JP5997596B2 - ミキサ - Google Patents

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Description

本発明はミキサに関する。
近年、携帯電話などの移動体通信機器が利用されている。無線通信では、中間周波数(Intermediate Frequency:IF)信号とローカル(Local Oscillation:LO)信号とをミキシングすることで、RF(Radio Frequency)信号を生成する。特許文献1には、2つの信号をミキシングし、不要な周波数成分を除去する技術が開示されている。
特開2007−251989号公報
しかしながら、従来の技術では、所望の信号を得ることが困難であった。本願発明は、上記課題に鑑み、所望の信号を得ることが可能なミキサを提供することを目的とする。
本発明は、中間周波数信号が入力される第1のノードと、制御端子に互いに逆位相のローカル信号が入力され、それぞれの出力端子が前記第1のノードと接続された第1のトランジスタ及び第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタの出力端子と前記第1のノードとの間に接続され、前記中間周波数信号の通過を抑圧する第1のフィルタと、前記中間周波数信号が入力される第2のノードと、制御端子に互いに逆位相のローカル信号が入力され、それぞれの出力端子が前記第2のノードと接続された第3のトランジスタ及び第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタの出力端子と前記第2のノードとの間に接続され、前記中間周波数信号の通過を抑圧する第2のフィルタと、前記第1のノードから出力される信号及び前記第2のノードから出力される信号を合成する合成部と、を有するミキサである。
上記構成において、前記第1のノード及び前記第2のノードの各々に、位相が互いに90°異なる前記中間周波数信号が入力され、前記合成部は、前記第1のノードから出力される信号、及び前記第2のノードから出力される信号を、互いに90°異なる位相差を付与して合成する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1のノードおよび前記第2のノードの各々に、互いに逆位相の前記中間周波数信号が入力され、前記合成部は、前記第1のノードから出力される信号、並びに前記第2のノードから出力される信号を、同位相で合成する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1のノードおよび前記第2のノードの各々に、互いに同位相の前記中間周波数信号が入力され、前記合成部は、前記第1のノードから出力される信号、並びに前記第2のノードから出力される信号を、180°の位相差を付与して合成する構成とすることができる。
上記構成において、前記合成部と前記第1のノードとの間に設けられ、前記中間周波数信号を抑圧する第3のフィルタと、前記合成部と前記第2のノードとの間に設けられ、前記中間周波数信号を抑圧する第4のフィルタと、を有する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1のフィルタ、前記第2のフィルタ、前記第3のフィルタ及び前記第4のフィルタはキャパシタ及びインダクタの少なくとも一方を含む構成とすることができる。
上記構成において、中間周波数信号が入力されるノードと、制御端子に互いに逆位相のローカル信号が入力され、それぞれの出力端子が前記ノードと接続された第1のトランジスタ及び第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタの出力端子と前記ノードとの間に接続され、前記中間周波数信号の通過を抑圧するフィルタと、を有する構成とすることができる。
本発明によれば、所望の信号を得ることが可能なミキサを提供することが可能となる。
図1は実施例1に係るミキサを利用する通信システムを例示する回路図である。 図2(a)はミキサを例示する回路図である。図2(b)はミキサから出力される信号を例示する模式図である。図2(c)はキャパシタの周波数特性を例示する模式図である。 図3(a)はRF信号及びIm信号の計算結果を示すグラフである。図3(b)はRF側LOリーク、RF側IFリーク及びIF側LOリークの計算結果を示すグラフである。 図4(a)は比較例1に係るミキサを例示する回路図である。図4(b)はミキサから出力される信号を例示する模式図である。 図5(a)は比較例2に係るミキサを例示する回路図である。図5(b)はミキサから出力される信号を例示する模式図である。 図6はミキサチップを例示する平面図である。 図7は実施例2に係るミキサを例示する回路図である。 図8は実施例3に係るミキサを例示する回路図である。 図9(a)は実施例4に係るミキサを例示する回路図である。図9(b)はミキサから出力される信号を例示する模式図である。 図10は実施例5に係るミキサを例示する回路図である。 図11(a)はハイパスフィルタを例示する回路図である。図11(b)はフィルタの周波数特性を例示する模式図である。
