JP5989579B2 - 全固体電池の製造方法および製造装置 - Google Patents

全固体電池の製造方法および製造装置 Download PDF

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Description

この発明は、負極、固体電解質層および正極で構成される全固体電池を製造する技術に関するものである。
全固体電池を製造する方法としては、例えば特許文献1に記載されているように、インクジェット法を用いるものがある。この特許文献1に記載の技術では、集電体となる金属箔上に、凹凸を有する活物質層をインクジェット法により形成し、該凹凸を埋めるように固体電解質層、もう一方の活物質層を順次インクジェット法によって立体的に積層している。
特開2005−116248号公報(例えば、段落0029)
上記した特許文献1に記載の技術では、1回の印刷工程で形成される正負の活物質層および固体電解質層などの異なる機能層が混在する層を、重ね塗りによって多層に積層し、これによって上記の立体的な構造を得ている。しかしながら、この技術には、以下のような問題がある。
一つ目の問題は、生産性が低い点である。インクジェット法では吐出されるインクが微量であるが故に上記のように複雑な構造を制御性よく形成することができる反面、所望の立体構造を得るためには多数回の重ね塗りを要するため製造に長時間を要してしまう。
二つ目の問題は、各機能層間の分離が難しい点である。互いに異なる材料を含むインクが接触することで混じり合ってしまい、各機能層の境界が不明確になって電池としての性能を低下させてしまう可能性がある。特許文献1に記載の技術では1回の印刷工程ごとに乾燥を行っているが、このようにするとさらに生産性は低下し、また印刷工程ごとに形成される各層間での混じり合いは防止されるとしても、1回の印刷工程で隣接して形成される複数機能層間での混じり合いを防止することはできない。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、低コストで性能の優れた全固体電池を高い生産性で製造することのできる技術を提供することを目的とする。
この発明にかかる全固体電池の製造方法は、通気性を有する第1集電体を準備する第1工程と、第1集電体の一方面上に複数の凸状の第1活物質部を互いに離間して設けて第1活物質層を形成する第2工程と、第1集電体の一方面のうち複数の第1活物質部の間に位置する表面ならびに複数の第1活物質部の表面に倣って電解質層を形成する第3工程と、電解質層上に第2活物質層を形成する第4工程と、第2活物質層上に第2集電体を配置する第5工程とを備え、第3工程は、第1活物質層に対して第1集電体の反対側に可撓性シートを配置するとともに第1集電体の他方面側から可撓性シートに負圧を作用させ、第1集電体と第1活物質層とで形成される凹凸状の表面に追従するように可撓性シートを成形する工程と、可撓性シートの成形前に電解質層を構成する高分子電解質材料が染み込んだシートを可撓性シートとして準備する、あるいは可撓性シートの成形の前または後に可撓性シートに電解質層を構成する高分子電解質材料を染み込ませる工程とを有することを特徴としている。
また、この発明にかかる全固体電池の製造装置の一態様は、通気性を有する第1集電体の一方面上に複数の凸状の第1活物質部を互いに離間して設けて第1活物質層を形成する第1活物質層形成手段と、第1活物質層が形成された第1集電体の他方面側に配置された負圧供給部を有し、第1活物質層に対して第1集電体の反対側に配置される可撓性シートに対して負圧供給部から負圧を作用させ、第1集電体と第1活物質層とで形成される凹凸状の表面に追従するように可撓性シートを成形させるシート成形手段と、シート成形手段により成形された可撓性シートに高分子電解質材料を供給して染み込ませることによって、第1集電体の一方面のうち複数の第1活物質部の間に位置する表面ならびに複数の第1活物質部の表面に倣って電解質層を形成する電解質材料供給手段と、電解質層上に第2活物質層を形成する第2活物質層形成手段と、第2活物質層上に第2集電体を配置する集電体配置手段とを備えることを特徴としている。
