JP5988490B2 - 繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査する装置 - Google Patents

繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査する装置 Download PDF

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Description

本発明は、構造物の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査する装置に関する。
近年、構造物の軽量かつ高性能が要求される航空宇宙用途やスポーツ用途において、繊維強化プラスチック材料が使用されている。特に航空機用途では、プリプレグと呼ばれる炭素繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた半硬化状態のシート状成形用中間材料が数多く採用されている。このプリプレグは、構造物上を多層積層された後、熱で硬化させることで成形が行われている。
さらに、航空機胴体に代表される円筒等の湾曲した面を形成する場合、幅の広いシート状のプリプレグを湾曲した構造物の表面形状に倣って貼り付けようとすると、プリプレグに皺が生じやすい。そのため、湾曲した面にプリプレグを貼り付け積層する場合は、シートを適宜スリットして細幅のテープ状にして貼り付け、均一に積層してゆく手法が採用されている。
また、プリプレグは、繊維の伸びる方向と、それに交差する方向とでは、強度が異なる。そのため、航空機の胴体部分についての貼り付け、積層については、繊維の伸びる方向が縦・斜め・横・斜めというように、必ず下の層と45度以上向きを変えて積層され、この積層は、数十層〜100層程度行われる。また、1つの層に貼り付けられるプリプレグは、数本から50本程度を並べて、一度に貼り付けられるのが一般的である。
そして、上記のようにして細幅のテープ状にして貼り付けられたプリプレグは、互いに所定の間隔で並べられているか、お互いに重なり合っていないかなど、貼付状態の検査が行われている。この検査は、人の目視によって行われているが、熟練者の確保、検査時間の迅速性、検査品質の再現性などの観点から、自動による検査も提案されている(例えば、特許文献1,2)。
特許第4691562号公報 特表2009−513984号公報
1つの層のプリプレグテープ貼り付けが終わった後、次の層のプリプレグテープ貼り付けが行われる前に、直前に貼り付けられた1つの層のプリプレグテープ貼り付け状態について検査が行われる。そのため、この検査に費やす時間を短くすることで、生産のリードタイムを短縮することができる。そのため、自動検査で検査時間の短縮を図ろうとすると、同時に撮像する視野を広げ、複数本のプリプレグテープの貼り付け状態を同時に検査することが必要となる。
しかし、複数のプリプレグテープ同士の間隔をラインセンサを用いて検査しようとすると、図10に示すようなラインセンサ20zを用いた撮像部2zと平行に配置されたバー照明30zを用いた場合、所望の検査結果を得られない。理由は、バー照明30zから照射される照明光が主光軸32zがラインセンサ20zの長手方向(X方向)に対して直交する方向(つまり、プリプレグテープの繊維方向:Y方向)から平行若しくは所定の広がり角を持つ光が照射されるが、この形態の場合、テープのエッジ位置を検出するために必要なコントラストが十分に得られないからである。
また、特許文献1に示すような、面照明を用いて発光面を検査対象物に対して傾けて配置した場合、視野内の位置が異なれば検査結果が異なってしまう。理由は、撮像視野内で照明の不均一(例えば、中央部に対して周辺部が暗くなるとか、右側と左側で明るさが異なるなど)となるからである。これは、発光部から被撮像領域の各ポイントまでの距離が異なるため、被撮像領域に照射される光の強度が異なることに起因する。
そこで本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、構造物の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープ(つまり、プリプレグテープ)の貼付状態について、視野内の位置が異なっても同じ検査結果が得られ、迅速に検査できる装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
構造物の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置であって、
前記繊維強化プラスチックテープ上に設定されたライン状の被撮像領域を撮像する撮像部と、
当該被撮像領域に向けて照明光を照射する照明部と、
前記撮像部で撮像された画像に基づいて前記繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査する検査部と、
