JP5994369B2 - アンギュラ玉軸受 - Google Patents
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Description
(1) 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
外周面に内輪軌道面を有する内輪と、
前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に接触角を持って配置される複数の玉と、
前記複数の玉をそれぞれ保持する複数のポケットを有する保持器と、
を備え、グリース潤滑されるアンギュラ玉軸受であって、
前記保持器は、その径方向内側且つ軸方向中央部分に、前記玉のピッチ円直径よりも内径が小さい凸部を有し、
前記保持器は、その断面形状において、前記保持器の軸方向中央位置から前記凸部の起立開始点までの軸方向距離が、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置における前記玉の接触角線の位置までの軸方向距離よりも大きく、且つ、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置と、前記玉の転動面の起立開始点側端線との交点までの軸方向距離よりも大きいことを特徴とするアンギュラ玉軸受。
(2) 前記保持器の軸方向中央位置において、前記ポケットの壁面と交差する内径部分の内径が前記玉のピッチ円直径よりも小さく、且つ、前記ポケットの壁面と交差する外径部分の外径が前記玉のピッチ円直径よりも大きいことを特徴とする(1)に記載のアンギュラ玉軸受。
(3) 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
外周面に内輪軌道面を有する内輪と、
前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に接触角を持って配置される複数の玉と、
前記複数の玉をそれぞれ保持する複数のポケットを有する保持器と、
を備え、グリース潤滑されるアンギュラ玉軸受であって、
前記保持器は、その径方向内側且つ軸方向中央部分に形成される、前記玉のピッチ円直径よりも内径が小さい凸部と、前記保持器の径方向内側で、且つ、該凸部の軸方向両側部分に形成される周溝部と、を有し、
前記保持器は、その断面形状において、前記保持器の軸方向中央位置から前記凸部の起立開始点までの軸方向距離が、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置における前記玉の接触角線の位置までの軸方向距離よりも大きく、且つ、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置と、前記玉の転動面の起立開始点側端線との交点までの軸方向距離よりも大きいことを特徴とするアンギュラ玉軸受。
(4) 前記保持器の軸方向中央位置において、前記ポケットの壁面と交差する内径部分の内径が前記玉のピッチ円直径よりも小さく、且つ、前記ポケットの壁面と交差する外径部分の外径が前記玉のピッチ円直径よりも大きいことを特徴とする(3)に記載のアンギュラ玉軸受。
以下、本発明の第1実施形態に係るアンギュラ玉軸受について図面に基づいて詳細に説明する。
次に、本発明の第2実施形態に係るアンギュラ玉軸受10Aについて、図7を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態は、保持器の形状において第1実施形態と異なるのみであるため、第1実施形態と同等部分については、同一符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成、及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
例えば、本発明は、図8に示すような冠型保持器にも適用可能である。冠型保持器20bは、その構造上、保持器20bのポケット21は保持器軸方向に対して、片方が開口している必要がある。本発明の保持器では、少なくとも内径最小となる凸部24を形成すれば、その効果が発揮できるため、冠型保持器20bにも適用可能となっている。また、冠型保持器20bにおいても、図8(a)に示すような、周溝部25を凸部24の両端部に形成するものが、最もグリース堆積可能量が大きくなり望ましいが、図8(b)に示すような片側のみに周溝部25を有するものや、図8(c)に示すような周溝部なしの形状であっても、十分に効果を発揮することができる。
11 外輪
11a 外輪軌道面
12 内輪
12a 内輪軌道面
13 玉
20、20a、20b 保持器
21 ポケット
22 円環部
23 柱部
24 凸部
25 周溝部
C 転動面
Claims (4)
- 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
外周面に内輪軌道面を有する内輪と、
前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に接触角を持って配置される複数の玉と、
前記複数の玉をそれぞれ保持する複数のポケットを有する保持器と、
を備え、グリース潤滑されるアンギュラ玉軸受であって、
前記保持器は、その径方向内側且つ軸方向中央部分に、前記玉のピッチ円直径よりも内径が小さい凸部を有し、
前記保持器は、その断面形状において、前記保持器の軸方向中央位置から前記凸部の起立開始点までの軸方向距離が、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置における前記玉の接触角線の位置までの軸方向距離よりも大きく、且つ、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置と、前記玉の転動面の起立開始点側端線との交点までの軸方向距離よりも大きいことを特徴とするアンギュラ玉軸受。 - 前記保持器の軸方向中央位置において、前記ポケットの壁面と交差する内径部分の内径が前記玉のピッチ円直径よりも小さく、且つ、前記ポケットの壁面と交差する外径部分の外径が前記玉のピッチ円直径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のアンギュラ玉軸受。
- 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
外周面に内輪軌道面を有する内輪と、
前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に接触角を持って配置される複数の玉と、
前記複数の玉をそれぞれ保持する複数のポケットを有する保持器と、
を備え、グリース潤滑されるアンギュラ玉軸受であって、
前記保持器は、その径方向内側且つ軸方向中央部分に形成される、前記玉のピッチ円直径よりも内径が小さい凸部と、前記保持器の径方向内側で、且つ、該凸部の軸方向両側部分に形成される周溝部と、を有し、
前記保持器は、その断面形状において、前記保持器の軸方向中央位置から前記凸部の起立開始点までの軸方向距離が、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置における前記玉の接触角線の位置までの軸方向距離よりも大きく、且つ、前記玉の中心点から前記軸受回転軸への垂線から、前記起立開始点の径方向位置と、前記玉の転動面の起立開始点側端線との交点までの軸方向距離よりも大きいことを特徴とするアンギュラ玉軸受。 - 前記保持器の軸方向中央位置において、前記ポケットの壁面と交差する内径部分の内径が前記玉のピッチ円直径よりも小さく、且つ、前記ポケットの壁面と交差する外径部分の外径が前記玉のピッチ円直径よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載のアンギュラ玉軸受。
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