さらに、この発明にかかる全固体電池の製造装置の他の態様は、通気性を有する第1集電体の一方面上に複数の凸状の第1活物質部を互いに離間して設けて第1活物質層を形成する第1活物質層形成手段と、第1活物質層が形成された第1集電体の他方面側に配置された負圧供給部を有し、高分子電解質材料が染み込んだ可撓性シートを第1活物質層に対して第1集電体の反対側に配置した状態で可撓性シートに対して負圧供給部から負圧を作用させ、第1集電体と第1活物質層とで形成される凹凸状の表面に追従するように可撓性シートを成形させることによって、第1集電体の一方面のうち複数の第1活物質部の間に位置する表面ならびに複数の第1活物質部の表面に倣って電解質層を形成するシート成形手段と、電解質層上に第2活物質層を形成する第2活物質層形成手段と、第2活物質層上に第2集電体を配置する集電体配置手段とを備えることを特徴としている。
これらの発明では、第1集電体の一方面上に第1活物質層を形成し、第1集電体の一方面のうち複数の第1活物質部の間に位置する表面ならびに複数の第1活物質部の表面に倣って電解質層を形成し、電解質層上に第2活物質層を形成する。このように、第1活物質層、電解質層および第2活物質層の各機能層が各工程ごとに順番に完成されてゆくので重ね塗りを要せず、各工程が単純であるとともに、全工程の所要時間が短い。したがって生産性に優れている。
また、電解質層は、第1集電体と第1活物質層とで形成される凹凸状の表面に追従するように成形した可撓性シートに染み込んだ高分子電解質材料により構成されるが、そのように可撓性シートを成形するために、第1集電体は通気性を有するもので構成されている。そして、第1活物質層に対して第1集電体の反対側に可撓性シートを配置した状態で当該可撓性シートに対して負圧を作用させて可撓性シートを成形させる。こうして電解質層は上記したように第1活物質部の間に位置する表面ならびに複数の第1活物質部の表面に倣った形状、つまり凹凸形状に仕上げられる。そして、この電解質層を介して第1活物質層および第2活物質層が比較的大きな面積で対向する構造となっており、小型で高出力が得られる。このように、優れた性能を有する全固体電池を低コストで、かつ高い生産性で製造することが可能となっている。
ここで、第1集電体としては、微細孔が多数設けられた導電シート部材を用いることができ、微細孔を介して負圧を可撓性シートに作用させることで可撓性シートの成形を好適に行うことができる。
また、第1活物質部の形状や配置などについては任意であるが、第1活物質部を構成する第1活物質を含む塗布液を互いに平行に離間しながら棒状に第1集電体の一方面に塗布して複数の第1活物質部を形成してもよい。これにより、第1集電体の一方面に対して第1活物質層を効率的に、しかも高密度に形成することができる。
この発明によれば、第1集電体上に第1活物質層を形成し、第1活物質層および第1集電体で形成される凹凸状の表面に追従するように可撓性シートを成形して当該可撓性シートに染み込む高分子電解質材料により電解質層を形成し、さらに電解質層上に第2活物質層を形成することで全固体電池を製造するので、性能の優れた全固体電池を低コストで、しかも高い生産性で製造することが可能となる。
本発明にかかる全固体電池の製造装置の一実施形態を示す図である。 図1に示す製造装置の電気的構成を示すブロック図である。 負極活物質塗布部のノズル近傍を拡大した図である。 図1の電池製造装置による全固体電池の製造方法を模式的に示す図である。
図1は、本発明にかかる全固体電池の製造装置の一実施形態を示す図であり、図2は、図1に示す製造装置の電気的構成を示すブロック図である。なお、以後の説明のために、図1に示すようにXYZ座標軸を設定する。ここでXY平面が水平面であり、Z軸は鉛直軸と一致する。Z軸における正方向は鉛直上向き方向である。
