JP5998514B2 - 撮像装置管理システム、撮像制御装置、コントロール装置およびロボット - Google Patents

撮像装置管理システム、撮像制御装置、コントロール装置およびロボット Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置管理システム、撮像制御装置、コントロール装置およびロボットに関するものである。
例えば、製品を製造するための製造ラインには、多くのカメラ(撮像装置)が設けられている。具体的には、製造ライン全域を監視するためのカメラや、コンベヤー上を搬送される部品を監視(観察)するカメラや、コンベヤーに沿って配置されたロボットに取り付けられたカメラ等がこれに該当する。これら多くのカメラは、一括して管理するのが好ましく、そのようなカメラの管理方法として特許文献1のようなシステムが提案されている。
特許文献1のシステムは、ホストコンピューターと、このホストコンピューターが接続されている高速シリアルデータバスに接続された制御モジュールを有する複数のイメージセンサ(カメラ)とを備える構成となっている。
しかしながら、このようなシステムでは、一般的に、システム稼働中にカメラの追加や削除を行うことが困難な場合が多い。すなわち、このようなシステムは、ホットプラグやホットスワップと言った、電源を投入したままカメラの脱着を行える仕組みに対応していない場合がほとんどである。
このようなシステムでは、新たなカメラの追加や、既に接続されているカメラの削除は、システム全体あるいは一部を停止や再起動させたり、ネットワークからの隔離や切断などを行ったりした後でないと行うことができない。特に、製造ラインの稼働を一端停止することは、生産管理上好ましくなく、そのため、上述のシステムでは容易にカメラの追加や削除を行うことができないという問題がある。
米国特許第6985780号公報
撮像装置の追加、削除および撮像素子の設定変更などを簡単かつ容易に行うことのできる撮像装置管理システム、撮像制御装置、コントロール装置およびロボットを提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の撮像装置管理システムは、トロール装置と、
前記コントロール装置にネットワークを介して接続される撮像制御装置と、を有し、
前記コントロール装置と前記撮像制御装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
前記撮像制御装置は、該撮像制御装置に撮像装置が接続されると、該撮像装置のURIを生成し、生成した前記URIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
前記コントロール装置は、前記リクエストメッセージを受信すると、前記撮像装置のURIをデータベースに登録するように構成されていることを特徴とする。
このような撮像装置管理システムによれば、新たな撮像装置の追加、削除、撮像装置の設定値(条件)の変更、撮像制御装置の追加、削除などをシステム全体あるいは一部を停止や再起動させたり、ネットワークからの隔離や切断などを行ったりしなくても、すなわちシステムを稼働させたままで簡単に行うことができる。そのため、利便性に優れる撮像装置管理システムとなる。また、比較的安価にシステムを構築することができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、前記コントロール装置に前記撮像装置のURIが登録された後、接続された前記撮像装置の状態を示す情報を含むプレゼンス情報を前記コントロール装置に送信することが好ましい。
これにより、コントロール装置のデータベースに撮像装置のプレゼンス情報が登録され、その管理が容易となる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、接続された前記撮像装置の状態が変更された場合に、変更後の前記撮像装置の状態を示す変更プレゼンス情報を含むリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信することが好ましい。
これにより、撮像装置の最新のプレゼンス情報がコントロール装置のデータベースに登録され、撮像装置のプレゼンス情報の管理を確実に行うことができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、前記変更プレゼンス情報のうち、変更された部分の情報を含み、変更されていない部分の情報を含まないリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信することが好ましい。
これにより、メッセージの容量を小さくすることができるため、システムに係る負荷を低減することができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記コントロール装置は、前記撮像装置のプレゼンス情報に対して購読関係を結んでいるクライアントを有する場合、データベースに登録されている前記撮像装置のプレゼンス情報を含むリクエストメッセージを前記クライアントに送信することが好ましい。
これにより、クライアントに、撮像装置の最新のプレゼンス情報を送信することができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記コントロール装置は、前記データベースに前記撮像装置のプレゼンス情報が登録されていない場合には、前記プレゼンス情報もしくは前記変更プレゼンス情報が空の前記リクエストメッセージを前記クライアントに送信することが好ましい。
これにより、クライアントに、撮像装置が1台も登録されていないこと、すなわち撮像制御装置に撮像装置が1台も接続されていないことを知らせることができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、前記コントロール装置に接続されると、該撮像制御装置の仮のURIを生成するとともに、生成した前記仮のURIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
前記コントロール装置は、前記リクエストメッセージを受信すると、前記撮像制御装置のURIを生成するとともに、生成したURIをデータベースに登録し、さらに、登録したURIの情報を含むレスポンスメッセージを前記撮像制御装置に送信することが好ましい。
これにより、コントロール装置への撮像制御装置の登録を簡単かつ確実に行うことができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、生成する前記仮のURIに含まれるユーザー名を所定の文字列に指定するか、空とすることが好ましい。
これにより、コントロール装置は、受信したリクエストメッセージがURIの生成の依頼に関するものであることを確実に判断することができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置から送信されるリクエストメッセージには、機器属性を示す情報および接続可能な撮像装置の台数を示す情報が含まれていることが好ましい。
これにより、リクエストメッセージの送信元の機器属性を判断することができるとともに、接続可能な撮像装置の台数を把握することができる。そのため、より多くの情報をデータベースに登録することができ、より緻密なデータベースを構築することができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、前記撮像装置の接続が解除されると、前記コントロール装置のデータベースに登録されている前記撮像装置の登録情報の削除を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
前記コントロール装置は、前記リクエストメッセージを受信すると、前記撮像装置の登録情報をデータベースから削除することが好ましい。
これにより、使用されていない撮像装置の情報が削除されるため、システムの管理が容易となる。また、データベースに登録されているデータの容量を小さくすることができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記コントロール装置は、前記撮像装置のプレゼンス情報に対して購読関係を結んでいるクライアントを有する場合、前記撮像装置の接続が解除されたことを知らせるリクエストメッセージを前記クライアントに送信することが好ましい。
これにより、クライアントに撮像装置の接続が解除されたことを確実に通知することができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、前記コントロール装置との接続が遮断されるのに先立って、前記コントロール装置のデータベースに登録されている該撮像制御装置の登録情報の削除を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
前記コントロール装置は、前記リクエストメッセージを受信すると、前記撮像制御装置の登録情報をデータベースから削除することが好ましい。
これにより、使用されていない撮像制御装置の情報が削除されるため、システムの管理が容易となる。また、データベースに登録されているデータの容量を小さくすることができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記撮像制御装置は、該撮像制御装置の登録情報の削除を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信するのに先立って、該撮像制御装置に接続されている前記撮像装置の登録情報の削除を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信することが好ましい。
これにより、使用されていない撮像制御装置および撮像装置の情報が削除されるため、システムの管理が容易となる。また、データベースに登録されているデータの容量を小さくすることができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記呼制御プロトコルは、SIP(Session Initiation Protocol)であることが好ましい。
これにより、システムの構築を容易に行うことができるとともに、汎用性を高めることができる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記コントロール装置には、複数の前記撮像制御装置が接続可能であり、
前記撮像制御装置には、複数の前記撮像装置が接続可能であることが好ましい。
これにより、より多くの撮像装置を管理することのできる撮像装置管理システムとなる。
