JP6003837B2 - 高強度プレス部品の製造方法 - Google Patents
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以上の理由により、従来のホットプレス部品は、自動車部品に採用しようとしても適用部位が限定され、汎用性が低い。
[1] 質量%で、C:0.15%以上0.6%以下、Si:0.001%以上3.0%以下、Mn:0.5%以上3.0%以下、P:0.1%以下、S:0.07%以下、Al:0.005%以上0.2%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼板を、Ac3変態点以上1200℃以下の温度に加熱した後、オーステナイトを安定化させたまま650℃以上の温度域まで徐冷した後、金型に挿入して650℃以上の温度域でプレス成形を開始し、金型内で50℃/s以上の冷却速度で550℃以下400℃以上の温度域まで冷却して離型し、離型温度から300℃までの平均冷却速度が5℃/s以下となるように徐冷することを特徴とする高強度プレス部品の製造方法。
本発明では、鋼板を、加熱し、金型で熱間プレス成形して所定の部品形状にするとともに金型で抜熱して冷却し、離型後に徐冷することでプレス部品を製造する。そして、本発明は、プレス部品に所望の強度を付与する目的、およびプレス部品の組織を所望の組織、すなわちベイナイトおよび残留オーステナイトを適量含み、残部がマルテンサイトからなる組織とする目的で、プレス部品の素材となる鋼板の組成、熱間プレス成形条件(鋼板の加熱温度、成形温度、金型内での冷却速度、離型温度、離型後の冷却速度)を最適化することを特徴とする。
Cは、鋼の強度向上に寄与する元素である。また、Cは、残留オーステナイト量を確保するうえで必須の元素でもある。C含有量が0.15%未満であると、プレス部品の引張強さを1300MPa以上とすることが困難となる。また、C含有量が0.15%未満であると、プレス部品に含まれる残留オーステナイト量が減少し、プレス部品の延性が低下する。一方、C含有量が0.6%を超えると、溶接性が劣化する。したがって、C含有量は0.15%以上0.6%以下とする。好ましくは0.2%以上0.4%以下である。
Siは、固溶強化により鋼の強度向上に寄与する元素であり、曲げ性を阻害する粗大なセメンタイトを抑制する元素でもある。このような効果を発現させるためには、Si含有量を0.001%以上とする必要がある。また、Siは、残留オーステナイト量を確保するうえで有効な元素でもあり、このような観点からはSi含有量を1.0%以上とすることが好ましい。一方、Si含有量が3.0%を超えると、プレス部品の表面性状が著しく劣化し、化成処理性や耐食性の低下を招く。したがって、Si含有量は0.001%以上3.0%以下とする。好ましくは1.0%以上2.0%以下である。
Mnは、固溶強化により鋼の強度向上に寄与する元素である。また、Mnは、オーステナイトを安定化させ、ベイナイト、残留オーステナイト、マルテンサイト以外の組織であるフェライトやパーライトの生成を抑制する元素でもある。このような効果を発現させるためには、Mn含有量を0.5%以上とする必要がある。一方、Mn含有量が3.0%を超えると、オーステナイトが過剰に安定化され、ベイナイトの生成が不十分となる。したがって、Mn含有量は0.5%以上3.0%以下とする。好ましくは1.0%以上2.0%以下である。
Pは、固溶強化により鋼の強度向上に寄与する元素であるが、粒界に偏析して低温靭性や耐衝撃性の低下を招く元素でもある。したがって、本発明では、P含有量を0.1%以下に抑制する。好ましくは0.03%以下である。
Sは、Mnと結合して粗大な硫化物を形成し、鋼の延性低下を招く元素である。そのため、S含有量は極力低減することが好ましいが、0.07%までの含有は許容できる。したがって、S含有量は0.07%以下とする。好ましくは0.01%以下である。
Alは、脱酸剤として作用し、鋼の清浄度を向上させるのに有効な元素である。このような効果を得るには、Al含有量を0.005%以上とする必要がある。一方、Al含有量が0.2%を超えて過剰になると、酸化物系介在物の増加を招き、鋼の延性を低下させる要因となる。したがって、Al含有量は0.005%以上0.2%以下とする。好ましくは0.01%以上0.1%以下である。
