JP5998366B2 - ラック用キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、筐体の内部にサーバ等の電子機器類を取付けたラック用キャビネットに関するものであり、特に、そのアース構造に関するものである。
データセンター等においては、筐体の内部にサーバ等の電子機器類を取付けたラック用キャビネットが用いられている。筐体の内部には多数の機器取付孔が形成されたマウントアングルが上下方向に配置されており、サーバ等の機器はマウントアングルに取付けられている。
電子機器は人体の静電気によるノイズの影響を回避して動作を安定させるために、機器ケースに接地を施すことが好ましい。このため、従来は特許文献1に示すように筐体内に設けられたアースバーと機器ケースとをそれぞれ配線で結んで接地することが一般的であった。しかし、このような従来の構造では多数のアース線が機器ケースとアースバーとの間に配線されることとなり、配線が輻輳するうえ、内部機器を着脱する際にはアース線の着脱も必要となり、作業性が悪いという問題があった。
そこで特許文献2に示されるように、マウントアングル自体をアースアングルとして利用することが提案されている。しかし、複数の機器のアース線を共用する場合には、漏電電流がアース線を介して他の機器に流れる可能性があるため、アース線の抵抗を十分に低くする必要がある。一般的に強度を確保するためにマウントアングルは鋼鉄製であるから、特許文献2の構造ではアース線の抵抗を十分に低くすることができない。またマウントアングルを銅等の導電率の大きい材質とすると、強度不足という問題やコストアップという問題が生ずる。鋼鉄製マウントアングルにメッキ処理を施して導電性を向上させることも考えられるが、メッキ層は極薄く十分な断面積を確保できないという問題が生ずる。
実開平6−36224号公報 特開平9−205705号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、内部機器の設置作業が容易であり、接地抵抗を十分に低くでき、強度上の問題も生ずることのないラック用キャビネットを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明のラック用キャビネットは、多数の機器取付孔が形成されたマウントアングルを筐体の内部に上下方向に配置し、このマウントアングルにこれよりも導電率の高いアースバーを取付け、マウントアングルへの機器取付けと機器ケースのアースとを同時に行えるようにしたラック用キャビネットであって、前記マウントアングルが断面がL字状のアングル部を備え、前記アースバーをこのアングル部の断面形状に対応させて折曲させた形状としたことを特徴とするものである。
なお、請求項2のように、前記機器取付孔の間にアースバーの腕部を配置した構造とすることができる。
本発明のラック用キャビネットは、マウントアングルにアースバーを密着させて取付け、マウントアングルへの機器取付けと機器ケースのアースとを同時に行えるようにしたものであるから、マウントアングルを鋼鉄製とし、アースバーを銅製とすることにより、マウントアングルの強度を確保しながら、導電率を高くすることができる。また内部機器の取付とアースバーへの取付を同時に行うことができるので接地が容易であるうえ、余分なスペースを必要としない。しかもアース線が輻輳することもない。
実施形態のラック用キャビネットの斜視図である。 実施形態のラック用キャビネットの平面図である。 内部機器をマウントアングルに取り付けた状態を示す平面図である。 マウントアングルとアースバーの水平断面図である。 マウントアングルの分解斜視図である。 マウントアングルとアースバーとの関係を示す斜視図である。 参考形態を示す分解斜視図である。 他の参考形態を示す分解斜視図である。 他の参考形態を示すマウントアングルとアースバーの水平断面図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明のラック用キャビネットの構造を説明する斜視図であり、1は縦フレーム、2は横フレーム、3は奥行フレームである。これらの12本のフレームによりキャビネットの筐体の骨格構造を形成している。また4は各縦フレーム1の前後左右の四か所に上下方向に配置された鋼鉄製のマウントアングルであり、多数の機器取付孔5が所定間隔で形成され、様々な高さにサーバその他の機器を取り付けることができるようになっている。なお通常は前部の2本のマウントアングル4、4によって機器を支持するが、大型機器の場合には前後4本で支持するようになっている。
図4に示すように、マウントアングル4は断面が略コ字状のレール部4aと、このレール部4aに接続された断面がL字状のアングル部4bとから構成されている。レール部4aの上下端部はキャビネットの上下の奥行フレーム3に取付金具6で固定されており、縦フレーム1とともにキャビネットの垂直荷重を支持するものである。
