JP5991714B2 - 非水電解質二次電池の製造方法及び製造装置 - Google Patents

非水電解質二次電池の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、非水電解質二次電池の製造方法及び製造装置に関する。
近年、携帯電話機、スマートフォン、デジタルカメラ等の携帯機器は、これらの機器の高機能化により、消費電力が増大している。そのため、これらの機器の電源として用いられているリチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池も高容量化が要求されている。一方で、携帯機器の薄型化により、電池自体の薄型化に対しても要求が高く、結果として、厚みは薄いが幅が広く背が高いという大面積の電池が多く要求されるようになってきている。
通常、非水電解質二次電池の製造時には、内部のガス発生による膨れ抑制のため、電池の製造工程で事前に充電を行ない、その際に発生するガスを抜くための予備充電を行った後、密閉する方法が採られている。例えば、下記特許文献1には、非水電解液注液後に予備充電を行い、ガスを排出させてから注液孔を封止するリチウム二次電池の製造方法の発明が開示されている。また、下記特許文献2には、非水電解液の注液後に注液孔を仮封口し、予備充電を行い、仮封口を外してガスを排出し、本封口するリチウムイオン二次電池の製造方法の発明が開示されている。
特開2006−260864号公報 特開平11−329505号公報
しかしながら、上記したような厚みが薄く、大面積の角形非水電解質二次電池の場合、予備充電時に内部のガス発生量が多くなるため、ガス発生に合わせて内部の非水電解液が溢れ出ることがある。予備充電時にこのような非水電解液の溢れ出しが生じると、電池内部の非水電解液量の減少による性能劣化、ふき取りのための工数増加による生産性の低下、電池および設備の汚れによる性能低下などの課題が存在する。
上記特許文献2に開示されているリチウムイオン二次電池の製造方法によれば、予備充電時には仮封口しているので、予備充電時の非水電解液の溢れ出しは生じないが、仮封口した後にガス抜きし、さらに本封口する必要があるため、工数が増加する。予備充電時の非水電解液の溢れ出しが生じないようにする他の対策方法としては、非水電解液量を減らす方法や電池の内部空間を増やす方法が考えられるが、電池特性の低下やエネルギー密度の低下を引き起こす。また、予備充電条件を低レート化する方法も考えられるが、予備充電時間が長くなるため、生産性が低下する。
本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の製造方法及び製造装置によれば、予備充電時に電池内部で発生したガスを減圧により抜く際に、電池内部から溢れ出る非水電解液を捕集して電池内部に還元することができるので、電池特性に優れ、要求寸法を高精度に満たした非水電解質二次電池を製造することができ、しかも、非水電解質二次電池の生産性が非常に良好となる。
本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の製造方法は、
正極と負極とをセパレータを介して巻回して巻回極板群を作製する工程と、
前記巻回極板群を外装缶内に挿入する工程と、
注液孔を有する封口板により前記外装缶を密閉する工程と、
前記注液孔から前記外装缶内に非水電解液を注液する工程と、
前記非水電解液を含有した前記巻回極板群の予備充電を行う充電工程と、
前記注液孔から減圧を行ないながら前記注液孔から溢れた前記非水電解液を捕集し、次いで前記注液孔内に還元するガス抜き工程と、
前記注液孔を封止する工程と、
を有している。
また、本発明の別の実施形態の非水電解質二次電池の製造装置は、
注液孔が開放されており、内部に非水電解液が注液されている状態の非水電解質二次電池を、前記注液孔が上側となるように直立した状態で保持、固定するように構成された電池保持具と、
先細の先端を有する中空管状の電解液捕集ホッパーを前記非水電解質二次電池の上端側に保持し、前記先細の先端を前記注液孔に液密に固定するように構成されたホッパー保持具と、
前記電解液捕集ホッパーの後端に接続された前記電解液捕集ホッパー内の減圧及び加圧を行うように構成された減圧及び加圧装置と、
前記非水電解質二次電池の充電を行うように構成された充電装置と、