本発明の実施例について説明する。
図1は実施例1に係るミキサ20を利用する通信システムを例示する回路図である。図1に示すように、入力端子RFIn1と出力端子IFOut1との間には、入力端子RFIn1に近い側から、ローノイズアンプ(Low Noise Amp:LNA)2、アンプ4、可変減衰器6、バンドパスフィルタ(Band Pass Filter:BPF)8、ミキサ10、アンプ12、及びBPF14が接続されている。入力端子IFIn1と出力端子RFOut1との間には、入力端子IFIn1に近い側から、BPF16、アンプ18、ミキサ20、アンプ22、減衰器24、BPF26、アンプ28及びパワーアンプ30が接続されている。ミキサ10とミキサ20との間にはローパスフィルタ(Low Pass Filter:LPF)32が接続されている。LPF32と入力端子LOIn1との間には、LPF32に近い側から逓倍器34及びアンプ36が接続されている。
受信信号は入力端子RFIn1、LO信号は入力端子LOIn1、IF信号は入力端子IFIn1、それぞれに入力される。LO信号は例えば不図示の局所発振器から出力される。ミキサ10は受信信号をLO信号とミキシングし、ダウンコンバートする。受信信号は出力端子IFOut1から出力される。ミキサ20はLO信号とIF信号とをミキシングし、アップコンバートすることで、送信信号を生成する。送信信号は出力端子RFOut1から出力される。ミキサ20、アンプ22、減衰器24、LPF32、逓倍器34、及びアンプ36は、アップコンバータ(ミキサ20)を含むRFIC(RF Integrated Circuit)11を形成する。
図2(a)は本実施例に係るミキサ20を示す回路図である。図2(a)に示す入力端子LOIn2には、図1の入力端子LOIn1からLO信号が入力される。入力端子IFIn2には、入力端子IFIn1からIF信号が入力される。出力端子RFOut2から出力端子RFOut1に向けてRF信号(送信信号)が出力される。
回路41は、バラン40、1対のFET(Field Effective Transistor:電界効果トランジスタ)44及び46(第1及び第2のトランジスタ)、キャパシタC1〜C3、インダクタL1を含む。入力端子LOIn2はバラン40及び42それぞれの入力端子(不平衡端子)と電気的に接続されている。バラン40の2つの出力端子(平衡端子)のうち一方はFET44のゲート(制御端子)と電気的に接続され、他方はFET46のゲートと電気的に接続されている。FET44及び46のソースは接地されている。FET44のドレイン(出力端子)とFET46のドレインとは電気的に接続されている。ドレイン間にはキャパシタC1(第1のフィルタ)が直列接続されている。キャパシタC1の一端とFET44のドレインとの間のノードN1(第1のノード)にキャパシタC2の一端が電気的に接続されている。キャパシタC2の他端は90°カプラ48の一方の入力端子と電気的に接続されている。ノードN1とキャパシタC2との間にインダクタL1の一端が電気的に接続されている。インダクタL1の他端はキャパシタC3の一端と電気的に接続され、キャパシタC3の他端は接地されている。L1〜C3間のノードN2は90°カプラ50の一方の出力端子と電気的に接続されている。
回路43は、バラン42、1対のFET52及び54(第3及び第4のトランジスタ)、キャパシタC4〜C6、並びにインダクタL2を含む。回路43は、回路41と同様に接続されている。FET52のドレインとキャパシタC4(第2のフィルタ)の一端との間のノードをノードN3(第2のノード)とする。キャパシタC5は90°カプラ48の他方の入力端子と接続されている。インダクタL2とキャパシタC6との間のノードN4は90°カプラ50の他方の出力端子と接続されている。90°カプラ48の一方の出力端子は出力端子RFOut2と接続されており、他方の出力端子は抵抗R1を介して接地されている。90°カプラ50の一方の入力端子は入力端子IFIn2と接続されており、他方の入力端子は抵抗R2を介して接地されている。インダクタL1及びキャパシタC3が形成する回路、並びにインダクタL2及びキャパシタC6が形成する回路は、生成されたRF信号を効率よく出力端子RFOut2に導き、IF信号を抑圧するフィルタ(第3及び第4のフィルタ)として機能する。なお、入力端子LOIn2はノードN10で分岐されている。ノードN10の分岐は単純分岐であり、LOIn2側から見るインピーダンスは、1対のFET44及び46の制御端子並びに1対のFET52及び54の制御端子のインピーダンスと同じになる。このため、LO信号は入力しやすくなる。