この電池製造装置1は、上流プロセス部P1、中間搬送部P2および下流プロセス部P3を備えている。これらのうち上流プロセス部P1は、ロール状に巻き取られたパンチングメタルシートを負極集電体用の基材(以下、単に「基材S」という)とし、当該基材Sの表面に負極活物質層2および固体電解質層3を積層した積層体4を順次形成するとともに、基材Sを所定の長さ単位に切り分けて所定長さの枚葉基材Sに上記積層体4が形成された中間製造物5(=枚葉基材S+負極活物質層2+固体電解質層3)を製造する。そして、中間搬送部P2は上流プロセス部P1で製造された中間製造物5を下流プロセス部P3に搬送する。この下流プロセス部P3は、中間製造物5の固体電解質層3上に正極活物質層6を形成し、さらに正極活物質層6に正極集電体として機能する金属箔7を積層させて全固体電池8を完成させる。以下、装置各部の構成について図1ないし図3を参照しつつ説明する。
上流プロセス部P1で使用する基材Sには、例えば1〜20[μm]程度の微細孔が多数形成されており、活物質形成前には基材Sはロール状に巻回されている。そして、上流プロセス部P1では、シートロールから基材Sを巻出し、搬送方向Dに搬送するための上流搬送部11が設けられている。この上流搬送部11は、上記シートロールを保持するとともに基材Sを一定速度で送り出す供給ローラ111と、供給ローラ111により巻き出された基材Sを所定の搬送経路に沿って案内する複数のガイドローラ112、113とを備えている。なお、図1では、複数のガイドローラのうち次に説明する負極活物質塗布部12のノズル121と対向して設けられるノズル対向ローラ112と、基材Sの切り分け位置(後述するカッター部17により基材Sを切断する位置)の近傍に設けられるローラ113とを図示し、その他のガイドローラについて図示を省略している。また、ガイドローラのうちいくつかが装置全体を制御する制御部Cにより回転駆動制御されて基材Sを搬送し、他は基材Sの移動に伴って回転する従動ローラとなっている。
ノズル対向ローラ112に巻き掛けられた基材Sの巻き掛け領域Srにおいて、負極活物質塗布部12のノズル121が基材S表面に近接対向配置される。このように、ノズル対向ローラ112は、基材Sを挟んでノズル121と反対側に設けられ、ノズル121による安定した塗布を可能にするバックアップローラとして機能する。
図3は負極活物質塗布部のノズル近傍を拡大した図である。負極活物質塗布部12では、ノズル121は吐出口122を基材Sの巻き掛け領域Srに向けて配置されている。ノズル121には負極用の塗布液供給部(図示省略)が接続されており、制御部Cからの動作指令に応じて負極活物質を含む塗布液をノズル121に向けて圧送する。これにより、ノズル121の吐出口122から塗布液が基材Sの表面に一定時間の間、連続的に供給され、搬送方向Dに沿って延びる棒状の活物質パターンPTが複数本互いに平行に基材Sの表面に形成され、これら複数本の活物質パターンPTにより負極活物質層2が形成される。本実施形態では、負極活物質としては、例えばLiTi12とグラファイトとを混合したものを用いることができる。また、塗布液としては、上記負極活物質と、導電助剤としてのアセチレンブラック、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)および溶剤としてのN−メチルピロリドン(NMP)などを混合したものを用いることができる。特に、本実施形態では、基材Sに多数の微細孔が設けられていることを考慮して比較的粘度の高い、例えばせん断速度10[s−1]で粘度165[Pa・s]以上の塗布液を使用している。このため、塗布液の一部が微細孔に入り込んで活物質パターンPTにくぼみが生じるというような不具合等を発生させることなく、所望形状の活物質パターンPTを形成することが可能となっている。
図3では、ノズル121の構成および動作を明瞭にするために吐出口122を比較的大きく図示すべく、吐出口122の個数を少なくしているが、吐出口122の個数は特に限定されるものではなく、例えば256個とすることができる。また、吐出ノズル22の材質についても特に限定されないが、塗布液に対し汚染物質を混入させることがなく、微細加工ができるという点から、例えばシリコンやジルコニアの結晶を用いることができる。