を備えている。
本発明の一実施形態に係る非水電解質二次電池の製造方法及び別の実施形態に係る非水電解質二次電池の製造装置によれば、十分にガス抜きを行うことができ、電池厚みの増加が少なく、サイクル特性が良好な非水電解質二次電池を製造することができるとともに、電池の製造効率が向上する。
各実験例に共通する角形非水電解質二次電池の分解斜視図である。 図2Aは角形非水電解質二次電池の製造装置の部分断面図であり、図2Bは図2AのIIB部分の拡大図である。 図3Aは充電状態を示す角形非水電解質二次電池の製造装置の部分断面図であり、図3Bは同じく変形例の部分断面図である。 図4Aは減圧時の時の非水電解液の動きを説明する模式図であり、図4Bは加圧時の非水電解液の動きを説明する模式図である。 実験例1〜3の角形非水電解質二次電池の製造方法を示すフローチャートである。
以下、本願発明を実施するための形態を各種実験例を用いて詳細に説明する。ただし、以下に示す実験例は、本発明の技術思想を具体化するための角形非水電解質二次電池の製造方法及び製造装置の一例を示すものであって、本発明をこれらの実験例のいずれかに限定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなく種々の変更を行ったものにも均しく適用し得るものである。
なお、この明細書における「角形」とは、完全な直方体のものだけでなく、幅方向の両側端面がラウンド形状となっているものや、両側端面の角が丸められているものも含む意味で用いられている。また、各実験例においては、幅方向の両側端面がラウンド形状となっている角形非水電解質二次電池に代表させて説明することとする。最初に、非水電解液を注液するまでの各実験例に共通する角形非水電解質二次電池の具体的な製造方法について説明する。
[正極活物質の調製]
正極活物質としてのリチウムニッケルコバルトアルミニウム複合酸化物は以下のようにして得た。出発原料として、リチウム源には水酸化リチウム(LiOH・HO)を用いた。遷移金属源にはニッケル、コバルト及びアルミニウムの共沈水酸化物(Ni0.8Co0.15Al0.05(OH))を用いた。これらをリチウムと遷移金属(ニッケル、コバルトびアルミニウム)のモル比が1:1になるように秤量して混合した。得られた混合物を酸素雰囲気下において400℃で12時間焼成し、乳鉢で解砕した後、さらに酸素雰囲気下において900℃で24時間焼成し、LiNi0.8Co0.15Al0.05で表されるリチウムニッケルコバルトアルミニウム複合酸化物を得た。これを乳鉢で粉砕して、各実験例で用いる正極活物質とした。なお、リチウムニッケルコバルトアルミニウム複合酸化物の化学組成はICP(Inductively Coupled Plasma:誘導結合プラズマ)発光分析により測定した。
[正極合剤スラリーの調製]
上記のようにして得られた正極活物質としてのリチウムニッケルコバルトアルミニウム複合酸化物95質量部に対し、導電剤としての炭素粉末が2.5質量部、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン粉末が2.5質量部となるよう混合し、これをN−メチルピロリドン(NMP)溶液と混合して正極合剤スラリーを調製した。
[正極極板の作製]
上記のようにして得られた正極合剤スラリーを厚さ15μmの正極芯体としてのアルミニウム箔の両面にドクターブレード法により塗布した後、乾燥させることにより、正極芯体の両面に正極合剤層を形成した。次いで、圧縮ローラーを用いて所定の厚さになるまで圧縮して正極極板を作製した。次いで、長手方向の一方側の端部において、正極芯体を露出させ、この部分に長さ30mm、幅3mm及び厚み0.1mmのアルミニウム製の正極リードの一端を超音波溶接により取り付けた。
[負極極板の作製]
負極活物質として、平均粒子径が20μmの人造黒鉛と平均粒子径が10μmのSiOx(x=1)に表面を炭素材料で被覆した化合物(複合体全体の10質量%が炭素材料である複合体)とを、質量比でSiOの含有割合が3質量%となるように混合した混合物を用いた。この負極活物質を100質量部と、結着剤としてスチレン−ブタジエン共重合体を1質量部と、増粘剤としてカルボキシメチルセルロースを1質量部とを、適量の水とを混合して、負極合剤ペーストを調製した。
