JP5986142B2 - 配線ガイド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、机等の設置対象に形成された配線挿通穴に装着されて、パソコンや電話機等の接続対象に接続される配線をガイドする配線ガイド装置に関し、特に、配線の先端にコネクタやプラグなどの接続ピースが付いており、この接続ピースが当該配線ガイド装置には挿通不能な大きさである場合に適した配線ガイド装置に関する。
たとえば業務用の机には、上板の隅等に配線挿通穴が設けられているものがある。この配線挿通穴に電源コード、LANケーブル、電話線などの配線を通して、机上のパソコンや電話機などに接続する。この場合、机の配線挿通穴には、配線ガイド装置を装着して配線をガイドすることが好ましい。一方、この種の配線の先端には、通常、コネクタやプラグなどの接続ピースが付いている。この接続ピースが配線ガイド装置に挿通不能な大きさである場合、接続ピースを配線から一旦取り外し、配線を配線ガイド装置に挿通したうえで、再び接続ピースを配線に接続するのでは、極めて煩雑であり、かつ或る程度の技能を要する。また、配線によっては接続ピースを分離不能な構造のものもある。
その対策として、例えば特許文献1の配線ガイド装置は、断面コ字状の枠部材と、板状部材とを備えている。枠部材の両端部の内周面には、それぞれ軸線方向に延びる凹溝が形成されている。板状部材の両端面には、それぞれ凸条が軸線方向に延びるように形成されている。先端に大きな接続ピースが設けられた配線を通す場合、板状部材を枠部材から外しておく。そして、枠部材の内部に配線を側方から挿し入れる。その後、板状部材を枠部材に取り付ける。すなわち、板状部材を枠部材の上方に配し、板状部材の凸条を枠部材の凹溝の上端開口から溝の内部に挿し入れながら、板状部材を下方へスライドさせる。これによって、これら枠部材及び板状部材により四角筒形状の配線ガイド装置が形成され、この配線ガイド装置に配線が通された状態になる。
実開昭50−73601号公報
上掲特許文献1の配線ガイド装置によれば、枠部材と板状部材とを組み付ける際、板状部材の凸条の下端部を枠部材の凹溝の上端開口に厳密と位置合わせしたうえでないと、凸条を凹溝に嵌め込むことができなかった。
上記課題を解決するために、本発明は、机などの設置対象に形成された配線挿通穴に装着される第1ガイド部材及び第2ガイド部材を備え、前記第1ガイド部材及び第2ガイド部材が、互いの間に軸線方向に貫通する配線挿通空間を画成するようにして前記軸線方向と直交する対向方向に対向され、かつ前記第1、第2ガイド部材の前記軸線方向及び前記対向方向と直交する幅方向における前記配線挿通空間を挟んで両側には、これら第1ガイド部材及び第2ガイド部材どうしを互いに係合する係合手段が設けられた配線ガイド装置において、
前記係合手段が、
前記第1ガイド部材に形成された第1係止部と、
前記第2ガイド部材に形成された第2係止部と、
前記第1、第2ガイド部材の一方に形成された被案内部と、
前記第1、第2ガイド部材の他方に形成され、前記被案内部ひいては前記一方のガイド部材を前記軸線方向の第1相対位置領域から第2相対位置領域へ相対的に案内する案内部と、を含み、
前記第1相対位置領域では、前記第1、第2係止部どうしが前記軸線方向に離れ、かつ前記被案内部と前記案内部どうしが前記軸線方向の任意の相対位置において前記対向方向に係合解除可能に係合し、
前記第2相対位置領域では、前記第1、第2係止部どうしが前記対向方向に相対移動不能に係止されることを特徴とする。
この配線ガイド装置を組み立てる際は、まず第1ガイド部材及び第2ガイド部材どうしを、第1相対位置領域内の任意の相対位置になるようにしたうえで前記対向方向に近づけて係合させればよい。これら第1ガイド部材及び第2ガイド部材どうしをはじめから厳密に位置合わせする必要がない。その際、第1ガイド部材及び第2ガイド部材の間に配線を配置しておくことで、配線挿通空間に配線が通された状態にすることができる。続いて、第1ガイド部材及び第2ガイド部材どうしを軸線方向に相対移動させて第2相対位置領域にする。これによって、第1係止部及び第2係止部どうしを係止させることができる。このようにして、配線ガイド装置を簡単に組み立てることができる。配線の先端の接続ピースが配線挿通空間に挿通不能な大きさであっても、配線挿通空間に配線を通した状態にできる。