本発明の撮像装置管理システムでは、前記コントロール装置には、ロボットシステムが接続され、
前記撮像装置は、前記ロボットシステムに組み込まれることが好ましい。
これにより、例えば、生産ライン等のロボットシステムに配置されるカメラの管理システムとして好適に用いることができる。
本発明の撮像制御装置は、ネットワークを介してコントロール装置に接続される撮像制御装置であって、
前記コントロール装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
撮像装置が接続されると、該撮像装置のURIを生成するとともに、生成した前記URIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信するように構成されていることを特徴とする。
このような撮像制御装置によれば、新たな撮像装置の追加、削除、撮像装置の設定値(条件)の変更、撮像制御装置の追加、削除などをシステム全体あるいは一部を停止や再起動させたり、ネットワークからの隔離や切断などを行ったりしなくても、すなわちシステムを稼働させたままで簡単に行うことができる。そのため、利便性に優れる撮像制御装置となる。
本発明のコントロール装置は、ネットワークを介して撮像制御装置に接続されるコントロール装置であって、
前記撮像制御装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
前記撮像制御装置から、該撮像制御装置に接続された撮像装置のURIの登録を要求するリクエストメッセージを受信すると、前記撮像装置のURIをデータベースに登録するように構成されていることを特徴とする。
このようなコントロール装置によれば、新たな撮像装置の追加、削除、撮像装置の設定値(条件)の変更、撮像制御装置の追加、削除などをシステム全体あるいは一部を停止や再起動させたり、ネットワークからの隔離や切断などを行ったりしなくても、すなわちシステムを稼働させたままで簡単に行うことができる。そのため、利便性に優れるコントロール装置となる。
本発明のロボットは、コントロール装置と、
前記コントロール装置にネットワークを介して接続される撮像制御装置と、を有し、
前記コントロール装置と前記撮像制御装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
前記撮像制御装置は、前記撮像制御装置に撮像装置が接続されると、該撮像装置のURIを生成し、生成した前記URIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
前記コントロール装置は、前記リクエストメッセージを受信すると、前記撮像装置のURIをデータベースに登録するように構成されていることを特徴とする。
このようなロボットによれば、新たな撮像装置の追加、削除、撮像装置の設定値(条件)の変更、撮像制御装置の追加、削除などをシステム全体あるいは一部を停止や再起動させたり、ネットワークからの隔離や切断などを行ったりしなくても、すなわちシステムを稼働させたままで簡単に行うことができる。そのため、利便性に優れるロボットとなる。
本発明の第1実施形態にかかる撮像装置管理システムを示す構成図である。 図1に示すロボットシステムの一例を示す図である。 ロボットコントローラーへのカメラ制御装置の登録工程を示すフローチャートである。 ロボットコントローラーへの管理/制御用PCの登録工程を示すフローチャートである。 ロボットコントローラーへのカメラの登録工程を示すフローチャートである。 ロボットコントローラーからのカメラの削除工程を示すフローチャートである。 カメラの設定変更を行う工程を示すフローチャートである。 ロボットコントローラーからのカメラ制御装置の削除工程を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態にかかる撮像装置管理システムを示す構成図である。 本発明の第3実施形態にかかる撮像装置管理システムを示す構成図である。 本発明のロボットの一例を示す平面図である。 図11に示すロボットのブロック図である。
以下、本発明の撮像装置管理システム、撮像制御装置、コントロール装置およびロボットを図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態にかかる撮像装置管理システムを示す構成図、図2は、図1に示すロボットシステムの一例を示す図、図3は、ロボットコントローラーへのカメラ制御装置の登録工程を示すフローチャート、図4は、ロボットコントローラーへの管理/制御用PCの登録工程を示すフローチャート、図5は、ロボットコントローラーへのカメラの登録工程を示すフローチャート、図6は、ロボットコントローラーからのカメラの削除工程を示すフローチャート、図7は、カメラの設定変更を行う工程を示すフローチャート、図8は、ロボットコントローラーからのカメラ制御装置の削除工程を示すフローチャートである。
1.カメラ管理システムの構成
図1に示すカメラ管理システム(撮像装置管理システム)1は、汎用の制御プロトコルとして公知のSIP(Session Initiation Protocol:呼制御プロトコル)の拡張(SIMPLE:SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)を用いたカメラ管理システムである。このようなSIPを用いることにより、汎用性に優れるカメラ管理システムを提供することができる。
図1に示すように、カメラ管理システム1は、ロボットコントローラー(本発明のコントロール装置)2と、ロボットコントローラー2に接続された管理/制御用PC3と、ロボットコントローラー2に接続されたカメラ制御装置(本発明の撮像制御装置)4と、カメラ制御装置4に接続されたカメラ(撮像装置)5と、ロボットコントローラー2に接続されたロボットシステム6とを有している。ロボットコントローラー2とカメラ制御装置4との通信接続の確立は、上述の呼制御プロトコルにより行われる。
このようなカメラ管理システム1によれは、後述するような方法(工程)によって、カメラ5の追加/削除や設定変更を簡単に行うことができる。また、安価なシステムを構築することができる。
なお、図1に示すように、本実施形態では、ロボットコントローラー2に2台のカメラ制御装置4が接続されているが、ロボットコントローラー2に接続されるカメラ制御装置4の数は、2台に限定されず、1台でもよいし、3台以上であってもよい。また、本実施形態では、各カメラ制御装置4に2台のカメラ5、計4台のカメラ5が接続されているが、各カメラ制御装置4に接続されるカメラ5の台数は、特に限定されず、1台でもよいし、3台以上であってもよい。
以下、各部の構成を詳細に説明する。
(ロボットシステム6)
ロボットシステム6としては、特に限定されないが、その一例として、図2に示す製造ラインが挙げられる。図2に示すロボットシステム6は、部品や製品を搬送する搬送系61と、搬送系61の搬送方向に並んで配置された複数のロボット621、622、623、624と、品質検査部63とを有している。
搬送系61は、後に組み合わされる2種の部品A、Bがバラ給材されるコンベヤートラッキング611と、並んで設けられた2本のコンベヤー(具体的には、部品Aを搬送する第1コンベヤー612と、部品Bを搬送する第2コンベヤー613)と、部品Aに部品Bを組み付けて製品Cを得る組み付け部614と、組み付け部614で得られた製品Cのうちの良品のみを搬送する第3コンベヤー615とを有している。
ロボット621は、複数のアームが関節部にて連結された多関節型ロボットであり、その先端部に部品を保持することのできる保持部が設けられている。このようなロボット621は、コンベヤートラッキング611上にバラバラに給材された部品A、Bから部品Aを第1コンベヤー612に選択的に供給するとともに、部品Bを第2コンベヤー613に選択的に供給する。
ロボット622は、複数のアームが関節部にて連結された多関節型ロボットであり、その先端部に部品を保持することのできる保持部が設けられている。このようなロボット622は、第1コンベヤー612上を搬送されてきた部品Aを組み付け部614の所定位置に搬送し、さらに、第2コンベヤー613上を搬送されてきた部品Bを組み付け部614に載置された部品Aに取り付けて製品Cを製造する。
ロボット623は、複数のアームが関節部にて連結された多関節型ロボットであり、その先端部に部品を保持することのできる保持部が設けられている。このようなロボット623は、組み付け部614から製品Cを取り除き、品質検査部63にて良品とされた製品C’のみを第3コンベヤー615に供給し、不良品とされた製品C”を回収ボックスに搬送する。
なお、品質検査部63としては、特に限定されず、例えば、ロボット623が保持する製品Cを撮像するカメラ631と、カメラ631で得られた画像に基づいて良品/不良品を分別する分別部(コンピューター)とを有する構成とすることができる。
ロボット624は、複数のアームが関節部にて連結された多関節型ロボットであり、その先端部に部品を保持することのできる保持部が設けられている。このようなロボット624は、第3コンベヤー615上を搬送されてきた製品C’をあらかじめ用意しておいた箱に箱詰め、梱包する。
(ロボットコントローラー)
ロボットコントローラー2は、管理/制御用PC3から送信される制御信号に基づいて、ロボットシステム6(特に、各ロボット621〜624)を駆動する機能を有している。
また、ロボットコントローラー2は、SIPサーバー21およびプレゼンスサーバー22としての機能も有している。SIPサーバー21は、管理/制御用PC3、各カメラ制御装置4およびカメラ5(SIPクライアント)の位置情報(IPアドレス)の保持、SIPメッセージの転送(受信/送信)を行うものである。また、プレゼンスサーバー22は、各カメラ5のプレゼンス情報の管理を行い、必要に応じて管理しているプレゼンス情報を管理/制御用PC3’(管理部31)へ通知する。
また、ロボットコントローラー2は、データベースを有しており、このデータベースには、例えば、ロボットコントローラー2に接続される各種機器の属性を記憶するユーザー情報テーブル、カメラ制御装置の接続可能なカメラの台数等を記憶するカメラ制御装置テーブル、サブスクライブ状態等を記憶する管理/制御用PC情報テーブル、各カメラのプレゼンス情報等を記憶するカメラ情報テーブル等が格納されている。
(管理/制御用PC)
管理/制御用PC3(クライアント)は、ネットワークを介してロボットコントローラー2に接続されている。
管理/制御用PC3は、管理部31と、制御部32とを有している。管理部31は、SIPクライアントとして振る舞い、管理/制御用PC3のロボットコントローラー2への登録や、ロボットコントローラー2(プレゼンスサーバー22)が管理する各カメラのプレゼンス情報の受信や保存、接続されているモニター7へのプレゼンス情報の表示などを行う機能を有している。
