JP6002389B2 - 薬剤放散器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば害虫の忌避剤等のような気化する薬剤を放散させる薬剤放散器に関するものである。
従来から、例えば特許文献1に開示されているように、薬剤を大気中に放散させるように構成された薬剤放散器が知られている。
特許文献1の薬剤放散器は、中空状の本体の内部に薬剤の包装体を収容して使用される。本体には、包装体を挿入するための挿入口が形成されている。
特開2002−136583号公報
しかしながら、特許文献1のように本体に挿入口を形成していると、例えば薬剤放散器を持って挿入口側が下になったときに、包装体が挿入口から不意に落下してしまう恐れがある。
このことを防止するために、例えば挿入口を開閉する蓋を設けることが考えられるが、そのようにした場合には包装体の挿入作業が煩雑になるとともに、部品点数の増加を招くことになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、薬剤を有する被収容体を本体へ収容する際の作業性を悪化させることなく、かつ、部品点数の増加を招くことなく、被収容体を本体の内部に収容した状態で保持できるようにし、収容状態にある被収容体が本体から不意に脱落しないようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、本体に収容される被収容体の形状を、挿入口の周縁部に係合する形状とした。
第1の発明は、気化する薬剤を有する板状の被収容体と、
気化する薬剤を有する板状の被収容体と、
上記被収容体の外周部分を全周に亘って収容する収容空間を有する本体とを備え、
上記被収容体を上記本体に収容した状態で薬剤を該本体から放散させるように構成された薬剤放散器において、
上記本体には、上記被収容体を、該被収容体の側面の延びる方向に移動させることによって該本体に挿入するための挿入口が形成され、該挿入口の周縁部の一部には指を上記収容空間に挿入するための切欠部が形成され、
上記被収容体は、上記挿入口の周縁部に係合するように形成され、該被収容体が上記収容空間に収容された状態で該挿入口が開放されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、被収容体を本体に収容する際には、被収容体を本体の挿入口に差し込んで被収容体の側面の延びる方向に移動させるという簡単な作業によって収容することが可能になる。この状態で、被収容体は挿入口の周縁部に係合するので、蓋等の部材を別途設けることなく、収容状態にある被収容体が本体から不意に脱落しなくなる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記被収容体は、該被収容体の縁部が上記挿入口の周縁部に対し係合するように湾曲しており、上記切欠部は、挿入した指によって上記被収容体を、上記挿入口の周縁部との係合を解除する方向に変形させることが可能に形成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、被収容体を本体に収容した状態で被収容体の縁部が挿入口の周縁部に係合することになる。
第3の発明は、第1または2の発明において、
上記本体の底面における外周縁部よりも内側に上記挿入口が形成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、挿入口を本体の底面に形成したことで、挿入口が本体のデザインに影響を及ぼしにくくなり、デザインの自由度が向上する。挿入口を底面に形成すると、被収容体が自重によって挿入口から脱落しやすくなる懸念があるが、この発明によれば、被収容体が挿入口の周縁部に係合することによって脱落が防止される。
第1の発明によれば、本体に収容する被収容体を、本体の挿入口の周縁部に係合するように形成したので、被収容体を本体へ収容する際の作業性を悪化させることなく、かつ、部品点数の増加を招くことなく、被収容体を本体の内部に収容した状態で保持でき、被収容体が不意に脱落するのを防止できる。
第2の発明によれば、被収容体を湾曲させることによって該被収容体の縁部を挿入口の周縁部に対し係合させるようにしたので、被収容体を本体に完全に収容した状態で脱落を未然に防止できる。
第3の発明によれば、本体の底面に挿入口を形成して本体のデザインの自由度を高める場合に、第1の発明の作用効果をより一層顕著なものとすることができる。
実施形態にかかる薬剤放散器の斜視図である。 薬剤放散器の正面図である。 薬剤放散器の側面図である。 薬剤放散器の平面図である。 薬剤放散器の底面図である。 カートリッジの斜視図である。 カートリッジの正面図である。 カートリッジの側面図である。 図7のIX−IX線に相当する分解状態のカートリッジの断面図である。 本体の斜視図である。 本体の底面図である。 図11のXII−XII線断面図である。 表側部材を内面から見た図である。 表側部材を底面側から見た図である。 裏側部材を内面から見た斜視図である。 裏側部材を底面側から見た図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態にかかる薬剤放散器1の斜視図である。この薬剤放散器1は、薬剤を有する被収容体としてのカートリッジ10と、カートリッジ10を収容する本体30とを備えており、例えば屋内の所定箇所に置いて使用することができるようになっている。