前記案内部が、前記第2ガイド部材に前記軸線方向へ延びるように形成された受入凹部を含み、前記受入凹部の第2相対位置領域側に前記第2係止部が設けられており、
前記第1係止部が、前記被案内部を兼ね、かつ前記受入凹部に対して前記軸線方向に摺動可能かつ前記対向方向に係合解除可能に受け入れられることが好ましい。
これによって、組み立ての際は、第1係止部を受入凹部の延び方向の任意の位置に嵌め込めばよく、第1、第2ガイド部材どうしを簡単に組み付けることができる。第1係止部が被案内部を兼ねることで、第1係止部とは別の被案内部を第1ガイド部材に設ける必要が無く、第1ガイド部材の構造を簡素化できる。
前記受入凹部が、前記第2ガイド部材における前記第1ガイド部材と対向する端面と交差するとともに前記幅方向に対して前記第1ガイド部材の側へ傾く案内斜面を有していることが好ましい。
これによって、組み立てに際して、第1係止部を受入凹部に嵌めるとき、第1ガイド部材が第2ガイド部材に対して幅方向にずれていた場合、第1係止部が案内斜面に当たって案内されることによって前記ずれを矯正することができる。したがって、第1ガイド部材及び第2ガイド部材をはじめから幅方向に厳密に位置合わせしたうえで第1係止部を受入凹部に嵌め込む必要が無く、組み立て作業を一層簡単化できる。
前記案内部が、前記受入凹部の前記第2相対位置領域側に連なる係止凹部を含み、
前記第2係止部が、前記係止凹部の内面を画成する係止面を有して前記係止凹部に設けられていることが好ましい。
これによって、第1係止部を、受入凹部から係止凹部へ案内することで第2係止部にスムーズに係止することができる。また、第2係止部が案内部の内部に設けられるため、配線ガイド装置をコンパクトにできる。
前記係止面は、前記第2ガイド部材における前記端面と交差するとともに前記幅方向に対して前記第1ガイド部材とは反対側へ傾いていることが好ましい。
前記第1ガイド部材の第2相対位置領域側の端部には径方向外側へ突出する第1鍔部が形成され、前記第1係止部が、前記第1鍔部の周方向の端部から前記対向方向に突出されていることが好ましい。
第1鍔部を机などの設置対象の表側面に引っ掛けることで、配線ガイド装置を配線挿通穴に安定的に装着できる。この第1鍔部に第1係止部を設けることによって、第1係止部が、前記装着の邪魔になったり、配線をガイドする邪魔になったりするのを回避できる。また、第1係止部は、配線挿通穴内に配置されることがないから、寸法を大きくして強度を確保できる。
更に、前記第2ガイド部材の前記軸線方向の一端部には径方向外側へ突出する第2鍔部が形成され、前記第2鍔部の周方向の端部には前記第1係止部と前記軸線方向に突き当たるストッパ部が形成されていることが好ましい。これによって、第1係止部の第2相対位置領域における終端位置を規制して、第1ガイド部材及び第2ガイド部材どうしの軸線方向の位置を揃えることができる。
本発明によれば、コードやケーブルなどの配線を配線挿通空間に通した状態で、配線ガイド装置を簡単に組み立てることができる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る配線ガイド装置を装着した机を、上記配線ガイド装置にLANケーブル(配線)を通し、かつパソコン未接続の状態で示す斜視図である。図1(b)は、上記机を、上記LANケーブルに接続対象のパソコンを接続した状態で示す斜視図である。 図2(a)は、上記配線ガイド装置を斜め上から見た斜視図である。図2(b)は、上記配線ガイド装置を斜め下から見た斜視図である。 図3(a)は、上記配線ガイド装置の第1ガイド部材を斜め上から見た斜視図である。図3(b)は、上記第1ガイド部材を斜め下から見た斜視図である。 図4(a)は、上記配線ガイド装置の第2ガイド部材を斜め上から見た斜視図である。図4(b)は、上記第2ガイド部材の一部分を斜め下から見た斜視図である。 図5(a)は、同図(b)のVa−Va線に沿う、上記配線ガイド装置の正面図である。