JP6003563B2 - 車両用シート - Google Patents
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支持部材は、フレーム部材の前後に係止可能な枠状体と、枠状体に張設される面状体(支持体の一例)を有する。枠状体は、フレーム部材に倣った形状の枠体であり、シート側方に向けて突出する棒状部位を有する。棒状部位(本発明の連結部材に相当)は、クランク状に屈曲しつつ、枠状体側部から外方に突出する。また面状体は、天然繊維又は合成繊維の糸材を織編してなる面材である。
公知技術では、枠状体内に面状体を張設したのち、フレーム部材に枠状体を係止しつつ、面状体にてクッション材を支持する。このとき枠状体を、フレーム部材の前後に係止したのち、棒状部位を、フレーム部材の側部に掛け置きすることができる。
例えばフレーム部材が、シート前部をなす可動部位と、シート後部をなす不動部位と、連結部位を有する。連結部位は、不動部位に対して可動部位を上下に相対回転可能に連結する軸材である。
そして連結部材を、フレーム部材の側部に配置しつつ、不動部位と可動部位を相対回転可能に連結する。この連結部位を回転中心として、不動部位に対して可動部位をシート上方に回転させることにより、フレーム部材を途中で上方に屈曲変形させる。こうすることでシートクッション前部側を上方に持ち上げて乗員脹脛を支持可能な状態(チルト状態)とすることができる。
もっともフレーム部材の側部に枠状体を剛結合するなどして、フレーム部材の屈曲に追従させることもできる。しかしそうするとチルト機構の作動のたびに、枠状体が途中で過度に湾曲するなどして部分的に疲労する(耐久性に劣る構成となりがちである)。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、フレーム部材に支持部材を性能よく取付けることにある。
フレーム部材は、シート一部骨格をなす不動部位と、シート他部骨格をなす可動部位とを有するとともに、不動部位に対して可動部位が連結部位にて相対移動可能に連結される。また支持部材は、フレーム部材上に配置可能な枠状体と、枠状体内に設けられてクッション材を支持可能な支持体とを有する。
そして支持部材が、可動部位と不動部位に取付けられるとともに、連結部位の配置するフレーム部材の一辺に連結部材を介して連結される。この種の構成では、フレーム部材に支持部材を性能(例えば取付け安定性や耐久性)よく取付けられることが望ましい。
そこで本発明では、金属製でリング状の連結部材にて、可動部位の相対移動に伴う第一取付け部位に対する第二取付け部位の回転動作を許容しつつ、フレーム部材と支持部材を連結することにより、可動部位の相対移動に支持部材が追従可能な構成とした。
本発明では、連結部材により、可動部位の移動時における支持部材の過度の浮き上がりを極力阻止することができる。このとき連結部材にて、第一取付け部位に対する第二取付け部位の回転動作を許容することにより、可動部材の相対移動時において支持部材に負担がかかることを極力回避することができる。
また第3発明の車両用シートは、第1発明又は第2発明の車両用シートであって、第一取付け部位及び第二取付け部位と、連結部材との少なくとも一方に樹脂層が設けられており、連結部材が、樹脂層を介して第一取付け部位及び第二取付け部位に接している。
図1の車両用シート2は、シート構成部材(シートクッション4,シートバック6,ヘッドレスト8)と、レール部材9を有する。
シート構成部材は、各々、シート骨格をなすフレーム部材(4F,6F,8F)と、シート外形をなすクッション材(4P,6P,8P)と、クッション材を被覆する表皮材(4S,6S,8S)を有する。
またレール部材9は、シート構成部材を車両前後にスライド移動させる部材であり、アッパレール9aと、ロアレール9bを有する。本実施例では、アッパレール9aの上部にシートクッション4を取付けるとともに、ロアレール9bを車室床面に取付ける。そして両レールを摺動可能に組付けることで、シート構成部材を、車室床面に対して車両前後にスライド移動させることができる。
シートクッション4は、基本構成(4F,4P,4S)と、支持部材20(枠状体22,支持体26)と、連結部材30を有する(図1〜図4を参照、各部材の詳細は後述)。