前記照明部及び前記撮像部を前記貼り付けられた繊維強化プラスチックテープに対して相対移動させる移動部とを備え、
前記撮像部は前記相対移動方向と交差する方向に複数の光検出素子が配列されたラインセンサを備え、
前記照明部は、
前記繊維強化プラスチックテープの繊維方向と交差する方向に並べて配置された複数の発光部を備えた第1照明群を備え、
前記第1照明群は、各発光部から照射される照明光線の主光軸が前記被撮像領域の表面に対して所定の傾斜角度に設定されており、前記構造物の表面と各発光部の当該主光軸上の距離が同じに設定されており、
さらに、
前記繊維強化プラスチックテープの繊維方向と交差する方向に並べて配置された複数の発光部を備えた第2照明群を備え、
前記第2照明群は、各発光部から照射される照明光線の主光軸が前記被撮像領域の表面に対して前記第1照明群とは異なる傾斜角度に設定されており、前記構造物の表面と各発光部の当該主光軸上の距離が同じに設定されており、
前記撮像部には結像光学素子を備え、
前記結像光学素子の少なくとも前記繊維強化プラスチックテープ側が非テレセントリック結像光学素子であり、
前記第1照明群の各発光部及び前記第2照明群の各発光部は、
前記撮像部で撮像されるときの前記繊維強化プラスチックテープの各繊維における照明光線の反射頂点が同じになる様に、傾斜角度が設定されている、
繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置である。
請求項に記載の発明は、
前記照明部は、筐体の一部に設けられた開口部から前記照明光線を照射するように構成されており、
前記第1照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置された複数の発光ダイオードで構成されており、
前記第2照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置された複数の発光ダイオードで構成されている、
請求項1に記載の繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置である。
請求項に記載の発明は、
前記照明部は、筐体の一部に設けられた複数の開口部を備え、
前記第1照明群の各発光部及び前記第2照明群の各発光部が、分岐された光ファイバの一端側を前記複数の開口部に接続することで構成されており、
前記第1照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置されて構成されており、
前記第2照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置されて構成されている、
請求項1〜4のいずれかに記載の繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置である。
構造物の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープの貼付状態について、視野内の位置が異なっても同じ検査結果が得られ、迅速に検査できる。
本発明に係る検査装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明に係る検査装置の照明部と撮像部の配置を示す図である。 本発明に係る検査装置のブロック図である。 本発明に係る検査装置で検査対象物を撮像した状態を示す図である。 本発明に係る照明部の一形態における断面図である。 本発明に係る照明部の別の一形態における断面図である。 本発明に係る照明部のさらに別の一形態について詳細な構成を示す図である。 本発明に係る照明部のさらに別の一形態について詳細な構成を示す図である。 本発明に係る照明部のさらに別の一形態について詳細な構成を示す図である。 従来の検査装置における照明部と撮像部の配置を示す図である。
以下、本発明に係る繊維強化プラスチックテープ(つまり、プリプレグテープ。以下、単にテープと呼ぶ場合もある)の貼付状態を検査する装置(以下、検査装置という)について、図1を用いながら説明をする。なお説明中、検査対象物の被撮像領域面をX,Y方向とし、それに直交するテープ厚み方向をZ方向と表現する(以下同じ)。
図1は、本発明に係る検査装置の概略構成を示す斜視図であり、平板状の検査対象となる構造物(以下、検査対象物という)w1について検査をする1つの形態について例示したものである。この検査対象物1は、構造物w1sの表面上に繊維強化プラスチックテープw1pが方向を変えながら何層も積層されている。
検査装置1は、撮像部2と、照明部3と、検査部4と、移動部5とを備えて構成されている。検査装置1は、検査対象物w1の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープw1pの貼付状態を検査する装置である。