図5(b)は、同図(a)のVb−Vb線に沿う、上記配線ガイド装置の側面図である。両図ともに机の上板を二点鎖線にて示す。 図6(a)は、図5(a)のVIa−VIaに沿う、上記配線ガイド装置の断面図である。図6(b)は、図6(a)の円部VIbを拡大して示す断面図である。 図7(a)は、図5(a)のVIIa−VIIaに沿う、上記配線ガイド装置の断面図である。図7(b)は、図7(a)の円部VIIbを拡大して示す断面図である。 図8は、上記配線ガイド装置を机に取り付ける操作の途中までの工程を示し、図8(a)は、上記第1ガイド部材及び第2ガイド部材を離して、かつ間にLANケーブルを挟んで対向させた状態の斜視図である。図8(b)は、図8(a)の状態の正面断面図である。図8(c)は、第1ガイド部材及び第2ガイド部材を第1相対位置領域内において係合させた状態の斜視図である。図8(d)は、図8(c)の状態の正面断面図である。図8(e)は、第1ガイド部材及び第2ガイド部材の相対位置を第2相対位置領域にした状態の斜視図である。 図9は、第1ガイド部材及び第2ガイド部材を第1相対位置領域内において係合させる際に、これら第1、第2ガイド部材どうしが幅方向に少しずれていた場合の途中段階における、図10(a)の円部Xbに相当する部分を拡大して示す断面図である。 図10(a)は、図8(d)のXa−Xa線に沿う、上記第1、第2ガイド部材の断面図である。図10(b)は、図10(a)の円部Xbを拡大して示す断面図である。 図11(a)は、図8(e)のXIa−XIa線に沿う、上記第1、第2ガイド部材の断面図である。図11(b)は、図11(a)の円部XIbを拡大して示す断面図である。 図12は、上記配線ガイド装置を机に取り付ける操作の図8以降の工程を示し、図12(a)は、配線ガイド装置の組立を完了した状態の斜視図である。図12(b)は、図12(a)の状態の正面断面図である。図12(c)は、上記配線ガイド装置を机の配線挿通穴に装着した状態の斜視図である。図12(d)は、図12(c)の状態の正面断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1(a)及び図12(d)に示すように、机2(設置対象)の上板2aに配線挿通穴2bが形成されている。配線挿通穴2bは、上板2aを上下に貫通している。この配線挿通穴2bに配線ガイド装置1が装着されている。配線ガイド装置1ひいては配線挿通穴2bに、たとえばLANケーブル3(配線)が通されている。LANケーブル3の先端にはコネクタ3c(接続ピース)が設けられている。図1(b)に示すように、コネクタ3cがパソコン4(接続対象)に接続されている。
図2に示すように、配線ガイド装置1は、ガイド本体1xと、鍔1fとを含む。ガイド本体1xは、軸線方向Zを上下に向けた円筒状になっている。このガイド本体1xが配線挿通穴2b内に挿入されている。ガイド本体1xの内部が配線挿通空間1aとなっている。配線挿通空間1aは、配線ガイド装置1の軸線方向Zの両端(上端及び下端)に開口されている。図12(c)に示すように、この配線挿通空間1aにLANケーブル3が挿通される。配線挿通空間1aは、LANケーブル3より大径かつコネクタ3cより小径である。したがって、配線ガイド装置1を組んだ状態では、コネクタ3cを配線挿通空間1aに挿通できない。
図2に示すように、ガイド本体1xの上端部(軸線方向Zの一端部)に鍔1fが設けられている。鍔1fは、ガイド本体1xから径方向外側へ突出されるとともに配線ガイド装置1の全周にわたる環状になっている。図5に示すように、この鍔1fが、机2の上板2aにおける配線挿通穴2bの周縁部に引っ掛けられている。
図8(a)に示すように、配線ガイド装置1は、周方向に2つのガイド部材10,20に分割されている。すなわち、配線ガイド装置1は、第1ガイド部材10と、第2ガイド部材20とを備えている。第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20は、対向方向X(軸線方向Zと直交する方向)に対向される。
