JP2009284059A - フィルタ回路、無線送信機および無線受信機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルタ回路をパッシブミキサ2および周波数応答素子3で構成し、パッシブミキサ2は、伝送路1にて伝送される入力信号Tに局部発振信号LOを乗算することで周波数変換信号Bを生成し、その周波数変換信号Bを周波数応答素子3に出力することで、局部発振信号LOの局部発振周波数fLO分だけ周波数応答素子3の周波数特性Fを高域側にシフトさせ、入力信号Tに作用させる。
【選択図】 図1
Description
特に、減衰特性を急峻化しかつ減衰量を大きくとる場合は、共振周波数を正確に合わせることが必須であるが、例えば、2GHz付近の周波数において、100kHz単位で正確に合わせるのは困難である。
図1は、本発明の第1実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図1において、フィルタ回路にはパッシブミキサ2および周波数応答素子3が設けられている。そして、パッシブミキサ2の入力は伝送路1に接続され、パッシブミキサ2の出力は周波数応答素子3を介して接地されている。ここで、周波数応答素子3は、何らかの周波数特性Fを持つ素子から構成することができる。例えば、周波数応答素子3として、図2のキャパシタC1を用いるようにしてもよいし、図3のインダクタL1を用いるようにしてもよいし、図4のキャパシタC2とインダクタL2とが直列接続された直列回路を用いるようにしてもよいし、図5のキャパシタC3とインダクタL3とが並列接続された並列回路を用いるようにしてもよい。
図6は、本発明の第2実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図6において、フィルタ回路にはパッシブミキサ2´および周波数応答素子3a、3bが設けられている。そして、パッシブミキサ2´の入力は伝送路1に接続され、パッシブミキサ2´の出力は周波数応答素子3a、3bを介してそれぞれ接地されている。ここで、周波数応答素子3a、3bは、何らかの周波数特性Fを持つ素子から構成することができる。例えば、周波数応答素子3a、3bとして、図2のキャパシタC1をそれぞれ用いるようにしてもよいし、図3のインダクタL1をそれぞれ用いるようにしてもよいし、図4のキャパシタC2とインダクタL2とが直列接続された直列回路をそれぞれ用いるようにしてもよいし、図5のキャパシタC3とインダクタL3とが並列接続された並列回路をそれぞれ用いるようにしてもよい。
図7は、本発明の第3実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図7において、フィルタ回路にはパッシブミキサ12および周波数応答素子3が設けられている。なお、パッシブミキサ12としては、差動型パッシブミキサを用いることができ、差動型パッシブミキサには、差動信号を入力する一対の入力端子、局部発振信号LO+、LO−を入力する一対の制御端子、周波数変換信号を出力する一対の出力端子を設けることができる。
そして、パッシブミキサ12の一対の入力は伝送路1a、1bにそれぞれ接続され、パッシブミキサ12の一対の出力は周波数応答素子3を介して互いに接続されている。
図8は、本発明の第4実施形態に係る図7のフィルタ回路に図3の周波数応答素子を適用した構成を示すブロック図である。
図8において、図7のフィルタ回路の周波数応答素子3としてキャパシタC1が用いられている。ここで、キャパシタC1の周波数特性F1は、周波数fが低くなるに従い、インピーダンスZが高くなり、周波数0(直流)において、インピーダンスZが無限大になる。また、周波数fが高くなるに従い、インピーダンスZが低くなる。このため、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が低い場合、キャパシタC1には電流が流れにくくなる。一方、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が高い場合、キャパシタC1には電流が流れやすくなる。
このため、周波数fBB2ではキャパシタC1の周波数特性F1上でインピーダンスZに大きな変化が発生することはなく、周波数fBB1ではキャパシタC1の周波数特性F1上でインピーダンスZに大きな変化が発生する。従って、パッシブミキサ12の出力側のインピーダンス特性全体を伝送路1a、1b側から観測した場合、周波数fBB2における周波数特性F1上ではインピーダンスZの変化は無視することができ、周波数fBB1における周波数特性F1上でのインピーダンスZの変化のみを全体として支配的に観測することができる。
図9は、本発明の第5実施形態に係る図7のフィルタ回路に図4の周波数応答素子を適用した構成を示すブロック図である。
図9において、図7のフィルタ回路の周波数応答素子3としてインダクタL1が用いられている。ここで、インダクタL1の周波数特性F2は、周波数fが低くなるに従い、インピーダンスZが低くなり、周波数0(直流)において、インピーダンスZが0になる。また、周波数fが高くなるに従い、インピーダンスZが高くなる。このため、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が低い場合、インダクタL1には電流が流れやすくなる。一方、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が高い場合、インダクタL1には電流が流れにくくなる。