撮像部2は、構造物w1sの表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープw1p上に設定された、ライン状の被撮像領域fからの反射光を撮像するものである。なお、ここでいう反射光とは、正反射成分の光に限定されず、いわゆる散乱成分の光も含み、反射光のうち撮像部2で撮像される光を撮像光という。
撮像部2は、撮像カメラ21と、レンズ22とを含んで構成されている。
撮像カメラ21は、ラインセンサ20を備えている。ラインセンサ20は、相対移動方向と交差する方向に複数の光検出素子が配列されて構成されている。
撮像カメラ21は、ラインセンサ20で受光した光に対応して、所定のスキャンレートで外部に信号を出力する。
照明部3は、詳細は後述するが、被撮像領域fに向けて照明光を照射するものである。さらに、照明部3は、第1照明群3Aと、第2照明群3Bとを備えている。
検査部4は、詳細を後述するが、撮像部2で撮像された画像に基づいて繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査するものである。
相対移動部5は、撮像部2及び照明部3を、構造物の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープに対して相対移動させるものである。
具体的には、相対移動部5は、次のような形態が例示できる。
1)平板状の検査対象物w1を固定させたまま、撮像部2と照明部3が、繊維強化プラスチックテープの長手方向(つまりY方向)に移動するようなY軸スライダー機構上に設置する。ここで例示するY軸スライダー機構とは、ベース50上にY方向一直線に伸びるレール51を配置し、スライダー52と呼ばれる移動体を、スライダー52をモータとボールネジ又はリニアモータを用いてレール51上の所定の位置へ移動させたり静止させたりできる機構のことを意味する(以下同様)。
2)撮像部2と照明部31を固定させた状態で、平板状の検査対象物w1をY方向に移動させるようなスライダー機構上に設置する。
相対移動部5は、上述の様な構成をしているため、所定の速度で撮像カメラ21を矢印53に示す方向にスキャン移動させて、所定の幅で複数の繊維強化プラスチックテープw1pを撮像することができる。
[照明部の詳細説明]
図2は、本発明に係る検査装置の照明部と撮像部の配置を示す図である。
図2(a)は、図1で示した検査装置1の撮像部2と照明部3について、Y方向に見た様子を示している。
図2(b)は、図1で示した検査装置1の撮像部2と照明部3について、X方向から見た様子を示している。
検査対象となる繊維強化プラスチックテープw1pは、X方向に並べられた状態で、繊維が延びる方向がY方向に揃うように配列されている。この場合、撮像カメラ2は、ラインセンサ20の長手方向が、繊維強化プラスチックテープw1pの繊維が延びる方向と交差する方向に、より好ましくは直交する方向(つまりX方向)となるように配置する。
さらに、照明部3は、第1照明群3A及び第2照明群3Bから照射される光が、被撮像領域fよりも広い照明光照射領域に対して、所定の方向から、所定の角度で均一な光を照射するように配置して構成しておく。
さらに具体的には、第1照明群3Aは、繊維強化プラスチックテープの繊維方向と交差する方向に、より好ましくは直交する方向(つまりX方向)に、並べて配置された複数の発光部31aを備えておく。そして、第1照明群3Aは、各発光部31aから照射される照明光線の主光軸が被撮像領域fの表面に対して、繊維強化プラスチックテープの繊維方向(つまりY方向)に見て、所定の傾斜角度α1をなすように設定しておく。さらに、第1照明群3Aの各発光部31aは、繊維強化プラスチックテープw1pの表面と各発光部の当該主光軸上の距離が同じに設定しておく。尚、照明光線の主光軸とは、発光部から発せられる光束の中で、最も発光強度が高い部分の光軸を意味する(以下同じ)。
また、第2照明群3Bは、繊維強化プラスチックテープの繊維方向と交差する方向に、より好ましくは直交する方向(つまりX方向)に、並べて配置された複数の発光部31bを備えておく。そして、第2照明群3Bは、各発光部31bから照射される照明光線の主光軸が前記被撮像領域の表面に対して、繊維強化プラスチックテープの繊維方向(つまりY方向)に見て、前記第1照明群とは異なる傾斜角度α2をなすように設定しておく。さらに、第2照明群3Bの各発光部31bは、繊維強化プラスチックテープw1pの表面と各発光部の当該主光軸上の距離が同じに設定しておく。
第1照明群3Aの各発光部31aがそれぞれ、Y方向に見た照明光線の主光軸の傾斜角度α1が同じであれば、各発光部31aと検査対象表面との見かけ上の間隔Lが平行になるようにしておく。そうすると、主光軸上の距離が同じになる。第2照明群3Bの各発光部31bについても同様とする。
