JP5987137B2 - トリミング装置 - Google Patents

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本発明は、パネルのトリミングを行うトリミング装置に関するものである。
例えば、自動車の室内側の天井を形成するパネル(「自動車天井パネル」ということとする)は、合成樹脂や布等が複数枚重ね合わされて形成されている。
そして、自動車天井パネルは、基本的にはほぼ長方形状(若干湾曲している)をしているが、照明装置(ライト)が取り付けられる部分やサンルーフが形成される場所には孔が形成されているとともに、その四隅は角が落とされている。
すなわち、種々の工程を経て自動車天井パネルが形成されるが、その一工程として、ほぼ長方形状の状態のパネルに対して、所定の孔を形成したり、四隅又はそれを含む周囲を切り落としたりするという、トリミングの工程がある。
上述のようなトリミングを行うためには、例えば、次のようなトリミング装置が使用される。
そのトリミング装置は、下型及び上型を有している。例えば、下型は、位置固定的な固定型である。上型は、下型から離隔した離隔位置(上昇位置)と、下型に最接近した最接近位置(最下降位置)との間を移動(昇降)可能な可動型である。
そして、下型の上面(型面)にパネルが配設された状態で上型が下降し、上型に設けられた刃によってパネルが切断される。
ところで、上述のように確実にトリミングするためには、上型(可動型)が所定の推進力を伴って下降して、所定の力で切断する必要がある。
一方で、効率良くトリミングする(ひいては自動車天井パネルを効率良く製造する)ためには、上型(可動型)が高速で昇降する必要がある。
ここで、上型(可動型)の昇降については、油圧によって行う装置と、モータ(電動モータ)によって行う装置とが知られている。
油圧による装置では、容易に所定の推進力を得ることができる。しかしながら、上型(可動型)を高速で昇降させることは困難である。
一方、モータによる装置では、それとは逆に、上型(可動型)を高速で昇降させることは容易であるが、所定の推進力を得ることは困難である。
なお、本発明に関連する先行技術として、特許文献1に記載のものがある。
特開2008−279454号公報
本発明は、所定の力でパネルを確実にトリミングすることができるとともに、効率的にトリミングすることができる装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、第1型と第2型とが離隔した状態で当該両型間にパネルが配設され、当該両型が接近することによって当該パネルをトリミングするトリミング装置であって、前記第1型は、モータによって前記第2型から離隔した第1型待避位置と前記第2型に接近した第1型接近位置との間を駆動されるものであり、前記第2型は、油圧シリンダによって前記第1型から離隔した第2型待避位置と前記第1型に接近した第2型接近位置との間を駆動されるものであって、前記第1型の移動方向に延び、当該第1型の前記第1型待避位置と前記第1型接近位置との間の移動をガイドするガイドロッドと、前記第1型接近位置に位置する状態の前記第1型を当該第1型接近位置から前記第1型待避位置の側に移動することを阻止する第1型固定機構とを有し、前記第2型が前記第2型待避位置に位置する状態で、前記第1型が前記第1型待避位置から前記第1型接近位置まで移動するまでの間において、前記パネルを挟んで前記第1型と前記第2型との間には押圧力が生じず、前記第1型が前記第1型接近位置に位置する状態で、前記第2型が前記第2型待避位置から前記第2型接近位置に移動するまでの間の少なくとも一部において、前記パネルを挟んで前記第1型と前記第2型との間に押圧力が生じ、それによって当該パネルがトリミングされる位置関係にあ前記第1型固定機構が、前記ガイドロッドに形成された被係止部と、前記第1型に設けられ、当該第1型が前記第1型接近位置に位置する状態で前記被係止部に対して係脱可能に係止する係止装置とを有するものである、トリミング装置である。
この発明のトリミング装置では、次のように使用され、次の作用効果が得られる。
第1型と第2型とが離隔した状態、すなわち、第1型が第1型待避位置に位置し、第2型が第2型待避位置に位置する状態で、両型間にパネルが配設される。
その状態で、第1型が第1型接近位置まで移動され、その第1型接近位置に位置する第1型は、第1型固定装置によって、第1型待避位置の側に移動することが阻止される。すなわち、ガイドロッドに形成された被係止部に対して、第1型に設けられた係止装置が係脱可能に係止することによって、第1型接近位置に位置する第1型が、第1型接近位置から第1型待避位置の側に移動することが阻止される。