図10は、本発明の第6実施形態に係る図7のフィルタ回路に図5の周波数応答素子を適用した構成を示すブロック図である。
図10において、図7のフィルタ回路の周波数応答素子3としてインダクタL2とキャパシタC2の直列回路が用いられている。ここで、インダクタL2とキャパシタC2の直列回路の共振周波数をfRとし、局部発振周波数fLOより十分小さいものとする。インダクタL2とキャパシタC2の直列回路の周波数特性F3は、共振周波数fRの近傍において、インピーダンスZが低くなる。また、共振周波数fRから離れるに従い、インピーダンスZが高くなる。このため、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が共振周波数fRに近い場合、インダクタL2とキャパシタC2の直列回路には電流が流れやすくなる。一方、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が共振周波数fRから離れている場合、インダクタL2とキャパシタC2の直列回路には電流が流れにくくなる。
図11は、本発明の第7実施形態に係る図7のフィルタ回路に図6の周波数応答素子を適用した構成を示すブロック図である。
図11において、図7のフィルタ回路の周波数応答素子3としてインダクタL3とキャパシタC3の並列回路が用いられている。ここで、インダクタL3とキャパシタC3の並列回路の共振周波数をfRとし、局部発振周波数fLOより十分小さいものとする。インダクタL3とキャパシタC3の並列回路の周波数特性F4は、共振周波数fRの近傍において、インピーダンスZが高くなる。また、共振周波数fRから離れるに従い、インピーダンスZが低くなる。このため、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が共振周波数fRから離れている場合、インダクタL3とキャパシタC3の並列回路には電流が流れやすくなる。一方、周波数変換信号B2+、B2−の周波数fBB1が共振周波数fRに近い場合、インダクタL3とキャパシタC3の並列回路には電流が流れにくくなる。
図12は、本発明の第8実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図12において、フィルタ回路にはパッシブミキサ12および周波数応答素子3a、3bが設けられている。そして、パッシブミキサ12の一対の入力は伝送路1a、1bにそれぞれ接続され、パッシブミキサ12の一対の出力は周波数応答素子3a、3bをそれぞれ介して接地されている。
図13は、本発明の第9実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図13において、フィルタ回路にはパッシブミキサ2a、2bおよび周波数応答素子3a、3bが設けられている。そして、パッシブミキサ2a、2bの入力は伝送路1にそれぞれ接続され、パッシブミキサ2a、2bの出力は周波数応答素子3a、3bをそれぞれ介して接地されている。なお、パッシブミキサ2aは、直交信号用として用いることができ、パッシブミキサ2bは、同相信号用として用いることができる。
図14は、本発明の第10実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図14において、フィルタ回路にはパッシブミキサ12a、12bおよび周波数応答素子3a、3bが設けられている。なお、パッシブミキサ12a、12bとしては、差動型パッシブミキサを用いることができる。また、パッシブミキサ12aは、直交信号用として用いることができ、パッシブミキサ12bは、同相信号用として用いることができる。そして、パッシブミキサ12aの一対の入力は伝送路1a、1bにそれぞれ接続され、パッシブミキサ12aの一対の出力は周波数応答素子3aを介して互いに接続されている。また、パッシブミキサ12bの一対の入力は伝送路1a、1bにそれぞれ接続され、パッシブミキサ12bの一対の出力は周波数応答素子3bを介して互いに接続されている。
図15は、本発明の第11実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図15において、フィルタ回路にはパッシブミキサ12a、12bおよび周波数応答素子13a、14a、13b、14bが設けられている。そして、パッシブミキサ12aの一対の入力は伝送路1a、1bにそれぞれ接続され、パッシブミキサ12aの一対の出力は周波数応答素子13a、14aをそれぞれ介して接地されている。また、パッシブミキサ12bの一対の入力は伝送路1a、1bにそれぞれ接続され、パッシブミキサ12bの一対の出力は周波数応答素子13b、14bをそれぞれ介して接地されている。
図16は、本発明の第12実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図16において、フィルタ回路にはパッシブミキサ22a、22bおよび周波数応答素子3が設けられている。なお、パッシブミキサ22a、22bとしては、単相型パッシブミキサを用いることができる。また、パッシブミキサ22aは、直交信号用として用いることができ、パッシブミキサ22bは、同相信号用として用いることができる。そして、パッシブミキサ22aの入力は伝送路1bに接続され、パッシブミキサ22bの入力は伝送路1aに接続されている。また、パッシブミキサ22a、22bの出力は周波数応答素子3を介して互いに接続されている。
図17は、本発明の第13実施形態に係るフィルタ回路の概略構成を示すブロック図である。