また、詳細を後述するが、Y方向に見た照明光線の主光軸の傾斜角度がそれぞれ異なり、それに応じて発光部と検査対象表面との見かけ上の間隔もそれぞれ異なるような形態としても良い。この場合、第2照明群3Bの各発光部についても同様とする。
なお、第1照明群3A及び第2照明群3Bに用いられる複数の発光部は、さらに詳細を後述するが、LED照明や、ハロゲン照明と光ファイバーを組み合わせた形態が例示できる。
また、照明部3は、第1照明群3Aの各発光部31aから照射される照明光線の主光軸32aが、X方向から見て、被撮像領域fの法線nに対して、所定の傾斜角度β1で配置されている。同様に、第2照明群3Bの各発光部31bから照射される照明光線の主光軸32bはが、X方向から見て、被撮像領域fの法線nに対して、所定の傾斜角度β2で配置されている。この傾斜角度β2は、第2照明群3Bの各発光部31bが第1照明群3Aの各発光部31aと一直線上に並ぶ形態であれば、傾斜角度β1と同じに設定しても良い。
また、撮像部2の撮像カメラ21は、撮像光軸26が被撮像領域fの法線nと一致するように配置しても良いが、X方向に見て、被撮像領域の法線nと所定の角度βrで傾斜させて配置しても良い。この撮像光軸26は、照明部3の筐体30が撮像光軸26を遮らない位置関係となるように設定するか、或いは以下に述べる撮像した画像のコントラスト(つまり、白画像と黒画像の信号強度の差)が大きくなる様な位置関係となるように設定する。
[検査部の詳細説明]
図3は、本発明に係る検査装置のブロック図であり、検査装置1を構成する各部について詳細を示している。検査部4は、画像信号入力部41と、画像信号処理部43と、項目別検査部44と、検査結果出力部45とを備えている。具体的には、検査部4は、一般に入手可能な画像処理装置を用いることができ、各部の詳細について、以下に述べる。
信号入力部41は、撮像カメラ21から出力される信号を入力するものである。
画像信号処理部43は、画像信号入力部41から入力した信号を予めプログラミングされた手順に従って繊維強化プラスチックテープw1pの段差や間隔を定量化してデータを出力するものである。
項目別検査部44は、画像信号処理部43から出力されたデータに対して予め規定された検査基準とを比較して項目別に検査を行うものである。
検査結果出力部45は、項目別に検査した結果を出力するものである。
画像信号処理部43は、2値化処理部43aと、2値計測部43bと、領域認識部43cを備えている。
2値化処理部43aは、信号入力部41で取得した画像データを2値化して、明るく写っているテープ部分を白画像、暗く写っている下層のテープ層を黒画像として抽出するものである。2値計測部43bは、2値化処理部43aで白黒に2値化された画像データに対して、白部分の塊毎に、面積や幅、長さ、方向などを演算して算出するものである。
領域認識部43cは、白部分の塊のうち、所定の面積、幅、長さ、方向の範囲に入っている塊をテープ部分として認識し、このテープ部分が存在する領域を検査対象領域として認識するものである。領域認識部43cは、テープ部分と認識した範囲それぞれに対して、例えば外接長方形フィッティング処理を行う。この外接長方形フィッティング処理は、テープ部分として認識した白部分の塊について、長方形が外接するように最小二乗法に基づいてフィッティング処理を行い、X,Y方向それぞれの端部の位置座標を算出する。
具体的には、画像信号処理部43は、画像処理装置のハードウェアと、上述した2値化処理部43a、2値計測部43b、領域認識部43cそれぞれの機能を具現化する実行プログラム(ソフトウェア)を組み合わせて構成されている。
項目別検査部44は、端部位置検査部44a、間隔計測部44c、間隔検査部44d、重なり検査部44e、異物検査部44fを備えている。
図4は、本発明に係る検査装置で検査対象物を撮像した状態を示す図であり、図4(a)は被撮像領域f内の検査対象物w1の外観を示した図で、図4(b)は撮像画像を示したイメージ図である。
図4(a)には、検査対象物w1ついて、下記の様な種々のエラーが生じている様子が表わされている。
1)矢印401で示した部分は、他のテープと端部の位置がY方向にずれており、「端部不揃い」と呼ばれるエラーが生じている
2)矢印402で示した部分は、隣り合うテープ同士のX方向の間隔が規定値よりも広いため、「ギャップ異常」と呼ばれるエラーが生じている。
3)矢印403で示した部分は、隣り合うテープ同士が重なり合っており、「ラップ異常」と呼ばれるエラーが生じている。
4)矢印404で示した部分は、テープの表面に異物が付着しており、「異物付着」と呼ばれるエラーが生じている。
図4(b)には、図4(a)に対応する領域をスキャン移動させて撮像カメラ31で撮像し、2値化処理により白黒の画像イメージとして出力された状態が表されている。
