(第1実施形態)
図5は、前記サーバ装置1の第1実施形態の処理を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU11の制御の下で実行されるプログラムによるアプリケーションプログラムの実行開始から終了までの処理を表している。アプリケーションプログラムの実行開始から順に説明する。
まず、ステップS1でサーバ装置1におけるアプリケーションプログラムの実行が終了したかどうかを判別するが、最初はアプリケーションプログラムの実行を開始していない状態なので(ステップS1:No)、ステップS2に進みクライアント装置1からアプリケーションプログラムの実行開始や各種の機能の指示といった操作データを受信する。
受信した操作データを判別して、アプリケーションプログラムの実行開始を指示する操作データの場合は(ステップS3:Yes)、指示されたアプリケーションプログラムを起動する(ステップS4)。
ステップS5へ進み、起動したアプリケーションプログラムが図4に記載の省電力テーブル14bに定義されているか否かを判別する。そして、起動したアプリケーションプログラムが省電力テーブル14bに定義されている場合は、省電力の動作の対象となる(ステップS5:Yes)。
ステップS6へ進み、省電力の動作の対象となるアプリケーションプログラムについて、データファイル名として定義されたファイルのデータ容量を調査する。
例えば、起動したアプリケーションプログラムが省電力テーブル14bのNo.1に定義されたプログラムAだとする。調査の結果、ファイルAのデータ量が2MB(メガバイト)あったとすると、データ量当りの実行時間が1分/100KB(キロバイト)と定義されているので、推定実行時間が20分と算出される。
算出された推定実行時間の20分は、定義された動作基準時間の15分以上の値なので引き続き省電力の動作を行うが(ステップS7:Yes)、推定実行時間が動作基準時間の15分以上の値でない場合は、以降の省電力の動作を行わないでステップS11へ進む(ステップS7:No)。
ステップS8で、省電力テーブル14bの省電力の開始動作が電源OFFの場合は(ステップS8:Yes)、省電力モードをONの状態にして(ステップS9)、電源OFFを指示する指示データをクライアント装置2へ送信する(ステップS10)。
ステップS11で、起動しているアプリケーションプログラムにより画面情報が生成されると、生成された画面情報をクライアント装置2へ送信する(ステップS12)。そして、ステップS1へ戻り、処理が繰り返される。
アプリケーションプログラムの実行が終了した場合は(ステップS1:Yes)、省電力モードがONか否かを判別し、省電力モードがONならば(ステップS13:Yes)、省電力テーブル14bの省電力の終了動作として定義された電源ONの指示をクライアント装置2へ送信する(ステップS14)。
図6は、前記クライアント装置2の第1実施形態の処理を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU21の制御の下で実行されるプログラムによる処理を表している。
まず、ステップC1でユーザが入力装置27を操作することにより発生した操作データをサーバ装置1へ送信し、サーバ装置1から指示データを受信する(ステップC2)。
指示データが電源OFFの指示の場合は(ステップC3:Yes)、省電力制御部30へ電源OFFの指示を送信し、省電力制御部30から電源部31へ電源OFFの指示が送信される。そして、電源部31では、電源OFFの指示により通常の電源を供給するモードから、省電力の状態ではあるがCPU21が動作可能なスリープ状態の電源を供給するモードに切り替える(ステップC7)。そして、ステップC1へ戻り、処理が繰り返される。
指示データが電源ONの指示の場合は(ステップC4:Yes)、省電力制御部30へ電源ONの指示を送信し、省電力制御部30から電源部31へ電源ONの指示が送信される。そして、電源部31では、電源ONの指示によりスリープ状態の電源を供給するモードから、通常の電源を供給するモードに切り替える(ステップC8)。そして、ステップC1へ戻り、処理が繰り返される。
サーバ装置1からの指示データが、電源OFFの指示でも電源ONの指示でもない場合は、サーバ装置1からアプリケーションプログラムにより生成された画面情報を受信し(ステップC5)、受信した画面情報に従ってフレームバッファRAM25を更新することにより、表示装置26aの表示画面が更新される(ステップC6)。そして、ステップC1へ戻り、処理が繰り返される。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、省電力の開始動作として表示OFF(表示装置26aを省電力の状態にする)を行い、省電力の終了動作として表示ON(表示装置26aを通常の表示状態にする)を行う。ここで、第2実施形態において第1実施形態と同一のものは同一符号を付して示し、その説明を省略する。以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明する。
(第2実施形態)
