JP5857913B2 - 熱間成形鋼板部材およびその製造方法ならびに熱間成形用鋼板 - Google Patents
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Description
(2)熱間成形に際して、加熱終了から熱間成形開始までの時間を15秒未満とし、熱間プレス終了後は、10〜500℃/秒でMs点以下まで冷却すること。
(1)質量%で、C:0.10%以上0.34%以下、Si:0.5%以上2.0%以下、Mn:1.0%以上3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上1.0%以下およびN:0.01%以下含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、表面から深さ15μmまでの表層部におけるフェライトの面積率が、前記表層部を除いた部位である内層部におけるフェライトの面積率の1.20倍以下であり、前記内層部が、面積%で、フェライト:10%以上70%以下、マルテンサイト:30%以上90%以下、フェライトおよびマルテンサイトの合計面積率:90%以上である鋼組織を有し、引張強度(TS)が980MPa以上、全伸び(El)が12%以上であることを特徴とする、熱間成形鋼板部材。
はじめに、本発明に係る熱間成形鋼板部材(以下、単に「鋼板部材」ともいう。)および熱間成形用鋼板の化学組成を上述のように規定した理由を説明する。以下の説明において、各合金元素の含有量を表す「%」は、特に断りがない限り質量%を意味する。
Cは、鋼の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度を主に決定する、非常に重要な元素である。C含有量が0.10%未満では焼入れ後の強度で980MPa以上の引張強度を確保することが困難となる。したがって、C含有量は0.10%以上とする。好ましくは、0.12%以上である。一方、C含有量が0.34%超では、焼入れ後のマルテンサイトが硬質となり、靭性の劣化が顕著となる。したがって、C含有量は0.34%以下とする。なお、溶接性の観点からはC含有量を0.30%以下とすることが好ましい。さらに好ましくは0.25%以下である。
Siは、鋼の延性を向上させて、かつ焼入れ後の強度を安定して確保するために、非常に効果のある元素である。Si含有量が0.5%未満では上記作用を得ることが困難である。なお、溶接性を向上させる観点からはSi含有量を0.7%以上とすることが好ましい。さらに好ましくは1.1%以上である。一方、Si含有量が2.0%超では、上記作用による効果は飽和して経済的に不利となるうえに、めっき濡れ性の低下が著しくなり、不めっきが多発する。したがって、Si含有量は2.0%以下とする。また、熱間プレス鋼板部材の表面欠陥を抑える観点からはSi含有量を1.8%以下にすることが好ましい。さらに好ましくは、1.35%以下である。
Mnは、鋼の焼入れ性を高め、かつ焼入れ後の強度を確保するために、非常に効果のある元素である。しかし、Mn含有量が1.0%未満では、焼入れ後の強度で980MPa以上の引張強度を確保することが非常に困難となる。したがって、Mn含有量は1.0%以上とする。上記作用をより確実に得るには、Mn含有量を1.1%以上とすることが好ましい。さらに好ましくは1.15%以上である。一方、Mn含有量が3.0%超では、焼入れ後の組織がMn偏析による顕著なバンド状になり、曲げ性が低下し、耐衝撃性の劣化が顕著になる。したがって、Mn含有量は3.0%以下とする。なお、熱間圧延および冷間圧延時における生産性の観点からはMn含有量を2.5%以下とすることが好ましい。さらに好ましくは、2.45%以下である。
Pは、一般には鋼に不可避的に含有される不純物であるが、固溶強化により鋼板の強度を高める作用を有するので積極的に含有させてもよい。しかし、P含有量が0.05%超では溶接性の劣化が著しくなる。したがって、P含有量は0.05%以下とする。P含有量は好ましくは0.018%以下である。上記作用による効果をより確実に得るには、P含有量を0.003%以上とすることが好ましい。
Sは、鋼に不可避的に含有される不純物であり、溶接性の観点からは少ないほど好ましい。S含有量が0.01%超では溶接性の低下が著しくなる。したがって、S含有量は0.01%以下とする。S含有量は好ましくは0.003%以下、さらに好ましくは0.0015%以下である。
Alは、鋼を脱酸して鋼材を健全化する作用を有する元素である。sol.Al含有量が0.001%未満では上記作用を得ることが困難となる。したがって、sol.Al含有量は0.001%以上とする。好ましくは0.015%以上である。一方、sol.Al含有量が1.0%超では、溶接性の低下が著しくなるとともに、酸化物系介在物が増加して表面性状の劣化が著しくなる。したがって、sol.Al含有量は1.0%以下とする。好ましくは0.080%以下である。