この負極合剤ペーストを、厚さ10μmの負極芯体としての銅箔の両面に塗布した後、乾燥させることにより、負極芯体の両面に負極合剤層を形成した。次いで、圧縮ローラーを用いて所定の厚さになるまで圧縮して負極極板を作製した。次いで、長手方向の一方側の端部において、負極芯体を露出させ、この部分に長さ30mm、幅3mm及び厚み0.1mmのニッケル製の負極リードの一端を超音波溶接により取り付けた。
[非水電解液の調製]
エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)とを、25℃において、体積比で1:4の割合で混合した溶媒に対し、ヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF)を濃度が1mol/Lとなるように溶解させて、各実験例に用いる非水電解液を調製した。
[非水電解質電池の作製]
上記のようにして作製した正極極板と負極極板とを、正極リードが巻き終わり端側となり、負極リードが巻き始め端側となるようにし、正極リード及び負極リードが互いに同一方向へ延出するように配置して、ポリエチレン製微多孔膜からなるセパレータを介して偏平状に巻回することで、各実験例で用いる偏平状巻回極板群を作製した。
上記のようにして作製した偏平状巻回極板群を用いて各実験例の非水電解質二次電池10を組み立てる工程を、図1を参照しながら説明する。偏平状巻回極板群11は、巻回軸方向の一方側の端部に正極リード12及び負極リード13が設けられている。アルミニウム製の封口板14の上面にポリプロピレンサルファイド(PPS)製の上部絶縁ガスケット15を配置し、下面にPPS製の下部絶縁ガスケット16を介して集電板17を配置した。そして、封口板14の長手方向の中央に形成された端子用貫通孔18に、リベット端子19をかしめることにより、封口板14に上部絶縁ガスケット15、下部絶縁ガスケット16及び集電板17を固定し、組立封口体20を作製した。
偏平状巻回極板群11を厚さ5.7mm、幅60mm、高さ80mmのアルミニウム製の角形電池外装缶21内に収容した。その後、作製した組立封口体20を載積した。そのとき、正極リード12及び負極リード13は絶縁ケース22に形成された各貫通孔に押通させ、組立封口体20を角形電池外装缶21の開口側に配置した。続いて正極リード12の他端を封口板14の内面にレーザー溶接し、負極リード13の他端を集電板17にレーザー溶接した。その後、角形電池外装缶21の開口部に封口板14を配置し、封口板14の周縁を角形電池外装缶21にレーザー溶接することで角形電池外装缶21の開口部を封止した。
次いで、封口板14の注液孔23から非水電解液を角形電池外装缶21内に注液し、各実験例で使用する製造途中の非水電解質二次電池10A(以下、単に「非水電解質二次電池10A」ということがある)を得た。この非水電解質二次電池10Aにおいては、注液孔23はまだ封止されていない。
[角形非水電解質二次電池の製造装置]
次に、図2を参照して、各実験例で使用した角形非水電解質二次電池の製造装置30の構成を説明する。この角形非水電解質二次電池の製造装置30は、下部に非水電解質二次電池10Aを注液孔23が上側となるように直立した状態で保持、固定するように構成された電池保持具31と、この電池保持具31の上部に位置する電解液捕集ホッパー32を保持、固定するように構成されたホッパー保持具33と、を備えている。
電池保持具31は、基台31aと、基台31aの上部に、例えば複数の支柱31bによって一定距離離間された状態で保持されている上部支持部材31cとを備えている。基台31aの中央部には非水電解質二次電池10Aの底部が挿入される溝31dが形成されている。上部支持部材31cの中央部には非水電解質二次電池10Aが挿入される貫通孔31eが形成されている。
この溝31d及び貫通孔31eの平面視(図2Aにおける上部から下部を視認した状態をいう)の形状は、それぞれ非水電解質二次電池10Aの横断面と同形状をしており、互いに重畳する位置に形成されている。そのため、非水電解質二次電池10Aを底部から注液孔23が上方となるように貫通孔31eを経て溝31d内に配置すると、非水電解質二次電池10Aは直立した状態で、安定的に電池保持具31内に保持・固定される。なお、図2に示されている非水電解質二次電池10Aは、封口板14及び負極端子であるリベット端子19の部分のみが部分的にかつ概略的に断面図で示されている。
