JP6003875B2 - ロールオーバー判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のロールオーバー(横転)を判定するロールオーバー判定装置に関する。
車両のロールオーバーの形態として、図1に示すような砂場トリップオーバーが知られている。図1を参照するに、砂場トリップオーバーでは、例えば、車両がコーナーを走行中に、横加速度(遠心力)によりコーナー外側に膨らみ、コーナー外側のタイヤがアスファルト等の路面よりも摩擦係数が高い砂場等に落ちることで、車両が躓いて横転に至る。
従来、砂場トリップオーバーのような急激にロール角が変化するロールオーバー形態を判定する手法として、車両の横加速度とロールレイト(ロール角速度)との2次元マップを用いたもの知られている(例えば、特許文献1)。
特開2005−022553号公報
ところで、安全性向上等の要請により、通常、車高の高い車両(例えば、商用車やSUV(Sport Utility Vehicle)等)に搭載されることが多いロールオーバー判定装置が車高の低い車両(例えば、セダン等)に搭載される場合がある。
しかしながら、車高の低い車両において、上記特許文献1のように、車両の横加速度とロール角速度の2次元マップを用いたロールオーバー判定を行った場合、不都合を生じるおそれがある。
即ち、ロールオーバー時に乗員を確実に保護するため、車両のロールに応じて、乗員頭部がサイドウィンドウに近づいた場合に、乗員頭部とサイドウインドウとの間にカーテンシールドエアバッグを介在させる空間が存在するうちに、ロールオーバー判定を行う必要がある(以下、乗員頭部とサイドウインドウとの間にカーテンシールドエアバッグを介在させる空間が不足するまでの時間を「応答要求時間」と呼ぶ)。しかし、車高の低い車両は、デザインやサイズ等の影響によりサイドウインドウと乗員頭部との空間が狭いため、応答要求時間が短くなる傾向にあり、応答要求時間までにロールオーバー判定を行うことが難しい場合がある。また、車高の低い車両は、重心が低く、ロールオーバーしにくい特性を有し、例えば、砂場トリップオーバー発生時の横加速度は非常に大きくなるため、乗員頭部の移動速度が速くなる傾向にあり、応答要求時間までにロールオーバー判定を行うことが難しい場合がある。一方、応答要求時間までにロールオーバー判定が可能なように、判定条件を緩和すると、ロールオーバーに至らない挙動であっても、車両にロールオーバーが発生していると誤判定するおそれがある。
そこで、上記課題に鑑み、車両のロール角速度と横加速度との2次元マップに基づき、砂場トリップオーバーによるロールオーバーの判定を行う場合に、比較的車高の低い車両であっても、誤判定を防止しつつ、応答要求時間までにロールオーバーが発生していると判定することが可能なロールオーバー判定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、一実施形態において、ロールオーバー判定装置は、
車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、
車両のロール角速度を検出するロール角速度検出手段と、
車両のロール角加速度を検出するロール角加速度検出手段と、
車両のロール角速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が第1判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段により車両にロールオーバーは発生していないと判定された場合に、前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度に基づいて、車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かの判定を行う予兆判定手段であって、車両のロール角加速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、原点から離れる側のロールオーバーに至らなかった場合の軌跡を含まない領域に設定された予兆判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かを判定する予兆判定手段と、
前記予兆判定手段により車両にロールオーバーが発生する予兆があると判定された場合に、前記二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、前記第1判定エリアより車両にロールオーバーが発生していると判定される感度が敏感になるように設定される第2判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第2判定手段と、を備える。
また、他の実施形態において、ロールオーバー判定装置は、
車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、
車両のロール角速度を検出するロール角速度検出手段と、
車両のロール角加速度を検出するロール角加速度検出手段と、
