JP5988480B2 - 研磨方法 - Google Patents

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本発明は、研磨方法に関し、より詳細には、窒化アルミニウムからなる基板に対する研磨方法に関する。
半導体デバイスを作製する際に、基板として使用される単結晶材料の表面を高度に平坦化する必要がある。
このような基板の平坦化のため、従来から化学的機械研磨(CMP)と呼ばれる研磨方法が知られている。しかし、CMPによる研磨は研磨速度が小さく、研磨に時間がかかるという問題があった。
また、半導体デバイスをつくるための基板材料としては窒化アルミニウム(AlN)がよく知られている。しかしながら、AlN基板表面を処理する際に、エピタキシャル成長(epitaxicial growth)に適した(0001)面を加工しようとする場合、結晶が硬く研磨しにくいため、研磨に時間がかかるという問題がより顕著となっている。
従来、AlN基板のAl表面c−軸((0001)面)に対するCMP加工の処理速度は0.1μm/h程度であり、10〜20μmの加工を行うには100時間以上と非常に長時間かかってしまう。
特表2005−510072号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑みて考案されたものであり、窒化アルミニウムからなる基板を研磨するに際し、品質を維持しつつ研磨速度を向上させた研磨方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の研磨方法は、窒化アルミニウムからなる基板に対する研磨方法であって、研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、前記基板の被処理面に対して機械研磨を行う第一工程と、前記基板の前記被処理面に対し、化学的機械研磨(CMP)を行う第二工程と、を少なくとも順に備え、前記第二工程では、粒径が30〜35nmのコロイダルシリカを、45〜50重量%の割合で含有するアルカリ溶液を含むスラリー原液を希釈溶液で希釈したスラリーと、開孔径が30〜60μm、硬度がASKER C型で75以上のスウェード地発泡ポリウレタンからなるパッドとを用いることを特徴とする。
本発明の請求項に記載の研磨方法は、請求項において、前記希釈溶液として過酸化水素水を用いることを特徴とする。
本発明の請求項に記載の研磨方法は、請求項1又は2において、前記第一工程では、段階毎に前記研磨材として粗さの細かいものを用いることを特徴とする。
本発明の請求項に記載の研磨方法は、請求項1乃至のいずれか一項において、前記
第二工程では、前記基板の前記被処理面は、(0001)面からの傾きを0°〜10°の
範囲となるように、該基板を保持することを特徴とする。
本発明では、第一工程において、研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、窒化アルミニウムからなる基板の被処理面に対して機械研磨を行うことにより、表面粗さ及び加工変質層深さをCMPよりも少ない時間で減少させることができる。これにより、第二工程(CMP)における必要加工量を小さく抑えることができる。その結果、本発明では、品質を維持しつつ研磨速度を向上させた研磨方法を提供することができる。
本発明において用いる研磨装置の一例を模式的に示す図。 本発明において用いるCMP研磨装置の一例を模式的に示す図。
以下では、本発明に係る研磨方法の一実施形態について説明する。
本発明は、窒化アルミニウムからなる基板に対する研磨方法であって、研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、前記基板の被処理面に対して機械研磨を行う第一工程と、前記基板の前記被処理面に対し、化学的機械研磨(CMP)を行う第二工程と、を少なくとも順に備える。
本発明では、第一工程において、研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、窒化アルミニウムからなる基板の被処理面に対して機械研磨を行うことで、表面粗さ及び加工変質層深さをCMPよりも少ない時間で減少させることができる。これにより、第二工程(CMP)における必要加工量を小さく抑えることができる。その結果、本発明の研磨方法では、品質を維持しつつ研磨速度を向上することが可能である。
以下、工程順に詳述する。
(1)まず、研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、前記基板の被処理面に対して機械研磨を行う(第一工程)。
例えば、図1に示すような砥石回転型の研磨装置を用いて、基板の被処理面に対して回転する砥石を接触させることにより、被処理面の機械研磨を行う。