その状態で、第2型が第2型接近位置まで移動する。
こうして、第1型及び第2型によって、パネルがトリミングされる。
その際、第1型は、モータによって駆動されるものであるため、第1型待避位置から第1型接近位置まで高速で(油圧シリンダで駆動される場合と比較して高速で)移動することができる。一方で、第1型はモータによって駆動されるものであるため推進力が小さい(油圧シリンダで駆動される場合と比較して小さい)。しかしながら、第1型が第1型待避位置から第1型接近位置に移動するまでは、第1型は、パネルを挟んで第2型との間に押圧力が生じない。このため、推進力が小さくても問題はない。
一方、第2型は、油圧シリンダによって駆動されるものであるため、第2型待避位置から第2型接近位置まで大きな推進力で移動することができる。それとともに、第1型は、第1型固定機構によって、第1型接近位置において第1型待避位置の側に移動することが阻止されている。このため、第2型の大きな推進力に基づいて、パネルを挟んで第1型と第2型との間に大きな押圧力が生じ、それによってパネルが確実にトリミングされる。
なお、第2型は油圧シリンダで駆動されるものであるため、第2型待避位置から第2型接近位置までは高速では移動できない(モータで駆動される場合と比較して低速である)。
しかしながら、両型が移動する距離の合計のうち、第2型の移動距離はその一部であり、前述したように第1型はモータの駆動によって高速で移動するものであるため、全体として高速で(油圧シリンダのみで駆動される場合と比較して高速で)トリミングを行うことができる。
このようにして、このトリミング装置では、能率的にかつ確実にパネルをトリミングすることができるのである。
また、この発明のトリミング装置では、ガイドロッドが、第1型の移動をガイドするとともに、当該ガイドロッドに形成された被係止部が第1型固定機構の一部を構成するため、部品点数の減少が図られ、効率的である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のトリミング装置であって、第1型は上型であり、第2型は下型であって、前記パネルは、前記下型の上面である型面に載置されることによって前記上型と当該下型との間に配設されるものである、トリミング装置である。
この発明のトリミング装置では、請求項1に係る発明のトリミング装置の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明のトリミング装置は、第1型が上型であり第2型が下型であって、パネルが下型の上面である型面に載置されることによって両型間に配設されるものであるため、重力に基づいてパネルを容易に配設することが可能である。
本発明の一実施例のトリミング装置の全体を示す正面図(一部断面)である。 本発明の一実施例のトリミング装置のうちの固着装置等を示す拡大図である。(a)は縦断面図であり、(b)は平面図(一部破断)である。固着装置は非固着状態である。 本発明の一実施例のトリミング装置のうちの固着装置等を示す拡大図である。(a)は縦断面図であり、(b)は平面図(一部破断)である。固着装置は固着状態である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。最初の段階である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。図3Aの次の段階である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。図3B−1の一部を拡大して示す図である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。図3B−1の次の段階である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。図3C−1の一部を拡大して示す図である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。図3C−1の次の段階である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。図3D−1の一部を拡大して示す図である。 本発明の一実施例のトリミング装置の作用を示す縦断面図である。図3D−1の次の段階である。