Nは、鋼に不可避的に含有される不純物であり、溶接性の観点からは少ないほど好ましい。N含有量が0.01%超では溶接性の低下が著しくなる。したがって、N含有量は0.01%以下とする。好ましくは0.006%以下である。
これらの元素は、いずれも焼入れ後強度を安定して確保するために効果のある元素である。したがって、これらの元素の1種または2種以上を含有させてもよい。しかし、Ti、NbおよびVについては、それぞれ0.20%を超えて含有させると、熱間圧延および冷間圧延が困難になるだけでなく、逆に安定した強度確保が困難になる。また、Crについては、1.0%を超えると、安定した強度確保が困難になる。Moについては、1.0%を超えて含有させると、熱間圧延および冷間圧延が困難になる。そして、CuとNiはそれぞれ1.0%を超えて含有させても、上記作用による効果は飽和して経済的に不利となるうえに、熱間圧延や冷間圧延が困難となる。なお、上記作用による効果をより確実に得るには、Ti:0.003%以上、Nb:0.003%以上、V:0.003%以上、Cr:0.005%以上、Mo:0.005%以上、Cu:0.005%以上およびNi:0.005%以上の少なくとも一つを満足させることが好ましい。
これらの元素は、いずれも介在物制御、特に介在物の微細分散化に寄与し、靭性を高める作用を有する元素である。したがって、これらの元素の1種または2種以上を含有させてもよい。しかし、いずれも0.01%を超えて含有させると、表面性状の劣化が顕在化する場合がある。したがって、各元素の含有量はそれぞれ上記のとおりとする。なお、上記作用による効果をより確実に得るには、これらの元素の少なくとも一つの含有量を0.0003%以上とすることが好ましい。ここで、REMは、Sc、Yおよびランタノイドの合計17元素を指し、その少なくとも1種である。上記REMの含有量はこれらの元素の少なくとも1種の合計含有量を意味する。ランタノイドの場合、工業的にはミッシュメタルの形で添加される。
Bは、鋼の靭性を高める作用を有する元素である。したがって、Bを含有させてもよい。しかし、0.01%を超える量でBを含有させると、熱間加工性が劣化して、熱間圧延が困難になる。したがって、B含有量は0.01%以下とする。なお、上記作用による効果をより確実に得るには、B含有量を0.0003%以上とすることが好ましい。
Biは、組織を均一にし、耐衝撃性を高める作用を有する元素である。したがって、Biを含有させてもよい。しかし、0.01%を超える量でBiを含有させると、熱間加工性が劣化して、熱間圧延が困難になる。したがって、Bi含有量は0.01%以下とする。なお、上記作用による効果をより確実に得るには、Bi含有量を0.0003%以上とすることが好ましい。
次に、本発明に係る熱間成形鋼板部材の表層部および内層部の鋼組織について説明する。
表層部におけるフェライトの面積率が、内層部におけるフェライトの面積率の1.20倍超では、明瞭なフェライト層が表面に形成され、疲労特性と靭性が低下する。したがって、表層部におけるフェライトの面積率は内層部におけるフェライトの面積率の1.20倍以下とする。好ましくは、(表層部におけるフェライトの面積率)/(内層部におけるフェライトの面積率)≦ 1.18である。しかし、本発明によれば、熱間プレス成形に際して、脱炭は実質上起こらず、上記比率で云えば、通常は、1.16以下である。
適量のフェライトを鋼中に形成させることにより、延性を向上させることができる。フェライトの面積率が10%未満では、フェライトの殆どが孤立し、鋼の延性を向上させることができない。したがって、フェライトの面積率は10%以上とする。一方、フェライトの面積率が70%超では、強化相であるマルテンサイトの面積率を確保できなくなり、焼入れ後の強度で980MPa以上の引張強度を確保することが困難となる。したがって、フェライトの面積率は70%以下とする。内層部におけるフェライトとマルテンサイトとの面積率は、上記範囲に入る限り、特に制限されないが、好ましくは、フェライト:30〜70%、マルテンサイト:30〜70%である。
マルテンサイトを鋼中に形成させることにより、焼入れ後の強度を高めることができる。マルテンサイトの面積率が30%未満では、焼入れ後の強度で980MPa以上の引張強度を確保することが困難となる。したがって、マルテンサイトの面積率は30%以上とする。一方、マルテンサイトの面積率が90%超では、フェライトの面積率が10%未満となり、上述したように、鋼の延性を向上させることができない。したがって、マルテンサイトの面積率は90%以下とする。
