JP5996298B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を基板に押圧して搭載する部品実装装置に関する。
基板上に電子部品を自動的に搭載する装置は、通称、チップマウンタ(部品実装装置)と呼称される。チップマウンタにおいての回路基板の支持は、従来、以下のように行われている。
図13は、従来の部品実装装置における基板の支持構成を搬送レールの延在方向から目視した前面図である。図13では、部品実装装置100の搬送レール151、基板152より上の構成要素を省略して示している。
部品実装装置100において基板152を搬送する搬送レール151は、基板152をその両端部で支持している。搬送レール151には搬送ベルト101が備えられており、搬送ベルト101により、基板152の移動(図13の紙面手前方向または奧方向への移動)が行われる。
基板152の下方には複数のバックアップピン102が備えられ、バックアップピン102は、基板152の下面に当接して支持する。
具体的には、バックアップピン102は台座103に配置される金属もしくは樹脂で形成される棒状部材である。台座103は、上下動される上下動装置104に取り付けられ、上下動装置104は土台105に設置される。本構成により、バックアップピン102は上下動装置104と台座103により、基板152に接触させられ基板152の支持が行われる。
このようにして、基板152は、搬送レール151で両端を支持されるとともに、複数のバックアップピン102で央部が支持される。
バックアップピン102は、次々に供給される基板152と高頻度に接触を繰り返すため、通常、耐摩耗性に優れる比較的硬度の大きい材料、例えば細径のステンレス鋼棒が選定される。
一般的に電子部品の基板152への実装は、基板152上に印刷された不図示のソルダーペーストの所定の位置に、不図示の部品吸着装着装置が電子部品を吸着した状態で押し付けた後、電子部品の吸着を解除することで電子部品が基板152上に搭載される。
基板152を複数のバックアップピン102で支持するのは、部品吸着装着装置により電子部品を基板152に押圧する際、基板152が下方に変形し、下側方向に過度に変位し電子部品の実装位置がずれて、実装不良となることを抑制するためである。
図14は、従来の部品実装装置において基板の支持構成における基板の変位を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図である。
部品吸着装着装置154が電子部品106を、基板152上に印刷された不図示のソルダーペーストに押しつけた状態では、基板152は、部品吸着装着装置154を中心として下方向に突出する(下方向に凸形状となる)局所的変形を生じる。
続いて、部品吸着装着装置154が、電子部品106を押圧した箇所から次の電子部品106を吸着するために移動すると、基板152はその弾性力(復元力)により弾けて上方向に突出する(上方向に凸形状となる)ように変形する(図14の二点鎖線参照)。
その後は、基板152は下方向への弾性力(復元力)によりバックアップピン102に叩きつけられるような状態となり、バックアップピン102上でバウンドし、振動状態となる。
特開2003―179396号公報
ところで、生産性の観点からは電子部品の実装に要する時間は短いほどよく、昨今では実装に要する時間は数十msであり、更に高速化の傾向にある。しかし、電子部品の実装を高速で繰り返した場合、先の電子部品を実装した際に発生した基板の振動が収束(減衰)する前に、次の電子部品が実装されることになる。このような状態は電子部品の破壊や、実装位置精度の不良の起因となるため、解決すべき課題となっている。
このような課題の解決に、バックアップピンの本数を増加し、バックアップピンの間隔を狭くすることは、基板の局所的変形を抑制できるために効果がある。しかし、電子部品が基板の両面に実装される場合、基板下面に電子部品が実装されている部位には、電子部品の破壊防止の目的でバックアップピンの配置が許容されない部位が存在する。
また、図14に示すバックアップピン102の台座103への設置は作業員が手作業で行っているため、数を増やし過ぎると作業時間が増大するという問題がある。
この問題を解決する手段として、例えば特許文献1に記載の構成がある。
図15(a)は、特許文献1の部品実装装置における基板の支持構成を搬送レールの延在方向から目視した前面図であり、図15(b)は、図15(a)のC−C線断面図である。なお、図15(a)では、部品実装装置200の搬送レール251、基板252より上の構成要素を省略して示している。