この図4(a),(b)に示したテープは、それぞれの繊維がY方向に伸びている状態で貼り付けられており、本発明を適用して検査対象物w1を撮像すると、最も上の層のテープ部分は白く(明部として)撮像され、それより下の層のテープは黒く(暗部として)撮像される。そのため、検査対象となる層を形成するテープが貼り付けられた部分が白く表示され、上述の種々のエラーが生じている部分は、次のように表示される。
1)矢印501で示す、端部不揃いのエラーが生じている場所は、白部分と黒部分の境目がずれている。
2)矢印502で示す、ギャップ異常のエラーが生じている場所は、黒部分の間隔が広くなっている。
3)矢印503で示す、ラップ異常のエラーが生じている場所は、黒部分が無い、或いは、白部分の間隔が所定の幅の2倍近くになっている。
4)矢印504で示す、異物付着のエラーが生じている場所は、白色であるべき領域の中に黒い領域が入り込んでいる。
これらのエラーについては、上述した項目別検査部44の各検査部にて、検出を行う。
端部位置検査部44aは、領域認識部43cで算出した各テープ部分のY方向の端部の位置座標を直線近似させ、規定の範囲から外れた端部位置の外接長方形があれば、当該テープ部分を「エラー」と判定するものである。これにより、端部不揃いのエラーが検出できる。
間隔計測部44cは、領域認識部43cで算出した各テープ部分のX方向の端部の位置を測定し、各テープ部分の隙間(つまり、黒部分のX方向)の幅を測定するものである。間隔検査部44dは、この黒部分の幅が、規定値の範囲内にあれば「OK」とし、規定値の範囲を外れれば、「エラー」と判定するものである。これにより、ギャップ異常のエラーが検出できる。重なり検査部44eは、白部分の幅が、規定値の範囲内にあれば「OK」とし、規定値の範囲を外れれば、「エラー」と判定するものである。これにより、ラップ異常のエラーが検出できる。
異物検査部44fは、領域認識部43cで矩形近似した白色部分の領域内に存在する、黒部分の面積を測定し、所定面積以上の黒部分がなければ「OK」とし、所定面積以上の黒部分があれば「エラー」と判定するものである。これにより、異物付着のエラーが検出できる。
具体的には、項目別検査部44は、画像処理装置のハードウェアと、上述した端部位置検査部44a、間隔計測部44c、間隔検査部44d、重なり検査部44e、異物検査部45fそれぞれの機能を具現化する実行プログラム(ソフトウェア)を組み合わせて構成されている。
検査結果出力部45は、項目別検査部44で検出したエラーを外部へ出力するものである。具体的には、検査結果出力部45は、画像処理装置に備えられた信号出力部やデータ送信部、或いは画像処理装置に接続された信号出力ユニットやデータ送信ユニットを例示できる。
そして、相対移動部5を移動させて、繊維強化プラスチックテープw1p上に設定した被撮像領域fの場所をずらしながら撮像を行う。そうすることで、撮像部2を繊維強化プラスチックテープw1pの貼付方向に相対移動させながら、複数の繊維強化プラスチックテープw1pの貼付状態を検査して行くことができる。
また、撮像部2による被撮像領域fの長手方向に、より広い範囲について検査を行いたい場合は、撮像部2と検査対象物とがX方向にも相対移動できるように、相対移動部5を構成しておく。例えば、相対移動部5には、X方向に延びたレールを配置し、レールと、その上を自在に移動し静止できるスライダーを備えたX軸スライダー機構(図示せず)を備えておく。
そして、下記の様な組合せを具現化させて、検査装置を構成する。
1)Y軸スライダー機構のスライダー52上に、撮像部2と照明部3とを載置し、Y軸スライダー機構のベース50を、X軸スライダー機構のスライダー上に載置する。
2)X軸スライダー機構のスライダー上に、検査対象物を載置する。
上述の様な相対移動部5を用いて、被撮像領域毎に検査を行うといった一連の動作をさせ、検査対象物w1の全面に対して検査を行う。このような構成を備えた検査装置1を用いれば、検査対象物w1の全面に対して、自動検査を行うことができる。
本発明に係る検査装置1は、上述の様な構成をしているので、最も上の層を形成する繊維強化プラスチックテープの貼付状態について、良好に検査を行うことができる。つまり、繊維強化プラスチックテープの繊維方向に適した方向から照明光を選択して照射するため、下層の繊維方向に影響されず、最上層のテープの貼付状態に着目して検査が行えるようになる。さらに、複構造物の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープの貼付状態について、ライン状の被撮像領域f内での撮像位置が異なっても(つまり、中央か周辺部かに関わらず)同じ検査結果が得られ、迅速に検査できるという効果を奏する。
[照明部の具体的構造]
図5は、本発明に係る照明部の一形態における断面図であり、図2に示した照明部3の内部構造を表している。