研磨装置は、基板回転装置10と、砥石回転装置20とを少なくとも備えてなる。
基板回転装置10は、縦置きに(重力方向と基板Wの被処理面Waとが平行となるように)配置されており、被処理体である基板Wを保持して、軸心R11を中心として回転させるためのものである。基板回転装置10は、基板保持部11および基板保持部11を回転させるための基板回転用モータ12等からなる。
基板保持部11は、基板Wの被処理面Waを側方にして基板Wを固定する。基板回転用モータ12は、基板保持部11をその軸心R11を中心として回転させる。基板回転用モータ12にはサーボモータが使用され、その回転は制御装置(図示せず)により制御される。
砥石回転装置20も、縦置きに(重力方向と砥石(研磨材)21の摺動面21aとが平行となるように)配置されており、砥石(研磨材)21の摺動面21aを側方にして保持し、軸心R12を中心として回転させるためのものである。砥石回転装置20は、砥石21および砥石保持部22と、これらを回転させるための砥石回転用モータ(図示せず)等からなる。砥石回転用モータにはサーボモータが使用され、その回転は制御装置(図示せず)により制御される。
砥石(研磨材)21はドーナツ型(リング型)の平板形状をなしており、その摺動面21aの一部領域(二点鎖線により囲まれた領域S)が、上述した基板Wの被処理面Waの一部と対向するように、軸心R11と軸心R12とは互いに並行する位置にあって、かつ、特定の距離だけズレた位置となるように配される。ここで、軸心R11と軸心R12の回転方向は逆方向とされている。
バルクから切り出したAlN単結晶からなる基板(以下、AlN基板とも呼ぶ)Wの被処理面Wa(例えば(0001)面)を側方(かつ外向き)にして基板回転装置10の基板保持部12に固定する。基板Wの固定には、例えば真空チャック法などが用いられる。
被処理面Waの機械研磨は、基板Wと砥石(研磨材)21をそれぞれ、所望の回転速度で逆方向に回転した状態とし、砥石(研磨材)21の摺動面21aを、基板Wの被処理面Waの方向L12へ移動して、所望の力で押圧することにより行われる。
すなわち、基板回転装置10によって基板Wを回転させるとともに、砥石回転装置20によって砥石21を回転させながら、基板Wの被処理面Waに対して砥石21の摺動面21aを押圧させた状態で、基板Wと砥石21とを相対的に移動させることにより、基板Wの被研磨面Waに対して研磨を行う。
その際、砥石(研磨材)21は、その摺動面21aがドーナツ型(リング型)の平板形状とされているので、基板Wの被処理面Waから機械研磨された断片は、ドーナツ型(リング型)の摺動面21aの両側(内側と外側)へ常時排出されため、摺動面21aに対する断片の影響を低減することが可能となる。
研磨材としては、特に限定されるものではないが、例えば、ビトリファイドボンドダイヤモンド砥石、レジンボンドダイヤモンド砥石等を用いることができる。
本工程において、研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、前記基板の被処理面に対して機械研磨を行う。具体的には、段階毎に前記研磨材として粗さの細かいもの(番手の大きなもの)を用いる。
具体的には、例えば、まず第一段階として、#230ビトリファイドボンドダイヤモンド砥石を用いて、前記基板を規定厚さにまで研磨する。ここで「規定厚さ」とは最終的な寸法(厚さ)に対し、後工程における削り代を考慮した厚さを意味する。次に第二段階として、#1000ビトリファイドダイヤモンド砥石を用いて、面平均で15μmの厚さ分を研磨する。最後に、#2000レジンボンドダイヤモンド砥石を用いて面平均で5μmの厚さ分を研磨し、被処理面を平坦化する。2000番手を最小番手としたのは、これ以下では削れなくなるためである。
なお、本実施形態では、三段階で研磨材(砥石)の粗さを順次小さくしながら研磨を行う場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、二段階でもよいし、あるいは四段階以上で研磨を行ってもよい。また、研磨材の種類や番手の組みあわせも、この例に限定されるものではない。
このように、研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、被処理面に対し予め研磨速度の速い機械研磨を行うことで、ある程度の平坦化と加工変質層の除去を行うことができる。これにより、第二工程(CMP)における必要加工量(研磨量)を減らすことができるため、研磨時間を短縮できる。
(2)次に、前記基板の前記被処理面に対し、化学的機械研磨(CMP)を行う(第二工程)。
例えば、図2に示すようなCMP装置を用いて、基板の被処理面に対して化学的機械研磨(CMP)を行う。
CMP装置は、パッド回転装置30と、基板回転装置40と、スラリー供給部50とを少なくとも備えてなる。