図17において、フィルタ回路にはパッシブミキサ22a、22bおよび周波数応答素子3a、3bが設けられている。そして、パッシブミキサ22aの入力は伝送路1bに接続され、パッシブミキサ22bの入力は伝送路1aに接続されている。また、パッシブミキサ22a、22bの出力は周波数応答素子3a、3bをそれぞれ介して接地されている。
図18は、本発明の第14実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図18において、図1のパッシブミキサ2はスイッチSW1にて構成することができる。なお、スイッチSW1としては、MEMSスイッチやリレースイッチなどの機械的スイッチを用いるようにしてもよいし、電界効果トランジスタなどの半導体スイッチを用いるようにしてもよい。
なお、図13のパッシブミキサ2a、2bをスイッチSW1にてそれぞれ構成するようにしてもよい。
図19は、本発明の第15実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図19において、図6のパッシブミキサ2´はスイッチSW2にて構成することができる。ここで、スイッチSW2の一端は伝送路1に接続され、スイッチSW1の他端の一方は周波数応答素子3aに接続され、スイッチSW1の他端の他方は周波数応答素子3bに接続されている。そして、局部発振信号LOにてスイッチSW2をオン/オフさせることで、入力信号Tに局部発振信号LOを乗算し、周波数応答素子3a、3bに出力することができる。
図20は、本発明の第16実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図20において、図7のパッシブミキサ12はスイッチSW11、SW12にて構成することができる。ここで、スイッチSW11の一端は伝送路1bに接続され、スイッチSW11の他端は周波数応答素子3の一端に接続されている。また、スイッチSW12の一端は伝送路1aに接続され、スイッチSW12の他端は周波数応答素子3の他端に接続されている。そして、局部発振信号LO+、LO−にてスイッチSW12、SW11をそれぞれオン/オフさせることで、入力信号T+、T−に局部発振信号LO+、LO−を乗算し、周波数応答素子3に出力することができる。
図21は、本発明の第17実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図21において、図7のパッシブミキサ12はスイッチSW21、SW22にて構成することができる。ここで、スイッチSW21の一端は伝送路1bに接続され、スイッチSW21の他端の一方は周波数応答素子3の一端に接続され、スイッチSW21の他端の他方は周波数応答素子3の他端に接続されている。また、スイッチSW22の一端は伝送路1aに接続され、スイッチSW22の他端の一方は周波数応答素子3の一端に接続され、スイッチSW22の他端の他方は周波数応答素子3の他端に接続されている。そして、局部発振信号LO+、LO−にてスイッチSW22、SW21をそれぞれオン/オフさせることで、入力信号T+、T−に局部発振信号LO+、LO−を乗算し、周波数応答素子3に出力することができる。
図22は、本発明の第18実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図22において、図1のパッシブミキサ2は電界効果トランジスタM1にて構成することができる。ここで、電界効果トランジスタM1のドレインは伝送路1に接続され、電界効果トランジスタM1のソースは周波数応答素子3に接続されている。そして、局部発振信号LOを電界効果トランジスタM1のゲートに入力し、局部発振信号LOにて電界効果トランジスタM1をオン/オフさせることで、入力信号Tに局部発振信号LOを乗算し、周波数応答素子3に出力することができる。
なお、図13のパッシブミキサ2a、2bを電界効果トランジスタM1にてそれぞれ構成するようにしてもよい。
図23は、本発明の第19実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図23において、図6のパッシブミキサ2´は電界効果トランジスタM2、M3にて構成することができる。ここで、電界効果トランジスタM2、M3のドレインは伝送路1に共通に接続され、電界効果トランジスタM2のソースは周波数応答素子3aに接続され、電界効果トランジスタM3のソースは周波数応答素子3bに接続されている。そして、局部発振信号LO+、LO−を電界効果トランジスタM2、M3のゲートにそれぞれ入力し、局部発振信号LO+、LO−にて電界効果トランジスタM2、M3をそれぞれオン/オフさせることで、入力信号Tに局部発振信号LO+、LO−を乗算し、周波数応答素子3a、3bに出力することができる。
図24は、本発明の第20実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図24において、図7のパッシブミキサ12は電界効果トランジスタM11、M12にて構成することができる。ここで、電界効果トランジスタM11のドレインは伝送路1bに接続され、電界効果トランジスタM11のソースは周波数応答素子3の一端に接続されている。また、電界効果トランジスタM12のドレインは伝送路1aに接続され、電界効果トランジスタM12のソースは周波数応答素子3の他端に接続されている。そして、局部発振信号LO+、LO−を電界効果トランジスタM11、M12のゲートにそれぞれ入力し、局部発振信号LO+、LO−にて電界効果トランジスタM11、M12をそれぞれオン/オフさせることで、入力信号T+、T−に局部発振信号LO+、LO−を乗算し、周波数応答素子3に出力することができる。