電解液捕集ホッパー32は、先細の先端を有し、後端が開放された中空管状をしている。電解液捕集ホッパー32の先細の先端は、非水電解質二次電池10Aの注液孔23に内部が互いに貫通された状態で当接可能な太さとされ、外周にゴム等の弾性部材32aが設けられている。この弾性部材32aにより、電解液捕集ホッパー32の先細の先端が非水電解質二次電池10Aの注液孔23の内部が互いに貫通された状態で当接された際、非水電解液が電解液捕集ホッパー32の先細の先端と注液孔23との間から外部に溢れ出さないように、液密に固定されるようになっている。
電解液捕集ホッパー32の後端には、チューブ34を経て、電解液捕集ホッパー32内の減圧及び加圧を行うように構成された減圧及び加圧装置(図示省略)が接続されている。この電解液捕集ホッパー32は、先細の先端が下側となるように、ホッパー保持具33に固定されている。ホッパー保持具33は、電池保持具31の基台31aに対して上下移動可能に配置されており、下端に基台31a側に向かって突出する複数の位置決め部材33aが設けられている。位置決め部材33aは、ホッパー保持具33が下がったときに、非水電解質二次電池10Aの角形電池外装缶21の表面に接触して正確に位置決めされ、捕集ホッパー32の先細の先端が非水電解質二次電池10Aの注液孔23に、内部が互いに貫通された状態で、液密に当接するようにされる。
次に、図3Aを参照して、非水電解質二次電池10Aに対する充電工程について説明する。まず、非水電解質二次電池10Aを注液孔23が上方となるように電池保持具31内に保持、固定した後、ホッパー保持具33を下げることにより、電解液捕集ホッパー32の先細の先端を注液孔23に内部が互いに貫通された状態となるように当接させる。次いで、充電装置35からの負極側リード線35aを負極端子であるリベット端子19に接続し、正極側リード線35bを封口板14に接続し、予め定めた条件で予備充電を行う。
この予備充電は、最初の充電時に正極活物質ないし負極活物質の表面に非水電解液の溶媒ないし添加剤とリチウムとの反応による保護被膜を形成するために行われるものであり、この反応により例えば二酸化炭素等のガスが発生する。そのため、角形非水電解質二次電池10Aの内部に注液されている非水電解液のみかけの体積が増加するため、電解液捕集ホッパー32の内部にまで非水電解液が溢れ出てくることがある。
このとき、図3Bに示した変形例の角形非水電解質二次電池の製造装置30Aのように、ホッパー保持具33の下端にそれぞれ負極側リード線35a及び正極側リード線35bに接続されている一対の給電電極36を設けておき、ホッパー保持具33を下げた際に一対の給電電極36がそれぞれ対応するリベット端子19及び封口板13に当接するようにしてもよい。このような構成を採用すると、単にホッパー保持具33を下げるのみで、電解液捕集ホッパー32の先細の先端を非水電解質二次電池10Aの注液孔23に内部が互いに貫通された状態となるように当接させることができ、同時に非水電解質二次電池10Aの負極端子であるリベット端子19及び正極端子である封口板13をそれぞれ充電装置35に接続することができる。
次に、図4を参照して、電解液捕集ホッパー32の内部の減圧及び加圧を行うガス抜き工程を説明する。電解液捕集ホッパー32の内部の減圧及び加圧は、チューブ34を介して接続された減圧及び加圧装置(図示省略)により行われるが、この明細書における「減圧」とは大気圧(常圧)よりも低い圧力とすることを意味し、同じく「加圧」とは大気圧よりも高くすることだけではなく大気圧と同じ圧力とすることをも含む意味で用いられている。
電解液捕集ホッパー32の内部を減圧すると、図4Aに示したように、角形非水電解質二次電池10Aの内部から注液孔23を経て非水電解液37が電解液捕集ホッパー32の内部に吸引され、それとともに充電工程において発生したガスが気泡38となって電解液捕集ホッパー32内に溢れ出てくる。このとき、電解液捕集ホッパー32の先細の先端の外周は弾性部材32aで覆われており、電解液捕集ホッパー32の先細の先端が非水電解質二次電池10Aの注液孔23に、内部が互いに貫通された状態で、液密に当接しているため、吸引された非水電解液37が外部に溢れ出ることがなくなる。この減圧状態を所定時間維持することにより、非水電解液中から充電工程において発生したガスを除去することができる。