前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度に基づいて、車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かの判定を行う予兆判定手段であって、車両のロール角加速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、原点から離れる側のロールオーバーに至らなかった場合の軌跡を含まない領域に設定された予兆判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かを判定する予兆判定手段と、
前記予兆判定手段により車両にロールオーバーが発生する予兆がないと判定された場合に、車両のロール角速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が第1判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第1判定手段と、
前記予兆判定手段により車両にロールオーバーが発生する予兆があると判定された場合に、前記二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、前記第1判定エリアよりも車両にロールオーバーが発生していると判定される感度が敏感になるように設定される第2判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第2判定手段と、を備える。
本実施の形態によれば、車両のロール角速度と横加速度との2次元マップに基づき、砂場トリップオーバーによるロールオーバーの判定を行う場合に、比較的車高の低い車両であっても、誤判定を防止しつつ、応答要求時間までにロールオーバーが発生していると判定することが可能なロールオーバー判定装置を提供することができる。
砂場トリップオーバーを説明する図である。 ロールオーバー判定装置の構成の一例を示すブロック図である。 ロールオーバー判定装置(乗員保護ECU)によるロールオーバー判定動作の一例を示すフローチャートである。 ロール角速度及び横加速度をパラメータとするロールオーバー判定マップ(RAR−Gy判定マップ)の一例を示す図である。 ロール角加速度及び横加速度をパラメータとするロールオーバー予兆判定マップ(RAA−Gy判定マップ)の一例を示す図である。 図4のRAR−Gy判定マップにおける判定条件を緩和したRAR−Gy条件緩和判定マップの一例を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図2は、本実施形態に係るロールオーバー判定装置1の構成の一例を示すブロック図である。ロールオーバー判定装置1は、車両に搭載され、当該車両にロールオーバーが発生しているか否か、特に、砂場トリップオーバーによるロールオーバが発生しているか否かを判定する。また、ロールオーバー判定装置1は、当該車両にロールオーバーが発生していると判定した場合、後述する乗員保護装置40に作動信号を出力し、乗員保護装置40を作動させることにより当該車両の乗員を保護する。
ロールオーバー判定装置1は、横加速度センサ10、ロールレイトセンサ20、乗員保護ECU30、乗員保護装置40等を含む。
横加速度センサ(Gyセンサ)10は、車両の横加速度(左右方向の加速度)Gyを検出する横加速度検出手段である。横加速度センサ10は、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)等の車載LANやじか線等により乗員保護ECU30と通信可能に接続され、検出した横加速度Gyに対応する信号(電圧信号等)を乗員保護ECU30に出力する。なお、横加速度センサ10には、車両の横加速度が検出可能な任意の加速度センサが適用されてよい。
ロールレイトセンサ20は、車両のロール角速度(ロール方向の角速度)RARを検出するロール角速度検出手段である。ロールレイトセンサ20は、CAN、LIN等の車載LANやじか線等により乗員保護ECU30と通信可能に接続され、検出したロール角速度RARに対応した信号(電圧信号等)を乗員保護ECU30に出力する。なお、ロールレイトセンサ20には、車両のロール角速度が検出可能な任意の角速度センサが適用されてよい。
なお、横加速度センサ10、及びロールレイトセンサ20として、横加速度検出手段とロール角速度検出手段が一つの筐体に一体化されたセンサが適用されてもよい。
乗員保護ECU30は、車両の乗員保護装置40の制御を行う電子制御ユニットである。乗員保護ECU30は、例えば、CPU、ROM、RAM、I/O等を含むマイクロコンピュータとして構成され、ROMに格納されたプログラムをCPU上で実行することにより各種制御処理を実行してよい。具体的には、予めROM等に格納されている横加速度センサ10の特性情報に基づき、横加速度センサ10から受信した信号から車両の横加速度Gyを取得してよい。また、同様に、予めROM等に格納されているロールレイトセンサ20の特性情報に基づき、ロールレイトセンサ20から受信した信号からロール角速度RARを取得してよい。また、取得した車両の横加速度Gy、及びロール角速度RARに基づいて、車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する。また、車両にロールオーバーが発生していると判定した場合、該判定に応じて、乗員保護装置40に作動信号を出力し、乗員保護装置40を作動させる。乗員保護ECU30による車両のロールオーバー判定の詳細については、後述する。
