JP5993242B2 - 振動機能付きタッチセンサ、電子機器、振動機能付きタッチセンサの押圧点座標決定方法 - Google Patents
振動機能付きタッチセンサ、電子機器、振動機能付きタッチセンサの押圧点座標決定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5993242B2 JP5993242B2 JP2012171684A JP2012171684A JP5993242B2 JP 5993242 B2 JP5993242 B2 JP 5993242B2 JP 2012171684 A JP2012171684 A JP 2012171684A JP 2012171684 A JP2012171684 A JP 2012171684A JP 5993242 B2 JP5993242 B2 JP 5993242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch panel
- coordinate
- coordinates
- resistive touch
- pressing point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
圧電アクチュエータは、例えば、チタン酸バリウム等のセラミックスからなる。セラミックスに圧力を加えると電圧が発生し、その反対に、セラミックスに電圧を印加するとセラミックスが変形を起こす。このような圧電効果を用いることで、圧電アクチュエータに振動を発生させている。
しかし、振動機能付きタッチセンサではタッチパネルが振動するので、タッチパネルが押されていても押圧点において上部電極と下部電極が接触と離反を繰り返すことがある。その場合には、押圧点の座標が正しく取得されず、つまりタッチパネルに誤動作が生じる。
振動素子は、抵抗膜方式タッチパネルを振動させる。
haptics信号発生部は、振動素子により抵抗膜方式タッチパネルを振動させるhaptics信号を発生する。
信号変換部は、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点に応じて検出される抵抗膜方式タッチパネルの電圧を、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標に変換する。
座標取得部は、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を、信号変換部から所定のサンプリング周期Tsで取得する。
座標記憶部は、座標取得部で取得した抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を記憶する。
座標決定部は、座標記憶部に記憶された、所定のサンプリング数のタッチパネルの押圧点の座標に基づいて、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標と決定する。
この振動機能付きタッチセンサでは、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を所定のサンプリング周期で所定のサンプリング数取得し、抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標がゼロ座標である場合は、取得したサンプリング数の座標のうちの最大値を押圧点の座標とする。一方、抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標が最大座標である場合は、取得したサンプリング数の座標のうちの最小値を押圧点の座標とする。
ここで、ゼロ座標とは、抵抗膜方式タッチパネルの座標の基準点を表す座標のことを言う。また、最大座標とは、抵抗膜方式タッチパネルが取りうる座標の最大値のことを言う。
これにより、抵抗膜方式タッチパネルの振動により、抵抗膜方式タッチパネルが本来の押圧点の座標とは異なる座標を出力した場合でも、本来の押圧点の座標を得ることができる。
この振動機能付きタッチセンサでは、サンプリング周期を抵抗膜方式タッチパネルの振動周期の1/3以下とすることで、抵抗膜方式タッチパネルが振動している場合でも、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標の最大値又は最小値を漏れなくサンプリングできる。また、μs以上とし、システムの処理能力を超えない程度のサンプリング周期とすることで、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を漏れなくサンプリングできる。
この振動機能付きタッチセンサでは、サンプリング数をTh/Ts個(抵抗膜方式タッチパネルの振動の1周期の間に取得されたサンプリング数)以上とすることにより、抵抗膜方式タッチパネルが振動している場合でも、少なくとも抵抗膜方式タッチパネルの振動1周期分の抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標が記憶されており、この記憶された座標には確実にサンプルされた押圧点の座標の最大値が含まれている。よって、座標記憶部に記憶された抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標から確実に実際の抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を得ることができる。また、10×Th/Ts個以下とすることにより、座標記憶部の記憶媒体の容量を多く使うことなく、かつ、演算速度が速くなるため、効率よく抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を求めることができる。
