JP5999504B2 - 絶縁トロリーシステム - Google Patents

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本発明は、絶縁トロリーシステムに関するものである。
従来より、トロリー線の端部を相互に接続し且つトロリー線に対して給電を行う給電用接続装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。この給電用接続装置は、絶縁性の接続装置本体を備え、接続装置本体の両端には、トロリー線が差し込まれる差込部がそれぞれ設けられている。
また、接続装置本体の内部には、トロリー線の導体と給電線の導体とを相互に接続する導体接続具が収容されており、この導体接続具は、導電性の導体継手と、導体継手内に配置される加圧ばね及びガイド板と、給電線を導体継手に接続する圧着端子とで構成される。
この給電用接続装置では、接続装置本体の両差込部にトロリー線をそれぞれ差し込むことで、導体継手のリップ部とガイド板との間に両トロリー線の導体がそれぞれ差し込まれ、両者の間で加圧ばねの加圧力により両導体が挟圧される。これにより、両トロリー線の導体が相互に接続される。
実公平6−35760号公報
上述の特許文献1に示した給電用接続装置は、トロリー線を両側から差し込むことを想定したものであるが、この給電用接続装置を給電路の終端に用いた場合には、片側の差込部にのみトロリー線が差し込まれることになる。そしてこの場合、トロリー線の導体に対してガイド板が斜めに片当たりするため、給電用接続装置とトロリー線の電気接続が不十分となる可能性があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、給電路の終端に接続される給電用接続装置とトロリー線の良好な電気接続を確保した絶縁トロリーシステムを提供することにある。
本発明の絶縁トロリーシステムは、端部の導体を露出させた複数のトロリー線と、トロリー線が電気的に接続され且つトロリー線に対して給電を行う複数の給電用接続装置とを備え、隣接するトロリー線の間を給電用接続装置によって接続することで給電路を形成する。また、この絶縁トロリーシステムは、給電路の終端に接続される給電用接続装置に取り付けられる差込部材を備える。給電用接続装置は、導体が差し込まれる差込部を両端に有する筒状であって給電線が電気的に接続される導体接続部と、導体接続部内に配置され差込部に差し込まれた導体を導体接続部の内面に押圧する押圧部材とを具備する。押圧部材は、両端の差込部にそれぞれ差し込まれた2つの導体に対して直接当接する当接部材と、当接部材に対して導体と反対側に配置され導体側への弾性力を当接部材に与える弾性部材とを有する。そして、差込部材は、導体が差し込まれない差込部に差し込まれる差込片を有している。
給電路の終端に接続される給電用接続装置においてトロリー線の導体が差し込まれない差込部に差込部材の差込片を差し込むことで、差込部に差し込まれたトロリー線の導体に対して当接部材が片当たりするのを抑えることができ、その結果、給電路の終端に接続される給電用接続装置とトロリー線の良好な電気接続を確保した絶縁トロリーシステムを提供することができるという効果がある。
(a)は本実施形態の絶縁トロリーシステムに用いられる給電用接続装置に対して片側からトロリー線を接続した状態を示す一部破断せる断面図、(b)は同上に用いられる給電用接続装置に対してトロリー線及び差込部材を接続した状態を示す一部破断せる断面図、(c)はA−A断面の拡大図である。 (a)は同上に用いられる給電用接続装置に対して片側からトロリー線を接続した状態を示す斜視図、(b)はB部拡大図である。 同上に用いられる給電用接続装置に対して差込部材を接続する前の斜視図である。 (a)は同上に用いられる給電用接続装置に対して差込部材を接続した後の斜視図、(b)はC部拡大図である。
以下に、絶縁トロリーシステムの実施形態について図1〜図4を参照して説明する。なお、以下の説明では特に断りがない限り、図3中の矢印a−b方向を前後方向、矢印c−d方向を上下方向、矢印e−f方向を左右方向と規定して以下の説明を行う。
本実施形態の絶縁トロリーシステムは、例えばホイストやクレーンなどの移動機器に対して電力を供給するものであり、複数のトロリー線1と、トロリー線1が電気的に接続され且つトロリー線1に対して給電を行う複数の給電用接続装置2とを備える。そして、この絶縁トロリーシステムでは、隣接するトロリー線1の間を給電用接続装置2によって接続することで給電路が形成される。
トロリー線1は、図2(a)、図3及び図4(a)に示すように、絶縁シース11と、導体12とを備える。絶縁シース11は、左右方向に長い長尺状で且つ側面視の形状がU字状に形成されており、導体12が配置される溝11aが全長に亘って設けられている。導体12は、図1(c)に示すように、側面視の形状がV字状であって、上下方向(図1(c)中の左右方向)における両端にはV字状の溝12aがそれぞれ設けられている。この導体12は、前面側(図1(c)中の下側)を外部に露出させた状態で絶縁シース11の溝11a内に保持されており、移動機器側に設けられた集電子(図示せず)を導体12の露出部分に摺動させることで移動機器に電力が供給される。
給電用接続装置2は、図1(a)〜図1(c)に示すように、接続装置本体21と、導体接続部22と、押圧部材23と、リベット24とを備える。
接続装置本体21は、絶縁性材料(例えば合成樹脂など)からなり、図2(a)、図3及び図4(a)に示すように、左右方向に長い長尺状で且つ側面視の形状がU字状に形成されており、トロリー線1が挿通される溝21aが前面側で且つ全長に亘って設けられている。また、接続装置本体21の内部には、導体接続部22、押圧部材23及びリベット24が収容されている。さらに、接続装置本体21の左右方向における一端側(図1(a)中の右側)には、給電線3が差し込まれる差込部21bが設けられている。また、接続装置本体21の左右方向における他端部(図1(a)中の左端部)には、嵌合穴21cが設けられており、後述する取付板5の嵌合片51を嵌合穴21cに嵌合させることで接続装置本体21が取付板5に取り付けられる。
導体接続部22は、導電性材料(例えば銅など)により左右方向に長い筒状に形成されており、左右方向における両端には、トロリー線1の導体12が差し込まれる差込部22aがそれぞれ設けられている。また、導体接続部22の後面側(図1(a)中の上側)には、給電線3の導体31に固定された圧着端子32がリベット24によりかしめ固定され、これにより給電線3の導体31と導体接続部22とが電気的に接続される。さらに、導体接続部22の前面側には開口部22bが全長に亘って設けられており、差込部22aに導体12を差し込んだ状態では、図1(c)に示すように、開口部22bの開口端縁が導体12の各溝12aにそれぞれ嵌まり込む。そして、この状態では、後述する弾性部材23bからの弾性力によって導体12が導体接続部22に弾接し、導体12と導体接続部22とが電気的に接続される。また、この状態では、導体12の前面側(図1(c)中の下側)が外部に露出している。
押圧部材23は、図1(a)〜図1(c)に示すように、当接部材23aと、弾性部材23bとを備える。当接部材23aは、左右方向に長い矩形板状であって、左右方向における両端部が後面側にそれぞれ曲げられている。この当接部材23aの各曲げ部は、導体12が差込部22aに差し込まれるときの誘導部となるため、滑らかな曲面からなる湾曲部であるのが好ましい。弾性部材23bは、左右方向に長い矩形の板ばねからなり、左右方向において中央部から両端側にいくほど斜め前方に傾斜するV字状となっている。この弾性部材23bは、当接部材23aに対して導体12と反対側(後面側)に配置され、当接部材23aに対して前面側(導体12側)への弾性力を与える。
上述の給電用接続装置2は、図2(a)、図3及び図4(a)に示すように、左右方向に長い矩形板状に形成された取付板5の前面において上下方向に並べて取り付けられる。この取付板5の左右方向における両端側には、取付板5を被取付部(図示せず)に取り付けるための取付ねじ(図示せず)が挿通される挿通穴52が上下方向に沿って複数(図2(a)では6個)設けられている(図2(a)では片側のみ図示)。また、取付板5において挿通穴52の内側には、取付板5の一部を切り起こすことで形成された嵌合片51が上下方向に沿って複数(図2(a)では7個)設けられている。そして、取付板5の前面に給電用接続装置2を載置し、両嵌合片51をそれぞれ嵌合穴21cに嵌合させることで給電用接続装置2が取付板5に取り付けられる。
次に、トロリー線1を給電用接続装置2に接続する手順について説明する。給電用接続装置2の導体接続部22に設けられた差込部22aにトロリー線1の導体12を差し込んでいくと、導体12の先端部が当接部材23aの曲げ部に当接し、さらに導体12を差し込んでいくと、当接部材23aが弾性部材23bの弾性力に抗って後面側に押圧される。そして、導体12を所定位置まで差し込んだ状態では、図1(a)に示すように、当接部材23aが前後方向(図1(a)中の上下方向)において斜めに傾斜し、導体12に対して片当たりする。つまり、本実施形態の給電用接続装置2は、左右方向における両側からトロリー線1を差し込むことを想定したものであり、図1(a)に示すように、導体12に対して当接部材23aが片当たりした状態では、導体12と当接部材23aの接触面積が小さくなり、給電用接続装置2とトロリー線1の電気接続が不十分となる可能性がある。
給電路の終端に接続される給電用接続装置2では、トロリー線1が片側からしか接続されないため、トロリー線1の導体12に対する当接部材23aの片当たりを抑える必要がある。そこで、本実施形態では、トロリー線1の導体12が差し込まれない差込部22aに後述する差込部材4の差込片42を差し込むことで、当接部材23aによる片当たりを抑えている。以下、具体的に説明する。
差込部材4は、絶縁性材料(例えば合成樹脂など)により左右方向に長い直方体状に形成された本体部41を有し、本体部41の先端側(図3中の右側)には、導体接続部22の差込部22aに差し込まれる差込片42が一体に設けられている。この差込片42は、本体部41よりも上下方向の寸法が小さく設定されており、上下方向における両側にはV字状の溝42a(図3では片側のみ図示)がそれぞれ設けられている。そして、差込部材4の差込片42を導体接続部22の差込部22aに差し込んだ状態では、導体接続部22の開口部22bの開口端縁が差込片42の各溝42aにそれぞれ嵌まり込む。
図2及び図3に示すように、導体接続部22の一方(図3中の左側)の差込部22aに差込部材4の差込片42が差し込まれていない状態では、図1(a)に示すように、当接部材23aが前後方向において斜めに傾斜し、導体12に対して片当たりする。これに対して、図4に示すように、差込部22aに差込部材4の差込片42が差し込まれた状態では、図1(b)に示すように、差込片42によって当接部材23aが後面側(図1(b)中の上側)に押圧され、これにより導体12に対して当接部材23aが片当たりするのを抑えることができる。その結果、給電路の終端に接続される給電用接続装置2と、この給電用接続装置2に接続されるトロリー線1の良好な電気接続を確保することができる。
本実施形態によれば、給電路の終端に接続される給電用接続装置2においてトロリー線1の導体12が差し込まれない差込部22aに差込部材4の差込片42を差し込むことで、差込部22aに差し込まれたトロリー線1の導体12に対して当接部材23aが片当たりするのを抑えることができる。これにより、導体12と当接部材23aの接触面積を大きくすることができ、その結果、給電路の終端に接続される給電用接続装置2とトロリー線1の良好な電気接続を確保した絶縁トロリーシステムを提供することができる。
なお、本実施形態では、トロリー線1の導体12の形状がV字形状の場合を例に説明したが、導体12の形状はV字形状に限定されるものではなく、例えば平板形状であってもいいし、それ以外の形状であってもよい。
1 トロリー線
2 給電用接続装置
3 給電線
4 差込部材
12 導体
22 導体接続部
22a 差込部
23 押圧部材
23a 当接部材
23b 弾性部材
42 差込片

Claims (1)

  1. 端部の導体を露出させた複数のトロリー線と、前記トロリー線が電気的に接続され且つ前記トロリー線に対して給電を行う複数の給電用接続装置とを備え、隣接する前記トロリー線の間を前記給電用接続装置によって接続することで給電路を形成する絶縁トロリーシステムであって、
    前記給電路の終端に接続される前記給電用接続装置に取り付けられる差込部材を備え、
    前記給電用接続装置は、前記導体が差し込まれる差込部を両端に有する筒状であって給電線が電気的に接続される導体接続部と、前記導体接続部内に配置され前記差込部に差し込まれた前記導体を前記導体接続部の内面に押圧する押圧部材とを具備し、
    前記押圧部材は、両端の前記差込部にそれぞれ差し込まれた2つの前記導体に対して直接当接する当接部材と、前記当接部材に対して前記導体と反対側に配置され前記導体側への弾性力を前記当接部材に与える弾性部材とを有し、
    前記差込部材は、前記導体が差し込まれない前記差込部に差し込まれる差込片を有していることを特徴とする絶縁トロリーシステム。
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