図3に示すように、第1ガイド部材10は、第1本体部11と、第1鍔部12とを有している。第1本体部11は、半割筒状になっている。第1本体部11の上端部(第2相対位置領域側の端部)に第1鍔部12が一体に設けられている。第1鍔部12は、第1本体部11から径方向外側へ突出されるとともに第1鍔部12の周方向に沿う半環状になっている。
図4に示すように、第2ガイド部材20は、第2本体部21と、第2鍔部22とを有している。第2本体部21は、半割筒状になっている。第2本体部21の上端部に第2鍔部22が一体に設けられている。第2鍔部22は、第2本体部21から径方向外側へ突出されるとともに第2本体部21の周方向に沿う半環状になっている。
図2に示すように、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20は、対向方向X(軸線方向Zと直交する方向)に対向される。第1本体部11と第2本体部21とが、互いに組み合わさることによって上記円筒状のガイド本体1xになり、その内部(第1、第2ガイド部材10,20どうしの間)に上記配線挿通空間1aが画成される。また、第1鍔部12と第2鍔部22とが、互いに組み合わさることによって上記円環状の鍔1fになる。
図5(b)に示すように、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20の幅方向W(軸線方向Z及び対向方向Xと直交する方向)における配線挿通空間1aを挟んで両側には、それぞれ係合手段1cが設けられている。これら係合手段1c,1cを介して第1ガイド部材10と第2ガイド部材20とが互いに軸線方向Zへ相対移動可能かつ対向方向Xへ分離可能に係合されている。
図2に示すように、係合手段1cは、第1係止部13と、第2係止部23と、案内部24とを含む。第1係止部13は、第1ガイド部材10(一方のガイド部材)に設けられており、案内部24に対する被案内部を兼ねている。第2係止部23及び案内部24は、第2ガイド部材20(他方のガイド部材)に設けられている。案内部24によって、第1係止部13(被案内部)ひいては第1ガイド部材10が、第2ガイド部材20に対して軸線方向Zの第1相対位置領域から第2相対位置領域へ相対的に案内可能になっている。
図8(d)に示すように、第1相対位置領域とは、第1係止部13と第2ガイド部材20の下側部分とが対応するような、ガイド部材10,20どうしの相対位置領域を言う。この第1相対位置領域では、係止部13.23どうしが軸線方向Zに離れ、かつ第1係止部13(被案内部)と案内部24どうしが軸線方向Zの任意の相対位置において対向方向Xに係合解除可能に係合される。
図8(e)及び図12(b)に示すように、第2相対位置領域とは、第1係止部13と2ガイド部材20の上側部分とが対応するような、ガイド部材10,20どうしの相対位置領域を言う。第2相対位置領域では、係止部13,23どうしが、対向方向Xに相対移動不能に係止され、好ましくは軸線方向Zに相対移動可能かつ対向方向X及び幅方向Wに相対移動不能に係止される。
詳述すると、図3に示すように、第1ガイド部材10の第1鍔部12の周方向の両端部には、第1係止部13,13が一体に設けられている。各第1係止部13は、第1鍔部12の端部から対向方向Xへ突出され、ひいては第1本体部11の周方向の端面11eよりも対向方向Xに突出されている。第1係止部13の上面は、第1鍔部12の上面よりも凹んでおり、そこに第1陥入凹部13gが形成されている。第1係止部13の下面は、第1鍔部12の下面と面一になっている。
図3(a)に示すように、第1係止部13の幅方向Wの内側の縁は、係止縁13aを構成している。図6(b)に示すように、係止縁13aは、第1本体部11の外周面11aと端面11eとの角と対応する径方向位置から第1係止部13の先端縁13eへ延びるとともに、先端縁13eに近づくにしたがって幅方向Wの内側へ傾く斜面になっている。係止縁13aと先端縁13eとは、丸味を帯びた角部13cを介して滑らかに連続している。