本発明に係る熱間成形鋼板部材の内層部は、フェライトおよびマルテンサイトからなる組織を有することを基本とするが、製造条件によっては、フェライトおよびマルテンサイト以外の相または組織として、ベイナイト、残留オーステナイト、セメンタイトおよびパーライトの1種または2種以上が混入する場合がある。この場合、フェライトおよびマルテンサイト以外の相または組織が10%を超えると、これらの相または組織の影響により、目的とする特性が得られない場合がある。したがって、フェライトおよびマルテンサイト以外の相または組織の混入は10%以下とする。すなわち、フェライトおよびマルテンサイトの合計面積率は90%以上とする。
次に、上記の特徴を有する本発明に係る熱間成形鋼板部材の好ましい製造方法について説明する。
熱間プレスに供する鋼板の加熱は、720℃以上、かつ、下記実験式(i)により規定されるオーステナイト単相になるAc3点(℃)以下の温度とすることにより行う。
Ac3=910−203×(C0.5)−15.2×Ni+44.7×Si
+104×V+31.5×Mo−30×Mn−11×Cr
−20×Cu+700×P+400×Al+50×Ti・・・・(i)
ここで、上記式中における元素記号は、前記鋼板の化学組成における各元素の含有量(単位:質量%)を示す。
上記加熱終了までに、オーステナイト相中におけるMn濃度をフェライト相中におけるMn濃度の1.2倍以上とする。このように、オーステナイト相中におけるMn濃度を高めることにより、オーステナイトがより安定となり、熱間プレス成形に際し起こる後述する脱炭が抑制され、その結果、熱間プレス鋼板部材の表層部におけるフェライト層の形成が抑制される。上記加熱において、フェライト−オーステナイト間のMnの分配が十分に促進されず、上記加熱終了時において、オーステナイト相中におけるMn濃度がフェライト相中におけるMn濃度の1.2倍未満となると、二相組織におけるオーステナイトの分解が容易となり、加熱終了から熱間プレス開始までの鋼板が空冷に曝される間に、脱炭が容易に進行する。したがって、上記加熱終了までに、オーステナイト相中におけるMn濃度はフェライト相中におけるMn濃度の1.2倍以上とする。この比率の上限は特に規定されないが、3.0を超えることはない。すでに述べたように、Mn濃度の調整は、例えば、熱間プレス成形用としての複相組織鋼板の化学組成と加熱条件の組み合わせを変えることで、行えばよい。
一般に、熱間プレス用鋼板は、熱間プレスに供するに際して加熱炉等で加熱された後、熱間プレス装置まで搬送される。この際に、例えば、加熱炉からの抽出時や、熱間プレス装置への搬送時あるいは投入時などに、熱間プレス用鋼板は一部において空冷に曝されることがある。このような空冷時には、加熱された熱間プレス用鋼板の雰囲気を制御することはできない。したがって、空冷時の脱炭は不可避である。そのため、そのような空冷は可及的短時間とすべきであり、加熱の終了から熱間プレスの開始までにおいて鋼板が空冷に曝される時間は15秒間未満とする。空冷に曝される時間が15秒間以上になると脱炭が進行し、鋼板表面に脱炭によるフェライト層が形成される。空冷に曝される時間は10秒間以下とすることが好ましい。
次いで、熱間プレス用鋼板に熱間プレスを施し、拡散型変態が起きないように、10℃/秒以上500℃/秒以下の平均冷却速度でMs点以下の温度域まで冷却する。平均冷却速度が10℃/秒未満では、ベイナイト変態が過度に進行してしまい、強化相であるマルテンサイトの面積率を確保できなくなり、焼入れ後の強度で980MPa以上の引張強度を確保することが困難となる。したがって、上記温度域における平均冷却速度は10℃/秒以上とする。一方、上記平均冷却速度が500℃/秒超では、部材の均熱を保つことが極めて困難となり、強度が安定しなくなる。したがって、上記平均冷却速度は500℃/秒以下とする。なお、冷却する際、400℃到達以降は相変態による発熱が非常に大きくなるため、400℃以上の温度域における冷却方法と同じ冷却方法では十分な冷却速度が確保できない場合がある。このため、400℃までの冷却よりも400℃からMs点までの冷却を強く行う必要があり、具体的には以下に述べるようにすることが好ましい。熱間プレス法では、通常、常温または数10℃程度の鋼製金型により冷却が達成される。したがって、冷却速度を変化させるためには、金型寸法を変え熱容量を変化させればよい。また金型材質を異種金属(例えば銅など)に変えることでも冷却速度を変化させることができる。金型寸法を変えられない場合、水冷型の金型を用いて冷却水量を変えることによっても、冷却速度を変えることができる。また、予め溝を数カ所切った金型を用い、プレス中にその溝に水を通すことによって冷却速度を変える、プレス途中でプレス機を上げ、その間に水を流すことでも、冷却速度を変えることができる。さらには、金型クリアランスを変え、鋼板との接触面積を変化させることでも冷却速度を変えることができる。例えば400℃前後で冷却速度を変える手段には、次のような手段が考えられる。