また、図14、15のパッシブミキサ12a、12bは、図24のパッシブミキサ12をそれぞれ1個ずつ用いることで構成することができる。また、図16、17のパッシブミキサ22a、22bは、図24のパッシブミキサ12を共通に用いることで構成することができる。
図25は、本発明の第21実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図25において、図7のパッシブミキサ12は電界効果トランジスタM21〜M24にて構成することができる。ここで、電界効果トランジスタM21、M22のドレインは伝送路1bに共通に接続され、電界効果トランジスタM23、M24のドレインは伝送路1aに共通に接続されている。また、電界効果トランジスタM21、M23のソースは周波数応答素子3の一端に共通に接続され、電界効果トランジスタM22、M24のソースは周波数応答素子3の他端に共通に接続されている。また、電界効果トランジスタM21、M24のゲートは互いに接続され、電界効果トランジスタM22、M23のゲートは互いに接続されている。
図26は、本発明の第22実施形態に係るフィルタ回路に適用されるパッシブミキサの概略構成を示すブロック図である。
図26において、図16のパッシブミキサ22aは電界効果トランジスタM31、M32にて構成し、パッシブミキサ22bは電界効果トランジスタM33、M34にて構成することができる。ここで、電界効果トランジスタM31、M32のドレインは伝送路1bに共通に接続され、電界効果トランジスタM33、M34のドレインは伝送路1aに共通に接続されている。また、電界効果トランジスタM31、M33のソースは周波数応答素子3の一端に共通に接続され、電界効果トランジスタM32、M34のソースは周波数応答素子3の他端に共通に接続されている。
図27は、本発明の第23実施形態に係るフィルタ回路が適用される無線送信機の概略構成を示すブロック図である。
図27において、無線送信機には、送信信号のアップコンバートを行うアップコンバータ103、104が設けられている。そして、アップコンバータ103、104の入力は、フィルタ素子101、102にそれぞれ接続され、アップコンバータ103、104の出力は、フィルタ回路105、可変利得アンプ106およびパワーアンプ107を順次介してアンテナに共通に接続されている。また、フィルタ105としては、図1、図6、図7、図12〜図26のいずれかのフィルタ回路を用いることができる。
図28は、本発明の第24実施形態に係るフィルタ回路が適用される無線受信機の概略構成を示すブロック図である。
図28において、無線受信機には、受信信号のダウンコンバートを行うダウンコンバータ204、205が設けられている。そして、ダウンコンバータ204、205の入力は、フィルタ回路203およびローノイズアンプ202を介して受信アンテナ201に共通に接続されている。また、ダウンコンバータ204、205の出力は、フィルタ素子206、207を介して可変利得アンプ208、209に接続されている。また、フィルタ203としては、図1、図6、図7、図12〜図26のいずれかのフィルタ回路を用いることができる。
ここで、ダウンコンバータ204、205は、受信信号をダウンコンバートするために使用されるのに対して、フィルタ回路203に設けられたパッシブミキサは、受信信号のダウンコンバートに使用されることはなく、フィルタ回路203に設けられた周波数応答素子の周波数特性を高域側にシフトさせるために使用される。
Claims (5)
- 周波数特性を持つ周波数応答素子と、
局部発振信号を乗算した入力信号を前記周波数応答素子に出力することで、前記局部発振信号の局部発振周波数分だけ前記周波数応答素子の周波数特性を高域側にシフトさせ、前記入力信号に作用させるパッシブミキサとを備えることを特徴とするフィルタ回路。 - 前記入力信号は差動信号であり、前記パッシブミキサは、180°だけ位相が互いに異なる局部発振信号を前記入力信号に乗算することを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路。
- 前記パッシブミキサは、同相信号用パッシブミキサおよび直交信号用パッシブミキサを備え、前記同相信号用パッシブミキサおよび前記直交信号用パッシブミキサは、90°だけ位相が互いに異なる局部発振信号を前記入力信号にそれぞれ乗算することを特徴とする請求項1または2に記載のフィルタ回路。
- ベースバンド信号または中間周波信号を無線周波数信号に変換するアップコンバータと、
前記無線周波数信号が伝送される伝送路に出力端子が接続されないようにして入力端子が接続された請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルタ回路と、
前記フィルタ回路を通過した無線周波数信号を空間に送信する送信アンテナとを備えることを特徴とする無線送信機。 - 空間を伝播する無線周波数信号を受信する受信アンテナと、
前記受信アンテナにて受信された無線周波数信号が伝送される伝送路に出力端子が接続されないようにして入力端子が接続された請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルタ回路と、
前記フィルタ回路を通過した無線周波数信号をベースバンド信号または中間周波信号に変換するダウンコンバータとを備えることを特徴とする無線受信機。
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