図4に示すように、第2ガイド部材20の第2本体部21の周方向の両端部には、それぞれ外周面21から凹む凹溝が形成されており、この凹溝が案内部24を構成している。案内部24は、第2本体部21の端面21eに達するとともに該端面21eに沿って軸線方向Zへ延びている。第2本体部21の外周面21aと案内部24との間は、段差24dになっている。案内部24における軸線方向Zの中間部24cから下側の部分は、受入凹部25を構成し、中間部24cから上側の部分は、係止凹部26を構成している。なお、中間部24cは、第2ガイド部材20の軸線方向Zのちょうど中央よりも上側に偏って位置している。したがって、受入凹部25が、係止凹部26よりも軸線方向Zに長い。
図4及び図6に示すように、受入凹部25は、幅方向Wの外側を向く案内斜面25aと、段差24dにおける中間部24cより下側の段差部25dとによって画成され、軸線方向Z(図6(a)及び(b)において紙面と直交する方向)に延びている。受入凹部25の上端部は中間部24cに位置し、受入凹部25の下端部は第2本体部21の下端に達している。
図4(a)に示すように、案内斜面25aは、中間部24cから軸線方向Zに第2本体部21の下端まで及ぶとともに、段差部25dから端面21eまで及び、端面21eと交差している。しかも、図6(b)に示すように、案内斜面25aは、幅方向Wに対して第1ガイド部材10側へ若干傾けられている。つまり、案内斜面25aは、端面21eに向かうにしたがって幅方向Wの内側へ傾く斜面になっている。したがって、第2ガイド部材20の受入凹部25における厚さは、端面21eに向かって先細になっている。段差部25dは、丸味を帯びて案内斜面25aに滑らかに連なっている。
図4及び図7に示すように、第2ガイド部材20における受入凹部25の上側(第2相対位置領域側)に第2係止部23が配置されている。第2係止部23は、係止凹部26の内部において隆起するように設けられている。図7(b)に示すように、第2係止部23は、幅方向Wの外側を向く係止面23aを有している。この係止面23aと、段差24dにおける中間部24cより上側の段差部26dとによって、係止凹部26の内面が画成されている。
図4及び図7に示すように、係止面23aは、中間部24cから軸線方向Zに第2鍔部22まで及ぶとともに、段差部26dから端面21eまで及び、端面21eと交差している。しかも、係止面23aは、幅方向Wに対して第1ガイド部材10とは反対側(すなわち第2本体部21側)へ若干傾けられている。つまり、係止面23aは、端面21eに向かうにしたがって幅方向Wの外側へ傾く斜面になっている。したがって、第2係止部23における第2ガイド部材20の厚さは、端面21eに向かって漸増されている。図4(b)に示すように、係止面23aの下端面と案内斜面25aの上端面との間には、三角形状の段差24fが形成されている。
図4(b)及び図7(b)に示すように、第2ガイド部材20の外周面21aと係止面23aとの間の段差部26dは、丸味を帯びて係止面23aに滑らかに連なっている。また、段差部26dは、下側の段差部25dと軸線方向Zに連続している。
図4(b)に示すように、第2鍔部22の周方向の両端部には、ストッパ部22Sが形成されている。ストッパ部22Sの下面は、第2鍔部22の下面よりも上方へ凹み、そこに第2陥入凹部22gが形成されている。係止面23aの上端部が、第2陥入凹部22g内へ延び、ストッパ部22Sの下面と交差している。
図5(a)に示すように、配線ガイド装置1の組状態では、第1係止部13が第2陥入凹部22gに嵌り、かつストッパ部22Sが第1陥入凹部13gに嵌っている。これにより、第1鍔部12と第2鍔部22とが、幅方向Wの両側の第1係止部13及びストッパ部22Sを介して連なることで、環状の鍔1fが構成されている。第1係止部13及びストッパ部22Sは、鍔1fの内部に収まっている。
また、第2係止部23及び案内部24は、ガイド本体1xの内部(外周面と内周面との間)に収まっている。
配線ガイド装置1は、次のようにして組み立てられ、かつ机2に設置される。