(2)水冷金型の場合、400℃到達直後に金型中の流水量を変化させて、冷却速度を変える;
(3)400℃到達直後に、金型と部材の間に水を流し、その水量を変化させることで、冷却速度を変える。
表1に示す化学組成を有する鋼板を供試材とした。これらの鋼板は、実験室にて溶製したスラブを1250℃にて30分間加熱した後、900℃以上で熱間圧延を行い、板厚2.6mmの熱延鋼板としたものである。熱間圧延後は、600℃まで水スプレー冷却したのち炉に装入し、600℃で30分間保持した後、20℃/時で室温まで徐冷することにより、熱延巻取り工程を模擬したものである。
このようにして得られた熱延鋼板は、いずれもフェライトとパーライトの複合組織であった。このようにして得られた熱延鋼板は、供試材No.21を除き、酸洗によりスケールを除去した後、冷間圧延にて板厚1.2mmとした。
Claims (7)
- 質量%で、C:0.10%以上0.34%以下、Si:0.5%以上2.0%以下、Mn:1.0%以上3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上1.0%以下およびN:0.01%以下含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、表面から深さ15μmまでの表層部におけるフェライトの面積率が、前記表層部を除いた部位である内層部におけるフェライトの面積率の1.20倍以下であり、前記内層部が、面積%で、フェライト:10%以上70%以下、マルテンサイト:30%以上90%以下、フェライトおよびマルテンサイトの合計面積率:90%以上である鋼組織を有し、引張強度(TS)が980MPa以上、全伸び(El)が12%以上であることを特徴とする、熱間成形鋼板部材。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、質量%で、Ti:0.20%以下、Nb:0.20%以下、V:0.20%以下、Cr:1.0%以下、Mo:1.0%以下、Cu:1.0%以下およびNi:1.0%以下からなる群から選ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の熱間成形鋼板部材。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、質量%で、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下、REM:0.01%以下およびZr:0.01%以下からなる群から選ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱間成形鋼板部材。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、質量%で、B:0.01%以下を含有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の熱間成形鋼板部材。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、質量%で、Bi:0.01%以下を含有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の熱間成形鋼板部材。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の化学組成を有する鋼板であって、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の熱間成形鋼板部材の素材として使用されることを特徴とする、熱間成形用鋼板。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の化学組成を有する鋼板を、720℃以上Ac3点以下の温度域に加熱して、オーステナイト相中におけるMn濃度をフェライト相中におけるMn濃度の1.20倍以上とし、次いで、前記加熱の終了から熱間成形の開始までにおいて鋼板が空冷に曝される時間を15秒間未満として熱間成形を施し、10℃/秒以上500℃/秒以下の平均冷却速度でMs点以下の温度域まで冷却することを特徴とする、表面から深さ15μmまでの表層部におけるフェライトの面積率が、前記表層部を除いた部位である内層部におけるフェライトの面積率の1.20倍以下であり、前記内層部が、面積%で、フェライト:10%以上70%以下、マルテンサイト:30%以上90%以下、フェライトおよびマルテンサイトの合計面積率:90%以上である鋼組織を有し、引張強度(TS)が980MPa以上、全伸び(El)が12%以上である熱間成形鋼板部材の製造方法。
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