乗員保護装置40は、車両にロールオーバー等が発生した場合に、乗員を保護するために設けられ、カーテンシールドエアバッグ41、シートベルトプリテンショナー42等を含む。
カーテンシールドエアバッグ41は、車両にロールオーバーが発生したり、車両の側面に障害物が衝突した場合に、乗員を保護するための乗員保護手段である。具体的には、車室内の側面上部のトリム内部に折り畳まれた状態で収納され、ロールオーバー発生時等に乗員保護ECU30からの作動信号に応じて、インフレータ(不図示)が作動し、カーテンシールドエアバッグ41内にガスが充填され、下方に展開する。これにより、乗員の頭部とサイドウインドウの間にカーテンシールドエアバッグ41が介在し、乗員の頭部を保護することができる。
シートベルトプリテンショナー42は、車両に衝突やロールオーバーが発生した場合に、乗員を拘束することにより適切に乗員の移動量を規制し、乗員の車外放出等を防止する乗員保護手段である。具体的には、例えば、シートベルトリトラクタに付属して設けられ、ロールオーバー発生時等に、乗員保護ECU30からの作動信号に応じて、ガスジェネレータ(不図示)を作動させ、発生したガスの推進力によりシートベルトの緩みを早期に巻き取る。これにより、乗員がシートに拘束されるため、乗員を車外放出や車室内の構造物との衝突から保護することができる。
次に、ロールオーバー判定装置1(乗員保護ECU30)によるロールオーバー、特に、砂場トリップオーバーの判定手法について、具体的に説明をする。
図3は、ロールオーバー判定装置1(乗員保護ECU30)によるロールオーバー判定処理の一例を示すフローチャートである。当該ロールオーバー判定処理は、車両のイグニッションオン(IG−ON)後(具体的には、IG−ON後のプライマリ処理終了後)、イグニッションオフ(IG−OFF)までの間、所定時間毎(例えば、横加速度センサ10、ロールレイトセンサ20の計測周期毎)に実行されてよい。
まず、ステップS101〜S103では、ロールオーバー判定を行うための前処理を実行する。
ステップS101では、横加速度センサ10、ロールレイトセンサ20から受信した信号から車両の横加速度Gy、ロール角速度RARを取得する。
ステップS102では、ノイズ成分の除去等のため、取得した横加速度Gy、ロール角速度RARのフィルタ処理(例えば、ローパスフィルタを通過させる等)を実行する。
ステップS103では、ロール角速度RARに基づき、車両のロール角加速度RAAを算出する。具体的には、ロール角速度RARを微分することにより算出してよい。なお、ステップS102において、フィルタ処理による位相遅れを回避するため、例えば、ロール角速度RARに対してαβフィルタによるトラッキングを実行する場合、αβフィルタにおける時間微分推定項を車両のロール角加速度RAAとして使用してもよい。また、ロール角加速度RAAは、ロールレイトセンサ20により検出されてもよい。即ち、ロールレイトセンサ20が、ロール角速度RARに対応する信号をロール角加速度RAAに対応する信号に変換した上で、乗員保護ECU30にロール角加速度RAAに対応する信号を出力してもよい。
続いて、ステップS104〜S108では、ステップS101〜S103において、取得した車両の横加速度Gy、ロール角速度RAR、ロール角加速度RAAに基づいて、具体的なロールオーバー判定を行う。
ステップS104では、車両のロール角速度RAR及び横加速度Gyをパラメータとする二次元マップ上において、第1判定エリアA1を用いたロールオーバー判定を行う。
ここで、ステップS104におけるロールオーバー判定の詳細について、図4を用いて、説明をする。
図4は、ロール角速度RAR及び横加速度Gyをパラメータとするロールオーバー判定マップ(RAR−Gy判定マップ)の一例を示す図である。RAR−Gy判定マップは、横軸を横加速度Gy、縦軸をロール角速度RARとした2次元マップであり、予め設定されたロールオーバーの発生を判定するための所定のエリア(本例では、第1判定エリアA1)が設けられる。
第1判定エリアA1は、例えば、コンピュータシミュレーションや実車を用いた実験等により導出される、車両がロールオーバーに至った場合と、ロールオーバーに至らなかった場合の2次元マップ上での軌跡に基づいて予め決定されてよい。
例として、図4には、砂場トリップオーバーによりロールオーバーした場合の軌跡を実線で、砂場等に躓いたがロールオーバーに至らなかった場合(ロールオーバーに至らない限界ケース)の軌跡を点線で示す。なお、車両のロール角速度RAR及び横加速度Gyは、時間経過に応じて、軌跡上を矢印の方向に移動するものとする。両軌跡を比較するに、ロールオーバーに至った場合も、至らなかった場合も、横加速度Gyの上昇に応じて、ロール角速度RARが上昇する。しかし、ロールオーバーに至った場合は、ロールオーバーに至らなかった場合よりも更に横加速度Gyが上昇し、それに応じて、ロール角速度RARも上昇する。そして、横加速度Gyがピークを超えた後においてもロール角速度RARが上昇し、ロールオーバーに至る。これに対して、ロールオーバーに至らなかった場合は、横加速度Gyがピークを超えた後は、ロール角速度は減少に転じ、ロールオーバーが回避されている。