次に、本発明の一実施例について図面に基づいて説明する。
図1及び図3A等に示すように、このトリミング装置は、ベース10,上型20(第1型),下型40(第2型)を有している。
ベース10は位置固定的に設置されている。
上型20は、上型プラテン21に支持されている。下型40は、下型プラテン41に支持されている。
上型プラテン21(上型20)は、電動モータ30(モータ)によって昇降可能である。下型プラテン41(下型40)は油圧シリンダ50によって昇降可能である。
このトリミング装置には制御装置(図示省略)が伴っており、上型20及び下型40の昇降等は、その制御装置によって制御される。
このトリミング装置の四隅には、各々電動モータ30が配設されている。各電動モータ30(その回転軸)には、ねじ軸32が接続されている。ねじ軸32は、円筒状のガイド34(間接的にベース10に固定されている)を摺動可能に貫通し、鉛直に維持されている。
ねじ軸32は、上型プラテン21に設けられたナット22に螺合されている。
こうして、電動モータ30の駆動によってねじ軸32が自身の軸回り方向に回転することに伴って、上型20(上型プラテン21)が、上昇位置(図1,図3A)と下降位置(図3B−1,図3C−1,図3D−1,図3E)との間を上下動(昇降)する。
上型20(第1型)の上昇位置が本発明の第1型待避位置に該当し、同じく下降位置が本発明の第1型接近位置に該当する。
図1及び図3A等に示すように、上型20には、刃25が設けられている。刃25は、形成されるべく自動車天井パネルの形状に沿って設けられている。
そして、下型40(その上面の型面45)に、トリミングされる前の自動車天井パネル(単に「パネル」ともいうこととする)Pが配設された状態で下型40と上型20とが接近することによって、パネルPがトリミングされ、自動車天井パネルが形成される。
ベース10には、4つの油圧シリンダ50が設けられている。各油圧シリンダ50のピストンロッド52は、下型プラテン41に接続されている。
こうして、油圧機構(図示省略)の作用による油圧シリンダ50の駆動によって、下型40(下型プラテン41)が、下降位置(図1,図3A,図3B−1,図3C−1,図3D−1)と上昇位置(図3E)との間を上下動(昇降)する。なお、下型40は、ガイド(図示省略)によって鉛直に上下動するようにされている。
下型40の昇降距離は、上型20の昇降距離に比べて、非常に短い。
下型40(第2型)の下降位置が本発明の第2型待避位置に該当し、同じく上昇位置が本発明の第2型接近位置に該当する。
図1及び図3Aに示すように、上型20が上昇位置に位置し、下型40が下降位置に位置する状態を全開状態ということとする。また、図3Eに示すように、上型20が下降位置に位置し、下型40が上昇位置に位置する状態を全閉状態ということとする。
図1及び図3A等に示すように、ベース10の四隅には、各々ガイドロッド60が位置固定的に立設されている。各ガイドロッド60は鉛直に延びている。4本のガイドロッド60の上端部は相互に連結されている。
各ガイドロッド60は、丸軸状をしている。すなわち、その長さ方向におけるほぼすべての位置において、同一の大きさの円形断面を有している。
各ガイドロッド60は、上型20に形成された貫通孔28を相対的に自身の軸線方向に摺動可能に貫通している。
こうして、上型20が鉛直に上下動するようにされている。
図1,図3A,図3B−2等に示すように、各ガイドロッド60の所定の高さ部分には、被固着部65が形成されている。被固着部65は、それ以外の部分と比較して小径に形成されている。すなわち、被固着部65は、溝状に内側に窪んでいる。被固着部65の上縁部66aが本発明の被係止部に該当する。
図1,図2A,図3A等に示すように、上型プラテン21には、各ガイドロッド60の被固着部65に対応して、固着装置70(係止装置)が設けられている。
図2A及び図2B等に示すように、各固着装置70は、上型プラテン21に固定されたベース71上に、一対の割ナット(挟持部材)(第1割ナット75a,第2割ナット75b)を有している。各割ナット75a,75bは、ガイドロッド60を挟んでベース71上を摺動可能に設けられている。各割ナット75a,75bには、ガイドロッド60の被固着部65に対応して切欠部(符号省略)が形成されている。
一対の割ナット75a,75bの厚み(ガイドロッド60の長さ方向の長さ)は、被固着部65の幅(ガイドロッド60の長さ方向の長さ)よりも若干小さなものとされている。