この負極活物質塗布部12は塗布液の連続吐出を一定の時間だけ行って基材Sの一方面(上面)に負極活物質層2を順次形成する。そして、上流搬送部11による基材Sの搬送によって各負極活物質層2は、負極活物質塗布部12から搬送方向Dの下流側(図1の右手側)で搬送経路に沿って順番に設けられる負極用乾燥部13、シート成形部14、電解質塗布部15、電解質層用乾燥部16およびカッター部17に搬送され、各部で所定の処理が実行される。
負極用乾燥部13は熱風源や赤外線ヒーターなどの乾燥用熱源131を有しており、乾燥用熱源131により活物質パターンPTに含まれる溶剤を乾燥除去して負極活物質層2を基材S上で固化させる。これによって、基材S上に負極活物質層2が配置され、基材Sと負極活物質層2とで負極電極が形成される。
また、シート成形部14では、基材Sの搬送経路の上方側(+Z方向側)にシート供給機構(図示省略)が配置されるとともに、基材Sの下方側(−Z方向側)に減圧ステージ141が配置されている。このシート供給機構は乾燥固化された負極活物質層2の上面に可撓性シートFSを載置する。この可撓性シートFSとしては、非水系電池に用いられるセパレータを用いることができ、例えば不織布、ポリプロピレン(PP)、ポリイミドなどを用いることができる。一方、減圧ステージ141の上面には複数の開口が設けられており、負圧供給源(図示省略)から負圧が各開口に与えられると、減圧ステージ141の上面で基材Sを吸着保持し、さらに基材Sの微細孔を介して負極活物質層2と可撓性シートFSで挟まれた空間にも負圧が作用する。このように基材Sの下面側から可撓性シートFSに負圧を作用させ、これによって負極活物質層2および基材Sで形成される凹凸状の表面(図3参照)に追従するように可撓性シートFSは成形される。
また、電解質塗布部15では、基材Sの下方側(−Z方向側)にバックアップステージ151が配置されており、負極活物質層2と成形済みの可撓性シートFSとを積層した基材Sの部位を基材Sの下面側から支持する。また、バックアップステージ151で支持された基材Sの上方(+Z方向)にスプレイノズル152が配置されている。このスプレイノズル152は高分子電解質材料を供給する電解質材料供給部(図示省略)と接続されており、制御部Cからの動作指令に応じて高分子電解質材料をノズル152に向けて圧送する。これにより、ノズル152の吐出口から高分子電解質材料が成形済みの可撓性シートFSに供給されて染み込む。これによって、基材Sの上面のうち活物質パターンPTの間に位置する表面S1(図3および図4参照)ならびに活物質パターンPTの表面に倣って電解質層3が形成される。ここで、高分子電解質材料としては、例えばポリエチレンオキサイドとポリスチレンとの共重合体、支持塩としての例えばLiPF6(六フッ化リン酸リチウム)および溶剤としての例えばジエチレンカーボネートなどを混合したものを用いることができる。なお、図1および後で説明する図4においては、高分子電解質材料が染み込む前の可撓性シートFSに対しては梨地模様を付さないのに対し、高分子電解質材料が可撓性シートFSに染み込んで電解質層3が形成されたものには梨地模様を付し、高分子電解質材料の染み込みの有無を区別している。
電解質層用乾燥部16は、負極用乾燥部13と同様に、熱風源や赤外線ヒーターなどの乾燥用熱源161を有しており、乾燥用熱源161により電解質層3を固化させて固体電解質層3を形成する。
そして、上流プロセス部P1の下流端の近傍にカッター部17が配置されている。このカッター部17は基材Sの搬送経路の上下に別れて配置された一対のカッター刃171、171を有しており、制御部Cからの動作指令に応じてカッター刃171、171が開閉して基材Sを所定の長さ単位で切断する。これにより、基材Sが所定長さの枚葉基材Sに切り分けられ、当該枚葉基材S上に上記積層体4が形成された中間構造体5(=枚葉基材S+負極活物質層2+固体電解質層3)が製造される。この中間構造体5では、枚葉基材Sが負極集電体として機能する。
中間搬送部P2は一対のローラ211、212の間にベルト213を掛け渡した、いわゆるコンベアベルト方式の搬送ユニット21を有しており、上記中間製造物5を下流プロセス部P3に搬送する。もちろん、中間搬送部P2の構成はこれに限定されるものではなく、例えば搬送ロボットにより中間製造物5を下流プロセス部P3に搬送するように構成してもよい。