図7は、前記サーバ装置1の第2実施形態の処理を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU11の制御の下で実行されるプログラムによるアプリケーションプログラムの実行開始から終了までの処理を表している。アプリケーションプログラムの実行開始から順に説明する。ステップS1〜S4、S11〜S12は、第1実施形態と同一なので説明を省略する。
ステップS5へ進み、起動したアプリケーションプログラムが図4に記載の省電力テーブル14bに定義されているか否かを判別する。そして、起動したアプリケーションプログラムが省電力テーブル14bに定義されている場合は、省電力の動作の対象となる(ステップS5:Yes)。
ステップS6へ進み、省電力の動作の対象となるアプリケーションプログラムについて、データファイル名として定義されたファイルのデータ容量を調査する。
例えば、起動したアプリケーションプログラムが省電力テーブル14bのNo.3に定義されたプログラムCだとする。調査の結果、ファイルCのデータ量が2MB(メガバイト)あったとすると、データ量当りの実行時間が4分/1MB(メガバイト)と定義されているので、推定実行時間が8分と算出される。
算出された推定実行時間の8分は、定義された動作基準時間の5分以上の値なので引き続き省電力の動作を行うが(ステップS7:Yes)、推定実行時間が動作基準時間の5分以上の値でない場合は、以降の省電力の動作を行わないでステップS11へ進む(ステップS7:No)。
ステップS8Aで、省電力テーブル14bの省電力の開始動作が表示OFFの場合は(ステップS8A:Yes)、省電力モードをONの状態にして(ステップS9)、表示OFFを指示する指示データをクライアント装置2へ送信する(ステップS10A)。
アプリケーションプログラムの実行が終了した場合は(ステップS1:Yes)、省電力モードがONか否かを判別し、省電力モードがONならば(ステップS13:Yes)、省電力テーブル14bの省電力の終了動作として定義された表示ONの指示をクライアント装置2へ送信する(ステップS14A)。
図8は、前記クライアント装置2の第2実施形態の処理を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU21の制御の下で実行されるプログラムによる処理を表している。ステップC1〜C2、C5〜C6は、第1実施形態と同一なので説明を省略する。
指示データが表示OFFの指示の場合は(ステップC3A:Yes)、省電力制御部30へ表示OFFの指示を送信し、省電力制御部30から表示制御部26bへ表示OFFの指示が送信される。そして、表示制御部26bでは、表示OFFの指示によりバックライトを点灯して表示をするモードから、バックライトを消灯して表示をするモードに切り替える(ステップC7A)。
指示データが表示ONの指示の場合は(ステップC4A:Yes)、省電力制御部30へ表示ONの指示を送信し、省電力制御部30から表示制御部26bへ表示ONの指示が送信される。そして、表示制御部26bでは、表示ONの指示によりバックライトを消灯して表示をするモードから、バックライトを点灯して表示をするモードに切り替える(ステップC8A)。
つぎに、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態では、省電力の開始動作として接続OFF(ネットワークの接続を切断の状態にする)を行い、省電力の終了動作としてメール送信(省電力の動作の終了をメールにより通知する)を行う。ここで、第3実施形態において第1実施形態と同一のものは同一符号を付して示し、その説明を省略する。以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明する。
(第3実施形態)
図9は、前記サーバ装置1の第3実施形態の処理を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU11の制御の下で実行されるプログラムによるアプリケーションプログラムの実行開始から終了までの処理を表している。アプリケーションプログラムの実行開始から順に説明する。ステップS1〜S4、S11〜S12は、第1実施形態と同一なので説明を省略する。
ステップS5へ進み、起動したアプリケーションプログラムが図4に記載の省電力テーブル14bに定義されているか否かを判別する。そして、起動したアプリケーションプログラムが省電力テーブル14bに定義されている場合は、省電力の動作の対象となる(ステップS5:Yes)。
ステップS6へ進み、省電力の動作の対象となるアプリケーションプログラムについて、データファイル名として定義されたファイルのデータ容量を調査する。例えば、起動したアプリケーションプログラムが省電力テーブル14bのNo.4に定義されたプログラムDだとする。調査の結果、ファイルDのデータ量が5MB(メガバイト)あったとすると、データ量当りの実行時間が5分/1MB(メガバイト)と定義されているので、推定実行時間が25分と算出される。
算出された推定実行時間の25分は、定義された動作基準時間の20分以上の値なので引き続き省電力の動作を行うが(ステップS7:Yes)、推定実行時間が動作基準時間の5分以上の値でない場合は、以降の省電力の動作を行わないでステップS11へ進む(ステップS7:No)。