両割ナット75a,75bは、一対の連結ロッド76によって連結されている。両連結ロッド76は第1割ナット75aを摺動可能に貫通しており、その基端部はエアシリンダ73のプレート72に固定され、その先端部は第2割ナット75bに固定されている。
エアシリンダ73のピストンロッド74は、第1割ナット75aに固定されている。
そして、図2Aに示すように、エアシリンダ73のピストンロッド74が没入状態の際には、両割ナット75a,75bは離隔状態にある。
一方、図2Bに示すように、エアシリンダ73のピストンロッド74が突出状態になることによって、両割ナット75a,75bは近接状態となる。
このようにして、固着装置70は、非固着状態(図2A)と固着状態(図2B)との間を変位するのである。
そして、図3B−1〜図3C−2に示すように、上型20が下降位置に位置する状態で、両割ナット75a,75bが被固着部65に対応し、その状態で上述のようにピストンロッド74が突出状態になって近接状態となった両割ナット75a,75bがガイドロッド60の被固着部65に嵌合する。
そのような位置関係にされている。
固着装置70(係止装置)と被固着部65の上縁部66a(被係止部)とによって、本発明の第1型固定機構に該当する。
次に、このトリミング装置の作用について説明する。
まず、図1及び図3Aに示すように、両型20,40は全開状態とされる。すなわち、下型40が下降位置に位置するとともに、上型20が上昇位置に位置する。その状態で、下型40(その型面45)に対してパネルPが供給(配設)される。パネルPは、重力に基づいて容易に下型40に対して配設される。
次に、図3A→図3B(図3B−1及び図3B−2を総称して図3Bともいうこととする。以下同様)に示すように、制御装置の制御の下、電動モータ30の駆動に基づいて上型20が下降する。
上型20が下降位置に到達した時点で、上型20の下降は停止する。下降位置とは、固着装置70の一対の割ナット75a,75bがガイドロッド60の被固着部65に対応する位置である。これは、電動モータ30の回転数に基づく位置制御によって行われる。
その下降位置において、上型20(その刃25)とパネルPとは近接している。
正確にいうと、下降位置には所定の幅があり、上型20は、両割ナット75a,75bの高さが被固着部65の幅(ガイドロッド60の長さ方向の長さ)のうちの中間位置(ほぼ中央高さ位置)に位置する状態で停止する(図3C−2も参照)。
その状態で、図3B→図3Cに示すように、制御装置の制御の下、エアシリンダ74の駆動によって、両割ナット75a,75bはガイドロッド60に対して接近して被固着部65に嵌合し、固着装置70は固着状態となる(前述の図2A→図2Bも参照)。その際、ガイドロッド60の長さ方向において、各割ナット75a,75bと被固着部65の上縁部66a及び下縁部66bとの間には、隙間が存在する。
次に、その状態で、図3C→図3Dに示すように、制御装置の制御の下、電動モータ30がそれまでとは逆に回転し、上型20は若干上昇する。これによって、各割ナット75a,75bと被固着部65の上縁部66aとの間の隙間が解消し、各割ナット75a,75bは、被固着部65の上縁部66aに当接する。
これについては、制御装置の制御の下、電動モータ30の回転に所定の負荷がかかったことを検知することによって、各割ナット75a,75bが被固着部65の上縁部66aに当接したことを認識する。
そのように認識したのを受けて、電動モータ30の回転が停止される。
このようにして、各割ナット75a,75bが被固着部65の上縁部66aに当接し、上型20は、上方に向けて押圧力を受けても上昇することが阻止され、下降位置に留まる。
次に、図3D→図3Eに示すように、制御装置の制御の下、油圧シリンダ50の駆動によって、下型40が上昇する。
こうして、下型40と上型20とはさらに接近し、相対的に、下型40(その型面45)を受けとして、上型20の刃25がパネルPを押圧し、パネルPを切断する。
すなわち、下型40が下降位置から上昇して上昇位置に到る前の位置(下降位置と上昇位置との間の位置)に位置する状態で、パネルPに対して上型20の刃25が当接する(その状態の下型40の位置をパネル当接位置ということとする)。
そして、下型40がパネル当接位置からさらに上昇して上昇位置に到るまでの間、パネルPを挟んで上型20と下型40との間には押圧力が生じる。
その押圧力に基づいて、刃25によってパネルPが切断される。
こうして、パネルPは、所定の形状にトリミングされる。
そのトリミングが終了した後は、図3E→図3Aに示すように、下型40が下降位置に戻るとともに、上型20は上昇位置に戻る。