この下流プロセス部P3では、中間搬送部P2により搬送されてきた中間製造物5を所定の搬送方向Dに搬送するための下流搬送部31が設けられている。この下流搬送部31は中間搬送部P2と同様にベルトコンベア方式を採用している。つまり、下流搬送部31では、一対の搬送ローラ311、312が搬送方向Dに離間配置されるとともに、それらの搬送ローラ311、312に無端ベルト313が掛け渡されている。これら2つの搬送ローラ311、312の一方が制御部Cにより回転駆動制御されてベルト313を循環移動させ、他はベルト313の移動に伴って回転する従動ローラとなっている。
また、下流プロセス部P3では、搬送方向Dに沿って正極活物質塗布部32、正極集電体供給部33および正極用乾燥部34がこの順序で配置されている。
正極活物質塗布部32は、搬送方向Dに直交する方向(この例ではY方向)に延びるスリット状の吐出口を有するノズル321を備えている。このノズル321には正極用の塗布液供給部(図示省略)が接続されており、制御部Cからの動作指令に応じて正極活物質を含む塗布液をノズル321に向けて圧送する。これにより、ノズル321から塗布液が中間製造物5の上面、つまり固体電解質層3上に一定時間の間、連続的に供給され、下面が固体電解質層3の凹凸に沿った凹凸を有する一方、上面が略平坦な正極活物質層6が固体電解質層3全面を覆うように形成される。ここで、正極活物質としては、例えばLiCoO(LCO)を主体とするもの、LiNiO2またはLiFePO4、LiMnPO4、LiMn24、またLiMeO2(Me=MxMyMz;Me、Mは遷移金属、x+y+z=1)で代表的に示される化合物、例えばLiNi1/3Mn1/3Co1/32、LiNi0.8Co0.15Al0.052などを用いることができる。また、活物質を含む塗布液としては、上記した活物質材料の他に、導電助剤としてのアセチレンブラックまたはケッチェンブラック、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレンブタジエンラバー(SBR)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)などを混合したものを用いることができる。なお、ノズル321の吐出口形状はこれに限定されるものではなく、図3に示したように吐出口を多数設けたものであってもよい。
正極集電体供給部33は正極集電体として機能する金属箔7を正極活物質層6上に供給して積層させる機能を有している。ここで、金属箔7としては、例えばアルミニウム箔を用いることができるが、次に説明する乾燥処理の効率を高めるために、負極集電体として機能する枚葉基材Sと同様に多数の微細孔を形成したものを用いてもよい。
正極用乾燥部34は、負極用乾燥部13と同様に、熱風源や赤外線ヒーターなどの乾燥用熱源341を有しており、乾燥用熱源341により正極活物質層6を固化させるとともに正極活物質層6と金属箔7との密着性を向上させる。こうして、全固体電池8が製造された後、下流搬送部31により最終乾燥処理を行う本乾燥ユニットに搬出される。
次に、上記のように構成された電池製造装置1による全固体電池の製造方法について図1および図4を参照しつつ説明する。この実施形態では、図4(a)に示すように多数の微細孔FHを有する基材Sが負極集電体として用いられる。つまり、負極活物質塗布部12により、負極活物質を含む塗布液をノズル121から基材Sの表面に一定時間の間、連続的に供給して、複数本の活物質パターンPTからなる負極活物質層2を基材Sの上面に形成する。そして、負極用乾燥部13により活物質パターンPTに含まれる溶剤を乾燥除去して負極活物質層2を基材S上で固化させて負極電極を形成する。