照明部3の筐体30は、箱体で構成されており、下面側(図5では紙面下側)に開口部30hが設けられている。さらに、筐体30内には、複数の発光ダイオード(311−1、311−2,・・・、311−11,311−12)を所定の間隔で並べて配置された発光部31aと、複数の発光ダイオード(312−1、312−2,・・・、312−11,312−12)を所定の間隔で並べて配置された発光部32aを備えている。発光部31aを構成する各発光ダイオード(311−1、311−2,・・・、311−11,311−12)は、それぞれ照射される光の主光軸32aが平行となるように配置されており、第1照明群3Aを構成している。同様に、発光部31bを構成する各発光ダイオード(312−1、312−2,・・・、312−11,312−12)は、それぞれ照射される光の主光軸32bが平行となるように配置されており、第2照明群3Bを構成している。
図6は、本発明に係る照明部の別の一形態における断面図であり、図5に示した照明部3とは別の一形態における内部構造を表している。
照明部3の筐体300は、箱体で構成されており、箱体上面には2つの開口部が設けられており、箱体下面には複数の開口部が所定の間隔で設けられている。箱体上面には2つの開口部には、それぞれ、束ねられた光ファイバ37a,37bが取り付けられている。束ねられた光ファイバ37a,37bは、筐体300内部で分岐されている。
束ねられた光ファイバ37a,37bの端部39a,39bは、照明用光源ユニット(図示せず)に接続され、照明用光源から照射された光を導入し、分岐された光ファイバ38a−1〜38a−12,38b−1〜38b−12の一端側からそれぞれ照明光が照射されるように構成されている。
分岐された光ファイバ38a−1〜38a−12の一端側は、それぞれ箱体下面に所定の間隔で設けられた複数の開口部に接続されている。そして、分岐された光ファイバ38a−1〜38a−12の一端側は、前記複数の開口部を貫通して筐体300の箱体下面側から、または所定の寸法だけ飛び出した状態で光を照射できるように並べて配置されており、発光部31a(つまり、第1照明群3A)を構成している。
同様に、分岐された光ファイバ38b−1〜38b−12の一端側は、それぞれ箱体下面に所定の間隔で設けられた複数の開口部に接続されている。そして、分岐された光ファイバ38a−1〜38a−12の一端側は、前記複数の開口部を貫通して筐体300の箱体下面側から、または所定の寸法だけ飛び出した状態で光を照射できるように並べて配置されており、発光部31b(つまり、第2照明群3B)を構成している。
[他の実施形態]
本発明を実施する上で、撮像部2のレンズ22は、凸レンズや凹レンズを複数組み合わせて備えるものを用いることができ、一般に入手可能なCCTVやテレセントリックレンズ、光学顕微鏡の対物レンズ等が例示できる。そうすれば、繊維強化プラスチックテープの繊維が延びる方向と交差する方向から照明光を照射するので、繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査する上で、コントラストの高い、鮮明な画像を取得することができる。
なお、撮像部2のレンズ22には、テレセントリック結像光学レンズを用いることがより好ましい。そうすることで、ライン状の被撮像領域fの中央と周辺部との光量差が極めて少なくなり、ライン状の被撮像領域f内での撮像位置が異なっても同じ検査結果が得られる。
[他の実施形態]
一方、非テレセントリック結像光学レンズを用いた場合、照明部3を以下のように構成して実施することがより好ましい。
図7は、本発明に係る照明部のさらに別の一形態について詳細な構成を示す図である。
図7には、繊維強化プラスチックテープw1pを構成する多数の繊維w1fと、それらを結着する樹脂w1rの断面が示されている。また、図7には、第1照明群3Aから照射された光が繊維w1fの表面で反射し、矢印25で示される方向の観察光がラインセンサ20にて撮像される。なお、図7では、説明を簡単にするために、第1照明群3Aを構成する各発光部のうち、Y方向に見て、右端の発光部31aR、中央の発光部31aC、左端の発光部31aLを図示し、それ以外は省略している。
この形態では、被撮像領域fに対して、各発光部31aR,31aC,31aLから繊維強化プラスチックテープw1pまでの主光軸32aR,32aC,32aL上の距離32R,32C,32Lは、いずれも同じであるが、各発光部の主光軸の傾斜角度α10R,α10C,α10Lは、それぞれ異なっている。そのため、各発光部31aR,31aC,31aLから繊維強化プラスチックテープw1pまでの見かけ上の距離L12R,L12C,L12Lは、それぞれ異なっている。
このとき、傾斜角度α10R,α10C,α10Lは、レンズ22の画角と被撮像領域fの位置に基づいて、被撮像領域fの各位置に対する撮像光軸26を考慮し、各発光部の主光軸の傾斜角度をそれぞれ異なる角度に設定する。そして、撮像部で撮像されるときの繊維強化プラスチックテープw1pの各繊維w1fにおける照明光線の反射頂点が同じになる様に、傾斜角度を設定する。つまり、繊維強化プラスチックテープw1pの見かけ上の表面はh1で示す位置であるが、各繊維w1fにおける照明光線の反射頂点は、h2で示す位置である。