ステップS8Bで、省電力テーブル14bの省電力の開始動作が接続OFFの場合は(ステップS8B:Yes)、省電力モードをONの状態にして(ステップS9)、接続OFFを指示する指示データをクライアント装置2へ送信する(ステップS10B)。
アプリケーションプログラムの実行が終了した場合は(ステップS1:Yes)、省電力モードがONか否かを判別し、省電力モードがONならば(ステップS13:Yes)、省電力テーブル14bの省電力の終了動作として定義されたメール送信の指示に従って、アプリケーションプログラムの終了を通知するメールを作成してクライアント装置2へ送信する(ステップS14B)。
図10は、前記クライアント装置2の第3実施形態の処理を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU21の制御の下で実行されるプログラムによる処理を表している。ステップC1〜C2、C5〜C6は、第1実施形態と同一なので説明を省略する。
指示データが接続OFFの指示の場合は(ステップC3B:Yes)、実行中のアプリケーションプログラムのネットワーク接続が切断される(ステップC7B)。
指示データがメール送信の指示の場合は(ステップC4B:Yes)、サーバ装置1からアプリケーションプログラムの終了を通知するメールを受信する(ステップC8B)。
前記実施形態において記載したサーバ装置1の処理、すなわち図5、図7、図9のフローチャートに示す各処理は、何れもコンピュータが読み取り可能なプログラムとして、外部記憶装置18aに記憶されている。なお、これらのプログラムは、半導体メモリ(ROM、RAM等)、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)の記録媒体に記憶してもよく、更に、プログラムの一部若しくは全部をサーバ装置1に備えられた記録媒体に記憶し、ネットワーク3を介して受信して読み取る構成にしてもよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
本実施例では表示装置26aと表示制御部26bとを別の装置として記述したが、表示装置26aに表示制御部26bの機能を持たせるようにしても良い。
本実施例では省電力制御部30を設けたが、省電力制御部30を設けないで、CPU21により直接、表示制御部26bや電源部31に指令を与えるようにしても良い。
本実施例では、省電力の開始動作と省電力の終了動作を電源OFFと電源ON、表示OFFと表示ON、接続OFFとメール送信のように、それぞれ別に実施するようにしたが、複数の省電力の開始動作を組み合わせるようにしてもよく、複数の省電力の終了動作を組み合わせるようにしてもよい。
1 サーバ装置
2 クライアント装置
3 通信ネットワーク
11 CPU
12 バス
13 ROM
14 RAM
14a クライアント用フレームバッファRAM
14b 省電力テーブル
15 フレームバッファRAM
16a 表示装置
16b 表示制御部
17 入力装置
18a 外部記憶装置
18b 補助記憶装置
19 通信I/F
21 CPU
22 バス
23 ROM
24 RAM
25 フレームバッファRAM
26a 表示装置
26b 表示制御部
27 入力装置
28a 外部記憶装置
28b 補助記憶装置
29 通信I/F
30 省電力制御部
31 電源部

Claims (3)

  1. データをファイル毎に処理可能な処理装置であって、
    処理されるファイルが、省電力制御対象として予め設定されたファイルに該当するか否かを判別する第1判別手段と、
    前記第1判別手段により前記処理されるファイルが前記予め設定されたファイルであると判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったか否かを判別する第2判別手段と、
    前記第2判別手段により前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったと判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作を省電力制御に移行させる制御手段と、
    を具備したことを特徴とする処理装置。
  2. 前記処理動作条件が互いに異なる少なくとも2つのファイルを処理可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. データをファイル毎に処理可能なコンピュータを、
    処理されるファイルが、省電力制御対象として予め設定されたファイルに該当するか否かを判別する第1判別手段、
    前記第1判別手段により前記処理されるファイルが前記予め設定されたファイルであると判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったか否かを判別する第2判別手段、
    前記第2判別手段により前記処理されるファイルに対する処理動作状況が当該ファイルに対応づけて予め設定された処理動作条件になったと判別された場合に、前記処理されるファイルに対する処理動作を省電力制御に移行させる制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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