ミキサ20に入出力する信号について説明する。LO信号はバラン40及び42に入力され、IF信号はノードN2及びN4に入力される。バラン40及び42は、それぞれ逆位相の(位相が180°異なる)LO信号を出力する。FET46及び54に入力されるLO信号の位相は、FET44及び52に入力されるLO信号の位相と比較して180°異なる。90°カプラ50は位相が90°異なるIF信号を出力する。ノードN4に入力されるIF信号の位相は、ノードN2に入力されるIF信号の位相と比較して90°異なる。90°カプラ48はノードN1の出力信号とノードN3の出力信号に90°の位相差を付与し、両者を合成する合成部として機能する。具体的に、90°カプラ48は、ノードN3から出力される信号の位相を90°遅延させ、ノードN1の出力信号と合成し、RF信号として出力する。合成とは、信号を重ね合わせることである。
図2(b)はミキサ20から出力される信号を例示する模式図である。横軸は周波数を表す。図2(b)に示すLO信号の周波数ωLOは例えば15GHzである。IF信号の周波数ωIFは例えば2GHzであり、ωLOより大幅に低い。FET44及び46においてIF信号とLO信号とがミキシングされ、RF信号及びIm信号(Image:イメージ信号)が生成される。図2(b)の例では、RF信号の周波数をLO信号の周波数とIF信号の周波数を引いたもの、Im信号の周波数をLO信号の周波数からIF信号の周波数を足したものとする。例えば、RF信号の周波数ωRFはωLO−ωIF、つまり13GHzである。Im信号の周波数ωImはωLO+ωIF、つまり17GHzである。後述するように実施例1においては、図2(b)に示すようにRF信号を出力し、かつIm信号の通過を抑圧する。
図2(a)に示したキャパシタC1及びC4の周波数特性を説明する。図2(c)はキャパシタC1及びC4の周波数特性を例示する模式図である。横軸は周波数、縦軸は通過量を表す。
図2(c)に示すように、キャパシタC1及びC4は低周波数側における信号の通過を抑圧し、高周波数側の信号を通過させる。抑圧帯域にはIF信号が含まれ、通過帯域にはLO信号が含まれる。キャパシタC1及びC4はLO信号と比較して低周波数のIF信号の通過を抑圧する。このため、FET46に流れるIF信号は抑圧される。従ってFET46におけるLO信号とIF信号とのミキシングが抑制される。同様に、FET54に流れるIF信号は抑圧され、FET54におけるLO信号とIF信号とのミキシングは抑制される。また、キャパシタC1及びC4はLO信号を通過させる。
表1はミキサ20における信号を例示する表である。
Figure 0005997596
上から、FET44のドレイン、FET46のドレイン、ノードN1、FET52のドレイン、FET54のドレイン、ノードN3、出力端子RFOut2における信号を表す。括弧内は、同時刻における信号の位相を表す。例えばLO(ωLO)は位相がωLOであるLO信号を表し、LO(ωLO+π)は位相がωLO+πであるLO信号を表す。
FET44のドレインからLO信号(ωLO)、IF信号(ωIF)、RF信号(ωLO−ωIF)、Im信号(ωLO+ωIF)が出力される。FET46のドレインからLO信号(ωLO+π)が出力される。上述のように、キャパシタC1がIF信号の通過を抑圧するため、RF信号及びIm信号は出力されない。バラン40がLO信号の位相を180°(π)遅延させるため、FET46の制御端子に入力されるLO信号は、FET44の制御端子に入力されるLO信号と比較して位相がπずれている。FET46の制御端子からドレイン端子に漏洩するLO信号は、FET44の制御端子からドレイン端子に漏洩するLO信号と比較して、同じく位相がπずれている。そして、FET44及び46からの出力信号がノードN1で合成される。位相がπ異なるLO信号はFET44とFET46の共通ドレイン端子でキャンセルし、RF信号、Im信号及びIF信号の一部が出力される。