一方、制御部32は、図示しないメモリーに記憶されたOS(オペレーティングシステム)、各種アプリケーションプログラム等に基づいて、各ロボット621〜624に応じた制御信号を生成し、生成した制御信号をロボットコントローラー2に送信する機能を有している。また、制御部32は、カメラ5の駆動を制御するための制御信号を生成し、生成した制御信号を、ロボットコントローラー2を介してカメラ制御装置4に送信する機能も有している。また、制御部32は、カメラ5の各種設定値(例えばトリガーモード、露光時間、露光延長時間、ストロボ発光時間、ストロボ発光延長時間、ゲイン、ガンマ、解像度、明るさ、コントラスト、ブラックレベル等の各種撮像条件)を変更するための信号を生成し、生成した信号を、ロボットコントローラー2を介してカメラ制御装置4に送信する機能を有している。
(カメラ制御装置)
カメラ制御装置4(クライアント)は、ネットワークを介してロボットコントローラー2に接続されている。
カメラ制御装置4は、管理/制御用PC3からの制御信号に基づいて、接続されている各カメラ5を駆動する機能、具体的には、動画であれば撮影開始/撮影停止を命令する機能、静止画であれば撮影を命令する機能を有している。また、管理/制御用PC3からの信号に基づいて、接続されているカメラ5の各種設定値を変更する機能を合わせて有している。
また、カメラ制御装置4は、SIPクライアントとして振る舞い、カメラ制御装置4のロボットコントローラー2への登録を行うためのSIPメッセージや、接続されたカメラ5のロボットコントローラー2への登録を行うためのSIPメッセージの送信/受信を行う機能を有している。
また、各カメラ制御装置4は、プレゼンティティとして振る舞い、接続されたカメラ5のプレゼンス情報を必要に応じてロボットコントローラー2に送信(発行)する機能を有している。
なお、前記「プレゼンス情報」とは、カメラ5の状態(設定)を示す情報を言い、プレゼンス情報の中には、例えば、撮影可能状態であるかどうかの情報や、撮影条件(例えば、トリガーモード、露光時間、露光延長時間、ストロボ発光時間、ストロボ発光延長時間、ゲイン、ガンマ、解像度、明るさ、コントラスト、ブラックレベル等)の情報が含まれている。
(カメラ)
各カメラ5(クライアント)は、ネットワークまたはUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)を介して対応するカメラ制御装置4に接続されている。
図2に示すように、複数のカメラ5には、搬送系61の一部(狭域)を撮像するカメラや、搬送系61の全域(広域)を撮像するカメラや、ロボット621〜624に取り付けられたカメラが含まれている。これらカメラ5で撮像された画像(動画、静止画)データは、カメラ制御装置4およびロボットコントローラー2を介して管理/制御用PC3に送信される。画像データを受信した管理/制御用PC3では、制御部32が、必要に応じて、その画像データに基づいてロボットシステム6(特に、各ロボット621〜624)の駆動を制御する制御信号を補正する。
なお、カメラ5の構成としては、特に限定されず、例えば、CCD、CMOS等のイメージセンサを備えた各種デジタルカメラを用いることができる。
このようなカメラ5は、カメラ制御装置4を介して疑似的にSIPクライアントとして振る舞う。
以上、各部の構成について説明した。
2.カメラ管理システムの設定
次に、カメラ管理システムの設定について説明する。
[1]カメラ制御装置の登録
[1−1]1台目のカメラ制御装置4’の登録
まず、ネットワークを介して1台目のカメラ制御装置4’をロボットコントローラー2に接続する。接続するカメラ制御装置4’には、予め、ロボットコントローラー2のIPアドレスが登録されている。一方で、カメラ制御装置4’には、それ自身のSIP URIが割り当てられていない。そのため、カメラ制御装置4’は、ロボットコントローラー2に接続された後、自身のSIP URIを割り当ててもらうために、ロボットコントローラー2に対してSIP URIの発行を依頼するREGISTERリクエスト(SIPメッセージ:リクエストメッセージ)を送信する。
ロボットコントローラー2のIPアドレスを例えば「192.168.0.1」とすると、SIP URIが割り当てられていない状態のカメラ制御装置4’の仮のSIP URIを次のように定義することができる。なお、下記のSIP URI中、@より前の「null」部分がユーザー名であり、@より後の「192.168.0.1」が送信先のIPアドレスとなる。
sip:null@192.168.0.1
ここで、「null」は、SIP URIが割り当てられていない状態を示し、ユーザー名に「null」を指定することにより、ロボットコントローラー2に対してSIP URIの発行を依頼することができる。
また、カメラ制御装置4’は、REGISTERリクエストを送信する際、REGISTERリクエストのボディに自身の機器タイプ(機器属性)と、自身に接続可能なカメラ5の台数とを記載する。より緻密なデータベースを構築することができる。REGISTERリクエストは、例えば、以下のようなXML形式とすることができる。
<?xml version=”1.0” encoding=”UTF-8”?>
<register>
<device>1</device>
<camera_num>2</camera_num>
</register>
なお、<register>は、登録処理を表すタグである。また、<device>1</device>は、登録対象となる機器タイプを表すタグである。すなわち、ここでは「1」がカメラ制御装置であることを表している。また、<camera_num>2</camera_num>は、接続可能なカメラ台数を表すタグである。すなわち、ここでは、カメラ制御装置が2台のカメラを接続可能であることを表している。
以上、カメラ制御装置4’が送信するREGISTERリクエストについて説明したが、REGISTERリクエスト全体としては、例えば、次のような記載とすることができる。なお、下記記載の1〜10行目までがヘッダーであり、12〜16行目までがボディである。また、行頭の番号は、行番号であり、実際のSIPメッセージには含まれていない。以下のSIPメッセージにおいても同様である。
1. REGISTER sip:192.168.0.1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.10:5060;branch=z9hG4bK1775682094
3. From: <sip:null@192.168.0.1>;tag=1174852068
4. To: <sip:null@192.168.0.1>
5. Call-ID: 901831446@192.168.0.10
6. CSeq: 1 REGISTER
7. Contact: <sip:null@192.168.0.10>;expires=3600
8. Max-Forwards: 70
9. Content-Type: application/xml
10. Content-Length: 103
11.
12. <?xml version=”1.0” encoding=”UTF-8”?>
13. <register>
14. <device>1</device>
15. <camera_num>2</camera_num>
16. </register>
ここで、上記では、ユーザー名に「null」を指定することにより、ロボットコントローラー2に対してSIP URIの発行を依頼することができる場合について説明したが、この他にも、例えば、ユーザー名に何も指定しないことにより、ロボットコントローラー2に対してSIP URIの発行を依頼することができるようにしてもよい。この場合のカメラ制御装置4’のSIP URI(仮のSIP URI)は、次のように定義することができる。このことは、後述する管理/制御用PC3の登録時においても同様である。
sip:@192.168.0.1
REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストの内容を解析する。具体的には、ロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストの送信元の機器タイプを判断する。ロボットコントローラー2は、機器タイプの情報を予めテーブルとして持っており、このテーブルに基づいて機器タイプを判断する。本実施形態の場合、0=管理/制御用PC、1=カメラ制御装置、2=カメラとしたテーブルを持っている。これにより、送信元がカメラ制御装置であることを判断することができる。
また、ロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストのユーザー名を確認する。そして、ユーザー名に「null」が指定されている(または何も指定されていない)ため、新規に、カメラ制御装置4’のためのSIP URI(ユーザーID)を生成する。さらに、カメラ制御装置4’に接続可能なカメラの台数を取得し、これらを対応させてデータベースに記憶する。ここで、データベースは、例えば、次のように更新される。なお、説明の便宜上、カメラ制御装置4’のIPアドレスを「192.168.0.10」とする。
Figure 0005998514
Figure 0005998514
また、ロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストに対する応答として、カメラ制御装置4’に対して、200OKレスポンス(SIPメッセージ、レスポンスメッセージ)を生成する。200OKレスポンスには、カメラ制御装置4’に割り当てたSIP URI(ユーザーID)が含まれている。200OKレスポンスは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. SIP/2.0 200 OK
2. Via: SIP/2.0 192.168.0.10:5060;branch=z9hG4bK1775682094
3. From: <sip:null@192.168.0.1>;tag=1174852068
4. To: <sip:null@192.168.0.1>;tag=37GkEhwl6
5. Call-ID: 901831446@192.168.0.10
6. CSeq: 2 REGISTER
7. Contact: <sip:null@192.168.0.10>;expires=3600
8. Content-Type: application/xml
9. Content-Length: 123
10.