図8(a)及び(b)に示すように、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20の間にLANケーブル3を挟むようにして、これら第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしを対向させる。また、第1ガイド部材10を第2ガイド部材20に対して軸線方向Zの下方にずらし、第1係止部13を第2ガイド部材20の中間部24cと下端部との間の高さに位置させる。その状態で、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしを対向方向Xに接近させる。すると、図8(c)及び(d)に示すように、第1ガイド部材10の幅方向Wの両側の第1係止部13,13が、それぞれ対応する受入凹部25に受け入れられる。受入凹部25の軸線方向Zの任意の位置に第1係止部13が入り込むようにすればよいから、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしを軸線方向Zに厳密に位置合わせしたうえで互いに対向方向Xに接近させる必要がなく、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしの位置合わせを簡単化できる。
ここで、図9の実線に示すように、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしを対向方向Xに接近させる際、第1ガイド部材10が第2ガイド部材20に対して幅方向Wにずれていたときは、第1ガイド部材10の幅方向Wの両側の第1係止部13,13のうち、何れか片方の第1係止部13の角部13cが、対応する案内斜面25aに当たる。図9の二点鎖線に示すように、そこから第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20を対向方向Xに更に接近させていくと、上記第1係止部13が案内斜面25aに案内されることによって第1ガイド部材10が幅方向Wに変位される。これによって、第1ガイド部材10の幅方向Wへのずれが矯正される。したがって、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしをはじめから幅方向Wに厳密に位置合わせする必要がなく、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしの位置合わせを一層簡単化できる。
やがて、図10(a)及び(b)に示すように、第1係止部13の角部13cが段差部25dに当たる。若しくは、端面11e,21eどうしが突き当たる。さらには、係止縁13aが案内斜面25aに宛がわれる。これによって、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20が、第1相対位置領域における係合状態になり、軸線方向Zの任意の相対位置において対向方向Xへ係合解除可能に係合される。このとき、第1係止部13は、受入凹部25に対して軸線方向Zへ摺動可能かつ対向方向Xへ着脱可能である。また、一対の第1係止部13,13が第2ガイド部材20を幅方向Wの両側から挟むことによって、第1、第2ガイド部材10,20どうしが幅方向Wに相対移動不能になる。
続いて、第1ガイド部材10を第2ガイド部材20に対して軸線方向Zの上方へ相対移動させる。このとき、第1係止部13の角部13cと案内部23の段差部25dとが摺擦しながら、若しくは端面11e,端面21eどうしが摺擦しながら、第1係止部13が案内部24に沿って軸線方向Zへ案内される。そして、図8(e)に示すように、第1係止部13が受入凹部25から係止凹部26に導入されることによって、ガイド部材10,20どうしが第2相対位置領域における係合状態に移行する。このとき、段差部25dと段差部26dどうしが軸線方向Zに面一に連続しているため、第1係止部13を受入凹部25から係止凹部26に確実にスムーズに移行させることができる。また、第1係止部13が、三角段差24fに引っ掛かるのを回避できる。
図11(a)及び(b)に示すように、第1係止部13が係止凹部26に入ると、係止縁13aと係止面23aとの当たりによって、第1係止部13と第2係止部23とが対向方向Xに離間不能(相対移動不能)に係止でき、ひいては、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしを対向方向Xに抜け止めできる。また、第1、第2ガイド部材10,20どうしが幅方向Wに相対移動不能かつ軸線方向Zに相対移動可能である点は、第1相対位置領域のときと同様である。