FET52のドレインからLO信号(ωLO)、IF信号(ωIF+π/2)、RF信号(ωLO−ωIF−π/2)、及びIm信号(ωLO+ωIF+π/2)が出力される。FET54のドレインからLO信号(ωLO+π)が出力される。ノードN3では、LO信号がキャンセルされ、RF信号、Im信号及びIF信号の一部が出力される。90°カプラ50がIF信号の位相をπ/2遅延させる。このため、ノードN3におけるIF信号、RF信号及びIm信号の位相は、ノードN1における対応する信号と比較して位相がπ/2ずれている。
90°カプラ48は、ノードN3から出力される信号の位相をπ/2ずらす。ノードN3側のIF信号の位相はωIF+π、RF信号の位相はωLO−ωIF、Im信号の位相はωLO+ωIF+π、になる。さらに90°カプラ48は、ノードN1の出力信号と、ノードN3の出力信号とを合成する。Im信号(ωLO+ωIF)とIm信号(ωLO+ωIF+π)とは逆位相であるためキャンセルされる。一方、2つのRF信号は同位相であるため合成される。従って、図2(b)に示すように、Im信号の通過は抑圧され、RF信号は出力端子RFOut2から出力される。
実施例1によれば、FET44及び52においてRF信号及びIm信号が生成される。互いに逆位相であるLO信号はノードN1及びN3においてキャンセルされる。90°カプラ50が2つのIF信号間にπ/2の位相差を付与する。90°カプラ48は2つの出力信号にπ/2の位相差を付与し、合成する。これにより、LO信号の漏洩が抑圧されるとともにIm信号の通過は抑圧され、RF信号のみを出力することができる。
ミキサ20の周波数特性のシミュレーションを行った。RF信号、Im信号、出力端子RFOut2に漏洩するLO信号(RF側LOリーク)、IF信号(RF側IFリーク)、及び入力端子IFIn2に漏洩するLO信号(IF側LOリーク)を計算した。FET44、46、52及び54には電子供給層としてアルミニウムガリウム砒素(AlGaAs)及びチャネル層としてインジウムガリウム砒素(InGaAs)を含むHEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ)を用いた。IF信号の周波数ωIFは1GHz、LO信号の周波数ωLOは8〜32GHzとした。
図3(a)はRF信号及びIm信号の計算結果を示すグラフである。横軸は周波数、縦軸は変換損失である。実線はRF信号、破線はIm信号を表す。図3(a)に示すように、RF信号の変換損失は約−10dBである。Im信号の変換損失は約−35〜−45dBである。このようにIm信号の通過は大きく抑圧され、RF信号と比較して25dB程度小さくなる。表1において説明したように、逆位相のIm信号が打ち消し合うためである。
図3(b)はRF側LOリーク、RF側IFリーク、及びIF側LOリークの計算結果を示すグラフである。縦軸は通過量を表す。図3(b)に示すように、10〜32GHz、LO信号の入力レベルは+15dBm、IF信号の入力レベルは+0dBmにおいて、RF側LOリークは約−25dBmであり、RF側IFリークは約−30dBm,IF側LOリークは約−75〜−30dBmである。このように、LO信号のリークは抑制される。表1において説明したように、逆位相のLO信号が打ち消し合うためである。
比較例について説明する。比較例1は1対のトランジスタを用いる例である。図4(a)は比較例1に係るミキサ20R1を例示する回路図である。
図4(a)に示すように、90°カプラ60の一方の入力端子に入力端子LOIn2が接続され、他方の入力端子は抵抗R3を介して接地されている。90°カプラ60の一方の出力端子はキャパシタC7を介してFET44のゲートに、他方の出力端子はキャパシタC8を介してFET46のゲートに接続されている。FET44のドレインはキャパシタC9を介して90°カプラ48に接続されている。FET46〜キャパシタC9間のノードにはインダクタL3の一端が接続され、インダクタL3の他端はキャパシタC10を介して接地されている。インダクタL3〜キャパシタC10間のノードはインダクタL4を介してバラン62の一方の出力端子と接続されている。インダクタL4と並列にキャパシタC11が接続され、インダクタL4〜バラン62間のノードにはキャパシタC12が接続されている。FET46、キャパシタC13〜16、インダクタL5及びL6、90°カプラ48及びバラン62は同様に接続されている。キャパシタC7及びC8はLO信号のDC成分の通過を抑圧する。キャパシタC10〜C12並びにインダクタL3及びL4、キャパシタC14〜C16及びインダクタL5及びL6は、LO信号の入力端子IFIn2への漏洩を抑制するフィルタとして機能する。
図4(b)はミキサ20R1から出力される信号を例示する模式図である。表2はミキサ20R1における信号を例示する表である。
Figure 0005997596