パッド回転装置30は、パッド31を保持して、軸心R21を中心として回転させるためのものである。パッド回転装置30は、パッド31を保持するパッド保持部32およびパッド保持部32を回転させるためのパッド回転用モータ33等からなる。
パッド保持部32は、パッド31の研磨面を上側にしてパッド31を水平に固定する。パッド回転用モータ33は、パッド保持部32をその軸心R21を中心として回転させる。パッド回転用モータ33にはサーボモータが使用され、その回転は制御装置(図示せず)により制御される。
基板回転装置40は、被処理体である基板Wを保持して、軸心R22を中心として回転させるためのものである。基板回転装置40は、基板保持部41および基板保持部41を回転させるための基板回転用モータ42等からなる。
基板保持部41は、基板Wの被処理面Waを下側にして(パッド31の研磨面と対向すように)基板Wを固定する。基板回転用モータ42は、基板保持部41をその軸心R22を中心として回転させる。基板回転用モータ42にはサーボモータが使用され、その回転は制御装置(図示せず)により制御される。
パッド回転装置30の軸心R21と基板保持部41の軸心R22とは互いに並行する位置にあって、かつ、基板保持部41の軸心R22はパッド回転装置30の回転半径の上において、特定の距離だけズレた位置となるように配される。ここで、軸心R21と軸心R22の回転方向は同方向とされている。また、基板回転装置40の軸心R22は、パッド回転装置30の回転半径の方向L22に移動可能とされている。
スラリー供給部50は、パッド31の研磨面上にスラリー51を供給するように構成されている。スラリー51の種類、供給量、供給方法などは特段制限されず、従来技術に準じて設計することができる。例えばシリカ粒子などの砥粒と、アルカリ溶液、酸化剤水溶液などの化学成分と、からなるスラリーを利用することができる。
AlN基板の被処理面Wa(例えば(0001)面)を下側にして基板回転装置40の基板保持部41に固定する。基板Wの固定には、例えば真空チャックが用いられる。
そして、基板回転装置40によって基板を回転させるとともに、パッド回転装置30によってパッド31を回転させる。そして、パッド31上にスラリー51を供給しつつ、基板Wをパッド31に押圧させた状態で、前記基板Wと前記パッド31とを相対的に移動させることにより、基板表面を平坦化する。
そして本実施形態では、第二工程において、粒径が30〜35nmのコロイダルシリカ(SiO)を、45〜50重量%の割合で含有するアルカリ溶液からなるスラリーと、開孔径が30〜60μm、硬度(アスカ―ゴム硬度計C型)が75以上のスウェード地発泡ポリウレタンからなるパッドとを用いて、CMPを行う。CMP研磨の研磨条件を最適化することで従来よりも研磨速度を速めることが可能となる。
コロイダルシリカの粒径が30nmより小さいと、研磨量が少なくなり、研磨に要する時間が延びる。また、粒径が35nmより大きいと、研磨面の平坦性が損なわれる。ゆえに、コロイダルシリカの粒径は30〜35nmの範囲が好ましい。
コロイダルシリカの含有量が45重量%より少ないと、研磨量が少なくなり、研磨に要する時間が延びる。また、含有量が50重量%より多いと、コロイダルシリカが凝集しやすくなり、やはり研磨面の平坦性が損なわれる。ゆえに、コロイダルシリカの含有量は45〜50重量%の範囲が好ましい。
発泡ポリウレタンの開孔径が30μmより小さいと、パッドの抵抗が大きくなり研磨面の平坦性が損なわれる。また、開孔径が60μmより大きいと、パッドと研磨面の接触面積が小さくなる。ゆえに、発泡ポリウレタンの開孔径は30〜60μmの範囲が好ましい。
発泡ポリウレタンの硬度(アスカ―ゴム硬度計C型)が75より低いと、研磨量が少なくなり、研磨に要する時間が延びる。ゆえに、発泡ポリウレタンの硬度(アスカ―ゴム硬度計C型)は75以上が好ましい。
スラリーの流量としては、特に限定されるものではないが、例えば、その流量は10ml/minとする。上記の好ましい条件下として、5〜7μm程度の研磨を行う。
第二工程(CMP)において、CMP研磨の研磨条件を最適化することで、すなわち、上述したように凝集せず均一に分散できる範囲で、適度な粒径と高い濃度のSiO2スラリーと、硬めで基板との接触面積が大きいパッドを用いることで、研磨品質を維持しつつ加工速度を大きくできる。例えば、研磨レートを7μm/h以上とすることができる。
このとき、前記基板の前記被処理面は、(0001)面からの傾きを0°〜10°の範囲となるように、該基板を保持する。
AlN基板表面を処理する際に、エピタキシャル成長に適した基板表面を導くことが重要である。AlN基板では、エピタキシャル成長に適した (0001)面を加工しようとする場合、結晶が硬く研磨しにくい。本発明の方法を用いることにより、硬い(0001)面においても、品質を維持しつつ研磨速度を向上することができるので、エピタキシャル成長に適した基板表面を導くことが可能である。