よって、図4のように、ロールオーバーに至らなかった場合の軌跡を含まないように、境界線L1により原点から離れる側に第1判定エリアA1を設定するとよい。これにより、車両のロール角速度RAR及び横加速度Gyで表される点が第1判定エリアA1に含まれた場合に、車両にロールオーバーが発生していると判定することができる。具体的には、車両のロール角速度RAR及び横加速度Gyで表される点が境界線L1をマップの原点側から横切った時点(判定点JT1に対応する時点)で車両にロールオーバーが発生していると判定することができる。
図3に戻って、ステップS104では、当該RAR−Gy判定マップに基づき、車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する。車両にロールオーバーが発生していると判定した場合は、ステップS105に進み、ロールオーバー判定成立を確定し、今回の処理を終了する。
一方、車両にロールオーバーが発生していないと判定した場合、ステップS106に進むが、ロールオーバー判定不成立を確定せず、引き続き、後述するステップS106〜S107の処理を実行する。
ここで、図4に示したRAR−Gy判定マップによりロールオーバー判定を行うと、応答要求時間(乗員頭部とサイドウインドウとの間にカーテンシールドエアバッグ41を介在させる空間が不足するまでの時間)に間に合わない場合がある。特に、車高の高い車に比して、比較的車高の低い車両では、上述したとおり、応答要求時間が小さくなる傾向にあるため、図4に示したRAR−Gy判定マップによるロールオーバー判定では、応答要求時間に間に合わない可能性が高くなる。即ち、図4を参照するに、第1判定エリアA1を用いたRAR−Gy判定マップによるロールオーバー判定は、判定点JT1に対応するタイミング以降で行われるが、応答要求時間に対応する点RT1は、第1判定エリアA1に届かないため、応答要求時間を満足できない。また、応答要求時間に対応する点RT1は、ロールオーバーに至った場合とロールオーバーに至らなかった場合の両方の軌跡上にあると認識できるため、図4に示すRAR−Gy判定マップでは、応答要求時間経過時にロールオーバーが発生しているのか否かを判定することができない。
そこで、ステップS106〜107では、ロール角加速度RAAに基づいて、ロールオーバー発生の予兆があるか否かを判定し、ロールオーバー発生の予兆がある場合には、再度、条件を緩和した(ロールオーバーと判定される感度を敏感にした)RAR−Gy判定マップによりロールオーバー判定を行う。
ステップS106では、車両のロール角加速度RAA及び横加速度Gyをパラメータとする二次元マップ上において、ロールオーバー予兆判定を行う。
ここで、ステップS106におけるロールオーバー予兆判定の詳細について、図5を用いて説明をする。
図5は、ロール角加速度RAA及び横加速度Gyをパラメータとするロールオーバー予兆判定マップ(RAA−Gy判定マップ)の一例を示す図である。RAA−Gy判定マップは、横軸を横加速度Gy、縦軸をロール角加速度RAAとした2次元マップであり、予め設定されたロールオーバー発生の予兆を判定するための予兆判定エリアAaが設けられる。
予兆判定エリアAaは、例えば、コンピュータシミュレーションや実車を用いた実験等により導出される、車両がロールオーバーに至った場合と、ロールオーバーに至らなかった場合の2次元マップ上での軌跡に基づいて予め決定されてよい。
例として、図5には、砂場トリップオーバーによりロールオーバーした場合の軌跡を実線で、砂場等に躓いたがロールオーバーに至らなかった場合(ロールオーバーに至らない限界ケース)の軌跡を点線で示す。なお、車両のロール角加速度RAA及び横加速度Gyは、時間経過に応じて、軌跡上を矢印の方向に移動するものとする。また、ロールオーバーに至った場合の軌跡は、図4のおけるロールオーバーに至った場合の軌跡に対応し、ロールオーバー至らなかった場合の軌跡は、図4におけるロールオーバーに至らなかった場合の軌跡に対応する。両軌跡を比較するに、ロールオーバーに至った場合も、至らなかった場合も、横加速度Gyの上昇に応じて、ロール角加速度RAAは急激に上昇し、ロール角加速度RAAはピークに達する。その後、ロール角加速度RAAは下降に転じ、横加速度Gyの上昇に応じて、ロール角加速度RAAは下降し、横加速度Gyがピークに達した後は、横加速度Gyの減少に応じて、ロール角加速度RAAは引き続き減少する。しかし、ロールオーバーに至った場合は、ロールオーバーに至らなかった場合に比して、ロール角加速度RAAがピークに達したときの横加速度Gyの値が大きくなり、ロール角加速度RAAの最大値も大きくなっている。
よって、図5のように、ロールオーバーに至らなかった場合の軌跡を含まないように、境界線Laにより原点から離れる側に予兆判定エリアAaを設定するとよい。これにより、車両のロール角加速度RAA及び横加速度Gyで表される点が予兆判定エリアAaに含まれた場合に、車両にロールオーバー発生の予兆があると判定することができる。具体的には、車両のロール角加速度RAA及び横加速度Gyで表される点が境界線Laをマップの原点側から横切った時点(判定点JTaに対応する時点)で車両にロールオーバー発生の予兆があると判定することができる。また、応答要求時間に対応する点RTaは予兆判定エリアAaに含まれており、ロール角加速度RAAに基づいて、応答要求時間までにロールオーバー発生の予兆を検出できることが分かる。