Cr、V、Mo、Niは、いずれも鋼板のプレス成形時や成形後の冷却時にフェライトやパーライトの生成を抑制し、ベイナイト、残留オーステナイト、マルテンサイトを生成し易くする。このような効果を得るには、含有量をいずれも0.005%以上とすることが好ましい。一方、これらの元素の含有量がいずれも0.5%を超えると、その効果は飽和し、コストアップの要因となる。したがって、Cr、V、Mo、Niから選択される1種または2種以上を含有する場合には、それぞれの元素の含有量を0.005%以上0.5%以下とすることが好ましく、0.05%以上0.3%以下とすることがより好ましい。
Tiは、鋼の強化に有効であり、本発明で規定する範囲内の含有量であればプレス部品の強化に使用して差し支えない。このような強度向上効果を得るには、Ti含有量を0.01%以上とすることが好ましい。一方、Ti含有量が0.20%を超えると、その効果は飽和し、コストアップの要因となる。したがって、Tiを含有する場合には、その含有量を0.01%以上0.20%以下とすることが好ましく、0.01%以上0.05%以下とすることがより好ましい。
Bは、オーステナイト粒界からのフェライト生成を抑制し、ベイナイト、残留オーステナイト、マルテンサイトの生成を容易にする作用を有する。このような効果を得るには、B含有量を0.0002%以上とすることが好ましい。一方、B含有量が0.0050%を超えると、その効果は飽和し、コストアップの要因となる。したがって、Bを含有する場合には、その含有量を0.0002%以上0.0050%以下とすることが好ましく、0.0005%以上0.0030%以下とすることがより好ましい。
先述のとおり、本発明では、プレス部品の組織を、ベイナイトおよび残留オーステナイトを含み、残部がマルテンサイトである組織とすることを目的とする。そのため、本発明では、プレス成形前の鋼板を、Ac3変態点以上の温度に加熱して、鋼板をオーステナイト単相組織とする必要がある。プレス成形前の鋼板温度がAc3変態点未満であると、プレス部品の組織がフェライト、パーライト等を含む組織となってしまい、プレス部品の強度が低下する。一方、熱間プレス成形前の鋼板温度が1200℃を超えると、結晶粒の粗大化、スケール生成量の増加、めっきの揮発等の問題が生じる。したがって、プレス成形前の鋼板の加熱温度は、Ac3変態点以上1200℃以下とする。好ましくはAc3変態点+30℃以上Ac3変態点+150℃以下である。
金型内での平均冷却速度が50℃/s未満であると、鋼板(或いはプレス部品)にフェライトやパーライトが生成するおそれがあり、所望の組織を有するプレス部品が得られない。したがって、金型内での鋼板(或いはプレス部品)の平均冷却速度は50℃/s以上とする。好ましくは100℃/s以上である。なお、上記平均冷却速度は、プレス成形温度、すなわちプレス成形時(金型内での急冷開始時)の鋼板温度から後述する離型温度までの温度域での平均冷却速度である。
本発明では、50℃/s以上の平均冷却速度で550℃以下400℃以上の温度域まで金型内で冷却(急冷)したのち、該温度域で成形後の鋼板(プレス部品)を金型から取り外し(離型)する。離型温度(急冷停止温度)が550℃を超えると、離型後の鋼板(プレス部品)でオーステナイトからフェライト、パーライトへの変態が生じてしまい、プレス部品を所望の組織とすることができない。一方、離型温度(急冷停止温度)が400℃未満になると、鋼板(プレス部品)でベイナイト変態が殆ど生じることなくマルテンサイト変態が開始してしまい、プレス部品をベイナイト含有組織とすることができなくなる場合がある。
離型温度から300℃までの平均冷却速度が5℃/sを超えると、プレス部品に含まれるマルテンサイトの割合が高くなり、プレス部品の組織で所望する量のベイナイトおよび残留オーステナイトを得ることができない。その結果、プレス部品の延性や曲げ性が低下する。したがって、離型温度から300℃までの温度域は、平均冷却速度で5℃/s以下で徐冷する。好ましくは3℃/s以下である。