このように得られたAlN基板は、(0001)面からなる被処理面に平坦化加工が施され、エピタキシャル成長に適したものとなる。
本発明の効果を確認するために、スラリーは、「株式会社BBS金明、Cabot Microelectronics
、アイエムティー株式会社、ケメット・ジャパン株式会社、住石マテリアルズ株式会社、株式会社ナノファクター、ニッタ・ハース株式会社、日本エンギス株式会社、日本ミクロコーティング株式会社、株式会社ハイテクノス、株式会社ビーエヌテクノロジー、株式会社フジミ・インコーポレーテッド、山口精研工業株式会社、ユシロ化学工業株式会社、ユニヴァーサルフォトニクスファーイースト」の各社から入手したスラリーを適宜選択して用いた。また、パッドは、「株式会社BBS金明、Cabot Microelectronics、株式会社FILWEL、アイエムティー株式会社、ケメット・ジャパン株式会社、住石マテリアルズ株式会社、株式会社ナノファクター、ニッタ・ハース株式会社、日本エンギス株式会社、日本ミクロコーティング株式会社、株式会社ハイテクノス、株式会社ビーエヌテクノロジー、株式会社フジミ・インコーポレーテッド、ユニヴァーサルフォトニクスファーイースト」の各社から入手したパッドを適宜選択して用いた。
以下に述べる実験を行い、研磨時間について評価した。
まず、表1に示すようなスラリー原液と、希釈溶液として過酸化水素水(濃度35%)とを、容積比10:3で混合し、スラリーを調製した。
Figure 0005988480
表1に示す各種スラリーと、次の表2に示す各種パッドとを用いて、それぞれの組み合わせを変えてAlN基板を加工(研磨)した。表3は、その際の研磨条件である。
Figure 0005988480
Figure 0005988480
以上のような条件でそれぞれ研磨実験を行い、基板を10μm加工(研磨)するのに必要とした時間で評価した。
表4は、CMPにおけるスラリーとパッドとの組み合わせと、作業時間に関する評価結果である。ただし、表4において、評価結果を表す記号(◎、○、△、×、−)は、次に説明する内容を意味する。
◎、○:前後作業含め、作業に半日かからない場合(〜2時間)
△:作業を開始してから日をまたがない場合(2〜15時間)
×:作業が2日以上にわたる場合(15時間〜)
−:未評価
Figure 0005988480
表4から、以下の点が明らかとなった。
(A)いずれの組み合わせにおいても、100時間(従来の、0.1μm/hで10μm加工するとした場合の時間)以下であり、作業時間を著しく短縮できる。
(B)特に、スラリー(1)とパッド(1)を組み合わせた場合、評価した組み合わせの中では、作業時間が最も短く、最適の組み合わせである。従来と比較して約百分の一の作業時間(2桁も短い時間)で、所望の表面が得られることが分かった。
以上、本発明の研磨方法について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
本発明は、研磨方法に関し、特に、窒化アルミニウムからなる基板に対する研磨方法に広く適用可能である。
30 パッド回転装置、31 パッド、32 パッド保持部、33 パッド回転用モータ、40 基板回転装置、41 基板保持部 42 基板回転用モータ、50 スラリー供給部、60 ドレッサー部、61 ドレッサー支持部、62 ドレッサー用モータ、63 ドレッサー、70 ドレッサー用水溶液の供給手段、W 基板、Wa 被処理面。

Claims (4)

  1. 窒化アルミニウムからなる基板に対する研磨方法であって、
    研磨材の粗さを複数段階に変化させながら、前記基板の被処理面に対して機械研磨を行
    う第一工程と、
    前記基板の前記被処理面に対し、化学的機械研磨(CMP)を行う第二工程と、を少なく
    とも順に備え
    前記第二工程において、粒径が30〜35nmのコロイダルシリカを45〜50重量%の割合で含有するアルカリ溶液からなるスラリー原液を希釈溶液で希釈したスラリーと、開孔径が30〜60μm、硬度がASKER C型で75以上のスウェード地発泡ポリウレタンからなるパッドと、を用いることを特徴とする研磨方法。
  2. 前記希釈溶液として過酸化水素水を用いること、を特徴とする請求項に記載の研磨方法。
  3. 前記第一工程において、段階毎に前記研磨材として粗さの細かいものを用いること、を特徴とする請求項1又は2に記載の研磨方法。
  4. 前記第二工程において、前記基板の前記被処理面は、(0001)面からの傾きを0°
    〜10°の範囲となるように、該基板を保持することを特徴とする請求項1乃至のいず
    れか一項に記載の研磨方法。
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