尚、この実施形態の説明では、薬剤放散器1の使用状態で下となる側を単に下といい、上となる側を単に上というものとする。また、使用状態で正面となる側を表側といい、背面となる側を裏側という。
はじめにカートリッジ10について説明する。カートリッジ10は、透明な樹脂製の容器11と容器11に充填された薬剤とからなるものである。薬剤は気化する性質を有する液体であり、例えば、害虫の忌避剤、殺虫剤、芳香剤、消臭剤等が挙げられ、これらのうち1種類のみを容器11に充填してもよいし、複数種を混合して容器11に充填してもよい。また、薬剤は、例えば青色等に着色されているが、着色しなくてもよい。
図6〜図8に示すように、容器11は全体として矩形板状をなしており、図9にも示すように容器11の表側を構成するトレー状部材13と、トレー状部材13を覆うとともに容器11の裏側を構成するフィルム14とを有している。
容器11は、図8に示すように容器11の上下方向の中間部が上部及び下部に比べて表側に位置するように全体として緩やかに湾曲している。これは、詳細は後述するが、本体30に収容したカートリッジ10を、本体30における挿入口31の周縁部に係合させるための形状である。
トレー状部材13は、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)等の無色透明な硬質樹脂製の板材を成形してなるものであり、弾性変形するようになっている。
トレー状部材13の周縁部は、平面で構成されたフランジ部13aとされている。トレー状部材13のフランジ部13aよりも内方には、薬剤を収容するための第1膨出部21が上部に形成されている。図6にも示すように、この第1膨出部21は、トレー状部材13の幅方向に延びている。また、第1膨出部21の長手方向(トレー状部材13の幅方向に相当)の両端部は、下方へ突出する形状となっている。
また、トレー状部材13のフランジ部13aよりも内方には、第1膨出部21よりも下側に、薬剤を収容するための複数の第2〜6膨出部22〜26が設けられている。第2〜6膨出部22〜26は、上下方向に延びており、トレー状部材13の幅方向に互いに間隔をあけて配置されている。
第2膨出部22は、トレー状部材13の幅方向一側に位置しており、略円形断面を有する複数の円形部22a,22a,…と、円形部22aよりも幅の狭い狭小部22b,22b,…とが上下方向に交互に並ぶように配置されて構成されている。狭小部22bは、上下方向に隣り合う円形部22a,22aと連続している。円形部22aと狭小部22bとの間で薬剤の流通が可能となっている。また、狭小部22bの膨出高さは、円形部22aの膨出高さよりも低く設定されている。
図7に示すように、第2膨出部22の上端部には、狭小部22bが位置しており、この上端の狭小部22bは第2膨出部22の下部に連続している。従って、第2膨出部22と第1膨出部21との間で薬剤の流通が可能となっている。
第3〜第6膨出部23〜26も、第2膨出部22と同様に、円形部23a〜26aと、狭小部23b〜26bとで構成されている。
第3〜5膨出部23〜25の上端部には、円形部23a〜25aが位置しており、この上端の円形部23a〜25aは第1膨出部21の下部に連続している。また、第6膨出部26の上端部には、狭小部26bが位置しており、この上端の狭小部26bは第1膨出部21の下部に連続している。従って、第3〜6膨出部23〜26と第1膨出部21との間でも薬剤の流通が可能となっている。
また、第2膨出部22の円形部22aは、第3膨出部23の隣り合う円形部23a,23aの間に対応している。また、第3膨出部23の円形部23aは、第4膨出部24の隣り合う円形部24a,24aの間に対応している。第4膨出部24の円形部24aは、第5膨出部25の隣り合う円形部25a,25aの間に対応している。また、第5膨出部25の円形部25aは、第6膨出部26の隣り合う円形部26a,26aの間に対応している。また、トレー状部材13には、第2〜第6膨出部22〜26の下端部同士を連続させる第7膨出部27が設けられており、第2〜第6膨出部22〜26の間で薬剤の流通が可能となっている。
トレー状部材13における第2〜第6膨出部22〜26よりも下側には、突部13bが形成されている。突部13bは、カートリッジ10を本体30へ挿入する方向を示す目印である。尚、カートリッジ10は、上側(図7の上側)から本体30へ挿入する。
カートリッジ10のフィルム14は、気化した薬剤を通し、かつ、気化していない薬剤を通さないように構成された揮発薬剤透過部材で構成されている。フィルム14の材料としては、液体を通さず、気体を通す性質を有する周知の材料であればよく、例えば、特表2001−523119号公報に開示されているものが挙げられるが、これ以外のフィルムを用いることも可能である。
フィルム14は、熱可塑性樹脂で構成されている。フィルム14の周縁部はトレー状部材13のフランジ部13aに全周に亘って熱溶着されている。また、フィルム14におけるトレー状部材13の第2〜第6膨出部22〜26の間の部分は、トレー状部材13に熱溶着されている。従って、第2〜第6膨出部22〜26は、フィルム14によって区画されている。
尚、フィルム14は、例えは、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリウレタンフィルム、ナイロンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムまたはそれらの複合ラミネートフィルム等が挙げられる。
容器11に薬剤を入れると、第1膨出部21と、第2〜第6膨出部22〜26とが連続しているので、第1膨出部21と、第2〜第6膨出部22〜26との間で薬剤が行き来可能となる。また、第2〜第6膨出部22〜26の下端部同士が第7膨出部27によって連続しているので、第2〜第6膨出部22〜26間での薬剤の行き来も可能となる。
次に、本体30の構造について説明する。図1〜図5に示すように、本体30は、矩形に近い形状の板状をなしており、底面は略平面状に形成されている。
図11及び図12にも示すように、本体30は、厚み方向に2分割された半割状の表側部材34と裏側部材35とを組み合わせて構成されている。表側部材34及び裏側部材35は、共に枠状をなしており、中央部にはそれぞれ同じ形状の貫通孔34a,35aが対応するように形成されている。これら2つの貫通孔34a,35aによって本体30には表裏方向に貫通する貫通孔が構成される。
表側部材34の貫通孔34aの周囲は、表側へ向かって膨出するように形成され、また、裏側部材35の貫通孔35aの周囲は、裏側へ向かって膨出するように形成されている。表側部材34及び裏側部材35の外縁部同士が結合されて両部材34,35が一体化しており、図12に示すように内部には、カートリッジ10の外周部の収容が可能な収容空間Rが全周に亘って形成されている。
図10に示すように、表側部材34及び裏側部材35を一体化した状態で、表側部材34の貫通孔34aの周縁部と、裏側部材35の貫通孔35aの周縁部とは、表裏方向に離れており、両周縁部の間にはスリットSが形成されている。このスリットSには、カートリッジ10が挿入されるようになっており、挿入されたカートリッジ10には、貫通孔34a及び貫通孔35aの両周縁部が接触するようになっている。
図11に示すように、本体30の底面には、上記カートリッジ10を挿入するための挿入口31が形成されている。このように挿入口31を本体30の底面に形成することで、デザイン上の自由度が向上する。また、挿入口31が使用時に見えなくなるので、見栄えも良好になる。
挿入口31は、本体30の幅方向に長い形状とされている。この挿入口31には、カートリッジ10がその側面の延びる方向に挿入されるようになっている。
すなわち、挿入口31の長手方向の寸法は、カートリッジ10の幅方向の寸法よりも若干長めに設定されている。また、挿入口31の短径方向の寸法は、カートリッジ10の厚み方向の寸法よりも若干長めに設定されている。カートリッジ10はその幅方向を挿入口31の幅方向と一致させた状態で挿入口31に挿入される。
挿入口31の長手方向に延びる一縁部31aの中間部には、第1切欠部31bが形成され、他縁部31cにも第2切欠部31dが形成されている。第1及び第2切欠部31b,31dは、指先を挿入することができる程度の大きさである。
一縁部31aは、挿入口31の幅方向に直線状に延びている。他縁部31cは、第2切欠部31dに近づくほど一縁部31a側に位置するように傾斜している。また、他縁部31cにおける第2切欠部31dの近傍には、一縁部31a側へ突出する突起31e,31eが形成されている。
図12に示すように、本体30の内部には、幅方向両側に、カートリッジ10を案内するための表側及び裏側ガイドレール38,39がそれぞれ形成されている。図13及び図14に示すように、表側ガイドレール38は、表側部材34の内面に形成されており、上下方向に延びている。図12に示すように、この表側ガイドレール38は、本体30の厚み方向中央部よりも裏側寄りの部位まで突出している。
また、図15及び図16に示すように、裏側ガイドレール39は、裏側部材35の内面に形成されており、表側ガイドレール38と平行に上下方向に延びている。
表側ガイドレール38及び裏側ガイドレール39の間隔は、カートリッジ10の周縁部の厚み寸法よりも若干広めに設定されており、カートリッジ10の周縁部が表側ガイドレール38及び裏側ガイドレール39の間に挿入された状態で上下方向に案内される。
次に、上記のように構成された本体30にカートリッジ10を収容する要領について説明する。まず、カートリッジ10の上部を本体30の挿入口31の外方に位置付ける。このとき、カートリッジ10の幅方向を本体30の幅方向と一致させるとともに、カートリッジ10の膨出部21〜26側が本体30の表側に来るようにする。 その後、カートリッジ10を挿入口31に差し込んでいく。差し込んでいくと、カートリッジ10の周縁部が表側ガイドレール38と裏側ガイドレール39との間に挿入されていく。カートリッジ10は、両ガイドレール38,39によって本体30の上側へ案内される。
カートリッジ10は、上記したように上下方向の中間部が上部及び下部に比べて表側に位置するように緩やかに湾曲しているが、弾性変形可能となっているので、表側ガイドレール38と裏側ガイドレール39との間に挿入された際にガイドレール38,39に沿うように変形する。これにより、挿入作業性は良好になる。
図1に示すようにカートリッジ10を完全に挿入すると、カートリッジ10の外周部分が本体30の収容空間Rに収容されて、カートリッジ10の中央部分は貫通孔34a,35aから外部に臨むことになる。
カートリッジ10は上記のように湾曲しているので、カートリッジ10の下端部は、中間部に比べて裏側寄りに位置することになる。一方、図5に示すように、挿入口31における他縁部31cには、本体30の表側へ向けて突出する突起31e,31eが形成されているので、カートリッジ10の下端部が突起31eに対し上方から確実に当接して係合することになる。これにより、カートリッジ10が自重によって脱落するのが防止される。
また、例えば薬剤放散器1を搬送する際等に本体30やカートリッジ10が振動することが考えられるが、このとき、カートリッジ10は下端部が裏側に位置するように湾曲しているので、突起31eから外れることはなく、カートリッジ10が不意に脱落するのを防止することができる。
また、カートリッジ10が湾曲していることによって表側ガイドレール38と裏側ガイドレール39に圧接することになる。よって、カートリッジ10のがたつきも防止される。
上記のようにして本体30にカートリッジ10を収容することで薬剤放散器1が得られる。この薬剤放散器1は、例えば屋内に置いておくことで、容器1内の薬剤が気化してフィルム14を透過し、放散される。これにより、薬剤の効力が得られる。
薬剤が無くなった場合のように本体30に収容されたカートリッジ10を取り出す場合には、本体30の第1及び第2切欠部31b,31dに指先を差し込んでカートリッジ10の下部を摘んで表側へ変形させて突起31eとの係合状態を解除する。そして、カートリッジ10を挿入口31から引っ張って取り出せばよいので、カートリッジ10の交換作業も容易に行うことができる。
以上説明したように、この実施形態にかかる薬剤放散器1によれば、カートリッジ10を本体30に収容する際には、カートリッジ10を本体30の挿入口31に差し込んでカートリッジ10の側面の延びる方向に移動させるという簡単な作業によって収容できる。この状態で、カートリッジ10は挿入口31の周縁部の突起31eに係合するように湾曲形成されているので、カートリッジ10の下端部が突起31eに確実に係合する。
したがって、カートリッジ10を本体30へ収容する際の作業性を悪化させることなく、かつ、部品点数の増加を招くことなく、カートリッジ10を本体30の内部に収容した状態で保持でき、カートリッジ10が不意に脱落するのを防止できる。
尚、上記実施形態では、薬剤を容器11に収容する構造のカートリッジ10としたが、これに限らず、薬剤を含浸させた薬剤含浸体や、薬剤を塗布した部材をカートリッジ10としてもよい。
また、上記実施形態では、本体30の底面に挿入口31を形成しているが、これに限らず、例えば、上面や側面等に形成してもよい。
また、本体30の構造は上記した構造に限られるものではなく、一体成形品であってもよい。
以上説明したように、本発明にかかる薬剤放散器は、例えば、害虫の忌避剤等を放散する場合に使用できる。
1 薬剤放散器
10 カートリッジ(被収容体)
11 容器
13 トレー状部材
14 フィルム
30 本体
31 挿入口
31e 突起
R 収容空間
S スリット

Claims (3)

  1. 気化する薬剤を有する板状の被収容体と、
    上記被収容体の外周部分を全周に亘って収容する収容空間を有する本体とを備え、
    上記被収容体を上記本体に収容した状態で薬剤を該本体から放散させるように構成された薬剤放散器において、
    上記本体には、上記被収容体を、該被収容体の側面の延びる方向に移動させることによって該本体に挿入するための挿入口が形成され、該挿入口の周縁部の一部には指を上記収容空間に挿入するための切欠部が形成され、
    上記被収容体は、上記挿入口の周縁部に係合するように形成され、該被収容体が上記収容空間に収容された状態で該挿入口が開放されていることを特徴とする薬剤放散器。
  2. 請求項1に記載の薬剤放散器において、
    上記被収容体は、該被収容体の縁部が上記挿入口の周縁部に対し係合するように湾曲しており、
    上記切欠部は、挿入した指によって上記被収容体を、上記挿入口の周縁部との係合を解除する方向に変形させることが可能に形成されていることを特徴とする薬剤放散器。
  3. 請求項1または2に記載の薬剤放散器において、
    上記本体の底面における外周縁部よりも内側に上記挿入口が形成されていることを特徴とする薬剤放散器。
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