90°カプラ60の一方の入力端子にLO信号が入力される。90°カプラ60は位相を90°ずらしたLO信号をFET44のゲートに出力し、位相をずらしていないLO信号をFET46のゲートに出力する。バラン62は位相を180°ずらしたIF信号をFET44に出力し、位相をずらしていないIF信号をFET46に出力する。表2に示すように、FET44からは、LO信号(ωLO+π/2)、IF信号(ωIF+π)、RF信号(ωLO−ωIF−π/2)、及びIm信号(ωLO+ωIF+3π/2)が出力される。FET46からは、LO信号(ωLO)、IF信号(ωIF)、RF信号(ωLO−ωIF)、及びIm信号(ωLO+ωIF)が出力される。90°カプラ48は、FET44の出力信号の位相を90°ずらし、FET46の出力信号と合成する。2つのLO信号は逆位相であるため打ち消し合う。RF信号及びIm信号は、それぞれ同位相であるため合成される。従って、図4(b)に示すように、RF信号及びIm信号の両方が抑圧されずに出力される。
比較例2は2対のトランジスタを用いる例である。図5(a)は比較例2に係るミキサ20R2を例示する回路図である。ミキサ20R2は、ミキサ20からキャパシタC1及びC4を取り除いた構成を有する。
表3はミキサ20R2における信号を例示する表である。図5(b)はミキサ20R2から出力される信号を例示する模式図である。
Figure 0005997596
表3に示すように、FET44からは、LO信号(ωLO)、IF信号(ωIF)、RF信号(ωLO−ωIF)、及びIm信号(ωLO+ωIF)が出力される。FET46からは、LO信号(ωLO+π)、IF信号(ωIF)、RF信号(ωLO−ωIF+π)、及びIm信号(ωLO+ωIF+π)が出力される。LO信号、RF信号及びIm信号は、それぞれ逆位相であるためキャンセルする。ノードN1からはIF信号(ωIF)が出力される。同様にFET52及び54から出力される信号のうち、LO信号、RF信号及びIm信号は、それぞれ逆位相であるためキャンセルされ、IF信号(ωIF+π/2)のみが出力される。IF信号の通過は、キャパシタC2およびC5により抑圧される。さらに、90°カプラ48においてIF信号はカプラの帯域外となるため出力されない。図5(b)に示すように、RF信号及びIm信号の両方が抑圧される。これに対し、実施例1によれば、図2(b)に示すように、Im信号の通過を抑圧し、RF信号を取り出すことができる。
ミキサチップ21について説明する。ミキサチップ21はミキサ20を形成するために用いられる。図6はミキサチップ21を例示する平面図である。基板23上に、斜線を付した配線が設けられている。
図6に示すように、入力端子LOIn2に入力されたLO信号はディバイダ64によりバラン40及び42それぞれに分配される。バラン40はランゲカップラ40aを含み、バラン42はランゲカップラ42aを含む。バラン40とFET44との間にキャパシタC17、バラン40とFET46との間にキャパシタC18が接続されている。バラン42とFET52との間にキャパシタC19、バラン42とFET54との間にキャパシタC20が接続されている。キャパシタC17〜C20はLO信号のDC成分の通過を抑圧する。90°カプラ50は、図6において不図示であり、ミキサチップ21の外部に接続される。90°カプラ50において位相差の付与されたIF信号が入力端子IFIn3及びIFIn4に入力される。90°カプラ48の配線48aは信号の位相を90°遅延させる。インダクタL1及びL2は基板23内で引きまわされた配線により形成される。例えば90°カプラ48をミキサチップに含めず、外部から接続してもよい。
実施例2はバランの数を変更した例である。図7は実施例2に係るミキサ20Aを例示する回路図である。
図7に示すように、入力端子LOIn2は、1つのバラン66の入力端子に接続されている。バラン66の一方の出力端子はFET44及び52それぞれのゲートに接続されている。バラン66の他方の出力端子はFET46及び54それぞれのゲートに接続されている。他の構成はミキサ20と同じである。表1に示したように、実施例2においてもIm信号は打ち消され、RF信号のみを取り出すことができる。バランを1つとすることで、ミキサ20Aの小型化が可能である。
実施例3はキャパシタC4の位置を変更した例である。図8は実施例3に係るミキサ20Bを例示する回路図である。図8に示すように、キャパシタC4がFET52(第4のトランジスタ)のドレインとノードN3との間に接続されている。他の構成はミキサ20と同じである。
