JP5995944B2 - 防水シートの敷設方法 - Google Patents
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Description
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、防水シートを構造物の躯体に設置されたシート接合部材に固定して敷設する防水シートの敷設方法において、テンションを掛けながら引っ張るようにして巻物状の複数の防水シートを設置箇所に転がして展開すると共にこれらの複数の防水シートの長手方向の端部を部分的に重畳させながら敷き詰め、シート接合部材の設置箇所毎に防水シートをシート接合部材に接合しながら敷設していき、複数の防水シートの重畳部分を敷設と同時並行で相互に溶着することを特徴とする防水シートの敷設方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第1乃至第4のいずれかの解決手段において、防水シートを、溶剤によりシート接合部材に溶着して、又は、高周波によりシート接合部材に熱溶着して、シート接合部材に接合して固定することを特徴とする防水シートの敷設方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第1乃至第5のいずれかの解決手段において、防水シートをシート接合部材の手前まで転がして展開し、シート接合部材に溶剤を塗布した後、直ちに防水シートを溶剤が塗布されたシート接合部材上を転がして通過させることによりシート接合部材上に防水シートを敷設することを特徴とする防水シートの敷設方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第10の手段として、上記第1乃至第5のいずれかの解決手段において、防水シートをシート接合部材上を転がして通過させることによりシート接合部材上に防水シートを敷設した後、防水シートの上からシート接合部材に高周波を当てて防水シートをシート接合部材に熱溶着して固定することを特徴とする防水シートの敷設方法を提供するものである。
上記の本発明の方法において、まず、溶剤により防水シート10をシート接合部材14に接合する実施の形態について図1を参照しながら説明すると、図1に示すように、まず、巻物状の防水シート10の一端を一部巻き出して、躯体1の端末に設置された帯状のシート接合部材12Aに接合する。
次に、高周波により防水シート10をシート接合部材12に熱溶着させる実施の形態について図2を参照しながら説明すると、図2に示すように、図1に示す溶剤の場合の実施の形態と同様、まず、巻物状の防水シート10の一端を一部巻き出して、躯体1の端末に設置された帯状のシート接合部材12Aに接合する。
10 防水シート
12 シート接合部材
Claims (13)
- 防水シートを構造物の躯体に設置されたシート接合部材に固定して敷設する防水シートの敷設方法において、テンションを掛けながら引っ張るようにして巻物状の複数の前記防水シートを設置箇所に転がして展開すると共に前記複数の防水シートの長手方向の端部を部分的に重畳させながら敷き詰め、前記シート接合部材の設置箇所毎に前記防水シートを前記シート接合部材に接合しながら敷設していき、前記複数の防水シートの重畳部分を前記敷設と同時並行で相互に溶着することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1に記載された防水シートの敷設方法であって、巻物状の前記防水シートの一端を一部巻き出して、その後、テンションを掛けて前記防水シートの皺を解消した上で、巻物状の前記防水シートを設置箇所に転がして展開することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、巻物状の前記防水シートの一端を一部巻き出して前記躯体の端末に設置された前記シート接合部材に接合した後、前記躯体の端末を除いた箇所に設置された最初の前記シート接合部材手前まで巻き戻し、その後、テンションを掛けて前記防水シートの皺を解消した上で、巻物状の前記防水シートを設置箇所に転がして展開することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、巻物状の前記防水シートの端部を1m程度巻き出した後、巻物状の前記防水シートの長手方向の端部を壁面から15mm程度離した位置で前記躯体の端末に設置された前記シート接合部材に留め付けた後、前記躯体の端末を除いた箇所に設置された最初の前記シート接合部材手前まで巻き戻し、その後、テンションを掛けて前記防水シートの皺を解消した上で、巻物状の前記防水シートを設置箇所に転がして展開することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを、溶剤により前記シート接合部材に溶着して、又は、高周波により前記シート接合部材に熱溶着して、前記シート接合部材に接合して固定することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを前記シート接合部材の手前まで転がして展開し、前記シート接合部材に溶剤を塗布した後、直ちに前記防水シートを前記溶剤が塗布された前記シート接合部材上を転がして通過させることにより前記シート接合部材上に前記防水シートを敷設することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項6に記載された防水シートの敷設方法であって、前記シート接合部材に溶剤を塗布した後、前記溶剤の成分が揮発しないうちに前記防水シートを前記シート接合部材上を通過させることを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項6又は請求項7のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを前記シート接合部材上に敷設した直後に、前記防水シートの上から前記シート接合部材を押圧して、前記防水シートを前記シート接合部材に固定することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項8に記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを前記シート接合部材上に敷設した後、前記溶剤の成分が揮発しないうちに前記防水シートの上から前記シート接合部材を押圧することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを前記シート接合部材上を転がして通過させることにより前記シート接合部材上に前記防水シートを敷設した後、前記防水シートの上から前記シート接合部材に高周波を当てて前記防水シートを前記シート接合部材に熱溶着して固定することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項10に記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを前記シート接合部材上を転がして通過させた後、前記防水シートの転がしを停止して、前記防水シートを前記シート接合部材に熱溶着することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項10又は請求項11のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、前記防水シートを前記シート接合部材上を転がして通過させた後、次の前記シート接合部材の設置箇所まで前記防水シートを展開させることなく、前記防水シートを前記シート接合部材に熱溶着することを特徴とする防水シートの敷設方法。
- 請求項10乃至請求項12のいずれかに記載された防水シートの敷設方法であって、高周波融着機の高周波ヘッドを前記防水シートの上から前記シート接合部材に押し当てて前記防水シートを前記シート接合部材に熱溶着することを特徴とする防水シート敷設の方法。
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