11. <?xml version=”1.0” encodeing=”UTF-8”?>
12. <register>
13. <device>1</device>
14. <userid>sip:cam_control1@192.168.0.1</userid>
15. </register>
ここで、ボディ中の「sip:cam_control1@192.168.0.1」が、カメラ制御装置4に割り当てられたSIP URI(ユーザーID)である。
このOKレスポンスを受け取ったカメラ制御装置4’は、その内容を解析し、発行された自身のSIP URI(ユーザーID)を登録する。そして、カメラ制御装置4は、以降のSIPメッセージのやり取りにおいては、このSIP URI(ユーザーID)を利用して行う。
以上の手順により、ロボットコントローラー2へのカメラ制御装置4’の登録が完了する。このような手順によれば、ロボットコントローラー2へのカメラ制御装置4の登録を簡単かつ確実に行うことができる。
なお、ヘッダー中の「Contact: <sip:null@192.168.0.10>;expires=3600」は、有効期限が3600秒であることを表しており、OKレスポンスを送信した時から3600秒以内に、ロボットコントローラー2がカメラ制御装置4’からの更新に関するSIPメッセージを受信しない場合には、カメラ制御装置4’の情報がユーザー情報テーブルおよびカメラ制御装置情報テーブルから削除される。なお、有効期限は、自由に設定することができる。
以上の手順をまとめると図3に示すフローチャートのようになる。
まず、カメラ制御装置4’をネットワークを介してロボットコントローラー2に接続し、電源を入れる(S101)。電源を入れるとカメラ制御装置4’が自動的にネットワークに接続され(S102)、その後、カメラ制御装置4’は、REGISTERリクエストをロボットコントローラー2に送信する(S103)。REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、カメラ制御装置4’のためのSIP URIを生成し(S104)、カメラ制御装置4’にSIP URIを発行するとともに(S105)、データベースを更新する(S106)。SIP URIを受信したカメラ制御装置4’は、SIP URIを記憶する(S107)。以上により、ロボットコントローラー2へのカメラ制御装置4’の登録が完了する。
[1−2]2台目のカメラ制御装置4”の登録
次に、2台目のカメラ制御装置4”をロボットコントローラー2に登録する。登録の手順は、前述した1台目のカメラ制御装置4’と同様であるため、その説明を省略する。2台目のカメラ制御装置4”が登録された時点で、ロボットコントローラー2のデータベースは、例えば、次のように更新される。なお、説明の便宜上、カメラ制御装置4”のIPアドレスを「192.168.0.11」とする。
Figure 0005998514
Figure 0005998514
[2]管理/制御用PCの登録
まず、ネットワークまたはUSBを介して管理/制御用PC3をロボットコントローラー2に接続する。接続する管理/制御用PC3には、予め、ロボットコントローラー2のIPアドレスが登録されている。一方で、管理/制御用PC3にはそれ自身のSIP URIが割り当てられていない。そのため、管理/制御用PC3は、ロボットコントローラー2に接続された後、自身のSIP URIを割り当ててもらうために、ロボットコントローラー2に対してSIP URIの発行を依頼するREGISTERリクエスト(SIPメッセージ、リクエストメッセージ)を送信する。
REGISTERリクエストの記載は、ボディの記載が異なる以外は、前述したカメラ制御装置4’が送信するREGISTERリクエストと同様である。具体的には、管理/制御用PC3が送信するREGISTERリクエストは、例えば、以下のような記載とすることができる。
1. REGISTER sip:192.168.0.1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.10:5060;branch=z9hG4bK1775682094
3. From: <sip:null@192.168.0.1>;tag=1174852068
4. To: <sip:null@192.168.0.1>
5. Call-ID: 901831446@192.168.0.100
6. CSeq: 1 REGISTER
7. Contact: <sip:null@192.168.0.100>;expires=3600
8. Max-Forwards: 70
9. Content-Type: application/xml
10. Content-Length: 103
11.
12. <?xml version=”1.0” encoding=”UTF-8”?>
13. <register>
14. <device>0</device>
15. </register>
なお、<register>は、登録処理を表すタグである。また、<device>0</device>は、登録対象となる機器タイプを表すタグである。すなわち、ここでは「0」が管理/制御用PCであることを表している。
REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストの内容を解析する。具体的には、ロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストの送信元の機器タイプを自身が持つテーブルに基づいて判断する。これにより、送信元が管理/制御用PCであることを判断する。
また、ロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストのユーザー名を確認する。そして、ユーザー名に「null」が指定されている(または何も指定されていない)ため、新規に、管理/制御用PC3のためのSIP URI(ユーザーID)を生成し、データベースに記憶する。ここで、データベースは、例えば、次のように更新される。なお、説明の便宜上、管理/制御用PC3のIPアドレスを「192.168.0.100」とする。
Figure 0005998514
また、ロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストに対する応答として、管理/制御用PC3に対して、200OKレスポンス(SIPメッセージ、レスポンスメッセージ)を生成する。200OKレスポンスには、カメラ制御装置4”に割り当てたSIP URI(ユーザーID)が含まれている。200OKレスポンスは、例えば、次のような記載とすることができる。なお、ヘッダー部分は、カメラ制御装置4’に対して送信したOKレスポンスと同様である。
1. SIP/2.0 200 OK
2. Via: SIP/2.0 192.168.0.10:5060;branch=z9hG4bK1775682094
3. From: <sip:null@192.168.0.1>;tag=1174852068
4. To: <sip:null@192.168.0.1>;tag=37GkEhwl6
5. Call-ID: 901831446@192.168.0.100
6. CSeq: 2 REGISTER
7. Contact: <sip:null@192.168.0.100>;expires=3600
8. Content-Type: application/xml
9. Content-Length: 123
10.
11. <?xml version=”1.0” encodeing=”UTF-8”?>
12. <register>
13. <device>0</device>
14. <userid>sip:control_pc@192.168.0.1</userid>
15. </register>
ここで、ボディ中の「sip: control_pc@192.168.0.1」が、管理/制御用PC3に割り当てられたSIP URI(ユーザーID)である。
このOKレスポンスを受信した管理/制御用PC3は、その内容を解析し、発行された自身のSIP URI(ユーザーID)を登録する。そして、管理/制御用PC3は、以降のSIPメッセージのやり取りにおいては、このSIP URI(ユーザーID)を利用して行う。
次に、管理/制御用PC3は、ロボットコントローラー2に対してSUBSCRIBEリクエスト(SIPメッセージ)を送信する。このSUBSCRIBEリクエストは、登録されている全てのカメラ5のプレゼンス情報を購読(取得)するためのリクエストであり、ロボットコントローラー2との間でサブスクリプション関係(購読契約)を結ぶためのものである。これにより、カメラ5のプレゼンス情報に変更があった都度、その内容がロボットコントローラー2から管理/制御用PC3へ送信される。SUBSCRIBEリクエストは、例えば、次のような記載となる。
1. SUBSCRIBE sip:192.168.0.1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP
192.168.0.100:5060;rport;branch=z9hG4bKPjd4fb478cdabf4225bfa3141a30c7cd64
3. Max-Forwards: 70
4. From: sip:contol_pc@192.168.0.1;tag=fc663f3ac221475fb9adfc99f857a826
5. To: sip:192.168.0.1
6. Contact: <sip:control_pc@192.168.0.100:5060;transport=UDP>
7. Call-ID: 5cef13a50ef74015b0ded69486efec61
8. CSeq: 166737433 SUBSCRIBE
9. Event: presence
10. Expires: 600
11. Accept: application/xml
12. Allow-Events: presence
13. Content-Length: 0
このようなSUBSCRIBEリクエストを受信したロボットコントローラー2は、SUBSCRIBEリクエストの内容を解析し、データベースに記憶する。データベースは、例えば、次のように更新される。なお、表6では、サブスクライブ関係が結ばれている状態を「1」とている。サブスクライブ関係が結ばれていない状態は、例えば「0」とすることができる。
Figure 0005998514
データベースの更新が完了すると、ロボットコントローラー2は、現在登録されているカメラ5のプレゼンス情報をデータベースから取得して、NOTIFYリクエスト(SIPメッセージ、リクエストメッセージ)として管理/制御用PC3へ送信する。これにより、管理/制御用PC3に、カメラ5Aの最新のプレゼンス情報を送信することができる。
なお、今の状態では、ロボットコントローラー2には、カメラ5が1台も登録されていないため、ロボットコントローラー2は、ボディ(プレゼンス情報)が空のNOTIFYリクエストを管理/制御用PC3へ送信する。これにより、管理/制御用PC3に、カメラが1台も登録されていないこと、すなわちカメラ制御装置4にカメラが1台も接続されていないことを知らせることができる。この場合のNOTIFYリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. NOTIFY sip:control_pc@192.168.0.100:5060;transport=UDP SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.1;branch=z9hG4bK642a.06fce726.0
3. To: sip:control_pc@192.168.0.1;tag=fc663f3ac221475fb9adfc99f857a826
4. From: sip:192.168.0.1;tag=10.2553.1196645759.7
5. CSeq: 1 NOTIFY
6. Call-ID: 5cef13a50ef74015b0ded69486efec61
7. Max-Forwards: 70
8. Event: presence
9. Contact: <sip:192.168.0.1:5060>
10. Subscription-State: active;expires=600
11. Content-Type: application/xml
12. Content-Length: 0
13.