この振動機能付きタッチセンサでは、haptics信号の振動周期に基づいてサンプリング周期を決定することで、抵抗膜方式タッチパネルの振動周期を取得する手段が不要となるため、より少ない部品点数で効率よくサンプリング周期を決定できる。
この振動機能付きタッチセンサでは、haptics信号の送信開始と同期して抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標の取得を開始することで、抵抗膜方式タッチパネルが振動して押圧点の座標の出力値が振動している場合、確実に押圧点の振動の0位相を捉えることができる。これにより、確実に少なくとも1周期分全体のデータを取得することができ、より確実に抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標の最大値又は最小値を取得できる。
この電子機器では、上記の振動機能付きタッチセンサを有することにより、電子機器の誤動作を減少させることができる。
◎抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を、所定のサンプリング周期で取得する座標取得ステップ
◎座標取得ステップで取得した座標を記憶する座標記憶ステップ
◎座標記憶ステップで記憶された所定のサンプリング数の座標を比較し、抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標がゼロ座標の場合は、比較対象となった座標のうちの最大値を、抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標が最大座標の場合は、比較対象となった座標のうちの最小値を、押圧点の座標とする座標決定ステップ
この方法では、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を所定のサンプリング周期で所定のサンプリング数取得し、抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標がゼロ座標の場合は、取得した所定のサンプリング数の座標のうちの最大値を押圧点の座標とし、抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標が最大座標の場合は、取得した所定のサンプリング数の座標のうちの最小値を押圧点の座標とする。これにより、抵抗膜方式タッチパネルが本来の押圧点の座標とは異なる座標を出力した場合でも、本来の押圧点の座標を誤差なく出力できる。
図1を用いて、本発明の一実施形態としてのタブレット型コンピュータ1(電子機器の一例)を説明する。図1は、タブレット型コンピュータの平面図、A−A断面図、及びB−B断面図である。
図4を用いて、抵抗膜方式タッチパネル7の構造を具体的に説明する。図4は、抵抗膜方式タッチパネルの模式的断面図である。具体的には、抵抗膜方式タッチパネル7は、図4に示すように、下部シート41、下部電極43と、上部シート45と、上部電極47とを有している。下部電極43は、下部シート41の上面に形成されている。上部シート45は、上部電極47の下面に形成されている。上部電極47と下部電極43との間には隙間が確保されている。図4に示すように人間の指が上部シート45を下方に押すと、上部電極47が下部電極43に接触して、押圧点の座標が取得される。
タブレット型コンピュータ1は、さらに、振動素子9を有している。振動素子9は、圧電効果を実現するための部材であってもよい。また、振動素子9は、2つの振動素子(第1振動素子9A及び第2振動素子9B)により構成されていてもよい。振動素子9が、2つの振動素子で構成されるとき、それぞれの振動素子(第1振動素子9A及び第2振動素子9B)は、抵抗膜方式タッチパネル7の裏面に装着されていてもよい。この場合、第1振動素子9A及び第2振動素子9Bは、図1に示すように、抵抗膜方式タッチパネル7の両端に離れて装着されている。
図5を用いて、タブレット型コンピュータ1の制御構成を説明する。図5は、タブレット型コンピュータ1の制御構成を示すブロック図である。
図5に示すように、タブレット型コンピュータ1は、抵抗膜方式タッチパネル7と、信号変換部25と、コントローラ23とを有している。信号変換部25は、抵抗膜方式タッチパネル7の押圧点に応じた電圧の検出を行い、当該電圧を押圧点の座標値信号に変換してコントローラ23に出力する。信号変換部25は、例えば、アナログタッチパネルコントローラボードである。コントローラ23は、信号変換部25から座標信号が入力されると、それに基づいて情報処理を行い、さらに各種表示を行う。コントローラ23は、CPU、RAM、ROM等からなりプログラムを実行するコンピュータである。