次いで、電解液捕集ホッパー32の内部を大気圧に戻す又は大気圧よりも高い圧力に加圧すると、電解液捕集ホッパー32内に溢れ出ていた非水電解液37は角形非水電解質二次電池10Aの内部に還元され、偏平状巻回極板群11の内部に浸透していく。なお、ガス抜き工程における電解液捕集ホッパー32の内部の圧力、例えば減圧時の圧力や加圧時の圧力をどの程度とするかは、実験的に適宜に設定すればよい。
本発明においては、上記の充電工程及びガス抜き工程を順次1回のみ行っても、充電工程→ガス抜き工程→充電工程の順に行っても、充電工程及びガス抜き工程を2回以上繰り返してもよく、さらには充電工程とガス抜き工程とを同時に行ってもよい。なお、充電工程及び電解液捕集ホッパー32の内部を減圧及び加圧する工程をそれぞれ継続する時間は、それぞれ実験的に適宜定めればよい。
[実験例1〜6]
次いで、上述した角形非水電解質二次電池の製造装置30を用い、充電工程及びガス抜き工程の条件を、以下に示すように、実験例1〜6毎に種々変更して充電工程時の液溢れ発生率を測定した。充電工程は、実験例1〜6の全てについて、充電電流=800mAの定電流充電で行った、なお、液溢れ率は充電工程中に電解液捕集ホッパー32内に非水電解液が溢れ出たものの割合を示し、実注液量は最初に注液した非水電解液量から最終的に還元することができなかった非水電解液量を差し引いた値を示している。
次いで、液溢れ発生率を測定した実験例1〜6のそれぞれの角形非水電解質二次電池10Aについて、注液孔23を封栓24によって栓をすると共に、封栓24を封口板14にレーザー溶接することにより密閉して、実験例1〜6のそれぞれの角形非水電解質二次電池10を得た。これらの、実験例1〜6のそれぞれの角形非水電解質二次電池10について、電池厚みを測定し、500サイクル後の容量維持率を測定した。なお、実験例1〜6のそれぞれに用いた製造途中の角形非水電解質二次電池10Aないし角形非水電解質二次電池10のサンプル数は、200個であり、それぞれの設計容量は3000mAhである。結果は平均値として纏めて表1に示した。
なお、サイクル特性の評価は以下のようにして行った。25℃に維持された恒温槽中で、1.0Itで電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電した後、4.2Vで電流が0.05Itに低下するまで定電圧充電し、その後、1.0Itで電池電圧が2.5Vになるまで定電流放電させた。この充放電を1サイクルとし、500サイクル繰り返した。そして、1サイクル目の放電容量と500サイクル目の放電容量とを測定することにより、以下の計算式によってサイクル特性としての容量維持率を求めた。
容量維持率(%)
=(500サイクル目の放電容量/1サイクル目の放電容量)×100
(実験例1)
実験例1における非水電解液の注液量は8.5gとした。充電工程はトータル30分間行うが、最初に15分充電した時点で一旦ガス抜き工程を行った。ガス抜き条件は(減圧40s+常圧5s)×2回とした。減圧時の圧力は大気圧よりも84kPa低い圧力とした。ガス抜き工程を行った後、再度残りの15分の充電工程を行なった。この実験例1の総充電電気量は400mAhである。
(実験例2)
実験例2における非水電解液の注液量は8.5gとした。充電工程はトータル30分行うが、最初に充電工程を6分間行った後、ガス抜き工程を行い、その後再度充電工程を6分間行った後、再度ガス抜き工程を行い、最後に充電工程を18分行った。なお、それぞれのガス抜き工程の条件は実験例1の場合と同様とした。この実験例2の総充電電気量は400mAhである。
(実験例3)
実験例3における非水電解液の注液量は8.5gとした。充電工程はトータル30分行うが、それと同時にガス抜き工程も同時に実施した。ガス抜き工程は(減圧40s+常圧5s)×40回とした。減圧時の圧力は大気圧よりも84kPa低い圧力とした。この実験例3の総充電電気量は400mAhである。
また、上記実験例1〜3の角形非水電解液二次電池の製造方法のフローチャートを図5に示した。
(実験例4〜6)
実験例4は、非水電解液の注液量を実験例1の場合と同様の8.5gとし、充電工程をトータル30分行い、ガス抜き工程は行わなかった。実験例5は、非水電解液の注液量を充電工程で液溢れが発生しない量まで減らした8.0gとし、充電工程をトータル30分行い、ガス抜き工程は行わなかった。さらに、実験例6は、非水電解液の注液量を実験例1の場合と同様の8.5gとし、充電工程を液溢れが生じない6分間のみ行ない、ガス抜き工程は行わなかった。これらの実験例4及び5の総充電電気量400mAhであり、実験例6の総充電電気量は80mAhである。