次に、シート成形部14により負極活物質層2の上面に可撓性シートFSを載置するとともに減圧ステージ141の上面で基材Sを吸着保持しながら基材Sの微細孔FHを介して負極活物質層2と可撓性シートFSで挟まれた空間に負圧を作用させる。これによって、図4(b)に示すように、負極活物質層2および基材Sの表面S1で形成される凹凸状の表面(図3参照)に追従するように可撓性シートFSが成形される。また、これに続いて、電解質塗布部15により、成形済みの可撓性シートFSに対して高分子電解質材料を供給して可撓性シートFSに染み込ませる。こうして、図4(c)に示すように、基材Sの上面のうち活物質パターンPTの間の表面S1ならびに活物質パターンPTの表面に倣って電解質層3を形成した後、電解質層3を電解質層用乾燥部16によって乾燥させる。これらの一連の上流プロセスによって連続基材S上に積層体4が一定間隔で形成されながらカッター部17に送られる。そして、当該カッター部17により積層体4の間で基材Sを切断する。これによって、枚葉基材Sの上面に積層体4を形成した中間製造物5が連続基材Sから切り離されていく。
各中間製造物5は中間搬送部P2の搬送ユニット21によって下流プロセス部P3に順次搬送される。そして、正極活物質塗布部32により中間製造物5の上面、つまり固体電解質層3上に正極活物質を含む塗布液を供給し、図4(d)に示すように、固体電解質層3全面を覆うように正極活物質層6を形成する。また、図4(e)に示すように、正極集電体供給部33により正極集電体として機能する金属箔7を正極活物質層6上に積層させた後、正極用乾燥部34で乾燥処理を行って正極活物質層6を固化させて全固体電池8を製造する。
以上のように、本実施形態では、負極集電体として機能する基材Sの上面に負極活物質層2を形成し、基材Sの表面S1(活物質パターンPTの間に位置する基材表面)ならびに活物質パターンPTの表面に倣って電解質層3を形成し、さらに電解質層3上に正極活物質層6を形成している。つまり、負極活物質層2、電解質層3および正極活物質層6の各機能層を各工程ごとに順番に完成している。そのため、重ね塗りを要せず、各工程が単純であるとともに、全工程の所要時間が短いという特徴を有している。その結果、優れた生産性が得られる。
また、負極集電体として機能する基材Sに多数の微細孔FHを設け、通気性を確保している。そして、負極活物質層2に対して基材Sの反対側(図1や図4中の上側)に可撓性シートFSを配置した状態で当該可撓性シートFSに対して負圧を作用させて可撓性シートFSを成形した後で、当該成形済みの可撓性シートFSに高分子電解質材料を染み込ませて電解質層3を形成している。このため、図4(c)に示すように、電解質層3はシート表面S1および活物質パターンPTの表面に倣った形状、つまり凹凸形状に仕上げられている。そして、この電解質層3を介して負極活物質層2および正極活物質層6が比較的大きな面積で対向する構造となっている。その結果、本実施形態で製造された全固体電池8は小型で、しかも高出力で高速充放電特性を有している。このように、優れた性能を有する全固体電池8を低コストで、かつ高い生産性で製造することが可能となっている。
さらに、ライン状の活物質パターンPTを複数本、互いに平行に離間しながら基材Sの上面に形成して負極活物質層2を形成しているため、負極活物質層2を効率的に、しかも高密度に形成することができる。
このように、本実施形態では、多数の微細孔を有する負極集電体用の基材Sが本発明の「通気性を有する第1集電体」および「導電シート部材」の一例に相当する。また、活物質パターンPTおよび負極活物質層2がそれぞれ本発明の「第1活物質層」および「第1活物質部」の一例に相当している。また、正極活物質層6および正極集電体7がそれぞれ本発明の「第2活物質層」および「第2集電体」の一例に相当している。また、電池製造装置1が本発明の「全固体電池の製造装置」の一例に相当しており、電池製造装置1を構成する負極活物質塗布部12、シート成形部14、電解質塗布部15、正極活物質塗布部32および正極集電体供給部33がそれぞれ本発明の「第1活物質層形成手段」、「シート成形手段」、「電解質材料供給手段」、「第2活物質層形成手段」および「集電体配置手段」として機能している。さらに、減圧ステージ141が本発明の「負圧供給部」の一例に相当している。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、可撓性シートFSを成形した後で、当該成形済みのシートFSに高分子電解質材料を染み込ませて電解質層3を形成しているが、この順序を入れ替えてもよい。つまり、可撓性シートFSに高分子電解質材料を染み込ませた後で、当該可撓性シートFSを成形して凹凸状の電解質層3を形成してもよい。また、予め高分子電解質材料が染み込んだ可撓性シートを用いてもよく、この場合、電池製造装置1での電解質塗布部15の設置が不要となる。