第1接続端子255aは、電圧Vccを出力しており、抵抗膜方式タッチパネル7の上部電極47の一端の設けられた第1接続電極47aに接続されている。第3接続端子255cは、GNDに接続され、抵抗膜方式タッチパネル7の上部電極47の他の一端に設けられた第2接続電極47bに接続されている。これにより、上部電極47には、第1接続電極47aから第2接続電極47bの方向に電流が流れる。
座標決定部33は、抵抗膜方式タッチパネル7無押圧時の座標がゼロ座標の場合は、座標記憶部に記憶された、所定のサンプリング数の抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標のうちの最大値を、抵抗膜方式タッチパネル7無押圧時の座標が最大座標の場合は、所定のサンプリング数の抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標のうちの最小値を、抵抗膜方式タッチパネル7の押圧点の座標と決定する。
上述の抵抗膜方式タッチパネル7と、第1振動素子9A及び第2振動素子9Bと、素子駆動部haptics信号発生部27とによって、振動機能付きタッチセンサ22が構成されている。
図6A〜図6Dを参照しながら、抵抗膜方式タッチパネル7が押圧された時の押圧点の座標値取得動作を説明する。図6A〜図6Bに示すように、指又はペンにより抵抗膜方式タッチパネル7が押圧点Pにおいて押圧されて、上部電極47と下部電極43が電気的に接触したとする。
この時、上部電極47には、第1接続電極47aから第2接続電極47bに向かって電流が流れているため、上部電極47の第1接続電極47aから押圧点Pまでの距離と、押圧点Pから第2接続電極47bまでの距離の比率に応じた電圧が、下部電極43に接続されたA/D変換器251により検出される。例えば、第1接続電極47aから押圧点Pまでの距離と、押圧点Pから第2接続電極47bまでの距離の比が、6:4であるとすると、A/D変換器251により検出される電圧は0.4Vcc(V)となる。
なお、プルダウン抵抗253a及びプルアップ抵抗253bの抵抗値が上部電極47及び下部電極43の抵抗値と比較して十分に大きい場合、図6A及び図6Cのようにプルダウン抵抗253aが接続されている場合でも、図6B及び図6Dのようにプルアップ抵抗253bが接続されている場合でも、押圧点Pに応じて検出される電圧は、ほぼ同じである。
上部電極47と下部電極43が離反している時にA/D変換器251により検出される電圧は、図6A及び図6Cのようにプルダウン抵抗253aが接続される場合と、図6B及び図6Dのようにプルアップ抵抗253bが接続される場合で異なる。
プルダウン抵抗253aが接続される場合、下部電極43がプルダウン抵抗253aを介してGNDと電気的に接続されているため、上部電極47と下部電極43が離反している時に検出される電圧は0Vとなる。一方、プルアップ抵抗253bが接続される場合、下部電極43がプルアップ抵抗253bを介してVccの出力と電気的に接続されるため、上部電極47と下部電極43が離反している時に検出される電圧はVcc(V)となる。
以下の説明において、第1接続電極47aからの距離と、第2接続電極47bからの距離の比が6:4になる押圧点Pがユーザにより押圧され、A/D変換器251により0.4Vcc(V)が検出されたと仮定する。また、座標値は0〜Cmaxの範囲にあると仮定する。
(A−1)座標値の基準点が第2接続電極47bで、座標値の増加方向が第2接続電極47bから第1接続電極47aに向かう方向の場合(図6A)
本条件における押圧点Pの座標値は0.4*Cmaxとなる。すなわち、押圧点Pの座標値は、A/D変換器251により検出される電圧をVdとすると、Vd/Vcc*Cmaxにより算出される。また、抵抗膜方式タッチパネル7が無押圧の時、Vd=0Vとなるので、座標値は0(ゼロ座標)となる。
本条件における押圧点Pの座標値は0.6*Cmaxとなる。すなわち、本条件における押圧点Pの座標値は、(Vcc−Vd)/Vcc*Cmaxにより算出される。また、抵抗膜方式タッチパネル7が無押圧の時、座標値はCmax(最大座標)となる。
(B−1)座標値の基準点が第2接続電極47bで、座標値の増加方向が第2接続電極47bから第1接続電極47aに向かう方向の場合(図6B)
本条件における押圧点Pの座標値は0.4*Cmaxとなる。すなわち、本条件における押圧点Pの座標値は、Vd/Vcc*Cmaxにより算出される。また、抵抗膜方式タッチパネル7が無押圧の時、Vd=Vccとなるので、座標値はCmax(最大座標)となる。
本条件における押圧点Pの座標値は0.6*Cmaxとなる。すなわち、本条件における押圧点Pの座標値は、(Vcc−Vd)/Vcc*Cmaxにより算出される。また、抵抗膜方式タッチパネル7が無押圧の時、座標値は0(ゼロ座標)となる。
図7を用いて、コントローラ23の制御動作を説明する。図7は、コントローラの制御動作を示すフローチャートである。
振動機能付きタッチセンサ22の動作が開始されると、ステップS1では、座標取得部29が押圧点の座標の取得を開始する。具体的には、座標取得部29が、サンプリング周期Tsで信号変換部からX座標、Y座標を連続して取得する。