以上の手順により、ロボットコントローラー2への管理/制御用PC3の登録が完了する。
以上の手順をまとめると図4に示すフローチャートのようになる。
まず、管理/制御用PC3を、ネットワークを介してロボットコントローラー2に接続し、電源を入れる(S201)。電源を入れると管理/制御用PC3が自動的にネットワークに接続され(S202)、その後、管理/制御用PC3は、REGISTERリクエストをロボットコントローラー2に送信する(S203)。REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、管理/制御用PC3のためのSIP URIを生成し(S204)、管理/制御用PC3にSIP URIを発行するとともに(S205)、データベースを更新する(S206)。SIP URIを受信した管理/制御用PC3は、自身のSIP URIを記憶するとともに、SUBSCRIBEリクエストをロボットコントローラー2に送信する(S207)。SUBSCRIBEリクエストを受信したロボットコントローラー2は、データベースを更新した後(S208)、NOTIFYリクエストを管理/制御用PC3へ送信する(S209)。管理/制御用PC3がNOTIFYリクエストを受信することにより、ロボットコントローラー2への管理/制御用PC3の登録が完了する。
[4]カメラの登録
[4−1]1台目のカメラの登録
まず、例えばUSBを介してカメラ5Aをカメラ制御装置4’に接続する。カメラ5Aがカメラ制御装置4’に接続されると、カメラ制御装置4’は、カメラ5AのSIP URI(サブSIP URI)を生成する。さらに、カメラ制御装置4’は、生成したカメラ5AのSIP URIの登録を依頼するために、ロボットコントローラー2にREGISTERリクエスト(SIPメッセージ、リクエストメッセージ)を送信する。なお、カメラ5AのSIP URIは、例えば、次のように定義することができる。
sip:cam_control1@192.168.0.1;camera=1
このように、カメラ5AのSIP URIは、カメラ制御装置4’のSIP URIの後に、1台目のカメラであることを示す「camera=1」を付加することにより定義することができる。カメラ制御装置4’が送信するREGISTERリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. REGISTER sip:192.168.0.1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.10:5060;branch=z9hG4bK1775682094
3. From: <sip:cam_control1@192.168.0.1;camera=1>;tag=1174852068
4. To: <sip:cam_control1@192.168.0.1;camera=1>
5. Call-ID: 901831446@192.168.0.10
6. CSeq: 1 REGISTER
7. Contact: <sip:cam_control@192.168.0.10;camera=1>;expires=3600
8. Max-Forwards: 70
9. Content-Type: application/xml
10. Content-Length: 103
11.
12. <?xml version=”1.0” encoding=”UTF-8”?>
13. <register>
14. <device>1</device>
15. <camera_num>2</camera_num>
16. </register>
REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストの内容を解析する。具体的には、ロボットコントローラー2は、REGISTERリクエストの送信元の機器タイプを自身が持つテーブルに基づいて判断する。これにより、送信元がカメラであることを判断する。
また、ロボットコントローラー2は、カメラ5AのSIP URI(ユーザーID)をデータベースに記憶する。データベースは、例えば、次のように更新される。
Figure 0005998514
また、ロボットコントローラー2は、登録パケットに対する応答として、カメラ制御装置4’に対して、200OKレスポンス(SIPメッセージ、レスポンスメッセージ)を生成する。以上の手順により、ロボットコントローラー2へのカメラ5Aの登録が完了する。
カメラ制御装置4’は、上述のようにしてカメラ5Aの登録が完了すると、言い換えれば、ロボットコントローラー2からOKレスポンスが送信されると、カメラ5Aのプレゼンス情報をPUBLISHリクエスト(SIPメッセージ、リクエストメッセージ)としてロボットコントローラー2に送信する。
プレゼンス情報には、前述したように、例えば、撮像可能な状態かどうか(Enable)、現在のトリガーモード(TriggerMode)、露光時間(ExposureTime)、露光開始までの遅延時間(ExposureDelay)、ストロボ発光時間(StrobeTime)、トリガーからストロボ発光までの遅延時間(StrobeDelay)、ゲイン(Gain)、明るさ(Brightness)、コントラスト(Contrast)、ブラックレベル(Blacklevel)、解像度(Resolution)等の各種情報が含まれており、これらの情報がPUBLISHリクエストのボディに含まれる。
PUBLISHリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。なお、以下では、ボディをXML形式としているが、これに限定されず、例えば、PIDF形式などの標準化された形成を用いてもよい。
1. PUBLISH sip:cam_control1@192.168.0.1;camer=1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP
192.168.0.10:5060;rport;branch=z9hG4bKPjd3bccf5ef7e64657be25bfa80bd2cceb
3. Max-Forwards: 70
4. From: <sip:cam_control1@192.168.0.1;camera=1>;tag=a634487b0a844b0288e0d134a7409c00
5. To: <sip:cam_contorl1@192.168.0.1;camera=1>
6. Call-ID: 4de850602c574d198c424c49d2e73098
7. CSeq: 18511 PUBLISH
8. Event: presence
9. SIP-If-Match: a.1196644066.2553.8.1
10. Expires: 600
11. Content-Type: application/xml
12. Content-Length: 546
13.
14. <?xml version=”1.0” encodeing=”UTF-8”?>
15. <presence>
16. <status>
17. <enable>1</enbale>
18. <trigger_mode>0</tigger_mode>
19. <exposure_time>50</exposure_time>
20. <exposure_delay>0</exposure_delay>
21. <strobe_delay>0</strobe_delay>
22. <strobe_time>0</strobe_time>
23. <gain>16</gain>
24. <brightness>128</brightness>
25. <contrast>128</contrast>
26. <blacklevel>128</blacklevel>
27. <resolution>1280x1024</resolution>
28. </status>
29. </presence>
このようなPUBLISHリクエストを受信したロボットコントローラー2は、その内容を解析し、例えば、次のようにデータベースを更新する。これにより、ロボットコントローラー2にカメラ5Aのプレゼンス情報が登録され、その管理が容易となる。なお、表8中の「P」は、プレゼンス情報を発行するかどうか、「E」は、撮像可能な状態かどうか、「T」は、現在のトリガーモード、「ET」は、露光時間、「ED」は、露光開始までの遅延時間、「ST」は、ストロボ発光時間、「SD」は、トリガーからストロボ発光までの遅延時間、「G」は、ゲイン、「B」は、明るさ、「C」は、コントラスト、「BL」は、ブラックレベル、「R」は、解像度をそれぞれ示している。
また、「P」では、1=プレゼンス情報発行可能、0=プレゼンス情報発行不可を意味し、「E」では、1=撮像可能な状態、0=撮像不能な状態を意味しており、「T」では、例えば、0〜3までの4種類あるトリガーモードのうちのどのモードを選択しているかを意味しており、「ET」、「ED」、「ST」、「SD」、「G」、「B」、「C」、「BL」および「R」は、それぞれの値を意味している。
Figure 0005998514
ロボットコントローラー2は、上記のようにデータベースを更新した後、サブスクライブ関係が結ばれている管理/制御用PC3に対して、NOTIFYリクエストを送信する。これにより、管理/制御用PC3に、カメラ5Aの最新のプレゼンス情報を送信することができる。NOTIFYリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。今回は、カメラ5Aが登録されているため、ボディにカメラ5Aに関するプレゼンス情報が含まれる。
1. NOTIFY sip:control_pc@192.168.0.100:5060;transport=UDP SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.1;branch=z9hG4bK642a.06fce726.0
3. To: sip:control_pc@192.168.0.1;tag=fc663f3ac221475fb9adfc99f857a826
4. From: sip:192.168.0.1;tag=10.2553.1196645759.7
5. CSeq: 1 NOTIFY
6. Call-ID: 5cef13a50ef74015b0ded69486efec61
7. Max-Forwards: 70
8. Event: presence
9. Contact: <sip:192.168.0.1:5060>
10. Subscription-State: active;expires=600
11. Content-Type: application/xml
12. Content-Length: 0
13.