ここで支持部材20は、枠状体22と支持体26(詳細後述)を有する。そしてフレーム部材4F(詳細後述)に枠状体22を取付けつつ、支持体26にてクッション材4Pを支持する構成である(図3及び図5を参照)。
そして本実施例では、シートクッション4が、通常状態(図1の状態)と、前部側が上方に屈曲変形するチルト状態(乗員脹脛を支持可能な状態)との間を変位可能である。このシートクッション4の状態変位に応じて、フレーム部材4Fの前部がシート上下に相対移動する(図4を参照)。この種のシート構成では、フレーム部材4Fに支持部材20を性能(例えば取付け安定性や耐久性)よく取付けられることが好ましい。
そこで本実施例では、後述の構成(連結部材30)にて、フレーム部材4Fに支持部材20を性能よく取付けることとした。以下、各構成について詳述する。
シートクッション4(基本構成)は、表皮材4Sと、クッション材4Pと、フレーム部材4Fを有する(図1〜図4を参照)。
表皮材4Sは、クッション材4Pを被覆可能な袋状部材であり、例えば布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)で構成できる。
またクッション材4Pは、例えばポリウレタンフォームなどの樹脂部材で形成される部材であり、回避部4PRを有する。回避部4PRは、クッション材4Pの側部(後述の連結部材30に対面する部位)を傾斜状に切欠いた部位であり、連結部材30の外形形状に倣ってシート外方に向けて次第に上向きに傾斜する。
そしてフレーム部材4Fは、シート前後に長尺な長方形状の枠体であり、後述の構成(不動部位12,可動部位14,連結部位16,第一取付け部位18)を有する。
不動部位12は、シートクッション4の後部及び側部(一部)骨格を構成する部位であり、リンク部材LM1,LM2を介してアッパレール9aに固定される(図2〜図4を参照)。
本実施例の不動部位12は、略横U字状(上方視)の枠状部位であり、一対の側方部位12aと、後部パイプ12bを有する。一対の側方部位12aは、それぞれシートクッション4の側部骨格を構成する平板部位であり、シート前後に延長しつつ対面状に配置する。そして各側方部位12aの途中には孔部(図示省略)が設けられており、連結部位16(後述)を形成可能である。
また後部パイプ12bは、シートクッション4の後部骨格を構成する棒状部材であり、一対の側方部位12a(後部)の間に橋渡し状に配設される。
可動部位14は、シートクッション4の前部(他部)骨格を構成する部位であり、前方部位14aと、一対の連結アーム14bを有する(図2〜図4を参照)。
前方部位14aは、シートクッション4前部に配置する平板部位(断面視で略逆L字状)であり、爪部14cを有する。前方部位14aの上面側は傾斜状とされており、シート後方に向けて次第に下方に傾斜する。また各爪部14cは、略逆L字状(側面視)をなす部材であり、後述の枠状体22を取付け可能である。本実施例では、複数の爪部14cを、前方部位14a上面(傾斜面)に適宜の間隔で形成できる。
また連結アーム14bは、前方部位14aの両端からシート後方に向けて突出する平板部位であり、それぞれ側方部位12aに対面可能に配置する。そして連結アーム14bの端部には孔部(図示省略)が設けられており、連結部位16(後述)を形成可能である。
連結部位16は、不動部位12と可動部位14を相対移動可能に連結する部位である(図4を参照)。
本実施例では、不動部位12の前部側に可動部位14を配置しつつ、各側方部位12aの外面に各連結アーム14bを対面状に配置する。このとき側方部位12aの孔部と連結アーム14bの孔部を位置合わせしつつ、両孔部に連結材16a(短尺な筒材)を挿入する。
つぎに連結材16aを、不動部位12に固定するとともに可動部位14に相対回転可能に挿入することで、側方部位12a(フレーム部材の一辺)の途中に連結部位16を形成できる。そして連結部位16を回転中心として、不動部位12に対して可動部位14がシート上下に回転(相対移動)可能となる。本実施例では、不動部位12のモータ部材MMにて、不動部位12に対して可動部位14をシート上下に回転させることができる。