ステップS2では、座標記憶部31は、押圧点の座標の記憶を開始する。具体的には、座標記憶部31は、座標取得部29から送信されてくるX座標、Y座標を順番に記憶していく。
ステップS4では、抵抗膜方式タッチパネル7において無押圧時の座標値がゼロ座標であるか、最大座標であるかの判断を行う。無押圧時の座標値がゼロ座標である場合はステップS5へ、最大座標である場合はステップS7へ進む。
ステップS5では、所定数の座標から最大値が抽出される。具体的には、座標決定部33が座標記憶部31から所定数の座標から最大値を抽出する。
ステップS6では、座標の最大値が押圧点の座標として決定される。具体的には、座標決定部33が押圧点を決定する。
ステップS7では、所定数の座標から最小値が抽出される。具体的には、座標決定部33が座標記憶部31から所定数の座標から最小値を抽出する。
ステップS8では、座標の最小値が押圧点の座標として決定される。具体的には、座標決定部33が押圧点を決定する。
次に、図8A及び図8Bを用いて、座標取得部29によって検出されるX座標の変化を説明する。図8A及び図8Bは、検出されたX座標の時間変化を示すグラフである。なお、Y座標の場合もX座標の場合と同様であるので、Y座標の説明は省略する。
一方、抵抗膜方式タッチパネル7が無押圧の時に、座標値が最大座標となる場合は、時間の経過に伴って、検出されるX座標値は、本来の値から上がって最大座標になり、再び本来の値に戻るという変化を繰り返す(図8B)。
以上より、図8A及び図8Bに示すサンプリングされたX座標の値は様々であるが、本実施形態では座標決定部33が所定数サンプリングから、抵抗膜方式タッチパネル7が無押圧の時に座標値がゼロ座標となる場合には、最大値を抽出してそれをX座標と決定し、抵抗膜方式タッチパネル7が無押圧の時に座標値が最大座標となる場合には、最小値を抽出してそれをX座標と決定するので、本来のX座標が得られることになる。なお、ここで所定数サンプリングから平均値を抽出しても本来のX座標が得られないことは図より明らかである。
図9を用いて、サンプリング周期Ts、振動周期Th、座標更新周期の関係について説明する。図9は、検出されたX座標の時間変化を示すグラフである。この実施形態では、サンプリング周期Tsが、10μs以上、抵抗膜方式タッチパネル7振動時の振動周期Thの1/3以下になっている。サンプリング周期Tsを抵抗膜方式タッチパネル7の振動周期の1/3以下とすることで、抵抗膜方式タッチパネルが振動している場合でも、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標の最大値又は最小値を漏れなくサンプリングできる。また、10μs以上とし、システムの処理能力を超えない程度のサンプリング周期とすることで、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を漏れなくサンプリングできる。
この場合は、haptics信号の送信開始と同期して抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標の取得を開始することで、抵抗膜方式タッチパネルが振動して押圧点の座標の出力値が振動している場合、確実に押圧点の振動の0位相を捉えることができる。これにより、確実に少なくとも1周期分全体のデータを取得することができ、より確実に抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標の最大値又は最小値を取得できる。
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
本発明の一見地に係る振動機能付きタッチセンサ22(振動機能付きタッチセンサの一例)は、抵抗膜方式タッチパネル7(抵抗膜方式タッチパネルの一例)と、振動素子9(振動素子の一例)と、haptics信号発生部27(haptics信号発生部の一例)と、信号変換部25(信号変換部の一例)と、座標取得部29(座標取得部の一例)と、座標記憶部31(座標記憶部の一例)と、座標決定部33(座標決定部の一例)とを備えている。振動素子9は、抵抗膜方式タッチパネル7を振動させる。haptics信号発生部27は、抵抗膜方式タッチパネル7を振動させるhaptics信号を発生する。信号変換部25は、抵抗膜方式タッチパネル7の押圧点に応じて検出される抵抗膜方式タッチパネル7の電圧を、抵抗膜方式タッチパネル7の押圧点の座標に変換する。座標取得部29は、抵抗膜方式タッチパネル7の押圧点の座標を、信号変換部25から所定のサンプリング周期Tsで取得する。座標記憶部31は、座標取得部29で取得した抵抗膜方式タッチパネル7の押圧点の座標を記憶する。座標決定部33は、座標記憶部31に記憶された、所定のサンプリング数のタッチパネルの押圧点の座標に基づいて、抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標と決定する。
これにより、抵抗膜方式タッチパネルの振動により、抵抗膜方式タッチパネルが本来の押圧点の座標とは異なる座標も出力した場合でも、本来の押圧点の座標を得ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
3 ケース
5 ディスプレイ
7 抵抗膜方式タッチパネル
9 振動素子