上型20については、図3E・図3D→図3Cに示すように、まずは若干下降して両割ナット75a,75bの高さが被固着部65の幅のうちのほぼ中央高さ位置に戻り、図3C→図3Bに示すように、固着装置70が非固着状態となり、その後に、図3B→図3Aに示すように、上昇して上昇位置に戻る。
次に、上述のようにしてトリミングされたパネルが、このトリミング装置(下型40)から取り出される。
こうして、1つのパネルPに対してトリミングが完了する。
次に、新たな(すなわち2番目の)パネルPがこのトリミング装置(下型40)に供給され、上述と同様にトリミングされ、自動車天井パネルが形成される。
こうして、順次、自動車天井パネルが形成されていく。
以上のように、このトリミング装置では、図3A→図3Eに示すように、全開状態から全閉状態に到るにあたって、上型20は電動モータ30の駆動によって下降し、下型40は油圧シリンダ50によって上昇する。
図3A→図3B〜図3Dに示すように、上型20が上昇位置から下降位置に下降する際には、上型20の刃25はパネルPから離隔している。このため、上型20にはパネルPを切断しようとする際の負荷がかからない。このため、上型20は、電動モータ30の駆動によって、高速で下降することが可能である。
一方、図3D→図3Eに示すように、下型40が下降位置から上昇位置まで上昇する際(その一部)には、上型20の刃25にはパネルPを切断する際の負荷がかかり、ひいては、上型20及び下型40ともに、その負荷がかかる。
しかしながら、下型40は油圧シリンダ50によって駆動されるため、その負荷に対抗できるだけの大きな推進力で上昇し得る。
また、上型20は、前述したように、下降位置に留まる。
このように、このトリミング装置では、効率的に、かつ、確実にトリミングを行うことが可能となるのである。
また、上記のものはあくまで本発明の一実施例にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
たとえば、上記実施例とは逆に、上型(20)が油圧シリンダによって駆動されるものであり、下型(40)が電動モータによって駆動されるものであってもよい。
第1型及び第2型は水平方向に移動するものであってもよい。
20 上型(第1型)
30 電動モータ(モータ)
40 下型(第2型)
50 油圧シリンダ
60 ガイドロッド
65 被固着部
65a 上縁部(被係止部)
70 固着装置(係止装置)

Claims (2)

  1. 第1型と第2型とが離隔した状態で当該両型間にパネルが配設され、当該両型が接近することによって当該パネルをトリミングするトリミング装置であって、
    前記第1型は、モータによって前記第2型から離隔した第1型待避位置と前記第2型に接近した第1型接近位置との間を駆動されるものであり、
    前記第2型は、油圧シリンダによって前記第1型から離隔した第2型待避位置と前記第1型に接近した第2型接近位置との間を駆動されるものであって、
    前記第1型の移動方向に延び、当該第1型の前記第1型待避位置と前記第1型接近位置との間の移動をガイドするガイドロッドと、
    前記第1型接近位置に位置する状態の前記第1型を当該第1型接近位置から前記第1型待避位置の側に移動することを阻止する第1型固定機構とを有し、
    前記第2型が前記第2型待避位置に位置する状態で、前記第1型が前記第1型待避位置から前記第1型接近位置まで移動するまでの間において、前記パネルを挟んで前記第1型と前記第2型との間には押圧力が生じず、
    前記第1型が前記第1型接近位置に位置する状態で、前記第2型が前記第2型待避位置から前記第2型接近位置に移動するまでの間の少なくとも一部において、前記パネルを挟んで前記第1型と前記第2型との間に押圧力が生じ、それによって当該パネルがトリミングされる位置関係にあ
    前記第1型固定機構が、
    前記ガイドロッドに形成された被係止部と、
    前記第1型に設けられ、当該第1型が前記第1型接近位置に位置する状態で前記被係止部に対して係脱可能に係止する係止装置と
    を有するものである、
    トリミング装置。
  2. 請求項1に記載のトリミング装置であって、
    第1型は上型であり、第2型は下型であって、
    前記パネルは、前記下型の上面である型面に載置されることによって前記上型と当該下型との間に配設されるものである、
    トリミング装置。
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