さらに、第1ガイド部材10を第2ガイド部材20に対して軸線方向Zの上方へ相対移動させる。すると、図12(a)及び(b)に示すように、第1係止部13がストッパ部22Sに突き当たる。これによって、第1ガイド部材10の第2ガイド部材20に対する上方へのスライド位置が規制されるとともに、第1ガイド部材10及び第2ガイド部材20どうしが軸線方向Zに揃う。このようにして、配線ガイド装置1を簡単に組み立てることができ、かつ配線挿通空間1aにLANケーブル3を通した状態にすることができる。コネクタ3cが配線挿通空間1aより大きくても、配線挿通空間1aにLANケーブル3を通した状態にすることができる。
続いて、図12(c)及び(d)に示すように、配線ガイド装置1のガイド本体1xを机2の上方から配線挿通穴2bに挿入する。そして、鍔1fを机2の上面に引っ掛ける。これによって、配線ガイド装置1を机2に支持できる。第1鍔部12及び第2鍔部22の下面が第1係止部13の下面を介して段差なく連なることで、これらの下面を机2の上面にぴったり当接させることができ、配線ガイド装置1を安定させることができる。この配線ガイド装置1によってLANケーブル3をガイドできる。図1(b)に示すように、LANケーブル3を配線挿通穴2bから引き出す際などには、配線ガイド装置1によってLANケーブル3が痛まないように保護できる。
配線ガイド装置1によれば、第1係止部13が鍔1f内に収まり、第2係止部23が係止凹部26内に収まっているから、これら係止部13,23が、配線ガイド装置1を配線挿通穴2bに装着する際の邪魔になることはなく、LANケーブル3に引っ掛かることもない。
第1係止部13は、配線挿通穴2b内に配置されることがないから、寸法を大きくして強度を確保できる。
また、第1係止部13が案内部23に対する被案内部を兼ねているから、第1係止部13とは別の被案内部を第1ガイド部材10に設ける必要が無い。したがって、第1ガイド部材10の構造を簡素化できる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨に反しない限りにおいて種々の改変をなすことができる。
例えば、配線ガイド装置1の形状は任意に改変でき、円筒形状に限られず、例えば角筒形状などであってもよい。
第1係止部13が軸線方向Zに突出する凸部であり、第2係止部23が軸線方向Zに凹んだ凹部又は孔部であってもよい。第1係止部13が凹部であり、第2係止部23が凸部であってもよい。
第2係止部23が、案内部24の内部にではなく、案内部24から離れて設けられていてもよい。
案内部24が、第2ガイド部材20の外周部に代えて内周部に設けられていてもよく、第1係止部13(被案内部)が第2ガイド部材10の内周側に受け入れられるようになっていてもよい。この場合の案内斜面25aは、端面21eに向かうにしたがって幅方向Wの外側へ傾いていることが好ましい。
受入凹部25が第2本体部21の上側部に設けられ、第2係止部23及び係止凹部26が第2本体部21の下側部に設けられていてもよい。第1ガイド部材10を第2ガイド部材20に対して下方へスライドさせることで、ガイド部材10,20どうしが第1相対位置領域から第2相対位置領域へ移行するようになっていてもよい。
第1係止部13が被案内部を兼ねておらず、第1ガイド部材10に、第1係止部13とは別の被案内部が設けられていてもよい。
第1ガイド部材10に案内部が軸線方向Zへ延びるように形成され、第2ガイド部材20に被案内部が設けられていてもよい。
案内部が軸線方向Zへ延びる凸条部であり、被案内部が、上記凸条部に対して対向方向Xに着脱可能に嵌る凹部であってもよい。
一対の係合手段1c,1cは、必ずしも対称である必要はない。例えば、片側の係合手段1cについては上記実施形態と同様に構成されているのに対して、反対側の係合手段1cについては、第2ガイド部材20に、係止部13と同様の凸部が形成され、この凸部が被案内部を兼ねた第2係止部となっており、かつ第1ガイド部材10に、案内部24と同様の凹溝状の案内部が形成され、この案内部の内部に係止部23と同様の隆起状の第1係止部が形成されていてもよい。