特許文献1には、図15に示すように、バックアップピン202の先端に、ドーナツ状の制振ゴム207を備える部品実装装置200の構成が記載されている。
特許文献1の部品実装装置200は、バックアップピン202の先端に備えたドーナツ状の制振ゴム207を基板252の下面に吸盤のように吸着する構成を採用している。この構成において、部品吸着装着装置200が電子部品を基板252に押しつけた状態を図16に示す。
図17に、特許文献1の部品吸着装着装置254の押圧状態から部品吸着装着装置254が移動した状態を示す。
特許文献1の構成では、図17に示すように、上方向に凸形状に基板252が変形しても、制振ゴム207は基板252への吸着状態を維持し、吸着により伸張された状態となるため、制振ゴム207の弾性により基板252が復元する力が加わり基板252の振動抑制の効果が得られる。
しかし、図16に示すように、部品吸着装着装置254が電子部品206を基板252に押し付け、下方向に凸形状に基板252に変形した状態では、制振ゴム207が、圧縮された状態となり、圧縮された分、従来の図14に示す構成に比較し、制振ゴム207の変形が基板252の変形に重畳され、基板252の下方向への変位量が増大するという解決すべき課題がある。加えて、制振ゴム207は摩耗し易く、経年劣化が進行し易いという問題もある。
本発明は上記実状に鑑み、電子部品が実装される基板の振動を抑制し得る部品実装装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に関わる部品実装装置は、電子部品が実装される基板が、その両端部が支持されて搬送される搬送レールと、前記基板が、その下方から支持される複数のバックアップ部とを備え、前記バックアップ部は、伸縮自在に押圧されて前記基板に下方から接触するコンタクト部と、当該コンタクト部の下方向への変位量を限定するストッパ部とを有している。
本発明によれば、電子部品が実装される基板の振動を抑制し得る部品実装装置を実現することが可能となる。
本発明に係る実施形態の部品実装装置の構造を表す上面図。 (a)は部品供給装置のカートリッジの巻回を解いた状態を示す斜視図、(b)は巻回を解いたカートリッジのカバーテープを一部剥離した状態を示す斜視図。 部品実装装置を搬送レールの延在方向の斜め下から上方を目視した斜視図。 (a)はバックアップ部の外観図であり、(b)は(a)のA−A線断面図。 (a)はコンタクト部が下死点まで収縮した状態を示すバックアップ部の図4(a)のA−A線断面図、(b)はコンタクト部が上死点まで伸張した状態を示すバックアップ部の図4(a)のA−A線断面図。 (a)は変形例のバックアップ部の外観図、(b)は(a)のB−B線断面図。 部品実装装置において基板に電子部品を搭載していない状態(初期状態)の搬送レールの延在方向から目視した前面図。 部品実装装置において基板に電子部品を部品吸着装着装置で搭載している状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図。 部品実装装置において電子部品を基板に搭載後に基板が上方に変形している状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図。 部品実装装置において電子部品を基板に搭載後に上方に変形してから中立位置に復帰する途中の状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図。 部品実装装置において電子部品を基板に搭載後に上方に変形してから中立位置に復帰した状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図。 実施形態の基板支持を行った場合の上下方向変位と特許文献1の基板支持を行った場合の上下方向変位、及び、従来の基板支持を行った場合の上下方向変位を経過時間で示す各上下方向変位の経時変化の関係を示すグラフ。 従来の部品実装装置における基板の支持構成を搬送レールの延在方向から目視した前面図。 従来の部品実装装置において基板の支持構成における基板の変位を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図。 (a)は従来の特許文献1の部品実装装置における基板の支持構成を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図であり、(b)は(a)のC−C線断面図。 特許文献1の部品吸着装着装置が電子部品を基板に押圧した状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図。 特許文献1の部品吸着装着装置の押圧状態から部品吸着装着装置が移動した状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に本発明に係る実施形態の部品実装装置の構造を表す上面図を示す。