9A 第1振動素子
9B 第2振動素子
11 第1金属板
13 ピエゾ素子
15 ピエゾ素子
17 樹脂成型物
19 第2金属板
21 両面テープ
22 振動機能付きタッチセンサ
23 コントローラ
25 信号変換部
251 A/D変換器
253a プルダウン抵抗
253b プルアップ抵抗
255a 第1接続端子
255b 第2接続端子
255c 第3接続端子
257 電圧−座標変換部
27 haptics信号発生部
29 座標取得部
31 座標記憶部
33 座標決定部
41 下部シート
43 下部電極
45 上部シート
47 上部電極
47a 第1接続電極
47b 第2接続電極
P 押圧点
Claims (7)
- 抵抗膜方式タッチパネルと、
前記抵抗膜方式タッチパネルを振動させる振動素子と、
前記振動素子により前記抵抗膜方式タッチパネルを振動させるhaptics信号を発生するhaptics信号発生部と、
前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点に応じて検出される前記抵抗膜方式タッチパネルの電圧を前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標に変換する信号変換部と、
前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を、前記信号変換部から所定のサンプリング周期Tsで取得する座標取得部と、
前記座標取得部で取得した前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を記憶する座標記憶部と、
前記座標記憶部に記憶された、所定のサンプリング数の前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標に基づいて、前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を決定する座標決定部と、を備え、
前記抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標がゼロ座標の場合は、前記座標決定部は、記憶された所定のサンプリング数の押圧点の座標のうちの最大値を前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標と決定し、前記抵抗膜方式タッチパネルの前記無押圧時の前記座標が最大座標の場合は、記憶された所定のサンプリング数の押圧点の座標のうちの最小値を前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標と決定する、振動機能付きタッチセンサ。 - 前記サンプリング周期Tsが、10μs以上、前記抵抗膜方式タッチパネル振動時の振動周期Thの1/3以下である、請求項1に記載の振動機能付きタッチセンサ。
- 前記サンプリング数が、Th/Ts個以上、10×Th/Ts個以下である、請求項2に記載の振動機能付きタッチセンサ。
- 前記座標取得部は、前記haptics信号の振動周期に基づいて、前記サンプリング周期を決定する、請求項1〜3のいずれかに記載の振動機能付きタッチセンサ。
- 前記座標取得部は、前記haptics信号発生部からのhaptics信号の送信開始と同期して、前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標の取得を開始する、請求項4に記載の振動機能付きタッチセンサ。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の振動機能付きタッチセンサを有する、電子機器。
- 抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標を、所定のサンプリング周期で取得する座標取得ステップと、
前記座標取得ステップで取得した座標を記憶する座標記憶ステップと、
前記座標記憶ステップで記憶された所定のサンプリング数の前記座標を比較し、前記抵抗膜方式タッチパネルの無押圧時の座標がゼロ座標の場合は、比較対象となった前記座標のうちの最大値を、前記抵抗膜方式タッチパネルの前記無押圧時の前記座標が最大座標の場合は、比較対象となった前記座標のうちの最小値を、前記抵抗膜方式タッチパネルの押圧点の座標とする座標決定ステップと、
備えた、振動機能付きタッチセンサの押圧点座標決定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012171684A JP5993242B2 (ja) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | 振動機能付きタッチセンサ、電子機器、振動機能付きタッチセンサの押圧点座標決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012171684A JP5993242B2 (ja) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | 振動機能付きタッチセンサ、電子機器、振動機能付きタッチセンサの押圧点座標決定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014032481A JP2014032481A (ja) | 2014-02-20 |