また、上記実施形態では、パンチングメタルからなる基材Sを「通気性を有する第1集電体」として用いているが、その他の材料、例えば不織布や樹脂シートなどの基材シートに導電性粒子を分散させた通気性導電シートを用いてもよい。
また、上記実施形態では、棒状の活物質パターンPTを形成しているが、パターン形状はこれに限定されるものではなく、例えば互いに独立したアイランド状の活物質パターンにより負極活物質層を構成してもよい。また、活物質パターンPTをノズルディスペンス法により形成しているが、この活物質形成工程のみ微細パターンの形成を必要とするものであるから、この工程のみ特許文献1に記載されたようなインクジェット法の重ね塗りによって形成し、以後の工程を上記のようにして形成するようにしてもよい。
また、各工程において適用する塗布方法は上記に限定されるものではなく、当該工程の目的に適うものであれば他の塗布方法を適用してもよい。例えば、上記した実施形態では、可撓性シートFSに高分子電解質材料を染み込ませるのにスプレーコート法を採用しているが、可撓性シートFSに対して高分子電解質材料を均一に供給できる方法であれば他の方法、例えばノズルディスペンス法を適用してもよい。また、正極活物質層6を形成するのにノズルディスペンス法を適用しているが、塗布対象面の凹凸に追従した薄膜を形成することのできる方法であれば他の方法、例えばドクターブレード法、ノズルスキャン法、スリットコート法、バーコート法などで塗布してもよい。
また、上記実施形態では、図4に示すように正極活物質6が棒状の活物質パターンと各活物質パターンの頂部を連結するように形成された活物質膜とで構成されているが、負極活物質層2と同様に、正極活物質6が棒状の活物質パターンのみで構成してもよい。
また、上記実施形態では、カッター部17による切断工程を負極用乾燥部16による乾燥工程の直後に行っているが、正極用乾燥部34による乾燥工程より後で実行してもよい。すなわち、長尺状態で正極集電体を積層し、乾燥させた後に切断してもよい。
また、上記実施形態では基材(負極集電体)S上に負極活物質層2、固体電解質層3、正極活物質層6および金属箔(正極集電体)7を順次積層しているが、これとは反対に、正極集電体上に正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層および負極集電体をこの順番に積層するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態で例示した集電体、活物質、電解質等の材料はその一例を示したものであってこれに限定されず、リチウムイオン電池の構成材料として用いられる他の材料を使用してリチウムイオン電池を製造する場合においても、本発明の製造方法を好適に適用することが可能である。また、リチウムイオン電池に限らず、他の材料を用いた化学電池(全固体電池)全般の製造に本発明を適用することが可能である。
この発明は、全固体電池の製造技術に好適に適用することができ、特に低コストで小型、高出力の電池を優れた生産性で製造するのに適している。
1…電池製造装置
2…負極活物質層(第1活物質層)
3…固体電解質層
4…積層体
5…中間製造物
6…正極活物質層(第2活物質層)
7…金属箔(第2集電体)
8…全固体電池
12…負極活物質塗布部(第1活物質層形成手段)
14…シート成形部(シート成形手段)
15…電解質塗布部(電解質材料供給手段)
32…正極活物質塗布部(第2活物質層形成手段)
33…正極集電体供給部(集電体配置手段)
141…減圧ステージ(負圧供給部)
FH…微細孔
FS…可撓性シート
PT…活物質パターン
S…基材
S1…表面

Claims (7)

  1. 通気性を有する第1集電体を準備する第1工程と、
    前記第1集電体の一方面上に複数の凸状の第1活物質部を互いに離間して設けて第1活物質層を形成する第2工程と、