実施形態の部品実装装置1は、電子部品が実装された回路基板を製造する際に、基板52に電子部品6(図2参照)を搭載する装置である。
具体的には、部品実装装置1は、搬送レール51によって連続的に搬送される基板52の所定位置(クリーム半田が塗布された箇所)に電子部品6を自動的に搭載(装着)する。エポキシ樹脂などの基板52上には、銅箔などの回路パターンがエッチング、印刷等で形成されている。
クリーム半田上に電子部品6が搭載された基板52は、炉内で加熱され電子部品6が基板52に半田付けされ、電子部品6が実装された回路基板が製造される。
図1に示す部品実装装置1の基台上には、図示しない種々の電子部品を各電子部品の取り出し位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給装置53が、一対の搬送レール51(図1の紙面左右方向に延在)を挟装する態様で、着脱可能に複数個並んで設置され固定されている。
電子部品を基板52に搭載するに際して、基板52を搬送する搬送レール51は基板52の両端部(図1に示す基板52の上・下端部)を支持している。
搬送レール51内の下部には搬送ベルト50(図3参照)が備えられている。搬送ベルト50により、基板52の搬送(図1の矢印α1方向から矢印α2方向への移動)が行われる。
図2(a)に部品供給装置のカートリッジの巻回を解いた状態を示し、図2(b)に巻回を解いたカートリッジのカバーテープを一部剥離した状態を示す。
部品供給装置53のカートリッジは、図2(a)に示すキャリアCaが巻回されている。
キャリアCaは、キャリアテープc1の各エンボスc2内に電子部品6が収納されており、各エンボスc2は透明または半透明のカバーテープo1がキャリアテープc1に貼着され上方が覆われている。なお、キャリアテープc1の一側部には、長手方向に沿って多数の搬送力伝達穴c3が穿孔されている。
初期の状態では、カートリッジのキャリアCaは、前記した如く、巻回されている。カートリッジのキャリアCaは、稼働状態に移行すると、搬送力伝達穴c3を用いて、図2(a)に示すように巻回が解かれた後、電子部品6の取り出し位置に搬送されるとともに、図2(b)に示すように、キャリアテープc1に貼着されたカバーテープo1が間欠的にキャリアテープc1から剥離(脱離)される。
その後、キャリアテープc1のエンボスc2内の電子部品6が、部品吸着装着装置54の不図示のノズル(図1の部品吸着装着装置54の下部に配設される)によって真空吸着され取り出される。
部品供給装置53は、ほとんど隙間なく(1mm以下程度の隙間)隣接して並置されている。
図1の上下に示す対向する1対の部品供給装置53群(図1では、1対の部品供給装置53群が2つ有る場合を示す)の間には、前記したように、基板52を搬送する搬送レール51が基板52の搬送方向(図1の矢印α1方向から矢印α2方向)に延設されている。搬送レール51は、矢印α1方向(図1左参照)から搬送されてくる基板52を所定の位置に位置決めして、基板52の所定位置(クリーム半田上)に電子部品6が搭載(装着)された後、矢印α2方向(図1右参照)に搬送する。
基板52が搬送される方向(図1の矢印α1、α2方向)に沿って延在するXビーム55が一対、搬送レール51の上(図1の紙面手前側)外方に配設されている。
Xビーム55の両端部には不図示のアクチュエータ(例えば、リニアモータなど)が取り付けられている。該アクチュエータによりXビーム55は、基板52が搬送される方向(図1の矢印α1、α2方向:図1のx方向)に直交する方向(図1の紙面上下方向:図1のy方向)に、Yビーム57に沿って移動可能に支持されている。これにより、Xビーム55が、部品供給装置53と基板52との間を往復動(行き来)することができる。
Xビーム55には、不図示のアクチュエータ(例えば、リニアモータなど)により、Xビーム55の長手方向(延在方向)(図1のx方向)に沿って移動する部品吸着装着装置54が設置されている。部品吸着装着装置54の先端(図1に示す部品吸着装着装置54の図1の紙面奥側)には、前記したように、キャリアテープc1のエンボスc2内の電子部品6を真空吸着するための不図示のノズルが設けられている。
部品吸着装着装置54は、更に、前記したXビーム55の駆動系によりYビーム57の延在方向(図1のy方向)に沿って駆動される。
以上のように、水平方向(図1の紙面方向:図1のxy方向)に駆動される部品吸着装着装置54のノズルにより、部品供給装置53内の図2(b)に示す電子部品6が真空吸着された後、水平方向(図1に示すx方向および/またはy方向)を移動し実装対象の基板52上の電子部品6の実装位置まで搬送される。
そして、実装対象の基板52上の所定位置(クリーム半田が塗布された箇所)に部品吸着装着装置54により電子部品6が押圧され真空が解かれることで、当該電子部品6が基板52に搭載(装着)される。
部品供給装置53と搬送レール51との間には、認識カメラ56とノズル保管部58が配置されている。
認識カメラ56はCCD(Charge Coupled Device)カメラなどであり、部品供給装置53において部品吸着装着装置54に吸着した電子部品6の位置ずれ情報を取得する。
認識カメラ56は、電子部品6が基板搬送方向(図1のx方向、図1のα1、α2方向)および基板搬送方向と直交する方向(図1のy方向)にどれだけ位置ずれしているか、また回転角度はどの程度かを、部品吸着装着装置54に吸着された電子部品6を撮影することにより確認する。論ずるまでもなく、認識カメラ56が撮影を行うことにより、部品吸着装着装置54に電子部品6が吸着されているか否かを確認することもできる。
部品吸着装着装置54が、部品供給装置53から、Xビーム55の延在方向(図1のx方向)やYビーム57の延在方向(図1のy方向)に、基板52上を移動する際に、部品吸着装着装置54は認識カメラ56上を通過し、認識カメラ56が電子部品6の位置ずれ情報などを取得する。
ノズル保管部58には、種々の電子部品6を吸着および装着(搭載)するために必要な部品吸着装着装置54に取り付けられる不図示の複数の部品吸着装着装置用のノズルを保管している。
<部品実装装置1の基板支持構造>
図3に、部品実装装置を搬送レールの延在方向の斜め下から上方を目視した斜視図を示す。なお、図3では、基板52に電子部品6が搭載(装着)される前の(初期)状態を示している。図3では、部品実装装置1の搬送レール51、基板52より上の構成要素を省略して示している。
基板52の支持について説明する。
図3に示す基板52の下面には、既に電子部品6aが実装されている。
部品実装装置1において所定位置に搬送された基板52の下方には、基板52を下方から支持する複数のバックアップ部8が備えられている。
バックアップ部8は、電子部品6を搭載(装着)する際の基板52の振動を抑制(減衰)させる部材である。
バックアップ部8のコンタクト部9が、基板52の下面に当接して基板52を下方から支持する。ここで、コンタクト部9は、基板52の下面の電子部品6aを避けた位置で基板52の下面に当接して支持する。図3では、バックアップ部8のコンタクト部9は、下方に移動する限界の位置である下死点の位置にある。
こうして、基板52の支持は、その両端部を支持する搬送レール51と、基板52下側に配置されるバックアップ部8で実施される。
バックアップ部8は、作業者により台座3の任意の場所に取り付けられる。台座3は、上下動される上下動装置4に取り付けられ、上下動装置4は土台5に設置される。
作業者は、基板52の下面の状態に合わせ、例えば基板52の下面に電子部品6aが搭載されている部位等を避けてバックアップ部8を取り付ける。そのため、図示はしないが、バックアップ部8を磁石の磁力により台座3に取り付ける等の方法が採られる。台座3に取り付けられたバックアップ部8は、台座3を上下動させる上下動装置4により、基板52の方向(上方)に押し上げられることでコンタクト部9が基板52の下面に接触し支持する。
説明した構成により、バックアップ部8は上下動装置4と台座3により、基板52に接触させられ基板52の支持が行われる。
このようにして、基 板52は、搬送レール51で両端を支持されるとともに、複数のバックアップ部8で央部が支持される。
<バックアップ部8の構造>
バックアップ部8の構造を説明する。図4(a)は、バックアップ部の外観図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A線断面図である。
バックアップ部8は、前記したコンタクト部9を具え、コンタクト部9は、基板52に接触する上端が広がった形状の接触部9aと、ロッド部9rと、ピストン9pとを有している。
コンタクト部9のロッド部9rの廻りには、コイルスプリング10が囲繞するように設けられている。コイルスプリング10は、例えばバネ鋼鋼材で製造される圧縮コイルバネである。コイルスプリング10は、弾性がある部材であれば、スプリング以外の他の部材を使用してもよい。
そして、ロッド部9r、コイルスプリング10を外側から円筒状のストッパ部11が囲繞している。
ストッパ部11の下部にはオイル13を封入したシリンダ状のダンパ12が設けられる。