JP5993242B2 true JP5993242B2 (ja) | 2016-09-14 |
Family
ID=50282274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012171684A Active JP5993242B2 (ja) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | 振動機能付きタッチセンサ、電子機器、振動機能付きタッチセンサの押圧点座標決定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5993242B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106796466B (zh) | 2014-10-07 | 2020-05-12 | 株式会社村田制作所 | 触摸式输入装置以及触摸输入检测方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005275632A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Fujitsu Component Ltd | 入力パネル及び入力装置 |
US8669963B2 (en) * | 2010-02-03 | 2014-03-11 | Interlink Electronics, Inc. | Sensor system |
US20110285666A1 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Ivan Poupyrev | Electrovibration for touch surfaces |
-
2012
- 2012-08-02 JP JP2012171684A patent/JP5993242B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014032481A (ja) | 2014-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6485618B2 (ja) | 圧電シートならびにそれを用いたタッチパネルならびにそれらを用いた入出力装置 | |
US10234945B2 (en) | Compensated haptic rendering for flexible electronic devices | |
JP6132074B2 (ja) | 触覚提示装置 | |
JP2015121983A (ja) | 触感呈示装置 | |
JP6731866B2 (ja) | 制御装置、入力システムおよび制御方法 | |
JP2013003754A (ja) | 入力装置 | |
JP2018036959A (ja) | 制御装置、入力装置、入力システム、表示装置および制御方法 | |
JP2018530048A (ja) | 層配列および入力/出力装置 | |
JP2012128499A (ja) | 触覚デバイス | |
JP6827387B2 (ja) | 制御装置、入力システムおよび制御方法 | |
JP5787807B2 (ja) | 電子機器 | |
KR20090062190A (ko) | 촉감 입출력 장치 및 이것의 구동방법 | |
US10664056B2 (en) | Control device, input system and control method | |
JP5722439B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5797456B2 (ja) | 入力装置 | |
JP5993242B2 (ja) | 振動機能付きタッチセンサ、電子機器、振動機能付きタッチセンサの押圧点座標決定方法 | |
TWI585652B (zh) | 觸控輸入裝置、電子裝置及觸控輸入方法 | |
WO2014017077A1 (ja) | タッチ入力デバイス制御装置およびタッチ入力デバイス制御方法 | |
TWI657358B (zh) | 觸控系統、電子裝置及觸控判斷的方法 | |
CN104238725B (zh) | 触觉反馈方法及应用该方法的电子装置 | |
TWI361993B (en) | Touch-control display device and driving method thereof | |
JP6339311B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5702130B2 (ja) | 入力装置、入力方法 | |
JP2016057764A (ja) | 触覚呈示装置 | |
WO2017061394A1 (ja) | 触覚呈示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5993242 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |