JP5987571B2 - 車両の表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の表示装置に関するものである。
最近の車両では、ハイブリッド車で代表されるように、減速時あるいはブレーキ時に、車両の運動エネルギを電気エネルギとして回収する回生システムを採用したものが増加する傾向にある。
特許文献1には、ハイブリッド車において、駆動輪とエンジンと走行用モータとバッテリとの間でのエネルギの伝達状態を表示するものが開示されている。特許文献2には、回生制御を行っていることを示す表示と、バッテリ残量を示す表示とを行うものが開示されている。特許文献3には、回生エネルギ量を数値表示するものが開示されている。
回生エネルギを蓄える蓄電装置として、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池のような二次電池が多く採用されているが、この場合、大容量の電気エネルギを蓄電できる一方、短時間の間に大容量の充放電を行うことは不可能となる。この一方、蓄電装置として、キャパシタ(コンデンサ)を用いることも考えられており、この場合は、大容量の電気エネルギを蓄電しておくことは難しいが、短時間の間に大容量の充放電を行うことが可能である。
特開2010−167960号公報 特開平02−123901号公報 特開2009−38895号公報
キャパシタを用いて回生エネルギを蓄えるようにした場合、短時間の間に大容量の電気エネルギを充放電できることから、この大容量のエネルギつまり電力がどのような状態になっているかを乗員(運転者)に対して効果的に提示することができれば、エコ運転(省エネ運転)を向上させる等の上で好ましいものとなる。特に、回生によって回収されている瞬間的なエネルギ量(電力量)と、その蓄積となるキャパシタに蓄電されている蓄電量との両方を同時に乗員が直感的に把握できれば、エコ運転を向上させるで極めて好ましいものとなる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、回生エネルギをキャパシタに蓄えるようにした場合に、瞬間的な回生エネルギ量とキャパシタでの蓄電量との両方を乗員が直感的に把握できるようにした車両の表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
回生エネルギを蓄えるためのキャパシタを備えた車両の表示装置であって、
ステアリングハンドルの直前方に設けられたインストルメントパネルに、中央部において中央メータ部が配設されると共に、該中央メータ部の左右一側方に該中央メータ部よりも表示面積の小さい側方メータ部が配設され、
前記側方メータ部に、瞬間的な回生エネルギ量をその量に応じて表示する第1表示エリアと、前記キャパシタに蓄電されているエネルギ量を表示する第2表示エリアと、燃料量を示す燃料表示エリアとが設けられ、
前記第1表示エリアと第2表示エリアと燃料表示エリアとは、該第2表示エリアがもっとも上方に位置されると共に該燃料表示エリアがもっとも下方に位置されて、該第1表示エリアが上下方向中間に位置され、
前記第1表示エリアは、瞬間的な回生エネルギ量を上下方向に伸びる棒グラフ式に表示するように設定され、
前記第2表示エリアは、現在の蓄電エネルギ量を左右方向に伸びる棒グラフ式に表示するように設定され、
前記燃料表示エリアは、現在の燃料残量を左右方向に伸びる棒グラフ式に表示するように設定されている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、乗員は、第1表示エリアを目視することにより瞬間的な回生エネルギ量を知ることができ、また第2表示エリアを目視することにより、キャパシタに蓄えられている回生エネルギ量つまり蓄電量を知ることができる。そして、第1表示エリアと第2表示エリアとは、同一画面上において互いに隣接して設けられているので、上記瞬間的な回生エネルギ量と上記蓄電量とを同時に知ることができる。この結果、エコ運転を向上させる上で極めて好ましいものとなる。
また、前記第1表示エリアの上方に、前記第2表示エリアが設けられていることから、回生されつつあるエネルギ量が上方つまり車両前方への流れとなるように乗員に感じられて、回生エネルギの流れを分かりやすく表示する上で好ましいものとなる。
さらに、棒グラフ式の表示を利用して、瞬間的な回生エネルギ量とキャパシタへ蓄えられているエネルギ量とを同時かつ直感的に乗員に認識させる上で好ましいものとなる。
以上に加えて、前記第1表示エリアおよび前記第2表示エリアが、ステアリングハンドルの前方に配設されるメータパネル内に設けられていることから、第1表示エリアと第2表示エリアとが、乗員によって目視される頻度が極力高くなるようにされて、エコ運転をより積極的に奨励する上で好ましいものとなる
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記第1表示エリアと前記第2表示エリアとの間に、エネルギの流れを示す矢印が表示される、ようにしてある(請求項対応)。この場合、矢印を利用して、回生エネルギの流れを分かりやすく表示することができる。
前記第1表示エリアは、瞬間的な回生エネルギ量に応じて増減する複数の目盛りが設けられ、
前記複数の目盛りは、上方に向かうにつれて小さく表示される、
ようにしてある(請求項対応)。この場合、奥行き感をもって瞬間的な回生エネルギ量を表示する上で好ましいものとなる。
インストルメントパネルの車幅方向中央部にディスプレイが設けられ、
前記ディスプレイに、左右一対の車輪を示す車輪表示と、該左右一対の車輪の間に表示されたキャパシタ関連表示と、該車輪表示から該キャパシタ関連表示に向けて回生エネルギの流れを示す矢印と、が表示され、
前記ディスプレイに表示される前記矢印の表示数が、瞬間的な回生エネルギ量が大きいほど多くされる、
ようにしてある(請求項対応)。この場合、車輪表示とキャパシタ関連表示と矢印表示とを利用して、回生エネルギの流れを乗員に明確に認識させることができる。
前記ディスプレイに表示される前記車輪表示と前記キャパシタ関連表示の上方に、前記キャパシタに蓄電されているエネルギ量が表示される、ようにしてある(請求項対応)。この場合、回生されつつあるエネルギ量が上方つまり車両前方への流れとなるように乗員に感じられて、回生エネルギの流れを分かりやすく表示する上で好ましいものとなる。
前記ディスプレイに表示される前記キャパシタに蓄電されているエネルギ量が、上下方向に伸びる棒グラフ式に表示されると共に、前記棒グラフの左右幅が、上方に向かうにつれて小さくされている、ようにしてある(請求項対応)。この場合、瞬間的な回生エネルギ量とキャパシタに蓄えられているエネルギ量とを、それぞれ奥行き感をもって表示する上で好ましいものとなる。
本発明によれば、瞬間的な回生エネルギ量とキャパシタでの蓄電量とを同時に知ることができるようにして、エコ運転を向上させる上で極めて好ましいものとなる。
キャパシタに関連した電気系統例を簡略的に示す図。 キャパシタの車体への搭載例を示すもので、車体前部の斜視図。 キャパシタの車体への搭載例を示すもので、車体前部の平面図。 第1表示エリアと第2表示エリアとをメータパネルに設定した場合の一例を示す図。 回生中における第1表示エリアおよび第2表示エリアでの表示例を示す図。 非回生中における第1表示エリアおよび第2表示エリアでの表示例を示す図。 本発明の第2の実施形態を示すもので、第1表示エリアと第2表示エリアの別の表示例を示す図。 図7の表示例において、第1表示エリアおよび第2表示エリアを抽出して回生中における表示例を示す図。 図7の表示例において、第1表示エリアおよび第2表示エリアを抽出して非回生中における表示例を示す図。
図1において、1はオルタネータである。このオルタネータ1は、図示を略す車両駆動用のエンジンによって駆動されて、最大25Vの発電能力を有するようにされている。2はキャパシタ(コンデンサ)で、オルタネータ1からの発電電力を充電するようになっている。このキャパシタ2に充電された電力は、DC/CDコンバータ3を介して、バッテリ(実施形態では鉛バッテリ)4あるいは各種電気負荷5へ供給されるようになっている。各種電気負荷5としては、例えば、ヘッドライト等の各種ランプ類、各種のエンジン電装品、エアコン、リアデフォッガ、オーディオ機器等が含まれるが、これに限定されるものではない。なお、実施形態では、車両は、エンジンによってのみ駆動されるもので、走行用モータは有しないものとなっている。
回生は、実施形態では、車両の減速時(アクセルを解放した状態で、非ブレーキ時)およびブレーキ時(ブレーキペダル操作時)に行われる。すなわち、減速時あるいはブレーキ時には、オルタネータ1が駆動されて、このオルタネータ1での発電電力が、キャパシタ2に充電される。オルタネータ1での発電電力つまりキャパシタ2への瞬間的な回生エネルギ量は、例えば次のように制御される。まず、減速時には、例えば車速と変速段とに応じた発電電力とされる(発電電力は、車速大ほど大で、低速段ほど大)。また、ブレーキ時は、ブレーキ操作力が大きいほど発電電力が大きくされ、発電電力では不足する分のブレーキ力が、通常の油圧式ブレーキ装置によって確保される。なお、発電電力をどのような大きさに制御するかは、本発明とは直接関係ないので、これ以上の説明は省略する。
図2、図3は、キャパシタ2の車体への搭載例を示すものである。なお、キャパシタ2は、カバー部材10によって覆われた状態で車体に搭載されるようになっている。この図2、図3において、11は左右一対のフロントサイドフレームである。各フロントサイドフレーム11の先端部にはそれぞれクラッシュカン12が固定され、各クラッシュカン12の先端部同士がバンパビーム13によって連結されている。図2中、14は車輪(前輪)である。
キャパシタ2つまりカバー部材10は、左右一方のフロントサイドフレーム11の外方側において、クラッシュカン12の後方でかつ車輪14の前方に配設されている。このような配設によって、キャパシタ2(カバー部材10)は、エンジンからの高熱を避けつつ極力走行風の当たる状態とされる。
図4は、図示を略すインストルメントパネルに設けられたメータパネル20の一例が示される。このメータパネル20は、既知のように、ステアリングハンドル(図示略)の直前方に設けられている。メータパネル20は、その中央部が円形の第1メータ部21とされて、この第1メータ部21に、速度計が表示されるようになっている。メータパネル20は、第1メータ部21の左右において、円形を一部切り欠いた形状の第2メータ部22と第3メータ部23とを有する。左側の第2メータ部22には、エンジンの回転計が表示されるようになっている。そして、右側の第3メータ部23に、後述するキャパシタ2に関連した回生エネルギの表示領域Kが設定されている。
回生エネルギの表示領域Kの詳細が、図5,図6に示される。この表示領域Kにおいて、もっとも上方部分に、キャパシタによる回生システムであることを示す「i−ELOOP」の表示がされている。「i−ELOOP」の表示の直下方に、第2表示エリア32が設けられて、キャパシタ2の現在の蓄電量(回生エネルギ量)が表示される。この第2表示エリア32での蓄電量表示は、左右方向に伸ばした目盛を有する棒グラフ式とされている。第2表示エリア32での表示は、例えば、蓄電量が0ときは例えば全て白色表示とされ、、蓄電量が多くなるほど、例えば左側から右側に向けて徐々に例えば緑色の表示領域が増加されていく。第2表示エリア32が全て例えば緑色表示されているときは、キャパシタ2がほぼ満充電状態であることを示し、緑色の領域が半分程度であれば、キャパシタ2での蓄電量がほぼ50%であることを示す。緑色とされている領域を、ドットを付して示してあり、図5の場合は80%強の充電量とされ、図6の場合は、40%弱の充電量とされる。
第2表示エリア32の直下方に、第1表示エリア31が表示される。第1表示エリア31での表示は、キャパシタ2に充電されている瞬間的な蓄電量(瞬間的な回生エネルギ量で、オルタネータ1での瞬間的な発電量と考えることもできる)を表示するようになっている。この第1表示エリア31の表示は、上下方向に伸びる左右一対の棒グラフ式とされて、目盛りを有するものとなっている。すなわち、例えば、非回生中(回生エネルギが0のとき)は、左右一対の棒グラフは全て例えば白色とされる。そして、瞬間的な回生エネルギ量が大きいほど、例えば赤色表示される領域が増加される(第2表示エリア32での使用色とは相違する色表示が好ましい)。具体的には、左右一対の棒グラフ(目盛り)の色が、瞬間的な回生エネルギ量が小さい状態のときは下方から赤色に変化されていき、瞬間的な回生エネルギ量が最大のときは全て赤色表示とされる。図5では、赤色とされている領域が、ハッチングを付して示されており、図5の場合は瞬間的な回生エネルギ量最大値のほぼ80%程度である場合を示し、図6の場合は全て白色で瞬間的な回生エネルギ量が0%である場合を示す。
第1表示エリア31における左右一対の棒グラフの間には、回生中であるときは、回生中であることを示すべく「CHARGE」の文字表示が行われるようになっている。また、左右一対の棒グラフの間には、第1表示エリア32に向かう矢印33が表示されて、回生エネルギがキャパシタ2に蓄電されることがわかり易くなる表示とされている。
なお、実施形態では、第1表示エリア31の下方は、オートクルーズシステム(定速走行装置)における設定車速を示す設定車速表示領域35とされ、さらにその下方領域は、燃料量を示す燃料計領域36とされている。
第1表示エリア31、第2表示エリア32についてさらに詳細に説明する。まず、回生中は、図5に示すような表示とされる。図5での表示例では、瞬間的な回生エネルギ量が最大値に近い状態であることから、第1表示エリア31での左右一対の棒グラフは、その上部領域を一部残して、残りが赤色表示とされる。また、キャパシタ2がほぼ満充電に近いことから、第2表示エリア32での棒グラフは右端部をわずかに残して、残りが緑色表示とされている。そして、回生中であることを明確に示すべく、「CHARGE」の文字表示が行われ、さらに矢印33が、第1表示エリア31から第2表示エリア32方向を示す表示とされる。
一方、図6は、非回生中のときの表示状態例が示される。非回生中であることから、「CHARGE」の文字表示は無しとされ、また矢印33が、第2表示エリア32から第2表示エリア31方向を示す表示とされて、キャパシタ2から放電されていることを明確に示す表示内容とされている。第2表示エリア32では、キャパシタ2からの放電により、蓄電量が減少されていることから、緑色表示領域が図5の場合に比して小さくなっている。また、第1表示エリア31では、瞬間的な回生エネルギ量は0であることから、左右一対の棒グラフは全て白色表示とされている。なお、非回生中においては、キャパシタ2からの放電を示す矢印33の向きを、第1表示エリア31に向かう方向とは相違する方向、例えば、図6上方、左方あるいは右方を示すように表示してもよい。矢印33の表示を利用して、乗員に対して、回生により蓄積されたキャパシタ2のエネルギが電気負荷5に還元される様子を分かりやすく伝えることができる。
第1表示エリア31および第2表示エリア32は、同一画面上において隣接表示されていることから、乗員(運転者)は、瞬間的な回生エネルギ量とキャパシタ2での現在の蓄電量(回生エネルギ量)とを同時かつ容易に知ることができる。また、ステアリングハンドルの直前方に設けけられたメータパネル20に各表示エリア31、32を設定したことから、各表示エリア31、32が乗員によって目視される頻度も高くなる。これにより、エコ運転する意欲が大きく向上されることになる。また、第1表示エリア31は、その1つ1つの目盛りが、上方に向かうにつれて上下方向高さおよび左右方向幅が小さくなり、奥行き感をももった表示とすることができる。
図7〜図9は、本発明の第2の実施形態を示すもので、前記実施形態と同一構成要素には同一符合を付してその重複した説明は省略する。本実施形態では、インストルメントパネルの車幅方向略中央部に設けられたディスプレイ40に、第1表示エリア31と第2表示エリア32とを設けるようにしてある。また、ディスプレイ40には、車両(のボディ)を正面から見た状態を示す車両表示Vと、左右一対の前輪を示す前輪表示51と、左右一対の後輪を示す後輪表示52とが表示される。
車両表示Vと前輪表示51と後輪表示52とは、遠近法によって、上方に向かって小さく表示されるようになっている。そして、車両表示Vと後輪表示52とは、外観図が透視状態で薄く表示されている(薄い表示を一点鎖線で示す)。この一方、駆動輪となる前輪51は、第1表示エリア31での表示と第2表示エリア32での表示と共に、明瞭に表示されている。
図7の表示から、左右一対の前輪表示51と、第1表示エリア31と第2表示エリア32とを抽出した状態が、図8、図9に示される。図8は回生中の表示であり、図9は非回生中の表示とされている。
回生中の表示例を示す図8において、第1表示エリア31には、左右一対の前輪表示51の間に、キャパシタ2に関連した機器であることを示すキャパシタ関連表示2Aが表示され、キャパシタ関連表示2Aと各前輪51とを結ぶ駆動軸を示す駆動軸表示54が表示される。なお、キャパシタ関連表示2Aは、キャパシタ2そのものをイメージさせるだけでなく、瞬間的な回生エネルギ量の発生に関連した機器類をイメージさせるものであればよく、例えばエンジンあるいはオルタネータをイメージさせるものであってもよく、図8,図9では、エンジンを模式化した表示とされている。
第1表示エリア31における瞬間的な回生エネルギ量は、各前輪表示51からキャパシタ関連表示2Aに向かう矢印33の数によって表示され、瞬間的な回生エネルギ量が大きいほど、表示される矢印33の数が多くされる。例えば、瞬間的な回生エネルギ量が大きいときは表示される矢印33の数は3個とされ、瞬間的な回生エネルギ量が小さいときは表示される矢印33の数は1個とされ、瞬間的な回生エネルギ量が中間のときは表示される矢印33の数は2個とされる。
第2表示エリア32では、キャパシタ2に蓄電されている蓄電量が、上下方向に伸びる目盛りを有する棒グラフ式に表示される。この棒グラフは、上方に向かうにつれて、徐々の左右幅が小さくされて、奥行き感が十分得られる表示態様とされている。棒グラフを利用した蓄電量に応じた表示は、前記実施形態と同様とされる。
非回生中のときは、図9に示すように、矢印33の数が0個とされる。なお、矢印33の表示数は常時一定個数(例えば3個)とされて、瞬間的な回生エネルギ量が0のときは、前記実施形態と同様に、例えば全て白色表示とし、瞬間的な回生エネルギ量が大きくなるほど、例えば赤色表示される矢印33の数が多くなるようにすることもできる。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。図4〜図6に示す実施形態と図7〜図9に示す実施形態との間で、相互に利用できるものは部分的に適宜変更可能である(例えばインストルメントパネルにおける設置位置の変更等)。瞬間的な回生エネルギ量とキャパシタ2での蓄電量とは、その一方あるいは両方を数値表示としてもよい。
矢印33は、第1表示エリア31から第2表示エリア32へ向けての流れのときにのみ表示するものであってもよい。車両としては、走行用モータを備えたハイブリッド車あるいは電気自動車であって、キャパシタでの蓄電量を走行用モータの駆動用として利用するものであってもよい。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、車両のエコ運転の意欲を向上させる上で好ましいものとなる。
1:オルタネータ
2:キャパシタ
2A:キャパシタ関連表示
3:DC/DCコンバータ
4:バッテリ
5:電気負荷
10:カバー部材(キャパシタ用)
11:フロントサイドフレーム
12:クラッシュカン
20:メータパネル
23:第3メータ部
31:第1表示エリア
32:第2表示エリア
33:矢印
51:車輪表示
V:車両表示
K:表示領域(キャパシタ用)

Claims (6)

  1. 回生エネルギを蓄えるためのキャパシタを備えた車両の表示装置であって、
    ステアリングハンドルの直前方に設けられたインストルメントパネルに、中央部において中央メータ部が配設されると共に、該中央メータ部の左右一側方に該中央メータ部よりも表示面積の小さい側方メータ部が配設され、
    前記側方メータ部に、瞬間的な回生エネルギ量をその量に応じて表示する第1表示エリアと、前記キャパシタに蓄電されているエネルギ量を表示する第2表示エリアと、燃料量を示す燃料表示エリアとが設けられ、
    前記第1表示エリアと第2表示エリアと燃料表示エリアとは、該第2表示エリアがもっとも上方に位置されると共に該燃料表示エリアがもっとも下方に位置されて、該第1表示エリアが上下方向中間に位置され、
    前記第1表示エリアは、瞬間的な回生エネルギ量を上下方向に伸びる棒グラフ式に表示するように設定され、
    前記第2表示エリアは、現在の蓄電エネルギ量を左右方向に伸びる棒グラフ式に表示するように設定され、
    前記燃料表示エリアは、現在の燃料残量を左右方向に伸びる棒グラフ式に表示するように設定されている、
    ことを特徴とする車両の表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1表示エリアと前記第2表示エリアとの間に、エネルギの流れを示す矢印が表示される、ことを特徴とする車両の表示装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第1表示エリアは、瞬間的な回生エネルギ量に応じて増減する複数の目盛りが設けられ、
    前記複数の目盛りは、上方に向かうにつれて小さく表示される、
    ことを特徴とする車両の表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    インストルメントパネルの車幅方向中央部にディスプレイが設けられ、
    前記ディスプレイに、左右一対の車輪を示す車輪表示と、該左右一対の車輪の間に表示されたキャパシタ関連表示と、該車輪表示から該キャパシタ関連表示に向けて回生エネルギの流れを示す矢印と、が表示され、
    前記ディスプレイに表示される前記矢印の表示数が、瞬間的な回生エネルギ量が大きいほど多くされる、
    ことを特徴とする車両の表示装置。
  5. 請求項において、
    前記ディスプレイに表示される前記車輪表示と前記キャパシタ関連表示の上方に、前記キャパシタに蓄電されているエネルギ量が表示される、ことを特徴とする車両の表示装置。
  6. 請求項5において、
    前記ディスプレイに表示される前記キャパシタに蓄電されているエネルギ量が、上下方向に伸びる棒グラフ式に表示されると共に、前記棒グラフの左右幅が、上方に向かうにつれて小さくされている、ことを特徴とする車両の表示装置。
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