Figure 0005991714
表1に示した結果から、以下のことがわかる。すなわち、ガス抜き工程を行わない実験例4では、充電工程において平均0.3gの非水電解液溢れが全ての角形非水電解質二次電池10Aに生じた。しかし、充電工程で一部の非水電解液を溢れさせたため、製造された角形非水電解質二次電池10は、電池厚みが小さく5.91mmであったが、非水電解液量が少なくなったことに伴ってサイクル特性は75%と低かった。
また、ガス抜き工程を行わず、充電工程において非水電解液が溢れないように非水電解液の注液量を8.0gとした実験例5では、非水電解液の実注液量は実験例4のものよりも少なくなったため、全ての角形非水電解質二次電池10Aについて非水電解液が溢れなかった。しかし、製造された角形非水電解質二次電池10は、サイクル特性は59%と実験例4のものよりも著しく低下し、また、電池厚みも6.02mmと大きくなった。
さらに、ガス抜き工程を行わず、充電工程を6分と短くした実験例6では、非水電解液の実注液量は実験例4のものよりも多くなったが、全ての角形非水電解質二次電池10Aについて非水電解液が溢れなかった。しかし、製造された角形非水電解質二次電池10は、サイクル特性が84%と実験例4のものよりも良好な結果が得られたが、電池厚みは6.32mmと最も大きくなった。
以上の実験例4〜6の結果を勘案すると、サイクル特性が良好となるようにするには非水電解液の注液量を8.5gと多くする必要があるが、ガス抜き工程を行わないと電池の膨れが大きくなってしまうことがわかる。
一方、ガス抜き工程を1回のみ行った実験例1では、充電工程において角形非水電解質二次電池10Aに平均0.1gの非水電解液溢れが58/200の割合で生じた。しかし、充電工程での非水電解液の溢れ量が0.1gと少なかったこと及びガス抜き工程を行ったことにより、製造された角形非水電解質二次電池10は、電池厚みが5.91mmと小さく、サイクル特性も85%と良好な結果が得られた。
また、6分+6分+18分の充電工程を行い、その間にガス抜き工程を2回のみ行った実験例2では、充電工程において全ての角形非水電解質二次電池10Aに非水電解液溢れが生じなかった。また、ガス抜き工程を2回行ったことにより、製造された角形非水電解質二次電池10は、電池厚みが5.90mmと小さく、サイクル特性も89%と、実験例1の場合よりも良好な結果が得られた。
このことは、実験例2の製造された角形非水電解質二次電池10における非水電解液の注液量は、たった0.1gであるが、実験例1の場合よりも多かったため、サイクル特性の向上に繋がったものと考えられる。また、実験例2の製造された角形非水電解質二次電池10における総充電時間は、実験例1の場合と同じ30分であるが、ガス抜き工程を2回も行ったため、非水電解液は十分に脱ガスされているので、電池脹れが小さくなったものと考えられる。
なお、充電工程とガス抜き工程と同時に行った実験例3では、充電工程において全ての角形非水電解質二次電池10Aに非水電解液溢れが生じず、また、ガス抜き工程を40回も行なっているので、製造された角形非水電解質二次電池10は、電池厚みが5.89mmと最も小さく、サイクル特性も90%と、最も良好な結果が得られた。
この実験例1〜3の結果を勘案すると、非水電解液の注液量を8.5gと多くするとサイクル特性が良好となり、また、ガス抜き工程を十分に行うと電池脹れが小さくなることがわかる。このように非水電解液量を多くすると、充電工程で発生したガスにより非水電解液の見かけの体積が大きくなるため、非水電解液が電池内部から溢れてくることがある。上記の実験例1〜3では、溢れ出てきた非水電解液を電解液捕集ホッパー32内に捕集し、ガス抜き工程で常圧に戻すことによって捕集された非水電解液を電池内部に還元することができるため、電池膨れが小さくて要求寸法を高精度に満たすことができ、サイクル特性も良好な非水電解質二次電池を効率よく製造することができるようになる。