第一取付け部位18は、後述の連結部材30(一側)を取付け可能な部位であり、フレーム部材4Fの側部(連結部位の配置する一辺)に設けることができる(図3及び図5を参照)。
本実施例の第一取付け部位18は、平板状の基部18aと、一対の取付け孔部18bを有する。基部18aは、一対の側方部位12aの途中にそれぞれ設けられてシート内方に向けて突出する。ここで各基部18aの取付け位置は特に限定しないが、典型的に連結部位16の近傍(例えば連結部位16を跨いでシート前後に50mmの範囲)に設定できる。また一対の取付け孔部18bは、それぞれ基部18aの端部側に設けた孔部(貫通孔)であり、シート上下に開口する。
支持部材20は、フレーム部材4F上に配置してクッション材4Pを支持する部材であり、枠状体22と、第二取付け部位24と、支持体26を有する(図2及び図3を参照)。
ここで支持体26は、クッション材4Pを支持可能な部材であり、枠状体22(後述)内に設けることができる。本実施例の支持体26は、弾性的に伸縮可能な面状部材であり、枠状体22内に張設できる(図2を参照)。
支持体26の材質は特に限定しないが、布帛(織物,編物,不織布)、皮革(天然皮革,合成皮革)、ネット体(繊維を網目状に織製した部材)を例示できる。
枠状体22は、フレーム部材4F上に配置可能な枠体である(図2及び図3を参照)。本実施例の枠状体22は、略長方形状(上方視)とされて、前枠部22aと、一対の側枠部22bと、後枠部22cを有する。
前枠部22aは、枠状体22前部の一辺をなす部位であり、シート前方に配置してシート幅方向に延設する。本実施例では、複数の樹脂カバー体(符号省略)を、適宜の間隔で前枠部22aに取付けて、隣り合う爪部14cの間に配置可能である。また後枠部22cは、枠状体22後部の一辺をなす部位であり、シート後方に配置してシート幅方向に延設する。
そして一対の側枠部22bは、それぞれ枠状体22側部の一辺をなす部位であり、シート前後方向に延設する。各側枠部22bの前端は前枠部22aに連結しており、各側枠部22bの後端は後枠部22cに連結する。また各側枠部22bの後部(22d)は、略逆U字状に湾曲変形しており、後部パイプ12bに掛止め状に取付け可能である(図3を参照)。
本実施例では、枠状体22の中心部を金属等の剛体にて形成するとともに、外形部を樹脂にて形成できる。そして成形型(図示省略)を用いて、枠状体22を成形しつつ支持体26に一体化することができる。
例えば枠状体22(外形部)を成形する際に、成形型のキャビティに、枠状体22の中心部と支持体26を予め配置する。そして成形型内に成形原料(溶融樹脂等)を流し込むことで、枠状体22を成形しつつ支持体26を一体的に取付けることができる。このとき支持体26の縁部に樹脂が侵入固化することで、枠状体22と支持体26が強固に一体化される。
なお枠状体22(外形部)の樹脂として、熱可塑性樹脂(ポリプロピレン,塩化ビニル樹脂,ポリエチレン)や、熱硬化性樹脂(フェノール樹脂,メラミン樹脂,エポキシ樹脂,ユリア樹脂)を例示できる。
第二取付け部位24は、後述の連結部材30(他側)を取付け可能な部位であり、枠状体22に設けることができる(図3及び図5を参照)。
本実施例の第二取付け部位24は、枠状体22の中心部を部分的に露出させることで形成されており、連結部材30を掛止め状に係止できる。そして第二取付け部位24を、側枠部22bの途中に設けつつ、第一取付け部位18に対面可能に配置する。
連結部材30は、略C字状のリング状部材であり、第一取付け部位18と第二取付け部位24を橋渡し可能な長さ寸法を有する(図3及び図5を参照)。
連結部材30の断面は略円形状であり、その径寸法が、第一取付け部位18(取付け孔部18b)よりも小さく設定される。ここで連結部材30は、典型的に適度な剛性を有する材質(金属等)で構成でき、後述するように樹脂層にて被覆される(樹脂コーティングがなされる)ことが好ましい。
図3及び図5を参照して、支持部材20を、不動部位12と可動部位14の双方に取付ける。このとき本実施例では、支持部材20の前部(前枠部22a)を複数の爪部14cに係止するとともに、支持部材20の後部(側枠部の後部22d)を後部パイプ12bに掛止め状に係止する。
つぎに支持部材20(側枠部22b)を、各側方部位12a(連結部位の配置する一辺)に、それぞれ一対の連結部材30を介して連結する(図5を参照)。
本実施例では、各連結部材30の一側を、第一取付け部位18(取付け孔部18b)に挿入しつつ内向きに屈曲させて係止する。このとき連結部材30の径寸法が比較的小さく設定されて、第一取付け部位18に対して相対移動可能に係止される。
また各連結部材30の他側を、第二取付け部位24(側枠部22b)の周りに沿って湾曲させつつ掛止め状に係止する。このとき連結部材30の他側を、枠状体22(中央部)周りに相対回転可能な状態として、第二取付け部位24に係止する。こうすることで各連結部材30にて、第一取付け部位18に対する第二取付け部位24の回転動作を許容しつつ、各側方部位12aと支持部材20を連結できる。
こうしてフレーム部材4F上に支持部材20を取付けたのち、支持部材20上にクッション材4Pを配置して支持する。このとき本実施例では、クッション材4Pに回避部4PRを形成することで、連結部材30との接触が原因のクッション材4Pの破損を極力阻止することができる。
ここで上述の構成では、金属同士の接触(メタルタッチ)による異音発生が懸念される。そこで連結部材30と各取付け部位18,24の少なくとも一方に、樹脂コーティングを設けることで、メタルタッチによる異音発生を極力阻止できる。例えば連結部材30の外表面に樹脂層(樹脂コーティング)を設けることで、フレーム部材4Fや支持部材20との接触が原因となる異音発生を極力阻止できる。
なお樹脂コーティングに用いる樹脂として、枠状体22(外形部)の樹脂と同種又は異なる種類の樹脂を使用できる。
図1、図4及び図5を参照して、連結部位16を回転中心として、不動部位12に対して可動部位14を上方に回転させてシートクッション4をチルト状態とする。
そして本実施例では、可動部位14の回転動作に応じて、第一取付け部位18を中心として第二取付け部位24が上方に回転しつつ、側方部位12aから支持部材20が上方に浮きあがろうとする(図5を参照)。
そこで各連結部材30により側方部位12aと支持部材20を連結することで、可動部位14の移動時における支持部材20の過度の浮き上がりを極力阻止できる。さらに各連結部材30にて、第一取付け部位18に対する第二取付け部位24の回転動作を許容することにより、可動部位14の相対移動に支持部材20がスムーズに追従する。
このため可動部位14の移動時に、支持部材20の浮き上がりが好適に阻止されるとともに、支持部材20に過度の負担がかかることを極力阻止できる。
また本実施例では、回避部4PRにて、連結部材30との接触が原因のクッション材4Pの破損を極力阻止することができる。
このため本実施例によれば、フレーム部材4Fに支持部材20を性能よく取付けることができる。
実施例2の車両用シートは、実施例1の基本構造とほぼ同一であるため、共通の構造等については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例の連結部材30Aは、伸縮部32と、一対の係止部34を有する(図6を参照)。一対の係止部34はともにフック状の部位であり、伸縮部32の端部にそれぞれ設けることができる。また伸縮部32は、一対の係止部34を離間又は近接させる向きに伸縮可能な部位であり、本実施例ではコイルバネ状とされる。
本実施例では一方の係止部34を、第一取付け部位18に挿入して係止するとともに、他方の係止部34を、第二取付け部位24に掛止め状に係止する。そして伸縮部32にて、第一取付け部位18と第二取付け部位24の近接離間を弾力的に許容することにより、可動部位14の相対移動時に支持部材20に過度の負担がかかることを更に確実に回避できる(図4を参照)。
実施例3の車両用シートは、実施例1又は2の基本構造とほぼ同一であるため、共通の構造等については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例の連結部材30Bは、ヒンジ部36と、第一連結部41と、第二連結部42を有する(図7を参照)。第一連結部41は、第一取付け部位18(基部18a)に対面配置可能な平板状の部位であり、ボルトなどの締結部材(符号省略)を介して取付け孔部18bに固定可能である。また第二連結部42は、平板状の部位であり、先端側に、第二取付け部位24を挿入可能な筒状部位を有する。そしてヒンジ部36は、第一連結部41と第二連結部42を相対回転可能につなぐ部位である。
本実施例では、第一連結部41を、第一取付け部位18に取付けるとともに、第二連結部42(先端)に、第二取付け部位24を嵌装して取付ける。そしてヒンジ部36を中心として、第一取付け部位18に対する第二取付け部位24の回転動作を許容しつつ、フレーム部材4Fと支持部材20を連結することにより、可動部位14の相対移動時に支持部材20に過度の負担がかかることを極力回避できる(図4を参照)。
(1)本実施形態では、支持部材20の構成を例示したが、同部材の構成を限定する趣旨ではない。例えば本実施例では、支持体26として面状部材を例示したが、支持体の構成を限定する趣旨ではない。例えば支持体として、ジグザグ(S字状等)に屈曲させてなる棒状部位を枠状体に形成することもできる。
また本実施形態では、長方形状(フレーム部材に倣った形状)の枠状体を例示したが、枠状体の形状は、フレーム部材の形状とは無関係に、正方形状等の各種四角形状を採用できる。また面状体の形状も、枠状体の形状にあわせて適宜変更可能である。またフレーム部材(可動部位と不動部位)に対する枠状体の取付け方法は、実施例の形態に限定されず適宜変更可能である。
(2)また本実施形態では、第二取付け部位の構成を例示したが、同部の構成は、シート構成に応じて適宜変更可能である。
(4)また本実施形態では、不動部位12(側方部位12a)に第一取付け部位18を設ける例を説明したが、第一取付け部位は可動部位に設けることもできる。なお第一取付け部位の構成(形状,寸法,配設数等)はシート構成に応じて適宜変更可能である。
(5)また本実施形態では、一対の連結部材30を各側方部位12aに設ける例を説明したが、シート構成に応じて、単数又は3以上の連結部材を設けることができる。
(7)また本実施形態では、シートクッションを一例に説明したが、本実施例の構成は、シートバック等の各種シート構成部材に適用可能である。
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
9 レール部材
4F フレーム部材
4P クッション材
4PR 回避部
4S 表皮材
12 不動部位
14 可動部位
16 連結部位
18 第一取付け部位
20 支持部材
22 枠状体
24 第二取付け部位
26 支持体
30 連結部材
Claims (3)
- シートクッションやシートバック等のシート構成部材を備えるとともに、前記シート構成部材が、シート骨格をなす四角形状で枠状のフレーム部材と、シート外形をなして乗員を弾性的に支持可能なクッション材と、前記クッション材を支持可能な支持部材とを有し、前記フレーム部材が、シート一部骨格をなす不動部位と、シート他部骨格をなす可動部位とを有するとともに、前記不動部位に対して前記可動部位が連結部位にて相対移動可能に連結され、
前記支持部材が、前記フレーム部材上に配置可能な枠状体と、前記枠状体に設けられてクッション材を支持可能な支持体とを有して、前記可動部位と前記不動部位に取付けられるとともに、前記連結部位の配置する前記フレーム部材の一辺に連結部材を介して連結される車両用シートにおいて、
金属製でリング状の前記連結部材が、前記フレーム部材の不動部位側の第一取付け部位と、前記支持部材側の第二取付け部位に取付けられて、前記可動部位の相対移動に伴う前記第一取付け部位に対する前記第二取付け部位の回転動作を許容しつつ、前記フレーム部材と前記支持部材を連結することにより、前記可動部位の相対移動に前記支持部材が追従可能な構成とした車両用シート。 - 前記クッション材と前記連結部材のいずれか一方に、前記一方とは異なる他方との干渉を回避する回避部を設けた請求項1に記載の車両用シート。
- 前記第一取付け部位及び前記第二取付け部位と、前記連結部材との少なくとも一方に樹脂層が設けられており、前記連結部材が、前記樹脂層を介して前記第一取付け部位及び前記第二取付け部位に接している請求項1又は2に記載の車両用シート。
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