配線ガイド装置1の設置対象は、机2に限られず、台、棚、壁等であってもよい。
配線ガイド装置1の設置面は、上向きの水平面に限られず、鉛直面であってもよく、斜面であってもよい。
配線は、LANケーブル3に限られず、電源コード、電話線などであってもよい。
配線の接続対象は、パソコン4に限られず、電話機、プリンター、その他の各種機器であってもよい。
本発明は、例えば事務用机の配線挿通穴に設けられる配線ガイドに適用可能である。
W 幅方向
X 対向方向
Z 軸線方向
1 配線ガイド装置
1a 配線挿通空間
1c 係合手段
2 机(設置対象)
2b 配線挿通穴
10 第1ガイド部材(一方のガイド部材)
11 第1本体部
12 第1鍔部
13 第1係止部(被案内部)
20 第2ガイド部材(他方のガイド部材)
21e 端面(第1ガイド部材と対向する端面)
23 第2係止部
23a 係止面
24 案内部
25 受入凹部
25a 案内斜面
26 係止凹部

Claims (5)

  1. 設置対象に形成された配線挿通穴に装着される第1ガイド部材及び第2ガイド部材を備え、前記第1ガイド部材及び第2ガイド部材が、互いの間に軸線方向に貫通する配線挿通空間を画成するようにして前記軸線方向と直交する対向方向に対向され、かつ前記第1、第2ガイド部材の前記軸線方向及び前記対向方向と直交する幅方向における前記配線挿通空間を挟んで両側には、これら第1ガイド部材及び第2ガイド部材どうしを互いに係合する係合手段が設けられた配線ガイド装置において、
    前記係合手段が、
    前記第1ガイド部材に形成された第1係止部と、
    前記第2ガイド部材に形成された第2係止部と、
    前記第1、第2ガイド部材の一方に形成された被案内部と、
    前記第1、第2ガイド部材の他方に形成され、前記被案内部ひいては前記一方のガイド部材を前記軸線方向の第1相対位置領域から第2相対位置領域へ相対的に案内する案内部と、を含み、
    前記第1相対位置領域では、前記第1、第2係止部どうしが前記軸線方向に離れ、かつ前記被案内部と前記案内部どうしが前記軸線方向の任意の相対位置において前記対向方向へ着脱可能に係合し、
    前記第2相対位置領域では、前記第1、第2係止部どうしが前記対向方向に相対移動不能に係止されることを特徴とする配線ガイド装置。
  2. 前記案内部が、前記第2ガイド部材に前記軸線方向へ延びるように形成された受入凹部を含み、前記第2係止部が前記受入凹部と前記軸線方向に並ぶように設けられており、
    前記第1係止部が、前記被案内部を兼ね、かつ前記受入凹部に対して前記軸線方向に摺動可能かつ前記対向方向に係合解除可能に受け入れられることを特徴とする請求項1に記載の配線ガイド装置。
  3. 前記受入凹部が、前記第2ガイド部材における前記第1ガイド部材と対向する端面と交差するとともに前記幅方向に対して前記第1ガイド部材の側へ傾く案内斜面を有していることを特徴とする請求項2に記載の配線ガイド装置。
  4. 前記案内部が、前記軸線方向において前記受入凹部に連なる係止凹部を含み、
    前記第2係止部が、前記係止凹部の内面を画成する係止面を有して前記係止凹部に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の配線ガイド装置。
  5. 前記第1相対位置領域では、前記第2係止部が、前記第1係止部に対して前記軸線方向における一方側に離れ、
    前記第1ガイド部材の前記軸線方向における前記一方側の端部には径方向外側へ突出する第1鍔部が形成され、前記第1係止部が、前記第1鍔部の周方向の端部から前記対向方向に突出されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の配線ガイド装置。
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