図3に戻って、ステップS106では、当該RAA−Gy判定マップに基づいて、車両にロールオーバー発生の予兆があるか否かを判定する。車両にロールオーバー発生の予兆があると判定した場合、ステップS107に進む。車両にロールオーバー発生の予兆がないと判定した場合、ステップS108に進み、ロールオーバー判定不成立を確定し、今回の処理を終了する。
ステップS107では、再度、判定条件を緩和してRAR−Gy判定マップによるロールオーバー判定を行う。即ち、車両にロールオーバーが発生しているか否かの判定を行うための第1判定エリアA1を、ロールオーバー判定感度が敏感な第2判定エリアA2に変更して、RAR−Gy判定マップによるロールオーバー判定を行う。
ここで、ステップS107におけるロールオーバー判定の詳細について、図6を用いて説明をする。
図6は、図4のRAR−Gy判定マップにおける判定条件を緩和したRAR−Gy条件緩和判定マップの一例を示す図である。図4と同様、砂場トリップオーバーによりロールオーバーした場合の軌跡を実線で、砂場等に躓いたがロールオーバーに至らなかった場合(ロールオーバーに至らない限界ケース)の軌跡を点線で示す。
図6を参照するに、第1判定エリアA1の境界線L1に対して、第2判定エリアA2の境界線L2はマップの原点側に張り出し、第2判定エリアA2は、第1判定エリアA1よりもマップの原点側に領域が拡大している。そして、第2判定エリアA2は、応答要求時間に対応する点RT1が含まれるように設定されている。よって、第2判定エリアA2を用いたRAR−Gy判定マップ(RAR−Gy条件緩和判定マップ)により応答要求時間までに車両にロールオーバーが発生していると判定することができる。
図3に戻って、ステップS107では、当該RAA−Gy条件緩和判定マップに基づき、車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する。車両にロールオーバーが発生していると判定した場合は、ステップS105に進み、ロールオーバー判定成立を確定し、今回の処理を終了する。また、車両にロールオーバーが発生していないと判定した場合は、ステップS108に進み、ロールオーバー判定不成立を確定し、今回の処理を終了する。
上述したロールオーバー判定処理によりロールオーバー判定成立が確定した場合、乗員保護ECU30は、乗員保護装置40(カーテンシールドエアバッグ41、シートベルトプリテンショナー42等)に作動信号を出力する。これにより、車両にロールオーバーが発生している場合に、乗員保護装置40を作動させ、車両の乗員を保護することができる。
このように、本実施形態に係るロールオーバー判定装置1(乗員保護ECU30)は、RAR−Gy判定マップに基づき、取得したロール角速度RAR及び横加速度Gyが第1判定エリアA1に含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する。また、当該判定により車両にロールオーバーが発生していないと判定された場合に、取得したロール角加速度RAAに基づいて、車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かの判定を行う。具体的には、RAA−Gy予兆判定マップに基づき、取得したロール角加速度RAA、及び横加速度Gyが、原点から離れる側に設定された予兆判定エリアAaに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かを判定する。更に、当該判定により車両にロールオーバーが発生する予兆があると判定された場合、RAR−Gy条件緩和判定マップに基づき、取得したロール角速度RAR及び横加速度Gyが第2判定エリアA2に含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する。具体的には、第2判定エリアA2は、第1判定エリアA1よりも車両にロールオーバーが発生していると判定される感度が敏感になるように設定される。即ち、第2判定エリアA2は、判定マップ上で原点から離れる側に設定される第1判定エリアA1に対して、原点側に領域を拡大して設定される。これにより、早期に車両にロールオーバーが発生していることを判定することができる。また、第2判定エリアA2を適宜設定することにより、カーテンシールドエアバッグ41の応答要求時間までにロールオーバー判定をすることができるので、適切にカーテンシールドエアバッグ41を作動させ、車両の乗員を確実に保護することができる。特に、比較的車高が低い車両の場合、応答要求時間が早くなる傾向にあるため、本実施形態に係るロールオーバー判定装置1を適用することにより、適切にカーテンシールドエアバッグ41を作動させ、車両の乗員を確実に保護することができる。
また、車両がロールオーバーに至る場合と、ロールオーバーに至らない場合とで、早期に差異が生じるロール角加速度RAAに基づいて、ロールオーバー発生の予兆を判定した上で、RAR−Gy判定マップの条件緩和を行うため、誤判定を防止することができる。
なお、本実施形態では、RAR−Gy判定マップに基づいて、車両にロールオーバーは発生していないと判定された場合に、RAA−Gy判定マップに基づくロールオーバー予兆判定を行ったが、先にロールオーバー予兆判定を行ってもよい。