コンタクト部9の下端には、オイル13を封入したダンパ12内に挿入された状態で、オイル13の粘性によりダンピング(減衰)効果を得られるように、オイル13が満たされた空間より若干小さめの外径をもつピストン9pを有している。ダンパ12において、オイル13の粘性により、ピストン9pを有するコンタクト部9に、コンタクト部9の変位速度(変位の時間微分値)と減衰係数とを乗じた粘性減衰力を付与することができる。
コイルスプリング10は、その下端をダンパ12の上部の細径の箇所に固定または当接させる一方、その上端はコンタクト部9の上端の広がった形状の接触部9aの下部に固定または当接させる。これにより、コイルスプリング10を収縮変形させることで、その変形変位とバネ定数の積で表されるコンタクト部9を上方に押し上げる弾性力を発生する。
図5は、バックアップ部8の図4(a)のA−A線断面図であり、コンタクト部9の伸縮状態が異なる2つの状態を示している。図5(a)に、コンタクト部9が下死点まで収縮した状態を示し、図5(b)に、コンタクト部9が上死点まで伸張した状態を示す。すなわち、コンタクト部9の伸量(伸びの変位量)は図5(a)の下死点の状態<(b)の上死点の状態である。
図5(a)は、コンタクト部9上端の広がった形状の接触部9aがストッパ部11の上端縁に当接したコンタクト部9の下死点(下方向への変位量の限界)の状態であり、下死点はストッパ部11の高さ(長さ)により調整されている。ストッパ部11に関しては、例えば、後記の図6に示す高さ(長さ)調整可能な構成がある。
一方、図5(b)は、コンタクト部9のピストン9pがダンパ12のオイル13が満たされた空間を形成する上部に当接したコンタクト部9の上死点(上方向への変位量の限界)の状態である。
図6(a)に、変形例のバックアップ部の外観図を示し、図6(b)に、図6(a)のB−B線断面図を示す。
変形例のバックアップ部28は、円筒状のストッパ部21の下部外面に雄ネジ25を螺刻する一方、円筒状のダンパ22の上部内面に、雄ネジ25と噛みあう雌ネジ26を螺刻している。バックアップ部28のその他の構成は、図4、図5に示すバックアップ部8と同様な構成なので、同様な構成要素には20番台の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
これにより、ストッパ部21をダンパ22に対して回動させてストッパ部21の位置を変え、ダンパ22に対してストッパ部21の上下方向の位置を自在に調整することが可能である。
<部品実装装置1の基板52の支持動作およびその効果>
以下、部品実装装置1における基板52の支持動作およびその効果について説明する。
図7は、部品実装装置において、基板に電子部品を搭載していない状態の搬送レールの延在方向から目視した前面図である。図7では、部品実装装置1の搬送レール51、基板52より上の構成要素を省略して示している。
部品実装装置1において、基板52は、その両端部を搬送レール51で支持されるとともに、央部をバックアップ部8で支持される(図3参照)。
図7に示す基板52に電子部品6を搭載していない状態(初期状態)では、基板52は凹凸がない平面状を呈している。この場合、コンタクト部9は、下死点にあって基板52の下面に接触して、基板52を支持している。
図8は、部品実装装置において、電子部品を部品吸着装着装置で基板に搭載している状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図である。
図7に示す基板52の状態から、図8に示すように、部品吸着装着装置54がノズルで真空吸着した電子部品6を基板52の所定位置(塗布されたクリーム半田の箇所)に押圧しつつ搭載(装着)する。この際、基板52は、バックアップ部8のコンタクト部9が下死点で剛的(リジッド)に支持されている。そのため、基板52の下方向への変位量を減少することができる。
これに対し、特許文献1に記載の構成の図16に示す制振ゴム207をもつバックアップピン202により基板252を弾性的または柔軟に支持する構成は、本実施形態と異なり、基板252が直接的に制振ゴム207と当接するので、電子部品206の搭載(装着)時に制振ゴム207が変形し、基板252の変形が過大となる。
図9は、部品実装装置において、電子部品を基板に搭載後に基板が上方に変形している状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図である。
電子部品6の搭載(装着)後、部品吸着装着装置54が基板52から離間するよう移動すると、図9に示すように、基板52は、図8に示す曲げ変形に起因する弾性力によって上方向に凸形状に変形する(図9の白抜き矢印α1参照)。この場合、上方向に凸形状の基板52にコンタクト部9が接触を続ける。
図10は、部品実装装置において、電子部品を基板に搭載後に上方に変形してから中立位置に復帰する途中の状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図である。
基板52が上方向に凸形状の最大になった後、基板52は、図10に示すように、凸形状の変形が平面形状に復元する(図10の白抜き矢印α2参照)が、この際、バックアップ部8は、ダンパ12を有するので、基板52の振動(変形)に対して減衰力を付与する。
図11は、部品実装装置において、電子部品を基板に搭載後に上方に変形してから中立位置に復帰した状態を示す搬送レールの延在方向から目視した前面図である。
基板52が図11に示す平面状態に復元すると、バックアップ部8のコンタクト部9が下死点で剛的(リジッド)に支持し、基板52の下方への変形を阻止する(停止させる)。
これにより、従来の図14の基板152の支持、および、特許文献1の図15〜図17の基板252の支持のように、バックアップピン102、制振ゴム207をもつバックアップピン202上でバウンドすることを抑制し、基板52の振動をより低減することができる。
図12は、実施形態の基板支持を行った場合の上下方向変位52a(図12の実線で示す)と、特許文献1に記される基板支持を行った場合の上下方向変位252a(図12の破線で示す)、及び、従来の基板支持を行った場合の上下方向変位152a(図12の二点鎖線で示す)を経過時間で表した各上下方向変位の経時変化の関係を示すグラフである。
図12のグラフでは、部品吸着装着装置54および特許文献1の部品吸着装着254、従来の部品吸着装着154が、それぞれ電子部品6、206、106を、基板52、252、152に押圧した瞬間を経過時刻t0としている。
状態X(経過時刻t1)は、部品吸着装着装置54、254、154の押圧が行われている時である。
経過時刻t0〜t1間では、本実施形態の基板支持を行った場合(実線52a)と従来の基板支持を行った場合(二点鎖線152a)とは、基板52、152がそれぞれ支持部材(バックアップ部8もしくはバックアップピン102)により中立位置において剛的(リジッド)に支持される。
そのため、基板52、152は、その下面の支持部材(バックアップ部8もしくはバックアップピン102)が基板52、152の中立位置(基板52、152の変形がない状態)より下方に圧縮されることがないので、特許文献1に記載の図15〜図17の制振ゴム207をもつバックアップピン202で、基板252の支持を行った場合(破線252a)と比較し、基板52、152の変位を小さくすることができる。
状態X(経過時刻t1)以後の経過時刻t2は、基板52、152、252が下方凸状の変形から変形がない状態(中立位置)に復帰した時刻である。
経過時刻t3は、基板52、152、252が上方に凸形状に、変形した状態である。
経過時刻t4は、基板52、152、252が上方の変形から変形がない状態(中立位置)に復帰した時刻であり、経過時刻t5は、基板52、152、252が下方に凸形状に、変形した状態である。
経過時刻t6は、基板52、152、252が下方凸状の変形から変形がない状態(中立位置)に復帰した時刻である。
状態X(経過時刻t1)以降では、従来の基板支持を行った場合152a(図13、図14参照)は振動減衰ができないため変位が大きい状態が続く。
一方、本実施形態の基板支持を行った場合(実線52a)と特許文献1に記される基板支持を行った場合(破線252a)(図15〜図17参照)は、経過時刻t4〜t6間で、どちらも振動減衰により変位を縮小できる。
経過時刻t4〜t6では、特許文献1の基板252が制振ゴム207をもつバックアップピン202の制振ゴム207の効果により、特許文献1の基板252変位(破線252a)が、従来のバックアップピン102で支持する基板152の変位(二点鎖線152a)よりも、変位が小さくなる。
さらに、本実施形態は、経過時刻t4〜t6で、図4〜図6に示すバックアップ部8のダンパ12、22のオイルの粘性減衰力により、および、状態X(経過時刻t1)の変位量が小さい分、本実施形態の基板支持を行った場合(実線52a)は、基板52の振動を特許文献1の基板252の振動(破線252a)より早く収束できる。
上記構成によれば、基板52に電子部品6を装着(搭載)する部品実装装置1において、基板52は、その両端を搬送レールで支持され、下方から複数のバックアップ部8で支持される。
バックアップ部8は、伸縮自在で基板52の方向に押圧されて接触するコンタクト部9と、コンタクト部9の下方向への変位量を限定するストッパ部11と、コンタクト部9の伸縮振動を減衰させるダンパ12(22)とを有することを特徴とする。
コンタクト部9は変位範囲の下限値(下死点)で基板52と接触し支持するように配置することで、部品吸着装着装置54が電子部品6を基板52に押圧し、基板52が下方向に凸形状となっても、特許文献1に示す構成(図16参照)のように、基板252の変形に加え制振ゴム207が圧縮された分の変形量が重畳されることがない。
また、基板52が上に凸状の変形状態においても、コンタクト部9が上方に伸び基板52の下面と接触を保ち、再び中立位置に復帰する際にダンパ12(22)のオイル13による粘性減衰力(変位速度に比例する減衰力)を付与するので、従来、特許文献1の基板支持のように基板152、252がバックアップピン102、202上でバウンドすることが抑制され、基板の振動を低減することができる。
以上説明したバックアップ部8を備えることで、本実施形態では、電子部品6の実装時の電子部品6の破壊や、実装位置精度の不良を抑制し、信頼性が高い部品実装装置1を実現することができる。
<<その他の実施形態>>
以上、説明したバックアップ部8のダンパ12はオイルを用いたものであるが、本発明は、該オイルと図4〜図6に示した形状に限定されるものではなく、また、図を用いた説明は行わないが、ダンパ12、22をオイル式に代替してエア式とすることも可能である。エア式のダンパ12、22によっても、基板52の振動に対して空気の粘性による粘性減衰力を付与し振動を減衰させることができる。
ダンパ12、22は基板52の基板振動の早期減衰のためには設けることが望ましいが、存在しない場合でも基板52が打ちつけられる際の変位速度または変位加速度を、コイルスプリング10の弾性による弾性エネルギ、内部摩擦などで消費して低減し、基板52が激しくバウンドする状態を回避できるので一定の効果が見込める。
なお、前記実施形態では、ダンパ12、22でコンタクト部9にその変位速度に比例する粘性減衰力を付与する場合を例示したが、減衰力は摩擦減衰、内部摩擦などの粘性減衰力以外の減衰力を付与することとしてもよい。
また、前記実施形態では、バックアップ部8が4つの場合(図3参照)を例示したが、バックアップ部8の数は任意に選択可能であることは勿論である。
以上、本発明の種々の実施形態を述べたが、その説明は典型的であることを意図している。
つまり、本発明は、前記した実施形態に限定されるものでなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものでない。
また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
このように、本発明の範囲内で様々な修正と変更が可能である。すなわち、本発明は発明の趣旨を変更しない範囲において適宜、任意に変更可能である。
1 部品実装装置
6 電子部品
8 バックアップ部
9 コンタクト部
10 コイルスプリング(コイルバネ)
11 ストッパ部
12 ダンパ(ダンパ部、オイルダンパ)
21 ストッパ部(変位量が調整できるストッパ部)
51 搬送レール
52 基板

Claims (5)

  1. 電子部品が実装される基板が、その両端部が支持されて搬送される搬送レールと、
    前記基板が、その下方から支持される複数のバックアップ部とを備え、
    前記バックアップ部は、
    伸縮自在に押圧されて前記基板に下方から接触するコンタクト部と、当該コンタクト部の下方向への変位量を限定するストッパ部と、前記コンタクト部の伸縮運動を減衰させるダンパ部とを有し、
    前記コンタクト部は、前記コンタクト部を上方に押し上げる弾性力を発生する部材で伸縮自在に押圧されて前記基板に接触し、変位範囲の下限で前記基板の下方への変形を停止させるように当該基板と接触する
    ことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前コンタクト部は、コイルバネで伸縮自在に押圧されて前記基板に接触する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記ダンパ部は、オイルダンパである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の部品実装装置。
  4. 前記ダンパ部は、エアダンパである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の部品実装装置。
  5. 前記ストッパ部は、前記変位量が調整できる
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
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