なお、この形態では、第2照明群3Bを構成する各照明部31bも同様に、主光軸の傾斜角度がそれぞれ異なるような配置としておく。
上述の様にすれば、非テレセントリック結像光学レンズを用いた場合であっても、被撮像領域fの中央と周辺部との光量変化が極めて少なくすることができる。
[他の実施形態]
上記構成のような検査装置1を用いて繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査することができるが、他の実施形態としての検査装置1b,1cを用いた検査を行うこともできる。
図8は、本発明に係る照明部のさらに別の一形態について詳細な構成を示す図である。
図8(a)は、検査装置1bを構成する撮像部2と照明部3をY方向に見た図であり、図8(b)は、検査装置1bを構成する撮像部2と照明部3をX方向から見た図である。
検査装置1bは、上述の検査装置1の構成に加え、照明部3に第3の照明群3C及び第4の照明群3Dを備えて構成されている。
第3の照明群3Cを構成する各発光部は、第1照明群3Aや第2照明群3Bと同様に、X方向に1列に並べて配置されており、被撮像領域fに対して平行に照明光を照射するように配置されている。同様に、第4の照明群3Dを構成する各発光部は、X方向に1列に並べて配置されており、被撮像領域fに対して平行に照明光を照射するように配置されている。
この形態の場合、第1の照明群3Aと第2の照明群3Bとが同時に点灯し、検査のためのスキャン撮像を行うように構成しておく。その間、第3の照明群3Cと第4の照明群3Dとは消灯させておく。そして上述の検査装置1と同様のスキャン撮像を行うことで、繊維強化プラスチックテープw1pが、X方向に並べて貼り付けられた(繊維がY方向に延びている)状態について検査を行える。
一方、第3の照明群3Cと第4の照明群3Dとが同時に点灯し、検査のためのスキャン撮像を行うように構成しておく。その間、第1の照明群3Aと第2の照明群3Bとは消灯させておく。そして上述の検査装置1と同様に、撮像部2、照明部3をY方向に相対移動させてスキャン撮像を行い、後に画像合成する。そうすることで、繊維強化プラスチックテープw1pが、Y方向に並べて貼り付けられた(繊維がX方向に延びている)状態についても、Y方向にのみスキャン撮像して迅速に検査を行える。しかも、撮像視野内の位置が異なっても同じ検査結果が得られる。
図9は、本発明に係る照明部のさらに別の一形態について詳細な構成を示す図である。
図9(a)は、検査装置1cを構成する撮像部2と照明部3aをY方向に見た図であり、図9(b)は、検査装置1cを構成する照明部3をZ方向に見た図(つまり下から見上げた図)である。
検査装置1cは、上述の検査装置1bの構成をベースにしつつ、別の形態の照明部3aを備えて構成されている。照明部3aは、第1の照明群3A〜第8の照明群3Hを備えて構成されている。また、第1の照明群3Aと第2の照明群3Bとが対をなし、第3の照明群3Cと第4の照明群3Dとが対をなし、第5の照明群3Eと第6の照明群3Fとが対をなし、第7の照明群3Gと第8の照明群3Hとが対をなし、撮像部2の撮像光軸26を囲む様に配置されている。第1の照明群3A〜第8の照明群3Hを構成する各発光部は、図9(b)に示すように、それぞれの照明群の中でX方向に1列に並ぶように配置しつつ、テープw1p表面と照明光の主軸上の距離が同じになる様に配置しておく。また、第1の照明群3A〜第8の照明群3Hは、45度ずつ振り分けて配置し、それぞれの対をなす照明群同士は、同時に点灯し、その他の照明群は消灯して、検査のためのスキャン撮像を行うように構成しておく。このとき、最上層の繊維強化プラスチックテープw1pの貼付方向と交差する方向(好ましくは、直交する方向)から照明光が照射されるように、対をなす照明群を点灯させる。
このように検査装置1cを構成しておけば、撮像部2、照明部3をY方向にのみ相対移動させてスキャン撮像すれば、検査対象となる最上層の繊維強化プラスチックテープw1pが、X方向及びY方向に並べて貼り付けられた(繊維がY方向及びX方向に延びている)状態についてのみならず、その間の斜め方向に並べて貼り付けられた状態についても、Y方向にのみスキャン撮像して迅速に検査を行える。しかも、撮像視野内の位置が異なっても同じ検査結果が得られる。
1 検査装置
1b 検査装置
1c 検査装置
2 撮像部
3 照明部
3A 第1照明群
3B 第2照明群
4 検査部
5 相対移動部
20 ラインセンサ
21 撮像カメラ
22 レンズ
25 矢印(撮像される光の方向)
26 撮像光軸
30 筐体
31a 発光部(第1照明群)
31b 発光部(第2照明群)
32a 矢印(第1照明群の照明光の主光軸)
32b 矢印(第1照明群の照明光の主光軸)
32L 主光軸上の距離
33L 見かけ上の距離