また、上記各実験例では、角形非水電解質二次電池の場合について述べたが、本発明は円筒形非水電解質二次電池に対しても適用することができる。ただし、電池の膨れは、円筒形非水電解質二次電池の場合よりも角形非水電解質二次電池の方が大きくなるので、本発明を角形非水電解質二次電池に対して適用すると特に効果が顕著に現れる。
10…非水電解質二次電池 10A…製造途中の非水電解質二次電池
11…偏平状巻回極板群 12…正極リード 13…負極リード
14…封口板 15…上部絶縁ガスケット 16…下部絶縁ガスケット
17…集電板 18…端子用貫通孔 19…リベット端子
20…組立封口体 21…角形電池外装缶 22…絶縁ケース
23…注液孔 24…封栓 30…角形非水電解質二次電池の製造装置
30A…変形例の角形非水電解質二次電池の製造装置 31…電池保持具
31a…基台 31b…支柱 31c…上部支持部材
31d…溝 31e…貫通孔 32…電解液捕集ホッパー
32a…弾性部材 33…ホッパー保持具 33a…位置決め部材
34…チューブ 35…充電装置 35a…負極側リード線
35b…正極側リード線 36…給電電極 37…非水電解液
38…気泡

Claims (10)

  1. 正極と負極とをセパレータを介して巻回して巻回極板群を作製する工程と、
    前記巻回極板群を外装缶内に挿入する工程と、
    注液孔を有する封口板により前記外装缶を密閉する工程と、
    前記注液孔から前記外装缶内に非水電解液を注液する工程と、
    前記非水電解液を含有した前記巻回極板群の予備充電を行う充電工程と、
    前記注液孔から減圧を行ないながら前記注液孔から溢れた前記非水電解液を捕集し、次いで前記注液孔内に還元するガス抜き工程と、
    前記注液孔を封止する工程と、
    を有する、非水電解質二次電池の製造方法。
  2. 前記ガス抜き工程を、先細の先端を有する中空管状の電解液捕集ホッパーを用い、前記電解液捕集ホッパーの先端を前記注液孔に液密に当接するとともに、前記電解液捕集ホッパーの後端から減圧又は加圧することにより行う、請求項1に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
  3. 前記ガス抜き工程の後に再度前記充電工程を行う、請求項1又は2に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
  4. 前記充電工程及び前記ガス抜き工程を順次2回以上繰り返す、請求項1又は2に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
  5. 前記充電工程及び前記ガス抜き工程を同時に行う、請求項1又は2に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
  6. 巻回極板群として偏平状巻回極板群を用い、前記外装缶として有底角形外装缶を用いる、請求項1〜5のいずれかに記載の非水電解質二次電池の製造方法。
  7. 注液孔が開放されており、内部に非水電解液が注液されている状態の非水電解質二次電池を、前記注液孔が上側となるように直立した状態で保持、固定するように構成された電池保持具と、
    先細の先端を有する中空管状の電解液捕集ホッパーを前記非水電解質二次電池の上端側に保持し、前記先細の先端を前記注液孔に液密に固定するように構成されたホッパー保持具と、
    前記電解液捕集ホッパーの後端に接続された前記電解液捕集ホッパー内の減圧及び加圧を行うように構成された減圧及び加圧装置と、
    前記非水電解質二次電池の充電を行うように構成された充電装置と、
    を備える非水電解質二次電池の製造装置。
  8. 前記電解液捕集ホッパーの前記先細の先端の外周は弾性部材で覆われている、請求項7に記載の非水電解質二次電池の製造装置。
  9. 前記電解液捕集ホッパー保持具は前記電池保持具に対して上下移動可能に取り付けられている、請求項7又は8に記載の非水電解質二次電池の製造装置。
  10. 前記電池保持具には前記充電装置に接続されている一対の給電電極が固定されており、
    前記電解液捕集ホッパーの先細の先端が前記注液孔に液密に固定されたとき、前記一対の給電電極はそれぞれ前記非水電解質二次電池の一対の電極端子に接続される、請求項9に記載の非水電解質二次電池の製造装置。
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