14. <?xml version=”1.0” encodeing=”UTF-8”?>
15. <presence>
16. <userid>cam_control1@192.168.0.1;camera=1</userid>
17. <status>
18. <enable>1</enable>
19. <trigger_mode>0</tigger_mode>
20. <exposure_time>50</exposure_time>
21. <exposure_delay>0</exposure_delay>
22. <strobe_delay>0</strobe_delay>
23. <strobe_time>0</strobe_time>
24. <gain>16</gain>
25. <brightness>128</brightness>
26. <contrast>128</contrast>
27. <blacklevel>128</blacklevel>
28. <resolution>1280x1024</resolution>
29. </status>
30. </presence>
NOTIFYリクエストを受信した管理/制御用PC3は、その内容を解析することにより、カメラ5Aが登録(追加)されたことを把握することができる。例えば、管理/制御用PC3の管理部31は、受信したNOTIFYリクエストの内容(カメラのプレゼンス情報)をモニター7に表示させる。これにより、ユーザーにカメラ5Aのプレゼンス情報を明確に伝達することができる。
以上の手順をまとめると図5に示すフローチャートのようになる。
まず、カメラ5Aを、ネットワーク(またはUSB)を介してカメラ制御装置4’に接続する(S301)。次に、カメラ制御装置4’は、カメラ5AのSIP URI(サブアドレス)を生成する(S302)。次に、カメラ制御装置4’は、カメラ5AのSIP URIを登録してもらうためのREGISTERリクエストをロボットコントローラー2に送信する(S303)。REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、カメラ制御装置4’にOKレスポンスを送信するとともに、カメラ5AのSIP URIを記憶するためにデータベースを更新する(S305)。ロボットコントローラー2からのOKレスポンスを受信したカメラ制御装置4’は、カメラ5Aのプレゼンス情報をPUBLISHリクエストとしてロボットコントローラー2に送信する(S306)。カメラ制御装置4’からのPUBLISHリクエストを受信したロボットコントローラー2は、PUBLISHリクエスト中に含まれるカメラ5Aのプレゼンス情報を記憶するためにデータベースを更新した後(S307)、更新したカメラ5Aのプレゼンス情報をNOTIFYリクエストとして管理/制御用PC3に送信する(S308)。
[4−2]2台目以降のカメラの登録
同様にして、2台目のカメラ5B、5C、5Dをロボットコントローラー2に順次登録する。各カメラ5B、5C、5Dの登録の手順は、前述した1台目のカメラ5Aの登録と同様であるため、その説明を省略する。カメラ5A〜5Dが登録された時点で、ロボットコントローラー2のデータベースは、例えば、次のように更新される。
Figure 0005998514
また、カメラ制御装置4’からは、カメラ5Bのプレゼンス情報がPUBLISHリクエストとしてロボットコントローラー2へ送信され、カメラ制御装置4”からは、カメラ5C、5Dのプレゼンス情報がPUBLISHリクエストとしてロボットコントローラー2へ送信される。ロボットコントローラー2は、その都度、データベースを更新し、カメラ5A〜5Dの登録が完了した時点では、次のように更新されている。
Figure 0005998514
ロボットコントローラー2は、上記のようにデータベースを更新した都度、サブスクライブ関係が結ばれている管理/制御用PC3に対して、NOTIFYリクエストを送信する。NOTIFYリクエストは、データベースの更新の都度、すなわち、ここでは、カメラ5B〜5Dが登録される都度、管理/制御用PC3に送信される。これにより、管理/制御用PC3は、カメラ5B、5C、5Dが登録(追加)されたことをリアルタイムで把握することができる。
また、管理/制御用PC3は、受信したNOTIFYリクエストの内容を解析し、その都度、例えば、モニター7に表示されている各カメラ5A〜5Dのプレゼンス情報を更新する。
[5]カメラの削除
例えば、ユーザーがカメラ5Aとカメラ制御装置4’とのUSB接続を解除すると、それを検知したカメラ制御装置4’は、ロボットコントローラー2にカメラ削除パケット(SIPメッセージ)を送信する。このカメラ削除パケットには、PUBLISHリクエストと、REGISTERリクエストとが含まれている。
PUBLISHリクエスト(リクエストメッセージ)では、そのヘッダーに含まれる「Expiresヘッダー」の値を「0」に設定する。すなわち、有効期限を0秒に設定する。また、ボディは、空とする。PUBLISHリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. PUBLISH sip:cam_control1@192.168.0.1;camer=1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.10:5060;rport;branch=z9hG4bKPjd3bccf5ef7e64657be25bfa80bd2cceb
3. Max-Forwards: 70
4. From: <sip:cam_control1@192.168.0.1;camera=1>;tag=a634487b0a844b0288e0d134a7409c00
5. To: <sip:cam_contorl1@192.168.0.1;camera=1>
6. Call-ID: 4de850602c574d198c424c49d2e73098
7. CSeq: 18511 PUBLISH
8. Event: presence
9. SIP-If-Match: a.1196644066.2553.8.1
10. Expires: 0
11. Content-Type: application/xml
12. Content-Length: 0
このようなPUBLISHリクエストを受信したロボットコントローラー2は、データベースを更新する。具体的には、カメラ情報テーブルに含まれるカメラ5Aの「プレゼンス発行」の欄を「1」から「0」に変更する。これにより、カメラ制御装置4’からのカメラ5Aのプレゼンジス情報の発行が停止された状態となる。
Figure 0005998514
次に、ロボットコントローラー2は、管理/制御用PC3にNOTIFYリクエスト(リクエストメッセージ)を送信する。これにより、管理/制御用PC3にカメラ5Aの接続が解除されたことを確実に通知することができる。NOTIFYリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. NOTIFY sip:control_pc@192.168.0.100:5060;transport=UDP SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.1;branch=z9hG4bK642a.06fce726.0
3. To: sip:control_pc@192.168.0.1;tag=fc663f3ac221475fb9adfc99f857a826
4. From: sip:cam_contorl1@192.168.0.1;camera=1;tag=10.2553.1196645759.7
5. CSeq: 1 NOTIFY
6. Call-ID: 5cef13a50ef74015b0ded69486efec61
7. Max-Forwards: 70
8. Event: presence
9. Contact: <sip:192.168.0.1:5060>
10. Subscription-State: terminated
11. Content-Type: application/xml
12. Content-Length: 0
13.
このNOTIFYリクエストの「Fromヘッダー」には、カメラ5AのSIP URIが記載れている。また、ボディが空である。このように、NOTIFYリクエストのボディが空である場合には、このNOTIFYリクエストを受信した管理/制御用PC3は、「Fromヘッダー」に記載されたSIP URIを持つカメラ、すなわちカメラ5Aが削除されたと判断する。
次に、カメラ制御装置4’は、カメラ5Aの登録解除のためのREGISTERリクエスト(リクエストメッセージ)をロボットコントローラー2に送信する。このREGISTERリクエストについても、上述のPUBLISHリクエストと同様に、「Expiresヘッダー」の値を「0」に設定し、ボディを空とする。REGISTERリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. REGISTER sip:192.168.0.1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.10:5060;branch=z9hG4bK1775682094
3. From: <sip:cam_control1@192.168.0.1;camera=1>;tag=1174852068
4. To: <sip:cam_contorol1@192.168.0.1;camera=1>
5. Call-ID: 901831446@192.168.0.10
6. CSeq: 1 REGISTER
7. Contact: <sip:cam_control1@192.168.0.10;camera=1>
8. Expires: 0
9. Max-Forwards: 70
10. Content-Type: application/xml
11. Content-Length: 103
12.
REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、その内容を解析する。そして、今回のように、「Expiresヘッダー」が「0」であり、ボディが空の場合には、自身のデータベースから、「Fromヘッダー」に記載のSIP URIを持つカメラ、すなわちカメラ5Aの情報を削除し、登録を解除する。これにより、使用されていないカメラの情報が削除されるため、システムの管理が容易となる。また、データベースに登録されているデータの容量を小さくすることができる。カメラ5Aを登録解除が完了したデータベースは、次のようになる。
Figure 0005998514
Figure 0005998514
以上の手順をまとめると図6に示すフローチャートのようになる。
まず、カメラ5Aがカメラ制御装置4’から取り外される(S401)。すると、カメラ制御装置4’は、カメラ5Aの登録解除のためのPUBLISHリクエストをロボットコントローラー2に送信する(S402)。PUBLISHリクエストを受信したロボットコントローラー2は、データベースのカメラ情報テーブルを更新した後(S403)、管理/制御用PC3にNOTIFYリクエストを送信する(S404)。また、ロボットコントローラー2は、PUBLISHリクエストの応答として200OKレスポンスを送信し、このOKレスポンスを受信したカメラ制御装置4’は、カメラ5Aの登録解除のためのREGISTERリクエストをロボットコントローラー2に送信する(S405)。REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、データベースを更新してカメラ5Aのデータを消去する(S406)。以上により、カメラ5Aの削除が完了する。
[6]カメラのプレゼンス情報の変更
例えば、ユーザーが管理/制御用PC3(制御部32)からカメラ5Aの設定値を変更した場合、カメラ制御装置4’は、その変更された設定値(変更プレゼンス情報)をPUBLISHリクエスト(リクエストメッセージ)としてロボットコントローラー2に対して送信する。この場合のPUBLISHリクエストには、変更された設定値(条件)のみが含まれ、変更されていない設定値(条件)は含まれない。例えば、解像度を1280×1024から640×480に変更した場合、PUBLISHリクエストは、次のような記載とすることができる。
1. PUBLISH sip:cam_control1@192.168.0.1;camer=1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.10:5060;rport;branch=z9hG4bKPjd3bccf5ef7e64657be25bfa80bd2cceb
3. Max-Forwards: 70
4. From: <sip:cam_control1@192.168.0.1;camera=1>;tag=a634487b0a844b0288e0d134a7409c00
5. To: <sip:cam_contorl1@192.168.0.1;camera=1>
6. Call-ID: 4de850602c574d198c424c49d2e73098
7. CSeq: 18511 PUBLISH
8. Event: presence
9. SIP-If-Match: a.1196644066.2553.8.1
10. Expires: 0
11. Content-Type: application/xml
12. Content-Length: 109
13.
14. <?xml version=”1.0” encodeing=”UTF-8”?>
15. <presence>
17. <status>
18. <resolution>640x480</resolution>
19. </status>
20. </presence>
このPUBLISHリクエストを受信したロボットコントローラー2は、自身のデータベースの該当部分のみを更新する。これにより、カメラ5Aの最新のプレゼンス情報がロボットコントローラー2のデータベースに登録され、カメラ5Aのプレゼンス情報の管理を確実に行うことができる。特に、変更した設定値のみを送信することにより、PUBLISHリクエストの容量を小さくすることができるとともに、更新にかかる時間を短縮することができるため、システムに係る負荷を低減することができる。
Figure 0005998514
ロボットコントローラー2は、上記のようにデータベースを更新した後、サブスクライブ関係が結ばれている管理/制御用PC3に対して、NOTIFYリクエスト(リクエストメッセージ)を送信する。この際のNOTIFYリクエストには、更新された情報のみが記載される。NOTIFYリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. NOTIFY sip:control_pc@192.168.0.100:5060;transport=UDP SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.1;branch=z9hG4bK642a.06fce726.0
3. To: sip:control_pc@192.168.0.1;tag=fc663f3ac221475fb9adfc99f857a826
4. From: sip:192.168.0.1;tag=10.2553.1196645759.7
5. CSeq: 1 NOTIFY
6. Call-ID: 5cef13a50ef74015b0ded69486efec61
7. Max-Forwards: 70
8. Event: presence
9. Contact: <sip:192.168.0.1:5060>
10. Subscription-State: active;expires=600
11. Content-Type: application/xml
12. Content-Length: 0
13.
14. <?xml version=”1.0” encodeing=”UTF-8”?>
15. <presence>
16. <userid>cam_control1@192.168.0.1;camera=1</userid>
17. <status>
18. <resolution>640x480</resolution>
19. </status>
20. </presence>
NOTIFYリクエストを受信した管理/制御用PC3は、変更内容に応じた処理、例えば、モニター7に表示されている該当部分の数値を変更する等の処理を行う。
以上の手順をまとめると図7に示すフローチャートのようになる。
カメラ5Aの設定が変更されると、まず、カメラ制御装置4’は、カメラ5Aのプレゼンス情報(変更箇所のみ)をPUBLISHリクエストとしてロボットコントローラー2に送信する(S501)。PUBLISHリクエストを受信したロボットコントローラー2は、データベースを更新した後(S502)、変更内容を通知するために、管理/制御用PC3にNOTIFYリクエストを送信する(S503)。NOTIFYリクエストを受信した管理/制御用PC3は、例えば、モニター7に表示されている情報を変更する等、変更されたプレゼンス情報を反映させるための処理を行う(S504)。
[7]カメラ制御装置の削除
例えば、ユーザーの操作によって、カメラ制御装置4’がネットワークから切り離される場合や電源がOFFされる場合、カメラ制御装置4’は、ロボットコントローラー2にカメラ制御装置削除パケット(REGISTERリクエスト)を送信する。ユーザーがカメラ制御装置4’をネットワークから切り離す際、電源をOFFする際にはユーザー確認(コマンド入力)が必要であり、このコマンドが入力されると、実際にネットワークから切り離されるまたはカメラ制御装置4’の電源がOFFされる前に、以下に示す手順にてカメラ制御装置4’の登録が削除される。
なお、カメラ制御装置4’は、このREGISTERリクエストを送信する前に、カメラ制御装置4’に接続されている全てのカメラ5(5A、5B)の登録を削除するためのカメラ削除パケットをロボットコントローラー2に送信し、予めカメラ5A、5Bの登録を削除する。各カメラ5A、5Bの登録の削除は、前述した方法により行うことができる。
REGISTERリクエストでは、そのヘッダーに含まれる「Expiresヘッダー」の値を「0」に設定する。また、ボディは、空とする。REGISTERリクエストは、例えば、次のような記載とすることができる。
1. REGISTER sip:192.168.0.1 SIP/2.0
2. Via: SIP/2.0/UDP 192.168.0.10:5060;branch=z9hG4bK1775682094
3. From: <sip:cam_control1@192.168.0.1>;tag=1174852068
4. To: <sip:cam_contorol1@192.168.0.1>
5. Call-ID: 901831446@192.168.0.10
6. CSeq: 1 REGISTER
7. Contact: <sip:cam_control1@192.168.0.10>
8. Expires: 0
9. Max-Forwards: 70
10. Content-Type: application/xml
11. Content-Length: 103
12.
REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、その内容を解析する。そして、今回のように、「Expiresヘッダー」が「0」であり、ボディが空の場合には、自身のデータベースから、「Fromヘッダー」に記載のSIP URIを持つカメラ制御装置4’の情報を削除し、登録を解除する。これにより、使用されていないカメラ制御装置の情報が削除されるため、システムの管理が容易となる。また、データベースに登録されているデータの容量を小さくすることができる。カメラ制御装置4’の登録解除が完了したデータベースは、次のようになる。
Figure 0005998514
Figure 0005998514
以上の手順をまとめると図8に示すフローチャートのようになる。
まず、例えば、ユーザーがカメラ制御装置4’の電源をOFFするコマンドを入力する(S601)。すると、カメラ制御装置4’は、自身に接続されている全てのカメラ5について登録削除を行い(S602)、ロボットコントローラー2のデータベースからカメラ5A、5Bの情報が削除される(S603)。このステップは、カメラ5の台数分繰り返して行われる。次に、カメラ制御装置4’は、カメラ制御装置4’の登録削除を行うためのカメラ制御装置削除パケット(REGISTERリクエスト)をロボットコントローラー2に送信する(S604)。REGISTERリクエストを受信したロボットコントローラー2は、データベースのユーザー情報テーブルおよびカメラ制御装置情報テーブルをそれぞれ更新し、カメラ制御装置4’の登録を削除する(S605)。
以上、カメラ管理システム1について詳細に説明した。
このようなカメラ管理システム1によれば、新たなカメラ5の追加、削除、カメラの設定値の変更、カメラ制御装置の追加、削除などをシステム全体あるいは一部を停止や再起動させたり、ネットワークからの隔離や切断などを行ったりしなくても、すなわちシステムを稼働させたままで簡単に行うことができる。そのため、利便性に優れるカメラ管理システムとなる。また、比較的安価にシステムを構築することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の撮像装置管理システムの第2実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2実施形態にかかる撮像装置管理システムを示す構成図である。