表4はミキサ20Bにおける信号を例示する表である。実施例3では、RF信号の周波数をLO信号の周波数とIF信号の周波数を足したもの、Im信号の周波数をLO信号の周波数からIF信号の周波数を引いたものとする。
Figure 0005997596
表4に示すように、ノードN1からIF信号(ωIF)、RF信号(ωLO+ωIF)、Im信号(ωLO−ωIF)が出力される。FET52のドレインからはLO信号(ωLO)が出力される。FET54のドレインからは、LO信号(ωLO+π)、IF信号(ωIF+π/2)、RF信号(ωLO+ωIF+3π/2)、及びIm信号(ωLO−ωIF+π/2)が出力される。ノードN3からIF信号(ωIF+π/2)、RF信号(ωLO+ωIF+3π/2)、及びIm信号(ωLO−ωIF+π/2)が出力される。90°カプラ48がノードN3からの出力信号の位相をπ/2ずらす。このためノードN1側とノードN3側とでは、RF信号は同位相、Im信号は逆位相となる。出力端子RFOut2からはRF信号(ωLO+ωIF)が出力される。
このように実施例3によれば、実施例1及び2と同様にIm信号の通過を抑圧し、RF信号を取り出すことができる。キャパシタC4の位置を変えることで、RF信号の周波数をωLO+ωIFとすることができる。
実施例4はRF信号及びIm信号の両方を出力する例である。図9(a)は実施例4に係るミキサ20Cを例示する回路図である。
図9(a)に示すように、バラン68にはIF信号が入力される。バラン68の一方の出力端子はノードN2に接続され、他方の出力端子はノードN4に接続されている。バラン68はIF信号に180°の位相差を付与してノードN2及びN4に出力する。ノードN1からの出力信号と、ノードN3からの出力信号とは、ノードN5において合成され、出力端子RFOut2から出力される。ノードN1とノードN5との間には抵抗R4の一端、ノードN3とノードN5との間には抵抗R4の他端が接続されている。ノードN5及び抵抗R5は合成部を形成する。合成部は、ウィルキンソン合成器(Wilkinson Couplers)を構成する
表5はミキサ20Cにおける信号を例示する表である。図9(b)はミキサ20Cから出力される信号を例示する模式図である。
Figure 0005997596
FET44及び46、並びにノードN1の出力信号は、表1に示したものと同じである。FET52のドレインからLO信号(ωLO)、FET54のドレインからLO信号(ωLO+π)、IF信号(ωIF+π)、RF信号(ωLO−ωIF)、及びIm信号(ωLO+ωIF+2π)が出力される。なおIm信号の位相ωLO+ωIF+2πはωLO+ωIFと同位相である。ノードN3では、LO信号がキャンセルされ、IF信号、RF信号及びIm信号が出力される。
ノードN1の出力信号と、ノードN3の出力信号とが合成される。RF信号(ωLO−ωIF)及びIm信号(ωLO+ωIF)はそれぞれ同位相であるため合成される。従って図9(b)に示すように、RF信号及びIm信号が出力される。またLO信号の通過を抑圧することができる。
実施例5はRF信号及びIm信号の両方を出力する別の例である。図10は実施例5に係るミキサ20Dを例示する回路図である。
図10に示すように、抵抗R5の一端はN2〜IFIn2間に接続され、他端はN4〜IFIn2間に接続されている。ノードN1はキャパシタC2を介してバラン70の一方の入力端子と接続されている。ノードN3はキャパシタC5を介してバラン70の他方の入力端子と接続されている。IF信号は位相差を付与されることなくノードN2及びN4に出力される。バラン70はノードN3の出力信号の位相を180°ずらし、ノードN1の出力信号と合成する。
表6はミキサ20Dにおける信号を例示する表である。
Figure 0005997596
FET44、46及び52、並びにノードN1の出力信号は、表5に示したものと同じである。FET54のドレインから、LO信号(ωLO+π)、IF信号(ωIF)、RF信号(ωLO−ωIF+π)、及びIm信号(ωLO+ωIF+π)が出力される。ノードN3からIF信号(ωIF)、RF信号(ωLO−ωIF+π)、及びIm信号(ωLO+ωIF+π)が出力される。バラン70がノードN3からの出力信号の位相をπずらす。このためRF信号及びIm信号はそれぞれ同位相となる。出力端子RFOut2からはRF信号(ωLO−ωIF)及びIm信号(ωLO+ωIF)が出力される。なお、IF信号の通過はキャパシタC2及びC5により抑圧される。さらにバラン70においてIF信号は、帯域外となるため出力されない。このように実施例5によれば、実施例4と同様にRF信号及びIm信号を取り出すことができる。実施例1〜5によれば、RF信号のみ、又はRF信号及びIm信号のように、所望の信号を出力することができる。