なお、本発明の方法に従い製造される高強度プレス部品において、組織全体に含まれるベイナイトの分率は約20%以上75%以下である。
Ac3(℃)=910−203√[C]−15.2×[Ni]+44.7×[Si]+104×[V]
+31.5×[Mo]−30×[Mn]−11×[Cr]+700×[P]+400×[Al]
+400×[Ti] … (1)
プレス部品の上面(図2参照)から、引張方向がプレス部品の長手方向になるようにJIS 5号試験片を採取し、JIS Z 2241(2011)の規定に準拠した引張試験(引張り速度:10mm/min)を行い、引張強さTS、全伸びT.ELを測定した。また、測定された引張強さTSと全伸びT.ELの積(TS×T.EL)を算出し、プレス部品の延性を評価した。
プレス部品の上面(図2参照)から、プレス部品の長手方向が試験片の長手方向になるように幅30mm×長さ120mmの短冊状の試験片を採取した。これらの試験片の端部を表面粗さRyが1.6〜6.3Sとなるように平滑にした後、JIS Z 2248(2006)に規定の押し曲げ法に準拠し、90°の曲げ試験を行った。曲げ試験により、試験片が亀裂やネッキングを生じない最小の曲げ半径を限界曲げ半径Rとし、限界曲げ半径Rと試験片の板厚tとの比(R/t)により曲げ性を評価した。なお、R/tの値が小さいほど、曲げ性が良好である。
プレス部品の上面(図2参照)から、走査型電子顕微鏡(SEM)用試験片を採取し、試験片の板厚断面を研磨後、ナイタール腐食し、板厚1/4位置において、倍率1500倍でSEM写真を3視野で撮影し、ベイナイト、マルテンサイトおよびその他の組織を区別して、画像解析処理により試験片の組織全体に対するベイナイトの面積率、マルテンサイトの面積率、その他(フェライト等)の面積率を求めた。また、試験片の組織全体に対する残留オーステナイトの面積率は、プレス部品の上面(図2参照)から採取した試験片を、板厚方向の1/4面まで研磨し、板厚1/4面の回折X線強度により求めた。入射X線には、MoKα線を使用し、残留オーステナイトの{111}、{200}、{220}、{311}面とフェライトの{110}、{200}、{211}面のピークの積分強度の全ての組み合せについて強度比を求め、これらの平均値により求めた。
得られた結果を表3に示す。
Claims (4)
- 質量%で、
C :0.15%以上0.6%以下、 Si:0.001%以上3.0%以下、
Mn:0.5%以上3.0%以下、 P :0.1%以下、
S :0.07%以下、 Al:0.005%以上0.2%以下
を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼板を、Ac3変態点以上1200℃以下の温度に加熱した後、オーステナイトを安定化させたまま650℃以上の温度域まで徐冷した後、金型に挿入して650℃以上の温度域でプレス成形を開始し、金型内で50℃/s以上の冷却速度で550℃以下400℃以上の温度域まで冷却して離型し、離型温度から300℃までの平均冷却速度が5℃/s以下となるように徐冷することを特徴とする高強度プレス部品の製造方法。 - 前記組成に加えて更に、質量%でCr:0.005%以上0.5%以下、V :0.005%以上0.5%以下、Mo:0.005%以上0.5%以下、Ni:0.005%以上0.5%以下のうちの少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の高強度プレス部品の製造方法。
- 前記組成に加えて更に、質量%でTi:0.01%以上0.20%以下、Nb:0.01%以上0.10%以下のうちの少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の高強度プレス部品の製造方法。
- 前記組成に加えて更に、質量%でB:0.0002%以上0.0050%以下を含有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の高強度プレス部品の製造方法。
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