即ち、RAA−Gy判定マップに基づくロールオーバー予兆判定を行い、ロールオーバーが発生する予兆があると判定された場合は、第2判定エリアA2を用いたRAR−Gy条件緩和判定マップに基づいて、ロールオーバー判定を行うとよい。また、ロールオーバーが発生する予兆がないと判定された場合は、第1判定エリアA1を用いたRAR−Gy判定マップに基づいて、ロールオーバー判定を行うとよい。これにより、上述した実施形態と同様、誤判定を防止しつつ、早期にロールオーバーが発生していることを判定することができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 ロールオーバー判定装置
10 横加速度センサ(横加速度検出手段)
20 ロールレイトセンサ(ロール角速度検出手段)
30 乗員保護ECU(ロール角加速度検出手段、第1判定手段、予兆判定手段、第2判定手段)
40 乗員保護装置
41 カーテンシールドエアバッグ
42 シートベルトプリテンショナー
A1 第1判定エリア
A2 第2判定エリア
Aa 予兆判定エリア

Claims (3)

  1. 車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、
    車両のロール角速度を検出するロール角速度検出手段と、
    車両のロール角加速度を検出するロール角加速度検出手段と、
    車両のロール角速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が第1判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段により車両にロールオーバーは発生していないと判定された場合に、前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度に基づいて、車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かの判定を行う予兆判定手段であって、車両のロール角加速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、原点から離れる側のロールオーバーに至らなかった場合の軌跡を含まない領域に設定された予兆判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かを判定する予兆判定手段と、
    前記予兆判定手段により車両にロールオーバーが発生する予兆があると判定された場合に、前記二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、前記第1判定エリアより車両にロールオーバーが発生していると判定される感度が敏感になるように設定される第2判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第2判定手段と、を備える、
    ロールオーバー判定装置
  2. 車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、
    車両のロール角速度を検出するロール角速度検出手段と、
    車両のロール角加速度を検出するロール角加速度検出手段と、
    前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度に基づいて、車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かの判定を行う予兆判定手段であって、車両のロール角加速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角加速度検出手段により検出されたロール角加速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、原点から離れる側のロールオーバーに至らなかった場合の軌跡を含まない領域に設定された予兆判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生する予兆があるか否かを判定する予兆判定手段と、
    前記予兆判定手段により車両にロールオーバーが発生する予兆がないと判定された場合に、車両のロール角速度及び横加速度をパラメータとする二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が第1判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第1判定手段と、
    前記予兆判定手段により車両にロールオーバーが発生する予兆があると判定された場合に、前記二次元マップ上で、前記ロール角速度検出手段により検出されたロール角速度、及び前記横加速度検出手段により検出された横加速度が、前記第1判定エリアよりも車両にロールオーバーが発生していると判定される感度が敏感になるように設定される第2判定エリアに含まれるか否かにより車両にロールオーバーが発生しているか否かを判定する第2判定手段と、を備える、
    ロールオーバー判定装置。
  3. 前記第1判定エリアは、
    原点から離れる側に設定され、
    前記第2判定エリアは、
    前記第1判定エリアを原点に近づく側に広げて設定される、
    請求項1又は2に記載のロールオーバー判定装置。
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