上述のように、キャパシタC1及びC4はLO信号の通過を抑圧するフィルタとして機能する。なお、キャパシタ以外のフィルタを用いてもよい。
図11(a)はハイパスフィルタ(High Pass Filter:HPF)72を例示する回路図である。図11(a)に示すように、HPF72においては、入力端子Inと出力端子Outとの間にキャパシタC20が直列に接続されている。インダクタL13の一端は入力端子InとキャパシタC20の一端との間に接続され、他端は接地されている。HPF72は図2(c)に示したような周波数特性を有する。このため、IF信号の通過を抑圧し、LO信号を通過させる。
図11(b)はフィルタの周波数特性を例示する模式図である。通過帯域にLO信号が含まれ、抑圧帯域にIF信号が含まれている。このような周波数特性を有するフィルタを用いることもできる。
キャパシタ及びインダクタの少なくとも一方を含むフィルタによりIF信号の通過を抑圧しLO信号を通過させることができる。このようなフィルタを、2対のFET(FET44及び46、FET52及び54)それぞれのドレイン間に接続すればよい。またインダクタL1及びL2、キャパシタC3及びC6に代えてキャパシタ及びインダクタの少なくとも一方を含むフィルタを用いてもよい。FETに代えて例えばバイポーラトランジスタなど他のトランジスタを用いてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
20、20A、20B、20C、20D ミキサ
40、42、68、70 バラン
44、46、52、54 FET
48、50 90°カプラ
72 HPF
C1〜C22 キャパシタ
N1〜N6 ノード
L1〜L16 インダクタ

Claims (6)

  1. 中間周波数信号が入力される第1のノードと、
    制御端子に互いに逆位相のローカル信号が入力され、それぞれの出力端子が前記第1のノードと接続された第1のトランジスタ及び第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタの出力端子と前記第1のノードとの間に接続され、前記中間周波数信号の通過を抑圧する第1のフィルタと、
    前記中間周波数信号が入力される第2のノードと、
    制御端子に互いに逆位相のローカル信号が入力され、それぞれの出力端子が前記第2のノードと接続された第3のトランジスタ及び第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタの出力端子と前記第2のノードとの間に接続され、前記中間周波数信号の通過を抑圧する第2のフィルタと、
    前記第1のノードから出力される信号及び前記第2のノードから出力される信号を合成する合成部と、を有することを特徴とするミキサ。
  2. 前記第1のノード及び前記第2のノードの各々に、位相が互いに90°異なる前記中間周波数信号が入力され、
    前記合成部は、前記第1のノードから出力される信号、及び前記第2のノードから出力される信号を、互いに90°異なる位相差を付与して合成することを特徴とする請求項1記載のミキサ。
  3. 前記第1のノードおよび前記第2のノードの各々に、互いに逆位相の前記中間周波数信号が入力され、
    前記合成部は、前記第1のノードから出力される信号、並びに前記第2のノードから出力される信号を、同位相で合成することを特徴とする請求項1記載のミキサ。
  4. 前記第1のノードおよび前記第2のノードの各々に、互いに同位相の前記中間周波数信号が入力され、
    前記合成部は、前記第1のノードから出力される信号、並びに前記第2のノードから出力される信号を、180°の位相差を付与して合成することを特徴とする請求項1記載のミキサ。
  5. 前記合成部と前記第1のノードとの間に設けられ、前記中間周波数信号を抑圧する第3のフィルタと、
    前記合成部と前記第2のノードとの間に設けられ、前記中間周波数信号を抑圧する第4のフィルタと、を有することを特徴とする請求項1から4いずれか一項記載のミキサ。
  6. 中間周波数信号が入力されるノードと、
    制御端子に互いに逆位相のローカル信号が入力され、それぞれの出力端子が前記ノードと接続された第1のトランジスタ及び第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタの出力端子と前記ノードとの間に接続され、前記中間周波数信号の通過を抑圧するフィルタと、を有することを特徴とするミキサ。
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