35 矢印(撮像される光の方向)
36a−1〜36a−12 発光ダイオード(LED)
36b−1〜36b−12 発光ダイオード(LED)
37a 束ねられた光ファイバ
37b 束ねられた光ファイバ
38a−1〜38a−12 分岐された光ファイバ
38b−1〜38b−12 分岐された光ファイバ
39 照明用光源ユニット
41 画像入力部
43 画像処理部
43a 2値化処理部
43b 2値計測部
43c 領域認識部
44 項目別検査部
44a 端部位置検査部
44c 間隔計測部
44d 間隔検査部
44e 重なり検査部
44f 異物検査部
45 検査結果出力部
50 ベース材
51 レール
52 スライダー
53 矢印(相対移動方向)
55 ブラケット
f 被撮像領域
n 法線
w1 検査対象物
w1s 構造物
w1p 繊維強化プラスチックテープ
w1f 繊維
w1r 樹脂
w2 円筒状の検査対象物
α1 傾斜角度(第1照明群)
α2 傾斜角度(第2照明群)
α10L 傾斜角度(左端)
α10C 傾斜角度(中央)
α10R 傾斜角度(右端)
L10L 主光軸上の距離(左端)
L10C 主光軸上の距離(中央)
L10R 主光軸上の距離(右端)
L12L みかけ上の距離(左端)
L12C みかけ上の距離(中央)
L12R みかけ上の距離(右端)

Claims (3)

  1. 構造物の表面に複数並べて貼り付けられた繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置であって、
    前記繊維強化プラスチックテープ上に設定されたライン状の被撮像領域を撮像する撮像部と、
    当該被撮像領域に向けて照明光を照射する照明部と、
    前記撮像部で撮像された画像に基づいて前記繊維強化プラスチックテープの貼付状態を検査する検査部と、
    前記照明部及び前記撮像部を前記貼り付けられた繊維強化プラスチックテープに対して相対移動させる移動部とを備え、
    前記撮像部は前記相対移動方向と交差する方向に複数の光検出素子が配列されたラインセンサを備え、
    前記照明部は、
    前記繊維強化プラスチックテープの繊維方向と交差する方向に並べて配置された複数の発光部を備えた第1照明群を備え、
    前記第1照明群は、各発光部から照射される照明光線の主光軸が前記被撮像領域の表面に対して所定の傾斜角度に設定されており、前記構造物の表面と各発光部の当該主光軸上の距離が同じに設定されており、
    さらに、
    前記繊維強化プラスチックテープの繊維方向と交差する方向に並べて配置された複数の発光部を備えた第2照明群を備え、
    前記第2照明群は、各発光部から照射される照明光線の主光軸が前記被撮像領域の表面に対して前記第1照明群とは異なる傾斜角度に設定されており、前記構造物の表面と各発光部の当該主光軸上の距離が同じに設定されており、
    前記撮像部には結像光学素子を備え、
    前記結像光学素子の少なくとも前記繊維強化プラスチックテープ側が非テレセントリック結像光学素子であり、
    前記第1照明群の各発光部及び前記第2照明群の各発光部は、
    前記撮像部で撮像されるときの前記繊維強化プラスチックテープの各繊維における照明光線の反射頂点が同じになる様に、傾斜角度が設定されている、
    繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置。
  2. 前記照明部は、筐体の一部に設けられた開口部から前記照明光線を照射するように構成されており、
    前記第1照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置された複数の発光ダイオードで構成されており、
    前記第2照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置された複数の発光ダイオードで構成されている、
    請求項1記載の繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置。
  3. 前記照明部は、筐体の一部に設けられた複数の開口部を備え、
    前記第1照明群の各発光部及び前記第2照明群の各発光部が、分岐された光ファイバの一端側を前記複数の開口部に接続することで構成されており、
    前記第1照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置されて構成されており、
    前記第2照明群の各発光部はそれぞれ、前記開口部から前記被撮像領域の表面に対して傾斜した状態で、被撮像領域との距離が等しくなるように、一列に並べて配置されて構成されている、
    請求項1記載の繊維強化プラスチックテープの貼付状態検査装置。
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