図5に示すように、アングル部4bには、多数の機器取付孔5が形成されている。この実施形態では機器取付孔5は四角形状であり、ケージナットを嵌め込んで機器13を取付けることができるようになっている。
図6に示すように、本発明ではこのアングル部4bの前面を覆うようにアースバー7が取付けられている。アースバー7はマウントアングル4よりも導電率の高い銅板等からなり、マウントアングル4のアングル部4bの断面形状に対応させて折曲形成されている。アースバー7は図6に示すようにマウントアングル4のアングル部4bの表面に密着させて取付けられる。このためアースバー7を配置するための余分のスペースを必要としない利点がある。
図6に示されるように、アースバー7にはマウントアングル4の機器取付孔5に対応する腕部8が各機器取付孔5の上下に隣接して形成されている。、機器取付孔5に機器13をネジ止めするときにネジを腕部8、8間に通すことにより、上下の腕部8、8及びアースバー7に同時にネジが傾くことなく接触し、機器13のケースがアースバー7と導通する構造となっている。なおアースバー7の下端部はキャビネットのアース端子に接続してあるので、機器13を機器取付孔5に取付けると同時に接地が行なわれることとなる。このような腕部8を形成するほか、アースバー7にマウントアングル4の機器取付孔5に対応させて孔を形成しておいても差支えない。なお機器取付孔5の両側にはアースバー7と接触しない平面部を設けておき、前記したケージナットの爪部を係合させることが好ましい。
上記した実施形態ではアースバー7はマウントアングル4の断面形状に対応させて折曲形成されていたが、図7に示す参考形態では、平面板となっている。この場合にはアースバー7の断面積は小さくなるが、サーバーの電力容量が小さい場合や機器の個数が少ない場合には差支えない。
また図8に示す他の参考形態のように、アースバー7は腕部8のない形状とすることもできる。ただしこの場合にはアースバーの板厚を十分に薄く形成して、ねじ止めする時にネジが傾かないようにする。同時にアースバーの断面積を十分に確保されていることが好ましい。
さらに図9に示す他の参考形態のように、アングル部4bの表面を段差形状としておき、その段差部分にアースバー7を配置することもできる。この場合には、アースバー7に腕部8を形成しなくてもネジを安定に保持させることができる。
以上、アースバー7の形状や配置について説明したが、図1〜図3に示すようにマウントアングル4に取付けられるサーバ等の機器13への給電は、縦フレーム1の内側に垂直に支持された負極バー10と正極バー11とによって直流給電を行うことができる。これらの電源バーは、キャビネットの背面側に配置しておくことが好ましい。多くの場合、サーバ等の電源接続部は背面側にあるからである。なおアースバー7と負極バー10とを接続しておくことにより、アースの確実性を向上させることができる。
図1〜図3に示すように、負極バー10と正極バー11とはバ−の幅方向にずらして配置し、負極バー10に露出部分が形成されている。この露出部分に接続部材12を配置し、サーバ等の機器13への給電を行えるようになっている。また電源バーによって行う給電は交流であってもよい。しかしサーバ等の機器への給電手段は本発明の要部ではなく、様々な変形が可能である。
以上に説明したように、本発明のラック用キャビネットはマウントアングルにアースバーを取付け、マウントアングルへの機器取付けと機器ケースのアースとを同時に行えるようにしたものであるから、内部機器の設置作業が容易であり、内部機器の接地抵抗を十分に低くでき、マウントアングルの強度上の問題も生ずることがない利点がある。
1 縦フレーム
2 横フレーム
3 奥行フレーム
4 マウントアングル
4a レール部
4b アングル部
5 機器取付孔
6 取付金具
7 アースバー
8 腕部
10 負極バー
11 正極バー
12 接続部材
13 機器

Claims (2)

  1. 多数の機器取付孔が形成されたマウントアングルを筐体の内部に上下方向に配置し、このマウントアングルにこれよりも導電率の高いアースバーを取付け、マウントアングルへの機器取付けと機器ケースのアースとを同時に行えるようにしたラック用キャビネットであって、前記マウントアングルが断面がL字状のアングル部を備え、前記アースバーをこのアングル部の断面形状に対応させて折曲させた形状としたことを特徴とするラック用キャビネット。
  2. 前記機器取付孔の間にアースバーの腕部を配置したことを特徴とする請求項1記載のラック用キャビネット。
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