以下、第2実施形態の撮像装置管理システムについて、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態にかかる撮像装置管理システムは、SIPサーバーおよびプレゼンスサーバーがロボットコントローラーとは別に設けられていることと、制御用PCと管理用PCとが別に設けられていること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図9に示すカメラ管理システム(撮像装置管理システム)1は、ロボットコントローラー2と、ロボットコントローラー2に接続された制御用PC32’と、ロボットコントローラー2に接続されたSIP・プレゼンスサーバー8と、SIP・プレゼンスサーバー8に接続された管理用PC31’と、ロボットコントローラー2およびSIP・プレゼンスサーバー8に接続されたカメラ制御装置4と、カメラ制御装置4に接続されたカメラ5と、ロボットコントローラー2に接続されたロボットシステム6とを有している。
また、ロボットコントローラー2と制御用PC32’は、ネットワークまたはUSBを介して接続されている。また、ロボットコントローラー2とSIP・プレゼンスサーバー8は、ネットワークを介して接続されている。また、SIP・プレゼンスサーバー8と管理用PC31’は、ネットワークを介して接続されている。また、SIP・プレゼンスサーバー8とカメラ制御装置4は、ネットワークを介して接続されている。
制御用PC32’は、前述した第1実施形態の管理/制御用PC3が有する制御部32と同様の機能を有する。また、管理用PC31’は、前述した第1実施形態の管理/制御用PC2が有する管理部31と同様の機能を有する。また、SIP・プレゼンスサーバー8は、SIPサーバーとプレゼンスサーバーの機能を併せもっており、前述した第1実施形態のロボットコントローラー2が有するSIPサーバー21およびプレゼンスサーバー22と同様の機能を有する。
このように、SIP・プレゼンスサーバー8をロボットコントローラー2と別に構成することにより、ロボットコントローラー2へかかる負荷を低減でき、より安定したカメラ管理システム1となる。また、制御用PC32’と管理用PC31’とを別に構成することによっても負荷を低減でき、より安定したカメラ管理システム1となる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の撮像装置管理システムの第3実施形態について説明する。
図10は、本発明の第3実施形態にかかる撮像装置管理システムを示す構成図である。
以下、第3実施形態の撮像装置管理システムについて、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第3実施形態にかかる撮像装置管理システムは、制御用PCと管理用PCとが別に設けられていること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図10に示すカメラ管理システム(撮像装置管理システム)1は、ロボットコントローラー2と、ロボットコントローラー2に接続された制御用PC32’と、ロボットコントローラー2に接続された管理用PC31’と、ロボットコントローラー2に接続されたカメラ制御装置4と、カメラ制御装置4に接続されたカメラ5と、ロボットコントローラー2に接続されたロボットシステム6とを有している。
また、ロボットコントローラー2と制御用PC32’は、ネットワークまたはUSBを介して接続されている。また、ロボットコントローラー2と管理用PC31’は、ネットワークを介して接続されている。
このように、制御用PC32’と管理用PC31’とを別に構成することによって、システムにかかる負荷を低減でき、より安定したカメラ管理システム1となる。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
次に、本発明のロボットの一例について説明する。
図11は、本発明のロボットの一例を示す平面図、図12は、図11に示すロボットのブロック図である。
図11に示すように、ロボット9は、複数のアーム91が関節部92にて連結された多関節型ロボットであり、その先端部に部品を保持することのできる保持部93が設けられている。このようなロボット9は、例えば、製造ラインに供給される部品や製品に、所定の処理を施したり、所定の位置に搬送したりするロボット(すなわち、第1実施形態で説明したロボット621〜624のようなロボット)である。なお、ロボット9の構成としては、本実施形態に限定されない。
このようなロボット9は、図12に示すように、ロボット9の駆動を制御する機能を有するロボットコントローラー2と、ロボットコントローラー2にネットワークを介して接続されたカメラ制御装置4とを有している。ロボットコントローラー2とカメラ制御装置4との通信接続の確立は、上述の呼制御プロトコルにより行われる。また、ロボットコントローラー2には、管理/制御用PC3が接続されており、カメラ制御装置4には、カメラ5が接続されている。
ロボットコントローラー2、カメラ制御装置4、管理/制御用PC3およびカメラ5の構成は、前述したものと同様である。
このようなロボット9によれば、カメラ5の追加、削除、撮像装置の設定値(条件)の変更、カメラ制御装置4の追加、削除などをシステム全体あるいは一部を停止や再起動させたり、ネットワークからの隔離や切断などを行ったりしなくても、すなわちシステムを稼働させたままで簡単に行うことができる。そのため、利便性に優れるロボット9となる。
以上、本発明の撮像装置管理システム、撮像制御装置、コントロール装置およびロボットについて、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、前述の第2実施形態では、ロボットコントローラーと別に、SIP・プレゼンスサーバーを設けたが、さらに、SIP・プレゼンスサーバーをSIPサーバーとプレゼンスサーバーとに分けてもよい。
また、前述した実施形態では、カメラが生産ラインにて用いられるものについて説明したが、カメラの用途は、これに限定されない。カメラの用途としては、例えば、テレビ会議システム、自宅や店舗の防犯システム(監視システム)、教育や医療分野での遠隔システム、Webを用いた簡易放送システム、物流管理システム等であってもよく、特に、リアルタイム性を必要とする用途に適している。
1……カメラ管理システム 2……ロボットコントローラー 21……SIPサーバー 22……プレゼンスサーバー 3……管理/制御用PC 31……管理部 31’……管理用PC 32……制御部 32’……制御用PC 4、4’、4”……カメラ制御装置 5、5A、5B、5C、5D……カメラ 6……ロボットシステム 61……搬送系 611……コンベヤートラッキング 612……第1コンベヤー 613……第2コンベヤー 614……組み付け部 615……第3コンベヤー 621、622、623、624……ロボット 63……品質検査部 631……カメラ 7……モニター 8……SIP・プレゼンスサーバー 9……ロボット 91……アーム 92……関節部 93……保持部 A、B……部品 C、C’、C”……製品

Claims (8)

  1. コントロール装置と、
    前記コントロール装置にネットワークを介して接続される撮像制御装置と、を有し、
    前記コントロール装置と前記撮像制御装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
    前記撮像制御装置は、前記撮像制御装置に撮像装置が接続されると、前記撮像装置のURIを生成し、生成した前記URIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、前記コントロール装置に接続されると、前記撮像制御装置の仮のURIを生成し、生成した前記仮のURIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
    前記仮のURIに含まれるユーザー名は、所定の文字列、または、空であることを特徴とする撮像装置管理システム。
  2. 前記コントロール装置は、前記リクエストメッセージを受信すると、前記撮像装置のURIをデータベースに登録し、
    前記撮像制御装置は、前記コントロール装置に前記撮像装置のURIが登録された後、接続された前記撮像装置の状態を示す情報を含むプレゼンス情報を前記コントロール装置に送信する請求項に記載の撮像装置管理システム。
  3. 前記撮像制御装置は、接続された前記撮像装置の状態が変更された場合に、変更後の前記撮像装置の状態を示す変更プレゼンス情報を含むリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信する請求項またはに記載の撮像装置管理システム。
  4. 前記コントロール装置は、前記撮像装置のプレゼンス情報に対して購読関係を結んでいるクライアントを有する場合、データベースに登録されている前記撮像装置のプレゼンス情報を含むリクエストメッセージを前記クライアントに送信する請求項ないしのいずれかに記載の撮像装置管理システム。
  5. 前記撮像制御装置から送信されるリクエストメッセージには、機器属性を示す情報および接続可能な撮像装置の台数を示す情報が含まれている請求項1ないしのいずれかに記載の撮像装置管理システム。
  6. ネットワークを介してコントロール装置に接続される撮像制御装置であって、
    前記コントロール装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
    撮像装置が接続されると、前記撮像装置のURIを生成し、生成した前記URIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
    前記コントロール装置に接続されると、前記撮像制御装置の仮のURIを生成し、生成した前記仮のURIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
    前記仮のURIに含まれるユーザー名は、所定の文字列、または、空であることを特徴とする撮像制御装置。
  7. ネットワークを介して撮像制御装置に接続されるコントロール装置であって、
    前記撮像制御装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
    前記撮像制御装置から、前記撮像制御装置に接続された撮像装置のURIの登録を要求するリクエストメッセージを受信すると、前記撮像装置のURIをデータベースに登録し、
    前記撮像制御装置から、前記撮像制御装置の仮のURIの登録を要求するリクエストメッセージを受信すると、前記撮像制御装置のURIを生成し、生成したURIをデータベースに登録し、
    前記仮のURIに含まれるユーザー名は、所定の文字列、または、空であることを特徴とするコントロール装置。
  8. コントロール装置と、前記コントロール装置にネットワークを介して接続される撮像制御装置との通信接続の確立は、呼制御プロトコルにより行われ、
    前記撮像制御装置は、前記撮像制御装置に撮像装置が接続されると、前記撮像装置のURIを生成し、生成した前記URIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、前記コントロール装置に接続されると、前記撮像制御装置の仮のURIを生成し、生成した前記仮のURIの登録を要求するリクエストメッセージを前記コントロール装置に送信し、
    前記仮のURIに含まれるユーザー名は、所定の文字列、または、空であることを特徴とするロボット。
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