    前記第1集電体の一方面のうち前記複数の第1活物質部の間に位置する表面ならびに前記複数の第1活物質部の表面に倣って電解質層を形成する第3工程と、
    前記電解質層上に第2活物質層を形成する第4工程と、
    前記第2活物質層上に第2集電体を配置する第5工程とを備え、
    前記第3工程は、
    前記第1活物質層に対して前記第1集電体の反対側に可撓性シートを配置するとともに前記第1集電体の他方面側から前記可撓性シートに負圧を作用させ、前記第1集電体と前記第1活物質層とで形成される凹凸状の表面に追従するように前記可撓性シートを成形する工程と、
    前記可撓性シートの成形前に前記電解質層を構成する高分子電解質材料が染み込んだシートを前記可撓性シートとして準備する、あるいは前記可撓性シートの成形の前または後に前記可撓性シートに前記電解質層を構成する高分子電解質材料を染み込ませる工程と
    を有することを特徴とする全固体電池の製造方法。
  2. 請求項1に記載の全固体電池の製造方法であって、
    前記第1工程は、微細孔が多数設けられた導電シート部材を前記第1集電体として準備する工程である全固体電池の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の全固体電池の製造方法であって、
    前記第2工程は、前記第1活物質部を構成する第1活物質を含む塗布液を互いに平行に離間しながら棒状に前記第1集電体の一方面に塗布して前記複数の第1活物質部を形成する工程である全固体電池の製造方法。
  4. 通気性を有する第1集電体の一方面上に複数の凸状の第1活物質部を互いに離間して設けて第1活物質層を形成する第1活物質層形成手段と、
    前記第1活物質層が形成された前記第1集電体の他方面側に配置された負圧供給部を有し、前記第1活物質層に対して前記第1集電体の反対側に配置される可撓性シートに対して前記負圧供給部から負圧を作用させ、前記第1集電体と前記第1活物質層とで形成される凹凸状の表面に追従するように前記可撓性シートを成形させるシート成形手段と、
    前記シート成形手段により成形された前記可撓性シートに高分子電解質材料を供給して染み込ませることによって、前記第1集電体の一方面のうち前記複数の第1活物質部の間に位置する表面ならびに前記複数の第1活物質部の表面に倣って電解質層を形成する電解質材料供給手段と、
    前記電解質層上に第2活物質層を形成する第2活物質層形成手段と、
    前記第2活物質層上に第2集電体を配置する集電体配置手段と
    を備えることを特徴とする全固体電池の製造装置。
  5. 通気性を有する第1集電体の一方面上に複数の凸状の第1活物質部を互いに離間して設けて第1活物質層を形成する第1活物質層形成手段と、
    前記第1活物質層が形成された前記第1集電体の他方面側に配置された負圧供給部を有し、高分子電解質材料が染み込んだ可撓性シートを前記第1活物質層に対して前記第1集電体の反対側に配置した状態で前記可撓性シートに対して前記負圧供給部から負圧を作用させ、前記第1集電体と前記第1活物質層とで形成される凹凸状の表面に追従するように前記可撓性シートを成形させることによって、前記第1集電体の一方面のうち前記複数の第1活物質部の間に位置する表面ならびに前記複数の第1活物質部の表面に倣って電解質層を形成するシート成形手段と、
    前記電解質層上に第2活物質層を形成する第2活物質層形成手段と、
    前記第2活物質層上に第2集電体を配置する集電体配置手段と
    を備えることを特徴とする全固体電池の製造装置。
  6. 請求項5に記載の全固体電池の製造装置であって、
    可撓性を有するシート部材に高分子電解質材料を供給して染み込ませて前記可撓性シートを作成する電解質材料供給手段をさらに備える全固体電池の製造装置。
  7. 請求項5に記載の全固体電池の製造装置であって、
    前記シート成形手段は、予め高分子電解質材料が染み込んだ可撓性を有するシート部材を前記可撓性シートとして用いる全固体電池の製造装置。
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